JP4985538B2 - ワイパーアーム - Google Patents

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本発明は、車両(自動車・船舶・電車等を含む)のフロントウインドウガラスやリヤウインドウガラス或いはミラーやランプ類の表面を払拭するワイパー、特に、ワイパーアームに関する。
従来、例えば、自動車等の車両には、フロントウインドウガラスの表面に雨水等が降り掛かった場合、視界の確保のためにフロントウインドウガラスの表面を払拭するワイパーが取り付けされている(例えば、特開平9−193750号公報参照)。
図9は、このような従来に係る車両用ワイパーアームを模式的に示した外観図である。車両で用いられるワイパーアーム100は、車体に固定の駆動モータに装着された摺動可能な駆動軸(図示せず)にアームヘッド基端側121が固定されたアームヘッド120と、先端部にワイパーブレード(図示せず)を取り付けるブレード取付部111を有したリテーナ110とを、備えている。
リテーナ110は、リテーナ110のリテーナ基端部112がアームヘッド120のアームヘッド先端部122においてリベット130にて摺動可能に軸支されており、リベット130を軸として、リテーナ110を起倒可能にしている。リテーナ110を起立させることで、ユーザがワイパーブレード(図示せず)を交換する際に、容易にリテーナ110のブレード取付部111にワイパーブレードを取り付けることができる。
リテーナ110のリテーナ基端部112の末端側の断面は、コの字状になっており、リテーナ110のコの字状の中にアームヘッド120のアームヘッド先端部122が入り込んでいる。更に、リテーナ110のリテーナ基端部112とアームヘッド120のアームヘッド先端部122とには、側面に貫通孔が設けられており、その貫通孔にリベット130をリテーナ110の外側から挿入することで、リベット130がアームヘッド120とリテーナ110を軸支している。
このワイパーアームには、効率よくウインドウガラスの表面を払拭するために、様々な技術が提案されているが、例えば、特許文献1のように、駆動軸とワイパーアームとの間を連結した型打ちヘッドにより、効率よく駆動軸の駆動をワイパーアームに伝動させると共に、成形品ヘッドを用いることで廉価性を追求したワイパーアームが提案されている。
昭和60−104438号公報
しかしながら、リベット130はリテーナ110の側面から挿入することから、ワイパーアームに突起状の形状を生じてしまい、美観を損なうという問題点があった。
また、リベット130が突起状の形状を成すため、降雨後の雨滴等が表面張力によりリベット130の突起に残ってしまいリベット130やリベット130周辺のヒンジ部における耐食性能を著しく劣化させる問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、アームヘッドとリテーナと軸支するリベットを廃止して、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアームを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るワイパーアームは、基端側が駆動軸により軸支されたアームヘッドと、先端側にワイパーブレードが装着されるリテーナと、前記リテーナのアームヘッド側に設けられた円弧状の摺動爪と、前記アームヘッドのリテーナ側に設けられ、前記リテーナを起倒可能に保持するために前記リテーナに設けられた摺動爪を摺動可能に保持する摺動溝と、前記アームヘッドの前記リテーナと接触する部位に設けられ、前記アームヘッドと前記リテーナの干渉を防ぐ樹脂製の干渉部材と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、リテーナのアームヘッド側に円弧状の摺動爪と、アームヘッドのリテーナ側に摺動爪に対応する摺動溝を設けて、摺動爪を摺動溝に挿入することで、リテーナを起倒可能にしている。そのため、従来使用していたアームヘッドとリテーナと軸支するリベットを廃止することができて、更に、リベットを廃止することで、ワイパーアームの外観上に突起形状は生じず、アームヘッドとリテーナの平滑面のみで外観を構成できるので、ワイパーアームの美観を向上させることができる。また、アームヘッドとリテーナとの摺動部が平滑面であることから、降雨後の雨滴等が残ることが無く、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアームを提供することができる。
