JP4982826B2 - 電気コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、多極状に配列された複数本のシールド線をグランド部材を介してグランド回路に接続させる構成を備えた電気コネクタ及びその製造方法に関する。
一般に、携帯電話等の種々の電子機器又は電気機器において、細線同軸ケーブルやフレキシブル配線基板、或いは印刷配線基板等により導かれた信号線及びシールド線を、電気コネクタを用いて印刷配線基板側に接続することが広く行われている(例えば下記の特許文献1参照)。そのときに使用される電気コネクタは、信号線を通して必要な信号の伝送を行うとともに、シールド線を通してグランド用のシールド信号を、適宜のグランド部材を介してグランド回路に接続させる機能を有している。
そして、このような電気コネクタにおいて通常用いられているグランド部材としては、例えば図11に示されているような細長板状の金属部材からなるグランドバー1が採用されることが多い。図11に示されているグランドバー(グランド部材)1は、多極状をなすように配列された複数本の細線同軸ケーブル2の各々に設けられた中心導体(信号線)2aの外周を覆う全ての外部導体(シールド線)2b,2b,・・・の上面側に一括的に接触するように載置され、それら複数本の外部導体(シールド線)2b,2b,・・・に対して、長尺状のグランドバー1が一括して半田付けされるようになっている。
ところが、上述したように全ての外部導体(シールド線)2b,2b,・・・に対して長尺状のグランドバー1が一括的に接触配置されて半田付けが行われる従来の電気コネクタにおいては、本来、多極配列されたそれぞれの外部導体(シールド線)2b毎に最短かつ独立して形成されるグランド回路の各経路、すなわちグランドパスが、互いに隣接するグランドパスと交差するようなランダムかつ複雑化された状態に形成されてしまい、長手方向に不均一なグランド特性になってしまうことがある。そして、そのようにグランドパスが複雑化したり、或いは不均一なグランド特性が生じることなどによって伝送信号に乱れを招来し、例えば電気コネクタの芯数毎に伝送特性が変化してしまうなど、安定した伝送特性が得られなくなるおそれがある。
特開2005−116447号公報
そこで本発明は、簡易な構成によって、安定した伝送特性を容易に得ることができるようにした電気コネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、多極状をなすように配列された複数本のシールド線が適宜のグランド部材を介してグランド回路に接続される構成になされた電気コネクタにおいて、前記複数本のシールド線に対して前記グランド部材から電気的に絶縁された押え部材が半田接続されるものであって、前記押え部材は前記シールド線の各々に対して個別独立に半田接続される複数の分離押え片から構成されている。
このような構成を有する本発明によれば、各シールド線が、それぞれに半田接続された分離押え片からなる押え部材によってばらけることなく安定的に保持されるとともに、その押え部材を構成している分離押え片が個別独立に配置されていることによって、多極配列されたシールド線どうしの間におけるグランドパスの交錯が発生しなくなることから、それらのシールド線毎のグランドパスが整然とした多極配列状に形成され、その結果、伝送信号に乱れを発生させることがなくなる。
また、本発明においては、前記複数本のシールド線の各々に対して多極状をなすように配列されたグランド用導電端子がそれぞれ接続される構成とすることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、各シールド線毎に配置されたグランド用導電端子によって、個別独立した互いに異なるグランドパスが確実に形成されるようになっている。
また、本発明においては、前記複数の分離押え片は、前記シールド線に接続される前の段階において当該各分離押え片から取り外し可能に仮接続された適宜の連結部材を介して一連に配列された構成とすることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、複数の各分離押え片から連結部材が取り外されるまでは、複数の分離押え片が一体的に取り扱われることとなり、複数の分離押え片に対する作業性や接続の精度が向上されることとなる。
また、本発明においては、前記複数本の各シールド線は、細線同軸ケーブルを構成する信号線の外周側に配置されていることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、複数本の各シールド線を信号線の外周側に配置した細線同軸ケーブルが用いられた構成とすることが可能であり、そのような同軸ケーブルに対して本発明は好適に適用される。
