JP4987902B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記所定の図柄列の前記変動動作を複数回実行する連続変動の決定を抽選に基づいて行なう連続変動決定手段(S319)と、
前記連続変動の各変動動作における前記所定の図柄列の停止図柄を決定する変動停止図柄決定手段(S747、S754)と、
前記連続変動を行う場合には、前記表示手段に前記所定の図柄列を変動表示させるとともに、前記変動停止図柄決定手段により決定された停止図柄で前記所定の図柄列を停止させる変動制御手段(CPU52、VDP60)と、
を有する遊技機において、
前記表示手段に表示される図柄列が、一の利益状態を発生させる図柄列(222、444、666、888、000など)の組合せを構成する第1利益図柄(2、4、6、8、0など)と、前記一の利益状態よりも利益価値の高い利益状態を発生させる図柄列(111、333、555、777、999など)の組合せを構成する第2利益図柄(1、3、5、7、9など)との少なくとも一方を含む所定の図柄列(1**、2**…など)の組合せにより表現される図柄列であり、
前記変動停止図柄決定手段は、前記連続変動中において前記所定の図柄列を構成する一部の停止図柄を前記第2利益図柄とすることに決定した場合、その後の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄に決定することを禁止する図柄成り下り禁止手段(処理ルートB:S921、S922、S931、S937〜S938、S925〜S927)を有する、
ことを特徴とする遊技機。
前記連続変動中の変動動作で停止する前記所定の図柄列の種別の決定に関し、初回の変動動作における前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に決定された場合(処理ルートA:S921、S922、S931〜S934、S936〜S938、S925〜S927)、または前記連続変動の途中[(処理ルートC:S921、S922、S931〜S935、S923〜S927)(処理ルートE:S921、S922、S931、S939〜S940、S923〜S927)]で前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄から前記第2利益図柄に変更された場合(処理ルートD:S921、S922、S931、S939〜S941、S936〜S938、S925〜S927)、その後の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に決定する図柄維持手段(処理ルートB)を有する、ことを特徴とする上記(1)に記載の遊技機。
前記連続変動中の変動動作で停止する前記所定の図柄列の種別の決定に関し、最終回の変動動作における前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である場合(S922:YES)、初回の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄のいずれかに決定する図柄変換手段(処理ルートC、A)と、
前記図柄変換手段により初回の変動動作における前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄に決定されたことに基づき(処理ルートC)、同じ連続変動中の次回以降の任意の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄に変換する図柄再変換手段(処理ルートE、D)と、
前記図柄変換手段または前記図柄再変換手段により前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に決定されたことに基づき(処理ルートCまたはD)、同じ連続変動中のその後の変動動作においても前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に維持する図柄維持手段(処理ルートBまたはF)と、を有する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の遊技機。
前記連続変動中の変動動作で停止する前記所定の図柄列の種別の決定に関し、最終回の変動動作における前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である場合、前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄のいずれかに決定する図柄変換手段(処理ルートC、A)と、
前記図柄変換手段により前記一部の停止図柄が前記第1利益図に決定されたことに基づき(処理ルートC)、同じ連続変動中の次回以降の任意の変動動作において前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄に変換する図柄再変換手段(処理ルートE、D)と、
前記図柄再変換手段により前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に変換されたことに基づき(処理ルートD)、同じ連続変動中のその後の変動動作において前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に維持する図柄維持手段(処理ルートF)と、を有する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の遊技機。
