JP4983647B2 - カメラ、プロジェクタ、および照度制限方法 - Google Patents

カメラ、プロジェクタ、および照度制限方法 Download PDF

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本発明は、プロジェクタを備えるカメラおよび照度制限方法に関する。
従来から、ユーザがボディを振り回した時、他の鑑賞者が眩しい思いをすることがないように投影画像の照度を所定時間だけ制御する手持ち式プロジェクタが知られている(たとえば特許文献1)。
特開2006−23472号公報
しかしながら、プロジェクタを手持ちした状態で画像を投影している場合、光源の発熱によりボディが高温になり、ユーザが不快感を抱くという問題がある。
請求項1に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、カメラのブレを検出するブレ検出手段と、カメラのボディの温度情報を取得する温度取得情報取得手段と、所定時間ごとに前記ブレ検出手段を駆動させる駆動手段と、前記投影手段による画像の投影時に、前記検出されたブレが所定値以上の場合には、前記光源の照度を制限する照度制御手段と、を備え、前記駆動手段は、前記温度情報に基づいて前記ブレ検出手段の駆動を制限することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、前記撮像手段による被写体像の撮像時に、前記光源から照明光が発せられている場合には、前記照度制御手段は、前記光源の照度の制限を禁止することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカメラにおいて、前記温度情報取得手段は、ボディの温度を検出する温度検出手段を含み、前記駆動手段は、前記検出された温度が所定値以上の場合に前記ブレ検出手段を駆動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、前記温度情報取得手段は、ボディの温度を検出する温度検出手段を含み、前記照度制御手段は、前記検出された温度が所定値以上の場合に前記光源の照度を制限することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のカメラにおいて、前記温度検出手段は、ボディのグリップ近傍の温度を検出することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のカメラにおいて、前記温度情報取得手段は、グリップ以外のボディの温度を検出する温度検出手段と、前記検出された温度に基づいてグリップ近傍の温度を推定する温度推定手段とを含み、前記照度制御手段は、前記推定された温度が所定値以上の場合に前記光源の照度を制限することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のカメラにおいて、前記温度検出手段は、前記光源近傍の温度を検出することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、前記光源は、LEDにより構成され、前記照度制御手段は、前記LEDへの電流値を下げることにより前記光源の照度を制限することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、ブレを検出するブレ検出手段と温度情報を取得する温度取得情報取得手段と、所定時間ごとに前記ブレ検出手段を駆動させる駆動手段と、前記投影手段による画像の投影時に、前記検出されたブレが所定値以上の場合には、前記光源の照度を制限する照度制御手段と、を備え、前記駆動手段は、前記温度情報に基づいて前記ブレ検出手段の駆動を制限することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、カメラのブレを検出するブレ検出手段とを備えるカメラの前記光源に対する照度制限方法において、前記投影手段による画像の投影時にカメラのボディの温度を検出し、前記検出した温度が第1の所定値以上の場合に、前記ブレ検出手段を駆動してカメラのブレを検出し、前記検出したブレが所定値以上の場合に、前記光源の照度を制限することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の照度制限方法において、前記検出した温度が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以上の場合に、前記光源の駆動を停止することを特徴とする。
本発明によれば、画像の投影時に、所定時間ごとに検出されたブレが所定値以上の場合には、光源の照度を制限できる。
−第1の実施の形態−
図面を参照しながら、本発明の第1の実施の形態によるプロジェクタ付き電子カメラを説明する。図1(a)に示す電子カメラ1のボディ10には、撮影レンズ101、閃光窓102、プロジェクタ投影窓103、レリーズボタン104、プロジェクタボタン71、およびメインスイッチ105が設けられている。プロジェクタボタン71は、後述するカメラモードと投影モードとの間で電子カメラ1の動作モードを切替えるための操作部材である。なお、図の破線で囲った領域は、ユーザが電子カメラ1の使用時に保持するグリップGを示す。図1(b)に示すボディ10の背面には、操作部材106および液晶表示器107が設けられている。また、電子カメラ1のボディ10内部には、図1(c)に示すように、温度センサ90およびブレ検出センサ80X、80Yが設けられている。