また、本発明においては、前記グランド用導電端子が、相手側コネクタ内部側に挿入される嵌合部の一端縁側に沿って多極状をなすように配列されているとともに、前記嵌合部の他端縁側に沿って、複数本の信号線の各々が接続される複数の信号用導電端子が多極状をなすように配列された構成とすることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、シールド線からグランド用導電端子に至るグランド回路が、信号線から信号用導電端子に至る信号回路に対して明確に区別された構成となされ、シールド信号による伝送信号の乱れの発生が一層良好に防止されるようになっている。
また、本発明においては、前記グランド用導電端子及び信号用導電端子が、絶縁ハウジングにインサート形成された構成とすることも可能である。
このような構成を有する本発明によれば、グランド用導電端子及び信号用導電端子の製造及び組立作業が容易かつ迅速に行われる。
また、本発明においては、多極状をなすように配列された複数本のシールド線を、適宜のグランド部材を介してグランド回路に接続させるようにした電気コネクタの製造方法において、前記シールド線の各々に対応して多極状をなすように配列された複数の分離押え片から構成される押え部材を準備しておき、その押え部材を構成する分離押え片の各々を、前記複数本の各シールド線に対して個別独立に半田接続することによって、前記押え部材を前記グランド部材から電気的に絶縁した状態で接続するようにした構成が採用されている。
このような構成を有する本発明によれば、各シールド線が、それぞれに半田接続された分離押え片からなる押え部材によってばらけることなく安定的に保持されるとともに、その押え部材を構成している分離押え片が個別独立に配置されていることによって、多極配列されたシールド線どうしの間におけるグランドパスの交錯が発生しなくなることから、それらのシールド線毎のグランドパスが整然とした多極配列状に形成され、その結果、伝送信号に乱れを発生させることがなくなる。
また、本発明においては、前記複数の分離押え片を当該分離押え片から取り外し可能に仮接続された適宜の連結部材により一連に配置しておき、その連結部材を介して前記分離押え片を一体的に取り扱うことによって前記シールド線の各々に対して前記分離押え片を半田付けによりそれぞれ接続し、その後に、前記各分離押え片から前記連結部材を取り外すようにすることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、複数の分離押え片を一連に支持する連結部材を介して複数の分離押え片が同時に取り扱われることとなり、複数の分離押え片の各々を各シールド線に対応した位置に予め精度良く配列しておくことによって、各分離押え片の配置が容易かつ正確に行われるとともに、それらの各分離押え片に対する半田付け作業が安定的に行われるようになっている。
また、本発明においては、前記連結部材の取り外しを折り曲げによって行うようにすることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、複数の押え部材を一体的に支持する連結部材の取り外しが、装置や治具を用いることなく、単純な折り曲げ作業によって安価かつ迅速に行われることとなる。
以上述べたように本発明によれば、多極配列された各シールド線に対して個別独立してそれぞれ半田接続した分離押え片からなる押え部材により各シールド線をばらけることなく安定的に保持し、各シールド線どうしの間におけるグランドパスの交錯を防止することによってシールド線毎のグランドパスを整然とした多極配列状に形成して伝送信号に乱れを発生させないように構成したものであるから、簡易な構成によって伝送信号の乱れを良好に防止し、電気コネクタの芯数にかかわらず伝送特性を安定化させることができ、電気コネクタの信頼性を安価かつ大幅に向上させることができる。
以下、複数本の細線同軸ケーブルを印刷配線基板側に接続する垂直嵌合型の電気コネクタに本発明を適用した場合の実施形態に関する説明を図面に基づいて詳細に行う。
[電気コネクタの組立体について]
まず、図1乃至図4に示された本発明の第1の実施形態にかかる電気コネクタの組立体は、細線同軸ケーブルSCの端末部分が連結されたプラグコネクタ10と、図示を省略した印刷配線基板上に実装されたリセプタクルコネクタ20とからなる垂直嵌合型コネクタを構成するものである。すなわち、上記リセプタクルコネクタ20の直上に配置されたプラグコネクタ10が、印刷配線基板と略直交する図1の下方側に下降されることによって、前記リセプタクルコネクタ20の凹状嵌合部に対してプラグコネクタ10の凸状嵌合部が差し込まれ、それらの両コネクタ10,20どうしの嵌合が行われるようになっている。以下において、プラグコネクタ10を差し込む方向を下方向とし、それとは反対の抜き出す抜去方向を上方向とする。
