JP5137134B2 - 感性情報抽出・検索装置、その方法およびプログラム - Google Patents

感性情報抽出・検索装置、その方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、テキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して情報検索を行う技術に関する。
従来の情報検索装置は、キーワードを入力すると、そのキーワードを含む文書を検索結果として出力するものがほとんどであった。このため、一の対象とイメージ的に似た他の対象を知りたいといった、あいまいで感覚的な要求に対しては、当該一の対象のイメージを表す表現をキーワードとして用いて検索を行い、検索意図とはかけ離れたものを大量に含む検索結果の各文書を確認して、実際に前記一の対象とイメージ的に似た他の対象を探し出すという手間をかける必要があった。また、検索する際、前記一の対象のイメージを表す表現を全て列挙するのは困難であるため、正確に一の対象とイメージ的に似た他の対象を探し出すのも難しかった。
例えば、ある俳優に対し、「もの静かでかっこいい」というイメージであると認識している場合、「もの静か かっこいい」で検索し、その検索結果の各文書を確認して、当該ある俳優に似た別の人物を探し出す必要があった。
このようなニーズに対応するものとして、商品の画像やあいまいな言葉から商品を探し出せる「感性検索」という技術が実用化されている(非特許文献1参照)。しかし、この技術では、例えばある商品の画像をきっかけに関連する別の商品を検索できるようにするためには、各商品の画像の座標軸にその商品の様々な特徴を表すメタデータ(付随情報)を予め人手で入力する必要があり、手間がかかるという問題があった。
"マーケティング視点で感性検索・アルベルト山川会長−推奨エンジンに挑む人々(3)"、[online]、平成20年5月29日、(C) 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. 、[平成20年10月21日検索]、インターネット<URL:http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000029052008>
前述した、一の対象とイメージ的に似た他の対象を知りたいような場合、通常の情報検索と同様、当該一の対象を入力するだけで検索結果が得られる方がユーザの利便性が向上する。
また、このような情報検索、つまり感性的な情報検索を可能とするために、各対象に関するメタデータ等を、人手を介して付与するのは手間が大きいので、それをできるだけ省力化することが望ましい。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、テキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して検索対象とその比較対象との感性的な距離を求めて情報検索を行うことにより、対象を入力するだけで検索結果が得られるとともに、対象に関するメタデータ等を人手を介して付与する必要がなく、その分、省力化でき、運用コストを低減できることを目的とする。
本発明は、テキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して情報検索を行う感性情報抽出・検索装置であって、テキスト文書に対してテキスト解析を行い、テキスト解析情報を出力するテキスト解析部と、前記テキスト解析情報と、任意の対象に関する印象や感じ方を表す表現である感性表現となり得る単語の表記、品詞、読みを登録した感性表現辞書と、抽出する感性表現を構成する各単語の正規表現からなる感性表現パターンを登録した感性表現抽出ルールとを用いて前記テキスト文書中の感性表現を抽出する感性表現抽出部と、感性表現単位に少なくとも当該感性表現に関する情報を含む感性情報を生成して出力する感性情報生成部とから構成される感性情報抽出部と、感性情報抽出部から出力された感性情報を格納する感性情報データベースと、入力された検索条件および集計条件を受け付ける条件入力部と、前記検索条件に基づいて前記感性情報データベースとともに各感性表現に