JP4460248B2 - 翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法 - Google Patents

翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法 Download PDF

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この発明は、第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例をデータベースに蓄積し、翻訳対象となる翻訳文字列が入力された際に翻訳文字列に類似する参照文字列を含む翻訳例をデータベースから検索してユーザに提示する翻訳支援をおこなう翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法に関し、特に、ユーザが翻訳文字列と類似した文を含む翻訳例を検索する場合に、良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することのできる翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法に関するものである。
従来、コンピュータを用いた翻訳作業においては、翻訳メモリと呼ばれるソフトウェアを導入した翻訳支援装置が用いられている。翻訳メモリとは、原文と翻訳文とからなる翻訳例が蓄積された翻訳例データベースから、翻訳対象となる文と類似した文を含む翻訳例を検索し、その翻訳例をユーザに提示して、ユーザがそれらを参照しながら翻訳作業をおこなうことができるようにしたソフトウェアである。
この翻訳メモリでは、翻訳対象となる文と類似した文が複数検索された場合に、検索された複数の翻訳例の中から、翻訳対象となる文に最も適した翻訳文を探す必要があり、その作業に手間がかかるという問題がある。
そこで特許文献1には、参照された翻訳例の参照回数を記憶し、翻訳対象となる文と類似した文が複数検索された場合に、検索された複数の文を参照回数が多い順に並び替えてユーザに提示する文書作成支援装置が開示されている。これにより、参照頻度の高い翻訳例が優先して表示されるため、ユーザは参照される可能性の高い翻訳例を効率的に探すことができる。
特開平10−11424号公報
しかしながら、上記特許文献1の従来技術では、データベースに翻訳例が新たに追加されたばかりの時点おいては、追加された翻訳例の参照回数は以前より登録されている翻訳例よりも小さく、たとえ追加された翻訳例が良質の翻訳例であったとしても、参照回数が多くなるまでユーザに優先して提示されることがないという問題があった。
したがって、翻訳メモリが良質の翻訳例を優先して提示できる使い勝手の良いものとなるためには、ある程度の使用期間が必要であり、迅速性が要求される翻訳作業などには不向きであるという問題があった。
たとえば、複数のユーザが共同して翻訳作業をおこなっている最中に、あるユーザが追加した翻訳例を他のユーザが即座に参照したいと希望する場合も想定されるが、翻訳例の検索結果は参照回数の多い順から提示されるため、その翻訳例を見つけ出すのに時間がかかる。
これらのことから、ユーザが翻訳対象となる文と類似した文を含む翻訳例を検索する場合に、良質の翻訳例をいかに効率的にデータベースから抽出し、抽出された翻訳例を優先的にユーザに提示できるかが重要な問題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ユーザが翻訳対象となる文と類似した文を含む翻訳例を検索する場合に、良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することのできる翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータ記憶手段にアクセス可能なコンピュータに、ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を前記データ記憶手段に記憶させる評価情報記憶手順と、前記データ記憶手段に記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手順と、前記順序決定手順により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データ記憶手段に記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データ記憶手段に記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手順と、前記順序修正手順による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、前記翻訳例出力手順による出力の後、前記データ記憶手段にアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手順と、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータベースと、ユーザによりなされた翻訳例の評価情報を前記データベースに記憶させる評価情報記憶手段と、前記データベースに記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手段と、前記順序決定手段により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データベースに記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データベースに記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手段と、前記順序修正手段による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手段と、前記翻訳例出力手段による出力の後、前記データベースにアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手段と、を有する事を特徴とする。
