JP4987038B2 - 圧縮機用ターミナル保護カバー及び圧縮機及び空気調和機及び給湯機及び圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法 - Google Patents

圧縮機用ターミナル保護カバー及び圧縮機及び空気調和機及び給湯機及び圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、冷凍サイクルに使用される圧縮機のターミナルを保護する圧縮機用ターミナル保護カバーに関する。詳しくは、この発明の圧縮機用ターミナル保護カバーは、加速度検出用の電子部品を実装した基板を圧縮機用ターミナル保護カバーの天面に埋没するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作されるものである。さらに、この圧縮機用ターミナル保護カバーを用いる圧縮機及び圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法に関する。
従来、温度センサを圧縮機の外表面に密着固定するためのセンサ保持部をターミナル保護カバーから延出して形成し、センサ保持部は温度センサの外形寸法と略同一大きさで下方を開口部とした空間部と、空間部の片端にセンサリード線を引き出すための開口空間を形成して、温度センサを空間部に嵌め込み仮固定して、タ−ミナル保護カバーをターミナルに被せて温度センサを保持する圧縮機用ターミナル保護カバーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、温度センサを圧縮機のシェルに取付けるセンサ保持板を配設し、センサ保持板は金属製で保持板固定部とセンサ固定部および保持板固定片からなり、さらにターミナル保護カバーの外側下部にセンサ保持板の位置決め手段を形成し、位置決め手段をガイドに、センサ保持板を保持板固定片がターミナル保護カバーの外側下部の外周面に沿って位置する状態に挿入固定する圧縮機用ターミナル保護カバーが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−188570号公報 特開2002−188571号公報
上記特許文献1及び特許文献2に記載された圧縮機用ターミナル保護カバーは、温度センサの保持部を備えるもので、温度センサの取付に際し、製造工程の増加による加工費の高コスト化が課題となっていた。
また、運転振動に起因する騒音を抑制するために圧縮機にピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機の3軸加速度を検出する加速度センサを装着することを想定した場合、従来技術では加速度センサの位置決めが困難で、加速度センサの出力精度が低下する恐れがあり、加速度センサの圧縮機への固定方法が課題となっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、圧縮機用の加速度センサを、工程を増加させることなく圧縮機に固定することができ、さらに、加速度センサの位置ずれ防止を可能とする圧縮機用ターミナル保護カバーを提供する。また、その圧縮機用ターミナル保護カバーを用いた圧縮機、その圧縮機を用いた空気調和機及び給湯機を提供する。さらに圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法を提供する。
この発明に係る圧縮機用ターミナル保護カバーは、冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機に設けられ、圧縮機に電力が供給されるターミナルを保護する圧縮機用ターミナル保護カバーであって、
圧縮機用ターミナル保護カバーは、
ターミナルを保護するターミナル保護部と、
圧縮機の密閉容器に固定される足部と、
ピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機の3軸加速度を検出する加速度センサを実装した基板を有する基板組立と、を備え、
基板をターミナル保護部に埋設するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作されることを特徴とする。
この発明の圧縮機用ターミナル保護カバーは、ピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機の3軸加速度を検出する加速度センサを実装した基板をターミナル保護部に埋設するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作されるので、工程を増加することなく加速度センサを圧縮機等に組み付けることが可能となる。
実施の形態1を示す図で、空気調和機の冷媒回路図。 実施の形態1を示す図で、室外機100の分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機1の縦断面図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60を取り付けた圧縮機1の外形図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の上面図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の側面図(一部を断面で示す)。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の底面図。 図5のX−X断面図。 図4のA部付近を示し、圧縮機用ターミナル保護カバー60を図5のX−X断面で示す図。 比較のために示す図で、従来のものの図9相当図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の上面を見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の底面を見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板組立70を加速度センサ72側から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板組立70を加速度センサ72側から見た分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板組立70を加速度センサ72の反対側から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板押え部品80を上面から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板押え部品80の上面図。 実施の形態1を示す図で、基板押え部品80の側面図。 実施の形態1を示す図で、基板押え部品80を底面から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板押え部品80の底面図。 実施の形態1を示す図で、第1の係り止め部81の拡大斜視図。 実施の形態1を示す図で、第2の係り止め部84の拡大斜視図。 実施の形態1を示す図で、加速度センサ72の基本構成図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド金型200のセット前の状態を示す分解図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド金型200をセットした状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の製造工程を示す図。
実施の形態1.
