JP2001084256A - データベース処理装置、データベース処理方法、及びデータベース処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

データベース処理装置、データベース処理方法、及びデータベース処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001084256A
JP2001084256A JP25811499A JP25811499A JP2001084256A JP 2001084256 A JP2001084256 A JP 2001084256A JP 25811499 A JP25811499 A JP 25811499A JP 25811499 A JP25811499 A JP 25811499A JP 2001084256 A JP2001084256 A JP 2001084256A
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JP25811499A
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Atsuya Sasaki
淳哉 佐々木
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より最近登録された文書に高いスコアを与
え、また、客観的により多くの者が参照したいと考える
文書に高いスコアを与えるデータベース処理装置、デー
タベース処理方法、及びデータベース処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供す
ること。 【解決手段】 登録データの登録日時と参照回数を管理
し、データをデータベースに登録して、このデータが参
照されるごとにその参照回数を更新し、検索時のスコア
計算において、そのデータに付加された登録日時から検
索時までの経過時間に応じてその経過時間が長いほど小
さくなるようにかつそのデータについての参照回数が多
いほど大きくなるようにスコアを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースを対
象に該当するデータを検索し、データベースから必要な
データを読み出す機能を有するデータベース処理装置、
データベース処理方法、及びデータベース処理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に係
り、さらに詳しくは、個々の検索データの重要度(必要
度)をスコアとして出力しつつ検索結果を示す機能を有
するデータベース処理装置、データベース処理方法、及
びデータベース処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データベース処理装置として、個
々の検索されたデータ(文書)の重要度(必要度)をス
コアとして出力しつつ検索結果を示すデータベース処理
装置が用いられるようになってきている。これは、ユー
ザがより容易に必要なデータにアクセスしこれを引き出
すことを可能とするなどデータベース処理装置の使い勝
手を向上するための一手法として設けられたものであ
る。
【0003】スコアの算出例としていわゆる全文検索の
場合で言うと、最も単純には、入力する検索語(キーワ
ード)の文字数が検索対象文書の文字数全体に占める割
合が高いほどスコアを高くする方法がある。これは、検
索語が占める割合がその文書中で多いほどユーザの必要
度の高いものと一応推定されるとの考えに基づく。な
お、ここで言う全文検索とは、検索のため入力される入
力語の全文を用いて検索するの意であり、多くの場合、
キーワードの形式に限定して検索のための入力を受け付
ける。複数のキーワードのAND(論理積)、OR(論
理和)、あるいはNOT(否定)を組み合わせて検索式
として入力できるものが一般的である。
【0004】このようなスコアの算出方法は、いわゆる
自然言語検索においても同様な考えに基づき適用するこ
とができる。自然言語検索においては、検索時に日常生
活と同様な文章を用いて検索(問い合わせ)する。この
ような文章を単語単位に分解する形態素解析技術を用い
て入力文章を分解し、分解された単語により検索対象文
書を検索する。検索対象文書についても登録時に形態素
解析され単語単位に分解されてデータ化されており、検
索入力と検索対象の単語同士で一致(ヒット)するかが
調べられる。最も単純には、この一致数が高いほどスコ
アを高くするわけである。
【0005】これらのスコアの算出方法は、適宜、ユー
ザにとって使いやすい(つまりはユーザがより容易に必
要なデータにアクセスするのに適する)ように修正ない
し補正することが可能であり様々な方法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うないずれのスコアの算出方法においても、スコアの算
出結果は、検索入力が同一であれば同一文書に対してい
つ何時において検索しても同じ結果である。これは、検
索入力が同一であり対象文書が同一である以上当り前の
結果とは言えるが、ユーザにとってみると必ずしもこの
ような結果が妥当とは言えない場合も多い。
【0007】例えば、内容はほとんど同一の文書がデー