また、本発明は、第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文
字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報
、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータ記憶手段にアクセス可能なコンピュータが、ユーザによりなされた翻訳例の評価情報を前記データ記憶手段に記憶させる評価情報記憶手順と、前記データ記憶手段に記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手順と、前記順序決定手順により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データ記憶手段に記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データ記憶手段に記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手順と、前記順序修正手順による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、前記翻訳例出力手順による出力の後、前記データ記憶手段にアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手順と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報をデータベースに記憶させデータベースに記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定し、優先表示順が決定された翻訳例のうち、データベースに記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順をデータベースに記憶された利用頻度情報に基づき修正し、修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力し、出力の後、データベースにアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新することとしたので、ユーザが翻訳対象となる文と類似した文を含む翻訳例を検索する場合に、良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、評価に係る情報に加えて利用頻度に係る情報をさらに考慮することにより、さらに良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用頻度をもれなくカウントすることができ、その利用頻度を考慮することにより、良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。ここでは、ユーザが文書を作成・編集する文書エディタを用いて翻訳作業をおこなう場合について説明することとする。
まず、本実施例に係る翻訳支援装置がおこなう処理の概念について説明する。図1は、本実施例に係る翻訳支援装置11がおこなう処理の概念を示す図である。同図に示すように、この翻訳支援装置11は、ユーザ10から翻訳対象となる文に類似した文を含む翻訳例の検索要求を受け付け、翻訳例が記憶された翻訳例データ22cから検索した結果をユーザ10に提示する。
この翻訳支援装置11は、単に検索した結果をユーザ10に提示するだけでなく、検索の結果複数の翻訳例が見つかった場合に、翻訳例に対する評価の高いものから優先してユーザ10に提示する。この評価は、各翻訳例に対して単数または複数のユーザ10が過去におこなった評価であり、翻訳支援装置11の利用頻度・評価データ22dに記憶されているものである。
複数の翻訳例に対する評価が同等である場合には、利用頻度も加味し、利用頻度の高いものからユーザ10に提示する。そして、検索結果を提示した後、提示した翻訳例の評価をユーザ10から受け付け、利用頻度・評価データ22dに記憶する。
これにより、翻訳例データ22cに新たな翻訳例が追加された場合でも、その翻訳例に対する評価を即座に反映して良質の翻訳例を優先的にユーザ10に提示することができ、迅速性が要求される翻訳作業に寄与することができる。
つぎに、図1に示した翻訳支援装置11の機能的構成について説明する。図2は、図1に示した翻訳支援装置11の機能的構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この翻訳支援装置11は、入力部20、表示部21、記憶部22および制御部23を有する。
