JP4985746B2 - 半導体装置の製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置の製造方法および製造装置に関し、詳しくは、犠牲層を有するシリコン基板を備えた半導体装置に対して当該犠牲層をドライエッチングする際に犠牲層がエッチングガスと反応することにより、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造方法および製造装置に関する。
従来から、犠牲層を有するシリコン基板に対して当該犠牲層をドライエッチングする方法として、無水フッ化水素酸ガス(以下、フッ酸ガスという)にメタノールの蒸気を混合して成るエッチングガスを用いて犠牲層をドライエッチングする方法が知られている(特許文献1)。
特開2006−167849号公報(第62〜64段落、図1)。
この出願の発明者らは、反応生成物であるHOを制御する半導体装置の製造方法および製造装置を考えた。図10は、その製造装置の説明図であり、(a)は製造装置を側方から透視して示す説明図、(b)は、エッチングの途中を示すSOI(silicon on insulator)基板の縦断面説明図である。
製造装置100は、反応室(真空チャンバー)101を備える。反応室101は、3枚のSOI基板S1,S2,S3を積層方向に配置可能に構成されている。各SOI基板は、それぞれ基板面間に一定距離を置き、基板面が相対向するように配置される。各SOI基板の平面形状は、公知の略円形である。
また、反応室101は、フッ酸ガス(HF)にメタノール(MeOH)もしくはエタノール(CO)の蒸気を混合して成るエッチングガスを導入する導入口102と、ドライエッチング時の反応によって生成された反応生成物を排出する排出口103とを備える。
図10(b)に示すように、各SOI基板は、支持基板としての第1のシリコン層41および第2のシリコン層44が、犠牲層としての埋込み酸化膜43を介して積層された構造であり、さらに、第1のシリコン層41の裏面には、犠牲層としてのシリコン酸化膜42が形成されている。このシリコン酸化膜42および43は、SOI基板作成の際、シリコン層44の酸化工程にて形成されるものであり、シリコン酸化膜43は、SOI基板の剛性を高めるために形成されている。
そして、エッチングガスが導入口102から反応室101に導入されると、エッチングガスに含まれるフッ酸(HF)と酸化膜(SiO)とが化学反応し、埋込み酸化膜43およびシリコン酸化膜42がエッチングされる。このとき、反応生成物として、SiF(四フッ化ケイ素)およびHOが生成される。
しかし、あるSOI基板にいおいて生成されたHOは、エッチングガスの対流によって他のSOI基板に吸着される。また、上方に配置されたSOI基板において生成されたHOは、重力によって下降し、下方に配置されたSOI基板に吸着される。そして、次の化学式(1),(2)に示すように、SOI基板に吸着したHOはフッ酸と反応し、埋込み酸化膜43を過度にエッチングしてしまう。
つまり、HOが吸着した部分と吸着していない部分との間、あるいは、HOの吸着量が多い部分と少ない部分との間で、エッチング量の差が大きくなってしまう。また、下方に配置されたSOI基板は、その上方に配置されたSOI基板から生成されるHOが吸着するため、上方に配置されたSOI基板よりも下方に配置されたSOI基板の方がエッチング量が大きくなってしまうという問題もある。
2HF+HO → HO(+)+HF(−) ・・・(1)
SiO+2HO(+)+2HF(−) → SiF+4HO ・・・(2)
特に、図10(b)に示すように、SOI基板の裏面全面にシリコン酸化膜42が形成されているため、そのシリコン酸化膜42から多くのHOが発生する。このため、下方に配置されたSOI基板は、上方に配置されたSOI基板の裏面から発生したHOの吸着量が多くなり、埋込み酸化膜43が過度にエッチングされ易い。
そこでこの発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、エッチング量の精度を高めることのできる半導体装置の製造方法および製造装置を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の第1の特徴は、犠牲層(42,43)を有する複数のシリコン基板(S1,S3)を各基板面が対向するように反応室(31)に配置し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングする工程を有し、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造方法において、前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材(50,60,80)が、前記反応室に配置された複数のシリコン基板の各シリコン基板間の所定範囲を区画するように配置されていることにある。
この発明の第2の特徴は、少なくとも一方の基板面に犠牲層(42)を有する複数のシリコン基板(S1,S3)を各基板面が対向するように反応室に配置し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングする工程を有し、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造方法において、前記反応室に配置された複数のシリコン基板のうち、少なくとも最下部に配置されたシリコン基板(S1)よりも上方に配置されたシリコン基板(S3)の各犠牲層の所定範囲をそれぞれ覆うための部材であって、前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材(70)を備えたことにある。