タベースに登録されているが、それらが登録された日時
が異なり、より最近登録されたものの方が更新されたデ
ータを含む価値の高い文書である場合がある。
【0008】このような場合でも、スコアの算出結果は
いつ何時検索しても両者とも同一となると考えられる。
しかし、ユーザにとってみればより最近登録されたもの
の方が自動的に高いスコアで出力される方が好ましい。
高いスコアで出力されればユーザは通常優先的にその文
書内容にアクセスするので効率的な検索の便宜になるか
らである。
【0009】また、例えば、単語レベルでみると同一の
単語が数多く含まれているが、内容的にみると明らかに
より多くの者が参照したいと考える文書を含む複数の文
書が登録されている場合がある。
【0010】このような場合でも、従来のスコアの算出
結果はこれらの文書についてほとんど差異を生じない。
しかし、このような場合には、客観的に参照性が高いと
考えられる文書はスコアが高く、そうでないほどスコア
を低く出力するデータベース処理装置であればユーザに
とって都合がよい。なお、ここでその客観的な参照性を
いかに判断するのかがいちばんの問題にはなる。
【0011】本発明は、上記した状況を考慮してなされ
たもので、個々の検索データの重要度(必要度)をスコ
アとして出力しつつ検索結果を示す機能を有するデータ
ベース処理装置、データベース処理方法、及びデータベ
ース処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体において、より最近登録された文書に高い
スコアを与え、また、客観的により多くの者が参照した
いと考える文書に高いスコアを与えるデータベース処理
装置、データベース処理方法、及びデータベース処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、データベースを処理する装置、方法、プ
ログラムにおいて、登録すべきデータを入力する手段
(ステップ)と、前記入力されたデータを前記データベ
ースに登録する手段(ステップ)と、前記登録されたデ
ータの登録日時をそのデータごとに管理する手段(ステ
ップ)と、前記データベースを検索する条件を入力する
手段(ステップ)と、前記入力された条件に基づいて前
記データベースを調査する手段(ステップ)と、前記調
査されたデータについての前記入力された条件に対する
適合度を示すスコアをそのデータについての前記管理さ
れた登録日時を加味して算出する手段(ステップ)と、
前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
索結果として出力する手段(ステップ)とを有すること
を特徴とする。
【0013】これにより、より最近登録されたデータを
高いスコアで出力することが可能となり、ユーザは優先
的にそのデータ内容にアクセスし効率的な検索の便宜を
得ることができる。
【0014】また、本発明は、データベースを処理する
装置、方法、プログラムにおいて、データの参照要求を
受け付ける手段(ステップ)と、前記受け付けられた参
照要求に対応するデータを前記データベースから取り出
して要求元に提供する手段(ステップ)と、前記提供さ
れる回数をそのデータごとに管理する手段(ステップ)
と、前記データベースを検索する条件を入力する手段
(ステップ)と、前記入力された条件に基づいて前記デ
ータベースを調査する手段(ステップ)と、前記調査さ
れたデータについての前記入力された条件に対する適合
度を示すスコアをそのデータについての前記管理された
回数を加味して算出する手段(ステップ)と、前記算出
されたスコアに基づき前記調査された結果を検索結果と
して出力する手段(ステップ)とを有することを特徴と
する。
【0015】これにより、客観的により多くの者が参照
したいと考えるデータに高いスコアが与えることが可能
となり、ユーザは効率的な検索の便宜を得ることができ
る。なお、上記のように、客観的に多くの者が参照した
いと考えるデータであるか否かを、それまでにその文書
が参照された回数の多寡により判断できる。
【0016】また、本発明は、データベースを処理する
装置、方法、プログラムにおいて、登録すべきデータを
入力する手段(ステップ)と、前記入力されたデータを
前記データベースに登録する手段(ステップ)と、前記
登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管理す
る手段(ステップ)と、データの参照要求を受け付ける
手段(ステップ)と、前記受け付けられた参照要求に対
応するデータを前記データベースから取り出して要求元
に提供する手段(ステップ)と、前記提供される回数を
そのデータごとに管理する手段(ステップ)と、前記デ
ータベースを検索する条件を入力する手段(ステップ)
と、前記入力された条件に基づいて前記データベースを
調査する手段(ステップ)と、上記調査されたデータに
ついての前記入力された条件に対する適合度を示すスコ
アをそのデータについての前記管理された登録日時およ
び前記管理された回数を加味して算出する手段(ステッ
プ)と、前記算出されたスコアに基づき前記調査された
結果を検索結果として出力する手段(ステップ)とを有
することを特徴とする。
【0017】これは、上記の二つの発明を組み合わせた
