JP4988496B2 - 平面研削盤、そのローディング装置及びワークローディング方法 - Google Patents

平面研削盤、そのローディング装置及びワークローディング方法 Download PDF

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Description

本発明は、平面研削盤、そのローディング装置及びワークローディング方法に関し、ポケットに対するワークの投入、排出を短時間で行うことができ、しかも投入、排出時のワークの損傷を防止できるようにしたものである。
例えば、両頭平面研削盤によりワークの両面を平面研削する場合、未加工のワークをキャリアのポケットに投入し、また加工済みのワークをポケットから排出する必要がある。この場合に使用するローディング装置には、従来、ポケットに対するワークの投入排出位置の両側に吸着式のワーク投入手段とワーク排出手段とを別々に備えた独立型(特許文献1)と、投入、排出兼用のチャック式の投入排出手段を備えた兼用型とがある。
独立型のローディング装置は、ポケット内の加工済のワークをワーク排出手段により吸着してワーク排出部へと排出し、次いでワーク供給部上の未加工のワークをワーク投入手段により吸着してポケットへと投入する。また兼用型のローディング装置は、1個の投入排出手段により、ポケット内の加工済みのワークを掴んでワーク排出部へと排出し、その後にワーク供給部上の未加工のワークを掴んでポケットに投入する。
その他、キャリアを全旋回式とし、砥石車から出たキャリアを排出位置まで旋回させて、その排出位置を通過するとき加工済のワークをシュートへと落下させて排出し、その後、キャリアを投入位置まで旋回させて停止し、その投入位置で未加工のワークを投入手段によりポケットに投入するようにしたものもある。
特開2002−130421号公報
従来の独立型、兼用型の何れのローディング装置の場合にも、ワークの排出動作と投入動作とが独立して別々に行われており、ワークの排出と投入とを一つの動作で連続的に略同時に行うことができないため、ポケットに対するワークの投入、排出に時間を要する欠点がある。
また全旋回式の場合には、キャリアを砥石車側から排出位置を経て投入位置へと旋回させる必要があり、キャリアの旋回距離が長くなるため、独立型、兼用型ほどではないとしてもワークの投入、排出に時間を要し、しかも加工済みのワークをシートへと落下させる際にワークに傷が付く惧れがある。
本発明は、従来のこのような課題に鑑み、ポケットに対するワークの投入、排出を短時間で行うことができ、しかも投入、排出時のワークの損傷を防止できる平面研削盤、そのローディング装置及びワークローディング方法を提供することを目的とする。
本発明に係る平面研削盤は、上下に貫通するポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行う平面研削盤において、前記ポケットに連通する切り欠き部を前記キャリアに設け、前記ポケットに対するワークの投入排出位置の上下方向の一方にワーク供給部を、他方にワーク排出部を前記投入排出位置から略等間隔離して配置し、前記切り欠き部を介して前記ポケット内を上下方向に通過可能な上ワーク受け具と、該上ワーク受け具から下方に前記間隔と略等間隔離れて配置された下ワーク受け具とを昇降式のローディング装置に設け、該ローディング装置の上昇、下降動作の一方の動作により、前記投入排出位置の前記キャリアの前記ポケット内の加工済みのワークを一方の前記ワーク受け具上に受け取って前記ワーク排出部側へと排出し、前記ワーク供給部から他方の前記ワーク受け具上に受け取った未加工のワークを前記投入排出位置の前記ポケット内に投入するようにしたものである。