また、樹脂製の干渉部材は、アームヘッドとリテーナとの干渉を緩和されて、アームヘッドの前記リテーナと接触する部位の金属疲労や劣化を緩和させることができる。更に、アームヘッドとリテーナとの干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。また、樹脂製の干渉部材は、リテーナの摺動爪をアームヘッドの摺動溝の幅方向を規制することできるため、アームヘッドとリテーナの幅方向のガタ防止を行うことができる。
上述の発明に加えて、前記干渉部材は、前記アームヘッドに設けられた摺動溝内に挿入される形状を持ち、前記摺動溝内における前記アームヘッドと前記リテーナの摺動爪との干渉を防ぐ突出部を有することを特徴とする。
この構成によれば、干渉部材は、アームヘッドの摺動溝内に挿入される形状である突出部を有し、この突出部をアームヘッドの摺動溝に挿入することで、アームヘッドの摺動溝内においてリテーナの摺動爪との直接干渉する領域を小さくすることができる。つまり、干渉部材は、アームヘッドとリテーナとの干渉を大幅に緩和し、その干渉部の金属疲労や劣化を緩和させることができる。また、リテーナが起倒方向に回動することによりリテーナの摺動爪がアームヘッドの摺動溝内を摺動し、アームヘッドと直接干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。
また、上述の発明に加えて、前記干渉部材の突出部は、前記摺動溝内において折り返された形状を持ち、該折り返された状態で前記アームヘッドに設けられた摺動溝に挿入され、前記リテーナに設けられた摺動爪は、前記折り返された形状を持つ突出部に挟まれた状態で前記アームヘッドに設けられた摺動溝内に保持されることを特徴とする。
この構成によれば、干渉部材の折り返された形状を有する突出部をアームヘッドの摺動溝に挿入し、更に干渉部材の折り返された部位にリテーナの摺動爪を挿入して挟持されることで、干渉部材により摺動溝内においてアームヘッドとリテーナとの直接干渉する部位を無くすことができる。そのため、アームヘッドやリテーナの金属疲労や劣化を大いに緩和させることができる。
本発明によれば、樹脂製のスペーサと、リテーナに有した円弧状の摺動爪を、アームヘッドに有した摺動溝に挿入してリテーナが起倒可能に摺動することで、アームヘッドとリテーナと軸支するリベットを廃止して、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアームを提供することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1から図8は本発明の実施形態として示す車両用ワイパーアームを示すもので、図1から図4はその第1実施形態を、図5及び図6はその第2実施形態を、図7及び図8はその第3実施形態を示す。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームを模式的に示した外観図である。図1に示すように、ワイパーアーム1は、車体に固定の駆動モータに装着された摺動可能な駆動軸(図示せず)にアームヘッド基端部21が固定されたアームヘッド20と、先端部にワイパーブレード(図示せず)を取り付けるブレード取付部11を有したリテーナ10とを、備えている。
リテーナ10は、リテーナ基端部12がアームヘッド20のアームヘッド先端部22に係合しており、リベットを用いなくともリテーナ10を摺動して起倒可能にしている。この係合している部分を摺動部と呼称する。尚、摺動部の詳細の構成については、図2以降で説明する。
この摺動部におけるリテーナ10のリテーナ基端部12の断面は、コの字状になっており、リテーナ10のコの字状の中にアームヘッド20のアームヘッド先端部22が入り込んでいる。リベットを用いてないため、リテーナ10のリテーナ基端部12の外表面に突起部が生じていない。そのため、ワイパーアーム1は、外観を平滑面のみで構成することができる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。図2に示すように、リテーナ10のリテーナ基端部12の断面はコの字状となっており、更に、リテーナ基端部12の末端側には、コの字状の天井面から下方へ円弧を描くように円弧状の摺動爪15を末端から突出するように設けている。また、リテーナ10は、例えば、アルミ等で成形されている。