この発明の第3の特徴は、前述した第1の特徴において、前記各シリコン基板(S1,S3)は、少なくとも一方の基板面に前記犠牲層(42)が形成されていることにある。
この発明の第4の特徴は、前述した第1ないし第3の特徴のいずれか1つにおいて、前記シリコン基板と対向する前記部材の面積は、前記シリコン基板の基板面積よりも大きいことにある。
この発明の第5の特徴は、前述した第4の特徴において、前記各シリコン基板(S1,S3)間は、前記部材(50)によって区画されており、その区画によって形成された各空間(31a,31b)は相互に非連通であることにある。
この発明の第6の特徴は、前述した第1ないし第5の特徴のいずれか1つにおいて、前記部材は、前記の反応によってHOを生成しないシリコン基板(60)であることにある。
この発明の第7の特徴は、前述した第1ないし第5の特徴のいずれか1つにおいて、前記部材は、前記HOを吸着する性質を有するものであることにある。
この発明の第8の特徴は、前述した第1ないし第7の特徴のいずれか1つにおいて、前記反応室(31)は、前記エッチングガスを前記反応室に導入する導入口(32)が上方に配置されるとともに、前記反応生成物を前記反応室から排出する排出口(33)が下方に配置されており、かつ、前記各シリコン基板が各基板面を相互に対向させて横方向に配置されるように構成されていることにある。
この発明の第9の特徴は、前述した第1ないし第8の特徴のいずれか1つにおいて、前記部材(80)にヒータ(90)が内蔵されていることにある。
この発明の第10の特徴は、前述した第1ないし第9の特徴のいずれか1つにおいて、前記犠牲層(42,43)は、酸化シリコン層であり、前記エッチングガスは、無水フッ化水素酸ガスを含むことにある。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
前述した第1の特徴によれば、反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材が、反応室に配置された複数のシリコン基板の各シリコン基板間の所定範囲を区画するように配置されているため、反応生成物として生成されたHOがシリコン基板間を移動し難くすることができる。
したがって、シリコン基板に吸着したHOによって犠牲層が過度にエッチングされ難いため、エッチング量の精度を高めることができる。
特に、前述した第3の特徴のように、各シリコン基板の少なくとも一方の基板面に犠牲層が形成されてなる場合は、上方に配置されたシリコン基板の一方の基板面にて生成されたHOが、下方に配置されたシリコン基板の基板面に吸着し易い。
しかし、前述した第1の特徴によれば、上方に配置されたシリコン基板の一方の基板面にて生成されたHOが上記の部材によって遮られるため、そのHOが、下方に配置されたシリコン基板の基板面に吸着し難い。
したがって、シリコン基板に吸着したHOによって犠牲層が過度にエッチングされ難いため、エッチング量の精度を高めることができる。
前述した第2の特徴によれば、反応室に配置された複数のシリコン基板のうち、少なくとも最下部に配置されたシリコン基板よりも上方に配置されたシリコン基板の各犠牲層の所定範囲をそれぞれ覆うための部材であって、反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材を備えるため、上方に配置されたシリコン基板の一方の基板面に形成された犠牲層からHOが生成されないようにすることができる。
したがって、上方に配置されたシリコン基板の一方の基板面に形成された犠牲層から生成されたHOが、下方に配置されたシリコン基板に吸着され、その吸着されたHOによって犠牲層が過度にエッチングされるという事態が起き難いため、エッチング量の精度を高めることができる。
前述した第4の特徴によれば、シリコン基板と対向する前記部材の面積は、シリコン基板の基板面積よりも大きいため、反応生成物として生成されたHOがシリコン基板間をより一層移動し難くすることができる。
したがって、シリコン基板に吸着したHOによって犠牲層が過度にエッチングされるという事態がより一層起き難いため、エッチング量の精度をより一層高めることができる。
前述した第5の特徴によれば、各シリコン基板間は、前記部材によって区画されており、その区画によって形成された各空間は相互に非連通であるため、反応生成物として生成されたHOがシリコン基板間を移動しないようにすることができる。
したがって、他のシリコン基板から発生したHOが吸着することがなく、そのことによって犠牲層が過度にエッチングされることがないため、エッチング量の精度をより一層高めることができる。
前述した第6の特徴によれば、前記部材は、前記の反応によってHOを生成しないシリコン基板であり、エッチング対象のシリコン基板を製造する過程で得ることのできるシリコン基板を利用することができるので、専用の部材を製造する必要がない。
したがって、半導体装置の製造費用の増加を抑制することができる。
