JP4987541B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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本発明は、プリント基板等の回路基板にクリーム半田等のペーストを塗布するスクリーン印刷装置に関する。
従来から、印刷ステージ上にセットした回路基板とマスクシートとを重ね合わせた状態で、マスクシート上に供給されるクリーム半田、導電ペースト等のペーストをスキージによりマスク上で移動(ローリング)させることにより、マスクシートに形成された開口(マスク開口)を介して基板上の所定位置にペーストを印刷(塗布)するようにしたスクリーン印刷装置が一般に知られている。
例えば、特許文献1に示される印刷機のように、マスクシートに沿って往復移動可能なヘッドに、スキージホルダが回転可能に支持されており、このスキージホルダに往動用及び復動用のスキージがその上下方向から挟まれることによって保持されている。そして、ヘッドの往動時、復動時にはスキージホルダを回転させてそれぞれのスキージの作業面側のエッジ部分をマスクシートに当接させることにより、マスクシート上のペーストをローリングさせつつ掻き取ることでマスク開口内にペーストが押し込まれて印刷が行われるスクリーン印刷装置が知られている。
また、上記スクリーン印刷装置と同様の構成の印刷装置において、スキージが上下から挟まれることによって保持される代わりに、スキージがその作業面側から挿通されたボルトによってスキージホルダにネジ止めされることで保持されるスクリーン印刷装置も知られている。
特開平10−323964号公報
これらのようなスクリーン印刷装置では、スキージを上下から挟むように把持するため、把持部材がスキージの作業面側に突出する、又は、スキージをネジ止めしているボルトのヘッド(ボルトの頭部)がスキージの作業面側に突出するように構成されている。そのため、印刷時には、マスクシート上のペーストがスキージの作業面によってローリングさせられるが、この突出部分の存在によりペーストの均一なローリングが阻害されるため、ペーストに対し十分なローリング効果が得られず印刷状態に影響を及ぼす恐れがある。
また、上記のような印刷装置では、良好な印刷結果を得るために、ヘッドの往動時及び復動時において、往動用スキージ及び復動用スキージの作業面側のエッジ部分をそれぞれマスクシートに隙間なく当接させる必要がある。即ち、スキージホルダを回動させて、往動時には往動用スキージの作業面側のエッジ部分がマスクシートあるいはマスクシートの下側に接する被印刷部材表面に対して平行になり、復動時には復動用スキージの作業面側のエッジ部分がマスクシートあるいはマスクシートの下側に接する被印刷部材表面に対して平行となるように、それぞれのスキージがスキージホルダにセットされている必要がある。
しかし、スキージホルダへの取り付け作業時において、スキージの作業面側のエッジ部分がマスクシートあるいはマスクシートの下側に接する被印刷部材表面に対して平行となるように調整するのは極めて困難であり、少しでも平行度が狂っていると、一般に知られている金属製等の硬質のスキージでは、印刷時にスキージの作業面側のエッジ部分全体を隙間なくマスクシートに当接させることができず、良好な印刷結果を得難くなることが懸念される。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、十分なローリング効果を得ると共に、スキージの作業面側のエッジ部分全体がマスクシートに隙間なく当接することができるスクリーン印刷装置を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解消すべく、本発明に係るスクリーン印刷装置は、マスクシートに沿って相対的に往復移動するヘッドと、
前記マスクシート上に供給されたペーストを拡張させる作業面を有し、前記ヘッドの往動時には前記作業面の移動方向に対する後方側端部である当該作業面の一方側の端部を前記マスクシートに当接させる一方、ヘッドの復動時には前記作業面の移動方向に対する後方側端部である当該作業面における前記一方側の端部と反対側の端部を前記マスクシートに当接させるスキージと、前記スキージを保持して前記ヘッドに取り付けるためのスキージホルダと、を備え、 前記スキージは、高分子材料で板状に形成されると共にその作業面が平坦若しくは略平坦となるように形成され、且つ前記作業面の裏面側に前記移動方向と交差する方向の突条を一体的に備え、このスキージの突条は、頂部に向かって幅広となるように形成され、前記スキージホルダは、分離可能にボルトによって締結された一対の挟持部材で構成され、これら一対の挟持部材は、前記突条に対応した形状の溝部が形成されると共に該溝部で分離可能に構成され前記スキージとスキージホルダとは、分離された前記一対の挟持部材が前記スキージの突条を挟持するように前記ボルトによって締結されることにより前記作業面の裏面側において互いに連結されることを特徴とする。
