JP4983194B2 - 物体検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する物体検知装置に関し、特に、対向して設置された2つの励磁コイルに印加させる励磁電流のうち、片方の励磁コイルに印加させる励磁電流と他方の励磁コイルに印加させる励磁電流との位相差を変動させることで磁界の死角を発生させないようにして、磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する精度を向上させる物体検知装置に関する。
近年、機密情報や個人情報等の漏洩防止、有価証券等の偽造防止、商品等の盗難防止等、セキュリティ強化を目的とする種々の装置が提供されている。
例えば、ゲートを通過することを禁止する記録紙等に磁性ワイヤを付与して、その記録紙がゲートに進入すると、ゲートに設けられている励磁コイルによって発生される交番磁界が記録紙に付与された磁性ワイヤに印加されて、磁性ワイヤの磁化反転に伴う急峻な磁気パルスをゲートの検知コイルによって検知して、ゲートに侵入した記録紙を検知することができる技術が知られている。
このような、磁性ワイヤが付与された記録紙を検知する検知ゲートについて図10を参照して説明する。
図10は、磁性ワイヤが付与された記録紙を検知する従来の検知ゲートである検知ゲート1000について示す模式図であり、図10(a)は励磁コイルA1001と励磁コイルB1002とが対向して配置される検知ゲート1000を示す模式図である。
図10(a)に示すように、検知ゲート1000には励磁コイルA1001と励磁コイルB1002が対向するように配置され、励磁コイルA1001、B1002に交流電流が印加されて、励磁コイルA1001、励磁コイルB1002の周辺に交番磁界が発生される。
このようにして発生された交番磁界が記録紙に付与された磁性ワイヤに印加されることによって、磁性ワイヤに磁化反転が生じて急峻な磁気パルスが発生し、その磁気パルスを検知することで、磁性ワイヤが付与された記録紙が検知される。
記録紙が検知された後はブザー等による報知が行なわれ、記録紙の通過を防ぐことができる。
また、特許文献1には、励磁コイルに囲まれた空間部分に表示装置を設けることで、表示装置より商品情報等の情報を客に提供し、また、客に監視されているとの威圧感を与えず開放感を持たせることができ、検知ゲートの検知能力を低下させることなく、検知ゲートの空間を有効利用する物品監視システムが提案されている。
特開2002−319077号公報
しかし、励磁コイルA1001によって発生される磁界と励磁コイルB1002によって発生される磁界とが干渉して検知ゲート間に死角が生じる状態が考えられる。
図10(b)は励磁コイルA1001と励磁コイルB1002に印加される交流電流を示す。
このように、励磁コイルA1001と励磁コイルB1002に交流電流が同位相で印加されるので、励磁コイルA1001と励磁コイルB1002から同位相の交番磁界が発生される。
次に、時刻t1で、励磁コイルA1001と励磁コイルB1002の中点である点P1003に、励磁コイルA1001によって印加される磁界と励磁コイルB1002によって印加される磁界とが干渉した結果生じる磁界について図10(c)を参照して説明する。
時刻t1は、励磁コイルA1001、励磁コイルB1002に最大電流が流れる時刻である。
図10(c)は、時刻t1のときに点P1003において、励磁コイルA1001によって印加される磁界Ha1と励磁コイルB1002によって印加される磁界Hb1とを示した上面図の模式図である(なお、発生が考えられる磁界の死角を説明する為に、励磁コイルA1001が設置される面と平行な面の磁界成分について考慮するが、鉛直方向の磁界成分については考慮しないで説明を行なう。)。
図10(c)に示すように、励磁コイルA1001によって点Pに印加される磁界Ha1(参照番号1004)と励磁コイルB1002によって点Pに印加される磁界Hb1(参照番号1005)とは、その大きさは等しく方向が180度逆向きである。
それで、磁界Ha1と磁界Hb1とが干渉した結果、時刻t1に励磁コイルA1001と励磁コイルB1002によって点Pに印加される磁界は0となると考えられる。
このように一時的にせよ磁界が0となっては、磁界を印加させて磁性ワイヤを検知する検知ゲート1000にあっては、磁性ワイヤを検知する精度が落ちる可能性がある。