圧縮機に電力供給を行うターミナルを埃や水などから防ぎ、導電性の異物などの接触を防ぐために設けられ、ピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機の3軸加速度を検出する電子部品を実装した基板をターミナル保護カバーの天面に埋没するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作されるターミナル保護カバーを説明する前に、ターミナルが設けられる圧縮機を使用する冷媒回路(冷凍サイクル)及び圧縮機が設置される空気調和機の室外機について説明する。
図1は実施の形態1を示す図で、空気調和機の冷媒回路図である。図1に示すように、空気調和機の冷媒回路は、主に以下に示す要素により構成され、これらの各要素を順次接続して冷凍サイクルを構成する。
(1)冷媒を圧縮する圧縮機1;
空気調和機(小形)の圧縮機1には、主にロータリ圧縮機が使用されている。ロータリ圧縮機以外に、スクロール圧縮機等も用いられる。また、冷媒には、主にR410Aが使用される。また、圧縮機1の潤滑油には、非相溶油、エステル油、エーテル油等が用いられる。
(2)冷房運転と暖房運転とで冷媒の流れる方向を切り替える四方弁2;
四方弁2は、冷房運転時は図1の実線で示すように、圧縮機1から室外側熱交換器3、室内側熱交換器5から圧縮機1へ冷媒が流れるように、暖房運転時は、図1の破線で示すように、圧縮機1から室内側熱交換器5、室外側熱交換器3から圧縮機1へ冷媒が流れるように動作する。
(3)冷房運転時は凝縮器、暖房運転時は蒸発器として動作する室外側熱交換器3;
(4)高圧の液冷媒を減圧して低圧の気液二相冷媒にする減圧装置4(電子制御式膨張弁);
(5)冷房運転時は蒸発器、暖房運転時は凝縮器として動作する室内側熱交換器5。
図1の実線矢印は、冷房運転時の冷媒の流れる方向を示す。また、図1の破線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れる方向を示す。
室外側熱交換器3には室外側送風機6(例えば、軸流ファン)が設けられ、そして室内側熱交換器5には室内側送風機7(例えば、クロスフローファン)が設けられている。
冷房運転時は、圧縮機1から圧縮された高温高圧の冷媒が吐出し、四方弁2を介して室外側熱交換器3へ流入する。この室外側熱交換器3では、その風路に設けられた室外側送風機6(例えば、軸流ファン)により室外の空気が室外側熱交換器3のフィンとチューブ(伝熱管)の間を通過しながら冷媒と熱交換し、冷媒は冷却されて高圧の液状態になり、室外側熱交換器3は凝縮器として作用する。その後、減圧装置4を通過して減圧され低圧の気液二相冷媒となり室内側熱交換器5に流入する。室内側熱交換器5では、その風路に取り付けられた室内側送風機7(例えば、クロスフローファン)の駆動により室内空気が室内側熱交換器5のフィンとチューブ(伝熱管)の間を通過し冷媒と熱交換することにより、室内空間に吹き出される空気は冷やされ、一方冷媒は空気より熱を受け取り蒸発して気体状態となり(室内側熱交換器5は蒸発器として作用する)、冷媒はその後圧縮機1へ戻る。室内側熱交換器5で冷却された空気により、室内空間を空調(冷房)する。
また、暖房運転時は、四方弁2が反転することより、冷凍サイクルにおいて上記冷房運転時の冷媒の流れと逆向きに冷媒が流れ、室内側熱交換器5が凝縮器として、室外側熱交換器3が蒸発器として作用する。室内側熱交換器5で暖められた空気により、室内空間を空調(暖房)する。
図2は実施の形態1を示す図で、室外機100の分解斜視図である。図2により空気調和機の室外機100の構成を説明する。
図2に示すように、空気調和機の室外機100は、主に以下に示す要素により構成される。
(1)平面視で略L字状の室外側熱交換器3;
(2)室外機100の筐体の底部を構成する底板8(ベース);
(3)筐体の天面を構成する平板状のトップパネル9;
(4)筐体の前面と一側部を構成する平面視で略L字状のフロントパネル10;
(5)筐体の他側部を構成するサイドパネル11;
(6)風路(送風機室)と機械室を分けるセパレータ12;
(7)電気品が収納される電気品ボックス13;
(8)冷媒を圧縮する圧縮機1;
(9)冷媒回路を形成する冷媒配管・冷媒回路部品類14;
(10)室外側熱交換器3に送風を行う室外側送風機6。
図3は実施の形態1を示す図で、圧縮機1の縦断面図である。図3により、圧縮機1の一例として2気筒回転圧縮機の構成を説明する。2気筒回転圧縮機は、高圧雰囲気の密閉容器21内に、固定子22aと回転子22bとからなる電動機22と、電動機22により駆動される圧縮機構部23とを収納している。