アームヘッド20のアームヘッド先端部22の断面は、リテーナ10よりも一回り小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド先端部22には、リテーナ10に設けられた円弧状の摺動爪15と同一の円弧状である摺動溝23と、スペーサ30を嵌合する嵌合凸部24と、アームヘッド20とリテーナ10を結合するスプリング連結部材40(図4参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部25と、を配設している。また、アームヘッド20は、例えば、鉄等で成形されている。
スペーサ30の断面は、アームヘッド20よりも大きいがリテーナ10より小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に設けられた嵌合凸部24に対応する嵌合凹部34と、リテーナ10とアームヘッド20を結合するスプリング連結部材40(図4参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部35と、を配設している。また、スペーサ30は、例えば、樹脂等で成形されている。
図3は、本発明の第1実施形態に係るリテーナの摺動爪を示した断面図である。尚、図3は、図2で示したB−Bの断面図である。図3で示すように、リテーナ10のリテーナ基端部12から突出するように、円弧状の摺動爪15が設けている。その摺動爪15の表面を被覆するように、乾燥潤滑膜18が設けられている。この乾燥潤滑膜18は、リテーナ10の摺動爪15がアームヘッド20の摺動溝23に挿入にした際に、リテーナ10の干渉することにより摩擦が生じて、摺動がスムーズに行えなくなることを防止するために、リテーナ10の摺動爪15の表面を被覆して摩擦抵抗力を低減させて、摺動をスムーズに行い、異音の発生を未然に防ぐことができる。
尚、乾燥潤滑膜18は、リテーナ10の摺動爪15のみに設けているが、特に限定していない。例えば、乾燥潤滑膜18は、リテーナ10がアームヘッド20と干渉する面すべてに設けてもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。尚、図4は、図1で示したA−Aの断面図である。図4は、図2で示したアームヘッド20にスペーサ30を嵌合させて、リテーナ10の摺動爪15をアームヘッド20の摺動溝23に挿入にした摺動部を示している。尚、図3で示した摺動爪15に設けた乾燥潤滑膜18は省略している。
まず、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に配設された嵌合凸部24に、対応するスペーサ30の嵌合凹部34を嵌合させて、スペーサ30をアームヘッド20のアームヘッド先端部22の上側に取り付ける。すると、アームヘッド20のスプリング用孔部25とスペーサ30のスプリング用孔部35が一致する。次に、スペーサ30の上側からリテーナ10の摺動爪15をアームヘッド20の摺動溝23に挿入する。最後に、リテーナ10に設けられたスプリング42の先端部に取り付けられたスプリング連結部材40の引掛部41を、アームヘッド20側のスプリング係止部26に係止して、スプリング42の張力によりアームヘッド20とリテーナ10とを固定する。
リテーナ10の摺動爪15とアームヘッド20の摺動溝23は、同一円弧状の形状である。そのため、リテーナ10を起立方向に回動させる場合、リテーナ10は、摺動溝23が摺動爪15から外れることなく、アームヘッド20の摺動溝23に規制されて回動することができる。つまり、摺動爪15が摺動溝23に沿って摺動することで、リテーナ10を起倒可能にしている。尚、アームヘッド20のスプリング用孔部25及びスペーサ30のスプリング用孔部35は、リテーナ10を起立方向に回動させる場合にスプリング連結部材40がアームヘッド20に接触しないように設けた孔部である。
摺動爪15の横幅や摺動溝23の溝の横幅のスキにより、アームヘッド20とリテーナ10の横方向のガタツキが生じてしまう。しかし、スペーサ30によりそのガタツキを制御するガイド(図示せず)を設けることで、アームヘッド20とリテーナ10の横方向を規制することができる。
摺動爪15の縦幅(奥巾)や摺動溝23の溝の縦幅(奥巾)は、アームヘッド20に対するリテーナ10の回転開度を規制することができる。よって、所望の回転開度に応じて、摺動爪15の縦幅(奥巾)や摺動溝23の溝の縦幅(奥巾)を決定する。
