JP4983397B2 - 文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。特に、医療用語などの専門用語を利用した文書検索を実行する文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
近年、医療分野において過去の症例や所見などを検索するために、部位名や病名、検査名を検索語にして文書検索を行う需要が高まっている。例えば、国立がんセンターで提供しているがん診療画像レファレンスデータベース(http://cir.ncc.go.jp/pubj/kabout.html)などがその用途の一例である。
一般に、専門用語、特に病名、検査名などの医療用語は複合語が殆どである。複合語を完全一致によって検索すると、完全に一致する語が限られるため、カバー率の低下が発生し、検索者が望むデータが得られない場合がある。例えば、病名として、「自己免疫性甲状腺炎」という語を検索キーワードとして完全一致による検索を実行した場合、「自己免疫性甲状腺炎」という語を含む文書の抽出がなされるのみである。しかし、研究論文や所見などには、単に「甲状腺炎」として記載している文書も多くあり、このような文書は抽出できないことになる。
このような完全一致におけるカバー率の低下という問題を解決する手法としては、部分一致検索がある。部分一致検索を行うことによって、カバー率の向上が図られる。例えば特許文献1(特開2003−44515)では、検索語における部分文字列が検索対象文字列中に含まれる率が高いほど、かつ、検索対象文字列中において前方に位置するほど、評価が高くなるような文字位置係数に基づいて検索語と検索対象文字列との相関関係を表す評価値を出力することにより、検索対象文字列における検索文字列の位置関係を考慮した評価値を付与するようにして、一般的な利用者の感覚に適合した適切なあいまい検索の結果を得ることができるようにする構成を開示している。
しかし、一般的な複合語と異なり、医療用語は性質や部位などの属性情報と基本病名などによって生成的に表されることが多い。その結果、位置関係などを利用する従来の複合語検索技術をそのまま適用すると、不適切な語がヒットしてしまい、その結果精度が低下する可能性がある。
特開2003−44515号公報
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、医療用語などの専門用語の構成要素に重要度を設定して検索語の拡張を行い、検索処理におけるカバー率と精度を低下させることなく検索者の要求に応じた文書の抽出を実現する文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
文書検索処理を実行する文書検索装置であり、
検索語に基づくデータ検索処理を実行する検索手段と、
検索語としての必要度を示す必要度スコアを、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて格納した用語データ保持手段と、
検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する必要度スコアを前記用語データ保持手段から取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成する検索語再構成手段とを有し、
前記検索手段は、前記検索語再構成手段において新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行する構成であることを特徴とする文書検索装置にある。
さらに、本発明の文書検索装置の一実施例において、前記用語データ保持手段は、検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性を対応付けた用語辞書と、必要度スコアを、属性情報に対応付けて格納したスコアテーブルを有する構成であり、前記検索語再構成手段は、前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する属性を取得し、前記スコアテーブルを参照して、検索語の構成要素の属性に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索装置の一実施例において、前記用語データ保持手段は、検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性と必要度スコアを対応付けた用語辞書を有する構成であり、前記検索語再構成手段は、前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、前記用語辞書に登録された要素(文字列)から、置き換え要素と同じ属性であり、検索語として未使用の要素から、必要度スコアの高いものを優先的に選択して、選択した要素による置き換え処理により新たな検索語を生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索装置の一実施例において、前記検索語再構成手段は、前記検索手段において実行された検索処理の結果が、予め設定された件数以下の検索結果である場合に、該検索処理に適用した検索語の解析を実行して新たな検索語の生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索装置の一実施例において、前記用語データ保持手段は、医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、体の部位の基本情報、または箇所情報、または領域情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索装置の一実施例において、前記用語データ保持手段は、医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、診断画像に対応する基本情報、または状態情報、または方式情報、または性質情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
文書検索装置において文書検索処理を実行する文書検索方法であり、