電動機22には、インバータで駆動されるブラシレスDCモータが使用され、固定子22aの巻線22a−1には、三相の巻線が施される。三相の巻線は、集中巻又は分布巻のどちらでもよい。
電動機22の回転力は、クランク軸24を介して圧縮機構部23に伝達される。
クランク軸24は、電動機22の回転子22bに固定される主軸24aと、主軸24aの反対側に設けられる副軸24bと、主軸24aと副軸24bとの間に所定の位相差(例えば、180°)を設けて形成される主軸側偏芯部24c及び副軸側偏芯部24dと、これらの主軸側偏芯部24cと副軸側偏芯部24dとの間に設けられる中間軸24eとを有する。
主軸受26は、クランク軸24の主軸24aに摺動のためのクリアランスを持って嵌合され、回転自在に主軸24aを軸支する。
また、副軸受27は、クランク軸24の副軸24bに摺動のためのクリアランスを持って嵌合され、回転自在に副軸24bを軸支する。
圧縮機構部23は、主軸24a側の第1のシリンダ28と、副軸24b側の第2のシリンダ29とを備える。
第1のシリンダ28は、円筒状の内部空間を有し、この内部空間に、クランク軸24の主軸側偏芯部24cに回転自在に嵌合する第1のピストン31aが設けられる。さらに、主軸側偏芯部24cの回転に従って往復運動する第1のベーン(図示せず)が設けられる。
クランク軸24の主軸側偏芯部24cに回転自在に嵌合する第1のピストン31a、第1のベーンを収納した第1のシリンダ28の内部空間の軸方向両端面を、主軸受26と仕切板30とで閉塞して圧縮室を形成する。
第1のシリンダ28は、密閉容器21の内周部に固定される。
第2のシリンダ29も、円筒状の内部空間を有し、この内部空間に、クランク軸24の副軸側偏芯部24dに回転自在に嵌合する第2のピストン31bが設けられる。さらに、副軸側偏芯部24dの回転に従って往復運動する第2のベーン(図示せず)が設けられる。
クランク軸24の副軸側偏芯部24dに回転自在に嵌合する第2のピストン31b、第2のベーンを収納した第2のシリンダ29の内部空間の軸方向両端面を、副軸受27と仕切板30とで閉塞して圧縮室を形成する。
圧縮機構部23は、第1のシリンダ28と主軸受26とをボルト締結し、また第2のシリンダ29と副軸受27とをボルト締結した後、仕切板30をそれらの間に挟んで、主軸受26の外側から第2のシリンダ29、及び副軸受27の外側から第1のシリンダ28まで軸方向にボルト締結し固定する。
図3で図示しているボルト32は、主軸受26の外側から第2のシリンダ29まで軸方向に締結し固定するボルトの一部である。
また、図3で図示しているボルト33は、第2のシリンダ29と副軸受27とを締結するボルトの一部である。
密閉容器21に隣接してアキュムレータ40が設けられる。吸入連結管41、吸入連結管42は夫々第1のシリンダ28、第2のシリンダ29とアキュムレータ40とを連結する。
第1のシリンダ28、第2のシリンダ29で圧縮された冷媒ガスは、密閉容器21内に吐出され、吐出管43から冷凍空調装置の冷凍サイクルへ送り出される。
また、電動機22へは、ガラス端子44(ターミナル)からリード線45を経由して電力が供給される。電動機22が三相であるから、リード線45も三本である。また、ガラス端子44の端子も三本である。
図示はしないが、密閉容器21内の底部には、圧縮機構部23の各摺動部を潤滑する潤滑油(冷凍機油)が貯留されている。
圧縮機構部23の各摺動部への潤滑油の供給は、密閉容器21底部に溜められた潤滑油をクランク軸24の回転による遠心力によりクランク軸24の内径24fに沿って上昇させ、クランク軸24に設けられた給油孔50より行なう。図3の例は、給油孔50が4箇所に形成されている。夫々の給油孔50から、主軸24aと主軸受26、主軸側偏芯部24cと第1のピストン31a、副軸側偏芯部24dと第2のピストン31b及び副軸24bと副軸受27の間の摺動部に潤滑油が供給される。
クランク軸24は、運転中の圧縮ガス負荷による撓みを抑えるよう、ヤング率150GPa以上の素材を使用する。さらに、運転時の振動を抑えるために、主軸側偏芯部24cと副軸側偏芯部24dは、略同一形状(同一直径、同一軸方向長さ)、略同一偏芯量とし、回転時の遠心力のバランスを保っている。
また、主軸側偏芯部24cの反偏芯側外周面は、主軸24aの外周面よりも軸中心側になるように形成する。
主軸側偏芯部24cの反偏芯側外周面を、主軸24aの外周面よりも軸中心側になるように形成すると、副軸側偏芯部24dは主軸側偏芯部24cと同一形状、同一偏芯であるから、副軸24bの外径が主軸24aの外径と同一の場合は、副軸側偏芯部24dの反偏芯側外周面も副軸24bの外周面よりも軸中心側になる。すると、副軸24b側から第1のピストン31a、第2のピストン31bを副軸側偏芯部24dへ挿入することができなくなる。そのため、副軸24bの外径を、主軸24aの外径よりも小さくして、副軸側偏芯部24dの反偏芯側外周面は、副軸24bの外周面よりも反軸中心側になるようにする。
