JP6482879B2 - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム内における移動局(無線通信装置)が適切な基地局の無線CHを捕捉することにより、無線通信装置を良好な受信環境にて運用させることを可能とし、通信品質の向上を図ることができる無線通信装置及び無線通信システムに関する。
一般に、デジタル無線システムのような無線通信システムには、音声や文字などのデータを伝送する各チャネルのそれぞれに1つのキャリアを割り当てる一波単信方式(SCPC:Single Channel Per Carrier)が用いられている。SCPC方式のデジタル無線システムは、例えば狭帯域デジタル通信方式標準規格ARIB STD−T61に示されている。
以下に、従来のSCPC方式のデジタル無線システムを用いた無線通信システムにおいて、移動局が基地局の無線CHを切り替える切替方法について、図8を参照しながら説明する。図8は、従来の無線通信システムの概略構成例を示す図である。
図8のシステムでは、指令台(統制卓、通信卓ともいう。)10と、回線制御装置20と、複数の基地局(1)30−1,基地局(2)30−2と、移動局である車載機(車載無線機)140とから構成されている。指令台10と回線制御装置20は、有線の伝送路5により接続され、回線制御装置20と基地局30は、有線あるいはマイクロ回線等の伝送路4により接続されている。基地局30と移動局140は無線により接続される。
各基地局(1)30−1,基地局(2)30−2は、それぞれ、通信エリア1,2を有している。また、基地局(1)30−1は、無線CH(チャネル)1の送信周波数(基地局から移動局への下り信号周波数)FH1を用いて移動局140に対して送信を行い、受信周波数(移動局から基地局への上り信号周波数)FL1を用いて移動局140から受信を行うよう構成され、基地局(1)30−2は、無線CH(チャネル)2の送信周波数FH2を用いて移動局140に対して送信を行い、受信周波数FL2を用いて移動局140から受信を行うよう構成されている。
従来の無線通信システムにおいて、基地局(1)30−1,基地局(2)30−2は、移動局140に対して、それぞれ異なる送信周波数FH1,FH2で常時送信を行っている。また、移動局140では、基地局(1)30−1または基地局(2)30−2から送信された送信周波数FH1またはFH2の電波を両方とも受信できるようになっており、移動局140が基地局30との間で実際に通信を行う場合には、いずれか一方の基地局30の無線CHへの切り替えが行われる。
例えば、タクシーや携帯型の移動可能な無線機等の移動局140は、基地局30からの送信波を受信していない状況では、送信周波数FH1またはFH2を一定間隔で切り替えながら交互にCHサーチを行い、いずれかの基地局30からの送信波を受信することで、CHサーチを停止し使用する無線CHを確定する。移動局140は、CHサーチ中は直前に使用していた無線CHにて送信を行う。
移動局140は、基地局30からの送信波を受信後、所定の受信電界レベルを閾値として、閾値以上の間は無線CHを固定し、閾値以下となった場合には、無線CHを開放しCHサーチを再度開始する。
つまり、従来の無線通信システムにおいて、移動局140は、基地局30からの送信波をCHサーチし、受信電界レベルを比較することで無線CH切替を実施しており、基地局30は常時送信状態を維持すること(常送方式)が必須であった。
特許文献1には、移動局と、移動局と無線接続される複数の基地局と、複数の基地局のうち1つの基地局を介して移動局との間で通話を行う指令台とを備える無線通信システムにおいて、移動局が基地局のエリアを跨いで移動する際に、適切な基地局を自動的に選択することができる無線通信システムが開示されている。
また、特許文献1には、移動局と、移動局と同一の送受信周波数により無線接続され移動局からの信号の受信電界強度を測定する複数の基地局と、各基地局と接続され移動局と交信する基地局を選択する回線制御装置と、回線制御装置と接続され基地局を介して移動局と交信する指令台とを備え、回線制御装置は、複数の基地局から受信電界強度値を取得し、直近に選択していた第1の基地局以外で最も受信電界強度値が大きい第2の基地局が測定した受信電界強度値が、第1の基地局が測定した受信電界強度値よりも所定の差分値以上に大きい状態が、第1の時間継続したときは第2の基地局を選択し、第2の基地局が測定した受信電界強度値が所定の差分値以上に大きい状態が、第1の時間継続しなかったときは第1の基地局を選択することが記載されている。
特開2013−030986号公報
しかしながら、上記した従来技術では、移動局は常に基地局からの送信波を受信することで最適な無線CHの基地局を判断していたため、基地局からの送信が常送方式であることが前提であった。しかし、例えば消防救急用無線通信システムのように、常送方式が前提でない非常送方式の無線通信システムにおいては、従来技術の方法は実現できず、移動局はシステム内において適宜無線CHを手動で切り替える必要があった。
また、特許文献1のような非常送方式の無線通信システムであっても、複数の基地局を設置し、複数の無線CHを有するシステムにおいては、移動局側にて最適な無線CHを任意に選択することは難しく、運用者側での操作を伴わない無線CH切替方法が求められている。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたものであり、無線通信システム内における移動局(無線通信装置)が適切な基地局の無線CHを捕捉することにより、無線通信装置を良好な受信環境にて運用させることを可能とし、通信品質の向上を図ることができる無線通信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る無線通信装置は、第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界レベルを測定する無線通信装置において、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルと前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルの受信電界レベル差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする。