検索手段が、検索語に基づくデータ検索処理を実行する検索ステップと、
検索語再構成手段が、検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する検索語としての必要度を示す必要度スコアを取得するステップであり、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて必要度スコアを格納した用語データ保持手段から検索語構成要素各々に対応する必要度スコアを取得するスコア取得ステップと、
検索語再構成手段が、検索語構成要素から必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成する検索語再構成ステップと、
前記検索手段が、前記検索語再構成ステップにおいて新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行する再検索ステップと、
を有することを特徴とする文書検索方法にある。
さらに、本発明の文書検索方法の一実施例において、前記用語データ保持手段は、検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性を対応付けた用語辞書と、必要度スコアを、属性情報に対応付けて格納したスコアテーブルを有する構成であり、前記スコア取得ステップは、前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する属性を取得し、前記スコアテーブルを参照して、検索語の構成要素の属性に対応する必要度スコアを取得するステップであり、前記検索語再構成ステップは、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択して新たな検索語を生成する処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索方法の一実施例において、前記用語データ保持手段は、検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性と必要度スコアを対応付けた用語辞書を有する構成であり、前記スコア取得ステップは、前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する必要度スコアを取得するステップであり、前記検索語再構成ステップは、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、前記用語辞書に登録された要素(文字列)から、置き換え要素と同じ属性であり、検索語として未使用の要素から、必要度スコアの高いものを優先的に選択して、選択した要素による置き換え処理により新たな検索語を生成するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索方法の一実施例において、前記検索語再構成ステップは、前記検索ステップにおいて実行された検索処理の結果が、予め設定された件数以下の検索結果である場合に、該検索処理に適用した検索語の解析を実行して新たな検索語の生成処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索方法の一実施例において、前記用語データ保持手段は、医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、体の部位の基本情報、または箇所情報、または領域情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の文書検索方法の一実施例において、前記用語データ保持手段は、医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、診断画像に対応する基本情報、または状態情報、または方式情報、または性質情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
文書検索装置において文書検索処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
検索手段に、検索語に基づくデータ検索処理を実行させる検索ステップと、
検索語再構成手段に、検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する検索語としての必要度を示す必要度スコアを取得するステップであり、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて必要度スコアを格納した用語データ保持手段から検索語構成要素各々に対応する必要度スコアを取得させるスコア取得ステップと、
検索語再構成手段に、検索語構成要素から必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成させる検索語再構成ステップと、
前記検索手段に、前記検索語再構成ステップにおいて新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行させる再検索ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムにおいてコンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体などによって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、例えば、医療用語などの専門用語を適用した検索処理装置において、検索語としての必要度を示す必要度スコアを、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて格納した用語データ保持手段を設定し、検索語の要素各々に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として、置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成して、新たな検索語を適用したデータ検索処理を実行する構成としたので、ユーザに負担をかけることなく、効率的に適切な新規検索語を生成して検索を実行することが可能となり、検索効率、検索精度の向上を実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る文書検索装置、および文書検索方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