本発明に係る平面研削盤のローディング装置は、上下に貫通するポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行う平面研削盤において、前記ポケットに連通する切り欠き部を前記キャリアに設け、前記ポケットに対するワークの投入排出位置の上下方向の一方にワーク供給部を、他方にワーク排出部を前記投入排出位置から略等間隔離して配置し、前記切り欠き部を介して前記ポケット内を上下方向に通過可能な上ワーク受け具と、該上ワーク受け具から下方に前記間隔と略等間隔離れて配置された下ワーク受け具とを昇降枠に設け、該昇降枠の上昇、下降動作の一方の動作により、前記投入排出位置の前記キャリアの前記ポケット内の加工済みのワークを一方の前記ワーク受け具上に受け取って前記ワーク排出部側へと排出し、前記ワーク供給部から他方の前記ワーク受け具上に受け取った未加工のワークを前記投入排出位置の前記ポケット内に投入するようにしたものである。
また本発明に係るワークローディング方法は、ポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行うに際して、前記ポケットに対するワークの投入排出位置から上下両側に略等間隔離れた位置にワーク供給部とワーク排出部とを配置しておき、前記間隔と略等間隔離れて配置された上下一対のワーク受け具を有する昇降枠を、前記各ワーク受け具が前記ワーク供給部及び前記投入排出位置に対応する位置と前記ワーク排出部及び前記投入排出位置に対応する位置との間で昇降させながら、前記各ワーク受け具が前記ワーク供給部及び前記投入排出位置に対応したときには、前記ワーク供給部では該ワーク供給部から一方の前記ワーク受け具上へと未加工のワークの供給を、前記投入排出位置では前記ポケット内の加工済みのワークの他方の前記ワーク受け具上への受け取りを夫々行い、前記各ワーク受け具が前記ワーク排出部及び前記投入排出位置に対応したときには、前記ワーク排出部では他方の前記ワーク受け具上の加工済みのワークの前記ワーク排出部への排出を、前記投入排出位置では一方の前記ワーク受け具上の未加工のワークの前記ポケット内への投入を夫々行うものである。
本発明では、上昇動作又は下降動作により、投入排出位置のキャリアのポケット内の加工済みのワークをワーク受け具上に排出し、未加工のワークを投入排出位置のキャリアのポケット内に投入するため、従来に比較してポケットに対するワークの投入、排出を短時間で行うことができ、しかも投入、排出時のワークの損傷を防止できる利点がある。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図6は本発明をインフィード研削式の縦型両頭平面研削盤におけるローディング装置に採用した第1の実施例を例示する。
この縦型両頭平面研削盤は、図1〜図3に示すように、略同一軸心上に配置された縦方向のスピンドル1,2廻りに回転する上下一対の砥石車3,4と、遊端側にワークWを保持するポケット5を有し且つ砥石車3,4側とその側方の投入排出位置6との間で縦方向の旋回軸7廻りに往復旋回するキャリア8と、投入排出位置6と砥石車3,4との間に配置され且つポケット5内のワークWを案内する定盤9と、投入排出位置6の上方に配置されたワーク供給部10と、投入排出位置6の下方に配置されたワーク排出部11と、ワークWを受ける上ワーク受け具12及び下ワーク受け具13とを有する昇降枠14と、ワーク供給部10の未加工のワークWを上ワーク受け具12上に移載する上移載手段15と、下ワーク受け具13上の加工済みのワークWをワーク排出部11へと移載する下移載手段16とを備えている。
キャリア8は長手方向の一端側が砥石車3,4の側方近傍の旋回軸7により支持されている。またキャリア8の遊端側には、ワークWに対応する形状のポケット5が上下方向に貫通して形成されると共に、このポケット5よりも遊端側等の適当箇所に上下方向に貫通し且つポケット5に連通する切り欠き部17が形成されている。
なお、この実施例のワークWは、連接部18の両端に大端部19と小端部20とを有するコネクティングロッド(以下、コンロッドという)であるため、ポケット5は大端部19が遊端側となり小端部20が基部側となるように、そのコンロッドの形状に対応して平面視凸状の開口となっている。