対する感性ベクトルを登録した感性ベクトル辞書を少なくとも検索し、その検索結果を前記集計条件に基づいて集計して集計結果を作成する検索・集計部と、前記集計結果を用いて予め定められた形式で検索結果を出力する結果出力部とから構成される感性検索部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、任意のテキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して検索対象とその比較対象との感性的な距離の情報を求めて情報検索を行うことにより、対象を入力するだけで検索結果が得られる感性的な検索が可能となるとともに、対象に関するメタデータ等を人手を介して付与する必要がなく、その分、省力化でき、運用コストを低減できる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
本発明の感性情報抽出・検索装置は、コンピュータ装置からなり、キーボード等の入力手段、モニタ等の表示手段(出力手段)、ハードディスクやメモリ等の記億手段および外部ネットワークに接続可能な通信装置等(いずれも図示省略)を備えている。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の感性情報抽出・検索装置の第1の実施の形態を示すもので、本発明の感性情報抽出・検索装置は、感性情報抽出部10、感性表現辞書20、感性表現抽出ルール30、感性情報データベース(DB)40、感性検索部50、感性ベクトル辞書60および集計結果蓄積データベース(DB)70から構成される。また、図2は感性情報抽出部10における感性情報抽出の流れ図、図3は感性検索部50における感性検索処理の流れ図、図4は感性情報抽出部10における処理のようすの一例を示す説明図である。
感性情報抽出部10は、図1に示すように、テキスト解析部11、感性表現抽出部12および感性情報生成部13からなり、図示しない入力手段から直接入力され又は記憶手段から読み出されて入力され又は通信媒体を介して他の装置等から入力された文書(テキスト文書)の集合を入力とし、感性情報を感性情報DB40に出力する。
ここで、テキスト文書は、少なくとも、その文書を識別するための文書IDと、テキスト(テキストデータ)とを有する。その他に、作成日時、文書種別(例:ブログ)、著者ID等の文書メタ情報を備えていても良い。文書メタ情報として文書種別、作成日時および著者IDを備えたテキスト文書の一例を図4(a)に示す。
テキスト解析部11は、前記テキスト文書のテキストに対し、少なくとも周知の形態素解析処理(単語情報を生成)を含むテキスト解析処理を行い、少なくとも単語情報(単語の表記、品詞、読み等からなる)を含むテキスト解析情報を出力する(図2のステップS1)。
少なくとも単語情報を含むテキスト解析情報の一例として、図4(a)のテキスト文書に対するテキスト解析情報(品詞、読み等は省略)を図4(b)に示す(但し、図4(b)では後述する感性表現抽出処理の結果、即ち抽出された感性表現を示す下線を含んでいるが、この段階では存在しない。)。
感性表現抽出部12は、テキスト解析部11から出力されたテキスト解析情報とともに、感性表現辞書20および感性表現抽出ルール30を用いて、前記テキスト文書中の感性表現を抽出する(図2のステップS2)。
ここで、感性表現とは、任意の対象に関する印象や感じ方を表す、「もの静か」「かっこいい」「しっかりした」「クール」等の表現である。
感性表現辞書20は、感性表現となり得る単語について、その表記、品詞、読みとともにカテゴリの情報を登録してなるもので、図5にその一例を示す。
また、感性表現抽出ルール30は、感性表現の記述に関するルールについて、そのルールIDと、感性表現を構成する各単語の正規表現からなる感性表現パターンと、当該感性表現のカテゴリとを登録してなるものである。
図6に感性表現抽出ルール30の一例を示す。感性表現パターンにおいて、<>は1個(の単語)の正規表現、(?:<>)*は0個以上(の単語)の正規表現、(?:<>)?は0または1個(の単語)の正規表現に相当し、「e:」は感性表現に対する条件、「p:」は品詞に対する条件、「h:」は表記に対する条件であることを示す。また、カテゴリの“dic−category”は感性表現辞書20で付与されたカテゴリをそのまま感性表現のカテゴリとすることを表す。