本発明の一実施例に係る文書検索装置の構成を図1に示す。図1に示すように、本発明の文書検索装置100は、検索語入力手段101、検索手段102、検索結果提示手段103、検索語再構成手段104、専門用語データ保持手段110を有する。専門用語データ保持手段110には、専門用語辞書111およびスコアテーブル112が含まれる。以下、各構成部の詳細について説明する。
なお、以下、説明する実施例では、文書検索装置100は、病名、検査名などの医療用語を検索キー(検索語)として設定し、専門分野、本実施例では医療分野の文書を蓄積した文書データベース150の文書検索を実行する装置として説明するが、本発明の文書検索装置は、医療分野に限らず、様々な文書のデータ検索に適用可能である。
[検索語入力手段]
検索語入力手段101は、ユーザ(検索者)によって、検索キーワードとしての検索語を入力する手段であり、ユーザインタフェースとしてのディスプレイ、キーボードなどによって構成される。検索語入力手段101では、検索語が入力される。以下、具体的な例として、検索語として、体や疾病の部位名を表す医療用語「右肝S1」が、入力された例について説明する。なお、「右肝S1」は右の肝臓の領域[S1]を意味している。[S1]は医療用語であり、特定の肝臓領域を表す表現として用いられる。
[検索手段]
検索手段102は、検索語入力手段101においてユーザ(検索者)によって入力された検索語に基づいて文書データベース150の検索を実行する。文書データベース150は、例えばLAN、インターネットなどのネットワークによって接続されたデータベースが利用される。上述したように、検索語入力手段101において、体や疾病の部位名を表す医療用語「右肝S1」が入力された場合、この「右肝S1」を検索キーとしたデータベース検索を実行する。
[検索結果提示手段]
検索結果提示手段103は、検索手段102において検索語に基づく文書データベース150の検索によって得られた文書情報を出力する手段であり、例えばディスプレイなどによって構成され、文書データベース150から取得した検索結果を表示する。なお、検索手段102における検索語を用いた検索処理において、予め定めた件数以上の検索結果が得られなかった場合には再度検索を行うために、検索語再構成手段104に検索語を出力する。
[検索語再構成手段]
非特許文献「今井他、"構文情報と医学用語属性を用いた画像診断所見オントロジーの構築の試み",医療情報学,25(6),(2005)」p.395−403にあるように、医療用語は特定の属性の連続によって示されるという特徴を持つ。そこで、本発明ではこの特徴に基づいて、元の検索語に類似する医療用語の生成を行う。
すなわち、検索語再構成手段104は、ある検索語に基づいて、新たな検索語を生成する処理を実行する。新たな検索語生成処理に際しては、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111、スコアテーブル112を利用した処理を行なう。検索語再構成手段104は、例えば検索手段102において実行された検索処理の結果が、予め設定された件数以下の検索結果である場合に、該検索処理に適用した検索語の解析を実行して新たな検索語の生成処理を実行する。
検索語再構成手段104において再検索のための新たな検索語を生成する処理の詳細について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS101で、入力した検索語を、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を利用して各要素に分割する。
図3(a)に専門用語辞書111の一例を示す。専門用語辞書111は、図3に示すように、[文字列]と[属性]の対応データとして構成されている。[属性]は、対応する文字列が、
(1)部位の基本情報を示す文字列であるか、
(2)部位の箇所情報を示す文字列であるか、
(3)部位の領域情報を示す文字列であるか、
など、文字列の示す部位のカテゴリ情報を示す[属性]である。このように専門用語辞書111は、医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、体の部位の基本情報、または箇所情報、または領域情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した辞書として構成されている。
本実施例では、検索語入力手段101においてユーザによって入力され検索手段102においてデータベース検索の実行された検索語は、「右肝S1」である。
検索語「右肝S1」は、ステップS101において、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を利用して以下のような要素に分割される。
[右]:[部位−箇所]
[肝]:[部位−基本]
[S1]:[部位−領域]
次に、検索語再構成手段104は、ステップS102において、専門用語データ保持手段110のスコアテーブル112を参照して、ステップS101において分割した各要素に必要度を示すスコアを付与する。必要度スコアは、検索語としての必要度を示すスコアである。
図3(b)にスコアテーブルの例を示す。スコアテーブルは図3(b)に示すように、属性に対応する必要度スコアを設定したテーブルである。図3(b)に示すスコアテーブルは、
[部位−箇所]:100
[部位−基本]:80
[部位−領域]:50
上記設定であり、
[部位−箇所]の属性を持つ文字列の検索語における必要度は[100]と高く、
[部位−基本]の属性を持つ文字列の検索語における必要度は[80]と中程度であり、
[部位−領域]の属性を持つ文字列の検索語における必要度は[50]とやや低い設定となっている。