かかる構成によれば、スキージは、平坦若しくは略平坦に形成されている作業面の裏面側でスキージホルダに保持されている。従って、保持されたスキージの作業面側には、突出する部分が存在しないため、ペーストのローリングが阻害されず、作業面に突出する部分が存在している従来のスキージに比べて、十分なローリング効果を得ることができる。
また、スキージは、高分子材料で板状に形成されているため適度な柔軟性を有する。そのため、スキージのエッジ部分がマスクシートに対し、若干であれば平行でない状態でスキージホルダに保持されたとしても、ローリングの際、エッジ部分がスクリーン印刷装置のヘッドによってマスクシート方向へ僅かに押圧されることによって、作業面側のエッジ部分全体がマスクシートに隙間なく当接する。そのため、スキージのマスクシートに対するなじみ性が向上するため、良好な印刷結果を得ることができる。
さらに、高分子材料で形成されたスキージを使用しているため、金属製のスキージを使用した場合に比べて、マスクシート側の摩耗を低減させることができる。
また、スキージのみを交換することができるため経済的に有利であると共に、スキージの取り外しが容易であるためメンテナンス性が向上する。つまり、ウレタンゴム製のスキージは安価且つ簡易な構成である反面、金属製の硬質なスキージよりも消耗等による交換の頻度が増加する。しかし、上記構成によれば、このように交換頻度が増加しても、交換の作業性が良好なため、交換作業の増加に伴う労力増加を抑制することができる。
また、安価且つ簡易な構成でありながら、溝部に挟持されているスキージの突条が該溝部から抜け難く、より強固にスキージホルダがスキージを保持することができる。
また、前記スクリーン印刷装置は、前記突条の長手方向における前記スキージホルダの両端部に取り付けられ、前記作業面から当該作業面の法線方向に突出し且つ前記長手方向と直交する方向に広がる横漏れ防止板を備え、前記一対の狭持部材における一方の狭持部材の前記突状の幅方向における寸法が、他方の狭持部材の前記幅方向における寸法よりも大きく、前記横漏れ防止板は、前記一方の狭持部材の前記長手方向における端部に取り付けられる構成であってもよい。
以上より、本発明によれば、十分なローリング効果を得ると共に、スキージのエッジ部分全体がマスクシートに隙間なく当接することができるスクリーン印刷装置を提供することができるようになる。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態におけるスクリーン印刷装置の全体構成を示した図であり、図3及び図4は、図1に示したスクリーン印刷装置のヘッド部分の構成を示した図である。まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置の全体構成について説明する。
図1および図2に示すように、スクリーン印刷装置は、基台1を備え、この基台1上には、搬入用コンベア2aと搬出用コンベア2bとが印刷ステージ3を挟んで配設されている。このスクリーン印刷装置は、プリント基板W(以下、基板Wと略す)が搬入用コンベア2aにより印刷ステージ3に搬入され、ここで印刷処理を施された後、搬出用コンベア2bにより搬出されるように構成されている。
なお、以下の説明では、これらコンベア2aおよび2bによる基板Wの搬送方向をX軸方向、これと水平面上で直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向として説明を進めるものとする。
印刷ステージ3には4軸ユニット10が配設されている。この4軸ユニット10は、基板Wを支持し、後述するマスクシートMに対してその下側から位置決めするもので、搬入用コンベア2aにより搬入された基板Wを水平に、且つ、X軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)方向に変位可能に支持するものである。
即ち、この4軸ユニット10は、固定テーブル11と、Y軸テーブル12と、X軸テーブル13とR軸テーブルと昇降テーブル15とを階層的に備える。固定テーブル11は、基台1上に固定されている。Y軸テーブル12は、固定テーブル11に対して相対的にY軸方向に移動可能に支持されてサーボモータにより駆動される。X軸テーブル13は、Y軸テーブル12上に対して相対的にX軸方向に移動可能にもうけられてサーボモータにより駆動される。R軸テーブル14は、X軸テーブル13に対して相対的に回転可能にもうけられてサーボモータにより駆動される。昇降テーブル15は、R軸テーブル14に対して昇降可能に設けられてサーボモータにより駆動される。そして、この昇降テーブル15に設けられた基板支持ユニット16で基板Wを支持することで、各テーブル12、13、14および15の駆動に応じて基板WをX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)方向の任意の位置に移動し得るようになっている。
