JP4984881B2 - 主軸装置及びそれを備えた複合加工工作機械 - Google Patents

主軸装置及びそれを備えた複合加工工作機械 Download PDF

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Description

本発明は、主軸装置及びそれを備えた複合加工工作機械に関し、より詳細には、門形マシニングセンタの主軸ヘッドに取り付けられる主軸装置及びそれを備えた複合加工工作機械に関する。
従来、大物ワークと工具との三次元的な相対移動によって、切削、穴あけ等の加工を行なう複合加工工作機械として、例えば、ワークを取り付けたテーブルを直進往復運動させると共に、工具を有する主軸をX軸、Y軸、Z軸方向に制御する門形マシニングセンタが使用されている。
門形マシニングセンタでは、2つのコラムによって支持されたクロスレールにサドルが取り付けられ、サドルに対してZ軸方向に移動するラムの端部に主軸ヘッドが取り付けられ、さらに、この主軸ヘッドの2本の支持アームにブラケットを介してモータビルトイン式の主軸が旋回可能に取り付けられる。
また、一般的な工作機械の主軸装置では、工具に冷却液などの流体を供給するための回転継手が主軸内に設けられており、該流体は配管によって装置外の流体供給装置から回転継手に供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−287102号公報(第4図)
ところで、特許文献1に記載の主軸装置を上述した複合加工工作機械に適用する場合、流体を回転継手に供給する配管のためのスペースをブラケット内に設ける必要があり、主軸装置が大型になってしまうという問題がある。
また、主軸のメンテナンスを行なう際、主軸をブラケットから分解又は組付ける時には、配管も分解・組立しなければならず、メンテナンスに時間がかかる。メンテナンス中は、機械を止める必要があるため、ダウンタイムが増大し、生産性が低下するという問題がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな構成で回転継手を配置することができ、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高い主軸装置及び複合加工工作機械を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 一対の支持アームに旋回可能に取り付けられ、前部に工具を装着可能な主軸装置であって、
該主軸装置は、
前記一対の支持アームに旋回可能に設けられた旋回シャフトと、
該旋回シャフトが取り付けられ、該旋回シャフトの旋回軸に対して略垂直な筒部を有するブラケット本体と、前記ブラケット本体の後端面に固定される後蓋と、を備えるブラケットと、
先端に工具を装着可能な回転部と、前記ブラケット本体の筒部に挿脱可能に取り付けられるハウジングと、前記回転部と前記ハウジングとの間に配置され、前記回転部を前記ハウジングに対して回転自在に支持する軸受と、前記後蓋に覆われた前記ハウジングの後部に取り付けられ、前記回転部に流体を供給する回転継手と、を有するモータビルトイン式の主軸と、
有し、
前記主軸装置には、前記旋回シャフト内を前記ブラケットまで伸び、該ブラケット内を貫通したのち前記ハウジング内を前記主軸装置の後部に向かって伸び、前記回転継手に至るまで連通して形成された第1流路と、該回転継手内を貫通し、前記主軸装置の前部に向かって折り返され前記回転部まで伸びる第2流路とが形成され、
前記第1流路と前記第2流路とは互いに連通され、
前記旋回シャフトから前記主軸に供給される流体の前記第1流路及び前記第2流路は、前記旋回シャフトから前記ブラケット、前記ハウジング、及び前記回転継手を介して前記回転部まで、配管無しで連結されていることを特徴とする主軸装置。
(2) 前記回転継手は、
前記ハウジングの後端面と対向し、前記回転継手に供給される前記流体の流路開口が形成されるフランジ部を有する継手ケースと、
前記継手ケースに対して2つの軸受を介して相対回転可能に配置される回転管軸と、 前記回転管軸の後端と対向するように前記継手ケースに固定された継手カバーに装着されるフローティングシートと、
前記回転管軸の後端部と前記フローティングシートの先端部にそれぞれ装着されるシールリングを有するシール部と、
を備え、
前記回転管軸の内部に形成された通孔により、回転側流路が構成され、
前記フローティングシートの内部に形成され、前記継手カバーに形成された孔部と連通する通孔により、固定側流路が構成され、
前記回転管軸の通孔と前記フローティングシートの通孔とを、前記シール部を介して連通することで、前記回転側流路と前記固定側流路とを連結させることを特徴とする(1)に記載の主軸装置。
(3)(1)または(2)に記載の主軸装置を備えたことを特徴とする複合加工工作機械。