このような構成のクランク軸24は、主軸側偏芯部24c及び副軸側偏芯部24dの偏芯量を大きくとることができ、圧縮室の排除容積を拡大し、2気筒回転圧縮機の高出力化が可能となる。
また、言い変えれば、同じ出力を得るのに圧縮室の容積を小さくでき、2気筒回転圧縮機の小型軽量化が可能となる。
また、圧縮機1は、圧縮機1を圧縮機製造ラインで圧縮機1に塗装(黒塗り)や漏れチェックなどを行うためにハンガーへ吊り掛けて搬送する際に用いるロッド46を密閉容器21の上面に備える。後述するが、ロッド46の先端には圧縮機用ターミナル保護カバーを固定するためのねじ部を備える。
図4は実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60を取り付けた圧縮機1の外形図である。図4に示すように、密閉容器21の上面に、ガラス端子44を保護する圧縮機用ターミナル保護カバー60が取り付けられる。
上述したように、圧縮機1は、冷媒を圧縮する圧縮機構部23を駆動する電動機22を備え、電動機22に電力を供給することにより電動機22が圧縮機構部23を駆動して冷媒を圧縮する。
外部の電源からガラス端子44を経由して、電力が電動機22に供給される。
ガラス端子44は、金属とガラスとで構成される。ガラス端子44は、圧縮機1の密閉容器21に溶接で固定される。三本の端子は、ガラスによって絶縁される。
ガラス端子44の三本の端子には、密閉容器21の外側では外部の電源から図示しないリード線が接続される。また、密閉容器21の内側では電動機22からリード線45が接続される。
密閉容器21の外側では、外部の電源からリード線が接続されたガラス端子44の端子付近は導電部が剥き出しであり、そのまま空気調和機の室外機に組み込まれると、埃、水、導電性異物等によりガラス端子44が絶縁不良になる恐れがある。
そこで、ガラス端子44の外部に露出している部分を埃、水、導電性異物等から保護する圧縮機用ターミナル保護カバーが必要になる。
図4に示すように、圧縮機1の密閉容器21の上面に立設しているロッド46を利用して、圧縮機用ターミナル保護カバー60を圧縮機1に固定する。
ナット47をロッド46のねじ部46aに締結して、圧縮機用ターミナル保護カバー60をロッド46に固定する。
図5乃至図8は実施の形態1を示す図で、図5は圧縮機用ターミナル保護カバー60の上面図、図6は圧縮機用ターミナル保護カバー60の側面図(一部を断面で示す)、図7は圧縮機用ターミナル保護カバー60の底面図、図8は図5のX−X断面図である。
圧縮機用ターミナル保護カバー60は、BMC(不飽和ポリエステル)等の熱硬化性樹脂でモールド成形して形成される。
図5乃至図8に示すように、モールド部61は、ターミナル保護部63と足部62とからなる。ターミナル保護部63は圧縮機1のガラス端子44を覆い、ガラス端子44を埃、水、導電性の異物等から保護する部分である。また、足部62により、圧縮機用ターミナル保護カバー60は圧縮機1の密閉容器21のロッド46に固定される。
詳細は後述するが、基板に3軸加速度センサを実装した基板組立70が、ターミナル保護部63の天面部に埋設されている。
本実施の形態は、圧縮機用ターミナル保護カバー60に、基板に3軸加速度センサを実装した基板組立70が埋設されている点に特徴がある。
足部62の上面には、圧縮機1の密閉容器21のロッド46に挿入されるねじ穴62aが設けられる。
図9は図4のA部付近を示し、圧縮機用ターミナル保護カバー60を図5のX−X断面で示す図である。図9に示すように、圧縮機用ターミナル保護カバー60の足部62に設けられたねじ穴62aをロッド46に通し、ねじ穴62aをロッド46の段差部46b(ロッド46の先端部よりも径が大きい部分)に当接させることで、軸方向に位置決めされ、所定の位置に固定される。圧縮機用ターミナル保護カバーのターミナル保護部が圧縮機のガラス端子を概略覆うことで、埃、水、導電性の異物等のガラス端子44への侵入を防止する。
さらに、ナット47をねじ部46aに締結して、圧縮機用ターミナル保護カバー60をロッド46に固定する。
図10は比較のために示す図で、従来のものの図9相当図である。従来の圧縮機用ターミナル保護カバーは、PPE(ポリフェニレンエーテル)等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成される。