前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記第2利益図柄である図柄列である、
ことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の遊技機。
前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第1利益図柄である図柄列であり、
前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第2利益図柄である図柄列である、
ことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の遊技機。
前記変動停止図柄決定手段は、
前記本変動における前記所定の図柄列の停止図柄を決定する本変動図柄決定手段(S747)と、
前記擬似変動決定手段により前記擬似変動を行うと決定した場合、それぞれの擬似変動における前記所定の図柄列の仮停止図柄を決定する擬似連図柄決定手段(S754)と、
を有して構成され、
前記擬似連図柄決定手段は前記図柄成り下り禁止手段を有し、
前記図柄成り下り禁止手段は、前記本変動図柄決定手段により前記本変動における前記所定の図柄列を構成する一部の停止図柄が前記第2利益図柄とされる擬似連続変動においては、初回の擬似変動における前記一部の仮停止図柄を前記第2利益図柄に決定した場合(処理ルートA)、または一の擬似変動における前記一部の仮停止図柄を前記第1利益図柄に決定した後、これに続く擬似変動の前記一部の仮停止図柄を前記第2利益図柄に決定した場合(処理ルートC、D)、その後の擬似変動における前記一部の仮停止図柄を前記第2利益図柄に設定する(処理ルートB)、
ことを特徴とする上記(1)記載の遊技機。
前記大当り図柄列が前記第2利益図柄の組合せで確定表示されて前記大当りとなる場合の一部または全部について、前記連続変動中における前記図柄成り下り禁止手段の作動を無効とする無効化手段と、をさらに有する、
ことを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の遊技機。
前記所定の図柄列の前記変動動作を複数回実行する連続変動の決定を抽選に基づいて行なう連続変動決定手段と、
前記連続変動の各変動動作における前記所定の図柄列の停止図柄を決定する変動停止図柄決定手段と、
前記連続変動を行う場合には、前記表示手段に前記所定の図柄列を変動表示させるとともに、前記変動停止図柄決定手段により決定された停止図柄で前記所定の図柄列を停止させる変動制御手段と、
を有する遊技機において、
前記表示手段に表示される図柄列が、一の利益状態を発生させる図柄列の組合せを構成する第1利益図柄と、前記一の利益状態よりも利益価値の高い利益状態を発生させる図柄列の組合せを構成する第2利益図柄との少なくとも一方を含む所定の図柄列の組合せより表現される図柄列であり、
前記変動停止図柄決定手段は、前記連続変動の初回から所定回までの変動動作における前記所定の図柄列の停止図柄に関連する情報を一括して定めた連続変動停止図柄テーブルに従って前記所定の図柄列の停止図柄を決定し、
前記連続変動停止図柄テーブルは、前記連続変動中において前記所定の図柄列を構成する一部の停止図柄を前記第2利益図柄とする場合、その後の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄に決定することを禁止する図柄成り下り禁止則を含んでいる、ことを特徴とする遊技機。
前記図柄成り下り禁止則に従い、前記連続変動中の変動動作で停止する前記所定の図柄列の種別の決定に関し、初回の変動動作における前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に決定される場合、または前記連続変動の途中で前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄から前記第2利益図柄に変更される場合、その後の変動動作における前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に決定し維持する、
ことを特徴とする上記(10)に記載の遊技機。
前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記第2利益図柄である図柄列である、
ことを特徴とする上記(10)または(11)に記載の遊技機。
前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第1利益図柄である図柄列であり、
前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である前記所定の図柄列は、その図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第2利益図柄である図柄列である、
ことを特徴とする上記(10)〜(12)のいずれかに記載の遊技機。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の外観を示す正面側の斜視図である。
図示のパチンコ遊技機1は、木製の外枠4の前面に額縁状の前面枠2を開閉可能に取り付け、前面枠2の裏面に取り付けた遊技盤収納フレーム(図示せず)内に遊技盤3を装着し、この遊技盤3の表面に形成した遊技領域3aを前面枠2の開口部に臨ませた構成を有する。上記遊技領域3aは、遊技盤3の面上に配設した球誘導レール5(図2参照)で囲まれた領域からなる。この遊技領域3aの前側に、透明ガラスを支持したガラス扉枠6が設けられている。