よって、本実施形態によれば、リテーナ10のリテーナ基端部12に円弧状の摺動爪15と、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に摺動爪15に対応する摺動溝23を設けて、摺動爪15を摺動溝23に挿入することで、リテーナ10を起倒可能にしている。そのため、従来使用していたアームヘッド20とリテーナ10と軸支するリベットを廃止することができて、更に、リベットを廃止することで、ワイパーアーム1の外観上に突起形状は生じず、アームヘッド20とリテーナ10の平滑面のみで外観を構成できるので、ワイパーアーム1の美観を向上させることができる。また、アームヘッド20とリテーナ10との摺動部が平滑面であることから、降雨後の雨滴等が残ることが無く、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアーム1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、樹脂製のスペーサ30は、アームヘッド20とリテーナ10との干渉を緩和されて、アームヘッド20のリテーナ10と接触する部位の金属疲労や劣化を緩和させることができる。更に、アームヘッド20とリテーナ10との干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。また、樹脂製のスペーサ30は、リテーナ10の摺動爪15をアームヘッド20の摺動溝23の幅方向を規制することできるため、アームヘッド20とリテーナ10の幅方向のガタ防止を行うことができる。
このように、本発明の第1実施形態によれば、樹脂製のスペーサ30と、リテーナ10の基端側に有した円弧状の摺動爪15を、アームヘッド20の先端側に有した摺動爪15と同一の円弧状の第1の摺動溝23に挿入してリテーナ10が起倒可能に摺動することで、アームヘッド20とリテーナ10と軸支するリベットを廃止して、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアーム1を提供することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、本発明の第1実施形態と同じ構成である点については、説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。図5に示すように、リテーナ10のリテーナ基端部12の断面はコの字状となっており、更に、リテーナ基端部12の末端側には、コの字状の天井面から下方へ円弧を描くように円弧状の摺動爪15を末端から突出するように設けている。また、リテーナ10は、例えば、アルミ等で成形されている。
アームヘッド20のアームヘッド先端部22の断面は、リテーナ10よりも一回り小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド先端部22には、リテーナ10に設けられた円弧状の摺動爪15と同一の円弧状である摺動溝23と、スペーサ30を嵌合する嵌合凸部24と、アームヘッド20とリテーナ10を結合するスプリング連結部材40(図6参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部25と、を配設している。また、アームヘッド20は、例えば、鉄等で成形されている。
スペーサ50の断面は、アームヘッド20よりも大きいがリテーナ10より小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に設けられた嵌合凸部24に対応する嵌合凹部54と、リテーナ10とアームヘッド20を結合するスプリング連結部材40(図6参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部55と、を配設している。更に、スペーサ50のコの字状の天井面から下方へ円弧を描くように円弧面を有する突出部53が設けられている。この突出部53の円弧面は、リテーナ10の摺動爪15及びアームヘッド20の摺動溝23と同一の円弧状である。また、スペーサ50は、例えば、樹脂等で成形されている。
図6は、本発明の第2実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。図6は、図5で示したアームヘッド20にスペーサ50を嵌合させて、リテーナ10の摺動爪15をアームヘッド20の摺動溝23に挿入にした摺動部を示している。
まず、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に配設された嵌合凸部24に、対応するスペーサ50の嵌合凹部54を嵌合させて、スペーサ50をリアームヘッド20のアームヘッド先端部22の上側に取り付ける。すると、アームヘッド20のスプリング用孔部25とスペーサ50のスプリング用孔部55が一致する。また、スペーサ50の突出部53がアームヘッド20の摺動溝23に挿入され、アームヘッド20の摺動溝23の下面を被覆する。次に、スペーサ50の上側からリテーナ10の摺動爪15をアームヘッド20の摺動溝23に挿入する。最後に、リテーナ10に設けられたスプリング42の先端部に取り付けられたスプリング連結部材40の引掛部41を、アームヘッド20側のスプリング係止部26に係止して、スプリング42の張力によりリテーナ10とアームヘッド20とを固定する。