また、上述したプラグコネクタ10における長手側両端縁部の一方側(図1の手前側)には、多極状をなすように並列するように配列された複数本の細線同軸ケーブルSCの端末部分が連結されている。以下の説明において、細線同軸ケーブルSCの端末部分が連結される側の端縁部を「後端縁部」と呼び、それとは反対側の他端縁部を「前端縁部」と呼ぶこととする。また、上記プラグコネクタ10の後端縁部及び前端縁部に対応するリセプタクルコネクタ20の各端縁部についても同様に後端縁部及び前端縁部と呼ぶこととする。さらに、それらの後端縁部及び前端縁部に向かう各々の方向を「後方」及び「前方」と呼ぶものとする。
そして、上記細線同軸ケーブルSCの端末部分においては、外周被覆材が皮剥きされることによってケーブル中心導体(信号線)SCa及びケーブル外部導体(シールド線)SCbが同軸状をなすように露出されている。そして、その細線同軸ケーブルSCの中心軸線に沿うようにして配置されたケーブル中心導体SCaが、後述する信号用導電端子(シグナルコンタクト)のそれぞれに接続されることによって信号回路が構成されるとともに、上記ケーブル中心導体SCaの外周側を取り囲むように配置されたケーブル外部導体SCbが、後述するグランド部材に接続されてグランド回路が構成されるようになっている。
[プラグコネクタについて]
ここで、上述したプラグコネクタ10は、細線同軸ケーブルSCにおける多極配列の方向(以下、長手方向と呼ぶ。)に沿って延在する細長板状の絶縁ハウジング11を備えており、特に図4に示されているように、その絶縁ハウジング11には、長手方向に沿って延在する嵌合凸部11aが下方に向かって突出するように設けられている。このプラグコネクタ10の嵌合凸部11aは、嵌合相手としてのリセプタクルコネクタ20の内部側に向かって挿入されるように構成されたものであるが、当該嵌合凸部11aにおける前後方向の両端側に相当する前方側(図4の右方側)及び後方側(図4の左方側)の各端面に沿って、複数の信号用導電端子(シグナルコンタクト)12及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)13が列状をなすようにそれぞれ取り付けられている。
これらの信号用導電端子(シグナルコンタクト)12及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)13は、図4の側面視において略逆L字形状をなすように形成されており、上記絶縁ハウジング11に対して例えばインサート成形にて埋設されることにより長手方向に沿って適宜のピッチ間隔で多極状をなすように配列されている。そして、これらの信号用導電端子12及びグランド用導電端子13においては、略水平に延在する図示上縁部分に対して、上述した細線同軸ケーブルSCのケーブル中心導体(信号線)SCa及びケーブル外部導体(シールド線)SCbのそれぞれが上方側から載置されるようにしてセットされ、各々が多極配列の方向である長手方向に沿って一括的に半田付けされるようになっている。
そのうちのグランド用導電端子(シールドコンタクト)13は、本実施形態においてはグランド回路を構成するグランド部材として用いられており、前述したように細線同軸ケーブルSCの各ケーブル外部導体(シールド線)SCbのそれぞれに対して個別独立に半田付けで接合された構成になされている。そして、それらのグランド用導電端子13を介して、各々のケーブル外部導体(シールド線)SCb毎に分離されたグランド回路が形成されるようになっている。
また、上記信号用導電端子(シグナルコンタクト)12及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)13において図示下方側に向かって垂下延在するように設けられた部分には、後述する嵌合相手側コネクタとしてのリセプタクルコネクタ20の信号用導電端子(シグナルコンタクト)22及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)23に接触する信号接点部がそれぞれ形成されている。
上述したように細線同軸ケーブルSCにおけるケーブル外部導体(シールド線)SCbの下面側にはグランド用導電端子(シールドコンタクト)13が半田付けされているが、そのケーブル外部導体SCbの上面側には、小片金属部材から形成された押え部材14が上方側から載置されるようにしてそれぞれセットされており、それらの各押え部材14が、ケーブル外部導体SCbの各々に対して個別独立に半田付けにより接合されている。この押え部材14に関する構造は、本発明の要部であることから後段において詳細に説明することとする。