基板支持ユニット16は、基板Wを直接支持する基板支持機構17と基板Wをクランプするクランプ機構18とから構成されている。基板支持機構17は、Z軸方向に動作可能な複数の支持ピンを備え、昇降テーブル15に対して昇降可能に取り付けられている。クランプ機構18は、昇降テーブル15に取り付けられ、基板WをY軸方向両側からクランプするための機構である。より詳しくは、クランプ機構18は、昇降テーブル15に連結固定される固定部18aと、固定部18aに対してY軸方向に可動とされる可動部18bとから構成されている。この固定部18aと可動部18bとは、その上端部に対となって基板Wを搬入搬出するコンベアベルトがそれぞれ取り付けられている。可動部18bは、基板WのY軸方向寸法に対応して位置調整される。搬入用コンベア2aからクランプ機構18のコンベアベルト上に基板Wが搬入されると、基板支持機構17の各支持ピンが突出して基板Wをその下側(裏面側)から支持すると共に、クランプ機構18により基板WをY軸方向からクランプする。これにより、基板Wが基板支持ユニット16に対して位置決め状態で固定されるようになっている。
印刷ステージ3の上方にはマスクシートMが張設されている。また、このマスクシートMの上方に、該シートM上に供給されるクリーム半田や導電ペーストなどのペーストを拡張するスキージ51を備えた印刷用ヘッド30が配設されている。
ヘッド30は、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能に支持されており、サーボモータにより駆動されるように構成されている。即ち、マスクシートMの上方にはY軸方向に延びる一対の固定レール7が設けられ、これら固定レール7に対してヘッド支持部材5が横架される。そして、サーボモータにより駆動されるボールネジ(図示せず)にこの支持部材5が連結されている。また、ヘッド30は、支持部材5に設けられたZ軸方向の固定レール22に装着されるとともにサーボモータ23により回転駆動されるボールネジ24に連結されている。そのため、サーボモータ23等の駆動によりヘッド30が支持部材5と一体的にY軸方向に移動すると共に、支持部材5に対してヘッド30がZ軸方向に昇降するように構成されている。
図3、4は、ヘッド30の具体的な構成を示しており、図3はその斜視図、図4はその側面図である。
前記ヘッド30は、アルミ等から構成されるメインフレーム(以下、単に「フレーム」と称する。)31を有している。このフレーム31の下側にはスライド支柱32を介して支持板34がZ軸方向に変位可能に連結されている。この支持板34とフレーム31との間にロードセル等の圧力センサ36が介設されている。そして、この支持板34に対してサブフレーム38がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。詳しくは、支持板34の下部(下面)に一対の垂下部34aが設けられ、これら垂下部34aに亘ってY軸方向に延びる第1支持軸37がベアリング等を介して回転自在に支持され、この第1支持軸37に対してサブフレーム38が装着されている。これにより当該フレーム38がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。
サブフレーム38には、ユニット組付部40が回転可能に支持されると共に、このユニット組付部40を駆動する駆動機構が搭載されている。
ユニット組付部40は、X軸方向に細長い長方形の板状部材であって、その長手方向途中部分に突設された一対のユニット支持部40aを介してサブフレーム38に回転可能に支持されている。詳しくは、前記サブフレーム38にX軸方向に延びる第2支持軸41がベアリング等を介して回転可能に支持され、この第2支持軸41の両端部位にそれぞれユニット組付部40の前記ユニット支持部40aが固定されている。これによってサブフレーム38に対してユニット組付部40が揺動自在に支持されている。
尚、サブフレーム38にはギアボックス42が一体に組付けられており、第2支持軸41のうちその一端(図3の左側の端部)がこのギアボックス42を貫通して外側に突出している。従って、ユニット組付部40の各ユニット支持部40aは、サブフレーム38およびギアボックス42の両側で第2支持軸41に対して固定されている。
第2支持軸41の内、ギアボックス42内に挿入されている部分には伝動ギア(図示省略)が固定され、この伝動ギアがギアボックス42内に支持されたアイドルギア(図示省略)に噛合している。そして、サブフレーム38の後側の部分であってギアボックス42の側面部分に駆動源としてのサーボモータ44が固定され、このモータ44の出力軸が前記ギアボックス42内に挿入されると共に当該部分に前記アイドルギアに噛合する駆動ギア(図示省略)が装着されている。これによりサーボモータ44が作動すると、その回転駆動力が各ギアを介して第2支持軸41に伝達される。その結果、ユニット組付部40が第2支持軸41回りに回転駆動されるように構成されている。つまり、これらサーボモータ44、上記各ギアおよび第2支持軸41等により、ユニット組付部40の上記駆動機構が構成されている。