リテーナ10の摺動爪15とアームヘッド20の摺動溝23は、同一円弧状の形状である。そのため、リテーナ10を起立方向に回動させる場合、リテーナ10は、摺動爪15が摺動溝23から外れることなく、アームヘッド20の摺動溝23に規制されて回動することができる。つまり、摺動爪15が摺動溝23に沿って摺動することで、リテーナ10を起倒可能にしている。尚、アームヘッド20のスプリング用孔部25及びスペーサ50のスプリング用孔部55は、リテーナ10を起立方向に回動させる場合にスプリング連結部材40がアームヘッド20に接触しないように設けた孔部である。
リテーナ10の摺動爪15の横幅やアームヘッド20の摺動溝23の溝の横幅のスキにより、アームヘッド20とリテーナ10の横方向のガタツキが生じてしまう。しかし、スペーサ50によりそのガタツキを制御するガイド(図示せず)を設けることで、アームヘッド20とリテーナ10の横方向を規制することができる。
また、スペーサ50の突出部53がアームヘッド20の摺動溝23に挿入され、アームヘッド20の摺動溝23の下面を被覆することで、スペーサ50は、アームヘッド20とリテーナ10との干渉する領域を大幅に緩和し、干渉部の金属疲労や劣化を緩和させることができる。また、リテーナ10が摺動してアームヘッド20と干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。
このように、本発明の第2実施形態によれば、リテーナ10のリテーナ基端部12に円弧状の摺動爪15と、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に摺動爪15に対応する摺動溝23を設けて、摺動爪15を摺動溝23に挿入することで、リテーナ10を起倒可能にしている。そのため、従来使用していたアームヘッド20とリテーナ10と軸支するリベットを廃止することができて、更に、リベットを廃止することで、ワイパーアーム1の外観上に突起形状は生じず、アームヘッド20とリテーナ10の平滑面のみで外観を構成できるので、ワイパーアーム1の美観を向上させることができる。また、アームヘッド20とリテーナ10との摺動部が平滑面であることから、降雨後の雨滴等が残ることが無く、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアーム1を提供することができる。
また、本発明の第2実施形態によれば、樹脂製のスペーサ50は、アームヘッド20の摺動溝23内に挿入される形状である突出部53を有し、この突出部53をアームヘッド20の摺動溝23に挿入することで、アームヘッド20の摺動溝23内においてリテーナ10の摺動爪15との直接干渉する領域を小さくすることができる。つまり、樹脂製のスペーサ50は、アームヘッド20とリテーナ10との干渉を大幅に緩和し、その干渉部の金属疲労や劣化を緩和させることができる。また、リテーナ10が起倒方向に回動することによりリテーナ10の摺動爪15がアームヘッド20の摺動溝23内を摺動し、アームヘッド20と直接干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。尚、本発明の第1実施形態及び第2実施形態と同じ構成である点については、説明を省略する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。図7に示すように、リテーナ10のリテーナ基端部12の断面はコの字状となっており、更に、リテーナ基端部12の末端側には、コの字状の天井面から下方へ円弧を描くように円弧状の摺動爪15を末端から突出するように設けている。また、リテーナ10は、例えば、アルミ等で成形されている。
アームヘッド20のアームヘッド先端部22の断面は、リテーナ10よりも一回り小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド先端部22には、リテーナ10に設けられた円弧状の摺動爪15と同一の円弧状である摺動溝23と、スペーサ30を嵌合する嵌合凸部24と、アームヘッド20とリテーナ10を結合するスプリング連結部材40(図8参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部25と、を配設している。また、アームヘッド20は、例えば、鉄等で成形されている。