電子カメラ1には、後述するプロジェクタ装置(プロジェクタ部)30(図2)が搭載されている。この電子カメラ1は正面に配設されるスクリーンなどに向けて、画像などの情報をプロジェクタ投影窓103から投影する。そのため、電子カメラ1は、プロジェクタ装置30により画像を投影するための投影モードと、画像を撮影するためのカメラモードとを動作モードとして有する。
カメラモードは撮影モードと再生モードとを有する。撮影モードでは、電子カメラ1は被写体像を撮影し、撮影した画像データをメモリカードなどで構成されるメモリカードに撮影画像ファイルとして保存する。再生モードでは、電子カメラ1は撮影済みの画像データを記録媒体(たとえば、メモリカードや内部メモリ)から読み出すなどして、画像データによる再生画像を液晶表示器107に再生表示する。撮影開始指示は、レリーズボタン104の押下操作に応じて出力される操作信号が対応する。
投影モードでは、電子カメラ1は、撮影済みの画像データを記録媒体(たとえば、メモリカードや内部メモリ)から読出すなどして、画像データによる再生画像を投影像として生成し、プロジェクタ部30によってプロジェクタ投影窓103から投影する。なお、投影モードが設定されたとき、プロジェクタ部30は、記録媒体以外から読出された画像データや、電子カメラ1の外部から供給される画像データによる再生画像を投影することも可能に構成されている。
図2のブロック図に示すように、電子カメラ1は、操作部材106、プロジェクタ部30、撮像部40、制御回路50、メモリ60、プロジェクタボタン71、ブレ検出センサ80Xおよび80Y、温度センサ90、半押しスイッチ104a、全押しスイッチ104b、メインスイッチ105、液晶表示器107、およびメモリカードインタフェース109を有する。
制御回路50は、制御プログラムに基づいて、電子カメラ1を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行なうなどして、電子カメラ1の各部に対する制御信号を送出して、撮影動作および投影動作の制御を行なう。なお、制御プログラムは制御回路50内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。
メモリ60は制御回路50の作業用メモリとして使用される。半押しスイッチ104aおよび全押しスイッチ104bは、それぞれレリーズボタン104の押下操作に連動してオン信号もしくはオフ信号を制御回路50へ出力する。
ブレ検出センサ80X、80Yは、たとえばジャイロセンサなどで構成され、撮影時もしくは投影時にボディ10に発生するブレをピッチングとヨーイングに分解して検出する。ブレ検出センサ80X、80Yで検出されたピッチングとヨーイングを表すブレ量信号を制御回路50に出力する。温度センサ90は、ボディ10のグリップG近傍に配置され(図1(c))、ボディ10のグリップG近傍の温度を常時測定し、測定結果である温度信号を図示しないA/D変換回路を介して制御回路50へ出力する。なお、本実施の形態においては、電子カメラ1は、たとえば40℃以下の環境で使用された場合に、動作が保証されているものとする。
メモリカードインタフェース109は、メモリカード110が着脱可能なインタフェースである。メモリカードインタフェース109は、制御回路50の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード110に書き込んだり、メモリカード110に記録されている画像ファイルを読み出すインタフェース回路である。メモリカード110はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
−撮像部−
撮像部40は、撮影レンズ401(図1において101)、撮像素子(イメージセンサ)402、レンズ駆動回路403、および撮影制御回路404を含む。イメージセンサ402としては、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮影制御回路404は、制御回路50からの指令によりイメージセンサ402およびレンズ駆動回路403を駆動制御するとともに、イメージセンサ402から出力される撮像信号(蓄積電荷信号)に対して所定の画像処理を行なう。画像処理は、ホワイトバランス処理やガンマ処理などである。
撮影レンズ401は、イメージセンサ402の撮像面上に被写体像を結像させる。撮影制御回路404は、撮影開始指示に応じてイメージセンサ402に撮像を開始させ、撮像終了後にイメージセンサ402から蓄積電荷信号を読出し、上記画像処理を施した上で画像データとして制御回路50へ送出する。
レンズ駆動回路403は、撮影制御回路404から出力されるズーム調節信号に基づいて、撮影レンズ401を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向(テレ側もしくはワイド側)へ進退駆動する。
−プロジェクタ部−