図3は、上記のような遊技の進行状況に応じた遊技機制御を行う制御装置の概要を示した制御ブロック図である。
主制御基板27は、主制御CPU271を内蔵したマイクロプロセッサを搭載すると共に、一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等を格納したROM272と、ワークエリアが形成されるRAM273を搭載して、1チップマイクロコンピュータを構成している。また図示はしていないが、一定周期のパルス出力を作成する機能や時間計測の機能等を有するCTC(Counter Timer Circuit)やCPUに割り込み信号を付与する割り込みコントローラ回路が設けられている。
演出制御基板24は、演出制御CPU241を内蔵したマイクロプロセッサを搭載すると共に、演出制御手順を記述した制御プログラムや演出データ等を格納した演出制御ROM242と、ワークエリアが形成される演出制御RAM243と、を搭載していて、1チップマイクロコンピュータを構成している。また図示はしていないが、音源IC、CTC、および割り込みコントローラ回路などが設けられている。この演出制御基板24の主な役割は、主制御基板27からの演出制御コマンドの受信、演出パターンの抽選、液晶制御基板25への液晶制御コマンドの送信、スピーカ46の音制御、枠ランプ・LEDの発光制御、可動体の可動制御、各種エラーの報知などである。
液晶制御基板25には、演出制御基板24から受信した液晶制御コマンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成してVDP60に出力する液晶制御CPU52と、液晶制御CPU52の動作手順を記述したプログラムを内蔵する液晶制御ROM53と、ワークエリアやバッファメモリとして機能する液晶制御RAM54とが設けられている。
次に、図4〜図7を参照して、主制御基板27側における処理内容を説明する。
まず、パチンコ遊技機1に電源が投入されると、電源基板31によって各制御基板に電圧が供給され、主制御CPU271が図4に示す主制御側メイン処理を開始する。
図5は、主制御側メイン処理において、一定時間(4ms)ごとの割り込みで起動される主制御側のタイマ割込処理を示すフローチャートである。
次に、大当り抽選に係るステップS209の特別図柄管理処理について説明する。図6および図7は、特別図柄管理処理の詳細を示すフローチャートである。ここでは、上始動口34、下始動口35への入賞を検出したことを条件に、大当り判定処理、特別図柄停止図柄設定、変動パターン設定、特別図柄に関する演出制御コマンドの送信等の処理を行う。
次に、図8〜図11を参照して、演出制御基板24側における処理内容について説明する。
遊技機に電源が投入されると、電源基板31から各制御基板に電源が投入された旨の電源投入信号が送られる。この電源投入信号を受けて、演出制御CPU241が図8に示す演出制御側メイン処理を開始する。
図9は、コマンド受信割込処理を示すフローチャートである。ここではレジスタを所定のスタック領域に退避させた後(ステップS521)、演出制御コマンドをRAMの所定領域に格納する処理を行い(ステップS522)、レジスタを復帰(ステップS523)する。主制御基板27から送られてくる各種演出制御コマンドを受けた場合、INT割り込みが発生し、この受信割込処理にて、演出制御コマンドを受信した時点で、これをコマンド受信バッファに格納する。このコマンド受信割込処理は、次に述べる演出制御側タイマ割込処理(図10)よりも優先して処理される。
図10は、演出制御基板24における演出制御側メイン処理において、一定時間(2ms)ごとの割り込みで起動される演出制御側タイマ割込処理を示すフローチャートである。
図11にコマンド解析処理(ステップS534)の詳細を示す。このコマンド解析処理では、主制御基板27から演出制御コマンドを受信したか否か、つまりコマンド受信バッファ(図示せず)に演出制御コマンドが格納されているか否かを割り込みごとに監視し(ステップS601)、演出制御コマンドが格納されている場合(ステップS601:YES)、コマンド受信処理として、この演出制御コマンドを読み出して、上記演出シナリオの主体である演出パターンを決定する(S602)。
次に、図12〜図20を参照して、液晶制御基板25側における処理内容について説明する。
図12は液晶制御側メイン処理を示すフローチャートである。この液晶制御側メイン処理は、液晶制御基板25の液晶制御CPU52により実行される。
図13は、液晶制御コマンドの受信割込処理を示すフローチャートである。演出制御基板24から新たな液晶制御コマンドを受けた場合、その液晶制御コマンドを受信した時点でINT割り込みが発生し、レジスタを所定のスタック領域に退避させた後(ステップS711)、この受信した液晶制御コマンドをRAM54(図3)内のコマンド受信バッファに格納し(ステップS712)、レジスタを復帰(ステップS713)する。
図14はコマンド解析処理(ステップS702)の内容を示すフローチャートである。ここでは演出制御基板24から新たな液晶制御コマンドを受信した場合(ステップS721:YES)、その受信データを液晶制御RAM54(図3)内のコマンド受信バッファに格納する。そして液晶制御RAM54に格納された受信コマンドを読み出して(ステップS722)、どのような変動パターンであるかを解析する。本発明との関係では、受信コマンドが擬似連続変動パターンであるか否かを判断する(ステップS723)。
上記のようにして液晶制御RAM54に格納された液晶制御コマンドを解析すると(図12のステップS702)、その内容に応じ、液晶制御CPU52は、コマンド別実行処理(図12のステップS703)を行う。
