JP4984332B2 - Icパッケージ基板検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ICパッケージ基板の検査装置に関するものである。
IC(集積回路)のチップは、劣化や熱対策のために樹脂でパッケージングする必要がある。パッケージングは多層配線基板(以下ではICパッケージ基板と称する)上にチップをマウントし、基板上の電極とチップ上の電極とを接続し、その後樹脂で封入する。電極間の接続は従来ワイヤーで接続するワイヤー実装方式が一般的であったが、近年ボール状の電極(以下バンプと称する)を用いて接続するフリップチップ実装方式が普及してきている。フリップチップ実装は電極どうしを直接重ね合わせるためバンプの高さが揃っていることが重要になる。高さにバラツキがあると、接続不良が発生するためである。そのため接続する前に、バンプの高さを正確に計測しておく必要がある(たとえば特許文献1参照)。また、同時にバンプの位置、バンプの径、その他バンプの形状異常、さらには基板上の異物などの不良も検出することが求められる。
接続された電極は、ICパッケージ基板の多層配線によって基板裏面の外部電極に導通することになるが、この外部電極もボール形状のいわゆるBGA(Ball Grid Array)型のパッケージが主流になってきており、この外部電極もバンプと同様の形状計測が必要とされる。
内部電極であるバンプ計測も外部電極の計測も、製造工程中のインライン検査の一環として実施される場合が多く、最近は全数検査が一般的になってきていることから、非常に計測速度が重要視される。たとえば、1パッケージのバンプ数は多いものでは5000個に達するが、5000個のバンプ全ての計測を1、2秒といったレベルで計測することが求められる。そのため、表面形状計測機としては特殊で高速なものが使用される。計測時間をできるだけ短くかつできるだけ高精度にするために、高さの計測範囲は狭く設計されている。
ICパッケージ基板は図3に示すように通常トレーに2次元的に並べられてハンドリングされる。計測には、トレーの中に入ったままの状態で行うイントレー方式と、図9に示すようにロボットハンド901によりトレーから一つ一つ取り出してから検査ユニット5により計測を行うピックアンドプレイス方式がある。イントレー方式は必要計測精度レベルが相対的に低い外部電極の計測で使用されることが多く、バンプの計測においてはピックアンドプレイス方式が一般的である。
特開2007−24912号公報
イントレー方式は、一般にピックアンドプレイス方式に比べ装置構造がシンプルになり、低コストで高速な計測が可能であるため、可能ならばイントレー方式の装置とすべきである。
しかし、トレーは大量に使用されることから安価である必要があるため、樹脂製であり寸法精度が低く、ひどく歪みがある場合が多い。そのため、高い計測精度が必要でそのために計測範囲も狭いバンプ計測用表面形状計測機においては、トレーの中にワークを置いたままで計測するイントレー方式では、トレーの寸法誤差やトレーの歪みにより簡単に計測範囲を外れてしまい、安定した計測ができないという問題が発生し、バンプ計測においてはイントレー方式が採用されていないのが実情である。
本発明が解決しようとする課題は、計測範囲の狭い表面形状計測機を使用しても、計測範囲から外れることが無い、効率的で安定した計測を可能とするイントレー方式の検査装置の実現である。
この課題を解決するために、少なくとも1台のコンベアと、このコンベアの移動平面と平行に移動可能な1軸以上の水平移動ステージとコンベア移動平面に垂直に移動可能な垂直移動機構とを有する移動ステージと、その移動ステージに搭載されICパッケージ基板の検査を行う検査ユニットと、同じく前記移動ステージに搭載されICパッケージ基板の高さ情報を取得する変位計とにより構成され、前記コンベア上に等間隔で並べられて移動するICパッケージ基板個片が複数個搭載されたトレーあるいはICパッケージ基板が複数個存在する切断前のICパッケージ基板シートを、前記間隔と同一の間隔で前記コンベアの進行に対し先に前記変位計、後に前記検査ユニットの順で配置され、連続する2枚の前記トレーあるいはシート内のICパッケージ基板を前記変位計と前記検査ユニットとで同時に計測・検査し、このとき移動ステージの垂直移動機構は前回に計測した前記変位計の計測結果を利用して、各ICパッケージ基板毎に前記検査ユニットの検査に適した位置に移動させるように装置を構成する。
あるいは、図1に示すように互いに距離を空けて配置され同期して動く少なくとも2つのキャリアから構成されるコンベアと、前記2つのキャリアの間に配置され、該コンベアの移動平面に対し垂直方向に移動可能な垂直移動機構を有する検査ステージと、前記移動平面と平行に移動可能な1軸以上の移動軸を有する水平移動ステージと、その水平移動ステージに搭載され水平移動ステージにより前記検査ステージ面上部を移動可能な、