前述した第7の特徴によれば、前記部材は、前記HOを吸着する性質を有するものであるため、前記の反応によって生成され、部材に到達したHOを吸着することができるので、シリコン基板に対するHOの吸着量をより一層少なくすることができる。
前述した第8の特徴によれば、反応室は、エッチングガスを反応室に導入する導入口が上方に配置されるとともに、反応生成物を反応室から排出する排出口が下方に配置されており、かつ、各シリコン基板が各基板面を相互に対向させて横方向に配置されるように構成されているため、反応により生成されたHOを重力方向へ移動させることができる。
したがって、反応により生成されたHOのシリコン基板に対する吸着量をより一層少なくすることができる。
前述した第9の特徴によれば、前記部材にヒータが内蔵されているため、シリコン基板に吸着されたHOをヒータから発せられる熱によって蒸発させることができる。また、部材に吸着したHOも蒸発させることができる。
したがって、反応により生成されたHOのシリコン基板に対する吸着量をより一層少なくすることができる。
前述した第10の特徴のように、犠牲層が酸化シリコン層であり、エッチングガスが無水フッ化水素酸ガスを含む場合は、無水フッ化水素酸ガスと酸化シリコンとが反応してHOが生成され易い。
しかし、前述した第1ないし第9の特徴のいずれか1つを用いれば、生成されたHOがシリコン基板に吸着され、過度にエッチングが進行するという事態が起き難いため、エッチング量の精度を高めることができる。
第1実施形態に係る製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板および仕切り部材の拡大図である。 図1(a)に示す製造装置を上方から透視した説明図である。 第2実施形態に係る製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびダミーのシリコン基板の拡大図である。 実験の内容を示す説明図であり、(a)は実験結果を示すグラフ、(b)は従来技術の説明図、(c)は本願発明の説明図である。 第2実施形態の変更例の説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびダミーのシリコン基板の拡大図である。 第3実施形態に係る製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびトレーの拡大図である。 第4実施形態に係る製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたダミーの基板の平面図である。 第4実施形態の変更例の説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたダミーの基板の平面図である。 第5実施形態に係る製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびダミーのシリコン基板の拡大図である。 この出願の発明者らが考えた製造装置の説明図であり、(a)は製造装置を側方から透視して示す説明図、(b)は、エッチングの途中を示すSOI(silicon on insulator)基板の縦断面説明図である。 第1実施形態の変更例を示す説明図である。 第2実施形態の変更例を示す説明図である。
〈第1実施形態〉
この発明に係る第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、この第1実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板および仕切り部材の拡大図である。図2は、図1(a)に示す製造装置を上方から透視した説明図である。なお、図1(b)においてSOI基板S1,S3は、構造を分かり易くするため、実際の寸法よりも拡大して描かれている。また、図10に示した構成と同一の構成については同一の符号を付している。
製造装置30は、その内部に反応室(真空チャンバー)31を備える。反応室31は、仕切り部材50によって第1反応室31aおよび第2反応室31bに区画されている。仕切り部材50と反応室31の周壁31cとの間には、隙間が形成されていない。このため、第1反応室31aおよび第2反応室32aは、仕切り部材50によって非連通状態に維持されている。仕切り部材50は、ハステロイ(登録商標)など、耐腐食性に優れ、かつ、HOが透過しない、あるいは、透過し難い材料によって形成されている。
上方の第1反応室31aには、SOI基板S3が配置され、下方の第2反応室31bには、SOI基板S1が配置される。SOI基板S3は、第1反応室31aの壁面および仕切り部材50と非接触状態で配置される。SOI基板S1は、第2反応室31bの壁面および仕切り部材50と非接触状態で配置される。
SOI基板S1,S3は、支持基板となる第1のシリコン層41と、その表層に形成された埋込み酸化膜43と、その表層に形成された第2のシリコン層44と、第1シリコン層の裏面に形成されたシリコン酸化膜42とをそれぞれ備える。シリコン酸化膜42および埋込み酸化膜43が犠牲層である。シリコン酸化膜42は、SOI基板の剛性を高めるためにSOI基板の裏面全面に形成されている。
まず、SOI基板S1,S3を図示しない搬送装置によって反応室31内に搬送する。次に、フッ酸ガス(HF)にメタノール(MeOH)もしくはエタノール(CO)の蒸気を混合して成るエッチングガスを導入口32から導入する。これにより、シリコン酸化膜42および埋込み酸化膜43のエッチングが始まる。このエッチングは、次の式(3)に示すように、フッ酸と酸化シリコンとが反応することによって進行する。