図19はシナリオ更新・設定処理(ステップS704)の内容を示すフローチャートである。
次いで、擬似回数カウンタのカウント値がゼロであるか否かの確認を行う(ステップS753)。擬似3回変動の1回目の擬似変動が行われる場合、擬似回数カウンタの値Nは、コマンド解析処理のステップS724(図14)で設定された擬似変動回数N(N=3)になっている。擬似回数カウンタの値はゼロではないので、1回目の擬似変動におけるステップS753の判断はNOとなる。そこでステップS754に進み、各擬似変動毎の仮停止図柄を決定する擬似連図柄決定処理(ステップS754)を実行する(詳細は図26〜図29において後述する)。この擬似連図柄決定処理(ステップS754)において、1回目の擬似変動についての仮停止図柄が決定されると共に、擬似回数カウンタの値Nが1減算されてN=2となる。
擬似1回目開始〜終了までの部分シナリオ(イ)が終了すると、シナリオ進行カウンタの現在値が所定値(X1)に達する。ここでステップS758の判断がYESとなり、ステップS759に移行し、次の擬似2回目開始〜終了までの部分シナリオ(ロ)(図16参照)を再設定する(ステップS759)。
擬似2回目開始〜終了までの部分シナリオ(ロ)が終了し、シナリオ進行カウンタの現在値が所定値(X2)に達した場合(ステップS758:YES)、ステップS759に移行し、次の擬似3回目開始〜終了までの部分シナリオ(ハ)(図16参照)を再設定する(ステップS759)。そして、ステップS753に進み、擬似回数カウンタの値がゼロであるか否かを判断する。
擬似3回目開始〜終了までの部分シナリオ(ハ)が終了し、シナリオ進行カウンタの現在値が所定値(X3)に達した場合は(ステップS758:YES)、ステップS759に移行し、次のリーチ成立から発展前までの部分シナリオ(ニ)(図16参照)を再設定する(ステップS759)。そして、ステップS753に進み、擬似回数カウンタの値がゼロであるか否かを判断する。
リーチ成立から発展前までの部分シナリオ(ニ)が終了し、シナリオ進行カウンタの現在値が所定値(X3)に達した場合は(ステップS758:YES)、ステップS759に移行し、次の発展から終了までの部分シナリオ(ホ)(図16参照)を再設定する(ステップS759)。そして、ステップS753に進み、擬似回数カウンタの値がゼロであるか否かを判断する。
しかし擬似連続変動予告が行われない場合(図14のステップS723:NO)、擬似変動回数Nの設定がなされないので、擬似回数カウンタのカウント値がゼロである。このためシナリオ更新・設定処理におけるステップS751の判断がYESとなって、各種シナリオ初期設定がなされると共に(ステップS752)、ステップS753の判断もYESとなってステップS755に進み、シナリオ進行カウンタを1加算する処理がなされる(ステップS755)。そして、この各種シナリオ初期設定とシナリオ進行カウンタの1加算とが、シナリオデータの終了値に至るまで繰り返される(ステップS751〜S753、S755〜S756)。シナリオ進行カウンタのカウント値が終了値に至った場合(ステップS756:YES)、シナリオ進行カウンタにシナリオ終了値としてのFFFF[H]を設定し(ステップS757)、シナリオ更新・設定処理を終了する。
次に、図20〜図25を参照しながら、本図柄決定処理(ステップS747、図18)の内容について説明する。
連続変動の最終的な変動動作である本変動においては、変動パターンコマンドまたは装飾図柄指定コマンドの一方または双方で当否種別(ハズレの場合も含めた種別)が指定される。この当否種別は、図柄変動表示ゲームの結果である当否情報に応じて図柄抽選により本変動の停止図柄(特別図柄)を決定し、図柄抽選を経ることで大当りの種別を決定したもので、この実施形態の場合、図20に示すように、リーチ無しハズレ、リーチ有りハズレ、15R非確変大当り、15R確変直大当り、15R確変再抽選大当り、2R確変大当りの種別がある。なお「小当り」については省略されている。
図21〜図22は本図柄決定処理(ステップS747、図18)の詳細を示したフローチャートである。図21において、液晶制御CPU52は、まず液晶演出コマンドが大当りの変動パターンコマンドであるか否かを判断する(ステップS801)。
大当りの場合は、その大当りの種別(15R非確変、15R確変、2R確変)に応じて次のように処理する(ステップS802)。
ステップS801において液晶演出コマンドが大当りの変動パターンコマンドまたは装飾図柄指定コマンドでないと判断した場合は(ステップS801:NO)、図22のステップS821に進み、非確変図柄と確変図柄とが混在した左図柄テーブルTBL1(非確変、確変混在図柄テーブル)(図23参照)を設定し(ステップS821)、図柄乱数値に応じて左図柄テーブルTBL1から図柄を抽選する(ステップS822)。
擬似連続変動予告は、連続変動の最終的な変動動作である本変動が実行される前に、装飾図柄列を擬似的に一回または複数回変動させるものである。図20に示したいずれの当否種別(ハズレの場合を含む種別)に当選した場合でも、その本変動において、擬似連続変動パターン(図14のステップS723参照)で指定されるところに従い擬似連続変動予告が実行される可能性がある。
図28〜図29は擬似連図柄決定処理(図19のステップS754)の詳細を示したフローチャートである。
液晶制御CPU52は、図19のステップS754で擬似連図柄決定処理に入ると、図28において、まず図14のステップS724で設定された擬似回数カウンタの値Nから1減算する(ステップS901)。次いで、擬似連続変動予告に続く本変動の直前において再抽選(昇格演出)が行われる場合であるか否かを判断する(ステップS902)。本変動前に再抽選が行われる場合というのは、図20で説明した当否種別で言うと、15R確変再抽選大当りのケースに該当するため、その前提として再抽選が実行される前の左図柄は、必ず非確変図柄となっている。