そこで、この発明は、対向して設置された2つの励磁コイルに印加させる励磁電流のうち、片方の励磁コイルに印加させる励磁電流と他方の励磁コイルに印加させる励磁電流との位相差を変動させることで磁界の死角を発生させないようにして、磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する精度を向上させる物体検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の発明の物体検知装置は、物体検知装置は、第1の励磁電流の印加により交番磁界を発生する第1の励磁コイルと、前記第1の励磁コイルに対向して配設され、第2の励磁電流の印加により交番磁界を発生する第2の励磁コイルと、前記第1の励磁コイルと前記第2の励磁コイルの間の空間内を通過する被検知物体に付与された磁性体に前記交番磁界により生じる信号を検知する検知コイルと、前記第1の励磁電流と前記第2の励磁電流との位相差を変化させるように制御する位相制御手段と、前記位相制御手段によって前記位相差を変化されたときの前記検知コイルが検知した前記信号による最大検知出力を検知する最大検知手段と、前記空間内の前記被検知物体の進入により前記信号が検知されると、該信号が検知された後に前記最大検知手段により前記最大検知出力が検知されたときの位相差に前記位相制御手段が制御する位相差を固定する位相差固定手段と、前記空間内の前記被検知物体の通過により前記信号が検知されている間、前記最大検知手段により検知した最大検知出力が変化した場合は、前記位相制御手段が制御する位相差を前記位相差固定手段により固定した位相差の近傍で変化させて前記位相差固定手段により固定した位相差の再調整を行う調整手段とを具備し、前記位相制御手段は、前記空間内の前記被検知物体の通過がなく前記信号が検知されなくなると、前記固定した位相差を変化させるように制御する、前記検知コイルの検知出力に基づき前記被検知物体を検知するように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記位相制御手段は、前記位相差を所定の速度で変化させる。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記位相制御手段は、前記位相差を0度から360度まで連続的に変化させる。
この発明によれば、対向して設置された2つの励磁コイルに印加させる励磁電流のうち、片方の励磁コイルに印加させる励磁電流と他方の励磁コイルに印加させる励磁電流との位相差を変動させることで磁界の死角を発生させないようにして、磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する精度を向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲートの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲート100の構成について図1を参照して説明を行なう。
図1は、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲート100の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、検知ゲート100は、2つのゲートであるゲートA110とゲートB120とが対向して設置されており、ゲートA110には、励磁コイルA111、励磁回路112、検知コイル113、検知回路114が備えられ、他方のゲートB120には、励磁コイルB121、励磁回路122、検知コイル123、検知回路124が備えられ、検知回路114と検知回路124とは信号処理回路130に接続され、励磁回路112と励磁回路122とは位相制御回路140に接続される。
ゲートA110に設置される励磁コイルA111は励磁回路112と接続され、検知コイル113は検知回路114と接続される。
また、ゲートB120に設置される励磁コイルB121は、励磁コイルA111と対向して配設されて励磁回路122と接続され、ゲートB120に設置される検知コイル123は検知回路124と接続される。
励磁コイルA111(請求項1の第1の励磁コイルに相当)は、励磁回路112によって交流電流(請求項1の第1の励磁電流に相当)が印加され、交番磁界がゲート間の検知領域150に発生される。
励磁回路112は、励磁コイルA111より交番磁界を発生させるために、位相制御部130によって制御された交流電流を励磁コイルA111に印加する。
検知コイル113は、対向して設けられたゲート間の検知領域150に発生する磁界の変化によって誘導電流が流される。
検知回路114は、検知コイル113に流れた誘導電流を検知する。
励磁コイルB121(請求項1の第2の励磁コイルに相当)は、励磁回路122によって交流電流(請求項1の第2の励磁電流に相当)が印加され、交番磁界が発生される。
励磁回路122は、励磁コイルB121より交番磁界を発生させるために、位相制御部130によって制御された交流電流を励磁コイルB121に印加する。
検知コイル123は、対向して設けられたゲート間の検知領域150に発生する磁界の変化によって誘導電流が流される。