ユニット組付部40には、スキージユニット50が着脱自在に組付けられている。ここで、図5はスキージユニット50の端部における分解斜視図であり、図6は、スキージユニット50における概略側面図である。このスキージユニット50は、スキージ51とこれを保持するスキージホルダ55とから構成されている。そして、スキージホルダ55に設けられた一対のねじ軸60(図5参照)をユニット組付部40に形成される案内溝に通し、さらにスキージホルダ55をユニット組付部40に重ね合わせた状態で、前記各ねじ軸60にナット部材61(図3、5参照)が螺合装着されることにより、ユニット組付部40に対して固定されている。
スキージ51は、ウレタンゴム、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリエステル等の高分子材料であって、適度な弾力性を持たせたもの(本実施形態においては、ウレタンゴムを採用している)で形成されるX軸方向に細長い板状部材である。その一方側の面(図6において上側の面)には、挟持されることでスキージ51がスキージホルダ55に連結保持される被挟持部51aが形成され、他方側の面(図6において下側の面)には、ペーストを掻き取るための作業面51bが一枚の平板状(平坦)に形成されている。
被挟持部51aは、スキージ51の移動方向(ヘッド30の移動方向)と交差する方向に沿って形成された突条である。本実施形態において、交差する方向とは、スキージ51の移動方向と直交する方向、即ち、X軸方向としている。この突条51aは、スキージ51の作業面51bの裏面51dに対して垂直(Z軸)方向に突出する突条51aであり、頂部に向かって幅広となるように形成されている。即ち、突条51aのY軸方向における断面形状は、スキージ本体との連設部の幅が最も狭く、頂部に向かって幅が漸増するように形成されている。具体的には、スキージ本体の作業面51bの裏面51d側に、Y軸方向における断面形状が逆台形状となるように形成されている。
そして、ヘッド30の移動方向両端(Y軸方向両端)には印刷時においてマスクシートMに当接するエッジ部分51c,51cを有している。即ち、スキージ51は、印刷時にはヘッド30の進行方向に対して前傾する姿勢で使用され、ヘッド30の往動時には一方側のエッジ部分51cがマスクシートMに当接し、ヘッド30の復動時には他方側のエッジ部分51cがマスクシートMに当接することにより、マスクシートM上のペーストを掻き取るようになっている。
このようなスキージ51は、金型に溶融ウレタンが射出されることで成型される。具体的には、まず、ウレタン原料が予熱され、脱泡される。そして硬化剤を溶融したものが前記脱泡後のウレタン原料に加えられて混合撹拌される。一方、前記スキージ51を成型するための金型が洗浄され、所定温度まで加温される。その後、前記金型の内部に離型剤が塗布され、金型が型組みされる。この型組みされた金型内に、前記混合撹拌されている溶融ウレタンが注型される。そして、所定温度で硬化させた後、離型させて熟成させる。このようにしてスキージ51は、成型される。尚、本実施形態においては、このようにスキージ本体と被挟持部51aとは、金型で一体形成されているが、これに限定される必要もなく、別々に成型された後、接続されてもよい。
スキージホルダ55は、X軸方向に細長い一対の挟持部材55a,55bで構成されている。この一対の挟持部材55a,55bは、締結部材(本実施形態においては、ボルト)58によって分離可能に締結されている。そして、一対の挟持部材55a,55bは、このようにボルト58によって締結する際に、スキージホルダ55におけるスキージ51との当接面(図6における下面)に、保持溝56が長手方向に形成される。即ち、一対の挟持部材55a,55bは、保持溝56で分離可能に構成されている。この保持溝56は、スキージ51の作業面51bの裏面51d側に形成されている被挟持部(突条)51aを嵌合・挟持するための溝である。そのため、該保持溝56は、スキージ51の被挟持部51aを嵌合・挟持できるよう、被挟持部51aに対応した形状に形成されている。