定盤9はキャリア8の旋回軸7を中心とする平面視略扇形状であって、下側の砥石車4の上面と略同一高さで略水平に配置されている。この定盤9は下側の砥石車4側の端縁が砥石車4に沿って円弧状に形成され、また砥石車4と反対の端縁の外方近傍が、ポケット5に対するワークWの投入排出位置6となっている。なお、定盤9の投入排出位置6側の端縁は、各ワーク受け具12,13との間に水平方向に大きな隙間等が生じないにように、各ワーク受け具12,13の外形状に応じて段違い状に形成されている。
投入排出位置6とワーク供給部10との間の上下方向の間隔H1と、投入排出位置6とワーク排出部11との上下方向の間隔H2は略同一であり、ワーク供給部10及びワーク排出部11は投入排出位置6の上下に略等間隔離れて配置されている。またワーク供給部10は投入排出位置6の切り欠き部17に対して砥石車3,4、定盤9と反対側に、ワーク排出部11はキャリア8に対して砥石車3,4、定盤9と同じ側に夫々配置されている。なお、ワーク供給部10、ワーク排出部11は、その上面にワークWを載置可能なテーブル等により構成しても良いし、コンベヤ、その他のもので構成しても良い。
昇降枠14は投入排出位置6のキャリア8の長手方向の延長上の近傍で上下方向に配置されており、この昇降枠14にキャリア8側に突出して上ワーク受け具12と下ワーク受け具13とが設けられている。
上ワーク受け具12は投入排出位置6のキャリア8のポケット5を上下方向に通過可能であり、図4に示すようにポケット5内を上下に通過するワーク受け部21と、切り欠き部17を上下に通過する支持部22とを有し、その支持部22を介して昇降枠14に固定されている。なお、下ワーク受け具13は上ワーク受け具12と略同形状に構成されているが、ポケット5を上下方向に通過する必要がないから、ワークWを下側から受け得る形状であれば十分である
昇降枠14の上下のワーク受け具12,13間の上下方向の間隔H3は、投入排出位置6からワーク供給部10、ワーク排出部11までの上下方向の間隔H1,H2と略同じである。そして、昇降枠14が上昇状態のときには、図1、図2に示すように上ワーク受け具12とワーク供給部10との上面、投入排出位置6の下ワーク受け具13と定盤9との上面が夫々略同一高さで一致し、また下降状態のときには、図5に示すように投入排出位置6の上ワーク受け具12と定盤9との上面、下ワーク受け具13とワーク排出部11との上面が夫々略同一高さで一致するようになっている。なお、ワーク受け具12,13、昇降枠14により昇降式ローディング装置の主要部が構成されている。
各移載手段15,16はワークWに係合する係合具23,24と、この係合具23,24を移載方向に往復移駆動するガイド付きシリンダ25,26とを備え、そのシリンダ25,26により係合具23,24を駆動するようになっている。ガイド付きシリンダ25,26はシリンダブロック27,28と、このシリンダブロック27,28に摺動自在に挿通されたガイドロッド29,30とにより構成されている。
昇降枠14は図外のガイド付きシリンダにより上下方向に摺動自在に案内され、そのガイド付きシリンダの駆動手段により、図1に示す上昇位置と図2、図3に示す下降位置との間で上下方向に駆動されるようになっている。
そして、この昇降枠14が上昇位置にあるときには、上ワーク受け具12は上移載手段15の移送動作によりワーク供給部10上の未加工のワークWを受け取り可能であり、下ワーク受け具13はキャリア8が投入排出位置6に位置したときにそのポケット5の加工済みのワークWを受け取り可能である。また昇降枠14が下降位置にあるときには、上ワーク受け具12はその上の未加工のワークWを投入排出位置6のポケット5内に投入し、下ワーク受け具13は下移載手段16の位相動作により加工済みのワークWをワーク排出部11へと移載可能である。
従って、昇降枠14が上昇位置から下降位置へと下降するときの下降動作により、投入排出位置6のキャリア8のポケット5から受け取った加工済みのワークWをワーク排出部11側へと下方に排出し、ワーク供給部10から上ワーク受け具12上に受け取った未加工のワークWを投入排出位置6のポケット5内に投入することができる。
ワークWのインフィード研削に際しては、次のようなローディング方法で加工済みのワークWをキャリア8のポケット5から排出し、そのポケット5に未加工のワークWを投入する。