検知回路124は、検知コイル123に流れた誘導電流を検知する。
信号処理回路130は、検知回路114、検知回路124と接続され、それぞれの検知回路で検知された信号を基に、交番磁界成分を除去して、磁性ワイヤに磁場が印加されて発生する急峻な磁気パルスに対応するパルス信号を検知して、磁性ワイヤが付与された被検知物体の検知を行なう。
位相制御回路140は、励磁回路112、励磁回路122と接続され、励磁コイルA111に印加する交流電流と励磁コイルB121に印加する交流電流との位相差を調整して、励磁コイルA111より発生される交番磁界と励磁コイルB121より発生される交番磁界との位相差の調整を行なう。
なお、励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流は、交番磁界を発生させるための励磁電流である。
また、本実施例で示す位相差とは、励磁コイルA111に印加する交流電流と励磁コイルB121に印加する交流電流との位相差のことを示す。
このように構成される検知ゲート100では、対向して設置された励磁コイルA111と励磁コイルB121によってゲートA110とゲートB120との間に交番磁界を発生させ、ゲート間に磁性ワイヤが付与された記録紙が通過しようとすると、ゲート間に発生している交番磁界によって記録紙に付与された磁性ワイヤに磁気反転が生じ急峻な磁気パルスが生じる。
この磁気パルスは磁性ワイヤの持つ大バルクハウゼン効果に伴う磁気パルスであり、また、磁性ワイヤは、Fe−Co系アモルファス材の大バルクハウゼン効果を有する強磁性体であって記録紙に漉き込まれる形で付与される。
ゲート間に発生している交番磁界によって磁性ワイヤに磁気パルスが生じると、磁気パルスによって検知コイル113、123に生じる誘導電流を検知回路114、124が検知して、信号処理回路130が、検知回路114、124が検知した信号から交番磁界成分を除去して、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応するパルス信号が得られる。
磁性ワイヤのパルス信号が得られると、図示しない報知ブザーが作動して警備員が駆けつける等して記録紙の通過を防ぐことができる。
次に、検知ゲート100で行なわれる処理について図2を参照して説明を行なう。
図2は検知ゲート100で行なわれる励磁コイルの駆動の処理について示したフローチャートである。
検知ゲート100で被検知物体の検知が始められると、検知ゲート100の励磁コイルA111、励磁コイルB121に交流電流が印加され、検知領域150に交番磁界が発生される(ステップ201)。
励磁コイルA111、励磁コイルB121より交番磁界が発生されると、位相制御回路140によって、励磁回路112が励磁コイルA111に印加する交流電流と励磁回路122が励磁コイルB121に印加する交流電流との位相差が0度から360度まで連続的に一定の速度で変化するように調整されて、励磁コイルA111より発生される交番磁界と励磁コイルB121より発生される交番磁界との位相差が一定の速度で変化して磁界の死角が発生しないようにされる(ステップ202)。
このように検知ゲート100では、励磁コイルA111に印加される励磁電流と励磁コイルB121に印加される励磁電流との位相差が連続的に変化されることで、励磁コイルA111より発生される交番磁界と励磁コイルB121より発生される交番磁界との位相差が連続的に変化して、検知領域150内に磁界の死角を発生させないように制御が行なわれる。
次に、位相制御回路140の制御によって発生する、励磁コイルA111に印加される交流電流と励磁コイルB121に印加される交流電流との位相差について図3を参照して説明を行なう。
図3は、励磁コイルA111より発生される交流電流と励磁コイルB121より発生される交流電流との位相差を示すグラフであり、図3(a)は励磁コイルA111に印加される交流電流を示したグラフであり、図3(b)は励磁コイルB121に印加される交流電流を示したグラフである。
図3(a)、図3(b)に示すように励磁コイルA111に印加される交流電流と励磁コイルB121に印加される交流電流との位相差は、励磁コイルA111に印加される交流電流の位相よりも励磁コイルB121に印加される交流電流の位相が45度進んでいる。
このように45度の位相差が発生しているので、時刻がt2の時には、励磁コイルA111にはa2の電流値による磁界が発生し、励磁コイルB121にはb2の電流値による磁界が発生する。
また、電流値a2と電流値b2との大小関係は、図3(a)(b)に示すようにb2<a2である。
次に、図3を参照して説明したように、時刻がt2の時に、励磁コイルA111にa2の電流が導通されて、また、励磁コイルB121にb2の電流が導通されて発生する磁界について図4を参照して説明を行なう。