入力部20は、キーボードやマウス、あるいはマイクロフォンなどの入力デバイスであり、キーボードやマウスの操作、音声による指示などにより、画面に表示された文の指定や文のコピー、カット、ペーストなどの編集操作をおこなうことができる。表示部はディスプレイ装置などの表示デバイスである。記憶部22は、ハードディスク装置などの記憶デバイスであり、この記憶部22は、ユーザデータ22a、文書データ22b、翻訳例データ22cおよび利用頻度・評価データ22dを記憶している。
ユーザデータ22aは、翻訳支援装置11を利用するユーザ10の個人データであり、ユーザ10のログイン名や、ログインパスワードなどを記憶している。文書データ22bは、作成された翻訳文書を記憶したデータであり、記憶されたデータは随時読み出され、編集作業がおこなわれる。
翻訳例データ22cは、原文とその原文の翻訳文とを対にして記憶したデータである。図3は、図2に示した翻訳例データ22cの一例を示す図である。同図に示すように、この翻訳例データ22cは、翻訳例ID、原文、翻訳文および登録日の各項目を有する。翻訳例IDは、各翻訳例を識別するID番号である。原文は、翻訳がなされる文であり、翻訳文は、原文を翻訳した文である。登録日は、各翻訳例が翻訳例データ22cに登録された日付である。
図2の説明に戻ると、利用頻度・評価データ22dは、各翻訳例がユーザ10に利用された利用頻度、および、ユーザ10によりおこなわれた各翻訳例の評価を記憶したデータである。図4は、図2に示した利用頻度・評価データ22dの一例を示す図である。
同図に示すように、この利用頻度・評価データ22dは、翻訳例ID、利用頻度、平均評価値、ユーザ別評価の各項目を有する。翻訳例IDは、図3で示した翻訳例IDに対応するものであり、各翻訳例を識別するID番号である。利用頻度は、各翻訳例がユーザ10に利用された回数である。平均評価値は、ユーザ10により5段階の数値で表現された各翻訳例の評価値の平均値である。「5」は最高の評価値であり、「1」は最低の評価値である。
ユーザ別評価は、ユーザ10が各翻訳例に対しておこなった評価を記憶したものであり、各翻訳例に対して複数のユーザ10の評価を記憶することができる。このユーザ別評価は、ログイン名、評価値、コメントおよび評価日時の各項目を有する。ログイン名は、ユーザ10が翻訳支援装置11にログインする際に入力され、各ユーザ10を識別する各ユーザ10の名前である。評価値は、ユーザ10により5段階の数値で表現された各翻訳例の評価値である。コメントは、ユーザ10により入力された各翻訳例の評価に係るコメントである。評価日時は、ユーザ10により評価値またはコメントが入力された日時である。
図2の説明に戻ると、制御部23は、翻訳支援装置11を全体制御する制御部であり、ユーザ登録部23a、文書作成部23b、翻訳対象文受付部23c、翻訳例選定部23d、翻訳例出力部23e、評価情報処理部23f、利用頻度情報処理部23g、翻訳例選択受付部23hおよび翻訳例登録部23iを有する。ユーザ登録部23aは、ユーザデータ22aに翻訳支援装置11にログインするユーザ10の個人情報を登録する処理をおこなう登録部である。
文書作成部23bは、翻訳例を参照しながら翻訳文書を作成する作成部であり、文書の作成・編集をおこなう文書エディタである。文書作成部23bが作成した翻訳文書は、文書データ22bに記憶される。翻訳対象文受付部23cは、入力部20を介して入力された翻訳対象となる文を受け付ける受付部である。
翻訳例選定部23dは、翻訳例の利用頻度およびユーザ10からの評価を記憶した利用頻度・評価データ22dに基づいて、翻訳対象文受付部23cが受け付けた翻訳対象文に類似する原文を含んだ翻訳例を翻訳例データ22cから検索し、検索された翻訳例の中からユーザ10に優先して提示する翻訳例を選定する処理をおこなう。
この翻訳例選定部23dは、具体的には、翻訳対象文と翻訳例データ22cに記憶された原文との間の文の類似度を算出し、類似度が所定の値以上である翻訳例を検索する。ここで、類似度は、対象翻訳文と原文との間で一致した単語や句の数などを基にして算出する。そして、検索された翻訳例に対する平均評価値の情報を利用頻度・評価データ22dから取得して、平均評価値の大きい順に翻訳例を並べ替える処理をおこなう。
複数の翻訳例の平均評価値が同値である場合には、さらに翻訳例の利用頻度の情報を利用頻度・評価データ22dから取得し、平均評価値が同値である翻訳例を利用頻度の高い順に並べ替える処理をおこなう。
翻訳例出力部23eは、類似度を算出することにより検索された翻訳例を、翻訳例選定部23dにより選定された結果に基づいて出力する出力部であり、具体的には、翻訳例選定部23dにより平均評価値の高い順に並べられた複数の翻訳例を出力する。
評価情報処理部23fは、翻訳例が出力された際に、出力された翻訳例に対するユーザ10からの評価を受け付け、受け付けた評価を利用頻度・評価データ22dに記憶する処理をおこなう処理部である。また、評価情報処理部23fは、5段階の数値で評価された各ユーザ10の評価値の平均値を算出し、利用頻度・評価データ22dに平均評価値として記憶する。
利用頻度情報処理部23gは、複数の翻訳例が出力され、その中からユーザ10により翻訳作業に利用する翻訳例が選択された場合に、利用頻度・評価データ22dに記憶された該当する翻訳例の利用頻度を1増加させる処理をおこなう。
