JP4982319B2 - バウンドストッパ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は車両のサスペンション装置、特にショックアブソーバのピストンロッドが、コイルスプリングの上端を受けるアッパースプリングシートに対して相対回転する形式のサスペンション装置に用いられる発泡ポリウレタン製のバウンドストッパ及びその製造方法に関する。
従来より、ショックアブソーバとコイルスプリングとを要素として備えた車両のサスペンション装置において、バウンド時にショックアブソーバが収縮運動したとき、ショックアブソーバのシリンダの上面に当接してショックアブソーバの過度の収縮変位を規制するバウンドストッパが用いられている。
従来この種サスペンション装置として、ショックアブソーバのピストンロッドとコイルスプリングの上端を受けるアッパースプリングシートとが一体回転する形式のものと、ピストンロッドがアッパースプリングシートに対して相対回転する形式のものとが知られている。
また後者の形式、即ちピストンロッドがアッパースプリングシートに対して相対回転する形式のサスペンション装置において、バウンドストッパが径方向外方に突出した外周嵌合部でアッパースプリングシートの嵌合凹部に内嵌状態に嵌合して保持され、その状態でアッパースプリングシートとともにピストンロッドに対して相対回転するものと、径方向内方に突出した内周嵌合部でピストンロッドに外嵌状態に嵌合して保持され、その状態でピストンロッドとともにアッパースプリングシートに対して相対回転するものとがある。
例えば下記特許文献1に前者のバウンドストッパ、即ち外周嵌合部でアッパースプリングシートの嵌合凹部に内嵌状態に嵌合して保持される形式のバウンドストッパが、また下記特許文献2に後者のバウンドストッパ、即ち内周嵌合部でピストンロッドに外嵌状態に嵌合して保持される形式のバウンドストッパがそれぞれ開示されている。
而して後者のバウンドストッパの場合、ステアリング時にピストンロッドの回転運動に伴って、バウンドストッパの上面がアッパースプリングシートの下面に対して摺動運動を行い、その摺動運動に起因して不快な異音を発生する問題が生じていた。
その対策として、バウンドストッパの上面とアッパースプリングシートの下面との間に(a)ポリテトラフルオロエチレン樹脂等の低摺動抵抗性の(高潤滑性の)シートを介在させること、或いは(b)バウンドストッパの上面にグリスを塗布すること等が考えられる。
しかしながら(a)の低摺動抵抗性のシートをバウンドストッパの上面とアッパースプリングシートの下面との間に介在させる方法の場合、バウンドストッパの組付性が悪化し、またコストも高くなってしまう問題が生ずる。
他方(b)のグリスを塗布する方法の場合、バウンドストッパの上面がアッパースプリングシートの下面に対して滑ってしまい、バウンドストッパの本来のストッパ特性が阻害されてしまい、またコストも高くなってしまう問題を生ずる。
他の対策として、バウンドストッパの上面に部分球状の突起を周方向に沿って複数個所に設け、これら突起をアッパースプリングシートの下面に当接させることが考えられる。
実際に本発明らはこの対策を実施したところ、十分に目的を達することができなかった。
図9及び図10は、そのような突起を設けたバウンドストッパの具体例を示している。
図9において、200はショックアブソーバのピストンロッド、202は金属製のアッパースプリングシートで、204はバウンドストッパである。
バウンドストッパ204は、径方向内方に突出した内周嵌合部206を有しており、その内周嵌合部206でピストンロッド200に嵌合して、かかるピストンロッド200により保持されている。
図10に示しているように、バウンドストッパ204にはその上面に部分球状の突起208が周方向の複数個所に設けられ、これら突起208が、アッパースプリングシート202の下面に当接させられている。
尚210は、上面の内周端から外周端にかけて径方向に設けられたエア通過用の溝である。
このエア通過用の溝210は、ストッパ作用に際してバウンドストッパ204が軸方向に圧縮したとき、中心孔212内のエアを外部へと逃がし、或いは収縮状態から軸方向に延びるときに外部から中心孔212内部にエアを通過させるものである。