図4は、時刻t2において、励磁コイルA111にa2の電流が導通されて、また、励磁コイルB121にb2の電流が導通されて発生する磁界について示した模式図であり、図4(a)は、時刻t2において、励磁コイルA111と励磁コイルB121の中点である点P160に印加される磁界について、励磁コイルA111によって点P160に印加される磁界Ha2(参照番号401)と励磁コイルB121によって点P160に印加される磁界Hb2(参照番号402)とを示す模式図であり、図4(b)は磁界Ha2と磁界Hb2とが干渉して発生する磁界H2を示す模式図である。
励磁コイルA111に印加される交流電流と励磁コイルB121に印加される交流電流との位相差が45度ずれている時刻t2においては、図4(a)に示すように、励磁コイルA111に印加されるa2の電流によって磁界Ha2が印加され、励磁コイルB121に印加されるb2の電流によって磁界Hb2が印加される。
電流値のa2とb2との大小関係は、b2<a2であるので、図4(a)に示すように点Pに印加される磁界Hb2(参照番号402)より磁界Ha2(参照番号401)の方が大きい。
このように時刻t2において点Pに磁界Hb2(参照番号402)と磁界Ha2(参照番号401)とが印加されると、それぞれの磁界の方向は図4(a)に示すように逆向きなので、それぞれの磁界が干渉した結果、図4(b)に示すように点Pには磁界H2(参照番号403)の磁界が印加される。
磁界H2の大きさは、磁界Hb2の大きさから磁界Ha2の大きさを引いたものであると考えられる。
このように、励磁コイルA111と励磁コイルB121とに印加される交流電流に適度な位相差が存在する場合には(この場合は45度)、励磁コイルA111と励磁コイルB121より発生する磁界にも位相差が発生し、励磁コイルA111と励磁コイルB121との中点である点Pにおいてもそれぞれの励磁コイルから印加される磁化強度の大きさが等しくならずに、干渉した結果発生する磁界が0とはならず、磁界の死角が発生しない。
よって、検知ゲート100において磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する精度を向上させることができる。
次に、検知ゲート100で行なわれる励磁コイルの駆動の処理であって、励磁コイルA111に印加される交流電流と励磁コイルB121に印加される交流電流との位相差が連続的に変化する様子について図5を参照して説明を行なう。
図5は、励磁コイルA111に印加される交流電流と励磁コイルB121に印加される交流電流との位相差が連続的に変化する様子について示したグラフであり、図5(a)は位相差が0の時の励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流を示したグラフであり、図5(b)は位相差が45度の時の励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流を示したグラフであり、図5(c)は位相差が360度の時の励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流を示したグラフである。
検知ゲート100において、励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流の位相差が0度から360度まで連続的に一定の速度で変化する際には、図5(a)、(b)、(c)に示すように位相差が0度から一定の速度で連続的に変化して45度、360度と変化する。
また、図5(c)に示すように位相差が360度に達したあとは、位相差が0度と360度とは同意なので、再度、0度から一定の速度で360度まで連続的に変化することを繰り返し、位相差は常に一定の速度で連続して変化している状態である。
なお、対向する2つの励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流の位相差が変動される際には、励磁コイルA111に印加する交流電流の位相を固定させて励磁コイルB121に印加する交流電流の位相を変化させることで位相差を変動させてもよいし(励磁コイルA111と励磁コイルB121とは逆の関係でもよい。)、或いは、励磁コイルA111に印加する交流電流の位相と励磁コイルB121に印加する交流電流の位相の両方の位相を変化させて位相差を変動させるようにしてもよい。
まず、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲート200の構成について図6を参照して説明を行なう。
図6は、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲート200の構成を示したブロック図である。