また、上記した無線通信装置において、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルが前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルよりも高い場合に、前記受信電界レベル差が第1の所定値以上であれば前記第1のチャネルを優先してチャネルサーチを実行し、前記受信電界レベル差が第1の所定値より小さく第2の所定値以上であれば、前記第1のチャネルをサーチする期間を前記第2のチャネルをサーチする期間よりも長めにしてチャネルサーチし、前記受信電界レベル差が第2の所定値より小さければ、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを平等にチャネルサーチすることが好ましい。
また、上記目的を達成するための本発明に係る無線通信装置は、第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界強度または受信信号強度を測定する無線通信装置において、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界強度または受信信号強度と前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界強度または受信信号強度の受信電界強度差または受信信号強度差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係る無線通信システムは、移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令台と、前記指令台から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムにおいて、前記基地局は、所定の通信エリアを有する第1の基地局と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局とを含んで構成され、前記移動局は、前記第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界レベルを測定する無線通信部を備え、前記無線通信部は、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルと前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルの受信電界レベル差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする。
また、上記した無線通信システムにおいて、前記移動局の前記無線通信部は、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルが前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルよりも高い場合に、前記受信電界レベル差が第1の所定値以上であれば前記第1のチャネルを優先してチャネルサーチを実行し、前記受信電界レベル差が第1の所定値より小さく第2の所定値以上であれば、前記第1のチャネルをサーチする期間を前記第2のチャネルをサーチする期間よりも長めにしてチャネルサーチし、前記受信電界レベル差が第2の所定値より小さければ、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを平等にチャネルサーチすることが好ましい。
また、上記目的を達成するための本発明に係る無線通信システムは、移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令台と、前記指令台から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムにおいて、前記基地局は、所定の通信エリアを有する第1の基地局と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局とを含んで構成され、前記移動局は、前記第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界強度または受信信号強度を測定する無線通信部を備え、前記無線通信部は、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界強度または受信信号強度と前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界強度または受信信号強度の受信電界強度差または受信信号強度差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信システム内における移動局(無線通信装置)が適切な基地局の無線CHを捕捉することにより、無線通信装置を良好な受信環境にて運用させることを可能とし、通信品質の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る指令台と回線制御装置と基地局の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動局の概略構成を示すブロック図である。 