これらの属性に対応する必要度スコアは、予め、設定されたスコア、例えば、辞書の製作を行なう専門家による設定、あるいは例えばサンプルデータに基づく学習などによって設定されたスコアである。
検索語再構成手段104は、ステップS102において、専門用語データ保持手段110のスコアテーブル112として、例えば図3(b)に示すテーブルを参照して、ステップS101において分割した各要素(文字列)に必要度を示すスコアを付与する。各要素(文字列)には下記のような数値が割り付けられる。
(1)[右]:[部位−箇所]:80
(2)[肝]:[部位−基本]:100
(3)[S1]:[部位−領域]:50
次に、検索語再構成手段104は、ステップS103において、必要度スコアの最も低い要素(文字列)を削除する。上記の例においては、最も低い数値は、
(3)[S1]:[部位−領域]:50
であるため、ここでは[S1]を削除する。
次に、検索語再構成手段104は、ステップS104において、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を参照し、ステップS103において削除した要素(文字列)と同じ属性を持つ要素(文字列)をすべて得る。
[S1]の属性は、[部位−領域]であり、図3(a)に示す専門用語辞書において、[S1]の属性[部位−領域]と同じ属性を持つ要素(文字列)は、「S2」「S3」「S4」「S5」である。
次に、検索語再構成手段104は、ステップS105において、ステップS104において取得した削除要素と同じ属性を持つ要素(文字列):「S2」「S3」「S4」「S5」、これらの文字列を、初期の検索語[右肝S1]の削除要素(文字列)位置に代入して新たな検索語を生成する。その結果、下記の語が検索語として生成される。
(1)右肝S2
(2)右肝S3
(3)右肝S4
(4)右肝S5
検索語再構成手段104は、ステップS106において、上記の4つの語を検索手段102に出力する。検索手段102は、検索語再構成手段104から入力した新たな再検索用の検索語、
(1)右肝S2
(2)右肝S3
(3)右肝S4
(4)右肝S5
これらを例えばor条件節で連結して、再度文書データベース150の検索処理を実行する。その結果、それでも、一定以上の検索結果が得られなかった場合には、再び、検索語再構成手段104において再度検索語を生成する。
2回目の検索語再構成手段104における検索語の生成処理においては、必要度度スコアが下から2番目に低い属性「部位−箇所」の要素(文字列)を削除する。この場合、文字列[右]が削除要素となる。
次に、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を参照し、削除した要素(文字列)[右]と同じ属性を持つ要素(文字列)をすべて得る。
すなわち、図3(a)に示す専門用語辞書において、属性[部位−箇所]と同じ属性を持つ要素(文字列)を抽出する。
図3(a)に示す専門用語辞書において、属性[部位−箇所]を持つ要素(文字列)は、[左]が得られる。検索語再構成手段104は、これまでに適用した検索語[右肝S1]〜[右肝S5]の削除要素(文字列)位置に、削除要素と同一の属性を持つ要素(文字列)である[左]を代入して新たな検索語を生成する。その結果、下記の語が検索語として生成される。
(1)左肝S1
(2)左肝S2
(3)左肝S3
(4)左肝S4
(5)左肝S5
以上の処理を、所定の検索結果が得られるまで繰り返す。なお、同様の処理を繰り返すか否かは、ユーザ(検索者)が検索結果にもとづいて判断する設定としてもよいし、予め閾値となる検査結果の件数を設定し、検索結果の件数が閾値以下である場合には、新たな検索語の生成処理を繰り返し実行する設定とするなど、様々な設定が可能である。
上述したように、本発明の文書検索装置においては、ユーザの設定した検索語を解析し、検索語の構成要素(文字列)の属性を判別して、判別した属性と同様の属性を有する文字列に置き換えた新たな検索語を設定して再検索を実行する構成としたので、データ検索処理に際してユーザに負担をかけることなく、検索語の拡張に基づくデータ検索が実現される。本発明は、特に病名、検査名など性質や部位などの属性情報と基本病名などによって構成れる医療用語などの専門用語を検索語として設定した検索に有効であるが、その他の一般的なデータ検索処理においても適用可能である。
[第2実施例]
上述した実施例では、検索語の構成要素(文字列)の属性を判別して、各属性に対応する必要度スコアの最も低い順から1つずつ置き換え対象の要素(文字列)を選択して、その置き換え要素と同じ属性を持つ文字列を専門用語(医療用語)属性辞書から取得して文字列の置き換えを行って新たな検索語を生成する処理としていた。すなわち、図3(b)に示すスコアテーブルには、検索語を構成する要素(文字列)に対応する属性に対する必要度スコアを設定し、各属性に対して設定された一律の必要度スコアを利用した構成としていた。以下に説明する実施例は、必要度スコアを属性に対応する一律のスコアとするのではなく、文字列に対応するスコアを設定した処理例である。
すなわち、同じ属性を持つ要素(文字列)であっても、検索語としての必要度が異なる場合を考慮し、文字列に対応するスコアを設定し、各文字列対応のスコアに基づいて要素(文字列)の置き換えを行なう。なお、本実施例においても文書検索装置の構成は、先に説明した実施例と同様、図1に示す構成を持つ。図1に示す構成図の各要素の処理について説明する。
[検索語入力手段]
検索語入力手段101は、ユーザ(検索者)によって、検索キーワードとしての検索語を入力する手段であり、ユーザインタフェースとしてのディスプレイ、キーボードなどによって構成される。検索語入力手段101では、検索語が入力される。以下、具体的な例として、検索語として、診断画像の情報を表す医療用語「T1結節状axial低信号」が、入力されたとする。
[検索手段]
検索手段102は、検索語入力手段101においてユーザ(検索者)によって入力された検索語に基づいて文書データベース150の検索を実行する。文書データベース150は、例えばLAN、インターネットなどのネットワークによって接続されたデータベースが利用される。上述したように、検索語入力手段101において、診断画像の情報を表す医療用語「T1結節状axial低信号」が入力された場合、この「T1結節状axial低信号」を検索キーとしたデータベース検索を実行する。