従来の圧縮機用ターミナル保護カバー160は、ターミナル保護部163と足部162とからなる。ターミナル保護部163は圧縮機1のガラス端子44を覆い、ガラス端子44を埃、水、導電性の異物等から保護する部分である。また、足部162により、圧縮機用ターミナル保護カバー160は圧縮機1の密閉容器21のロッド46に固定される。
但し、従来の圧縮機用ターミナル保護カバー160は、本実施の形態の圧縮機用ターミナル保護カバー60のように、基板に3軸加速度センサを実装した基板組立70が、ターミナル保護部163の天面部に埋設されていない。
図11、図12は実施の形態1を示す図で、図11は圧縮機用ターミナル保護カバー60の上面を見た斜視図、図12は圧縮機用ターミナル保護カバー60の底面を見た斜視図である。
図11、図12により、圧縮機用ターミナル保護カバー60についてさらに説明する。圧縮機用ターミナル保護カバー60は、既に説明したように、圧縮機1のガラス端子44を覆い、ガラス端子44を埃、水、導電性の異物等から保護するターミナル保護部63と、圧縮機1の密閉容器21のロッド46に固定される足部62とからなるモールド部61に、基板組立70が埋設されている。
図11に示すように、ターミナル保護部63の上面に、後述する基板押え部品80の突起85の端面が表出している。この点については、後述する。
図12に示すように、ターミナル保護部63の底面に、後述する基板押え部品80の突起83が突出している。この点についても、後述する。
図13乃至図15は実施の形態1を示す図で、図13は基板組立70を加速度センサ72側から見た斜視図、図14は基板組立70を加速度センサ72側から見た分解斜視図、図15は基板組立70を加速度センサ72の反対側から見た斜視図である。
図13乃至図15に示すように、基板組立70は、少なくとも加速度センサ72が実装された基板71と、リード線74が接続され、基板71に半田付けされるボードイン形コネクタ75と、リード線74を口出しするリード線口出し部品73と、基板71に組み付けられる基板押え部品80と、を備える。
略正方形の基板71の各辺の外周縁部には、基板押え部品80の第1の係り止め部81(三個)、第2の係り止め部84(一個)が係り止められる切欠き76a,76bが形成されている。
図中の切欠き76a,76bは、略四角形であるが、これに限定するものではなく、基板押さえ部品の係り止め部に対応した任意の形状でよい。
二つの切欠き76aは、ボードイン形コネクタ75が半田付される辺に隣接する二辺の略中央部に形成されている。二つの切欠き76aは、加速度センサ72を間にして対向している。
二つの切欠き76aに、一つの第1の係り止め部81と、第2の係り止め部84が係り止められる。
ボードイン形コネクタ75が半田付される辺に形成される切欠き76bは、ボードイン形コネクタ75と重ならないように辺の中央部からずれた位置に形成される。
ボードイン形コネクタ75が半田付される辺の対辺の切欠き76bは、ボードイン形コネクタ75が半田付される辺に形成される切欠き76bと点対称に形成される。
二つの切欠き76bに、二つの第1の係り止め部81が係り止められる。
図16乃至図22は実施の形態1を示す図で、図16は基板押え部品80を上面から見た斜視図、図17は基板押え部品80の上面図、図18は基板押え部品80の側面図、図19は基板押え部品80を底面から見た斜視図、図20は基板押え部品80の底面図、図21は第1の係り止め部81の拡大斜視図、図22は第2の係り止め部84の拡大斜視図である。
図16乃至図22を参照しながら基板押え部品80について詳述する。図に示すように、基板押え部品80は、全体が略四角形の額縁状である。基板押え部品80は、基板71の加速度センサ72側の面の四隅に突起85(四個)が立設している。
基板押え部品80は、PBT(ポリブチレンテレフタラート)等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成される。
基板押え部品80の四個の突起85は、圧縮機用ターミナル保護カバー60をモールド成形する際に、基板組立70の軸方向(圧縮機1に取り付けた際の軸方向)の一方の位置決めになる。
そのため、図11に示すように、圧縮機用ターミナル保護カバー60のターミナル保護部63の上面に、基板押え部品80の四個の突起85の端面が露出している。
基板押え部品80は、四つの連結部86で全体が略四角形の額縁状に形成されている。
四つの連結部86の突起85と反対側の面に、前述の第1の係り止め部81(三個)、第2の係り止め部84が形成されている。