翻訳例選択受付部23hは、翻訳例出力部23eにより出力された複数の翻訳例の中から、ユーザ10が翻訳に利用する翻訳例を選択するのを受け付ける受付部である。また、翻訳例選択受付部23hは、ユーザ10による翻訳例の選択を受け付けた場合に、選択された翻訳例を文書作成部23bに出力し、ユーザ10が編集可能な状態とする。
翻訳例登録部23iは、ユーザ10により既存の翻訳例が編集された場合や、新たな翻訳例が入力された場合に、それを翻訳例データ22cに追加する処理をおこなう登録部である。その際、評価情報処理部23fは、追加される翻訳例に対する評価をユーザ10から受け付け、利用頻度・評価データ22dに記憶する。
つぎに、本実施例に係る翻訳支援装置11がおこなう翻訳支援処理の処理手順について説明する。図5は、本実施例に係る翻訳支援装置11がおこなう翻訳支援処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、翻訳支援装置11の翻訳対象文受付部23cは、入力部20を介して翻訳対象文の入力を受け付ける(ステップS501)。
続いて、翻訳例選定部23dは、翻訳対象文受付部23cが受け付けた翻訳対象文との間の類似度が所定の値よりも大きい原文を含む翻訳例を、翻訳例データ22cから検索する(ステップS502)。その後、翻訳例選定部23dは、利用頻度・評価データ22dを参照し、検索した翻訳例を平均評価値の大きい順に並べ替える(ステップS503)。
そして、翻訳例選定部23dは、検索された翻訳例の中に、平均評価値が同じ翻訳例があるかどうかを調べ(ステップS504)、平均評価値が同じ翻訳例がない場合には(ステップS504,No)、翻訳例出力部23eは、並べ替えられた翻訳例を平均評価値や評価コメントなどの評価情報とともに出力する(ステップS505)。
平均評価値が同じ翻訳例がある場合には(ステップS504,Yes)、翻訳例選定部23dは、平均評価値が同じ翻訳例を利用頻度の大きい順に並べ(ステップS506)、ステップS505に移行して、翻訳例出力部23eが、並べ替えられた翻訳例を評価情報とともに出力する。
その後、評価情報処理部23fは、出力した翻訳例に対する評価をユーザ10から受け付けたかどうかを調べ(ステップS507)、翻訳例に対する評価を受け付けなかった場合には(ステップS507,No)、翻訳例選択受付部23hは、出力した翻訳例の中から翻訳に利用される翻訳例の選択をユーザ10から受け付ける(ステップS508)。
翻訳例に対する評価を受け付けた場合には(ステップS507,Yes)、評価情報処理部23fは、受け付けた評価を利用頻度・評価データ22dに記憶するとともに、平均評価値の値を更新し(ステップS509)、その後、ステップS508に移行して、翻訳例選択受付部23hが、翻訳例の選択をユーザ10から受け付ける処理をおこなう。
その後、利用頻度情報処理部23gは、ユーザ10により選択された翻訳例の、利用頻度・評価データ22dに記憶されている利用頻度の値に1を加えて、利用頻度の情報を更新する(ステップS510)。そして、翻訳例出力部23eは、ユーザ10により選択された翻訳例を文書の編集作業をおこなっている文書作成部23bに出力し(ステップS511)、この翻訳支援処理を終了する。
なお、ユーザ10は、文書作成部23bに出力された翻訳例を自由に編集することができる。そして、翻訳例登録部23iは、編集された翻訳例の翻訳例データ22cへの追加要求をユーザ10から受け付け、編集された翻訳例を翻訳例データ22cに新たに追加する。
つぎに、ユーザ10からの評価に基づいて並べ替えられた翻訳例の表示画面について説明する。図6は、ユーザ10からの評価に基づいて並べ替えられた翻訳例の表示画面60の一例を示す図である。同図に示すように、この表示画面60においては、ユーザ10により入力された翻訳対象文61に類似した原文を含む翻訳例62aおよび62bが、平均評価値の大きい順にランク付けされて表示されている。
各翻訳例62aおよび62bには、選択ボタン63aおよび63bと、評価値ボタン64aおよび64bと、コメントボタン65aおよび65bとが備えられている。選択ボタン63aおよび63bは、翻訳に利用する翻訳例62aまたは62bの選択をユーザ10から受け付けるボタンである。
評価値ボタン64aおよび64bは、各翻訳例62aおよび62bに対する評価値をユーザ10から受け付ける画面を表示させるボタンである。ユーザ10のマウス操作などにより評価値ボタン64aまたは64bがクリックされると、評価値入力画面が新たに表示され、該当する翻訳例62aまたは62bに対する評価値の入力が可能になる。
図7は、翻訳例に対する評価値入力画面70の一例を示す図である。同図に示すように、この評価値入力画面は70は、評価を5段階の数値の入力により受け付けるラジオボタン71、匿名で評価するかどうかの入力を受け付ける匿名チェックボックス72、および、入力の確定を受け付けるOKボタン73が備えられている。
コメントボタン65aおよび65bは、各翻訳例62aおよび62bに対する評価コメントをユーザ10から受け付ける画面を表示させるボタンである。ユーザ10のマウス操作などによりコメントボタン64aまたは64bがクリックされると、評価コメント入力画面が新たに表示され、該当する翻訳例62aまたは62bに対する評価コメントの入力が可能になる。
図8は、翻訳例に対する評価コメント入力画面80の一例を示す図である。同図に示すように、この評価コメント入力画面80は、翻訳例ID表示欄81、翻訳例表示欄82、評価値表示欄83、コメント入力欄84およびコメント表示欄88を有する。