[検索結果提示手段]
検索結果提示手段103は、検索手段102において検索語に基づく文書データベース150の検索によって得られた文書情報を出力する手段であり、例えばディスプレイなどによって構成され、文書データベース150から取得した検索結果を表示する。なお、検索手段102における検索語を用いた検索処理において、予め定めた件数以上の検索結果が得られなかった場合には再度検索を行うために、検索語再構成手段104に検索語を出力する。
[検索語再構成手段]
検索語再構成手段104は、ある検索語に基づいて、新たな検索語を生成する処理を実行する。新たな検索語生成処理に際しては、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111、スコアテーブル112を利用した処理を行なう。
検索語再構成手段104において再検索のための新たな検索語を生成する処理の詳細について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS201で、入力した検索語を、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を利用して各要素に分割する。
本実施例において適用する専門用語辞書111は、先の実施例において図3(a)を参照して説明した構成と異なり、図5に示す構成を持つ。図5に示すように、[文字列]と[属性]と、[必要度スコア]の対応データとして構成されている。本実施例における専門用語辞書111は、各要素(文字列)に対応する属性として、診断画像に対応する基本情報、または状態情報、または方式情報、または性質情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成である。
すなわち、[属性]は、対応する文字列が、
(1)画像の基本情報を示す文字列であるか、
(2)画像の状態情報を示す文字列であるか、
(3)画像の方式情報を示す文字列であるか、
(4)画像の性質情報を示す文字列であるか、
など、文字列の示す部位のカテゴリ情報を示す[属性]である。必要度スコアは、検索語としての必要度を示すスコアであり、予め、設定されたスコア、例えば、辞書の製作を行なう専門家による設定、あるいは例えばサンプルデータに基づく学習などによって設定されたスコアである。
この図5に示すように、本実施例では、同じ属性を持つ要素(文字列)であっても、検索語としての必要度が異なる場合を考慮し、文字列に対応するスコアを設定し、各文字列対応のスコアに基づいて要素(文字列)の置き換えを行なう。
まず、ステップS201では、図5に示す専門用語辞書111を適用して、検索語の要素分割を行なう。検索語入力手段101においてユーザによって入力され検索手段102においてデータベース検索の実行された検索語は、「T1結節状axial低信号」である。
検索語「T1結節状axial低信号」は、ステップS201において、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を利用して以下のような要素に分割される。
[T1]:[画像−基本]
[結節状]:[画像−状態]
[axial]:[画像−方式]
[低信号]:[画像−性質]
次に、検索語再構成手段104は、ステップS202において、専門用語データ保持手段110のスコアテーブル112を参照して、ステップS201において分割した各要素に必要度を示すスコアを付与する。必要度スコアは、検索語としての必要度を示すスコアである。
本実施例で適用する専門用語辞書111は、図5に示すように、[文字列]と[属性]と、[必要度スコア]の対応データとして構成されており、この専門用語辞書111から、検索語の構成要素(文字列)に対応するエントリを抽出して、抽出エントリに対応して設定された必要度スコアを取得する。
検索語の「T1結節状axial低信号」の各要素(文字列)には下記のような数値が必要度スコアとして割り付けられる。
(1)[T1]:[画像−基本]:100
(2)[結節状]:[画像−状態]:65
(3)[axial]:[画像−方式]:50
(4)[低信号]:[画像−性質]:75
次に、検索語再構成手段104は、ステップS2103において、必要度スコアの最も低い要素(文字列)を削除する。上記の例においては、最も低い数値は、
(3)[axial]:[画像−方式]:50
であるため、ここでは[axial]を削除する。
次に、検索語再構成手段104は、ステップS204において、専門用語データ保持手段110の専門用語辞書111を参照し、ステップS203において削除した要素(文字列)と同じ属性を持つ要素(文字列)中、必要度スコアの高い順に要素(文字列)を選択する。
[axial]の属性は、[画像−方式]であり、図5に示す専門用語辞書において、[axial]の属性[画像−方式]と同じ属性を持つ要素(文字列)中、検索語として未使用の要素から必要度スコアの最も高い要素(文字列)を選択する。
[画像−方式]と同じ属性を持つ要素(文字列)は、図5に示す専門用語辞書において、
(a)[axial]:[画像−方式]:50
(b)[Sagittal]:[画像−方式]:45
(c)[Coronal]:[画像−方式]:40
上記(a)〜(c)の3個のエントリがある。
これらのエントリ中、
(a)[axial]:[画像−方式]:50
は、すでに検索語として適用された要素であるので、検索語として未使用の要素から必要度スコアの最も高い要素(文字列)として、
(b)[Sagittal]:[画像−方式]:45
を選択する。
次に、検索語再構成手段104は、ステップS205において、ステップS204において取得した削除要素と同じ属性を持ち、かつ必要度スコアの高い要素(文字列):[Sagittal]を、初期の検索語[T1結節状axial低信号]の削除要素(文字列)位置に代入して新たな検索語を生成する。その結果、
[T1結節状Sagittal低信号]
上記の語が検索語として生成される。
検索語再構成手段104は、ステップS206において、上記の新たな検索語[T1結節状Sagittal低信号]を検索手段102に出力する。検索手段102は、検索語再構成手段104から入力した新たな再検索用の検索語、