また、このようなプラグコネクタ10を構成している絶縁ハウジング11の図示上面側には、ほぼ全面を覆うようにしてシールド用の導電性シェル15が、グランド回路の一部を構成するように装着されている。この導電性シェル15は、長手方向に沿って延在する薄板状の金属部材から形成されており、プラグコネクタ10が相手側のリセプタクルコネクタ20に嵌合されたときに、当該プラグコネクタ10側の導電性シェル15が、後述するリセプタクルコネクタ20側の導電性シェル25,26に接触されるようになっている。
さらに、その導電性シェル15は、前述した押え部材14を覆うように配置された後端部分の内面側(図4の下面側)が薄肉状をなすように形成されており、その薄肉状部分によって凹部15aが形成されている。そして、その凹部15aが形成されていることによって当該導電性シェル15が前記押え部材14と非接触状態になされており、それによって、このグランド部材としての導電性シェル15に対して前記押え部材14が電気的に絶縁された状態になされている。
[リセプタクルコネクタについて]
一方、リセプタクルコネクタ20においても、前述した細線同軸ケーブルSCの多極配列方向(長手方向)に沿って延在する細長板状の絶縁ハウジング21を備えており、その絶縁ハウジング21の略中央部分に長手方向に沿って延在するように設けられた嵌合凹部21a内に、嵌合相手側のプラグコネクタ10の嵌合凸部11aが上方側から挿入される構成になされている。そして、その嵌合凹部21aを前後方向に挟んだ両側、すなわち前方側(図4の右方側)及び後方側(図4の左方側)に、複数の信号用導電端子(シグナルコンタクト)22及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)23が列状をなすようにそれぞれ取り付けられている。
これらの信号用導電端子(シグナルコンタクト)22及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)23は、図4の側面視において略横S字状をなすように形成されており、上記絶縁ハウジング21に対して例えばインサート成形にて埋設されることによって長手方向に沿って適宜のピッチ間隔で多極状をなすように配列されている。そして、これらの信号用導電端子22及びグランド用導電端子23においては、前後方向(図4の左右方向)における内端側部分に、上述した相手側コネクタとしてのプラグコネクタ10の信号用導電端子(シグナルコンタクト)12及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)13に接触する信号接点部がそれぞれ形成されている。
また、これら信号用導電端子(シグナルコンタクト)22及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)23における前後方向(図4の左右方向)の外端側部分には、略水平に延在する半田接続部22a,23aが、それぞれ外方に向かって延出するように形成されている。それらの半田接続部22a,23aは、図示を省略した印刷配線基板上に形成された導電路のランド部上に載置された状態で半田付けされ、それによって信号回路及びグランド回路がそれぞれ形成されるとともに、リセプタクルコネクタ20の全体の保持が行われるようになっている。
さらに、当該リセプタクルコネクタ20における絶縁ハウジング21の前後両端縁部分には、シールド用の導電性シェル25,26がグランド回路の一部を形成するようにそれぞれ装着されている。これらの導電性シェル25,26は、長手方向に沿って延在する折り曲げ状の金属部材から形成されており、前述した相手側のプラグコネクタ10が嵌合されたときに、そのプラグコネクタ10側の導電性シェル15が、当該リセプタクルコネクタ20の導電性シェル25,26に接触した状態で嵌合されるようになっている。
また、上記導電性シェル25,26の長手方向両端部分には、前後方向における外方側に向かってそれぞれ突出するホールドダウン25a,26aがそれぞれ形成されており、それらのホールドダウン25a,26aが、図示を省略した印刷配線基板上に形成された導電路のランド部上に載置された状態で半田付けされることによってグランド回路が形成されるとともに、リセプタクルコネクタ20の全体の保持が行われるようになっている。
[プラグコネクタの押え部材について]