本発明によれば、回転部に流体を供給する回転継手は、ハウジングの後部端面と対向し、回転継手に供給される流体の流路開口が形成されるフランジ部を有するので、流体が配管なしで回転継手に供給され、配管のためのスペースをブラケット内に設ける必要がなくなり、コンパクトな主軸装置を構成することができる。また、回転継手をハウジングに組付けると同時に回転継手に供給される流体の流路が接続されるため、主軸をブラケットから分解又は組み付ける時に、配管を分解・組み立てる必要がなく、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高いものとなる。
以下、本発明に係る主軸装置及び複合加工工作機械としての門形マシニングセンタについて図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、門形マシニングセンタ1では、ベッド2の上にテーブル3がX軸方向へ移動可能に支持されており、ベッド2の両側には一対のコラム4が立設されている。コラム4の上端にはクロスレール5が架設されており、クロスレール5には、サドル6がY軸方向へ移動可能に設けられる。また、サドル6には、Z軸方向に昇降可能なラム7が支持されており、ラム7の下端には、本発明の主軸装置20をY軸回り及びZ軸回りに回転割出し駆動可能に保持する主軸ヘッド8が装着されている。
図2及び図3に示すように、主軸ヘッド8には、主軸装置20のブラケット21を挟むように一対の支持アーム9が設けられており、支持アーム9の内部には、ブラケット21の両側面に固定された一対の旋回シャフト10が複数の軸受11を介して回転可能に収容されている。また、一方の旋回シャフト10にはモータ12が配置されており、これにより、主軸装置20は一対の支持アーム9にY軸(旋回軸A)回りに旋回可能に取り付けられる。なお、主軸装置20の旋回駆動は、旋回シャフト10まわりにモータ12を配置する代わりに、旋回シャフト10をギア駆動するものであってもよい。
図4及び図5に示すように、主軸装置20のブラケット21は、旋回シャフト10がY軸方向の両側面に固定され、X軸方向(旋回軸に対して略垂直)に貫通する筒部22を有するブラケット本体23と、ブラケット本体23の後端面に固定される後蓋25と、を備える。そして、このブラケット本体23の筒部22には、主軸30のハウジング32が挿脱可能に取り付けられている。なお、図4中、符号23aは、旋回シャフト10を取り付けるためのボルト孔である。
図5に示すように、主軸30は、モータビルトイン式であり、先端に工具Wを装着可能な回転部31と、ブラケット本体23の筒部22に挿脱可能に取り付けられるハウジング32と、回転部31とハウジング32との間に配置され、回転部31をハウジング32に対して回転自在に支持する前側及び後側軸受50,51と、を有する。
ハウジング32は、ステータ34が取り付けられる中間ハウジング35、スリーブハウジング36、後側ハウジング37、リヤカバー38を有する外筒39と、外筒39と一体に形成される前側ハウジング40と、前側ハウジング40の前方に取り付けられる前蓋41及びフロントカバー42とを、有する。なお、中間ハウジング35とスリーブハウジング36とは一体構造としてもよい。また、外筒39と前側ハウジング40は別体に形成されてもよい。
回転部31は、ロータ43を有する回転自在な回転軸44と、回転軸44の内部で、回転軸44に軸方向に相対移動可能に装着されるドローバー45と、ドローバー45が工具ホルダ46を固定するコレット部47を軸方向内方に引き込むように、ドローバー45に外装され、軸方向において回転軸44とドローバー45の大径部45aとの間に圧縮可能に配置されるばね48と、が配置される。なお、ばね48としては、皿ばねを使用しているが、コイルばねや螺旋皿ばね等を使用してもよい。
前側軸受50は、外輪が前側ハウジング40に固定されると共に内輪が回転軸44の一端側に外嵌する組合せアンギュラ玉軸受によって構成される。また、回転軸44の他端側に配設されたスリーブハウジング36には、回転軸44の軸方向に移動可能な軸受スリーブ49が嵌合されており、後側軸受51は、外輪が軸受スリーブ49に固定されると共に内輪が回転軸44の他端側に外嵌する一対のアンギュラ玉軸受によって構成され、前側軸受50と共働して回転軸44を回転自在に支持する。
ドローバー45の後端側には、工具交換のためのピストン機構60のピストン61に装着されたピストン押圧部62によって押圧されるピストン当接部63が設けられている。ピストン機構60は、往動側圧力導入部64に油、水、空気等の圧力媒体が導入されることにより、ピストン61が往動され、ピストン61のピストン押圧部62がピストン当接部63を押圧し、ドローバー45を軸方向に押圧移動させて工具Wを押し出して工具アンクランプ状態とする(図5の上部位置参照)。一方、往動側圧力導入部64の圧力を抜き、復動側圧力導入部65に圧力媒体が導入されることにより、ピストン61が復動され、ドローバー45を軸方向に戻り移動させて工具クランプ状態とする(図5の下部位置参照)。