第1の係り止め部81は、連結部86から延びる略角柱状の足部82と、足部82の先端に形成される略円柱状の突起83とを備える(特に、図21参照)。また、第1の係り止め部81の足部82には、段差部82aが形成されている。足部82が基板71の切欠き76a,76bに嵌り、さらに連結部86と段差部82aとで基板71を挟持することで、基板押え部品80が基板71に固定される。但し、後述する第2の係り止め部84も同様の機能を有し、第1の係り止め部81と第2の係り止め部84とで基板71を挟持することにより、基板押え部品80が基板71に固定される。
基板押え部品80の第1の係り止め部81の足部82及び第2の係り止め部84が基板71の切欠き76a,76bに嵌まることで、基板押え部品80と基板71との組みつけに対するガタを極力少なくすることで基板71の水平方向、及び、回転方向の位置ずれを防止することが可能となる。
第1の係り止め部81の足部82の段差部82aの反対側の端面は、圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド成形する際に、基板組立70の軸方向(圧縮機1に取り付けた際の軸方向)の他方の位置決めになる金型設置面87になっている。
圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド成形時には、モールド金型が、基板押え部品80の四個の突起85と三箇所の金型設置面87とを挟持してモールド成形することにより、基板71の軸方向の位置決めを行うことが可能となる。
圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド成形時に、第1の係り止め部81の足部82の先端に形成される略円柱状の突起83(三個)をモールド金型の対応する穴(後述する)に挿入してモールド成形することにより、モールド成形時の成形圧力による基板71の水平方向、及び、回転方向の位置ずれを防止することが可能となる。
第2の係り止め部84は、特に図22に示すように、第1の係り止め部81の足部82の先端に形成される略円柱状の突起83に相当する部分を持たない。この理由について、以下説明する。
図6、図7に示すように、圧縮機用ターミナル保護カバー60のターミナル保護部63の裏面(圧縮機1に取り付けたときに密閉容器21側となる面)に、基板押え部品80における第1の係り止め部81の足部82の先端に形成される略円柱状の突起83が三本突出している。
第2の係り止め部84は、モールド成形後の圧縮機用ターミナル保護カバー60のターミナル保護部63の側壁63aの内部に埋没する。このように、第2の係り止め部84に突起83相当部を形成しても、ターミナル保護部63の側壁63aの内部に埋まり外部に突出しないので、第2の係り止め部84には、第1の係り止め部81の足部82の先端に形成される略円柱状の突起83相当部分を形成していない。
ここで、加速度センサ72について説明する。加速度センサ72は、三次元の各成分ごとに加速度(その他、力、磁気)等の物理量を検出しうる小型のセンサであり、シリコンなどの半導体基板にゲージ抵抗を形成し、外部から加わる力に基づいて基板に生じる機械的な歪みを、ピエゾ抵抗効果を利用して電気信号に変換するものである。基本的な原理は、例えば、国際出願(WO 93/02342)に開示されている。
図23は実施の形態1を示す図で、加速度センサ72の基本構成図である。図23を参照しながら加速度センサ72の構成を簡単に説明する。
加速度センサ72は、3軸の力・モーメントを検出する3軸力・モーメントセンサである。加速度センサ72は、台座91にSi基板92(起歪体)が固定され、さらにSi基板92(起歪体)に重錘体93が接合されている。
Si基板92に加わる力によってSi基板92上に形成されたピエゾ抵抗体(図示せず)に歪が生じる。ピエゾ抵抗体の電気抵抗は、ピエゾ抵抗効果に基づき歪に比例して変化する。この抵抗変化を利用して力を検出する。
Si基板92にダイヤフラムを形成し、Si基板92を起歪体とすることで3軸加速度センサとして機能する。
Si基板92表面には、3軸の加速度成分を検出するための3組のゲージ抵抗が形成されている。Si基板92裏面には、環状のダイヤフラムが形成され、中央部に重錘体93が、周辺部に台座91が接合されている。
重錘体93にXまたはY軸方向またはZ軸方向の加速度が作用すると、環状のダイヤフラムはそれぞれの方向に変位する。このとき、Si基板92に形成されたゲージ抵抗をブリッジ回路に接続することにより、各軸加速度が独立して検出できる。
図24、図25は実施の形態1を示す図で、図24は圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド金型200のセット前の状態を示す分解図、図25は圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド金型200をセットした状態を示す図である。