前述したように細線同軸ケーブルSCの外周部分を構成しているケーブル外部導体(シールド線)SCbの上面側には、小片金属部材からなる分離押え片により形成された押え部材14がそれぞれ載置されている。これらの分離押え片からなる各押え部材14は、特に図5に示されているように、前記各ケーブル外部導体SCbの各々に対応した長さ及び幅寸法を有する薄板長方形状をなすように形成されている。そして、それら複数の押え部材14,14,・・・の各々が、前記各ケーブル外部導体SCb,SCb,・・・の上面側に個別独立に載置された状態で接合されている。
さらに、これらの分離押え片からなる各押え部材14は、前述したようにグランド回路の一部を構成している導電性シェル15の凹部15aを介して当該導電性シェル15とそれぞれ非接触状態に配置されており、これら分離押え片からなる各押え部材14が、グランド部材としての導電性シェル15から電気的に絶縁されている。
なお、このときの各押え部材14の形状は、上述した平板状に限定されることはなく、ケーブル外部導体SCbの外表面に沿った湾曲形状とすることも可能である。そして、そのような形状を有する各押え部材14における前記ケーブル外部導体SCbへの接合は、例えば半田付けにより行われるが、そのときの半田付け作業は、全ての押え部材14に対して一括して行うことができる。
このような半田付けによる接合作業が施される複数の分離押え片からなる押え部材14は、予め、前記ケーブル外部導体SCbの多極状配列ピッチに対応した間隔で配置されている。すなわち、それらの分離押え片からなる各押え部材14が半田付けされる前の段階においては、特に図6及び図8に示されているように、全ての押え部材14,14,・・・が連結部材としてのキャリア作業板14aを介して一連・一体となるように仮接続されている。
より具体的には、上記キャリア作業板14aは、作業者が把持可能な適宜の大きさの細長板状部材から形成されており、そのキャリア作業板14aの一端縁部(図6及び図8の下端縁部)に、前記細線同軸ケーブルSCの多極状の配列ピッチに対応した間隔をなして配列された複数の仮接続片14b,14b,・・・が設けられている。それらの各仮接続片14bは、上記キャリア作業板14aの一端縁部(図6及び図8の下端縁部)から略直角に湾曲するように延出する細幅の板状部材から形成されていて、当該各仮接続片14bの延出端部分には、上述した細線同軸ケーブルSCの多極状の配列ピッチに対応した間隔をなして押え部材14がそれぞれ接続されている。
このとき、上記各仮接続片14bの延出端部分、すなわち前記各押え部材14がそれぞれ接続されている部分には、断面略V字状をなすように切り込み形成されたノッチ14cがそれぞれ形成されている。そして、そのノッチ14cが形成されている分だけ上記仮接続片14bが薄肉状になされていることにより、当該仮接続片14bに対して押え部材14が取り外し可能に仮接続された状態になされている。すなわち、上記ノッチ14cの形成部分に対して折り曲げ操作がある程度まで繰り返して行われると、上述した仮接続片14bから押え部材14が切断されることとなり、それによって上述したキャリア作業板14aが、仮接続片14bとともに押え部材14から容易に取り外されるようになっている。
このような構成を有するプラグコネクタ10に関して、前述した複数の押え部材14を、細線同軸ケーブルSCの各ケーブル外部導体SCbの各々に接続する工程を次に説明する。
まず図7に示されているように、プラグコネクタ10の絶縁ハウジング11上に、細線同軸ケーブルSCが多極配列状をなすように載置されることによりセットが行われ、ケーブル中心導体(信号線)SCa及びケーブル外部導体(シールド線)SCbのそれぞれが、信号用導電端子(シグナルコンタクト)12及びグランド用導電端子(シールドコンタクト)13の上方側に載置された状態で、それぞれに対して半田付けが行われる。
次に、複数の分離押え片からなる押え部材14,14,・・・を仮接続したキャリア作業板14aが、組立作業者により把持・操作されることによって、図8に示されているように前記各押え部材14,14,・・・がケーブル外部導体SCb,SCb,・・・の上面側に載置されるようにしてセットされる。このようにして押え部材14をセットする操作は、比較的大きなキャリア作業板14aを把持して一括的に行われるとともに、各押え部材14が予め精度良く配置されていることから、当該各押え部材14のセット操作は容易かつ高精度に行われる。
そして、上述したようにして各押え部材14がケーブル外部導体SCb上にセットされた後、全ての押え部材14に対する半田付け作業が一括して行われる。
さらに、そのような半田付け作業により分離押え片からなる各押え部材14が完全に固定された後に、上述したキャリア作業板14aが作業者により再び把持され、数度にわたって前後方向に折り曲げ操作が反復して行われる(図6の矢印参照)。これによって、上記キャリア作業板14aと押え部材14とを繋いでいる仮接続片14bがノッチ14cにおいて切断され、押え部材14から、仮接続片14b及びキャリア作業板14aが取り外されて、図9に示された状態になされる。