リヤカバー38には、ピストン機構60のピストン61の位置を検出する位置検出センサ66や、工具Wの有無を検出する工具検出センサ67が固定されており、後側ハウジング37の内側には、回転軸44の回転速度を検出するエンコーダ68が配置されている。
さらに、リヤカバー38の後部には、回転部31のドローバー45内にクーラントを供給する回転継手70が設けられている。回転継手70は、図7に示すように、リヤカバー38の後端面に対向して取り付けられるフランジ部71aを有する継手ケース71と、この継手ケース71に対して2つの軸受72を介して相対回転可能に配置される回転管軸73と、回転管軸73の後端と対向するように継手ケース71に固定された継手カバー74に装着されるフローティングシート75と、回転管軸73の後端部とフローティングシート75の先端部にそれぞれ装着されるシールリングを有するシール部76と、を備える。
回転管軸73には、回転軸44の後端と連結される連結部材77が装着されて(図5参照)、回転軸44と共に回転すると共に、内部に通孔73aが形成され、連結部材77に形成された図示しない孔部と連通して回転側流路を構成する。また、フローティングシート75の内部にも、継手カバー74に形成された孔部74aと連通する通孔75aが形成され、固定側流路を構成する。そして、回転管軸73の通孔73aとフローティングシート75の通孔75aをシール部76を介して連通することで、回転側流路と固定側流路を連結する。
外筒39は、中間ハウジング35のフランジ部35aをブラケット本体23の先端面にボルト締結することで、ブラケット21に固定されている。このため、外筒39は、ボルト96を外すことで、主軸30をブラケット21から先端側に抜き取り可能に構成される。
また、ブラケット本体23の先端面と対向する中間ハウジング35のフランジ部35aの取付面35bには流路開口が設けられており、主軸30に供給されるすべての流体は、この取付面35bに形成された流路開口から供給或は排出される。図8に示すように、フランジ部35aの取付面35bには、軸受及びモータ用の冷却油の入口側流路開口80、ピストン61のクランプ用圧油の流路開口81、フラッドクーラントの流路開口82、テーパエアブローの流路開口83、エアシールエアの流路開口84、ピストン61のアンクランプ用圧油の流路開口85、軸受及びモータ用の冷却油の出口側流路開口86がそれぞれ形成されている。なお、図8の符号32bは、中間ハウジング32のフランジ部32aに形成された、ボルト96が挿通するボルト孔(本実施形態では、6つ)である。
例えば、図5に示すように、アンクランプ用圧油は、ブラケット側の流路94から中間ハウジング35の取付面35bに形成された流路開口85に導かれ、さらに、中間ハウジング35、スリーブハウジング36、後側ハウジング37、リヤカバー38内に形成された各流路87を通過して、復動側圧力導入部65に供給される。また、図6に示すように、軸受及びモータ用の冷却油も、ブラケット側の流路94から中間ハウジング35の取付面35bに形成された流路開口80に導かれる。その後、この流路開口80から延びる流路88は、中間ハウジング35内で分岐され、冷却油の一部は、中間ハウジング35の後方に延びる流路89によって、冷却筒90へ供給され、また、他の冷却油は、前側ハウジング40に形成された流路92により、冷却部93へ供給される。なお、その他の流体も、中間ハウジング35から各ハウジングに形成された流路を通って所望の位置に供給され、或は、各ハウジングに形成された流路を通って中間ハウジング35からブラケット側へ排出される。
また、図5に示すように、中間ハウジング35、スリーブハウジング36、後側ハウジング37、リヤカバー38内に形成された各流路87´を通過するテーパエアブローは、リヤカバー38の後端面に取り付けられる継手ケース71のフランジ部71aに形成された流路開口71bを介して、継手ケース71及び継手カバー74の各流路77に供給される。そして、供給圧力により、フローティングシート75を下流側に押圧させた状態で、シール部76が密着し、テーパエアブローが固定側流路から回転側流路に導かれ、回転部31に供給される。
一方、各流体のブラケット側の流路94は、ブラケット本体23に形成され、ブラケット本体23の先端面に形成された開口94aと、旋回シャフト10のフランジ10a(図3参照)と対向する取付面23bに形成された開口94bとを連通する。この取付面23bに開口した流路94は、旋回シャフト10のフランジ10aに形成された図示しない流路と配管無しで連通する。これにより、主軸30に供給される流体の流路は、旋回シャフト側からブラケット本体23、中間ハウジング35を介して主軸30の所望の位置まで配管無しで連通されており、旋回シャフト10とブラケット本体23、或はブラケット本体23と中間ハウジング35を分解すると同時に各部材間の流体の流路が切り離される。また、旋回シャフト10とブラケット本体23、或はブラケット本体23と中間ハウジング35を組み付けると同時に各部材間の流体の流路が組み立てられる。なお、これら各部材の対向面間で各流路開口の周囲にはOリングが配置されており、対向面に形成された流路開口からの流体の漏洩を防止している。