翻訳例ID表示欄81は、評価コメントが入力される翻訳例の翻訳例IDを表示する表示欄であり、翻訳例表示欄82は、評価コメントが入力される対象となる翻訳例を表示する表示欄である。評価値表示欄83は、各ユーザ10が入力した評価値の情報や平均評価値の情報などを表示する表示欄であり、コメント入力欄84は、ユーザ10からの評価コメントの入力を受け付ける入力欄である。
ユーザ10は、入力フィールド85にコメントを入力し、OKボタン86をクリックすることにより評価コメントを登録できる。また、キャンセルボタン87をクリックすることで評価コメントの登録をキャンセルし、図6に示した翻訳例の表示画面に復帰することができる。コメント表示欄88は、各ユーザ10により登録された評価コメントを表示する表示欄であり、これらの評価コメントは、翻訳に利用する翻訳例をユーザ10が選択する際に参照される。
ところで、上述した翻訳支援装置11および翻訳支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上述した翻訳支援装置11(翻訳支援方法)と同様の機能を有する翻訳支援プログラムを実行するコンピュータシステム、および、その翻訳支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体について説明する。
図9は、本実施例に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図10は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施例に係るコンピュータシステム100は、本体部101、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103、および、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104を備える。
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図10に示すように、CPU121、RAM122、ROM123、ハードディスクドライブ(HDD)124、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127、および、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128を備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112ならびにプリンタ113などが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された翻訳支援プログラムを読み出して実行することで翻訳支援装置11(翻訳支援方法)を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」を含むものである。
さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111ならびにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な翻訳支援プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、翻訳支援プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から翻訳支援プログラムを読み出して実行することで翻訳支援装置11および翻訳支援方法を実現する。
なお、翻訳支援プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が翻訳支援プログラムを実行する場合や、これらが協働して翻訳支援プログラムを実行するような場合にも同様に適用することができる。
以上説明してきたように、本実施例によれば、ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を利用頻度・評価データ22dに記憶し、翻訳例データ22cを検索した際に、利用頻度・評価データ22dに記憶された評価に係る情報に基づいてユーザ10に優先して提示する翻訳例を設定し、設定された翻訳例を優先して出力することとしたので、ユーザ10による評価に基づいて良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
たとえば、本実施例では、翻訳対象文に類似した原文を含む複数の翻訳例を、平均評価値の大小に基づいて並び替えて出力することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、平均評価値が所定の値よりも大きな翻訳例だけを抽出して出力することとしてもよい。さらに、抽出された翻訳例を平均評価値の大小に基づいて並び替えて出力することとしてもよい。
また、本実施例では、所定の類似度よりも大きい翻訳例を抽出し、抽出された翻訳例を平均評価値の大小に基づいて並び替えて出力することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、類似度を平均評価値を用いて修正し、修正された類似度の大小に基づいて翻訳例を並び替えて出力することとしてもよい。