さらに、スキージホルダ55には、長手方向に沿って、複数の締結部材挿入孔57が穿設されている。この締結部材挿入孔57は、スキージホルダ55の一方の側面から他方の側面までスキージホルダ55を貫通するように穿設されている。締結部材挿入孔57は、ボルト58を挿通するためのボルト挿通孔57aと、前記挿通されたボルト58の先端部と螺合するボルト螺合孔57bとが連続した孔となるように構成されている。また、ボルト挿通孔57aは、一方の挟持部材55aに穿設されており、ボルト螺合孔57bは、他方の挟持部材55bに穿設されている。そして、一対の挟持部材55a,55bによって形成される保持溝56にスキージ51の被挟持部51aを嵌合させた後、ボルト挿通孔57aからボルト螺合孔57bに向けてボルト58を挿通し、螺合させることで、一対の挟持部材55a,55bは締結される。このように締結されることで、保持溝56に嵌合された被挟持部51aが前記保持溝56に挟持される。即ち、スキージ51とスキージホルダ55とは、一対の挟持部材55a,55bが締結される際に形成される保持溝56でスキージ51の被挟持部51aを挟持し、この状態で、スキージホルダ55の締結部材挿入孔57にボルト58を挿入し、螺合することによって連結固定(保持)されるようになっている。このように、スキージ51は、その裏面51d側でスキージホルダ55と連結固定されているため、スキージ51の作業面51bにはスキージ51を固定するための部材等が突出形成されておらず、作業面51b全体が平坦となった状態で取り付けられている。
図3〜5に示すように、スキージホルダ55の長手方向両端には、横漏れ防止板70がそれぞれ設けられている。印刷作業時には、スキージ51外側(X軸方向外側)へのペーストの流動(漏れ)をこの横漏れ防止板70により防止するように構成されている。
横漏れ防止板70は、中心線L(図4に示す)を境に基端部から先端部(図4では上部から下部)に向って互いに接近する対称な摺接面71a,71bを有した厚みのあるホームベース型をした樹脂材料からなる部材である。そして、中心線L上であってその上下中央部分を支点としてスキージホルダ55の端面に揺動可能(X軸方向と平行な軸回りに回転可能)に組付けられている。
詳しく説明すると、図5に示すように、スキージホルダ55の長手方向両端面には、鍔80aを有するカラー80がボルト部材82により枢着されることにより前記カラー80がボルト軸(X軸)回りに回転自在に設けられている。
また、スキージホルダ55の長手方向両端には、それぞれ前記横漏れ防止板70の揺動範囲を規制するための規制板84が取付けられている。この規制板84は、スキージホルダ55の端面から外側に突出して前記横漏れ防止板70の凹部72に介入しており、横漏れ防止板70が一定量だけ揺動すると凹部72の内側面72a,72bにこの規制板84が当接してその揺動を規制するように構成されている。
次に、上記のように構成された印刷装置の動作について説明する。
この印刷機において印刷作業が開始されると、まず、マスクシートMに対してその下側から基板Wが重装される。次に、ヘッド30が所定の印刷開始位置の上方に配置されると共に、前記ユニット組付部40の回転動作によりスキージ51が進行方向に向かって前傾した状態にセットされる。例えば図4においてヘッド30が右方に移動する場合には、同図中に実線で示すようにスキージ51が進行方向に向って右方に前傾した状態にセットされる。このとき、スキージ51は印刷作業時の往動時の所定のアタック角度に設定される。なお、アタック角度とは、マスクシートMに対するスキージ51の接触角度、つまりスキージ51をマスクシートMに接触させてペーストの掻き取り作業を行う際のマスクシートMに対するスキージ51の傾き角度である。
次いで、ヘッド30が下降し、マスクシートM上の接触ポイントにスキージ51の一方側のエッジ部分51cが当接する高さ位置にスキージ51がセットされる。このとき、前記圧力センサ36による検出値に基づいてヘッド30が駆動制御されることにより予め設定された圧力で、被印刷物である基板Wで支持されたマスクシートMに対してスキージ51が圧接される。尚、この圧力は、エッジ部分51cの作業面51b側がマスクシートMの上面に沿った形状になり、マスクシートMに隙間なく当接するような圧力に設定されている。
このように基板Wで支持されたマスクシートMに接触する高さ位置にスキージ51がセットされるとスキージ51の掻き取り面と共に横漏れ防止板70がマスクシートMに当接し、摺接面71a又は71b(同図では摺接面71a)全体がマスクシートMに密着するように、スキージ51のアタック角度に応じて横漏れ防止板70が回転することとなる。
こうしてスキージ51が所定の接触ポイントに圧接されると、図外の供給装置によりマスクシートM上にペーストが供給される。その後、ヘッド30がY軸方向に移動(往動)することにより、マスクシートM上のペーストがスキージ51により拡張されつつマスクシートMの開口部を介して基板W上に塗布(印刷)される。具体的には、ヘッド30の移動と共にマスクシートM上のペーストがスキージ51のエッジ部分51cで掻き取られ、掻き取られたペーストはスキージ51の作業面51bでローリングされつつ、開口部から押出されて基板W上に塗布される。その際、スキージ51の作業面51bにはローリングを阻害するものはなく平坦に形成され、且つスキージ51が適度の柔軟性を有するようにウレタンゴムで板状に形成されていることにより、マスクシートMへのなじみ性が向上するため、ペーストのローリング、塗布が良好に行われる。