そして最後に、絶縁ハウジング11を覆うようにして導電性シェル15が取り付けられ、前述した構成を有するプラグコネクタ10が完成される。
このように本実施形態においては、シールド線を構成している各ケーブル外部導体SCbが、それぞれに半田接続された分離押え片からなる各押え部材14によって個別独立して安定的に保持されることから、当該ケーブル外部導体SCbが、ばらけるような事態となってしまうことが良好に防止されるようになっている。
また、それらの各押え部材14を構成している分離押え片は、シールド線を構成している各ケーブル外部導体SCb毎に個別独立に配置されていることから、多極配列されたシールド線としてのケーブル外部導体SCbどうしの間におけるグランドパスの交錯が発生しなくなり、それらケーブル外部導体SCb毎のグランドパスが整然とした多極配列状に形成されることとなって、伝送信号に乱れを発生させることがなくなる。
さらに本実施形態においては、各押え部材14を構成している分離押え片から連結部材としてのキャリア作業板14aが取り外されるまで、複数の分離押え片からなる押え部材14,14,・・・がキャリア作業板14aを介して一体的に取り扱われることとなる。従って、複数の押え部材14,14,・・・の各々を各ケーブル外部導体SCbに対応した位置に予め精度良く配列しておくことによって、上記各押え部材14の配置操作が容易かつ正確に行われるとともに、それらの各押え部材14の半田付け作業が安定的に行われる。その結果、押え部材14に対する作業性や接続精度が向上されるようになっている。
このとき、複数の分離押え片からなる押え部材14を一体的に支持する連結部材としてのキャリア作業板14aの取り外し作業は、装置や治具を用いることなくとも、単純な折り曲げ作業によって安価かつ迅速に行われる。
一方、図10に示されている第2の実施形態にかかるプラグコネクタ31には、いわゆるTWINCOAX CABLEと呼ばれる細線同軸ケーブルが接続されており、多極状をなすように配列された細線同軸ケーブルSCのそれぞれ1本について、2本のケーブル中心導体(信号線)SCaが配置されているとともに、それら2本のケーブル中心導体SCaの外周側部分が、1本のケーブル外部導体(シールド線)SCbにより覆われた構成になされている。
そして、このような構成を有する細線同軸ケーブルに対しても、上述した第1の実施形態と同様に、1本のケーブル外部導体(シールド線)SCb毎に対して、小片金属部材からなる分離押え片により形成された押え部材34が個別独立して接合されており、それら分離押え片からなる各々の押え部材34に対して、2本のケーブル中心導体(信号線)SCaが配置された構成になされている。このような第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様な作用・効果が得られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば上述した実施形態は、垂直嵌合型の電気コネクタに本発明を適用したものであるが、水平嵌合型の電気コネクタに対しても同様に適用することができる。
さらに本発明は、上述した各実施形態のような細線同軸ケーブル用コネクタに限定されることはなく、細線同軸ケーブルと絶縁ケーブルとが複数混合したタイプの電気コネクタや、フレキシブル配線基板等が連結される電気コネクタ等についても同様に適用することが可能である。
以上のように本実施形態は、各種電気機器に使用される多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
本実施形態の第1の実施形態にかかるプラグコネクタとリセプタクルコネクタとを嵌合しようとしている状態を表した後方側からの外観斜視説明図である。 図1に示された本実施形態の第1の実施形態にかかるプラグコネクタとリセプタクルコネクタとを嵌合した後の状態を表した後方側からの外観斜視説明図である。 図2に示されたプラグコネクタとリセプタクルコネクタとの嵌合状態における横断面形状を表した後方側からの外観斜視説明図である。 図2に示されたプラグコネクタとリセプタクルコネクタとの嵌合状態における横断面説明図である。 細線同軸ケーブルのケーブル外部導体(シールド線)上に押え部材を半田付けにより接続した状態を拡大して表した図9中のB部に対応する外観斜視説明図である。 細線同軸ケーブルのケーブル外部導体(シールド線)上に押え部材をセットした直後の状態を拡大して表した図8中のA部に対応する外観斜視説明図である。 プラグコネクタの絶縁ハウジング上に細線同軸ケーブルをセットした状態を表した後方側からの外観斜視説明図である。 図7に示されたプラグコネクタにおけるケーブル外部導体(シールド線)上に押え部材をセットした直後の状態を表した後方側からの外観斜視説明図である。 図8に示されたプラグコネクタにおける押え部材から連結部材としてのキャリア作業板を取り外した状態を表した後方側からの外観斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態おける図5相当の外観斜視説明図である。 一般の電気コネクタにおけるグランド部材の構成を拡大して表した外観斜視説明図である。