感性表現の抽出には既存技術、例えば、特開2008−140359「評価情報抽出装置、評価情報抽出方法およびそのプログラム」の評価表現抽出部の処理を利用することにより可能である。この場合、評価表現辞書の代わりに感性表現辞書20を用い、評価表現ルールの代わりに感性表現抽出ルール30を用いるものとする。
さらに、感性表現抽出ルール30で抽出された感性表現に対し、抽出中に与えられた情報により、感性表現の絞込みを行っても良い。例えば、図6の感性表現抽出ルールを用いた場合、ルールIDの先頭が“Kansei”で始まる表現だけを感性表現として抽出する。
図4(a)のテキスト文書に対する感性表現抽出部12の処理結果(抽出された感性表現)を図4(b)中の下線で示す。
感性情報生成部13は、感性表現抽出部12で抽出された感性表現単位に、少なくとも当該感性表現に関する情報である感性表現情報を含む感性情報を生成して出力する(図2のステップS3)。
感性情報は、感性表現抽出部12で抽出された感性表現単位のレコードからなり、各レコードは、レコードIDと、各感性表現に関する表記、標準形、カテゴリからなる感性表現情報とを少なくとも含む。さらに、各感性表現が抽出されたテキスト文書に関する文書ID、著者ID、著者カテゴリからなる文書メタ情報(文書情報)を含んでも良い。図4(a)のテキスト文書に対する感性情報の一例を図4(c−1)に示す。
感性情報DB40は、感性情報抽出部10から出力された感性情報を格納するデータベースであり、SQLのような各種検索条件によりレコード検索可能な周知のものを用いれば良い。
感性検索部50は、図1に示すように、条件入力部51、検索・集計部52および結果出力部53からなり、図示しない入力手段から直接入力され又は記憶手段から読み出されて入力され又は通信媒体を介して他の装置等から入力された検索条件および集計条件を入力とし、感性情報DB40および感性ベクトル辞書60、またはこれらに加えて集計結果蓄積DB70を用いて検索結果を出力する。
感性ベクトル辞書60は、各感性表現に対する感性ベクトルを、各感性表現を示す感性表現IDとともに登録してなるものである。
感性表現IDは、当該感性ベクトルを有する感性表現を表すためのIDである。例えば、感性表現標準形を感性表現IDとしたり、感性情報DB40の感性情報のカラムに数値化した感性表現IDを保持し、その感性表現IDをそのまま感性ベクトル辞書60の感性表現IDとしたりしても良い。また、例えば、感性表現カテゴリを感性表現IDとすれば、複数の感性表現をまとめて一つの感性ベクトルとして表現することも可能となる。感性ベクトルは、予め定めた次元数からなり、各次元は予め定めた感性軸に対する値を示す。
図7に感性ベクトル辞書60の一例を示す。本例においては、感性表現IDとして感性表現標準形を用いている。また、感性ベクトルは、次元数=7であり、第1次元の軸=美しさ(より美しいほど値が大きい)、第2次元の軸=静かさ、…、第7次元の軸=強さと定めているものとする。
集計結果蓄積DB70は、予め検索して集計しておいた、特定の検索条件および集計条件に対する集計結果を保存するためのもので、図8にその一例を示す。なお、内容の詳細については後述する。
さらに、この外、感性情報抽出部10に入力したテキスト文書を、文書IDをキーに検索可能とするためにデータベース化した文書DBや、テキスト文書の著者の属性(著者名、性別、年代、趣味、職業等)を、著者IDをキーに検索可能とするためにデータベース化した著者DBを用意して利用するようにしても良い。
図9は感性検索部50における処理のようすの一例、ここでは著者IDで入力された一の著者に対し、感性的に近い順に芸能人の一覧を検索結果として出力する場合の例を示すもので、以下、これに従って感性検索部50の動作について説明する。
本実施の形態においては、感性的に近いかどうかの判定には、著者単位の感性ベクトルを作成し、その距離(本実施の形態においては周知のコサイン距離を利用。他の距離尺度を用いても良い。)の近いものほど感性的に近いとして扱う。