移動局40の基地局情報登録テーブル1020の例を示す図である。 移動局40の受信電界レベル計測値テーブル1010の例を示す図である。 移動局におけるCHサーチ条件を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る移動局での基地局切替制御方法を示すフローチャートである。 従来の無線通信システムの概略構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムについて説明する。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムでは、移動局は、予めシステム内の各通信エリアの各地点での受信電界レベルを基地局の無線CH毎に自装置内に記憶させておく。なお、受信電界レベルの更新は基地局から送信波を受信するたびに実施する。また、移動局は、各通信エリアにおいて自装置内の受信電界レベル情報を元に、基地局からの送信波をサーチする時間管理を行い、受信電界レベルが高い無線CHほど長くCHサーチを実施することで、最適な無線CHを自動的に選択する仕組みを実現する。また、送信CHは、各エリアの自装置内の受信電界レベルが高いCHを送信CHとして選択することで最適な無線CHでの運用が期待できる。
つまり、基地局からの送信が非常送方式の無線通信システムにおいても、移動局が予め自装置内で管理する基地局の無線CHの受信電界レベル情報を利用することで、移動局の自動CH切替を実現するものである。
[無線通信システムの構成]
次に、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成例を示す図である。なお、図1において、図8に示した従来例と同じ構成には同符号を付しており、既に説明したものについては適宜説明を省略する。
図1の例では、基地局30は、基地局(1)30−1と基地局(2)30−2の2つであるが、複数あればよく、3つ以上であってもよい。また、移動局40は1つであるが、2つ以上あってもよい。なお、基地局を代表する場合は基地局30と称する。
基地局(1)30−1は、送信周波数(基地局から移動局への下り信号周波数)FH1の送信用無線機と、受信周波数(移動局から基地局への上り信号周波数)FL1の受信用無線機とから構成される送受信用無線機1台を有する。また、基地局(2)30−2は、送信周波数FH2の送信用無線機と、受信周波数FL2の受信用無線機とから構成される送受信用無線機1台を有する。
ここで、FH1とFH2は異なる周波数であり、FL1とFL2は異なる周波数であり、FH1とFL1、あるいはFH2とFL2で、それぞれ、上りと下りの信号を1ペアとするペア波を構成する。
本実施形態の無線通信システムにおいては、音声データを伝送するチャネル1つに対して1つのキャリアを割り当てるSCPC方式(Single Channel Per Carrier)が用いられている。SCPC方式のデジタル無線システムは、デジタル通信方式標準規格ARIBSTD−T61で規定されている。
また、本実施形態の無線通信システムにおいては、指令台10から移動局40への通話要求があった場合に、あるいは、移動局40から指令台10への通話要求があった場合に、基地局30と移動局40との間で受信の同期をとるための同期信号とともに音声データを無線通信する非常送方式が用いられている。非常送方式においては必要時だけ電波を送信するため、電波送信時以外の停波時は、移動局40の位置を基地局30や指令台10が把握することはできない。
なお、図1の無線通信システムは、例えば消防救急用無線通信システムであり、移動局40は消防車又は消防車に搭載された無線機であり、通信ゾーンの大きさは半径数km〜数十km程度である。
図2は、本発明の一実施形態における指令台10、回線制御装置20、および基地局30の概略構成を示すブロック図である。なお、図2において、基地局30の構成については、基地局(1)30−1のみ構成を示しているが、基地局(2)30−2の構成も同様である。また、回線制御装置20を指令台10に組み込むように構成することもできる。
指令台10は、CPU等で構成された制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、音声を出力するスピーカ15、オペレータの音声が入力されるマイク16で構成され、マイク16とスピーカ15を用いて基地局30を介して移動局40との間で、移動局40への指令等に関する通話を行う、つまり通話信号を交信する。
図2では指令台10は1つであるが、移動局40との間で同時に複数の通話を行う必要がある場合は、指令台10を複数有するように構成することができる。
回線制御装置20は、CPU等で構成された制御部21および記憶部22で構成され、指令台10と通話する移動局40が接続される基地局30を自動的に選択し、また、指令台10からの、あるいは移動局40からの発呼(call)制御等の制御を行うものである。
移動局40との間で同時に複数の通話を行う構成の場合は、回線制御装置20は、複数の指令台10のうち、どの指令台10を用いるかについても自動的に選択する。
記憶部22は、その時点で回線制御装置20が選択している基地局である現基地局がどの基地局であるかを記憶するもので、例えば基地局30の番号(つまり基地局30識別子)を記憶する。
次に、基地局(1)30−1の構成について説明する。基地局(1)30−1は、送信用無線機33、受信用無線機34、CPU等で構成された制御部31、および記憶部32で構成されており、制御部31は、基地局(1)30−1の各構成部を制御する。