符号の説明
10 プラグコネクタ
11 絶縁ハウジング
11a 嵌合凸部
12 信号用導電端子(シグナルコンタクト)
13 グランド用導電端子(シールドコンタクト;グランド部材の分離グランド片)
14 押え部材
14a キャリア作業板(連結部材)
14b 仮接続片
14c ノッチ
15 導電性シェル
15a 凹部
20 リセプタクルコネクタ
21 絶縁ハウジング
21a 嵌合凹部
22 信号用導電端子(シグナルコンタクト)
23 グランド用導電端子(シールドコンタクト)
22a,23a 半田接続部
25,26 導電性シェル
25a,26a ホールドダウン
SC 細線同軸ケーブル
SCa ケーブル中心導体(信号線)
SCb ケーブル外部導体(シールド線)
31 プラグコネクタ
34 押え部材

Claims (10)

  1. 多極状をなすように配列された複数本のシールド線が適宜のグランド部材を介してグランド回路に接続される構成になされた電気コネクタにおいて、
    前記複数本のシールド線に対して、前記グランド部材から電気的に絶縁された押え部材が半田接続されるものであって、
    前記押え部材は、前記シールド線の各々に対して個別独立に半田接続される複数の分離押え片から構成されていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記複数本のシールド線の各々に対して、多極状をなすように配列されたグランド用導電端子がそれぞれ接続される構成になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記複数の分離押え片は、前記シールド線に接続される前の段階において当該各分離押え片から取り外し可能に仮接続された適宜の連結部材を介して一連に配列されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記複数本の各シールド線は、細線同軸ケーブルを構成する信号線の外周側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記グランド用導電端子が、相手側コネクタの内部側に挿入される嵌合部の一端縁側に沿って多極状をなすように配列されているとともに、
    前記嵌合部の他端縁側に沿って、複数本の信号線の各々が接続される複数の信号用導電端子が多極状をなすように配列されていることを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ。
  6. 前記グランド用導電端子及び信号用導電端子が、絶縁ハウジングにインサート形成されていることを特徴とする請求項5記載の電気コネクタ。
  7. 多極状をなすように配列された複数本のシールド線を、適宜のグランド部材を介してグランド回路に接続させるようにした電気コネクタの製造方法において、
    前記シールド線の各々に対応して多極状をなすように配列された複数の分離押え片から構成される押え部材を準備しておき、
    その押え部材を構成する分離押え片の各々を、前記複数本の各シールド線に対して個別独立に半田接続することによって、前記押え部材を前記グランド部材から電気的に絶縁した状態で接続するようにしたことを特徴とする電気コネクタの製造方法。
  8. 前記複数本のシールド線の各々に対して、多極状をなすように配列したグランド用導電端子をそれぞれ接続するようにしたことを特徴とする請求項7記載の電気コネクタの製造方法。
  9. 前記複数の分離押え片を、当該分離押え片から取り外し可能に仮接続された適宜の連結部材により一連に配置しておき、
    その連結部材を介して前記分離押え片を一体的に取り扱うことによって前記シールド線の各々に対して前記分離押え片を半田付けによりそれぞれ接続し、
    その後に、前記各分離押え片から前記連結部材を取り外すようにしたことを特徴とする請求項7記載の電気コネクタの製造方法。
  10. 前記連結部材の取り外しを、折り曲げによって行うようにしたことを特徴とする請求項9記載の電気コネクタの製造方法。
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