図28のステップS902において、再抽選が行われないケース(ハズレを含む)であると判断された場合(ステップS902:NO)、図29のステップS921に進み、ここで擬似回数カウンタがゼロであるか否か(まだ擬似連が続く場合であるか否か)を判断する。擬似回数カウンタは擬似連図柄決定処理を1回通る度に、ステップS901にてカウンタ値が1減算される。
擬似回数カウンタがゼロの場合、つまり擬似連が1回の場合(ステップS921:YES)、ステップS942を経てステップS943に進み、本変動の停止図柄(本図柄)を記憶している本図柄格納バッファHBF1の値を設定する(ステップS943)。15R非確変大当りの場合には、左図柄に左図柄TBL2で設定された確変図柄が設定され(ステップS803、図21参照)、また15R確変大当りの場合には左図柄に左図柄TBL3で設定された確変図柄が設定される(ステップS809、図21参照)。図26の1回目変動の欄に、この本変動での左図柄参照テーブルとして、左図柄TBL2または左図柄TBL3が参照されることを示す。なお、2R確変大当りの場合には左図柄に奇数の「1」が設定されることになる(ステップS811、図21参照)。またハズレの場合には、本左図柄格納バッファHBF1に格納された図柄(確変図柄または非確変図柄)が設定される。かくして擬似連図柄決定処理を終了する。
図26に掲げたケースのうち、擬似1回のパターン1、擬似2回のパターン3、擬似3回のパターン6、擬似4回のパターン10のケースは、すべて、初回から最終回の変動動作まで左仮停止図柄が非確変図柄である場合に該当する。
図26に掲げたケースのうち、擬似2回のパターン5、擬似3回のパターン9、擬似4回のパターン14のケースは、すべて、初回から最終回まで左図柄が確変図柄である場合に該当する。ここでは代表例として擬似3回の「パターン9」のケースについて説明する。ここでは図30(a)〜(f)に示すように、擬似変動が1回目〜2回目まで全て「778」の装飾図柄列で行われ、最終的に本変動(擬似3回目変動)で「7」図柄のリーチが掛かり(図30(f))、「7」図柄が揃って(図30(g))、確変図柄の大当りが発生するものとする。
この擬似3回の「パターン9」のケースにおける1回目の擬似変動図柄の決定処理は次のように処理ルートAにより行われる。
このパターン9のケースにおける2回目の擬似変動図柄の決定処理は次のように処理ルートBにより行われる。
2回目の擬似変動の仮停止図柄が決定された後、ステップS901で擬似回数カウンタの値が「1」から「0」に減算された後、プログラムは再び図29に戻って来る。擬似回数カウンタの値はゼロ(本変動を残して擬似連が終了)となっているので、ステップS921の判断はYESとなり、ステップS942に進み、維持フラグをクリアして非設定状態(00[H])とし(ステップS942)、各本図柄格納バッファHBF1HBF3の値(本左図柄格納バッファHBF1の値は確変図柄「7」)を設定する(ステップS943)。かくして擬似連図柄決定処理を終了する。これにより3回目の変動動作(本変動)について停止図柄が決定され、液晶表示画面では確変図柄「7」のリーチが発生し(図30(f)参照)、確変図柄「7」で大当りする(図30(g)参照)。
図26に掲げたケースのうち、擬似2回のパターン4、擬似3回のパターン7、パターン8、擬似4回のパターン11〜パターン13のケースは、すべて、非確変図柄が途中で確変図柄となり以後確変図柄が維持される場合に該当する。ここでは代表例として擬似4回の「パターン12」のケース(図26参照)について説明する。ここでは図31に示すように、1回目の変動動作(擬似変動)が「889」の装飾図柄列で行われ、2回目の変動動作(擬似変動)が「677」の装飾図柄列で行われ、3回目の変動動作(擬似変動)が「566」の装飾図柄列で行われ、最終回である4回目の変動動作(本変動)で「7」図柄のリーチが掛かり、「7」図柄が揃って確変図柄の大当りが発生するものとする。
このパターン12のケースにおける1回目の擬似変動図柄の決定処理は、次のように処理ルートCにより行われる。
2回目の擬似連図柄決定処理として、ステップS901で擬似回数カウンタの値が「3」から「2」に減算された後、プログラムは再び図29のフローに戻ってきて、ステップS931で変換フラグの状態が判断される。変換フラグはステップS935で既に設定状態(5A[H])となっているので、ステップS931の判断がYESになり、ステップS939に進む。
3回目の擬似連図柄決定処理として、ステップS901で擬似回数カウンタの値が「2」から「1」に減算された後、プログラムは再び図29のフローに戻ってきて、ステップS931で変換フラグの状態が設定状態(5A[H])と判断され、ステップS939に進む。
このパターン12のケースにおける4回目の擬似変動図柄の決定処理は、次のように成り下り禁止手段としての処理ルートFにより行われる。
上記第1の実施形態では、仮停止図柄のランダム性を出すため、擬似連続変動予告の変動動作ごとに図柄抽選を行って仮停止図柄を決定した。しかし、あらかじめ初回から所定回まで(連続変動の最終回(本変動)の直前回まで、または連続変動の最終回まで)の各変動動作で表示すべき停止図柄を一括して定めておき、その定められた停止図柄を表示させるように構成することもできる。たとえば、変動パターンコマンドのみにもとづいて装飾図柄の停止図柄を決定するようにしてもよい。かかる構成において、上記第1の実施形態では、擬似連続変動予告時の各変動動作の停止出目を、左図柄Xに対して右図柄および中図柄の数値が1多い図柄(左:中:右=X:X+1:X+1)の形としたが、必ずしもこのよう形に定める必要はなく、任意の数の停止図柄に設定することができる。