図6に示すように、検知ゲート200は、2つのゲートであるゲートA210とゲートB220とが対向して設置されており、ゲートA210には、励磁コイルA211、励磁回路212、検知コイル213、検知回路214が備えられ、他方のゲートB220には、励磁コイルB221、励磁回路222、検知コイル223、検知回路224が備えられ、検知回路214と検知回路224とは信号処理回路230に接続され、信号処理回路230は最大値検知回路270に接続され、励磁回路212と励磁回路222とは位相制御回路240に接続され、位相制御回路240は最大値検知回路270に接続される。
ゲートA210に設置される励磁コイルA211は励磁回路212と接続され、検知コイル213は検知回路214と接続される。
また、ゲートB220に設置される励磁コイルB221は、励磁コイルA211と対向して配設されて励磁回路222と接続され、ゲートB220に設置される検知コイル223は検知回路224と接続される。
励磁コイルA211(請求項1の第1の励磁コイルに相当)は、励磁回路212によって交流電流(請求項1の第1の励磁電流に相当)が印加され、交番磁界がゲート間の検知領域250に発生される。
励磁回路212は、励磁コイルA211より交番磁界を発生させるために、位相制御部240によって制御された交流電流を励磁コイルA211に印加させる。
検知コイル213は、対向して設けられたゲート間の検知領域250に発生する磁界の変化によって誘導電流が流される。
検知回路214は、検知コイル213に流れた誘導電流を検知する。
励磁コイルB221(請求項1の第2の励磁コイルに相当)は、励磁回路222によって交流電流(請求項1の第2の励磁電流に相当)が印加され、交番磁界を発生させる。
励磁回路222は、励磁コイルB221より交番磁界を発生させるために、位相制御部230によって制御された交流電流を励磁コイルB221に印加する。
検知コイル223は、対向して設けられたゲート間の検知領域250によって発生する磁界の変化によって誘導電流が流される。
検知回路224は、検知コイル223に流れた誘導電流を検知する。
信号処理回路230は、検知回路214、検知回路224と接続され、それぞれの検知回路で検知された信号を基に、交番磁界成分を除去して、磁性ワイヤに磁化が印加されて発生する急峻な磁気パルスに対応するパルス信号を検知して、磁性ワイヤが付与された被検知物体の検知を行なう。
位相制御回路240は、励磁回路212、励磁回路222と接続され、励磁回路212が励磁コイルA211に印加する交流電流と励磁回路222が励磁コイルB221に印加する交流電流との位相差の調節を行い、励磁コイルA211から発生される交番磁界と励磁コイルB221から発生される交番磁界とに位相差が発生するようにする。
なお、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流は、交番磁界を発生させるための励磁電流である。
また、本実施例で示す位相差とは、励磁コイルA211に印加する交流電流と励磁コイルB221に印加する交流電流との位相差のことを示す。
最大値検知回路270は、信号処理回路230、位相制御回路240と接続され、信号処理回路230で検知される磁性ワイヤのパルス信号の最大値を検知して、最大値が検知されたときの交流電流の位相差に2つの励磁コイルに印加される交流電流の位相差を固定させるために、最大値を検知したことを位相制御回路240に伝える。
このように構成される検知ゲート200では、対向して設置された励磁コイルA211と励磁コイルB221によってゲートA210とゲートB220との間に交番磁界を発生させ、ゲート間に磁性ワイヤが付与された記録紙が通過しようとすると、ゲート間に発生している交番磁界によって記録紙に付与された磁性ワイヤに磁気反転が生じ急峻な磁気パルスが生じる。
この磁気パルスは磁性ワイヤの持つ大バルクハウゼン効果に伴う磁気パルスであり、また、磁性ワイヤは、Fe−Co系アモルファス材の大バルクハウゼン効果を有する強磁性体であって記録紙に漉き込まれる形で付与される。
ゲート間に発生している交番磁界によって磁性ワイヤに磁気パルスが生じると、磁気パルスによって検知コイル213、223に生じる誘導電流を検知回路214、224が検知して、信号処理回路230が、検知回路214、224が検知した信号から交番磁界成分を除去して、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応するパルス信号が得られる。
磁性ワイヤのパルス信号が得られると、図示しない報知ブザーが作動して警備員が駆けつける等して記録紙の通過を防ぐことができる。
次に、検知ゲート200で行なわれる処理について図7を参照して説明を行なう。
図7は検知ゲート200で行なわれる励磁コイルA211、励磁コイルB221についての駆動の処理について示したフローチャートである。