SiO+4HF+2MeOH → SiF↑+2HO↑+2MeOH↑ ・・(3)
上記の式(3)に示すように、上記の反応によってHOが生成される。SOI基板S3において生成されたHOは、重力によって下方へ移動するが、図1(b)に示すように、SOI基板S1,S3間は、仕切り部材50によって非連通に区画されているため、一方のSOI基板から発生したHOが他方のSOI基板に吸着することがない。
特に、SOI基板の裏面の全面に形成されたシリコン酸化膜42からは、埋込み酸化膜43よりも多くのHOが生成される。また、SOI基板S3の直下にSOI基板1が配置されており、SOI基板S3のシリコン酸化膜42と、SOI基板S1の表面とが対向して配置されている。このため、SOI基板S3の裏面から発生したHOが、SOI基板S1の埋込み酸化膜43に吸着し易いが、仕切り部材50が存在するため、そのような吸着を完全に阻止することができる。
以上のように、上方に配置されたSOI基板S3において生成されたHOが、下方に配置されたSOI基板S1に吸着しないため、SOI基板S1の埋込み酸化膜43のエッチングが過度に進行しないので、エッチング量の精度を高めることができる。
特に、第2のシリコン層44がマイクロ構造体を構成するものである場合は、埋込み酸化膜43のエッチングが過度に進行すると、第2のシリコン層44の動作に悪い影響が出るおそれがあるが、この実施形態に係る半導体装置の製造方法を用いれば、埋込み酸化膜43のエッチングが過度に進行するおそれがないため、第2のシリコン層44の動作に悪い影響が出るおそれもない。
たとえば、SOI基板が加速度センサを製造するものであり、第2のシリコン層44が固定電極および可動電極であり、可動電極が片持ち構造である場合は、その可動電極を支持する部分のエッチングが過度に進行すると、可動電極の先端が自重によって第1のシリコン層41の表面に接触し、加速度センサの検出精度が低下するおそれがある。
しかし、上記の実施形態に係る半導体装置の製造方法を用いれば、可動電極を支持する部分のエッチングが過度に進行するおそれがないため、可動電極の先端が第1のシリコン層41の表面に接触するおそれがないので、加速度センサの検出精度が低下するおそれがない。
(変更例)
図11に示すように、2つの仕切り部材50によって反応室31を第1反応室31a、第2反応室31bおよび第3反応室31dに区画し、各反応室にSOI基板S3,S1,S4を配置して同時に3枚のSOI基板をエッチングすることもできる。また、仕切り部材50によって反応室31の区画数を増やし、4枚以上のSOI基板を同時にエッチングすることもできる。つまり、n個の仕切り部材50を使用して反応室31を(n+1)個に区画し、区画された各反応室にそれぞれSOI基板を1枚ずつ配置することにより、同時に(n+1)枚のSOI基板をエッチングすることもできる。
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について図を参照して説明する。図3は、この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびダミーのシリコン基板の拡大図である。
この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置は、SOI基板間にダミーのシリコン基板を配置したことを特徴とする。図3に示すように、SOI基板S1,S3間には、ダミーのシリコン基板60が配置されている。ダミーのシリコン基板60の表裏面には、シリコン酸化膜は形成されていない。ダミーのシリコン基板60の基板面の大きさは、エッチング対象であるSOI基板S1,S3と同じである。
ダミーのシリコン基板60は、図示しない搬送装置によってエッチング対象であるSOI基板S1,S3と共に反応室31内に搬送され、SOI基板S1,S3およびダミーのシリコン基板60は、反応室31の内部において、相互に所定間隔を置いて上下方向に配列される。つまり、本来であれば、3枚のSOI基板を反応室31に搬送するところ、中央のSOI基板をダミーのシリコン基板60に変更して搬送する。
このように、SOI基板S1,S3間にダミーのシリコン基板60を配置することにより、エッチングによってSOI基板S3から生成されたHOは、ダミーのシリコン基板60によって下降が阻止される。
したがって、下方に配置されたSOI基板S1の埋込み酸化膜43が過度にエッチングされないので、エッチング量の精度を高めることができる。
(実験)
この出願の発明者らは、前述したダミーのシリコン基板を用いた場合の効果を知るための実験を行った。図4は、この実験の内容を示す説明図であり、(a)は実験結果を示すグラフ、(b)は従来技術の説明図、(c)は本願発明の説明図である。
図4(b)に示すように、SOI基板S1,S2,S3を下から順に配置し、最上部にダミーのシリコン基板60を配置した構成を従来技術とし、図4(c)に示すように、SOI基板S1,S3間にダミーのシリコン基板60を配置し、SOI基板S3の上方にダミーのシリコン基板60を配置した構成を本願発明とした。SOI基板S1〜S3の構造は、図1(b)に示した構造と同一であり、製造装置は、SOI基板を4枚配置できるものを用いた。