上記第1の実施形態では、図柄列が、一の利益状態を発生させる非確変図柄列(222、444、666、888、000など)の組合せを構成する非確変図柄(第1利益図柄:2、4、6、8、0など)と、上記一の利益状態よりも利益価値の高い利益状態を発生させる確変図柄列(111、333、555、777、999など)の組合せを構成する確変図柄(第2利益図柄:1、3、5、7、9など)との少なくとも一方を含む所定の図柄列(1**、2**…など)の組合せにより表現される図柄列であるとし、3桁の図柄からなる装飾図柄列を例にして説明した。そして、上記図柄列のうちの最初に停止される第1停止図柄として左停止図柄に着目し、この左停止図柄が、一の擬似変動動作において上記非確変図柄から確変図柄に替わった場合は、それ以降の擬似変動動作においても、確変図柄を維持するように構成した。
上記第1の実施形態では、連続変動中において所定の図柄列を構成する左停止図柄(一部の停止図柄)を確変図柄(第2利益図柄)とすることに決定した場合、その後の変動動作における左停止図柄を、非確変図柄(第1利益図柄)に決定することを禁止する図柄成り下り禁止手段(処理ルートB:S931、S937〜S938、S925〜S927)を有する構成とした。
上記第1〜第4の実施形態では、擬似連続変動予告の開始からこれに続く本変動が終了するまでの連続変動期間に関して、遊技者の成り下がり感を防止する形態について説明した。しかし、第5の実施形態として、この連続変動期間外において、図柄の成り下がり感を防止する形態とすることもできる。すなわち、第5の実施形態では、上記無効化手段の作動により大当り図柄列が非確変図柄(第1利益図柄)の組合せにて大当りとなった場合の一部または全部について、大当り中または大当り終了後に必ず上記確変図柄(第2利益図柄)の組合せにて大当りとなった場合と同等の利益状態となることを報知する報知手段(図示せず)を設ける。
また上記第1の実施形態では、擬似連続変動予告の途中で、確変図柄を左図柄に持つ装飾図柄列が相次いで仮停止する場合、左図柄テーブルの中から一の左図柄を抽選により選択する構成とすることにより、図31(f)(h)のように変動表示させる確変図柄にランダム性を持たせた。すなわち、変動停止される装飾図柄列の左図柄について、同じ確変図柄という種別に属するが、一の確変図柄(たとえば奇数図柄の「5」)から、別の確変図柄(たとえば奇数図柄の「7」)に変更される可能性のある形態とした。
また、上記の各実施の形態では、装飾図柄の停止図柄として、左図柄、中図柄および右図柄の3つの図柄とされていたが、3以上の図柄であれば、表示される図柄の数はいくつでもよい。たとえば、液晶表示装置36の表示画面を、最も左の表示領域と、左から2番目の表示領域と、左から3番目の表示領域と、最も右の表示領域とに分割し、それぞれの表示領域に装飾図柄を表示させるようにしてもよい。この構成では、装飾図柄の停止図柄は、最も左の図柄、左から2番目の図柄、左図柄3番目の図柄および最も右の図柄の4つの図柄となる。この場合、4つの図柄が全て揃ったときに大当りとしてもよいし、4つの図柄のうち3つの図柄が揃えば大当りとしてもよい。また、図柄列は有効ライン上に連なる複数の図柄を意味するものであり、厳密な行列の方向を意味するものではない。
上記第1および第2の実施形態において、停止図柄パターン1〜14に定義する停止図柄に関する図柄情報として、確変図柄または非確変図柄の別を掲げたが、この連続変動停止図柄テーブルで規定する図柄情報は、確変・非確変情報のほかに図柄そのものの情報であってもよい。または、本図柄に対する差分値を規定するものでも良い。
また、パチンコ機において大当りすると、通常、大入賞口40が予め定めた規定ラウンド数だけ開放されるが、いわゆるバトルタイプのパチンコ機などにおいては、ラウンド数の異なる複数種の大当りが用意されており、たとえば7R(ラウンド)と15R(ラウンド)の2種類の大当りを持つだけで、確変図柄または非確変図柄の概念を持たないものがある。しかし、本発明はこのようなタイプのパチンコ機においても適用可能であり、7R大当りを第1利益図柄として扱い、15R大当りを第2利益図柄として扱うことにより、擬似連続動作において15R大当り図柄が第1停止図柄(または第2停止図柄)に停止した場合、これを最終回の変動動作まで継続するように構成することができる。
また上記第2の実施形態においては、第4の実施形態(図柄成り下り禁止手段の作動を無効にする構成)と同様に、最終的に確変大当りとなる場合の一部または全部において、図柄成り下り禁止則を含んだテーブルに基づく選択を行なわないようにしてもよい。すなわち、連続変動停止図柄テーブルとして、図柄成り下り禁止側を含まない連続変動停止図柄テーブルを別途設けそのテーブルを選択するようにしてもよい。
また、連続変動中に選択表示される図柄がたとえば「3」「5」「7」と変化する場合、その連続変動中に選択表示される図柄の履歴を表示するように構成してもよい。
また遊技者が操作可能な操作手段により、複数の停止図柄のうちから所望する一の停止図柄を選択し決定する構成とすることもできる。たとえば遊技者が操作ボタンを押下するたびに図柄種が変化する構成とし、遊技者が所望するところで操作を止めることにより停止図柄を決定する構成に本実施例を適用してもよい。