検知ゲート200で被検知物体の検知が始められると、検知ゲート200の励磁コイルA211、励磁コイルB221に交流電流が印加され検知領域250に交番磁界が発生され(ステップ701)、励磁コイルA211に印加される交流電流と励磁コイルB221に印加される交流電流との位相差が位相制御回路240によって0度から360度まで位相制御回路240によって連続的に変化され続けられる(ステップ702)。
そして、検知ゲート200に磁性ワイヤが付与された記録紙を所持した人物が進入して、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応するパルス信号が信号処理回路230で検知されると(ステップ703でYES)、それからも位相差は所定の速度で連続的に変化され続け、位相差が0度から360度まで変化した間の磁性ワイヤの磁気パルスに対応するパルス信号の最大値が測定される(ステップ704)。
位相差が0度から360度まで変化する際の磁性ワイヤの磁気パルスに対応するパルス信号の最大値は最大値検知回路270で測定される。
そして、最大値検知回路270で磁性ワイヤの磁気パルスに対応するパルス信号の最大値が測定された時の位相差に、励磁コイルA211に印加される交流電流と励磁コイルB221に印加される交流電流との位相差が固定される(ステップ705)。
そして、位相差は固定されたまま、磁性ワイヤのパルス信号の検知が行なわれる。
そして、磁性ワイヤが付与された記録紙が検知ゲートを通過している間に、磁性ワイヤからの磁気パルスに対応するパルス信号の最大値が、ステップ705で位相差が固定された時の最大値から変化したことが最大値検知回路270で検知されると(ステップ706でYES)、固定させる位相差の再調整が行なわれる。
位相差の再調整は、ステップ705で固定された位相差の近傍で前後数度ずつの変動が行なわれ(ステップ707)、位相差の変動が行なわれた間に計測された磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応するパルス信号の最大値を計測し(ステップ708)、ステップ708で最大値が計測されたときの位相差に励磁コイルA211と励磁コイルB221とに印加させる交流電流の位相差を固定させる(ステップ709)。
位相差が固定されると、磁性ワイヤが付与された記録紙が検知ゲート200を通過中で、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応するパルス信号が検出されている間は(ステップ710でNO)、磁性ワイヤのパルス信号の最大値が位相差が直前に固定された時と比べて変化したかどうかの確認がされ続け(ステップ706)、最大値が変化すると(ステップ706でYES)位相差の再調整が再度行なわれる(ステップ707、708、709)。
また、磁性ワイヤが付与された記録紙を所持した人物が検知ゲートを引き返すなどして、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応する信号が信号処理回路230で検知されなくなると(ステップ710でYES)、位相差を0度から360度まで再度変化させるステップ702に処理が移行される。
そして、磁性ワイヤが発する磁気パルスに対応する信号が検知されるのを待つ状態となる(ステップ703でNO)。
このようにステップ701からステップ705まで処理されることで、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加する交流電流の位相差を0度から360度まで変化させて最も感度のよい位相差に固定することができ、さらにステップ706からステップ709まで処理されることで、何らかの理由により感度が悪くなった場合でも、励磁コイルA211と励磁コイルB221とに印加する交流電流の位相差を前後数度ずつずらせて最も感度のよい位相差を調べ、励磁コイルA211と励磁コイルB221とから発せられる交番磁界による死角がなく磁性ワイヤのパルス信号を感度よく得られる位相差に固定することができるので、磁性ワイヤを検知する精度を向上させることができる。
次に、検知ゲート200で行なわれる励磁コイルの駆動の処理について、励磁コイルA211に印加される交流電流と励磁コイルB221に印加される交流電流との位相差が0度から360度まで位相制御回路240によって連続的に変化される様子について図8を参照して説明する。
図8は、励磁コイルA211に印加される交流電流と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が0度から360度まで位相制御回路240によって所定の速度で連続的に変化される様子を示すグラフである。