フッ酸ガス(HF)にメタノール(MeOH)の蒸気を混合して成るエッチングガスを導入口32から導入し、シリコン酸化膜42および埋込み酸化膜43のエッチングを行った。そして、SOI基板S1〜S3の埋込み酸化膜43のエッチング量(μm)を測定した。また、各SOI基板におけるエッチング量の最小値および最大値を測定し、平均値を計算した。本願発明の構成を用いたエッチング量の測定は、1回の測定で用いるSOI基板S1,S3を1ロットとして計6ロットを用意し、1ロット単位でエッチングを行った。
その結果、図4(a)に示すように、SOI基板間のばらつき(各SOI基板の平均値の変化量)は、本願発明の方が従来技術よりも小さいことが分かった。具体的には、本願発明の1ロット目から6ロット目までのエッチング量のばらつきの平均値が、6.02±1.01μmであったのに対し、従来技術は7.08±2.65μmであり、本願発明は、エッチング量のばらつきを従来よりも1.64μm小さくすることができた。
また、同じSOI基板の中におけるエッチング量のばらつき(最大値から最小値を減算した値)も、本願発明の方が従来技術よりも小さいことが分かった。
つまり、本願発明のように、SOI基板間にダミーのシリコン基板を配置することにより、エッチング量の精度が高められることが実証された。
(変更例)
(1)また、図12に示すように、3枚のSOI基板S3,S1,S4間にそれぞれダミーのシリコン基板60を配置して同時に3枚のSOI基板をエッチングすることもできる。また、4枚のSOI基板間にそれぞれダミーのシリコン基板60を配置して4枚以上のSOI基板を同時にエッチングすることもできる。つまり、m枚のSOI基板の間にそれぞれダミーのシリコン基板60を1枚ずつ配置し、計(m−1)枚のダミーのシリコン基板60を使用することにより、同時にm枚のSOI基板をエッチングすることもできる。
(2)また、上方に配置されたSOI基板において生成されたHOが、ダミーのシリコン基板の端部を回り込んで下方のSOI基板に到達するような場合は、図5に示すように、ダミーのシリコン基板の基板面積をSOI基板よりも大きく形成し、HOの回り込みを抑制することもできる。
(3)エッチング量のばらつく領域が特定される場合は、必ずしもSOI基板と同じ形状および大きさに形成する必要はなく、その特定される領域に対応させて上記のダミーのシリコン基板などを作成することもできる。
(4)ダミーのシリコン基板に代えて、シリコン以外の材料によって板状に形成された部材を用いることもできる。ただし、その材料としては、ハステロイなど、耐腐食性に優れ、かつ、エッチングガスとの反応によってエッチングに悪い影響を与えるHOなどの物質を生成しないものを選択する。
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について図を参照して説明する。図6は、この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびトレーの拡大図である。
この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置は、SOI基板を載置するトレーを備えたことを特徴とする。図6に示すように、SOI基板S1〜S3は、それぞれトレー70の上に載置されている。トレー70は、その表面にSOI基板を載置可能な大きさに形成されており、その周縁には、周壁71が連続形成されている。つまり、トレー70に載置されたSOI基板は、その裏面がトレー70の表面に接触し、端面が周壁71によって囲まれた状態になる。トレー70は、ハステロイなど、耐腐食性に優れ、かつ、エッチングガスとの反応によりHOを生成しない材料によって形成されている。
各SOI基板は、トレー70に載置された状態で搬送装置によって反応室31に搬送される。また、予めトレー70を反応室31に配置しておき、搬送されたSOI基板をトレー70に載置するように構成しても良い。また、エッチングのばらつきの大きさによっては、必ずしもトレー70の周壁71を形成する必要はなく、板状のトレーを用いることもできる。
このように、各SOI基板S1〜S3は、それぞれトレー70に収容されるため、エッチングガスとの反応により上方のSOI基板から発生したHOが下方へ移動し難くすることができる。特に、SOI基板の裏面がトレー70の表面に接触しているため、SOI基板の裏面に形成されたシリコン酸化膜42からHOが生成されないようにすることができる。
したがって、下方に配置されたSOI基板が過度にエッチングされることをなくすことができるため、エッチング精度を高めることができる。
なお、各SOI基板をトレー70の上に載置することにより、2枚または4枚以上のSOI基板を同時にエッチングすることもできる。
〈第4実施形態〉
次に、この発明の第4実施形態について図を参照して説明する。図7は、この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたダミーの基板の平面図である。
この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置は、ヒータを備えた板状部材を各SOI基板間に配置したことを特徴とする。図7に示すように、SOI基板形状に形成された板状部材80の内部には、ヒータ90が内蔵されている。板状部材80は、ステンレス鋼などの伝熱効率の高い材料により形成されている。この実施形態では、ヒータ90は、略四角形の平面形状に形成されている。ヒータ90は、ヒータ制御装置(図示省略)によって制御され、板状部材80を加熱する。この加熱によって発生した熱は、SOI基板S1,S3に伝熱し、両SOI基板に吸着したHOを蒸発させ、吸着したHOがフッ酸と反応することによるエッチングの進行を抑制する。