スキージ51が終端位置に到達すると、ヘッド30の上昇およびユニット組付部40の反転駆動により、図4の二点鎖線に示すようにスキージ51の傾き方向が切換えられる。このとき、基板Wの離版、基板Wの入れ替え、およびマスクシートMに対する基板Wの重装が順次行われる。そして、上記と同様にしてスキージ51が復動時のアタック角度に設定され、他方側のエッジ部分51cがマスクシートM上に圧接された後、ヘッド30がY軸方向に移動する。この移動(復動)により、マスクシートM上のペーストがスキージ51により拡張される。この際、横漏れ防止板70のうち他方側の摺接面71a又は71b、すなわち往動時とは異なる側の摺動面を介して横漏れ防止板70がマスクシートMに圧接することにより、往動時と同様にペーストの横漏れが防止されることとなる。
以後、このようにユニット組付部40を駆動させてスキージ51の向きを反転させながらマスクシートMに沿ってスキージ51が往復移動することにより、マスクシートMに形成された開口部を介して順次基板Wにペーストが塗布(印刷)されることとなる。
次に、上記のように構成されたスクリーン印刷装置の作用効果について詳細に説明する。
スキージ51は、ウレタンゴム(高分子材料)で板状に形成されると共にその作業面51bが平坦となるように形成され、且つ該作業面51bの裏面51d側でスキージホルダ55と連結されている。従って、スキージホルダ55に保持されたスキージ51の作業面51b側には、突出する部分が存在しないため、ペーストのローリングが阻害されない。そのため、作業面に突出する部分が存在している従来のスキージに比べて、十分なローリング効果を得ることができる。
また、スキージ51は、ウレタンゴム(高分子材料)で板状に形成されているため適度な柔軟性を有する。そのため、スキージ51のエッジ部分51cがマスクシートMに対し、若干であれば平行でない状態でスキージホルダ55に保持されたとしても、ローリングの際、エッジ部分51cがスクリーン印刷装置のヘッド30によってマスクシートM方向へ僅かに押圧されることによって、作業面51b側のエッジ部分51c全体がマスクシートMに隙間なく当接する。そのため、スキージ51のマスクシートMに対するなじみ性が向上し、良好な印刷結果を得ることができる。
さらに、ウレタンゴム製の(高分子材料で形成された)スキージ51を使用しているため、金属製のスキージを使用した場合に比べて、マスクシートM側の摩耗を低減させることができる。
また、スキージ51は、作業面51bの裏面51d側にヘッド30の移動方向(Y軸方向)と交差する方向の(本実施形態においては、直交する)突条(被挟持部)51aを一体的に備え、スキージホルダ55は、分離可能にボルト(締結部材)58で締結された一対の挟持部材55a,55bで構成され、スキージ51とスキージホルダ55とは、分離された前記一対の挟持部材55a,55bがスキージ51の突条51aを挟持するように締結されることで互いに連結される。そのため、スキージ51とスキージホルダ55とが共に安価且つ簡易な構成でありながら、スキージホルダ55からスキージ51を容易に取り外すことができる。そのため、スキージ51が損傷等を受けた場合には、スキージ51のみを交換することができ、経済的にも有利である。また、スキージ51の取り外しが容易であるため、メンテナンス性が向上する。つまり、スキージ51がウレタンゴム製であることから、安価且つ簡易な構成である反面、金属製の硬質なスキージよりも消耗等により交換の頻度が増加する。しかし、上記構成によれば、このように交換頻度が増加しても、交換の作業性が良好なため、交換作業の増加に伴う労力増加を抑制することができる。
また、スキージ51の突条51aは、頂部に向かって幅広となるように形成され、一対の挟持部材55a,55bは、突条51aに対応した形状の保持溝56が形成されると共に、該保持溝56で移動方向(Y軸方向)に分離可能に構成されている。そのため、安価且つ簡易な構成でありながら、保持溝56に挟持されているスキージ51の突条51aが該保持溝56から抜け難く、より強固にスキージホルダ55がスキージ51を保持することができる。
なお、本発明のスクリーン印刷装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下に、他の実施形態を説明するが、上記実施形態と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
