JP4986729B2 - 包装袋及びそれの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は表示面を有する表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋、及びそれの製造方法に関する。
生産された薄型テレビジョン等の表示装置は、段ボール箱に収容して包装される。段ボール箱内には表示装置の移動を規制するとともに、外部から段ボール箱を経て表示装置に加わる力を緩衝する複数の緩衝体が収容されている。また、表示装置が段ボール箱内に収容されるまでの間に、表示装置の傷付き、及び埃の付着を防ぐための合成樹脂シート製の包装袋が表示装置に被嵌されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は比較的小型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。比較的小型の薄型テレビジョンは、図11に示すように薄型テレビジョンの全体が合成樹脂シート製の包装袋50により包装されている。しかし、比較的中型の薄型テレビジョンは、表示面を有する表示部が大型になるとともに、表示部を転倒しないように支持するスタンドも大型になるため、薄型テレビジョンの全体を一つの包装袋で包装することが困難になる。
図12は比較的中型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。比較的中型の薄型テレビジョンは、図12に示すように表示面を有する表示部を被覆する表示部用の包装袋60と、スタンドを被覆するスタンド用の包装袋70とにより包装されている。スタンドは、表示部に取着される脚部に対して該脚部から外方へ突出するベース部が比較的大型になるため、ベース部の下面を被覆する下シート部70a及び該下シート部70aの周縁に連なり、ベース部の上面を被覆する上シート部70bを有する略四角形をなし、一辺にベース部挿脱口70cを設けてある袋部の前記上シート部70b中央にスリット70dを設けてなる包装袋70によりスタンドを包装してある。しかし、近年の薄型テレビジョンは益々大型化されており、表示部の大型化に伴ってスタンドの脚部、及びベース部も大型になるため、比較的大型の薄型テレビジョンのスタンドを図12の包装袋70で包装することが困難になる。また、図12の包装袋70にあっては、略四角形をなす袋部の一辺にベース部挿脱口70cが開設され、さらに上シート部70b中央にスリット70dが設けられているため、薄型テレビジョンが段ボール箱内に収容されるまでの間に包装袋70が位置ずれし易いし、また、脱落し易い。
図13は比較的大型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。比較的大型の薄型テレビジョンは、図13に示すようにスタンドの脚部、及びベース部が大型になるため、略四角形をなす袋部の一辺にベース部挿脱口70cが設けられ、さらに上シート部70bの中央にスリット70dが設けられている図12の包装袋70の前記スリット70d部が、前記脚部の大きさに対応して比較的大きく開放されている包装袋80が用いられている。
特開2005−231655号公報
ところが、図13の(a) に示す比較的大型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋80にあっては、略四角形をなす袋部の一辺にベース部挿脱口70cが開設され、さらに上シート部70bの中央部分が欠除されているため、図13の(b) に示すように自重により包装袋80のベース部挿脱口70c側が大きくめくれたり、図13の(c) に示すように自重によりベース部挿脱口70c側が大きく垂れ下がることになり、包装袋80がずれ落ち易く、改善策が要望されていた。
また、図13に示された包装袋80は、四角形をなすシートの一辺に凹所を形成し、該四角形のシートを二つ折りし、二つ折りシートの折り方向と交差する側の二辺を溶着することにより形成されているため、二つ折り、及び溶着される際に上シート部の凹所の両側部分が安定せず、二つ折り、及び溶着作業性が悪かったし、また、凹所用の比較的大きい屑が発生し、この点でも改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は比較的大型の薄型テレビジョンのスタンドを簡易に包装することができるとともに、スタンドからのずれ落ちをなくし、更に皺を発生させることなく包装することができる包装袋、及び該包装袋を簡易に製造することができる製造方法を提供する点にある。