即ち、昇降枠14を上昇位置まで上昇させると、図1、図2に示すように、下ワーク受け具13が投入排出位置6で定盤9と略同一高さとなり、上ワーク受け具12がワーク供給部10と略同一高さとなる。
そこで、砥石車3,4間でのワークWのインフィード研削が終了した後に、キャリア8を旋回軸7廻りに図1のa矢示方向に旋回して投入排出位置6に停止させると、加工済みのワークWはポケット5に保持された状態で定盤9上を摺動しながら移動し、投入排出位置6で定盤9から外れて下ワーク受け具13上に載る。一方、砥石車3,4によるワークWのインフィード研削中に、上移載手段15の係合具23を図1のb矢示方向に作動させ、ワーク供給部10上の未加工のワークWを係合具23により上ワーク受け具12上へと移載する。
未加工のワークWが上ワーク受け具12上に、加工済みのワークWが下ワーク受け具13上に夫々載ると、昇降枠14を上昇位置から下降位置へと図5のc矢示方向に下降させる。すると昇降枠14の下降に伴って、下ワーク受け具13上の加工済みのワークWが下降するため、この加工済みのワークWをポケット5から下方へと排出することができる。
また昇降枠14の下降に伴って、未加工のワークWを載せた状態の上ワーク受け具12がポケット5内に進入して下側へと通過する。そして、昇降枠14を下降位置で停止させると、図5に示すように上ワーク受け具12が投入排出位置6で定盤9と略同一高さとなり、上ワーク受け具12上の未加工のワークWがポケット5内に位置するため、未加工のワークWをキャリア8のポケット5内に投入することができる。
昇降枠14が下降位置のときには、上ワーク受け具12が定盤9と略同一高さであるため、キャリア8を旋回軸7廻りに砥石車3,4側へと図6のd矢示方向に旋回させると、ポケット5に投入された未加工のワークWは、ポケット5に保持された状態で上ワーク受け具12上から定盤9上へと移動する。そして、キャリア8をd矢示方向へと旋回させながら、未加工のワークWを定盤9を経て図6に示すように上下の砥石車3,4間に送り、この砥石車3,4によりワークWの上下両面をインフィード研削する。
また昇降枠14が下降位置のときには、下ワーク受け具13がワーク排出部11と略同一高さであるため、下移載手段16の係合具24を図6のe矢示方向に作動させて、この係合具24により下ワーク受け具13上の加工済みのワークWをワーク排出部11上へと引き出し、下ワーク受け具13上からワーク排出部11上へと移載する。その後、昇降枠14を上昇位置へと上昇させて、以下、同様の動作を繰り返す。
このように昇降枠14を上昇位置から下降位置へと下降させるだけで、下ワーク受け具13によって投入排出位置6でキャリア8のポケット5内の加工済みのワークWを下方へと排出できると共に、上ワーク受け具12によって未加工のワークWを投入排出位置6のキャリア8のポケット5に投入することができ、加工済みのワークWの排出動作と未加工のワークWの投入動作とを昇降枠14の下降動作という単一の動作で連続的に略同時に行えるので、ワークWの投入及び排出を短時間で行える利点がある。
またワーク受け具12,13によりワークWを受けた状態のままでその投入、排出を行えるため、ワークWの損傷も容易に防止することができる。更にキャリア8にはポケット5に連通する切り欠き部17があり、また上ワーク受け具12にはポケット5を通過可能なワーク受け部21と、切り欠き部17を通過可能な支持部22とがあり、その支持部22を介して上ワーク受け具12が昇降枠14に固定されているので、簡単な構造でキャリア8のポケット5を通過して上ワーク受け具12を上下動させることができる。
図7は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、投入排出位置6の下側にワーク供給部10が配置され、投入排出位置6の上側にワーク排出部11が配置されている。この場合には、昇降枠14が下降位置にあるときに、上ワーク受け具12により投入排出位置6のキャリア8のポケット5内の加工済みのワークWを受け取り、また下ワーク受け具13によりワーク供給部10の未加工のワークWを受け取る。