上記実施形態では、スキージホルダ55に形成される保持溝56は、下側から上側に向かって幅広となるように構成されているが(図6参照)、これに限定される必要はない。例えば、Y軸方向に沿った断面(横断面)において、保持溝56’が下側から上側まで同幅となるように形成されてもよい。この場合、図7に示されるように、保持溝56’を構成する側面に保持溝突出部56’a,56’bがそれぞれ長さ方向(X軸方向)に沿って形成されているのが好ましい。即ち、前記横断面において、同幅の保持溝56’の一部に溝の幅が狭くなる幅狭部(保持溝突出部)56’a,56’bを形成することで、一対の挟持部材55a,55bをボルト58によって締結した際、保持溝56’によって、スキージ51の突条51aは、強く挟持され、スキージ51とスキージホルダ55とは、強固に連結される。尚、本実施形態において、スキージ51の突条(被挟持部)51aの横断面は、同幅の矩形状に形成されている。
また、図8に示されるように、スキージ51’が裏面側51’dに突条を有しないX軸方向に細長い板状に形成されてもよい。即ち、裏面51’dも作業面51b同様に平坦に形成されてもよい。この場合、スキージ51’は、角柱状に形成されたスキージホルダ55’の下面に直接溶着することで連結保持される。このように構成されても、スキージホルダ55’に保持されたスキージ51’の作業面51b側には、突出する部分が存在しないため、ペーストのローリングが阻害されない。そのため、上記同様、十分なローリング効果を得ることができる。
また、スキージ51’は、ウレタンゴムで板状に形成されており、適度な柔軟性を有するため、スキージ51のマスクシートMに対するなじみ性が向上し、良好な印刷結果を得ることができる。さらに、ウレタンゴム製のスキージ51’を使用しているため、金属製のスキージを使用した場合に比べて、マスクシートM側の摩耗を低減させることができる。
また、スキージ51’は、作業面51bの裏面51’d側からボルト部材58を螺入可能な雌ネジ部51fを有するベースプレート51eを備え、スキージホルダ55”は、スキージ51’の雌ネジ部51fに対応する位置にボルト挿通孔57’が穿設され、スキージ51’とスキージホルダ55’とは、ボルト挿通孔57’にボルト部材58を作業面51b側に向かって挿通させ、ベースプレート51eの雌ネジ部51fと螺合させることで互いに連結されるように構成されてもよい。
具体的には、図9に示されるように、ベースプレート51eは、スキージ51’の作業面51bの裏面51’d側に接着されている。即ち、X軸方向及びY軸方向において、スキージホルダ55”と対応した形状のベースプレート51eには、X軸方向に所定間隔をおいて、複数の雌ネジ部51fが形成されている。このベースプレート51eは、スキージ51’の裏面51’dにおけるY軸方向の中央部に溶着(ライニング)されている。スキージホルダ55”は、一本の角柱状に形成されており、X軸方向に所定間隔をおいて、複数のボルト挿通孔57’が穿設されている。即ち、前記ベースプレート51eの雌ネジ部51fと対応した位置に、ボルト挿通孔57’が穿設されている。また、スキージホルダ55”の上面には、上記実施形態同様に一対のねじ軸(図示せず)が設けられている。
このように形成されたスキージ51’がスキージホルダ55”と重ね合わされる。その際、ベースプレート51eとスキージホルダ55”とが重なるように重ね合わされる。この状態で、スキージホルダ55”のボルト挿通孔57’にボルト58が挿通され、ベースプレート51eの雌ネジ部51fに螺入させることで、スキージ51’とスキージホルダ55”とが連結される。
また、図10に示されるように、ベースプレート51eは、作業面51bと平行若しくは略平行となるよう、スキージ51’に雌ネジ部51fが露出した状態で埋設されていてもよい。即ち、上記実施形態のように、スキージ51の金型での成型の際に、ベースプレート51eを埋め込むようにスキージ51’を形成してもよい。詳しくは、前記金型の内部に離型剤が塗布され、金型が型組みされる際に、洗浄し、ブラストした後、表面に接着材が塗布されたベースプレート51eを前記金型内に組み込む。この状態で、混合撹拌されている溶融ウレタンが注型されて成型される。
このように形成されるスキージ51’がスキージホルダ55”と重ね合わされる。その際、ベースプレート51eとスキージホルダ55”とがZ軸方向において対応するように重ね合わされる。この状態で、スキージホルダ55”のボルト挿通孔57’にボルト58が挿通され、ベースプレート51eの雌ネジ部51fに螺入させることで、スキージ51’とスキージホルダ55”とが連結される。
従って、図9及び図10に示されるような実施形態においても、スキージ51’とスキージホルダ55”とが共に安価且つ簡易な構成でありながら、ボルト58を取り外すだけで、スキージホルダ55”からスキージ51’を容易に取り外すことができる。そのため、上記実施形態同様、経済的にも有利なスクリーン印刷装置とすることができる。