スペーサ60の断面は、アームヘッド20よりも大きいがリテーナ10より小さい同様のコの字状となっており、更に、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に設けられた嵌合凸部24に対応する嵌合凹部64と、リテーナ10とアームヘッド20を結合するスプリング連結部材40(図8参照)がリテーナ10を起立方向に回動させる場合に干渉しないように設けたスプリング用孔部65と、を配設している。更に、スペーサ60のコの字状の天井面から下方へ円弧を描くように挿入片62が設けられている。この挿入片62は、リテーナ10の摺動爪15及びアームヘッド20の摺動溝23と同一の円弧状である。更に、挿入片62を折り返された形状である折り返し部63が設けられている。この折り返し部63は、リテーナ10の摺動爪15、アームヘッド20の摺動溝23、及びスペーサ60の挿入片62と同一の円弧状である。また、スペーサ60は、例えば、樹脂等で成形されている。
図8は、本発明の第3実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。図8は、図7で示したアームヘッド20の摺動溝23にスペーサ60の挿入片62を挿入し、更にリテーナ10の摺動爪15をスペーサ60の折り返し部63に挿入にした状態を示している。
まず、アームヘッド20の摺動溝23にスペーサ60の挿入片62を挿入し、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に配設された嵌合凸部24に、対応するスペーサ60の嵌合凹部64を嵌合させて、スペーサ60をアームヘッド20のアームヘッド先端部22の上側に取り付ける。すると、アームヘッド20のスプリング用孔部25とスペーサ60のスプリング用孔部65が一致する。次に、スペーサ60の上側からリテーナ10の摺動爪15をスペーサ60の挿入片62に設けた折り返し部63に挿入する。最後に、リテーナ10に設けられたスプリング42の先端部に取り付けられたスプリング連結部材40の引掛部41を、アームヘッド20側のスプリング係止部26に係止して、スプリング42の張力によりリテーナ10、アームヘッド20及びスペーサ60を固定する。
リテーナ10の摺動爪15、アームヘッド20の摺動溝23、スペーサ60の挿入片62と折り返し部63は、同一円弧状の形状である。そのため、リテーナ10を起立方向に回動させる場合、リテーナ10は、摺動爪15が折り返し部63から外れることなく、且つ、折り返し部63を構成する挿入片62がアームヘッド20の摺動溝23から動くこと無い状態で折り返し部63に規制されて回動することができる。つまり、摺動爪15が折り返し部63に沿って摺動することで、リテーナ10を起倒可能にしている。尚、アームヘッド20のスプリング用孔部25及びスペーサ60のスプリング用孔部65は、リテーナ10を起立方向に回動させる場合にスプリング連結部材40がアームヘッド20に接触しないように設けた孔部である。
摺動爪15の横幅や折り返し部63の溝の横幅のスキにより、リテーナ10とスペーサ60の横方向のガタツキが生じてしまう。しかし、スペーサ60の折り返し部63の中にそのガタツキを制御するガイド(図示せず)を設けることで、リテーナ10とスペーサ60との横方向のガタツキを防止することができる。また、同様に、スペーサ60の挿入片62とアームヘッド20の摺動溝23の溝の横幅のスキを制御するために、アームヘッド20の摺動溝23の中に制御するガイド(図示せず)を設けることで、アームヘッド20とスペーサ60との横方向のガタツキを防止することができる。これにより、スペーサ60を介して、リテーナ10とアームヘッド20の横方向を規制することができる。
また、スペーサ60は、スペーサ60の挿入片62がアームヘッド20の摺動溝23に挿入されて摺動溝23の全周を被覆し、且つ、折り返し部63に挿入されたリテーナ10の摺動爪15の全周を被覆することで、アームヘッド20とリテーナ10との干渉部位を無くすことができる。そのため、アームヘッド20やリテーナ10の金属疲労や劣化を緩和させることができる。また、リテーナ10が摺動してアームヘッド20と干渉することから発生する異音を未然に防止することができる。