そして、昇降枠14が下降位置から上昇位置へと上昇する上昇動作により、上ワーク受け具12によってキャリア8のポケット5内の加工済みのワークWを上方に押し上げながらポケット5から排出し、また下ワーク受け具13上の未加工のワークWをキャリア8のポケット5へと下側から進入させてポケット5内へと投入する。
従って、この実施例からも判るように、上ワーク受け具12が投入排出位置6にあるキャリア8のポケット5を上下方向に通過し得る構成であれば、投入排出位置6の上下の何れにワーク供給部10、ワーク排出部11を配置しても良い。
図8、図9は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、縦方向の同一軸心上に配置された2個の旋回軸71,72廻りに旋回可能な2個のキャリア81,82を備え、各キャリア81,82が各旋回軸71,72廻りに個別に旋回駆動できるようになっている。なお、キャリア81,82の全旋回時にポケット5のワークWが脱落しないように、投入排出位置6を挟んでその周方向の両側に定盤91,92が設けられている。他の構成は第1の実施例と同様である。
このように個別に旋回可能な2個のキャリア81,82を備えておけば、一方のキャリア82のポケット5に保持されたワークWのインフィード研削中に、他方のキャリア81を投入排出位置6に停止させてワークWの排出、投入を行うことが可能であり、その投入、排出時間の更なる短縮も可能である。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、本発明のローディング装置は、各実施例に例示するようにインフィード研削式の縦型両頭平面研削盤に採用するのが最も一般的ではあるが、キャリア方式を採用したスルー研削の場合にも応用可能である。
またキャリア8は旋回式にすれば構造的に簡単にできるが、必ずしも旋回式のキャリア8である必要はなく、直線往復移動式等、他の作動形式のキャリア8でも同様に実施可能である。更にキャリア8の切り欠き部17はポケット5に連通する構造であれば良く、キャリア8のポケット5よりも遊端側に切り欠き部17を設ける他、ポケット5に保持されたワークWを案内する定盤9(案内部材)と干渉しない位置であれば、他の位置に切り欠き部17を設けることも可能である。ただキャリア8の旋回等の動作時に、ワークWがポケット5から離脱しない位置に設ける必要がある。
またワークWは実施例に例示するコンロッドに限定されるものではなく、各種の形状、構造の場合でも同様に実施可能であり、そのワークWの形状、構造に応じてポケット5の形状、切り欠き部17の位置を決定すれば良い。
移載手段15,16はワーク供給部10からワーク受け具12へと、ワーク受け具13からワーク排出部11へと夫々ワークWを移載できるものであれば十分であり、ワークWを掴んで移載しても良いし、吸着して移載しても良い。従って、各移載手段15,16の移載形式は別段問題ではない。
本発明の第1の実施例を示す縦型両頭平面研削盤の斜視図である。 同正面断面図である。 同平面図である。 同キャリアと上ワーク受け具との平面図である。 同ワークの排出、投入過程を示す斜視図である。 同ワークの送り、移載過程を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例を示す縦型両頭平面研削盤の斜視図である。 本発明の第3の実施例を示す縦型両頭平面研削盤の斜視図である。 同正面断面図である。
符号の説明
W ワーク
3,4 砥石車
5 ポケット
6 投入排出位置
7 旋回軸
8 キャリア
9 定盤
10 ワーク供給部
11 ワーク排出部
12 上ワーク受け具
13 下ワーク受け具
14 昇降枠
15 上移載手段
16 下移載手段
17 切り欠き部
22 支持部

Claims (6)