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明によるデータベース処理装
置を汎用の情報処理装置に組み込んで適用する場合の一
実施形態を示すシステムの構成図である。
【0020】同図に示すようにこのシステムは、データ
ベース1、汎用処理装置2、入力部3、表示部4とを有
する。汎用処理装置2は、検索処理等を行うデータベー
ス処理装置5、アプリケーション・プログラム(以下、
単にアプリケーションという。)6、および図示を省略
した所定の基本ハードウェア(中央演算処理ユニットや
メモリなど)、基本ソフトウェア(オペレーティングシ
ステムなど)とを有する。
【0021】データベース処理装置5は、検索調査部
7、参照部8、登録部9とを有する。
【0022】データベース1は、登録部9により新規文
書を登録され、検索調査部7により登録文書を検索さ
れ、参照部8により所定の登録文書を取り出されるもの
である。 汎用処理装置2は、例えばパーソナルコンピ
ュータ(PC)であり、アプリケーション6の要求に基
づきデータベース処理装置5として機能することを可能
とするものである。
【0023】入力部3は、例えばキーボード、マウス等
であり、ユーザが汎用処理装置2に所望の検索処理など
の指示を入力するものである。
【0024】表示部4は、例えば液晶ディスプレイであ
り、汎用処理装置2からの出力に基づき検索の結果や参
照する文書などを表示するものである。
【0025】データベース処理装置5は、アプリケーシ
ョン6で発生する要求に基づき、データベース1に新規
文書を登録し、データベース1を対象に文書の検索を行
い、データベース1から所定の文書を取り出すものであ
る。
【0026】アプリケーション6は、その実行中におい
てデータベース処理装置5を利用するものである。
【0027】検索調査部7は、アプリケーション6から
検索条件を受け取ってデータベース1を調査し、調査結
果を算出スコアとともにアプリケーション6に渡すもの
である。
【0028】参照部8は、アプリケ−ション6の要求に
より所定の文書をデータベース1から取り出し、これを
アプリケーション6に渡すものである。このときその登
録文書の参照数を更新する。
【0029】登録部9は、アプリケーション6の登録要
求に基づき新規文書を登録し、また、本発明の本質とは
関係しないが例えばその登録における登録番号であるイ
ンデックスデータなどをアプリケーション6に通知する
ものである。登録時においてはその登録日時も登録文書
に付加して登録する。
【0030】次に、このシステムにおける登録の動作に
ついて図2、図3を参照して詳述する。
【0031】図2は、登録される一文書の登録上のデー
タ構造の一例を説明する図である。同図において、列2
1の1列目からn列目は、それぞれその登録文書の特定
の部分の内容22に対応するものである。例えば、1列
目は文書の表題、2列目は著者名、3列目は要約文、・
・・、n列目は本文、等である。ここまでの構造は、通
常なされるものと違いはなく、これらにより必要部分で
の検索を可能としてより高速に簡便に検索ができる。ま
た、これは一例であり、ここまでのデータについてはこ
れに限られるものではない。
【0032】さらに、(n+1)列目23には登録日時
を登録し、(n+2)列目24にはその文書の参照回数
(登録時は0)を登録する。(n+2)列目24に登録
される参照回数は後述するようにその文書が参照される
ごとに1が加えられていく。図3は、登録の動作を示す
流れ図である。同図に示すように、登録にはまず登録文
書34を読み込む(ステップS31)。これは、図1に
示した構成図で言うと、アプリケーション6の要求によ
り、登録部9が文書34をデータベース1に登録すべく
用意するものである。文書34の出元は、場合により様
々であるが、例えば、スキャナ(図示省略)から読み込
んだ文書を文字認識したもの、他のデータベース(図示
省略)から取得したもの、情報記憶媒体(図示省略)に
記録され電子形式となっている文書を読み込んだもの、
ネットワーク(図示省略)から取得したものなどが挙げ
られる。
【0033】次に、文書34を登録するため、図2で説
明した(n+1)列目、(n+2)列目の情報となる登
録日時、参照回数を文書34に付加する(ステップS3
2)。ここでの参照回数は0である。また、文書34
は、ここでの例では、図2で説明したデータ構造にされ
る。
【0034】そして、このようにして登録すべく用意さ
れたデータをデータベース1に登録する(ステップS3
3)。これらにより登録の動作を終了する。
【0035】次に、このシステムにおける参照の動作に
ついて図4を参照して詳述する。
【0036】同図は、参照の動作を示す流れ図である。
同図に示すように、ステップS41において、図1で説
明した参照部8は、アプリケーション6から所定の文書
の参照要求を受け、データベース1よりその文書の原文
を参照する(読み出す)。
【0037】そして、読み出された文書データの(n+
2)列に書かれている情報に1を加え更新する(ステッ
プS42)。更新された文書データの(n+2)列をデ
ータベース1に登録し直す。なお、通常は、読み出され
た文書は図1で説明した表示部4に表示される。これら
により参照の動作を終了する。
【0038】次に、このシステムにおける検索の動作に
ついて図5、図6を参照して詳述する。