図2、図3を参照して、プロジェクタ部30について説明する。図3(a)は電子カメラ1を正面から見た断面図であり、図3(b)は電子カメラ1を左側面から見た断面図である。図2のブロック図、および図3のプロジェクタ部30の構成図に示すように、プロジェクタ部30は、レンズ駆動回路300、投影光学系301、液晶パネル302、LED光源303、集光光学系304、PBS(偏光ビームスプリッタ)ブロック305、投影制御回路306、および屈曲プリズム307を備える。液晶パネル302は、投影制御回路306からの駆動信号に応じて光像を生成する。なお、本実施の形態では、液晶パネル302として図3に示すように反射型の液晶パネルを使用する。投影制御回路306は、制御回路50から出力される投影指令に応じてLED光源303および液晶パネル302へ制御信号を送出する。
LED光源303は、白色光を射出する白色LEDであり、投影制御回路306を介して入力した制御回路50の投影指令に基づいて、図3に示す光軸L1に沿って白色光を射出する。なお、LED光源303には、図示しない放熱ブロック(金属ブロック)が密着しており、この放熱ブロックの一部をボディ10に面接触するように固着させることで、LED光源303の発光により発生する熱をボディ10の外部に逃がすことができる。
集光光学系304は、LED光源303から射出されて入射した白色光をほぼ平行光にしてPBSブロック305へ向けて射出する光学系である。PBSブロック305は、集光光学系304から射出される照明光の光軸L1に対して45度の角度をなす偏光分離部305aを有する偏光ビームスプリッタである。PBSブロック305の面305bには、たとえば、黒色処理などの無反射処理が施される。PBSブロック305の右側面には反射型液晶素子(LCOS)によって構成される液晶パネル302が配設される。液晶パネル302は、赤、緑、青のフィルターが形成された複数の画素から構成され、カラーの画像を生成するように投影制御回路306により駆動される。
PBSブロック305へ入射された偏光光束(たとえばP偏光)は、PBSブロック305を透過して液晶パネル302を照明する。液晶パネル302の液晶層を透過する光は、液晶パネル302へ入射されると液晶層を右向きに進行し、液晶パネル302の反射面で反射された後、液晶層を左向きに進行して液晶パネル302から射出され、PBSブロック305へ再度入射される。電圧が印加された液晶層は位相板として機能するので、PBSブロック305へ再度入射される光は、S偏光である変調光とP偏光である非変調光との混合光である。PBSブロック305は、再入射された光束のうちS偏光成分である変調光のみを偏光分離部305aで光軸L2に沿った方向へ反射(折り曲げる)し、上方の投影光学系301へ向けて射出する。
投影光学系301は、液晶パネル302から射出される光像を屈曲プリズム307へ導く。レンズ駆動回路300は、投影制御回路306から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、投影光学系301を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸L2方向へ進退駆動する。屈曲プリズム307は投影光学系301から入射した投影光を光軸L3の方向へ偏向してプロジェクタ投影窓103から投影画像をボディ10の正面に向けて投影する。
本実施の形態は、プロジェクタ部30を使用する場合の動作に特徴を有するので、プロジェクタ部30による投影を中心に説明する。プロジェクタボタン71が押下操作されると、制御回路50は、プロジェクタ部30に上述したようにして画像を投影させる。投影中にプロジェクタボタン71が押下操作されると、制御回路50は、プロジェクタ部30に投影を停止させる。
プロジェクタ部30により画像が投影されている場合、制御回路50は、たとえば5秒ごとに1回、温度センサ90で検出したボディ10のグリップG近傍の温度を示す温度情報を取得する。制御回路50は、グリップG近傍の温度が所定値(たとえば40℃)以上の場合に、数十マイクロ秒(たとえば50マイクロ秒)の間、ブレ検出センサ80X、80Yの電源をオンして、ブレ検出センサ80X、80Yに対してブレ検出を指示する指示信号を出力する。指示信号を入力したブレ検出センサ80X、80Yは、電子カメラ1のブレ量を検出し、ブレ量信号として制御回路50へ出力する。検出されたブレ量が所定値以上の場合、制御回路50は、ユーザが電子カメラ1を持ったまま(手持ち)で電子カメラ1に画像を投影させていると判定する。なお、上記の所定値は、撮影モードにおいて手ブレを検出する場合の値よりも低い値とする。
制御回路50は、手持ちにより画像が投影されていると判定すると、LED光源303の照度に制限を加えて、発熱を抑制する。この場合、制御回路50は、投影制御回路306を介して、LED光源303の駆動電流値を、定格電流値のたとえば50パーセントに設定する。なお、PWM方式によりデューティー比を低く設定するようにしてもよい。
手持ちにより画像が投影されていない場合、すなわち机上等に載置された状態で画像が投影されている場合は、制御回路50は、LED光源303の照度に制限を加えない。温度センサ90で検出した温度が、たとえば50℃以上の場合には、制御回路50は、手持ちもしくは載置による画像の投影に関わらず、LED光源303の駆動を停止させる。