送信用無線機33は、指令台10からの通話信号を送信周波数FH1(基地局(2)30−2では、送信周波数FH2)で移動局40に送信する。また、受信用無線機34は、移動局40から受信周波数FL1(基地局(2)30−2では、受信周波数FL2)で送られてくる通話信号を受信する。
制御部31は、回線制御装置20を介して受信した指令台10からの通話信号を送信用無線機33へ送信し、また、受信用無線機34で受信した移動局40からの通話信号を回線制御装置20を介して指令台10へ送信する。
次に、移動局40の構成について図3を用いて説明する。図3は、移動局40の概略構成を示すブロック図である。なお、図3で示す移動局40は、上り方向無線キャリア(FL1),下り方向無線キャリア(FH1)のペア波(無線CH1)および上り方向無線キャリア(FL2),下り方向無線キャリア(FH2)のペア波(無線CH2)が用いられ、プレストークによる単信方式の無線通信装置を示しているが、同時送受波ができる複信方式の無線通信装置で構成することもできる。
図3において、43は基地局30との送受信を行うためのアンテナ、44は送受信を切替えるための切換スイッチ、45は受信部、46は受信信号処理部、47はスピーカ、41は制御部、48は表示部、49は操作部、50はマイク、51は送信信号処理部、52は送信部である。
移動局40において、マイク50から入力される音声信号は、送信信号処理部51で送信のための所定の信号処理を施した後、送信部52に入力される。送信部52に入力された信号は、送信のための所定の変調がなされ、無線CH1または2の送信周波数FL1またはFL2に変換され、切換スイッチ44を介してアンテナ43から出力され、基地局30の受信用無線機34へ送信される。
一方、基地局30の送信用無線機33からの無線CH1または無線CH2の無線キャリア(FH1またはFH2)は、アンテナ43で受信され、切換スイッチ44を介して受信部45に入力される。受信部45に入力された信号は、高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、受信信号処理部46に供給される。受信信号処理部46では、所定の信号処理がなされた後、スピーカ47から音声信号を出力する。
表示部48は、例えば上述した基地局30から送信された信号に含まれ、指令台10から送信された文字情報や画像情報等を表示する。
操作部49は、例えば乗務員が配車要求に対する応答操作や、無線通信を行う基地局30を切り替える際の閾値やCHサーチ等の条件を設定操作する端末である。
詳細には、操作部49は、基地局30との無線通信における受信電界レベルの閾値を設定し、また、基地局30の切り替えを行う際、所望の基地局30との間で同期を取るためにCHサーチを行うが、そのCHサーチ条件(図6参照)の設定操作を行う。
これにより移動局40は、基地局30との無線通信における受信電界レベルが閾値よりも低下した場合に、設定されたCHサーチ条件に基づいてCHサーチを行い、無線通信を行う基地局30の切り替えを行う。
また、操作部49は、乗務員が基地局30を強制的に切り替えるために、乗務員によって押し下げられるサーチボタン49aを有している。詳細には、このサーチボタン49aは、例えば受信電界レベルが閾値よりも低下していなくても、無線通信の感度を向上させるために受信電界レベルがより高い他の基地局30と無線通信を行うために基地局30を切り替える際に、乗務員によって押し下げられる。このようにサーチボタン49aは、所望するタイミングで他の基地局30と無線通信を行うために基地局30を切り替える切替部である。つまりサーチボタン49aが押し下げられた場合、移動局40は、上記にて設定されたCHサーチ条件に基づいてCHサーチを行い、基地局30の切り替えを行う。
このように本実施形態において、移動局40は、例えば受信電界レベルが閾値よりも低下した場合や所望するタイミングでサーチボタン49aが押し下げられた場合に、設定されたCHサーチ条件に基づいてCHサーチを行い、無線通信を行う基地局30の切り替えを行う。
制御部41は、受信電界レベル計測手段41aと、記憶部41bとを備えている。制御部41は、移動局40の各構成部を制御する。
制御部41の記憶部41bは、操作部49からの操作によって設定された受信電界レベルに対する閾値を記憶する。また、記憶部41bは、図4に示す基地局情報登録テーブル1020を格納している。この基地局情報登録テーブル1020には、識別子1024と、識別子1024に対応し、識別子を基に基地局30を特定するための基地局情報が登録されている。基地局情報には、例えば基地局(1),(2),(3)・・・といった基地局名1021と、各基地局30の周波数(無線CH)1022と、基地局30が所属する通信エリア1023が含まれている。例えば基地局情報登録テーブル1020には、識別子「00001」を格納する無線周波数FH1,FL1の基地局30は、通信エリア「1」に所属し、無線CH1を用いる基地局(1)30−1であることが登録されている。
また、制御部41は、不定期に基地局30から送信される信号をアンテナ43を介して受信部45が受け取ると、受信部45から入力された基地局30からの信号に基づき受信電界レベル計測手段41aで受信電界レベルの計測を行い、計測した受信電界レベルを記憶部41bに格納された受信電界レベル計測値テーブル1010に登録する。なお、受信電界レベル計測値テーブル1010に登録する受信電界レベルは、新たに受信した値で逐次更新を行うようにする。