つまり、SOI基板S3から発生したHOは、板状部材80によって下方への移動が抑制されるが、たとえ、SOI基板S1にHOが吸着した場合でも、その吸着したHOを板状部材80から発生する熱によって蒸発させることができるため、エッチング量の精度をより一層高めることができる。
ヒータ90として、シーズヒータまたはカートリッジヒータなどを用いることができる。シーズヒータとは、金属製のパイプの中に電熱線をコイル状にしたものを通し、金属パイプと電熱線とが接触しないように、金属パイプの中に絶縁粉末を充填して密封し、電熱線を通電して発熱させる構造のヒータである。また、カートリッジヒータとは、発熱線を無機絶縁物(たとえば、マグネシアなど)により形成されたボビンにコイル状に巻回し、これを金属シースに挿入し、隙間に粉末状の無機絶縁物を充填してなるヒータである。
(変更例)
図8に示すように、複数のヒータ90を板状部材80に内蔵することもできる。また、相対的にHOの吸着量が多い領域を加熱するように、ヒータ90の配置を変更しても良い。さらに、HOが吸着する領域における吸着量に応じてヒータ90の加熱温度を変更しても良い。さらに、ヒータそのものによって板状部材80を形成しても良い。
〈第5実施形態〉
次に、この発明の第5実施形態について図を参照して説明する。図9は、この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置の概略を示す説明図であり、(a)は、製造装置を側方から透視した説明図、(b)は、(a)に示す製造装置に配置されたSOI基板およびダミーのシリコン基板の拡大図である。
この実施形態に係る半導体装置の製造方法に用いる製造装置は、反応室内でSOI基板を立てて配置することを特徴とする。図9に示すように、製造装置30は、上方に導入口32が配置され、下方に排出口33が配置されている。また、反応室31には、SOI基板S1,S3が立てて配置され、両SOI基板間にダミーのシリコン基板60が立てて配置される。
このように、各SOI基板を立てて配置することにより、各SOI基板から発生したHOの蒸気を重力方向に移動させることができるため、一方のSOI基板から発生したHOが他方のSOI基板に吸着し難くすることができる。なお、ダミーのシリコン基板60に対して第2実施形態の変更例を適用することもできる。
〈他の実施形態〉
Oを吸着する性質を有する材料からなる吸着層をダミーの基板の基板面に形成することもできる。たとえば、ジルコニウム合金、シリカゲル、アルミナゲル、シリカ・アルミナゲルおよびゼオライトなどの材料によって上記の吸着層を形成することができる。このダミーの基板を用いれば、各SOI基板から発生したHOを吸着層によって吸着することができるため、過度のエッチングを抑制してエッチング精度を高めることができる。
また、前述した各実施形態および変更例を2つ以上組み合わせることもできる。さらに、この出願に係る発明は、前述した加速度センサの他、圧力センサ、流量センサなど、例えば、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)などを利用したマイクロ構造体のような微小でかつ精密さが要求されるような構造体の製造にも有効である。
30・・製造装置、31・・反応室、32・・導入口、33・・排出口、
41・・第1のシリコン層、42・・シリコン酸化膜、43・・埋込み酸化膜、
44・・第2のシリコン層、50・・仕切り部材(部材)、
60・・ダミーのシリコン基板、70・・トレー(部材)、80・・板状部材、
90・・ヒータ、S1〜S3・・SOI基板。

Claims (20)

  1. 犠牲層を有する複数のシリコン基板を各基板面が対向するように反応室に配置し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングする工程を有し、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造方法において、
    前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材が、前記反応室に配置された複数のシリコン基板の各シリコン基板間の所定範囲を区画するように配置されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 少なくとも一方の基板面に犠牲層を有する複数のシリコン基板を各基板面が対向するように反応室に配置し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングする工程を有し、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造方法において、