本発明に係る包装袋は、表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、前記ベース部の前側部分を被覆し、前記脚部に対応する箇所にベース部挿脱口を設けてある第1の袋部と、前記ベース部の後側部分を被覆し、前記脚部に対応する箇所にベース部挿脱口を設けてある第2の袋部とを有し、第1及び第2の袋部の前記ベース部挿脱口は、前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、一部を結合してあることを特徴とする。
この発明にあっては、第2の袋部のベース部挿脱口からベース部の後側部分を第2の袋部内に挿入することができ、第1の袋部のベース部挿脱口からベース部の前側部分を第1の袋部内に挿入することができるため、スタンドを簡易に被覆することができ、しかも、ベース部の前側部分は第1の袋部により被覆され、ベース部の後側部分は第2の袋部により被覆されるため、自重によるスタンドからの脱落をなくすることができる。更に、第1及び第2の袋部のベース部挿脱口は、脚部の前後方向の長さに対応して離隔しているため、第1及び第2の袋部に皺を発生させることなくベース部を被覆することができる。
また、本発明に係る包装袋は、前記第1及び第2の袋部は、略四角形をなすシートが二つ折りされ、且つ折り方向と交差する側の二つの縁部が結合されていることが好ましい。
この発明にあっては、第1及び第2の二つ折りされている上シート部及び下シート部が略四角形をなし、この上下シート部の折り方向と交差する側の二つの縁部が結合されているため、シートの屑を少なくすることができ、包装袋のコストを低減することができる。
また、本発明に係る包装袋は、表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、前記ベース部の下面を被覆する下被覆部と、該下被覆部の周縁に連なり、前記ベース部の前部上面を被覆する第1の上被覆部及び前記ベース部の後部上面を被覆する第2の上被覆部とを有し、第1及び第2の上被覆部の対向した縁部は前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、該縁部間にベース部挿脱口を設けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、第1及び第2の上被覆部の対向した縁部間に設けた一つのベース部挿脱口からベース部の後側部分を第2の上被覆部の内側へ挿入し、ベース部の前側部分を第1の上被覆部の内側へ挿入することができるため、スタンドを簡易に被覆することができ、しかも、ベース部の前側部分は第1の上被覆部により被覆され、ベース部の後側部分は第2の上被覆部により被覆されるため、自重によるスタンドからの脱落をなくすることができる。更に、第1及び第2の上被覆部の対向した縁部間に形成されたベース部挿脱口は、脚部の前後方向の長さに対応して離隔しているため、第1及び第2の被覆部に皺を発生させることなくベース部を被覆することができる。
また、本発明に係る包装袋は、表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、略四角形をなすシートの対向する二辺の側が中央側へ折り返しされて形成された二つの上シート部及び下シート部と、該上シート部夫々の非折り返し縁部が下シート部に結合されている結合部とを有し、前記上シート部夫々の折り返し方向で対向する縁部は前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、該縁部間にベース部挿脱口を設けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、二つの上シート部の対向した縁部間に設けた一つのベース部挿脱口からベース部の後側部分を一方の上シート部の内側へ挿入し、ベース部の前側部分を他方の上シート部の内側へ挿入することができるため、スタンドを簡易に被覆することができ、しかも、ベース部の後側部分は一方の上シート部により被覆され、ベース部の前側部分は他方の上シート部により被覆されるため、自重によるスタンドからの脱落をなくすることができる。更に、ベース部挿脱口は、脚部の前後方向の長さに対応して離隔しているため、二つの上シート部に皺を発生させることなくベース部を被覆することができる。