ICパッケージ基板の検査を行う検査ユニットと、同じく前記水平移動ステージに搭載されICパッケージ基板の高さ情報を取得する変位計とにより構成され、ICパッケージ基板個片が複数個搭載されたトレーあるいはICパッケージ基板が複数個存在する切断前のICパッケージ基板シートが前記コンベア上に等間隔で並べられて前記検査ステージ上に移動し、前記検査ステージは前記トレーあるいはシートが1枚以上載った状態で前記検査ユニットがICパッケージ基板を検査するのに適した位置に前記垂直移動機構により移動し、前記検査ユニットと前記変位計とは前記トレーあるいはシートのコンベア上での間隔と同一の間隔で配置され、前記水平移動ステージにより間欠移動あるいは連続移動し、前記トレーあるいはシート内の一つ以上のICパッケージ基板を前記検査ユニットと前記変位計とが同時計測・検査し、このとき検査ステージの垂直移動機構は前回に計測した前記変位計の計測結果を利用して、各ICパッケージ基板毎に前記検査ユニットの検査に適した位置に移動させるように装置を構成する。
前記検査ユニットは、物体の表面立体形状を計測する表面形状計測機であるか、
あるいは、前記検査ユニットは、物体の水平方向寸法を計測する画像計測機であるか、
あるいは、前記検査ユニットは、物体の水平方向寸法を計測する画像計測機と、物体の表面立体形状を計測する表面形状計測機との両機能を具備するものとする。
また、前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートの反りを抑えるトレー押さえ機構を有し、このトレー押さえ機構は該検査ステージの移動に追従して移動するようにする。
さらに、前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートあるいはトレー中のICパッケージ基板の反りを抑える吸着機構を有し、この吸着機構は検査ステージの移動に追従して移動するようにする。
また、前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートの姿勢を3点支持で保持する。
以上のように構成することで、計測範囲の狭い表面形状計測機を使用しても、計測範囲から外れることが無い、効率的で安定した計測を可能とするイントレー方式の検査装置が実現できる。
以下では、本発明を具体的に実施するにあたり最良と思われる実施形態について述べる。
まず、本発明を具現化した実施形態の1例を、図1、図2を参照して説明する。
本発明のICパッケージ基板検査装置は、複数のICパッケージ基板8を搭載したトレー7をハンドリングする搬送部10と、トレー7上のICパッケージ基板8を検査する検査用センサ部9より構成される。
搬送部は、コンベア1と検査ステージ3とにより構成される。図2を参照して以下説明する。コンベア1はトレー7を検査ステージ3まで搬送し、検査ステージ3で計測が完了した後、検査ステージより後段へトレー7を排出する。コンベア1はキャリア(ベルトあるいはプラスチックチェーンなどが一般的)を両側に分け、検査ステージ3がキャリアの中間部に配置される構造となっている。検査ステージ3はコンベア1の移動面に対して垂直方向(以下この方向を垂直方向と称す)に移動できる垂直移動機構2を有し、コンベア1で検査ステージ3位置までトレー7が移動した後、検査ステージ3が垂直移動機構2により上昇してトレー7に接触しそのまま押し上げることでコンベア1からトレー7が離れ、検査ステージ3へトレー7がスムースに受け渡しできる。こうすることで搬送部10の構造を簡素化することができる。
検査用センサ部9は、検査ユニット5と変位計6および水平移動ステージ4から構成される。図1を参照して以下説明する。検査ユニット5と変位計6は、連続する2枚のトレー7の間隔とほぼ同一の間隔で配置され、ともに水平移動ステージ4に搭載されて、水平移動ステージ4の動作によりコンベア1の移動平面に平行する面内(以下この面を水平方向と称す)を2次元的に移動できるようになっている。
検査ユニット5はICパッケージ基板検査装置の心臓部であり、ICパッケージ基板上の各種寸法を計測あるいは異物などを検出する計測・検査機である。具体的には表面形状計測機あるいは画像計測機あるいは両方の機能を備えた計測・検査機である。表面形状計測機は物体表面の凸凹情報を計測することができ、三次元計測機とも呼ばれる。半導体製造工程でのインライン計測では、非常に高速な計測が必要となるため、非接触、並列計測が可能な光を利用したいわゆる光応用計測機が用いられる。画像計測機は、垂直方向の寸法は計測できないが水平方向の寸法を高精度に計測したり、異物等の不具合を検出するもので、表面形状計測機と同様に光応用計測機の一種である。
表面形状計測機は高速化・高精度化のために垂直方向計測範囲が狭く設計されている。画像計測機においても高精度の寸法計測をするために光学系の倍率・開口数を高くする場合が多く、その場合被写界深度が著しく狭くなる。つまり、検査ユニット5はいずれにせよ垂直方向の計測可能範囲が狭いのが一般的である。