また、上記実施形態ではパチンコ機を例にして説明したが、本発明はパチンコ機に限定されるものではなく、回胴式遊技機(スロットマシン)のような遊技機にも、等しく適用が可能である。回胴式遊技機には、通常、機械式のリールが用いられ、その外周に特別図柄に相当する図柄が配列され、上記リールの回転によって特別図柄の変動表示ゲームが行われるが、その他に遊技の進行状況に応じた演出画像の表示のために液晶表示装置に代表される画像表示装置が用いられている。したがって、特別図柄の変動表示ゲーム中、すなわちリールが回転中の図柄変動中に、上記ボーナスゲーム当選時の演出として、画像表示装置に連続変動の演出画像を表示させるように構成することもできる。
2 前面枠、
3 遊技盤、
4 外枠、
5 球誘導レール、
6 ガラス扉枠、
7 前面操作パネル、
8 上受け皿ユニット、
9 上受け皿、
11 球貸しボタン、
12 プリペイドカード排出ボタン(カード返却ボタン)、
13 枠演出ボタン、
14 球抜きボタン、
15 発射操作ハンドル、
19 遊技球払出装置、
24 演出制御基板、
25 液晶制御基板、
27 主制御基板、
28 発射制御基板、
29 払出制御基板、
31 電源基板、
32 発射装置、
34 上始動口、
35 下始動口、
36 液晶表示装置、
37 普通図柄始動口、
38 特別図柄表示装置、
39 普通図柄表示装置、
40 大入賞口、
41 普通変動入賞装置、
42 特別変動入賞装置、
43 一般入賞口、
44 風車、
45 装飾ランプ、
46 スピーカ、
47 可動翼片、
48 センター飾り、
49 アウト口、
52 液晶制御CPU、
53 液晶制御ROM、
54 液晶制御RAM、
55 画像データROM、
56 VRAM、
60 VDP。
Claims (7)
- 所定の始動条件が成立したことを契機として、遊技者に有利な利益状態を供与する複数種類の利益状態について、その当否を抽選により決定する抽選手段と、
複数種類の図柄の変動開始および変動停止を一セットとする変動動作を演出的に表示可能に構成され、当該変動停止時の停止図柄の組合せにより前記抽選手段による抽選結果を表示するための表示手段と、
前記抽選手段による抽選結果に基づいて、前記表示手段における前記複数種類の図柄の変動動作に関する変動パターンを、リーチ状態を経由するリーチ変動パターンを含む複数種類の変動パターンのうちから決定し、その決定された変動動作パターンに基づいて、前記表示手段における前記複数種類の図柄の変動動作を制御する変動制御手段と、
を有し、
前記抽選手段による抽選結果が当選の場合には、前記リーチ状態を経由させた後に、前記一セットとする変動動作が終了したときの前記変動停止時の停止図柄の組合せとして、特定の図柄の組合せを前記表示手段に表示し、その表示後に前記利益状態を発生可能に構成された遊技機において、
前記複数種類の利益状態には、第1利益状態と、当該第1利益状態よりも利益価値の高い利益状態を発生させる第2利益状態とが含まれ、
前記複数種類の図柄には、前記特定の図柄の組合せとして、前記第1利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せを構成するための第1利益図柄と、前記第2利益状態を発生する旨を報知する図柄の組合せを構成するための第2利益図柄とが含まれ、
前記変動制御手段は、
前記抽選手段による抽選結果に基づいて、前記一セットとする変動動作が終了したときの前記変動停止時の停止図柄の組合せを決定する本変動停止図柄決定手段と、
前記一セットとする変動動作において、前記複数種類の図柄を一旦仮停止状態とし、その仮停止状態から前記図柄の再変動動作を実行することにより、見た目上、前記一セットとする変動動作があたかも複数回実行されているかの如く表現する擬似変動動作を行うか否かを抽選に基づいて決定する擬似変動決定手段と、
前記擬似変動動作を行う場合において、前記仮停止状態における停止図柄の組合せを決定する仮停止図柄決定手段と、を含み、
前記擬似変動動作を行う場合には前記仮停止図柄決定手段により決定された前記仮停止時の停止図柄の組合せを前記表示手段に仮停止させるとともに、当該擬似変動動作が終了した後の本変動による変動動作を行う場合には前記本変動停止図柄決定手段により決定された前記変動停止時の停止図柄の組合せを前記表示手段に停止させるように、前記表示手段における前記複数種類の図柄の前記変動動作を制御可能に構成されており、
前記リーチ変動パターンには、前記擬似変動動作が実行された後に前記リーチ状態を経由させる擬似変動有りリーチ変動パターンが含まれるものであって、当該擬似変動有りリーチ変動パターンは、前記擬似変動動作を行う場合において、前記仮停止時の停止図柄の組合せを構成する一部の停止図柄が、前記リーチ状態が形成されるときのリーチ図柄の組合せを構成する可能性がある旨を示唆しながら当該擬似変動動作を複数回実行する擬似変動有りリーチ変動パターンを含み、
前記本変動停止図柄決定手段は、
前記本変動による前記変動停止時の停止図柄の組合せとして、前記抽選手段による抽選結果が前記第1利益状態に当選であることに基づき当該第1利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せを決定し、前記抽選手段による抽選結果が前記第2利益状態に当選であることに基づき当該第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せを決定する決定手段を有し、
前記仮停止図柄決定手段は、