図8(a)は位相差が0の時の励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流を示したグラフであり、図8(b)は位相差が145度の時の励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流を示したグラフであり、図8(c)は位相差が360度の時の励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流を示したグラフである。
検知ゲート200において、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が0度から360度まで連続的に一定の速度で変化する際には、図8(a)、(b)、(c)に示すように位相差が0度から一定の速度で連続的に変化して145度、360度と変化する。
このように、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が0度から360度まで一定の速度で連続的に変化されるので、励磁コイルA211と励磁コイルB221より発生される交番磁界にも連続的に位相差が発生し、これによって検知領域250に磁界の死角を発生させないようにする。
次に、図7のステップ706からステップ709までの処理であって、測定される磁性ワイヤのパルス信号の最大値が変化して、励磁コイルA211と励磁コイルB221とに印加される交流電流の位相差が固定された位相差の近傍で前後数度ずつ変化させられて新たな位相差で固定される様子について図9を参照して説明を行なう。
図9は、図7のステップ706からステップ709までの処理の様子を示すグラフであり、図9(a)は図7のステップ704で得られる磁性ワイヤのパルス信号の最大値を示したグラフであり、図9(b)は図7のステップ706で得られる変化した磁性ワイヤのパルス信号の最大値を示すグラフであり、図9(c)は励磁コイルA211に印加される交流電流を示すグラフであり、図9(d)は励磁コイルA211との位相差が前後数度ずつずらされた励磁コイルB221に印加される交流電流を示すグラフであり、図9(e)は図7のステップ709で新たに固定される位相差で励磁コイルB221に印加される交流電流を示すグラフである。
図9(a)に示すように、励磁コイルA211と励磁コイルB221との位相差が固定された時の磁性ワイヤのパルス信号の最大値はV1である(ステップ704)。
そして、図9(b)に示すように、磁性ワイヤのパルス信号の最大値がV1より変化した値がV2である(ステップ706)。
このように磁性ワイヤのパルス信号の最大値がV1から変化してV2になると(ステップ706でYES)、固定させる位相差の再調整のために、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が固定された位相差から前後数度ずつ変動される処理が行われる。
図9(c)、(d)に示すように、励磁コイルA211と励磁コイルB221とより発生される交番磁界の位相差が145度で固定されていた状態から、位相差が±α度変動される微小スキャンが行なわれる(αは予め決められた数値である)(ステップ707)。
そして、±α度の位相差の変動が行なわれた時に計測される磁性ワイヤのパルス信号の最大値が測定されて(ステップ708)、図9(e)に示すように最大値が測定された時点の位相差(図面では(145+s)度と表現。0≦s≦α)に励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が固定される(ステップ709)。
このように本実施例では、励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が磁性ワイヤのパルス信号の感度が最もよい位相差に固定された後に、何らかの理由で磁性ワイヤのパルス信号の感度が悪くなると、位相差を前後数度ずらせてその間の最もよい感度が得られる位相差に再度位相差を固定させることができる。
なお、励磁コイルA211、励磁コイルB221の駆動の処理については、検知ゲート200内で磁性ワイヤのパルス信号が検知されなくなったあとには(図7のステップ710でYES)、位相差が再度0度から360度まで連続的に所定の速度で変化され続ける(ステップ702)と説明したが、そうではなくて、磁性ワイヤのパルス信号が検知されなくなったあとに(ステップ710でYES)は、位相差は固定されたまま交流電流が励磁コイルA211、励磁コイルB221に印加されて、その後磁性ワイヤのパルス信号が検知されてそのパルス信号の最大値が変化した場合には位相差を0度から360度まで連続的に所定の速度で変化させるステップ702の処理から始められるようにしてもよいし、或いは、固定された位相差の近傍で位相差を変化させるステップ707の処理から始められるようにしてもよい。