図4のフローチャートを参照して、第1の実施の形態による電子カメラ1の動作を説明する。図4のフローチャートに示す各処理は、制御回路50によりプログラムを実行して行われる。このプログラムは図示しないメモリに格納されており、投影モードがオンされると起動される。
ステップS11においては、タイマを0にリセットしてステップS12へ進む。このタイマは、ブレ検出センサ80X、80Yに対して、ブレ検出を指示する指示信号を出力するタイミングを計測する。ステップS12においては、タイマによる時間計測を開始してステップS13へ進む。
ステップS13においては、タイマにより時間計測を開始してから5秒が経過したか否かを判定する。5秒経過した場合は、ステップS13が肯定判定されて、タイマをリセットしてステップS14へ進む。5秒経過していない場合は、ステップS13が否定判定されて、当該判定処理を繰り返す。
ステップS14においては、温度センサ90から入力した温度信号を用いて、グリップG近傍の温度が40℃以上か否かを判定する。40℃以上の場合は、ステップS14が肯定判定されてステップS15へ進む。40℃未満の場合は、ステップS14が否定判定されてステップS11へ戻る。
ステップS15においては、温度センサ90から入力した温度信号を用いて、グリップG近傍の温度が50℃以上か否かを判定する。50℃以上の場合は、ステップS15が肯定判定されてステップS16へ進む。ステップS16においては、投影制御回路306を介してLED光源303の駆動を終了させて処理を終了する。
グリップG近傍の温度が50℃未満の場合は、ステップS15が否定判定されてステップS17へ進む。ステップS17においては、ブレ検出センサ80X、80Yの電源をオンし、ブレ検出センサ80X、80Yに対して指示信号を出力して、ブレ検出を開始させる。そして、ステップS13でリセットしたタイマを再度起動してステップS18へ進む。ステップS18においては、ステップS17でタイマによる時間計測を開始してから数十マイクロ秒(たとえば50マイクロ秒)が経過したか否かを判定する。数十マイクロ秒経過した場合は、ステップS18が肯定判定されてステップS19へ進む。数十マイクロ秒経過していない場合は、ステップS18が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS19においては、電子カメラ1が手持ちか否かを判定する。ステップS17で検出したブレ量信号が所定値以上、すなわち電子カメラ1が手持ちの状態で画像が投影されている場合、ステップS19が肯定判定されてステップS20へ進む。ブレ量信号が所定値未満、すなわち電子カメラ1が載置された状態で画像が投影されている場合、ステップS19が否定判定されてステップS22へ戻る。
ステップS20においては、投影制御回路306を介してLED光源303の駆動電流を定格電流の50パーセントに変更して照度制限を加えてステップS21へ進む。ステップS21においては、投影モードがオフされたか否かを判定する。プロジェクタボタン71が押下操作された場合は、ステップS21が肯定判定されて処理を終了する。プロジェクタボタン71が押下操作されない場合は、ステップS21が否定判定されてステップS11へ戻る。
ステップS19が否定判定されるとステップS22へ進み、照度制限が加えられているか否かを判定する。照度制限が加えられ、定格電流の50パーセントでLED光源303が駆動している場合は、ステップS22が肯定判定されてステップS23へ進む。照度制限が加えられていない場合は、ステップS22が否定判定されてステップS11へ戻る。ステップS23においては、投影制御回路306を介してLED光源303を定格電流で駆動させることにより照度制限を解除してステップS21へ進む。
以上で説明した第1の実施の形態の電子カメラ1によると、以下の作用効果が得られる。
(1)制御回路50は、5秒おきに数十マイクロ秒(たとえば50マイクロ秒)間ブレ検出センサ80X、80Yを駆動させてボディ10のブレ量を検出し、ブレ量が所定値以上の場合に、LED光源303に対して照度制限を加えるようにした。したがって、LED光源303の発光に伴い発生する熱量は、熱伝導部材を介してボディ10に伝わるので、LED光源303の照度を制限することにより、図5に示すようにボディ10のグリップG近傍の温度上昇が抑制できる。
(2)制御回路50は、温度センサ90で検出したグリップG近傍の温度が40℃以上かつ50℃未満の場合に、5秒おきに数十マイクロ秒の間ブレ検出センサ80X、80Yを駆動させるようにした。したがって、検出した温度に基づいて、ブレ検出センサ80X、80Yの駆動を制限するので、常時ブレ検出センサ80X、80Yを駆動する場合に比べて消費電力を抑制することができる。
(3)制御回路50は、温度センサ90で検出したグリップG近傍の温度が40℃以上の場合に、ブレ検出センサ80X、80Yの検出したブレ量信号に基づいて、電子カメラ1が手持ちされていると判定すると、LED光源303の照度を制限するようにした。その結果、ユーザが電子カメラ1を手持ち状態で画像を投影している際に、グリップG近傍が熱くなり、電子カメラ1を保持できなくなるという事態を防ぐことができる。