また、図11に示されるように、スキージ51”は、ボルト部材が立設されたベースプレート51gを前記ボルト部材が前記作業面51bの裏面51’d側から該作業面51bと直交する方向に突出するように埋設され、スキージホルダ55”は、前記ボルト部材に対応する位置にボルト挿通孔57’が穿設され、スキージ51’とスキージホルダ55”とは、スキージ51’に立設されたボルトをスキージホルダ55”のボルト挿通孔57’に作業面51b側から挿通させ、前記ボルト部材を締結させることで互いに連結される。そのため、スキージ51’とスキージホルダ55”とが共に安価且つ簡易な構成でありながら、ナット51hを前記ボルト部材から取り外すだけで、スキージホルダ55”からスキージ51’を容易に取り外すことができる。その結果、上記実施形態同様、経済的にも有利なスクリーン印刷装置とすることができる。
また、上記実施形態において、スキージ51,51’は、いずれも作業面51bが平坦となるように形成されているが、これに限定される必要もない。即ち、略平坦となるように形成されてもよい。具体的には、図12に示されるように、Y軸方向の断面において、中央部が膨出した形状(例えば、鈍角のくの字状(図12(イ)参照))の作業面51b’であってもよく、中央部が窪んだ形状(例えば、湾曲した凹状(図12(ロ)参照))の作業面51b”であってもよい。
このような作業面51b’又は51b”の形状であっても、ヘッド30が移動するために、スキージ51”が進行方向に向かって前傾した状態にセットされた際、上記のように、スキージ51”をマスクシートMに接触させてペーストの掻き取り作業を行う際のマスクシートMに対するスキージ51”の傾き角度(作業面51b’又は51b”とマスクシートMとのなす角度)である適正なアタック角度αを保つことができれば、作業面は、平坦でなく略平坦であってもよい。
本実施形態に係るスクリーン印刷装置を示す正面図を示す。 同実施形態に係るスクリーン印刷装置を示す側面図を示す。 同実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるヘッドの構成を示す斜視図を示す。 同実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるヘッドの側面図を示す。 同実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの端部の分解斜視図を示す。 同実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他実施形態に係るスクリーン印刷装置におけるスキージユニットの側面図を示す。 他の実施形態に係るスクリーン印刷装置において、(イ)は膨出した形状の作業面を有するスキージにおけるアタック角度の模式図を示し、(ロ)は窪んだ形状の作業面を有するスキージにおけるアタック角度の模式図を示す。
符号の説明
30 ヘッド(印刷用ヘッド)
51 スキージ
51b 作業面
51c エッジ部分
51d 裏面
55 スキージホルダ
M マスクシート

Claims (2)

  1. マスクシートに沿って相対的に往復移動するヘッドと、前記マスクシート上に供給されたペーストを拡張させる作業面を有し、前記ヘッドの往動時には前記作業面の移動方向に対する後方側端部である当該作業面の一方側の端部を前記マスクシートに当接させる一方、ヘッドの復動時には前記作業面の移動方向に対する後方側端部である当該作業面における前記一方側の端部と反対側の端部を前記マスクシートに当接させるスキージと、前記スキージを保持して前記ヘッドに取り付けるためのスキージホルダと、を備え、
    前記スキージは、高分子材料で板状に形成されると共にその作業面が平坦若しくは略平坦となるように形成され、且つ前記作業面の裏面側に前記移動方向と交差する方向の突条を一体的に備え、このスキージの突条は、頂部に向かって幅広となるように形成され、
    前記スキージホルダは、分離可能にボルトによって締結された一対の挟持部材で構成され、これら一対の挟持部材は、前記突条に対応した形状の溝部が形成されると共に該溝部で分離可能に構成され
    前記スキージとスキージホルダとは、分離された前記一対の挟持部材が前記スキージの突条を挟持するように前記ボルトによって締結されることにより前記作業面の裏面側において互いに連結されることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 前記突条の長手方向における前記スキージホルダの両端部に取り付けられ、前記作業面から当該作業面の法線方向に突出し且つ前記長手方向と直交する方向に広がる横漏れ防止板を備え、
    前記一対の狭持部材における一方の狭持部材の前記突状の幅方向における寸法が、他方の狭持部材の前記幅方向における寸法よりも大きく、
    前記横漏れ防止板は、前記一方の狭持部材の前記長手方向における端部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
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