なお、本発明の物体検知装置に係わる検知ゲートについては、被検知物体に付与された磁性ワイヤに交番磁界を印加させて磁性ワイヤの磁化反転に伴う磁気パルスを検知する以外に、被検知物体に付与された磁性ワイヤに交番磁界を印加させて磁性ワイヤの磁歪振動を検知する検知ゲートにも適用できる。
なお、対向する2つの励磁コイルA211と励磁コイルB221に印加される交流電流の位相差が変動される際には、励磁コイルA211に印加する交流電流の位相を固定させて励磁コイルB221に印加する交流電流の位相を変化させることで位相差を変動させてもよいし(励磁コイルA211と励磁コイルB221とは逆の関係でもよい。)、或いは、励磁コイルA211に印加する交流電流の位相と励磁コイルB221に印加する交流電流の位相の両方の位相を変化させて位相差を変動させるようにしてもよい。
この発明は、励磁コイルを有して交番磁界を発生させる検知ゲートにおいて利用可能である。
この発明によれば、検知ゲートに対向して設置された2つの励磁コイルに印加させる励磁電流のうち、片方の励磁コイルに印加させる励磁電流と他方の励磁コイルに印加させる励磁電流との位相差を変動させることで検知領域に磁界の死角を発生させないようにして、磁性ワイヤが付与された被検知物体を検知する精度を向上させることができる。
検知ゲート100の構成を示したブロック図。 検知ゲート100で行なわれる励磁コイルの駆動の処理について示したフローチャート。 励磁コイルA111と励磁コイルB121に印加される交流電流の位相差を示すグラフ。 励磁コイルA111からの磁界Ha2と、印加される交流電流の位相が45度進んだ励磁コイルB111からの磁界Hb2とが干渉してできる磁界H2を示す模式図。 位相差が0度から360度まで変化する様子について示すグラフ。 検知ゲート200の構成を示したブロック図。 検知ゲート200で行なわれる処理を示すフロ−チャート。 位相差が0度から360度まで変化する様子について示すグラフ。 位相差が前後数度ずらされる様子を示すグラフ。 従来の検知ゲート1000について示す模式図。
符号の説明
100 検知ゲート
110 ゲートA
111 励磁コイルA
112 励磁回路
113 検知コイル
114 検知回路
120 ゲートB
121 励磁コイルB
122 励磁回路
123 検知コイル
124 検知回路
130 信号処理回路
140 位相制御回路
150 検知領域
160 点P
200 検知ゲート
210 ゲートA
211 励磁コイルA
212 励磁回路
213 検知コイル
214 検知回路
220 ゲートB
221 励磁コイルB
222 励磁回路
223 検知コイル
224 検知回路
230 信号処理回路
240 位相制御回路
250 検知領域
270 最大値検知回路
1001 励磁コイルA
1002 励磁コイルB
1003 点P

Claims (3)

  1. 第1の励磁電流の印加により交番磁界を発生する第1の励磁コイルと、
    前記第1の励磁コイルに対向して配設され、第2の励磁電流の印加により交番磁界を発生する第2の励磁コイルと、
    前記第1の励磁コイルと前記第2の励磁コイルの間の空間内を通過する被検知物体に付与された磁性体に前記交番磁界により生じる信号を検知する検知コイルと、
    前記第1の励磁電流と前記第2の励磁電流との位相差を変化させるように制御する位相制御手段と
    前記位相制御手段によって前記位相差を変化されたときの前記検知コイルが検知した前記信号による最大検知出力を検知する最大検知手段と、
    前記空間内の前記被検知物体の進入により前記信号が検知されると、該信号が検知された後に前記最大検知手段により前記最大検知出力が検知されたときの位相差に前記位相制御手段が制御する位相差を固定する位相差固定手段と、
    前記空間内の前記被検知物体の通過により前記信号が検知されている間、前記最大検知手段により検知した最大検知出力が変化した場合は、前記位相制御手段が制御する位相差を前記位相差固定手段により固定した位相差の近傍で変化させて前記位相差固定手段により固定した位相差の再調整を行う調整手段と
    を具備し、
    前記位相制御手段は、前記空間内の前記被検知物体の通過がなく前記信号が検知されなくなると、前記固定した位相差を変化させるように制御する、
    前記検知コイルの検知出力に基づき前記被検知物体を検知する物体検知装置。
  2. 前記位相制御手段は、
    前記位相差を所定の速度で変化させる請求項1に記載の物体検知装置。
  3. 前記位相制御手段は、
    前記位相差を0度から360度まで連続的に変化させる請求項2に記載の物体検知装置。
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