図5は、移動局40の受信電界レベル計測値テーブル1010の例を示す図である。受信電界レベル計測値テーブル1010には、基地局(1),(2),(3)・・・といった基地局名1011毎に、各基地局30の各地点での受信電界レベル計測値1012が登録されている。例えば受信電界レベル計測値テーブル1010には、基地局(1)30−1から送信された信号の受信電界レベルが、P11地点で「−60dBm」,P12地点で「−80dBm」,P13地点で「−85dBm」,P14地点で「−100dBm」,P15地点で「−128dBm」であることが登録されている。また、基地局(2)30−2から送信された信号の受信電界レベルが、P11地点で「−128dBm」,P12地点で「−100dBm」,P13地点で「−90dBm」,P14地点で「−80dBm」,P15地点で「−60dBm」であることが登録されている。
また、記憶部41bには、操作部49によって設定された移動局40で行うCHサーチにおけるCHサーチ条件が登録されている。図6は、移動局40におけるCHサーチ条件を説明するための図である。例えば、図1において、移動局40が任意のP地点に移動して基地局30と無線通信を行い、受信電界レベルが閾値よりも低下した場合に、移動局40の制御部41は、例えば、基地局情報登録テーブル1020の通信エリア1023を参照し、任意のP地点をほぼ通信エリア内とする2つの基地局(1)および基地局(2)の受信電界レベルを受信電界レベル計測値テーブル1010から読み出して受信電界レベル差Sを求める。そして、
[条件1]受信電界レベル差Sが30以上であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを10秒間実施する。
・送信CHは受信電界レベルの高い方の無線CHを使用する。
[条件2]受信電界レベル差Sが30未満で10以上であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを7秒間実施し、低い方の無線CHでCHサーチを3秒間実施する。
・送信CHは受信電界レベルの高い方の無線CHを使用する。
[条件3]受信電界レベル差Sが10未満であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを5秒間実施し、低い方の無線CHでCHサーチを5秒間実施する。
・送信CHは直前に使用していた無線CHを使用する。
[移動局での基地局切替制御方法]
次に、本発明の一実施形態に係る無線通信システムにおける移動局での基地局切替制御方法について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の一実施形態に係る移動局での基地局切替制御方法を示すフローチャートである。
この切替制御方法は、移動局40が操作卓10とデータ通信を行うために、移動局40が基地局30と無線通信を行う際、例えば基地局30の受信電界レベルが閾値よりも低下した場合や移動局40のサーチボタン49aが押し下げられた場合に用いられる。またこの切替制御方法は、例えば移動局40が、例えば基地局30と、回線制御装置20を介してデータ通信を行う際に用いられる。
なお、図1において、移動局40は、基地局30と無線通信を行っており、受信電界レベルの閾値が操作部49によって所定の値(例えば、−80dBm)に設定されているものとする。
ここで移動局40が基地局30から離れた地点に移動すると、基地局30の受信電界レベルが閾値よりも低下していると制御部41によって判別される。またはサーチボタン49aが所望するタイミングにて押し下げられる(ステップS101)。
これにより制御部41は、現在移動局40のいる地点における近隣2箇所の基地局30の受信電界レベル計測値を記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010から読み出す(ステップS102)。
制御部41は、近隣2箇所の基地局30の受信電界レベル計測値を基に受信電界レベル差Sを算出する(ステップS103)。
制御部41は、算出した受信電界レベル差Sに応じて、下記制御を行った後、処理を終了する。
[1]受信電界レベル差Sが30以上であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを10秒間実施する。
・送信CHは受信電界レベルの高い方の無線CHを使用する。
[2]受信電界レベル差Sが30未満で10以上であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを7秒間実施し、低い方の無線CHでCHサーチを3秒間実施する。
・送信CHは受信電界レベルの高い方の無線CHを使用する。
[3]受信電界レベル差Sが10未満であった場合には、
・受信電界レベルの高い方の無線CHでCHサーチを5秒間実施し、低い方の無線CHでCHサーチを5秒間実施する。
・送信CHは直前に使用していた無線CHを使用する。
例えば、図1に示すように、
移動局40がP11地点に移動した場合、移動局40は、記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010を参照し、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2のP11地点におけるFH1およびFH2の受信電界レベル差Sが68dBmであり、図6のCHサーチ条件[1]の30dBm以上に当てはまるため、送信CH:FL1固定、受信CH:FH1で10秒間CHサーチを行い、基地局(1)30−1の在圏動作とする。
移動局40がP12地点に移動した場合、移動局40は、記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010を参照し、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2のP12地点におけるFH1およびFH2の受信電界レベル差Sが20dBmであり、図6のCHサーチ条件[2]の10dBm以上30dBm未満に当てはまるため、送信CH:FL1固定、受信CH:FH1で7秒間、FH2で3秒間CHサーチを行い、基地局(1)30−1を優先的にCHサーチする動作とする。