図24、図25に示すように、圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド金型200は、上型201と、下型202とを備える。
圧縮機用ターミナル保護カバー60のモールド成形時には、第1の係り止め部81の足部82の先端に形成される略円柱状の突起83(三個)をモールド金型の対応する穴203に挿入してモールド成形することにより、モールド成形時の成形圧力による基板71の水平方向、及び、回転方向の位置ずれを防止することが可能となる。
図26は実施の形態1を示す図で、圧縮機用ターミナル保護カバー60の製造工程を示す図である。図26により圧縮機用ターミナル保護カバー60の製造工程を説明する。
(1)ステップ1:基板71を製造する。基板71には、ピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機1の加速度を検出する加速度センサ72等が実装されている。また、基板71には、その外周縁部付近にリード線74を口出しするリード線口出し部品73が取り付けられる。併せて、熱可塑性樹脂を用いて基板押え部品80を製作する。
(2)ステップ2:基板押え部品80を基板71に固定する。PBT(ポリブチレンテレフタラート)等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成される基板押え部品80がリード線口出し部品73が取り付けられた基板71に組み付けられ基板組立70が製造される。
(3)ステップ3:基板組立70をBMC(不飽和ポリエステル)等の熱硬化性樹脂でモールド成形して、圧縮機用ターミナル保護カバー60を製造する。
以上のように構成された圧縮機用ターミナル保護カバー60においては、圧縮機用ターミナル保護カバー60の足部62に設けられたねじ穴62aを介して、圧縮機1に設けられたロッド46に備えるねじ部46aにねじ留めして固定することで、圧縮機1の製造工程を増加することなく圧縮機1に加速度センサ72を組み付けることが可能となる。
また、基板71に基板押え部品80の第1の係り止め部81及び第2の係り止め部84が係り止められて組み付けられ、かつ、モールド金型200が突起85と第1の係り止め部81を挟持してモールド成形することにより、基板71の軸方向の位置決めを行うことが可能となる。
また、モールド金型200の対応する穴203に基板押え部品80の第1の係り止め部81の先端に設けられた突起83を挿入してモールド成形することにより、モールド成形時の成形圧力による基板71の水平方向、及び、回転方向の位置ずれを防止することが可能となる。
さらに、基板押え部品80に備える第1の係り止め部81の足部82及び第2の係り止め部84が基板71に備える切欠き76a,76bに嵌まることで、基板押え部品80と基板71との組みつけに対するガタを極力少なくすることで基板71の水平方向、及び、回転方向の位置ずれを防止することが可能となる。
以上のように、この実施の形態の圧縮機用ターミナル保護カバー60は、ピエゾ抵抗効果を用いて圧縮機1の加速度を検出する加速度センサ72等を実装した基板71を圧縮機用ターミナル保護カバー60の天面に埋没するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作しているので、圧縮機1の製造工程を増加することなく圧縮機1に加速度センサ72を組み付け、製造コストの低コスト化を図ることができる。
また、基板71にPBT(ポリブチレンテレフタラート)等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成した基板押え部品80を組付け、モールド成形時の基板71の位置ずれを防止するようにしているので、加速度センサ72の組付け精度が向上し、圧縮機1の信頼性を向上することができる。
本発明の活用例として、本発明の圧縮機用ターミナル保護カバーを装着した圧縮機、その圧縮機を搭載した空調調和機、給湯機が挙げられる。