このように上面に部分球状の複数の突起208を設けたバウンドストッパは上記した特許文献2に開示されている。
バウンドストッパ204の上面に、上記のような部分球状の突起208を設けておいた場合、バウンドストッパ204がステアリング時にアッパースプリングシート202に対してピストンロッド200とともに相対回転したとき、それら突起208がほぼ点接触に近い状態でアッパースプリングシート202の下面に当接した状態でその下面に対し摺動運動することから、バウンドストッパ204の上面がアッパースプリングシート202の下面に面状に接触して摺動運動した場合と異なり、不快な異音の発生を防ぐことが期待できる。
しかしながらこのような突起208を設けたものにおいても、実際には異音の発生を十分に防止することはできなかった。
その理由は次のようなものである。
図11は発泡ポリウレタン製のバウンドストッパ204の製造方法を示したもので、図中214は成形型、216はバウンドストッパ204に対応した形状のキャビティで、218は部分球状の突起208の成形用の凹所である。
発泡ポリウレタン製のバウンドストッパ204は、キャビティ216に発泡ポリウレタンの未反応の液材を入れ、そしてこれを発泡反応させつつキャビティ216内に充満させ、硬化反応させることで製造する。
ところが液材を発泡反応させつつキャビティ216内を発泡体で充満させたとき、最終的に発泡体で埋る個所となる凹所218内にエアないし発泡ガス等のガスが閉じ込められてしまい、そしてその閉じ込められたガスによって、突起208の中央部に図10の部分拡大図に示すような凹陥部222が生じてしまう。
その結果、突起208は完全な部分球状とはならず、凹陥部222の周りを堤部220が円環状に取り囲んだような形状となってしまう。
而して突起208にこのような凹陥部222が生じてしまうと、突起208がアッパースプリングシート202の下面に対して点接触状態とならずに、堤部220がアッパースプリングシート202の下面に対してリングに線状に接触した状態となってしまう。
突起208の堤部220は、内側に凹陥部222があることによってより変形し易いものとなり、しかも突起208はステアリング時においてアッパースプリングシート202の下面にある程度押圧され、上部がある程度潰れた状態で、その下面に対し相対回転運動即ち摺動運動を行うため、その際に堤部220が回転に伴う摩擦力によって、変形と原形状への復帰とを繰り返すようになり、そして突起208の潰れによるアッパースプリングシート202の下面への接触面積の増大と、この変形及び原形状への復帰の繰り返しによって、そのことが「キュッキュッ」といったスティックスリップ音を異音として発生するものと考えられる。
尚上記アッパースプリングシート202は表面に防錆のためのカチオン塗装が施されていて、表面がツルツルの平滑な状態のものであり、このことも上記異音発生を助長する一因となる。
上記突起208は、バウンドストッパ204のバウンド時のストッパ作用時において、その上面がアッパースプリングシート202の下面に面当りすることによって打音を発生するのを抑制する働きも有するものであるが、このような突起208を設けたものにおいては、突起208が潰れた後においては、バウンドストッパ204の上面が、アッパースプリングシート202の下面に対して面当り(平当り)となるため、そこで打音を発生させてしまう恐れも有している。
特開2006−170385号公報 特開2002−266925号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、アッパースプリングシートの下面に対して上面が回転方向に摺動運動したときの異音の発生を良好に防止することができ、更にストッパ作用時において打音の発生を効果的に防止することのできるバウンドストッパ及びその製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1はバウンドストッパに関するもので、ショックアブソーバとコイルスプリングとを要素として備え、該ショックアブソーバのピストンロッドが該コイルスプリングの上端を受けるアッパースプリングシートに対して相対回転する形式の車両のサスペンション装置に用いられる筒状のストッパであって、上面に内周端から外周端に到るエア通過用の