[T1結節状Sagittal低信号]
これを、検索語として適用して、再度文書データベース150の検索処理を実行する。その結果、それでも、一定以上の検索結果が得られなかった場合には、再び、検索語再構成手段104において再度検索語を生成する。
2回目の検索語再構成手段104における検索語の生成処理においては、図5に示す専門用語辞書において、[axial]の属性[画像−方式]と同じ属性を持つ要素(文字列)中、検索語として未使用の要素から必要度スコアの最も高い要素(文字列)を選択する。
[画像−方式]と同じ属性を持つ要素(文字列)は、図5に示す専門用語辞書において、
(a)[axial]:[画像−方式]:50
(b)[Sagittal]:[画像−方式]:45
(c)[Coronal]:[画像−方式]:40
上記(a)〜(c)の3個のエントリがある。
これらのエントリ中、
(a)[axial]:[画像−方式]:50
(b)[Sagittal]:[画像−方式]:45
は、すでに検索語として適用された要素であるので、検索語として未使用の要素から必要度スコアの最も高い要素(文字列)として、
(c)[Coronal]:[画像−方式]:40
を選択する。
検索語再構成手段104は図5に示す専門用語辞書から選択した要素(文字列):[Coronal]を、検索語[T1結節状axial低信号]の削除要素(文字列)位置に代入して新たな検索語を生成する。その結果、
[T1結節状Coronal低信号]
上記の語が検索語として生成される。
以上の処理を、所定の検索結果が得られるまで繰り返す。なお、同様の処理を繰り返すか否かは、ユーザ(検索者)が検索結果にもとづいて判断する設定としてもよいし、予め閾値となる検査結果の件数を設定し、検索結果の件数が閾値以下である場合には、新たな検索語の生成処理を繰り返し実行する設定とするなど、様々な設定が可能である。
なお、図5に示す専門用語辞書に登録された削除要素と同一属性の文字列をすべて利用しても、満足する検索結果が得られない場合は、先に説明した実施例と同様、初期の検索語の構成要素(文字列)から、次に必要度スコアの低い要素を選択して、その選択要素を代替候補として選択し、同一属性を持つスコアの高い文字列を図5に示す専門用語辞書から選択して文字列置き換えを実行して新たな検索語を生成する。
上記例においては、検索語[T1結節状axial低信号]の各要素(文字列)には下記のような数値が必要度スコアとして割り付けられている。
(1)[T1]:[画像−基本]:100
(2)[結節状]:[画像−状態]:65
(3)[axial]:[画像−方式]:50
(4)[低信号]:[画像−性質]:75
従って、第1の置き換え要素は、前述したように、
(3)[axial]:[画像−方式]:50
であり、この置き換え要素に基づく置き換え処理による検索によって満足する検索結果が得られなかった場合は、次に必要とスコアの低い要素、すなわち、
(2)[結節状]:[画像−状態]:65
が置き換え対象の要素として選択され、この要素(文字列)と同一属性を持つスコアの高い要素(文字列)が図5に示す専門用語辞書から選択されて新たな検索語の生成、および検索処理が実行されることになる。
上述したように、本実施例の文書検索装置においては、ユーザの設定した検索語を解析し、検索語の構成要素(文字列)の属性を判別して、判別した属性と同様の属性を有し、かつ、必要度スコアの高い文字列に置き換えた新たな検索語を設定して再検索を実行する構成としたので、データ検索処理に際してユーザに負担をかけることなく、検索語の拡張に基づくデータ検索が実現される。本発明は、特に病名、検査名など性質や部位などの属性情報と基本病名などによって構成れる医療用語などの専門用語を検索語として設定した検索に有効であるが、その他の一般的なデータ検索処理においても適用可能である。
なお、上記の実施例では医療用語の検索を例として説明したが、本発明は、医療用語の検索に限らず、その他の専門用語の頻出する領域におけるデータ検索において有効に利用可能である。
最後に、上述した処理を実行する文書検索装置を構成する情報処理装置のハードウェア構成例について、図6を参照して説明する。文書検索装置を構成する情報処理装置は、ハードウェアとしては例えばPCによって実現可能であり、上述した処理を実行するプログラムを実行させることによってデータ検索および表示データの生成、出力が可能である。CPU(Central Processing Unit)501は、OS(Operating System)に対応する処理や、上述の実施例において説明した検索語の生成処理、検索処理、表示データ生成処理などを実行する。これらの処理は、各情報処理装置のROM、ハードディスクなどのデータ記憶部に格納されたコンピュータ・プログラムに従って実行される。
ROM(Read Only Memory)502は、CPU501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)503は、CPU501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス504により相互に接続されている。
ホストバス504は、ブリッジ505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス506に接続されている。キーボード508、ポインティングデバイス509は、ユーザにより操作される入力デバイスである。ディスプレイ510は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージで表示する。
HDD(Hard Disk Drive)511は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU501によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。ハードディスクは、例えば、検索データ、辞書、テーブルデータなどの格納手段などに利用され、さらに、データ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体521に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インタフェース507、外部バス506、ブリッジ505、およびホストバス504を介して接続されているRAM503に供給する。