一方、トレー7は反りや歪みがあり、また、ICパッケージ基板8も厚みバラツキや歪みがある。そのため、検査ユニット5の垂直方向計測範囲にICパッケージ基板8の計測・検査対象部位が確実に入る保証はない。
そのため変位計6によって前もって概略のICパッケージ基板8の表面位置を計測しておき、検査ユニット5で計測するときはその変位計6の計測結果に基づき検査ステージ3の垂直方向位置を垂直移動機構2により変化させる。これにより確実に検査ユニット5の計測範囲にICパッケージ基板8の計測・検査対象部位が入るようにすることができる。
連続する2枚のトレー7間の間隔が正確であるならば、検査ユニット5が後段のトレー7上のICパッケージ基板8それぞれを計測する時、トレー7間隔と同じ距離で配置された変位計6は、現在検査ユニット5が計測しているICパッケージ基板8と同一位置の前段のトレー7のICパッケージ基板8上に存在することになる。そのため検査ユニット5と変位計6は同時計測が可能である。
同時に計測ができるために、変位計6による事前計測をしても全体のスループットが落ちることはなく、かつ変位計6専用の水平移動ステージも必要ないことから装置が簡素にできる。
搬送部10の検査ステージ3は、上記の検査ユニット5と変位計6の同時計測が可能なように、連続する2枚のトレー7が載る大きさを持たせる。また、2枚のトレー7間の間隔および水平面内の位置をより正確なものとするために図2に示すようなアライメント機構があるとよい。
コンベア1の両側から、トレー7間隔で爪部201が作り込まれた板202を、シリンダ203によりトレー7の対角方向両側から押しつけ2つのトレー7を位置決めする。
このアライメント機構は、検査ユニット5と変位計6の位置関係が固定であることから、2枚のトレー7をそれに合わせてできるだけ正確に配置できればよく、図2のような構造である必要は必ずしも無い。2つのトレー7それぞれに駆動する構造でもよいし、変位計6の計測は概略の位置がわかればよいことから、アライメント機構は必ずしも必要はない。
トレー7は反り、歪みがあるため変位計6により事前に計測するわけであるが、それでも、反りが著しくひどく、ICパッケージ基板8が垂直方向に傾きを持ち、検査ユニット5の計測範囲を超えてしまう可能性も考えられる。そのような状況にも対応できるようにトレー7を押さえて反りを減らすトレー押さえ機構があるとよい。
トレー押さえ機構について図4を参照して説明する。トレー押さえ機構は、検査ステージ3上にあるトレー7を押さえ、押さえた状態のまま計測できなくてはならない。そのためには、トレー押さえ機構そのものが検査ステージ3に連動して動かなければならない。なぜならば計測中は、前もって変位計6で計測された結果に基づいてICパッケージ基板8毎に検査ステージ3の垂直方向位置を変化させるからである。
たとえば、図4に示すようにコンベア1の外側からコンベア1内側に向かって張り出したトレー押さえ401(a)、401(b)、あるいは両側のトレー押さえ401(a)、401(b)が一体化してトレー7の長手方向を押さえる形のトレー押さえ401が、コンベア1の外側を回って検査ステージ3に固定されたシリンダ402により上下動する構造とすれば、垂直移動機構2の移動によっても、トレー7を押さえた状態が変化することはない。また、構造的にも簡素である。
トレー押さえ機構は、トレー7の歪み・反りを少しでも除去するものであれば良く、必ずしも上記のような構造である必要はないし、トレー7の反りがひどくないあるいは検査ユニット5と変位計6とによる計測で十分トレー7の反り・歪みをカバーできるであればトレー押さえ機構は必要ない。
トレー7の反りを減らす手段は、上記のように上から押さえつけるだけではない。他の手段を、図5を参照して説明する。もしトレー7の底面が平面であるならば、検査ステージ3上部に吸引穴501を設け、吸着により反りを減らすことも可能である。さらに、トレー7自体を独自に設計できるのであれば、つまり、専用トレー7を使用できる場合は、図5に示すようにトレー7自体に、検査ステージ3からの吸引を各ICパッケージ基板8に持って行くような構造とすることができるため、個々のICパッケージ基板8を吸着することも可能である。
ICパッケージ基板8の中には、非常に薄型でフィルムのようなものも存在する。そのようなICパッケージ基板8であれば、吸着は必須となる。本発明においては、検査ステージ3がトレー7に接触する構造であるため、前記のように専用トレー7であれば、個々のICパッケージ基板8を吸着することも可能である。