  1. 上下に貫通するポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行う平面研削盤において、前記ポケットに連通する切り欠き部を前記キャリアに設け、前記ポケットに対するワークの投入排出位置の上下方向の一方にワーク供給部を、他方にワーク排出部を前記投入排出位置から略等間隔離して配置し、前記切り欠き部を介して前記ポケット内を上下方向に通過可能な上ワーク受け具と、該上ワーク受け具から下方に前記間隔と略等間隔離れて配置された下ワーク受け具とを昇降式のローディング装置に設け、該ローディング装置の上昇、下降動作の一方の動作により、前記投入排出位置の前記キャリアの前記ポケット内の加工済みのワークを一方の前記ワーク受け具上に受け取って前記ワーク排出部側へと排出し、前記ワーク供給部から他方の前記ワーク受け具上に受け取った未加工のワークを前記投入排出位置の前記ポケット内に投入するようにしたことを特徴とする平面研削盤。
  2. 上下に貫通するポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行う平面研削盤において、前記ポケットに連通する切り欠き部を前記キャリアに設け、前記ポケットに対するワークの投入排出位置の上下方向の一方にワーク供給部を、他方にワーク排出部を前記投入排出位置から略等間隔離して配置し、前記切り欠き部を介して前記ポケット内を上下方向に通過可能な上ワーク受け具と、該上ワーク受け具から下方に前記間隔と略等間隔離れて配置された下ワーク受け具とを昇降枠に設け、該昇降枠の上昇、下降動作の一方の動作により、前記投入排出位置の前記キャリアの前記ポケット内の加工済みのワークを一方の前記ワーク受け具上に受け取って前記ワーク排出部側へと排出し、前記ワーク供給部から他方の前記ワーク受け具上に受け取った未加工のワークを前記投入排出位置の前記ポケット内に投入するようにしたことを特徴とする平面研削盤のローディング装置。
  3. 前記上ワーク受け具は前記ポケット内を上下に通過するワーク受け部と、前記切り欠き部を上下に通過する支持部とを有し、前記支持部を前記昇降枠に固定したことを特徴とする請求項2に記載の平面研削盤のローディング装置。
  4. 前記投入排出位置の上側を前記ワーク供給部、下側を前記ワーク排出部とし、前記昇降枠が上昇状態のときに前記ワーク供給部上の未加工のワークを前記上ワーク受け具上へと移載する供給側移載手段と、前記昇降枠が下降状態のときに前記下ワーク受け具上の加工済みのワークを前記ワーク排出部へと移載する排出側移載手段とを設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の平面研削盤のローディング装置。
  5. 前記昇降枠が上昇状態のときに、前記上ワーク受け具と前記ワーク供給部との上面が略同一高さであり、前記下ワーク受け具と前記ポケット内のワークを受ける定盤との上面が略同一高さであって、前記昇降枠が下降状態のときに、前記上ワーク受け具と前記定盤との上面が略同一高さであり、前記下ワーク受け具と前記ワーク排出部との上面が略同一高さであることを特徴とする請求項4に記載の平面研削盤のローディング装置。
  6. ポケットに保持されたワークをキャリアにより送りながら、砥石車により平面研削を行うに際して、前記ポケットに対するワークの投入排出位置から上下両側に略等間隔離れた位置にワーク供給部とワーク排出部とを配置しておき、前記間隔と略等間隔離れて配置された上下一対のワーク受け具を有する昇降枠を、前記各ワーク受け具が前記ワーク供給部及び前記投入排出位置に対応する位置と前記ワーク排出部及び前記投入排出位置に対応する位置との間で昇降させながら、前記各ワーク受け具が前記ワーク供給部及び前記投入排出位置に対応したときには、前記ワーク供給部では該ワーク供給部から一方の前記ワーク受け具上へと未加工のワークの供給を、前記投入排出位置では前記ポケット内の加工済みのワークの他方の前記ワーク受け具上への受け取りを夫々行い、前記各ワーク受け具が前記ワーク排出部及び前記投入排出位置に対応したときには、前記ワーク排出部では他方の前記ワーク受け具上の加工済みのワークの前記ワーク排出部への排出を、前記投入排出位置では一方の前記ワーク受け具上の未加工のワークの前記ポケット内への投入を夫々行うことを特徴とするワークローディング方法。
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