修正の方法には、たとえば、類似度に平均評価値を加える方法などが考えられる。すなわち、類似度が「6」で平均評価値が「3.5」である場合には、修正された類似度は「9.5」となる。このような修正された類似度の大きい順に翻訳例を並べ替え、ユーザ10に優先して提示すべき翻訳例を設定することができる。
さらに、この修正された類似度を、利用頻度を用いて修正することとしてもよい。たとえば、利用頻度を「100」で割り算した値を上記修正された類似度に加算して、その結果得られた類似度の大小に応じて翻訳例を並べ替えることとしてもよい。これにより、利用頻度も考慮してユーザ10に優先して提示すべき翻訳例を設定することができ、よく利用される品質の高い翻訳例をユーザ10に提供することができる。
また、登録された日時が所定の日時以前の翻訳例や、修正された類似度の値が所定の値以下である翻訳例などをユーザ10に優先して提示すべき翻訳例の設定対象から除外するなどの処理をさらにおこなうこととしてもよい。
また、本実施例では、翻訳例の検索を文単位でおこなうこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、句や単語などの任意の文字列単位でおこなうこととしてもよい。さらに、翻訳対象となる文字列として文の一部である句や単語の入力を受け付けた場合に、その句や単語に類似する句や単語を含む文を原文として含む翻訳例を検索することとしてもよい。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例をデータベースに蓄積し、翻訳対象となる翻訳文字列が入力された際に該翻訳文字列に類似する参照文字列を含む翻訳例を前記データベースから検索してユーザに提示する翻訳支援をおこなう翻訳支援プログラムであって、
前記ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を記憶する評価情報記憶手順と、
前記評価情報記憶手順により記憶された評価に係る情報に基づいて、前記データベースから検索された翻訳例のうちユーザに優先して提示する翻訳例を選定する翻訳例選定手順と、
前記翻訳例選定手順により選定された翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする翻訳支援プログラム。
(付記2)前記翻訳例の利用頻度に係る情報を記憶する利用頻度情報記憶手順をさらに含み、前記翻訳例選定手順は、前記利用頻度に係る情報および前記評価に係る情報に基づいて、ユーザに優先して提示する翻訳例を選定することを特徴とする付記1に記載の翻訳支援プログラム。
(付記3)第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例をデータベースに蓄積し、翻訳対象となる翻訳文字列が入力された際に該翻訳文字列に類似する参照文字列を含む翻訳例を前記データベースから検索してユーザに提示する翻訳支援をおこなう翻訳支援装置であって、
前記ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を記憶する評価情報記憶手段と、
前記評価情報記憶手段により記憶された評価に係る情報に基づいて、前記データベースから検索された翻訳例のうちユーザに優先して提示する翻訳例を選定する翻訳例選定手段と、
前記翻訳例選定手段により選定された翻訳例を出力する翻訳例出力手段と、
を備えたことを特徴とする翻訳支援装置。
(付記4)前記翻訳例の利用頻度に係る情報を記憶する利用頻度情報記憶手段をさらに備え、前記翻訳例選定手段は、前記利用頻度に係る情報および前記評価に係る情報に基づいて、ユーザに優先して提示する翻訳例を選定することを特徴とする付記3に記載の翻訳支援装置。
(付記5)第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例をデータベースに蓄積し、翻訳対象となる翻訳文字列が入力された際に該翻訳文字列に類似する参照文字列を含む翻訳例を前記データベースから検索してユーザに提示する翻訳支援をおこなう翻訳支援方法であって、
前記ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を記憶する評価情報記憶工程と、
前記評価情報記憶工程により記憶された評価に係る情報に基づいて、前記データベースから検索された翻訳例のうちユーザに優先して提示する翻訳例を選定する翻訳例選定工程と、
前記翻訳例選定工程により選定された翻訳例を出力する翻訳例出力工程と、
を含んだことを特徴とする翻訳支援方法。
(付記6)前記翻訳例の利用頻度に係る情報を記憶する利用頻度情報記憶工程をさらに含み、前記翻訳例選定工程は、前記利用頻度に係る情報および前記評価に係る情報に基づいて、ユーザに優先して提示する翻訳例を選定することを特徴とする付記5に記載の翻訳支援方法。
(付記7)第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例をデータベースに蓄積し、翻訳対象となる翻訳文字列が入力された際に該翻訳文字列に類似する参照文字列を含む翻訳例を前記データベースから検索してユーザに提示する翻訳支援をおこなう翻訳支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を記憶する評価情報記憶手順と、
前記評価情報記憶手順により記憶された評価に係る情報に基づいて、前記データベースから検索された翻訳例のうちユーザに優先して提示する翻訳例を選定する翻訳例選定手順と、