従って、本実施形態の主軸装置20によれば、回転部31に流体を供給する回転継手70は、リヤカバー38の後端面と対向し、回転継手70に供給される流体の流路開口が形成されるフランジ部71aを持った継手ケース71を有するので、流体が配管なしで回転継手70に供給され、配管のためのスペースをブラケット内に設ける必要がなくなり、コンパクトな主軸装置20を構成することができる。また、回転継手70をリヤカバー38に組付けると同時に回転継手70に供給される流体の流路が接続されるため、主軸30をブラケット21から分解又は組み付ける時に、配管を分解・組み立てる必要がなく、メンテナンス時のダウンタイムが短く生産性の高いものとなる。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本実施形態では、主軸装置20は、主軸ヘッド8の一対の支持アーム9によって旋回可能に支持されているが、一本の支持アームによって片持ち支持される構成であってもよい。
本発明の主軸装置が適用される門形マシニングセンタの概略図である。 図1の主軸ヘッドを示す要部斜視図である。 主軸ヘッドを示す正面図である。 主軸装置の分解斜視図である。 主軸装置の断面図である。 図5のVI−VI線に沿った主軸装置の部分断面図である。 回転継手の拡大断面図である。 ブラケットから取り外された主軸を図5の矢視VII方向からみた背面図である。
符号の説明
1 門形マシニングセンタ(複合加工工作機械)
20 主軸装置
21 ブラケット
22 筒部
23 ブラケット本体
25 後蓋
30 主軸
31 回転部
32 ハウジング
50 前側軸受
51 後側軸受
70 回転継手
71 継手ケース
71a フランジ部
71b 流路開口
72 軸受
73 回転管軸
75 フローティングシート
76 シール部

Claims (3)

  1. 一対の支持アームに旋回可能に取り付けられ、前部に工具を装着可能な主軸装置であって、
    該主軸装置は、
    前記一対の支持アームに旋回可能に設けられた旋回シャフトと、
    該旋回シャフトが取り付けられ、該旋回シャフトの旋回軸に対して略垂直な筒部を有するブラケット本体と、前記ブラケット本体の後端面に固定される後蓋と、を備えるブラケットと、
    先端に工具を装着可能な回転部と、前記ブラケット本体の筒部に挿脱可能に取り付けられるハウジングと、前記回転部と前記ハウジングとの間に配置され、前記回転部を前記ハウジングに対して回転自在に支持する軸受と、前記後蓋に覆われた前記ハウジングの後部に取り付けられ、前記回転部に流体を供給する回転継手と、を有するモータビルトイン式の主軸と、
    有し、
    前記主軸装置には、前記旋回シャフト内を前記ブラケットまで伸び、該ブラケット内を貫通したのち前記ハウジング内を前記主軸装置の後部に向かって伸び、前記回転継手に至るまで連通して形成された第1流路と、該回転継手内を貫通し、前記主軸装置の前部に向かって折り返され前記回転部まで伸びる第2流路とが形成され、
    前記第1流路と前記第2流路とは互いに連通され、
    前記旋回シャフトから前記主軸に供給される流体の前記第1流路及び前記第2流路は、前記旋回シャフトから前記ブラケット、前記ハウジング、及び前記回転継手を介して前記回転部まで、配管無しで連結されていることを特徴とする主軸装置。
  2. 前記回転継手は、
    前記ハウジングの後端面と対向し、前記回転継手に供給される前記流体の流路開口が形成されるフランジ部を有する継手ケースと、
    前記継手ケースに対して2つの軸受を介して相対回転可能に配置される回転管軸と、 前記回転管軸の後端と対向するように前記継手ケースに固定された継手カバーに装着されるフローティングシートと、
    前記回転管軸の後端部と前記フローティングシートの先端部にそれぞれ装着されるシールリングを有するシール部と、
    を備え、
    前記回転管軸の内部に形成された通孔により、回転側流路が構成され、
    前記フローティングシートの内部に形成され、前記継手カバーに形成された孔部と連通する通孔により、固定側流路が構成され、
    前記回転管軸の通孔と前記フローティングシートの通孔とを、前記シール部を介して連通することで、前記回転側流路と前記固定側流路とを連結させることを特徴とする請求項1に記載の主軸装置。
  3. 請求項1または2に記載の主軸装置を備えたことを特徴とする複合加工工作機械。
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