接続ポート514は、外部接続機器522を接続するポートであり、USB,IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート514は、インタフェース507、および外部バス506、ブリッジ505、ホストバス504等を介してCPU501等に接続されている。通信部515は、ネットワークに接続され、例えば外部のデータベースとの通信によりデータ検索を実行する。
なお、図6に示す情報処理装置のハードウェア構成例は、PCを適用して構成した装置の一例であり、本発明の文書検索装置は、図6に示す構成に限らず、上述した実施例において説明した処理を実行可能な構成であればよい。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の構成によれば、例えば、医療用語などの専門用語を適用した検索処理装置において、検索語としての必要度を示す必要度スコアを、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて格納した用語データ保持手段を設定し、検索語の要素各々に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として、置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成して、新たな検索語を適用したデータ検索処理を実行する構成としたので、ユーザに負担をかけることなく、効率的に適切な新規検索語を生成して検索を実行することが可能となり、検索効率、検索精度の向上を実現することができる。
本発明の文書検索装置の構成例について説明する図である。 本発明の文書検索装置の実行する検索語の生成処理例について説明するフローチャートを示す図である。 本発明の文書検索装置において利用する専門用語辞書とスコアテーブルの構成例について説明する図である。 本発明の文書検索装置の実行する検索語の生成処理例について説明するフローチャートを示す図である。 本発明の文書検索装置において利用する専門用語辞書の構成例について説明する図である。 本発明の一実施形態に係る文書検索装置を構成する情報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
符号の説明
100 文書検索装置
101 検索語入力手段
102 検索手段
103 検索結果提示手段
104 検索語再構成手段
110 専門用語データ保持手段
111 専門用語辞書
112 スコアテーブル
150 文書データベース
501 CPU(Central Processing Unit)
502 ROM(Read-Only-Memory)
503 RAM(Random Access Memory)
504 ホストバス
505 ブリッジ
506 外部バス
507 インタフェース
508 キーボード
509 ポインティングデバイス
510 ディスプレイ
511 HDD(Hard Disk Drive)
512 ドライブ
514 接続ポート
515 通信部
521 リムーバブル記録媒体
522 外部接続機器

Claims (13)

  1. 文書検索処理を実行する文書検索装置であり、
    検索語に基づくデータ検索処理を実行する検索手段と、
    検索語としての必要度を示す必要度スコアを、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて格納した用語データ保持手段と、
    検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する必要度スコアを前記用語データ保持手段から取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成する検索語再構成手段とを有し、
    前記検索手段は、前記検索語再構成手段において新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行する構成であることを特徴とする文書検索装置。
  2. 前記用語データ保持手段は、
    検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性を対応付けた用語辞書と、
    必要度スコアを、属性情報に対応付けて格納したスコアテーブルを有する構成であり、
    前記検索語再構成手段は、
    前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する属性を取得し、前記スコアテーブルを参照して、検索語の構成要素の属性に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の文書検索装置。
  3. 前記用語データ保持手段は、
    検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性と必要度スコアを対応付けた用語辞書を有する構成であり、
    前記検索語再構成手段は、
    前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する必要度スコアを取得して、必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、
    前記用語辞書に登録された要素(文字列)から、置き換え要素と同じ属性であり、検索語として未使用の要素から、必要度スコアの高いものを優先的に選択して、選択した要素による置き換え処理により新たな検索語を生成する構成であることを特徴とする請求項1に記載の文書検索装置。
  4. 前記検索語再構成手段は、
    前記検索手段において実行された検索処理の結果が、予め設定された件数以下の検索結果である場合に、該検索処理に適用した検索語の解析を実行して新たな検索語の生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の文書検索装置。