前記翻訳例選定手順により選定された翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上のように、本発明に係る翻訳支援プログラム、翻訳支援装置および翻訳支援方法は、良質の翻訳例を優先的にユーザに提示することが必要とされる翻訳支援システムに有用である。
本実施例に係る翻訳支援装置がおこなう処理の概念を示す図である。 図1に示した翻訳支援装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した翻訳例データの一例を示す図である。 図2に示した利用頻度・評価データの一例を示す図である。 本実施例に係る翻訳支援装置がおこなう翻訳支援処理の処理手順を示すフローチャートである。 ユーザからの評価に基づいて並べ替えられた翻訳例の表示画面の一例を示す図である。 翻訳例に対する評価値入力画面の一例を示す図である。 翻訳例に対する評価コメント入力画面の一例を示す図である。 本実施例に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。 図9に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 ユーザ
11 翻訳支援装置
20 入力部
21 表示部
22 記憶部
22a ユーザデータ
22b 文書データ
22c 翻訳例データ
22d 利用頻度・評価データ
23 制御部
23a ユーザ登録部
23b 文書作成部
23c 翻訳対象文受付部
23d 翻訳例選定部
23e 翻訳例出力部
23f 評価情報処理部
23g 利用頻度情報処理部
23h 翻訳例選択受付部
23i 翻訳例登録部
60 翻訳例表示画面
70 評価値入力画面
80 評価コメント入力画面

Claims (3)

  1. 第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータ記憶手段にアクセス可能なコンピュータに、
    ユーザによりなされた翻訳例の評価に係る情報を前記データ記憶手段に記憶させる評価情報記憶手順と、
    前記データ記憶手段に記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手順と、
    前記順序決定手順により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データ記憶手段に記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データ記憶手段に記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手順と、
    前記順序修正手順による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、
    前記翻訳例出力手順による出力の後、前記データ記憶手段にアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手順と、
    を実行させることを特徴とする翻訳支援プログラム。
  2. 第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータベースと、
    ユーザによりなされた翻訳例の評価情報を前記データベースに記憶させる評価情報記憶手段と、
    前記データベースに記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データベースに記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データベースに記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手段と、
    前記順序修正手段による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手段と、
    前記翻訳例出力手段による出力の後、前記データベースにアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手段と、
    を有する事を特徴とする翻訳支援装置。
  3. 第1の言語により記述された参照対象となる参照文字列と、該参照文字列を第2の言語に翻訳した参照翻訳文字列とを対応付けた翻訳例、該翻訳例の評価情報、及び該翻訳例の利用頻度情報を蓄積したデータ記憶手段にアクセス可能なコンピュータが、
    ユーザによりなされた翻訳例の評価情報を前記データ記憶手段に記憶させる評価情報記憶手順と、
    前記データ記憶手段に記憶された評価情報に基づき、検索された翻訳例の優先表示順を決定する順序決定手順と、
    前記順序決定手順により優先表示順が決定された翻訳例のうち、前記データ記憶手段に記憶された評価情報が同じ値を示す翻訳例があった場合、該当する翻訳例の優先表示順を前記データ記憶手段に記憶された利用頻度情報に基づき修正する順序修正手順と、
    前記順序修正手順による修正後の翻訳例の優先表示順に基づき、翻訳例を出力する翻訳例出力手順と、
    前記翻訳例出力手順による出力の後、前記データ記憶手段にアクセスし、ユーザにより採用された翻訳例に対する利用頻度情報を更新する利用頻度更新手順と、
    を実行することを特徴とする翻訳支援方法。
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