    前記反応室に配置された複数のシリコン基板のうち、少なくとも最下部に配置されたシリコン基板よりも上方に配置されたシリコン基板の各犠牲層の所定範囲をそれぞれ覆うための部材であって、前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記各シリコン基板は、少なくとも一方の基板面に前記犠牲層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記シリコン基板と対向する前記部材の面積は、前記シリコン基板の基板面積よりも大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記各シリコン基板間は、前記部材によって区画されており、その区画によって形成された各空間は相互に非連通であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記部材は、前記の反応によってHOを生成しないシリコン基板であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記部材は、前記HOを吸着する性質を有するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記反応室は、前記エッチングガスを前記反応室に導入する導入口が上方に配置されるとともに、前記反応生成物を前記反応室から排出する排出口が下方に配置されており、かつ、前記各シリコン基板が各基板面を相互に対向させて横方向に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記部材にヒータが内蔵されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記犠牲層は、酸化シリコン層であり、前記エッチングガスは、無水フッ化水素酸ガスを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 犠牲層を有する複数のシリコン基板を各基板面が対向するように配置可能な反応室を有し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングするように構成されており、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造装置において、
    前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材が、前記反応室に配置された複数のシリコン基板の各シリコン基板間の所定範囲を区画するように配置されていることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  12. 少なくとも一方の基板面に犠牲層を有する複数のシリコン基板を各基板面が対向するように配置可能な反応室を有し、前記反応室の内部に導入したエッチングガスと前記犠牲層とを反応させて前記犠牲層をドライエッチングするように構成されており、前記の反応により、HOを含む反応生成物が生成される半導体装置の製造装置において、
    前記反応室に配置された複数のシリコン基板のうち、少なくとも最下部に配置されたシリコン基板よりも上方に配置されたシリコン基板の各犠牲層の所定範囲をそれぞれ覆うための部材であって、前記反応生成物の少なくともHOが透過し難い性質を有する部材を備えたことを特徴とする半導体装置の製造装置。
  13. 前記各シリコン基板は、少なくとも一方の基板面に前記犠牲層が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造装置。
  14. 前記シリコン基板と対向する前記部材の面積は、前記シリコン基板の基板面積よりも大きいことを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
  15. 前記各シリコン基板間は、前記部材によって区画されており、その区画によって形成された各空間は相互に非連通であることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造装置。
  16. 前記部材は、前記の反応によってHOを生成しないシリコン基板であることを特徴とする請求項11ないし請求項15のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
  17. 前記部材は、前記HOを吸着する性質を有するものであることを特徴とする請求項11ないし請求項15のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
  18. 前記反応室は、前記エッチングガスを前記反応室に導入する導入口が上方に配置されるとともに、前記反応生成物を前記反応室から排出する排出口が下方に配置されており、かつ、前記各シリコン基板が各基板面を相互に対向させて横方向に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項11ないし請求項17のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
  19. 前記部材にヒータが内蔵されていることを特徴とする請求項11ないし請求項18のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
  20. 前記犠牲層は、酸化シリコン層であり、前記エッチングガスは、無水フッ化水素酸ガスを含むことを特徴とする請求項11ないし請求項19のいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置。
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