【0039】図5は、検索の動作を示す流れ図である。
同図に示すように、検索には、まず検索文あるいは検索
式56を入力する(ステップS51)。これは、図1に
示した構成図で言うと、入力部3からユーザが入力する
検索文あるいは検索式56に従いアプリケーション6の
発生する検索条件で検索調査部7によるデータベース1
の調査を可能とすべくなすものである。
【0040】データベース1からは、条件に該当した文
書の登録番号であるインデックスデータ等を取得(ステ
ップS52)した後、その文書の(n+1)列目、(n
+2)列目の情報である登録日時、参照数を取得する
(ステップS53)。なお、インデックスデータの取得
は文書を特定するためのものである。
【0041】次に、取得されたその文書の登録日時、参
照数をもとに(加味して)スコアを計算する(ステップ
S54)。スコアは、一般的にはこれらの情報とは無関
係に算出されるものであるが、本発明ではこれらの情報
を加味する。
【0042】スコア計算は条件に該当(ヒット)した文
書おのおのについてなされる。これを図6を用いて説明
する。同図は、スコア計算の方法を示す流れ図である。
【0043】同図に示すように、該当した文書があった
場合その一つ一つに注目する(ステップS61、ステッ
プS64)。そして、それぞれ、スコア計算の前処理
(ステップS62)、スコアの計算(ステップS63)
を行う。ここで、「スコア計算の前処理」は、説明の便
宜上から「スコアの計算」と分けて示したものであり、
実際には処理を分けることなく連続的に行うことができ
る。
【0044】スコア計算の前処理は、その文書のスコア
のうち、登録からの経過時間およびその文書のそれまで
の参照数によらない要素の寄与分を計算することであ
り、言い換えれば、本発明によらず計算される通常のス
コアの算出と同等のものである。この前処理の結果に対
し、その文書の登録からの経過時間およびその文書のそ
れまでの参照数のよる要素の寄与分を計算し最終的にス
コアが求められる(すなわちステップS63)。
【0045】そして、図5に戻り、計算されたスコアと
ともに条件に該当した文書が検索の結果として出力され
る(ステップS55)。なお、この検索結果は図1の構
成図で説明した表示部4に表示される。これらにより、
検索の動作を終了する。
【0046】次に、スコアの計算の具体例について説明
する。この計算には、例えば以下に示す式を用いること
が可能である。
【0047】
【数1】 すなわち、スコアの算出のうち、文書の登録からの経過
時間Tiと文書の参照数Fiとによる要素分であるf
(Ti,Fi)は、指数関数の肩に−BTi/(Fi+
C)がかかる形式を有する。これにより、登録からの経
過時間Tiが大きくなるとf(Ti,Fi)は指数関数
的に減少し、逆に文書の参照数Fiが大きくなるとf
(Ti,Fi)は定数Cをオフセットとして指数関数的
に増大する。 この増減関係は、登録からの経過時間に
従いスコアが減少し、参照数が多いものほどスコアが相
対的に増大するのを実現するものである。例えば、A=
0.5、B=0.3、C=3、D=0.7として具体的
にf(Ti,Fi)を算出してみる。
【0048】二つの文書について、参照数Fi=10を
同一として、経過時間Tiを一方を60[day]、他
方を30[day]とした場合、一方の文書のf(T
i,Fi)=7049であり、他方の文書のf(Ti,
Fi)=7497となる。すなわち、より最近登録され
た文書の方について、他の条件が全く同一である場合に
は、高いスコアが算出される。これにより、ユーザは、
更新されたデータを含み価値が高いと考えられるその文
書内容に優先的にアクセスすることになるので効率的な
検索の便宜になる。
【0049】また、二つの文書について、経過時間Ti
=30[day]を同一として、それまでの参照数Fi
が一方が5回、他方が20回であった場合、一方の文書
のf(Ti,Fi)=7117であり、他方の文書のf
(Ti,Fi)=8356となる。すなわち、参照数が
より多い文書の方について、他の条件が全く同一である
場合には、高いスコアが算出される。これにより、客観
的により多くの者が参照したいと考える文書に高いスコ
アが与えられたことになり、ユーザの効率的な検索の便
宜になる。
【0050】なお、この式を用いる場合は、A、B、
C、Dの値を、適宜、設計事項として変更することがで
きる。また、この式によらず、例えば登録からの経過時
間に従いスコアが減少し、参照数が多いものほどスコア
が相対的に増大するのを実現するものであれば式の形式
を問うものではない。
【0051】さらに、経過時間と参照数の両方を加味し
てスコアを算出するのに代えて、その一方のみを加味し
てスコアを算出するようにすることもできる。ユーザの
検索目的によっては、経過時間や参照数の一方が必要な
文書の検索(発見)に無関係あるいは寄与しないことも
考えられ得るからである。したがって、この加味する要
素をユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、
このユーザの選択は図1に示した構成図の入力部3から
入力するようにできる。経過時間や参照数の一方のみを
加味する場合には、上述した式の例で言うと、経過時間
Tiまたは参照数Fiをある固定した値にして同様の式