1 圧縮機、2 四方弁、3 室外側熱交換器、5 室内側熱交換器、6 室外側送風機、7 室内側送風機、8 底板、9 トップパネル、10 フロントパネル、11 サイドパネル、12 セパレータ、13 電気品ボックス、14 冷媒配管・冷媒回路部品類、21 密閉容器、22 電動機、22a 固定子、22b 回転子、23 圧縮機構部、24 クランク軸、24a 主軸、24b 副軸、24c 主軸側偏芯部、24d 副軸側偏芯部、24e 中間軸、24f 内径、26 主軸受、27 副軸受、28 第1のシリンダ、29 第2のシリンダ、30 仕切板、31a 第1のピストン、31b 第2のピストン、32 ボルト、33 ボルト、40 アキュムレータ、41 吸入連結管、42 吸入連結管、43 吐出管、44 ガラス端子、45 リード線、46 ロッド、46a ねじ部、46b 段差部、47 ナット、50 給油孔、60 圧縮機用ターミナル保護カバー、61 モールド部、62 足部、62a ねじ穴、63 ターミナル保護部、63a 側壁、70 基板組立、71 基板、72 加速度センサ、73 リード線口出し部品、74 リード線、75 ボードイン形コネクタ、76a 切欠き、76b 切欠き、80 基板押え部品、81 第1の係り止め部、82 足部、82a 段差部、83 突起、84 第2の係り止め部、85 突起、86 連結部、87 金型設置面、91 台座、92 Si基板、93 重錘体、100 室外機、160 圧縮機用ターミナル保護カバー、161 モールド部、162 足部、163 ターミナル保護部、200 モールド金型、201 上型、202 下型、203 穴。

Claims (8)

  1. 冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機に設けられ、前記圧縮機に電力が供給されるターミナルを保護する圧縮機用ターミナル保護カバーであって、
    当該圧縮機用ターミナル保護カバーは、
    前記ターミナルを保護するターミナル保護部と、
    前記圧縮機の密閉容器に固定される足部と、
    ピエゾ抵抗効果を用いて前記圧縮機の3軸加速度を検出する加速度センサを実装した基板を有する基板組立と、を備え、
    前記基板をターミナル保護部に埋設するように熱硬化性樹脂で一体に成形して製作されることを特徴とする圧縮機用ターミナル保護カバー。
  2. 前記基板組立は、前記基板に組み付けられ、熱可塑性樹脂製で全体が略四角形の額縁状の基板押え部品を備え、
    前記基板押え部品は、
    前記額縁状の四隅に立設して形成される突起と、
    前記突起を連結する連結部と、
    前記突起と反対側の面に立設して形成される係り止め部と、を備え、
    前記基板に前記係り止め部が係り止められて組み付けられるとともに、モールド金型が前記突起と前記係り止め部を挟持してモールド成形することにより、前記基板の軸方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機用ターミナル保護カバー。
  3. 前記係り止め部はモールド金型の金型設置面を有し、前記金型設置面から伸びる複数の突起を備え、前記モールド金型の対応する穴に前記係り止め部の先端に設けられる係り止め部の突起を挿入してモールド成形することことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機用ターミナル保護カバー。
  4. 前記基板の外周に複数の切欠きを備え、前記基板押え部品に備える前記係り止め部が前記切欠きに嵌まることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の圧縮機用ターミナル保護カバー。
  5. 密閉容器と、
    前記密閉容器に設けられ、当該圧縮機に電力を供給するターミナルと、
    前記密閉容器に固定され、当該圧縮機の搬送用のロッドと、
    前記ターミナル保護部が前記ターミナルを覆うとともに、前記足部が前記ロッドに固定される請求項1乃至4のいずれかに記載の圧縮機用ターミナル保護カバーと、を備えたことを特徴とする圧縮機。
  6. 請求項5記載の圧縮機を室外機に搭載したことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項5記載の圧縮機を搭載したことを特徴とする給湯機。
  8. 請求項1に記載の圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法であって、
    前記基板に前記加速度センサを実装するとともにリード線を口出しするリード線口出し部品が取り付け、前記基板押え部品を製造する第1の工程と、
    前記基板に前記基板押え部品を組付ける第2の工程と、
    前記基板押え部品を組み付けた前記基板組立を熱硬化性樹脂でモールド成形して、当該圧縮機用ターミナル保護カバーを製造する第3の工程と、を備えたことを特徴とする圧縮機用ターミナル保護カバーの製造方法。
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