また、本発明に係る包装袋の製造方法は、表示面を有する表示部及び該表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋の製造方法において、ロール状に巻装されている帯状シートを引出しつつ該帯状シートを幅方向中央より幅方向の一方側へずれた位置で二つ折りする工程と、二つ折りされた折りシートの、前記引出しの方向へ離隔した二箇所を溶着及び切断して、一方が他方より広幅で重なり合う2つのシート部を有し、該両シート部の縁部間が開口する袋部を形成する工程と、袋部の二つを広幅のシート部間に狭幅のシート部が位置し、広幅のシート部の開口側縁部を揃えた状態で積み重ねる工程と、二つの袋部夫々の広幅のシート部の開口側縁部を結合する工程とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、ロール状に巻装されている帯状シートを引出す際に自動的に幅方向中央より幅方向の一方側へずれた位置で二つ折りすることができ、この二つ折りされた折りシートの引出方向の二箇所を溶着と同時に切断して一方が他方より広幅で重なり合う2つのシート部を有し、該両シート部の縁部間が開口した袋部を作ることができ、この袋部の二つを広幅のシート部間に狭幅のシート部が位置し、広幅のシート部の開口側縁部を揃えた状態で積み重ね、広幅のシート部の開口側縁部を結合することにより包装袋を製造することができるため、二つの袋部を有する包装袋を簡易に製造することができ、二つの袋部を有する包装袋を安価に製造することができる。
本発明に係る包装袋によれば、ベース部の前側部分を第1の袋部に挿嵌し、ベース部の後側部分を第2の袋部に挿嵌することによりスタンドを包装することができるため、スタンドの包装を簡易にでき、しかも、自重によるスタンドからの脱落をなくし、更に各袋部に皺を発生させることなく包装することができる。
また、本発明に係る包装袋によれば、ベース部の前側部分を第1の上シート部(第1の上被覆部)の内側へ挿入し、ベース部の後側部分を第2の上シート部(第2の上被覆部)の内側へ挿入することによりスタンドを包装することができるため、スタンドの包装を簡易にでき、しかも、自重によるスタンドからの脱落をなくし、更に各上シート部(上被覆部)に皺を発生させることなく包装することができる。
また、本発明に係る包装袋の製造方法によれば、両側に二つの袋部を有し、中央にスタンドの脚部の前後方向の長さに対応して離隔したベース部挿脱口を有するため、二つの袋部に皺を発生させることなく包装することができる包装袋を簡易及び安価に製造することができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る包装袋とスタンドを備える表示装置との関係を示す説明図、図2は本発明に係る包装袋がスタンドを包装している状態を示す斜視図、図3は包装袋の構成を示す斜視図、図4は包装袋の構成を示す平面図、図5は図4のV−V線の断面図、図6は包装袋の構成を示す底面図である。
図に示した包装袋10は、前側に表示面を有する表示部90の後側下部に取着される脚部92及び該脚部92の下部から前後方向へ延びるベース部93を有し、前記表示部90を支持するスタンド91を備える薄型テレビジョン9の前記スタンド91を包装するもので、ポリエチレンシートにより形成されている。この包装袋10はその一辺にベース部挿脱口11が設けられている略四角形をなし、ベース部93の前側部分93aを被覆する第1の袋部1と、その一辺にベース部挿脱口21が設けられている略四角形をなし、ベース部93の後側部分93bを被覆する第2の袋部2とを有し、第1及び第2の袋部1,2のベース部挿脱口11,21の一縁同士が溶着され、ベース部挿脱口11,21が向き合っている。
第1の袋部1はベース部93の前側下面を被覆し、略四角形をなす下シート部1a(下被覆部)と、該下シート部1aの一辺に折返部1bにより連なる略四角形をなし、ベース部93の前部上面を被覆する上シート部1c(上被覆部)とを有し、下シート部1a及び上シート部1cの折返部1bの両端に連なる二つの辺1d,1dが溶着されることにより、下シート部1a及び上シート部1cの他辺間にベース部挿脱口11が設けられている。
第2の袋部2はベース部93の後側下面を被覆し、略四角形をなす下シート部2a(下被覆部)と、該下シート部2aの一辺に折返部2bにより連なる略四角形をなし、ベース部93の後部上面を被覆する上シート部2c(上被覆部)とを有し、下シート部2a及び上シート部2cの折返部2bの両端に連なる二つの辺2d,2dが溶着されることにより、下シート部2a及び上シート部2cの他辺間にベース部挿脱口21が設けられている。
第1及び第2の袋部1,2の下シート部1a,2aの他辺側は、上シート部1c,2cよりも外方へ突出しており、この下シート部1a,2aの他辺同士が溶着されることにより、第1及び第2の袋部1,2のベース部挿脱口11,21が、脚部92の前後厚さに対応して離隔している。