(4)制御回路50は、グリップG近傍の温度が50℃以上の場合には、電子カメラ1が手持ちされているか載置されているかによらずLED光源303の駆動を終了させるようにした。したがって、ボディ10の内部温度の上昇により、電子カメラ1を構成する各種回路等に悪影響を及ぼすことが防げる。
上述した第1の実施の形態の電子カメラ1を、次のように変形できる。
(1)制御回路50は、ブレ検出センサ80X、80Yが検出したブレに基づいて、プロジェクタ部30による投影画像に対して、像ブレを抑制する処理(防振処理)を施してもよい。この場合、制御回路50は、ブレ検出センサ80X、80Yが検出したブレをキャンセルするように、投影制御回路306により液晶パネル302上に生成される像の位置をずらすことにより、見かけ上の投影像のブレを抑える。
(2)電子カメラ1が温度センサ90を備えない場合であっても本発明を適用できる。この場合、制御回路50は、たとえば電子カメラ1の起動から所定時間(たとえば10分)が経過したことを判定すると、ブレ検出センサ80X、80Yの駆動を開始させればよい。
−第2の実施の形態−
本発明の第2の実施の形態による電子カメラについて説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、ブレ検出センサで検出したブレ量信号に基づいて、プロジェクタ部からの投影画像に対して像ブレ補正処理(防振処理)を施す点で第1の実施の形態と異なる。
制御回路50は、プロジェクタ部30による投影画像に対して、防振処理を施す。防振処理は、電子カメラ1のブレに起因するプロジェクタ部30による投影画像の像ブレを抑制する処理である。具体的には、制御回路50は、ブレ検出センサ80X、80Yが検出したブレをキャンセルするように、投影制御回路306により液晶パネル302上に生成される像の位置をずらすことにより、見かけ上の投影像のブレを抑える。
この場合、制御回路50は、たとえば5秒ごとに1回、数十マイクロ秒(たとえば50マイクロ秒)の間、ブレ検出センサ80X、80Yの電源をオンし、ブレ検出センサ80X、80Yに対してブレ検出を指示する指示信号を出力する。指示信号を入力したブレ検出センサ80X、80Yは、電子カメラ1のブレ量を検出し、ブレ量信号として制御回路50へ出力する。検出されたブレ量が所定値以上の場合、制御回路50は、ユーザが電子カメラ1を持ったまま(手持ち)で電子カメラ1に画像を投影させていると判定する。なお、上記の所定値は、撮影モードにおいて手ブレを検出する場合の値よりも低い値とする。
制御回路50は、温度センサ90により検出されたグリップG近傍の温度が所定値(たとえば40℃)以上の場合、ブレ検出センサ80X、80Yから入力したブレ量信号に基づいて、手持ちにより画像が投影されているか否かを判定する。電子カメラ1が手持ちされた状態で画像が投影されていると判定した場合は、制御回路50は第1の実施の形態と同様にしてLED光源303の照度に制限を加えて、発熱を抑制する。なお、検出した温度が、たとえば50℃以上の場合には、制御回路50は、手持ちもしくは載置による画像の投影に関わらず、LED光源303の駆動を停止させる。
図6のフローチャートを参照して、第2の実施の形態による電子カメラ1の動作を説明する。図6のフローチャートに示す各処理は、制御回路50によりプログラムを実行して行われる。このプログラムは図示しないメモリに格納されており、投影モードがオンされると起動される。
ステップS101(タイマリセット)からステップS103(5秒経過判定)までの各処理は、図4のステップS11(タイマリセット)からステップS13(5秒経過判定)までの各処理と同様である。ステップS104においては、ブレ検出センサ80X、80Yの電源をオンし、ブレ検出センサ80X、80Yに対して指示信号を出力して、ブレ検出を開始させる。そして、ステップS103でリセットしたタイマを再度起動してステップS105へ進む。ステップS105においては、ステップS104でタイマによる時間計測を開始してから数十マイクロ秒(たとえば50マイクロ秒)が経過したか否かを判定する。数十マイクロ秒経過した場合は、ステップS105が肯定判定されてステップS106へ進む。数十マイクロ秒経過していない場合は、ステップS106が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS106(温度が50℃以上の判定)およびステップS107(照明終了処理)は、図4のステップS15(温度が50℃以上の判定)およびステップS16(照明終了処理)と同様である。
グリップGの近傍の温度が50℃未満の場合は、ステップS106が否定判定されてステップS108へ進む。ステップS108においては、電子カメラ1が手持ちか否かを判定する。ステップS104で検出したブレ量信号が所定値以上の場合、すなわち電子カメラ1が手持ちの状態で画像が投影されている場合は、ステップS108が肯定判定されてステップS109へ進む。ブレ量信号が所定値未満の場合、すなわち電子カメラ1が載置された状態で画像が投影されている場合は、ステップS108が否定判定されてステップS101へ戻る。