変位計6による計測結果が、後段の検査ユニット5による計測に有効に働く条件は、変位計6で計測した時のトレー7の姿勢が、検査ユニット5で計測するときも変化しない事である。トレー押さえ機構により強制的にトレー7の姿勢を整える場合は問題ないが、トレー押さえ機構が無い場合、変位計6での計測位置と検査ユニット5での計測位置は異なるため、トレー7の姿勢が変化してしまうことは十分に考えられる。そのため、検査ステージ3上面の平面度は高い必要があるが、たとえ完全な平面であったとしても、トレー7の姿勢は変わりうる。
微視的に見れば、トレー7と検査ステージ3上面とは、ある3点で接触しているわけであり、トレー7の重心が、接触している2点を結ぶ直線上にあるような場合、3点目は前記直線の両側のどちらにもなりうる。変位計6計測位置と検査ユニット5の計測位置とで3点目の接触位置が直線の別々の側に変化してしまうこともあり、その場合大きな姿勢差が出る可能性がある。
これを防ぐ対策を、図6を参照して説明する。検査ステージ3上面の変位計6計測位置と検査ユニット5の計測位置のそれぞれに3カ所づつ突起物を設けて、強制的にその突起物の頂点3点でトレー7に接触するようにする。突起物の水平方向位置および高さが正確であるならば、トレー7は、変位計6計測位置と検査ユニット5の計測位置とで確実に同じ姿勢とすることができる。
上記のように構成されるICパッケージ基板検査装置の一連の計測動作を再び図1、図2図4を参照して以下に説明する。
トレー7がコンベア上に等間隔で並べられて流され、検査ステージ3上に到達するとコンベア1が停止される。検査ステージ3の位置への到達は、近接スイッチ等のセンサにより感知される。
コンベア1停止後、コンベア1から数ミリ程度離れた位置まで検査ステージ3を垂直移動機構2により上昇移動させる。
検査ステージ3が上昇移動した後、トレー7を図2に示すアライメント機構で位置決めする。
位置決めされたトレー7に対し、計測に影響のないトレー7周辺部を図4に示す押さえ機構で上から押さえ、トレー7の反りを抑える。
押さえ機構でトレー7を押さえて固定した後、位置決めしていたアライメント機構を元の位置まで戻し、計測が開始される。
検査ステージ3は、事前に変位計6で計測した結果に基づき、各ICパッケージ基板8毎に、計測するのに適した位置に垂直移動し、ICパッケージ基板3は常に最適な位置で検査ユニット5により計測される。このとき同じ検査ステージ3に載っている次のトレー7も同様に垂直移動し、そのトレー7は変位計6により同時計測しているから計測値が変化してしまう。しかし、それはソフト的に補正することができる。
検査ユニット5により1つのトレー7内の全てのICパッケージ基板8の計測・検査が終了すると、その時点で次のトレー7の概略垂直方向位置も計測が終了していることになる。
トレー押さえ401をはずして検査ステージ3をコンベア1以下まで下降させると、トレー7はコンベア1に再び載った状態になる。コンベア1をトレー間隔分移動させると、概略垂直方向位置の計測が終了している次のトレー7が検査ユニット5の計測位置に来る事になり、変位計6の計測位置にはさらに次のトレー7が配置される。以下同様に計測が進んでいく。
上記が本発明の典型的な実施例であるが、必ずしも上記形態だけに限られるものではない。たとえば、図7に示すように、コンベア1が検査ステージを兼ねる形として、垂直移動機構2は検査用センサ部9側に持たせる形が考えられる。垂直移動機構2は、水平移動ステージ4と検査ユニット5の間に取り付けられる形もあろうし、水平移動ステージ4ごと垂直移動させる構造も考えられる。このような場合も本発明の範疇である。
ここまでの説明では、トレー搬送を前提として説明しているが、多面取りのICパッケージ基板(ICパッケージ基板が複数個存在する切断前のICパッケージ基板シート)もトレーと同様の扱いで考えることができるので、本発明の範疇である。
また、本発明は、検査装置に対するものであるが、計測装置と検査装置の違いは計測結果に対する何かしらの判断があるか無いかの違いであり、本発明にとっての本質的な問題ではない。たとえ計測装置であっても本発明と同等と思われるものであれば本発明の範疇である。
本発明により、計測範囲の狭い表面形状計測装置を使用しても、計測範囲から外れることが無い、効率的で安定した計測を可能とするイントレー方式のICパッケージ基板電極計測装置が実現できる。半導体製造工程におけるインライン計測・検査において大きな需要があると考えられる。
本発明の第一の実施例を示した図である。 本発明の搬送部を説明するための図である。 トレーを説明するための図である。 トレー押さえ機構を説明するための図である。 吸着機構を説明するための図である。 3点支持を説明するための図である。 本発明の第二の実施例を示した図である。 イントレー方式を説明するための図である。 ピックアンドプレイス方式を説明するための図である。
符号の説明
1…コンベア
2…垂直移動機構
3…検査ステージ
4…水平移動ステージ
5…検査ユニット
6…変位計
7…トレー
8…ICパッケージ基板
9…検査用センサ部