移動局40がP13地点に移動した場合、移動局40は、記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010を参照し、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2のP13地点におけるFH1およびFH2の受信電界レベル差Sが5dBmであり、図6のCHサーチ条件[3]の10dBm未満に当てはまるため、送信CH:FL1固定(P12地点の状態を維持する)、受信CH:FH1とFH2でそれぞれ5秒間CHサーチを行い、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2を同条件でCHサーチする動作とする。
移動局40がP14地点に移動した場合、移動局40は、記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010を参照し、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2のP12地点におけるFH1およびFH2の受信電界レベル差Sが20dBmであり、図6のCHサーチ条件[2]の10dBm以上30dBm未満に当てはまるため、送信CH:FL2固定、受信CH:FH1で3秒間、FH2で7秒間サーチを行い、基地局(2)30−2を優先的にCHサーチする動作とする。
移動局40がP15地点に移動した場合、移動局40は、記憶部41bの受信電界レベル計測値テーブル1010を参照し、基地局(1)30−1および基地局(2)30−2のP12地点におけるFH1およびFH2の受信電界レベル差Sが68dBmであり、図6のCHサーチ条件[1]の30dBm以上に当てはまるため、送信CH:FL2固定、受信CH:FH2で10秒間CHサーチを行い、基地局(2)30−2の在圏動作とする。
以上説明したように、移動局が通信エリア内の各地点で記憶した基地局の受信電界レベル計測値を用いて、基地局波のCHサーチに優先度をつけることで、移動局での自動CH切替を実現する。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る無線通信システムによれば、無線通信システム内における移動局(無線通信装置)が適切な基地局の無線CHを捕捉することにより、無線通信装置を良好な受信環境にて運用させることを可能とし、通信品質の向上を図ることができる。
なお、上記した実施形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
例えば、上記した実施形態では、移動局は、各通信エリアにおいて自装置内の受信電界レベル情報を元に、基地局からの送信波をサーチする時間管理を行い、最適な無線CHの自動選択を行っているが、受信電界レベルの代わりに、受信電界強度やRSSI(Received Signal Strength Indication:受信信号強度)を利用するようにしてもよい。
例えば、上記した実施形態では、移動局で自動CH切替を行う基地局の数を2つとしたが、3つ以上としてもよい。
例えば、上記した実施形態では、移動局で行うCHサーチにおいて、受信電界レベル差S、並びにCHサーチ時間を条件1、2および3に応じてそれぞれ設定しているが、それらの値は一例であり、適宜設定すればよい。
1:通信エリア、2:通信エリア、4:伝送路、5:伝送路、10:指令台、11:制御部、12:記憶部、13:表示部、14:操作部、15:スピーカ、16:マイク、20:回線制御装置、21:制御部、22:記憶部、30:基地局、30−1:基地局(1)、30−2:基地局(2)、31:制御部、32:記憶部、33:送信用無線機、34:受信用無線機、40:移動局、41:制御部、41a:受信電界レベル計測手段、41b:記憶部、43:アンテナ、44:切換スイッチ、45:受信部、46:受信信号処理部、47:スピーカ、48:表示部、49:操作部、49a:サーチボタン、50:マイク、51:送信信号処理部、52:送信部、140:移動局、1010:受信電界レベル計測値テーブル、1011:基地局名、1012:受信電界レベル計測値、1020:基地局情報登録テーブル、1021:基地局名、1022:周波数、1023:通信エリア、1024:識別子。

Claims (6)

  1. 第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界レベルを測定する無線通信装置において、
    通信エリア内の各地点での、前記第1の基地局の受信電界レベルと、前記第2の基地局の受信電界レベルを予め記憶しており、
    自装置のいる地点における、前記第1の基地局の受信電界レベルと、前記第2の基地局の受信電界レベルを読み出し、
    前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルと前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルの受信電界レベル差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルが前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルよりも高い場合に、
    前記受信電界レベル差が第1の所定値以上であれば前記第1のチャネルを優先してチャネルサーチを実行し、