の形式を用いることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
登録データの登録日時を管理し、検索時のスコア計算に
おいて、そのデータの登録日時から検索時までの経過時
間に応じて例えばその経過時間が長いほど小さくなるよ
うにスコアを算出するので、より最近登録されたデータ
が高いスコアで出力され、ユーザは優先的にそのデータ
内容にアクセスし効率的な検索の便宜を得ることができ
る。
【0053】また、本発明によれば、登録データの参照
回数を管理し、検索時のスコア計算において、そのデー
タについての参照回数が例えば多いほど大きくなるよう
にスコアを算出するので、客観的により多くの者が参照
したいと考えるデータに高いスコアが与えられ、ユーザ
は効率的な検索の便宜を得ることができる。
【0054】また、本発明によれば、登録データの登録
日時と参照回数を管理し、検索時のスコア計算におい
て、そのデータの登録日時から検索時までの経過時間に
応じて例えばその経過時間が長いほど小さくなるように
かつそのデータについての参照回数が多いほど例えば大
きくなるようにスコアを算出するので、上記の二つの効
果を同時に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータベース処理装置を汎用の情
報処理装置に組み込んで適用する場合の一実施形態を示
すシステムの構成図。
【図2】登録される一文書の登録上のデータ構造の一例
を説明する図。
【図3】登録の動作を示す流れ図。
【図4】参照の動作を示す流れ図。
【図5】検索の動作を示す流れ図。
【図6】スコア計算の方法を示す流れ図。
【符号の説明】
1 データベース 2 汎用処理装置 3 入力部 4 表示部 5 データベース処理装置 6 アプリケーション・プログラム 7 検索調査部 8 参照部 9 登録部 34 登録文書 56 検索文または検索式

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを処理する装置において、 登録すべきデータを入力する手段と、 前記入力されたデータを前記データベースに登録する手
    段と、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理する手段と、 前記データベースを検索する条件を入力する手段と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    する手段と、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時を加味して算出する手段と、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力する手段とを有することを特徴とする
    データベース処理装置。
  2. 【請求項2】 データベースを処理する装置において、 データの参照要求を受け付ける手段と、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供する手段と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理する手段
    と、 前記データベースを検索する条件を入力する手段と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    する手段と、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された回数を加味して算出する手段と、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力する手段とを有することを特徴とする
    データベース処理装置。
  3. 【請求項3】 データベースを処理する装置において、 登録すべきデータを入力する手段と、 前記入力されたデータを前記データベースに登録する手
    段と、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理する手段と、 データの参照要求を受け付ける手段と、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供する手段と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理する手段
    と、 前記データベースを検索する条件を入力する手段と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    する手段と、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時および前記管理された回数を加味し
    て算出する手段と、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力する手段とを有することを特徴とする
    データベース処理装置。
  4. 【請求項4】 データベースを処理する方法において、 登録すべきデータを入力するステップと、 前記入力されたデータを前記データベースに登録するス