  5. 前記用語データ保持手段は、
    医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、体の部位の基本情報、または箇所情報、または領域情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の文書検索装置。
  6. 前記用語データ保持手段は、
    医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、診断画像に対応する基本情報、または状態情報、または方式情報、または性質情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の文書検索装置。
  7. 文書検索装置において文書検索処理を実行する文書検索方法であり、
    検索手段が、検索語に基づくデータ検索処理を実行する検索ステップと、
    検索語再構成手段が、検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する検索語としての必要度を示す必要度スコアを取得するステップであり、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて必要度スコアを格納した用語データ保持手段から検索語構成要素各々に対応する必要度スコアを取得するスコア取得ステップと、
    検索語再構成手段が、検索語構成要素から必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成する検索語再構成ステップと、
    前記検索手段が、前記検索語再構成ステップにおいて新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行する再検索ステップと、
    を有することを特徴とする文書検索方法。
  8. 前記用語データ保持手段は、
    検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性を対応付けた用語辞書と、
    必要度スコアを、属性情報に対応付けて格納したスコアテーブルを有する構成であり、
    前記スコア取得ステップは、
    前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する属性を取得し、前記スコアテーブルを参照して、検索語の構成要素の属性に対応する必要度スコアを取得するステップであり、
    前記検索語再構成ステップは、
    必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択して新たな検索語を生成する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項7に記載の文書検索方法。
  9. 前記用語データ保持手段は、
    検索語の構成要素に対応する文字列各々の属性と必要度スコアを対応付けた用語辞書を有する構成であり、
    前記スコア取得ステップは、
    前記用語辞書を参照して、検索語の構成要素各々に対応する必要度スコアを取得するステップであり、
    前記検索語再構成ステップは、
    必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、前記用語辞書に登録された要素(文字列)から、置き換え要素と同じ属性であり、検索語として未使用の要素から、必要度スコアの高いものを優先的に選択して、選択した要素による置き換え処理により新たな検索語を生成するステップであることを特徴とする請求項7に記載の文書検索方法。
  10. 前記検索語再構成ステップは、
    前記検索ステップにおいて実行された検索処理の結果が、予め設定された件数以下の検索結果である場合に、該検索処理に適用した検索語の解析を実行して新たな検索語の生成処理を実行するステップであることを特徴とする請求項7に記載の文書検索方法。
  11. 前記用語データ保持手段は、
    医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、体の部位の基本情報、または箇所情報、または領域情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする請求項7〜10いずれかに記載の文書検索方法。
  12. 前記用語データ保持手段は、
    医療用語を構成する要素(文字列)と、各要素(文字列)対応の属性として、診断画像に対応する基本情報、または状態情報、または方式情報、または性質情報のいずれを示す文字列であるかを示す属性情報を登録したデータを保持した構成であることを特徴とする請求項7〜10いずれかに記載の文書検索方法。
  13. 文書検索装置において文書検索処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    検索手段に、検索語に基づくデータ検索処理を実行させる検索ステップと、
    検索語再構成手段に、検索語を複数の要素(文字列)に分割し、各要素各々に対応する検索語としての必要度を示す必要度スコアを取得するステップであり、検索語の構成要素または検索語の構成要素の属性情報に対応付けて必要度スコアを格納した用語データ保持手段から検索語構成要素各々に対応する必要度スコアを取得させるスコア取得ステップと、
    検索語再構成手段に、検索語構成要素から必要度スコアの低い要素を優先的に置き換え対象として選択し、選択した置き換え要素を、該置き換え要素と同じ属性を持つ要素(文字列)に置き換えて新たな検索語を生成させる検索語再構成ステップと、
    前記検索手段に、前記検索語再構成ステップにおいて新たに生成した検索語を適用したデータ検索処理を実行させる再検索ステップと、
    を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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