ステップS109においては、温度センサ90から入力した温度信号を用いて、グリップG近傍の温度が40℃以上か否かを判定する。40℃以上の場合、ステップS109が肯定判定されてステップS110へ進む。グリップG近傍の温度が40℃未満の場合は、ステップS109が否定判定されてステップS112へ進む。ステップS110(照度制限)からステップS113(照度制限解除)までの各処理は、図4のステップS20(照度制限)からステップS23(照度制限解除)までの各処理と同様である。
以上で説明した第2の実施の形態の電子カメラ1によれば、第1の実施の形態の電子カメラ1で得られた(1)、(3)および(4)の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
制御回路50は、5秒おきに数十マイクロ秒の間ブレ検出センサ80X、80Yを駆動させて検出した電子カメラ1のブレに基づいて、プロジェクタ部30が投影する画像の像ブレを補正するようにした。したがって、常時ブレ検出センサ80X、80Yを駆動させる場合に比べて、消費電力を抑制できる。
上述した第1および第2の実施の形態の電子カメラ1を、次のように変形できる。
(1)温度センサ90をグリップG近傍に配置するものに代えて、LED光源303の近傍に配置してもよい。この場合、制御回路50は、温度センサ90から入力した温度信号に基づいて、LED光源303近傍の温度とグリップG近傍の温度とを対応付けたテーブルを参照して、グリップG近傍の温度を推定すればよい。なお、上記のテーブルは予め制御回路50内の所定の記録領域に記録されているものとする。
(2)LED光源303の照度制限のオンオフを設定可能にしてもよい。この場合、ユーザは、液晶表示器107に表示されるメニュー画面から照度制限のオンオフを設定することができる。なお、照度制限がオフに設定された場合であっても、制御回路50は、グリップG近傍の温度が50℃以上の場合には、LED光源303の駆動を終了させる。
−第3の実施の形態−
本発明の第3の実施の形態による電子カメラについて説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、温度センサを備えない点が第1の実施の形態と異なる。
第3の実施の形態においては、図7のブロック図に示すように、電子カメラ1は、温度センサを備えずに温度に関する情報を取得する。制御回路50は、LED光源303への駆動電流とLED光源303の駆動時間とを検出し、LED光源303の駆動電流、LED光源303の駆動時間およびグリップG近傍の温度が対応付けされたテーブルを参照してグリップG近傍の温度を推定する。このテーブルは、実験等により計測されたデータを用いて作成され、予め制御回路50内の所定の記録領域に記録されているものとする。
制御回路50は、上記のようにして推定したグリップG近傍の温度が所定値(たとえば40℃)以上の場合、ブレ検出センサ80X、80Yから入力したブレ量信号に基づいて、手持ちにより画像が投影されているか否かを判定する。電子カメラ1が手持ちされた状態で画像が投影されていると判定した場合は、制御回路50は第1の実施の形態と同様にしてLED光源303の照度に制限を加えて、発熱を抑制する。なお、推定した温度が、たとえば50℃以上の場合には、制御回路50は、手持ちもしくは載置による画像の投影に関わらず、LED光源303の駆動を停止させる。
図8のフローチャートを参照して、第3の実施の形態による電子カメラ1の動作を説明する。図8のフローチャートに示す各処理は、制御回路50によりプログラムを実行して行われる。このプログラムは図示しないメモリに格納されており、投影モードがオンされると起動される。
ステップS201(タイマリセット)からステップS205(数十マイクロ秒経過判定)までの各処理は、図6のステップS101(タイマリセット)からステップS105(数十マイクロ秒経過判定)までの各処理と同様である。ステップS206においては、推定したグリップG近傍の温度が50℃以上か否かを判定する。50℃以上の場合は、ステップS206が肯定判定されてステップS207へ進む。50℃未満の場合は、ステップS206が否定判定されてステップS208へ進む。
ステップS207(照明終了)およびステップS208(手持ち判定)の各処理は、図6のステップS107(照明終了)およびステップS108(手持ち判定)の各処理と同様である。ステップS209においては、推定したグリップG近傍の温度が40℃以上か否かを判定する。40℃以上の場合は、ステップS209が肯定判定されてステップS210へ進む。40℃未満の場合は、ステップS209が否定判定されてステップS212へ進む。ステップS210(照度制限)からステップS213(照度制限解除)までの各処理は、図6のステップS110(照度制限)からステップS113(照度制限解除)までの各処理と同様である。
以上で説明した第3の実施の形態の電子カメラ1によれば、第1の実施の形態の電子カメラ1により得られた作用効果(1)、(2)および(3)に加えて、以下の作用効果が得られる。
制御回路50は、実験等により求めたLED光源303の駆動電流、駆動時間などのデータに基づいて、グリップG近傍の温度を推定することにより温度情報を取得するようにした。したがって、温度センサ90を備えていない場合であっても、温度情報を取得して第1の実施の形態と同様にLED光源303の照度を制限できるので、温度センサ90の設置に要するコストを低減できる。