    テップと、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理するステップと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時を加味して算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとを有することを特徴と
    するデータベース処理方法。
  5. 【請求項5】 データベースを処理する方法において、 データの参照要求を受け付けるステップと、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供するステップ
    と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理するステッ
    プと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された回数を加味して算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとを有することを特徴と
    するデータベース処理方法。
  6. 【請求項6】 データベースを処理する方法において、 登録すべきデータを入力するステップと、 前記入力されたデータを前記データベースに登録するス
    テップと、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理するステップと、 データの参照要求を受け付けるステップと、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供するステップ
    と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理するステッ
    プと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、前記入力された条件に基づいて前記データベースを
    調査するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時および前記管理された回数を加味し
    て算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとを有することを特徴と
    するデータベース処理方法。
  7. 【請求項7】 データベースを処理するプログラムにお
    いて、 登録すべきデータを入力するステップと、 前記入力されたデータを前記データベースに登録するス
    テップと、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理するステップと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時を加味して算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとをコンピュータに実行
    させるためのデータベース処理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 データベースを処理するプログラムにお
    いて、 データの参照要求を受け付けるステップと、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供するステップ
    と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理するステッ
    プと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された回数を加味して算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとをコンピュータに実行
    させるためのデータベース処理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 データベースを処理するプログラムにお
    いて、 登録すべきデータを入力するステップと、 前記入力されたデータを前記データベースに登録するス
    テップと、 前記登録されたデータの登録日時をそのデータごとに管
    理するステップと、 データの参照要求を受け付けるステップと、 前記受け付けられた参照要求に対応するデータを前記デ
    ータベースから取り出して要求元に提供するステップ
    と、 前記提供される回数をそのデータごとに管理するステッ
    プと、 前記データベースを検索する条件を入力するステップ
    と、 前記入力された条件に基づいて前記データベースを調査
    するステップと、 前記調査されたデータについての前記入力された条件に
    対する適合度を示すスコアをそのデータについての前記
    管理された登録日時および前記管理された回数を加味し
    て算出するステップと、 前記算出されたスコアに基づき前記調査された結果を検
    索結果として出力するステップとをコンピュータに実行
    させるためのデータベース処理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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