著者ID=xである一の著者の感性ベクトルは、感性情報DB40中の著者ID=xである全てのレコード、あるいは感性情報DB40を著者ID=xで規定のレコード数上限まで検索した結果であるところの全てのレコードを対象に、その各感性表現に対応する感性ベクトルを感性ベクトル辞書60より得て、次元毎にその全ベクトルの平均をとったものを著者ID=xの感性ベクトルとする。
本実施の形態においては、著者DBを用いず、感性情報DB40に格納された感性情報の文書情報中に著者カテゴリとして著者の職業が保持されているものとする。また、集計結果蓄積DB70には図8に示すように少なくとも、著者カテゴリが芸能人である著者単位の計算済みの感性ベクトルがその著者IDおよび著者カテゴリとともに保存されているものとする。
条件入力部51は、入力された検索条件および集計条件を受け付け、検索・集計部52に渡す(図3のステップS11)。
ここで、検索条件および集計条件の入力形式としては、様々なものが考えられる。例えば、全ての検索条件および集計条件を任意入力可能とすることができる。また、特定の用途に用いる感性検索を行うために、検索条件および集計条件の一部は固定として予め保持しておき、任意入力可能な検索条件および集計条件のみ、グラフィカルユーザインタフェース等を介してユーザに入力させるようにしても良い。
図9(a)に示す検索条件および集計条件では、検索条件として検索対象となる著者の著者IDのみ任意入力可能とし、その他の検索条件として、職業が芸能人である著者の著者ID、即ち著者カテゴリが芸能人である著者の著者IDが比較対象として固定の指定がなされ、また、集計条件として、入力された検索対象著者IDの著者の感性ベクトルと比較対象である各著者IDの著者の感性ベクトルとの距離を計算し、距離が近い順にランキングするという固定の指定がなされているものとする。そして、本例においては、検索対象著者IDとして、「abc0005」が入力されたものとする。
次に、検索・集計部52は、条件入力部51より入力された検索条件に基づいて感性情報DB40とともに感性ベクトル辞書60および集計結果蓄積DB70を検索し、その検索結果を条件入力部51より入力された集計条件に基づいて集計して集計結果を作成する(図3のステップS12)。
本実施の形態では、比較対象の著者IDに対応する感性ベクトルについては、集計結果蓄積DB70(図8)に保存されているため、計算を行う必要がないが、検索対象である著者ID=abc0005(著者カテゴリが芸能人ではない)の感性ベクトルについては算出する必要がある。ここで、著者ID=abc0005が記述した文書が図4(a)に示した文書のみであった場合、感性情報DB60から著者ID=abc0005であるレコードを検索すると、図4(c−1)に示した感性情報が結果として得られる。
図4(c−1)に示した各感性情報の感性表現標準形をキーに感性ベクトル辞書60(図7)を検索し、各感性表現の感性ベクトルを得て、その平均を算出した結果が著者ID=abc0005の感性ベクトルとなる。こうして算出した著者ID=abc0005の感性ベクトルを図9(b)に示す。
次に、前記著者ID=abc0005の感性ベクトルと、集計結果蓄積DB70より検索された(検索数に予め上限を設けても良い)比較対象の各著者IDに対応する感性ベクトルそれぞれとの感性距離を算出、ここでは周知のコサイン距離を利用して算出し、感性距離が近い順にソートした結果を図9(c)に示す。
最後に、結果出力部53は、検索・集計部52で作成された集計結果を用いて予め定められた形式で検索結果を画面等に出力する(図3のステップS13)。
図9(c)の集計結果から作成した出力結果の一例を図9(d)に示す。「ブログURL」や「こんなこと書いています」(ブログURLで示したブログ内の感性表現を含むsnippet)は、感性情報DB40にこれらの情報のカラムを設けて予め格納する、あるいは文書DBを保持し、感性情報DB40を当該著者IDで検索し、文書IDを特定して文書DBを検索することで得ることができる。また、「芸能人名」は、感性情報DB40にカラムを設けて予め格納する、あるいは著者DBを保持し、当該著者IDで著者DBを検索することで得ることができる。
<第2の実施の形態>