図7は包装袋10がスタンド91を包装する過程を示す説明図である。以上のように構成された包装袋10は、脚部92の下部から前後方向へ延びるベース部93を有するスタンド91のベース部93を被覆する。この場合、ベース部93の後側部分93bを第2の袋部2のベース部挿脱口21から第2の袋部2内に挿入することができ(図7(a) 参照)、この状態で第1の袋部1の上シート部1cをベース部93に対して上方へ引張り、第1の袋部1のベース部挿脱口11を広げることによりベース部93の前側部分93aをベース部挿脱口11から第1の袋部1内に挿入することができる。この際、第1及び第2の袋部1,2のベース部挿脱口11,21は脚部92の前後厚さに対応して離隔しているため、上シート部1c,2cに皺を発生させることなくベース部93を被覆することができる。
図8、図9は本発明に係る包装袋10の製造過程を示す説明図である。第1及び第2の袋部1,2はポリエチレンシートがロール状に巻装されている帯状シートBの二つ折り、及び溶着/溶断(切断)により製造される。ロール状に巻装されている帯状シートBの引出経路には、帯状シートBの引出方向を変える第1及び第2のロールC,Dと、第1及び第2のロールC,D間に配され、帯状シートBを引出しつつ該帯状シートBを二つ折りする折り治具Eと、第2のロールDよりも引出し側に、引出の方向へ離隔して配置された第1及び第2の溶着/溶断具F,Gとが配置されている。第1及び第2の溶着/溶断具F,Gは、比較的高温に加熱される溶着部及び該溶着部に連なる溶断刃を有し、溶着部及び溶断刃に対応する溶着部及び刃部を有する受台に対して昇降が可能に構成されており、下降したとき折りシートJを溶着と同時に溶断するように構成されている。
帯状シートBは折り治具Eにより幅方向中央より幅方向一方側へずれた位置で二つ折りされ、第2のロールDにより折り成形され、換言すると折り目が形成され、第1及び第2の溶着/溶断具F,Gの位置で引出しが停止され、引出の方向へ離隔した二箇所を第1及び第2の溶着/溶断具F,Gにより溶着/溶断し、ベース部挿脱口11(又は21)を有する等しい形状の複数の袋部1(又は袋部2)を製造する。この袋部1は重り合う二つの重りシート部(下シート部1a及び上シート部1c)を有し、一方の重りシート部(下シート部1a)は他方の重りシート部(上シート部1c)よりも広幅に形成されている(図8参照)。
次に二つの袋部1の一方を他方に対して反転させ、広幅の重りシート部(下シート部1a)間に狭幅の重りシート部(上シート部1c)を配置し(図9(a) 参照)、広幅の重りシート部(下シート部1a)のベース部挿脱口11を揃えた状態で広幅の重りシート部(下シート部1a)のベース部挿脱口11の縁部を第3の溶着具Kにより溶着し(図9(b) 参照)、包装袋10を製造する。
この包装袋10は二つの袋部1,1(又は2,2)を展開することにより、両側に第1及び第2の袋部1,2を有し、中央部にベース部挿脱口11,21を有する。
このように本発明に係る製造方法にあっては、帯状シートBの引出し過程で該帯状シートBを自動的に二つ折りすることができるとともに、二箇所を溶着/溶断して複数の袋部1(又は2)を製造することができ、さらに、二つの袋部1(又は2)のベース部挿脱口11(又は21)側を溶着して包装袋10を製造することができる。
実施の形態2
図10は包装袋の他の製造方法を示す説明図である。この製造方法は、略四角形(具体的には長方形)に形成されているシートLの対向する二辺側を中央側へ折り返して二つの上シート部3a,3b(上被覆部)及び上シート部3a,3bと対向する下シート部3c,3c(下被覆部)を形成し、上シート部3a,3b夫々の非折り返し縁部3d,3dを下シート部3c,3cに溶着することにより、上シート部3a,3b夫々の接近側縁部間にベース部挿脱口3eを設けてある構成としたものである。
上シート部3a,3bはシートLを四等配した長さよりも若干短い位置で折り返しされ、上シート部3a,3b夫々の接近側縁が、脚部92の前後厚さに対応して離隔している。
この製造方法にあっては、略四角形に形成されているシートLの対向する二辺側を折り返して二箇所を溶着する工程で製造することができ、比較的安価に製造することができる。
また、スタンド91を包装する場合、脚部92の下部から前後方向へ延びるベース部93の後側部分93bをベース部挿脱口3eから一方の上シート部3bの内側へ挿入することができ、この状態で他方の上シート部3aをベース部93に対して上方へ引張り、ベース部挿脱口3eを広げることによりベース部93の前側部分93aをベース部挿脱口3eから他方の上シート部3aの内側へ挿入することができる。この際、二つの上シート部3a,3b間のベース部挿脱口3eは脚部92の前後厚さに対応して離隔しているため、上シート部3a,3bに皺を発生させることなくベース部93を被覆することができる。
尚、本発明に係る包装袋10は、図2に示すように横方向へ離隔する二つの脚部92,92を有するスタンド91のベース部93を被覆するものである他、図12に示すように一つの脚部を有するスタンドのベース部を被覆するものであってもよい。また、薄型テレビジョンのスタンド91を包装する他、薄型テレビジョン以外の表示装置のスタンドを包装してもよい。