    前記受信電界レベル差が第1の所定値より小さく第2の所定値以上であれば、前記第1のチャネルをサーチする期間を前記第2のチャネルをサーチする期間よりも長めにしてチャネルサーチし、
    前記受信電界レベル差が第2の所定値より小さければ、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを平等にチャネルサーチすることを特徴とする無線通信装置。
  3. 第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界強度または受信信号強度を測定する無線通信装置において、
    通信エリア内の各地点での、前記第1の基地局の受信電界強度または受信信号強度と、前記第2の基地局の受信電界強度または受信信号強度を予め記憶しており、
    自装置のいる地点における、前記第1の基地局の受信電界強度または受信信号強度と、前記第2の基地局の受信電界強度または受信信号強度を読み出し、
    前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界強度または受信信号強度と前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界強度または受信信号強度の受信電界強度差または受信信号強度差に応じて、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする無線通信装置。
  4. 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令台と、前記指令台から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、所定の通信エリアを有する第1の基地局と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局とを含んで構成され、
    前記移動局は、通信エリア内の各地点での、前記第1の基地局の受信電界レベルと、前記第2の基地局の受信電界レベルを予め記憶する記憶部と、
    前記第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界レベルを測定する無線通信部と、
    前記無線通信部のチャネルサーチを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、自局のいる地点における、前記第1の基地局の受信電界レベルと、前記第2の基地局の受信電界レベルを前記記憶部から読み出し、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルと前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルの受信電界レベル差に応じて、前記無線通信部の、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4記載の無線通信システムにおいて、
    前記移動局の前記制御部は、記無線通信部に対して、
    前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界レベルが前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界レベルよりも高い場合に、
    前記受信電界レベル差が第1の所定値以上であれば前記第1のチャネルを優先してチャネルサーチを実行させ
    前記受信電界レベル差が第1の所定値より小さく第2の所定値以上であれば、前記第1のチャネルをサーチする期間を前記第2のチャネルをサーチする期間よりも長めにしてチャネルサーチさせ
    前記受信電界レベル差が第2の所定値より小さければ、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルを平等にチャネルサーチさせることを特徴とする無線通信システム。
  6. 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令台と、前記指令台から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、所定の通信エリアを有する第1の基地局と、前記第1の基地局とは通信エリアの異なる第2の基地局とを含んで構成され、
    前記移動局は、通信エリア内の各地点での、前記第1の基地局の受信電界強度または受信信号強度と、前記第2の基地局の受信電界強度または受信信号強度を記憶する記憶部と、
    前記第1の基地局の通信エリア内においてチャネルサーチを行い、前記第1の基地局から送信された第1のチャネルの電波と、前記第2の基地局から送信された第2のチャネルの電波の受信電界強度または受信信号強度を測定する無線通信部と、
    前記無線通信部のチャネルサーチを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、自局のいる地点における、前記第1の基地局の受信電界強度または受信信号強度と、前記第2の基地局の受信電界強度または受信信号強度を前記記憶部から読み出し、前記第1の基地局の前記第1のチャネルの受信電界強度または受信信号強度と前記第2の基地局の前記第2チャネルの受信電界強度または受信信号強度の受信電界強度差または受信信号強度差に応じて、前記無線通信部の、前記第1のチャネルをサーチする期間と前記第2のチャネルをサーチする期間の割合を変更することを特徴とする無線通信システム。
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