図10は本発明の感性情報抽出・検索装置の第2の実施の形態を示すもので、ここでは第1の実施の形態において感性情報抽出部10に関係抽出部14を加え、感性情報として感性表現とともにその対象に関する情報も出力するようにしたものである。
関係抽出部14は、感性表現抽出部12で抽出された各感性表現が対象としているものを前記テキスト文書から抽出する。関係のある対象の抽出は、平野 他「テキストにおける固有表現間の意味的関係の抽出」自然言語処理学会第13回年次大会発表論文集、2007等の技術を利用することにより可能である。
ここで、関係抽出に利用するテキスト解析情報としては、単語情報に加えて、周知の係り受け解析を行うことにより得られる文節・係り受け情報と、周知の固有表現抽出を行うことにより得られる固有表現情報とが必要になるため、テキスト解析部11では係り受け解析および固有表現抽出の処理も行い、文節・係り受け情報および固有表現情報もテキスト解析情報として関係抽出部14に出力するものとする。
また、感性情報生成部13では、感性表現抽出部12で抽出された感性表現単位に、当該感性表現に関する情報である感性表現情報とともに、関係抽出部14で抽出されたその対象に関する情報である感性対象情報を含む感性情報を生成して出力する。
図4(a)のテキスト文書に対する、感性表現情報とともに感性対象情報を含む感性情報の一例を図4(c−2)に示す。ここで、感性表現「シック」および「秋っぽく」の対象は「○○」であることを表している。
感性検索部20は、第1の実施の形態の場合と同様である。但し、検索条件および集計条件として、感性対象情報も利用できる点が第1の実施の形態の場合と異なる。
本実施の形態によれば、著者ID単位で算出した著者の感性ベクトル以外にも、感性対象情報(例えば感性対象標準形)単位に、著者感性ベクトルを算出したのと同様の手法をとることにより、対象感性ベクトルを作成し、感性対象間での距離を用いることにより、類似した対象を検索する等が可能となる。
本発明の感性情報抽出・検索装置の第1の実施の形態を示す構成図 感性情報抽出部における感性情報抽出処理の流れ図 感性検索部における検索処理の流れ図 感性情報抽出部における処理のようすの一例を示す説明図 感性表現辞書の一例を示す説明図 感性表現抽出ルールの一例を示す説明図 感性ベクトル辞書の一例を示す説明図 集計結果蓄積DBの一例を示す説明図 感性検索部における処理のようすの一例を示す説明図 本発明の感性情報抽出・検索装置の第2の実施の形態を示す構成図
符号の説明
10:感性情報抽出部、11:テキスト解析部、12:感性表現抽出部、13:感性情報生成部、14:関係抽出部、20:感性表現辞書、30:感性表現抽出ルール、40:感性情報データベース(DB)、50:感性検索部、51:条件入力部、52:検索・集計部、53:結果出力部、60:感性ベクトル辞書、70:集計結果蓄積データベース(DB)。

Claims (9)

  1. テキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して情報検索を行う感性情報抽出・検索装置であって、
    テキスト文書に対してテキスト解析を行い、テキスト解析情報を出力するテキスト解析部と、
    前記テキスト解析情報と、任意の対象に関する印象や感じ方を表す表現である感性表現となり得る単語の表記、品詞、読みを登録した感性表現辞書と、抽出する感性表現を構成する各単語の正規表現からなる感性表現パターンを登録した感性表現抽出ルールとを用いて前記テキスト文書中の感性表現を抽出する感性表現抽出部と、
    感性表現単位に少なくとも当該感性表現に関する情報を含む感性情報を生成して出力する感性情報生成部とから構成される感性情報抽出部と、
    感性情報抽出部から出力された感性情報を格納する感性情報データベースと、
    入力された検索条件および集計条件を受け付ける条件入力部と、
    前記検索条件に基づいて前記感性情報データベースとともに各感性表現に対する感性ベクトルを登録した感性ベクトル辞書を少なくとも検索し、その検索結果を前記集計条件に基づいて集計して集計結果を作成する検索・集計部と、
    前記集計結果を用いて予め定められた形式で検索結果を出力する結果出力部とから構成される感性検索部とを備えた