このように、本発明の第3実施形態によれば、リテーナ10のリテーナ基端部12に円弧状の摺動爪15と、アームヘッド20のアームヘッド先端部22に摺動爪15に対応する摺動溝23を設けて、摺動爪15を摺動溝23に挿入することで、リテーナ10を起倒可能にしている。そのため、従来使用していたアームヘッド20とリテーナ10と軸支するリベットを廃止することができて、更に、リベットを廃止することで、ワイパーアーム1の外観上に突起形状は生じず、アームヘッド20とリテーナ10の平滑面のみで外観を構成できるので、ワイパーアーム1の美観を向上させることができる。また、アームヘッド20とリテーナ10との摺動部が平滑面であることから、降雨後の雨滴等が残ることが無く、美観がよく耐食性能に優れたワイパーアーム1を提供することができる。
また、本発明の第3実施形態によれば、樹脂製のスペーサ60の折り返し部63を有する挿入片62をアームヘッド20の摺動溝23に挿入し、更に樹脂製のスペーサ60の折り返し部63にリテーナ10の摺動爪15を挿入して挟持されることで、樹脂製のスペーサ60によりアームヘッド20の摺動溝23内においてアームヘッド20とリテーナ10との直接干渉する部位を無くすことができる。そのため、アームヘッド20やリテーナ10の金属疲労や劣化を大いに緩和させることができる。
本実施形態は、乾燥潤滑膜18は、リテーナ10の摺動爪15の全周に設けたが、特に限定しない。例えば、乾燥潤滑膜18は、アームヘッド20の摺動溝23の全周又は一部に設けてもよいし、スペーサ50の突出部53、スペーサ60の挿入片62、又は折り返し部63の全周又は一部に設けてもよい。
また、本実施形態は、車両用ワイパーアームに適用した例として説明したが、特に限定はしていない。例えば、自動車・船舶・電車等のフロントウインドウガラスやリヤウインドウガラス或いはミラーやランプ類の表面を払拭するワイパーに適用する。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲の概念を逸脱しない範囲で、上記実施の形態の構造に種々の変形や変更を施すことも可能である。
本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームを模式的に示した外観図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナの摺動爪を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用ワイパーアームのアームヘッドとリテーナとの摺動部を示した断面図である。 従来に係る車両用ワイパーアームを模式的に示した外観図である。
符号の説明
1 ワイパーアーム
10 リテーナ
11 ブレード取付部
12 リテーナ基端部
15 摺動爪
18 乾燥潤滑膜
20 アームヘッド
21 アームヘッド基端部
22 アームヘッド先端部
23 摺動溝
24 嵌合凸部
25 スプリング用孔部
26 スプリング係止部
30 スペーサ
34 嵌合凹部
35 スプリング用孔部
40 スプリング連結部材
41 引掛部
42 スプリング
50 スペーサ
53 突出部
54 嵌合凹部
55 スプリング用孔部
60 スペーサ
62 挿入片
63 折り返し部
64 嵌合凹部
65 スプリング用孔部
100 ワイパーアーム
110 リテーナ
111 ブレード取付部
112 リテーナ基端部
120 アームヘッド
121 アームヘッド基端部
122 アームヘッド先端部
130 リベット

Claims (2)

  1. 基端側が駆動軸により軸支されたアームヘッドと、
    先端側にワイパーブレードが装着されるリテーナと、
    前記リテーナの前記アームヘッド側に設けられた円弧状の摺動爪と、
    前記アームヘッドの前記リテーナ側に設けられ、前記リテーナを起倒可能に保持するために前記リテーナに設けられた前記摺動爪を摺動可能に保持する摺動溝と、
    前記アームヘッドの前記リテーナと接触する部位に設けられ、前記アームヘッドと前記リテーナの干渉を防ぐ樹脂製の干渉部材と、からなり、
    前記干渉部材は、前記アームヘッドに設けられた前記摺動溝内に挿入される形状を持ち、前記摺動溝内における前記アームヘッドと前記リテーナの前記摺動爪との干渉を防ぐ突出部を具備することを特徴とするワイパーアーム。
  2. 前記干渉部材の突出部は、前記摺動溝内において折り返された形状を持ち、該折り返された状態で前記アームヘッドに設けられた摺動溝に挿入され、
    前記リテーナに設けられた摺動爪は、前記折り返された形状を持つ突出部に挟まれた状態で前記アームヘッドに設けられた摺動溝内に保持されることを特徴とする請求項1に記載のワイパーアーム。
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