−第4の実施の形態−
本発明の第4の実施の形態による電子カメラについて説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、投影モードにおいて、画像の投影に関する各種モードをユーザが設定できる点で、第1の実施の形態と異なる。
制御回路50は、画像の投影に関して以下のモード制御を行う。
1.手持ちモード
手持ちモードは、ユーザが電子カメラ1を持ったままで電子カメラ1に画像を投影させることを想定したモードである。手持ちモードに設定されると、制御回路50は、防振処理をオン設定する。
1−1.防振処理オン
防振処理は、電子カメラ1のブレに起因するプロジェクタ部30による投影画像の像ブレを抑制する処理である。具体的には、制御回路50は、ブレ検出センサ80X、80Yが検出したブレをキャンセルするように、投影制御回路306により液晶パネル302上に生成される像の位置をずらすことにより、見かけ上の投影像のブレを抑える。制御回路50は、手持ちモードにおいて防振処理を自動的にオンする。
この場合、制御回路50は、たとえば5秒ごとに1回、1秒の間、ブレ検出センサ80X、80Yに対して、ブレ検出を指示する指示信号を出力する。指示信号を入力したブレ検出センサ80X、80Yは、電子カメラ1のブレを検出し、ブレ量信号として制御回路50へ出力する。
2.載置モード
載置モードは、電子カメラ1を、たとえば机上等に載置した状態で電子カメラ1に画像を投影させることを想定したモードである。載置モードに設定されると、制御回路50は、防振処理をオフ設定する。
2−1.防振処理オフ
制御回路50は、載置モードにおいては、手持ちモードにおいて説明した防振処理を自動的にオフする。
上述した各モードは、液晶表示器107に表示されるメニュー画面上から操作部材21の操作により選択可能に構成されている。制御回路50は、手持ちモードが設定されている場合と、載置モードが設定されている場合とでLED光源303の照度制限を切り替える。以下、それぞれのモードにおける照度制限について説明する。
(手持ちモード)
制御回路50は、温度センサ90で検出されたグリップG近傍の温度が40℃以上の場合に、ブレ検出センサ80X、80Yから入力したブレ量信号が所定値以上か否かを判定する。ブレ量信号が所定値以上の場合、制御回路50は、電子カメラ1が手持ちされた状態で画像が投影されていると判定し、制御回路50は第1の実施の形態と同様にしてLED光源303の照度に制限を加えて、発熱を抑制する。温度センサ90で検出した温度が、たとえば50℃以上の場合には、制御回路50は、LED光源303の駆動を停止させる。
(載置モード)
制御回路50は、温度センサ90で検出した温度が、40℃以上の場合では、手持ちモードの時に行ったLED光源303の照度制限を行わない。そして、制御回路50は、温度センサ90で検出した温度が、たとえば50℃以上の場合に、LED光源303の駆動を停止させる。
図9のフローチャートを参照して、第3の実施の形態による電子カメラ1の動作を説明する。図9のフローチャートに示す各処理は、制御回路50によりプログラムを実行して行われる。このプログラムは図示しないメモリに格納されており、投影モードがオンされると起動される。
ステップS301においては、載置モードが設定されているか否かを判定する。載置モードが設定されている場合は、ステップS301が肯定判定されてステップS302へ進む。手持ちモードが設定されている場合は、ステップS301が否定判定されてステップS304へ進む。
ステップS302(温度が50℃以上を判定)およびステップS303(照明終了)の各処理は、図6のステップS106(温度が50℃以上を判定)およびステップS107(照明終了)と同様である。なお、ステップS302が否定判定された場合は、当該判定処理を繰り返す。
ステップS304(タイマリセット)からステップS316(照度制限解除)までの各処理は、図6のステップS101(タイマリセット)からステップS113(照度制限解除)までの各処理と同様である。
以上で説明した第4の実施の形態の電子カメラ1によれば、第1の実施の形態の電子カメラ1により得られた(1)、(2)および(3)の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
制御回路50は、手持ちモードの場合、LED光源303に照度制限を加え、載置モードの場合には、LED光源303に照度制限を加えないようにした。すなわち、ユーザは、手持ちモードと載置モードとの間で設定を切り替えることによりLED光源303の照度制限のオンオフを切り替えることができる。その結果、ユーザが電子カメラ1を手持ちした状態で画像を投影中に、投影画像の照度を下げたくないという場合に対応することができる。
以上で説明した第1〜第4の実施の形態の電子カメラ1を、以下のように変形できる。
(1)プロジェクタ部30のLED光源303からの照明光を撮影モードにおいても使用可能としてもよい。この場合、制御回路50は、たとえば、半押しスイッチ104aからオン信号を入力して焦点調節を行う際に、投影制御回路306を介してLED光源303に対して発光を指示する。その結果、LED光源303の照明光をAF補助光として使用することができる。なお、この場合、ブレ検出センサ80X、80Yから入力したブレ量信号が所定値を超える場合であっても、制御回路50は、LED光源303に対する照度制限を禁止する。