    ことを特徴とする感性情報抽出・検索装置。
  2. 検索対象の検索条件に基づいて感性情報データベースとともに感性ベクトル辞書を検索して当該検索対象に関する各感性表現の感性ベクトルを得て、その平均を算出して検索対象に対応する感性ベクトルを求め、集計条件に基づく比較対象に対応する感性ベクトルと前記検索対象に対応する感性ベクトルとの感性距離を、コサイン距離を利用して算出する検索・集計部を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の感性情報抽出・検索装置。
  3. 前記に加え、
    特定の検索条件および集計条件に対する集計結果を保存する集計結果蓄積データベースを備え、
    検索・集計部は、集計結果蓄積データベースから集計条件に基づいて比較対象に対応する感性ベクトルを読み出して用いる
    ことを特徴とする請求項2に記載の感性情報抽出・検索装置。
  4. 感性情報抽出部は、前記に加え、
    感性表現の対象を前記テキスト文書から抽出する関係抽出部を備え、
    感性情報生成部は、感性表現単位に少なくとも当該感性表現およびその対象に関する情報を含む感性情報を生成して出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の感性情報抽出・検索装置。
  5. テキスト文書から感性情報を抽出してデータベース化し、このデータベースを利用して情報検索を行う感性情報抽出・検索方法であって、
    テキスト解析部が、テキスト文書に対してテキスト解析を行い、テキスト解析情報を出力するステップと、
    感性表現抽出部が、前記テキスト解析情報と、任意の対象に関する印象や感じ方を表す表現である感性表現となり得る単語の表記、品詞、読みを登録した感性表現辞書と、抽出する感性表現を構成する各単語の正規表現からなる感性表現パターンを登録した感性表現抽出ルールとを用いて前記テキスト文書中の感性表現を抽出するステップと、
    感性情報生成部が、感性表現単位に少なくとも当該感性表現に関する情報を含む感性情報を生成して感性情報データベースに出力するステップと、
    条件入力部が、入力された検索条件および集計条件を受け付けるステップと、
    検索・集計部が、前記検索条件に基づいて前記感性情報データベースとともに各感性表現に対する感性ベクトルを登録した感性ベクトル辞書を少なくとも検索し、その検索結果を前記集計条件に基づいて集計して集計結果を作成するステップと、
    結果出力部が、前記集計結果を用いて予め定められた形式で検索結果を出力するステップとを含む
    ことを特徴とする感性情報抽出・検索方法。
  6. 検索・集計ステップは、検索対象の検索条件に基づいて感性情報データベースとともに感性ベクトル辞書を検索して当該検索対象に関する各感性表現の感性ベクトルを得て、その平均を算出して検索対象に対応する感性ベクトルを求め、集計条件に基づく比較対象に対応する感性ベクトルと前記検索対象に対応する感性ベクトルとの感性距離を、コサイン距離を利用して算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の感性情報抽出・検索方法。
  7. 検索・集計ステップは、特定の検索条件および集計条件に対する集計結果を保存する集計結果蓄積データベースから集計条件に基づいて比較対象に対応する感性ベクトルを読み出して用いる
    ことを特徴とする請求項6に記載の感性情報抽出・検索方法。
  8. 前記に加え、
    関係抽出部が、感性表現の対象を前記テキスト文書から抽出するステップを含み、
    感性情報生成ステップは、感性表現単位に少なくとも当該感性表現およびその対象に関する情報を含む感性情報を生成して出力する
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の感性情報抽出・検索方法。
  9. コンピュータに、請求項5乃至8のいずれかに記載の感性情報抽出・検索方法の各処理ステップを実行させるためのプログラム。
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