前記変動パターンが前記擬似変動動作を複数回実行する擬似変動有りリーチ変動パターンであり、前記本変動停止図柄決定手段により前記第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せが決定された場合において、前記擬似変動動作の実行回数が消化される前に前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄とすることに決定した場合、次回以降に実行される擬似変動動作における当該一部の停止図柄を前記第1利益図柄に決定することを禁止する図柄成り下り禁止手段を有する、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記図柄成り下り禁止手段は、
前記変動パターンが前記擬似変動動作を複数回実行する擬似変動有りリーチ変動パターンであり、前記本変動停止図柄決定手段により前記第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せが決定された場合において、
前記仮停止時における停止図柄の組合せの種別の決定に関し、今回実行される複数回の前記擬似変動動作うち、初回の前記擬似変動動作における前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に決定された場合か、または前記初回の擬似変動動作より後であって前記擬似変動動作の実行回数が消化される前に前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄から前記第2利益図柄に変更された場合、その次回以降に実行される前記擬似変動動作における前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に決定する図柄維持手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記図柄成り下り禁止手段は、
前記変動パターンが前記擬似変動動作を複数回実行する擬似変動有りリーチ変動パターンであり、前記本変動停止図柄決定手段により前記第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せが決定された場合において、
前記仮停止時における停止図柄の組合せの種別の決定に関し、今回実行される複数回の前記擬似変動動作うち、初回の前記擬似変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄のいずれかに決定する図柄変換手段と、
前記図柄変換手段により前記初回の擬似変動動作における前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄に決定されたことに基づき、次回以降に実行される任意の前記擬似変動動作における前記一部の停止図柄を前記第1利益図柄または前記第2利益図柄に変換する図柄再変換手段と、
前記図柄変換手段または前記図柄再変換手段により前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄に決定されたことに基づき、次回以降に実行される前記擬似変動動作においても前記一部の停止図柄を前記第2利益図柄に維持する図柄維持手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記変動制御手段は、
前記擬似変動動作中において、前記仮停止状態とされる前記複数種類の図柄のうちの最初に前記仮停止状態とされる第1仮停止図柄を前記一部の停止図柄とするように前記複数種類の図柄の変動動作を制御する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。 - 前記複数種類の図柄には、前記第1利益図柄および前記第2利益図柄として兼用できる兼用図柄が含まれ、
前記一部の停止図柄が前記第1利益図柄である前記仮停止時の図柄の組合せは、その図柄の組合せのうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第1利益図柄である図柄の組合せであり、
前記一部の停止図柄が前記第2利益図柄である前記仮停止時の図柄の組合せは、その図柄の組合せのうちの最初に停止される第1停止図柄が前記兼用図柄でかつ第2停止図柄が前記第2利益図柄である図柄の組合せである、
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記変動制御手段は、前記本変動停止図柄決定手段により前記本変動による前記変動停止時の停止図柄の組合せが前記第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せに決定された場合において、前記一セットとする変動動作中に前記第1利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せを前記表示手段に表示した後、当該変動停止時の停止図柄の組合せとして決定された当該第2利益状態が発生する旨を報知する図柄の組合せを確定表示させる昇格手段をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。 - 前記特定の図柄の組合せが前記第2利益図柄の組合せで確定表示されて前記利益状態の発生となる場合の一部または全部について、前記図柄成り下り禁止手段の作動を無効とする無効化手段と、
前記無効化手段が作動することとなる前記擬似変動動作中において、前記第2利益図柄の組合せからなる前記特定の図柄の組合せが前記表示手段に確定表示されることを示唆するための報知手段とを、さらに有する、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
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