(2)撮影レンズ101は、電子カメラ1の非使用時にはボディ10に格納される沈胴式の鏡筒に設けられてもよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施の形態による電子カメラの外観図 第1の実施の形態による電子カメラの内部構成を説明するブロック図 実施の形態による電子カメラのプロジェクタ部の構成図 第1の実施の形態による電子カメラの照度制限処理を説明するフローチャート 照度制限によるボディ温度の推移を説明する図 第2の実施の形態による電子カメラの焦土制限処理を説明するフローチャート 第3の実施の形態による電子カメラの内部構成を説明するブロック図 第3の実施の形態による電子カメラの照度制限処理を説明するフローチャート 第4の実施の形態による電子カメラの照度制限処理を説明するフローチャート
符号の説明
30・・・プロジェクタ部 40・・・撮像部 50・・・制御回路
80X、80Y・・・ブレ検出センサ 90・・・温度センサ
303・・・LED光源

Claims (11)

  1. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、
    カメラのブレを検出するブレ検出手段と、
    カメラのボディの温度情報を取得する温度取得情報取得手段と、
    所定時間ごとに前記ブレ検出手段を駆動させる駆動手段と、
    前記投影手段による画像の投影時に、前記検出されたブレが所定値以上の場合には、前記光源の照度を制限する照度制御手段と、を備え、
    前記駆動手段は、前記温度情報に基づいて前記ブレ検出手段の駆動を制限することを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記撮像手段による被写体像の撮像時に、前記光源から照明光が発せられている場合には、前記照度制御手段は、前記光源の照度の制限を禁止することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記温度情報取得手段は、ボディの温度を検出する温度検出手段を含み、
    前記駆動手段は、前記検出された温度が所定値以上の場合に前記ブレ検出手段を駆動させることを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記温度情報取得手段は、ボディの温度を検出する温度検出手段を含み、
    前記照度制御手段は、前記検出された温度が所定値以上の場合に前記光源の照度を制限することを特徴とするカメラ。
  5. 請求項4に記載のカメラにおいて、
    前記温度検出手段は、ボディのグリップ近傍の温度を検出することを特徴とするカメラ。
  6. 請求項5に記載のカメラにおいて、
    前記温度情報取得手段は、グリップ以外のボディの温度を検出する温度検出手段と、前記検出された温度に基づいてグリップ近傍の温度を推定する温度推定手段とを含み、
    前記照度制御手段は、前記推定された温度が所定値以上の場合に前記光源の照度を制限することを特徴とするカメラ。
  7. 請求項6に記載のカメラにおいて、
    前記温度検出手段は、前記光源近傍の温度を検出することを特徴とするカメラ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記光源は、LEDにより構成され、
    前記照度制御手段は、前記LEDへの電流値を下げることにより前記光源の照度を制限することを特徴とするカメラ。
  9. 光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、
    ブレを検出するブレ検出手段と
    温度情報を取得する温度取得情報取得手段と、
    所定時間ごとに前記ブレ検出手段を駆動させる駆動手段と、
    前記投影手段による画像の投影時に、前記検出されたブレが所定値以上の場合には、前記光源の照度を制限する照度制御手段と、を備え、
    前記駆動手段は、前記温度情報に基づいて前記ブレ検出手段の駆動を制限することを特徴とするプロジェクタ。
  10. 被写体像を撮像する撮像手段と、光源からの照明光を用いて、画像を投影する投影手段と、カメラのブレを検出するブレ検出手段とを備えるカメラの前記光源に対する照度制限方法において、
    前記投影手段による画像の投影時にカメラのボディの温度を検出し、
    前記検出した温度が第1の所定値以上の場合に、前記ブレ検出手段を駆動してカメラのブレを検出し、
    前記検出したブレが所定値以上の場合に、前記光源の照度を制限することを特徴とする照度制限方法。
  11. 請求項10に記載の照度制限方法において、
    前記検出した温度が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以上の場合に、前記光源の駆動を停止することを特徴とする照度制限方法。
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