10…搬送部
201…(アライメント)爪部
202…(アライメント)板
203…シリンダ
401…トレー押さえ
402…シリンダ
501…吸着穴
901…ロボットハンド

Claims (8)

  1. ICパッケージ基板を検査する装置において、少なくとも1台のコンベアと、このコンベアの移動平面と平行に移動可能な1軸以上の水平移動ステージとコンベア移動平面に垂直に移動可能な垂直移動機構とを有する移動ステージと、その移動ステージに搭載されICパッケージ基板の検査を行う検査ユニットと、同じく前記移動ステージに搭載されICパッケージ基板の高さ情報を取得する変位計とにより構成され、前記コンベア上に等間隔で並べられて移動するICパッケージ基板個片が複数個搭載されたトレーあるいはICパッケージ基板が複数個存在する切断前のICパッケージ基板シートを、前記間隔と同一の間隔で前記コンベアの進行に対し先に前記変位計、後に前記検査ユニットの順で配置され、連続する2枚の前記トレーあるいはシート内のICパッケージ基板を前記変位計と前記検査ユニットとで同時に計測・検査し、このとき移動ステージの垂直移動機構は前回に計測した前記変位計の計測結果を利用して、各ICパッケージ基板毎に前記検査ユニットの検査に適した位置に移動させることを特徴とするICパッケージ基板検査装置。
  2. ICパッケージ基板を検査する装置において、互いに距離を空けて配置され同期して動く少なくとも2つのキャリアから構成されるコンベアと、前記2つのキャリアの間に配置され、該コンベアの移動平面に対し垂直方向に移動可能な垂直移動機構を有する検査ステージと、前記移動平面と平行に移動可能な1軸以上の移動軸を有する水平移動ステージと、その水平移動ステージに搭載され水平移動ステージにより前記検査ステージ面上部を移動可能な、ICパッケージ基板の検査を行う検査ユニットと、同じく前記水平移動ステージに搭載されICパッケージ基板の高さ情報を取得する変位計とにより構成され、ICパッケージ基板個片が複数個搭載されたトレーあるいはICパッケージ基板が複数個存在する切断前のICパッケージ基板シートが前記コンベア上に等間隔で並べられて前記検査ステージ上に移動し、前記検査ステージは前記トレーあるいはシートが1枚以上載った状態で前記検査ユニットがICパッケージ基板を検査するのに適した位置に前記垂直移動機構により移動し、前記検査ユニットと前記変位計とは前記トレーあるいはシートのコンベア上での間隔と同一の間隔で配置され、前記水平移動ステージにより間欠移動あるいは連続移動し、前記トレーあるいはシート内の一つ以上のICパッケージ基板を前記検査ユニットと前記変位計とが同時計測・検査し、このとき検査ステージの垂直移動機構は前回に計測した前記変位計の計測結果を利用して、各ICパッケージ基板毎に前記検査ユニットの検査に適した位置に移動させることを特徴とするICパッケージ基板検査装置。
  3. 前記検査ユニットは、物体の表面立体形状を計測する表面形状計測機であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICパッケージ基板検査装置。
  4. 前記検査ユニットは、物体の水平方向寸法を計測する画像計測機であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICパッケージ基板検査装置。
  5. 前記検査ユニットは、物体の水平方向寸法を計測する画像計測機と、物体の表面立体形状を計測する表面形状計測機との両機能を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICパッケージ基板検査装置。
  6. 前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートの反りを抑えるトレー押さえ機構を有し、このトレー押さえ機構は該検査ステージの移動に追従して移動することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載のICパッケージ基板検査装置。
  7. 前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートあるいはトレー中のICパッケージ基板の反りを抑える吸着機構を有し、この吸着機構は検査ステージの移動に追従して移動することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載のICパッケージ基板検査装置。
  8. 前記検査ステージは、前記トレーあるいはシートの姿勢を3点支持で保持することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載のICパッケージ基板検査装置。
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