また、以上説明した実施の形態では溶着と溶断とを同時に行うことができる溶着/溶断具によりシートを結合、切断する構成としたが、その他、シートの結合、切断は専用の溶着具、溶断具により結合、切断する構成としてもよいし、また、縫着具又は接着剤により結合、切断刃により切断する構成としてもよい。
本発明に係る包装袋とスタンドを備える表示装置との関係を示す説明図である。 本発明に係る包装袋がスタンドを包装している状態を示す斜視図である。 本発明に係る包装袋の構成を示す斜視図である。 本発明に係る包装袋の構成を示す平面図である。 図4のV−V線の断面図である。 本発明に係る包装袋の構成を示す底面図である。 本発明に係る包装袋がスタンドを包装する過程を示す説明図である。 本発明に係る包装袋の製造過程を示す説明図である。 本発明に係る包装袋の製造過程を示す説明図である。 本発明に係る包装袋の他の製造方法を示す説明図である。 比較的小型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。 比較的中型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。 比較的大型の薄型テレビジョンを包装する従来の包装袋の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 第1の袋部
1a 下シート部(下被覆部)
1c 上シート部(上被覆部)
2 第2の袋部
2a 下シート部(下被覆部)
2c 上シート部(上被覆部)
3a 第1の上シート部(上被覆部)
3b 第2の上シート部(上被覆部)
3c 下シート部(下被覆部)
3e ベース部挿脱口
11,21 ベース部挿脱口
90 表示部
91 スタンド
92 脚部
93 ベース部
93a 前側部分
93b 後側部分
L シート

Claims (5)

  1. 表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、前記ベース部の前側部分を被覆し、前記脚部に対応する箇所にベース部挿脱口を設けてある第1の袋部と、前記ベース部の後側部分を被覆し、前記脚部に対応する箇所にベース部挿脱口を設けてある第2の袋部とを有し、第1及び第2の袋部の前記ベース部挿脱口は、前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、一部を結合してあることを特徴とする包装袋。
  2. 前記第1及び第2の袋部は、略四角形をなすシートが二つ折りされ、且つ折り方向と交差する側の二つの縁部が結合されている請求項1記載の包装袋。
  3. 表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、前記ベース部の下面を被覆する下被覆部と、該下被覆部の周縁に連なり、前記ベース部の前部上面を被覆する第1の上被覆部及び前記ベース部の後部上面を被覆する第2の上被覆部とを有し、第1及び第2の上被覆部の対向した縁部は前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、該縁部間にベース部挿脱口を設けてあることを特徴とする包装袋。
  4. 表示面を有する表示部に取着される脚部及び該脚部の下部から前後方向へ延びるベース部を有し、前記表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋において、略四角形をなすシートの対向する二辺の側が中央側へ折り返しされて形成された二つの上シート部及び下シート部と、該上シート部夫々の非折り返し縁部が下シート部に結合されている結合部とを有し、前記上シート部夫々の折り返し方向で対向する縁部は前記脚部の前後方向の長さに対応して離隔し、該縁部間にベース部挿脱口を設けてあることを特徴とする包装袋。
  5. 表示面を有する表示部及び該表示部を支持するスタンドを備える表示装置の前記スタンドを包装する包装袋の製造方法において、ロール状に巻装されている帯状シートを引出しつつ該帯状シートを幅方向中央より幅方向の一方側へずれた位置で二つ折りする工程と、二つ折りされた折りシートの、前記引出しの方向へ離隔した二箇所を溶着及び切断して、一方が他方より広幅で重なり合う2つのシート部を有し、該両シート部の縁部間が開口する袋部を形成する工程と、袋部の二つを広幅のシート部間に狭幅のシート部が位置し、広幅のシート部の開口側縁部を揃えた状態で積み重ねる工程と、二つの袋部夫々の広幅のシート部の開口側縁部を結合する工程とを備えることを特徴とする包装袋の製造方法。
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