径方向の溝を複数有し、上端を前記アッパースプリングシートの下面に当接させる状態に、且つ中心部を挿通する前記ピストンロッドに対し径方向内方に突出した内周嵌合部で嵌合して、該ピストンロッドとともに前記アッパースプリングシートに対し相対回転する状態に該ピストンロッドにて保持される状態に装着され、バウンド時に前記ショックアブソーバのシリンダの上面に弾性当接して、該ショックアブソーバの過度の収縮変位を規制する発泡ポリウレタン製のバウンドストッパにおいて、前記内周嵌合部は、前記エア通過用の径方向の溝を有する前記上面よりも下側位置に設けられていて、該内周嵌合部の内周面に、前記径方向の溝に連続し該内周面に沿って軸方向に延びる溝が形成されているとともに、前記上面の、前記径方向の溝を除いた部分が、外周端から内周端に到るまで径方向内方に進むに従い漸次上方に移行する形状のテーパ状の面となしてあって、該上面の内周端の位置に、前記アッパースプリングシートの下面に当接する突条が、前記径方向の溝の部分で分断された形態の円環状に且つ該溝と溝との間においては内周縁に沿って周方向に連続した線状に上向きに突出形成されていることを特徴とする。
請求項2はバウンドストッパの製造方法に関するもので、請求項1の発泡ポリウレタン製のバウンドストッパの製造方法であって、前記バウンドストッパにおける上面の成形面,外周面の成形面及び下面の成形面を備え、且つ該上面の成形面が前記径方向の溝の成形用の凸部を有するとともに、隣り合う該凸部と凸部との間の部分の全体が前記突条及び前記テーパ状の面の成形面となしてある外型と、該外型に対して分割構造をなし、該バウンドストッパの内周面を成形する中子型とを有する成形型を用い、該成形型のキャビティ内に発泡ポリウレタンの液材を入れて該液材を該キャビティ内で発泡を伴って成形し、前記バウンドストッパを得ることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、ポリウレタン製のバウンドストッパの上面の径方向の溝を除いた部分を、外周端から内周端に到るまで径方向内方に進むに従い漸次上方に移行する形状のテーパ状の面となして、上面の内周端の位置に、アッパースプリングシートの下面に当接する突条を、径方向の溝の部分で分断された形態の円環状に且つ溝と溝との間において周方向に連続した線状に上向きに突出形成したものである。

本発明者らは、図9及び図10に示すバウンドストッパにおいて、突起が変形と原形状への復帰とを繰返し行いつつアッパースプリングシートの下面に対して回転方向に摺動運動し、そのことが異音の発生の原因であるならば、突起を回転の軌跡に沿って連続した線状、即ち突条形態で形成すれば良いと考えた。
突起をこのような回転方向(周方向)に連続した線状の突条形態とすれば、バウンドストッパの上面がアッパースプリングシートの下面に対して回転方向に相対移動しても、図10に示す突起のような動き、即ち変形と原形状への復帰との繰返しの挙動は生じないと考えられる。
本発明はこのような着想に基づいてなされたもので、かかる本発明によれば、ステアリング時においてバウンドストッパがアッパースプリングシートの下面に対して摺動運動を行っても、そのことによる異音の発生を効果的に防止し得ることを確認した。
尚、バウンドストッパの上面の回転軌跡に沿って周方向に延びる連続した突条を設けるに際し、これをバウンドストッパの上面の外周端の位置に且つ外周縁に沿って設けるといったことも考えられる。
しかしながらこの場合突条の周長が長いものとなってしまい、これによりアッパースプリングシートの下面に対する突条の接触長,接触面積が大となってしまい、異音の発生を防止する上で不利となる。
一方このような連続した線状の突条を、バウンドストッパの上面の径方向の中間位置に設けるといったことも考えられる。
但しこの場合には、バウンドストッパ成形用の成形型における上面の成形面に、突条成形用の凹所が図11に示すような形態で形成されることとなり、発泡ポリウレタンの液材を発泡させ成形を行ったときに、その凹所にエアや発泡ガス等のガスが閉じ込められて、これが突条に欠肉部分即ち凹陥部を生ぜしめてしまう恐れがある。
しかるに本発明によればこのような不具合を回避し得、突条によって、ステアリングに際してのバウンドストッパの回転に伴う異音の発生を良好に防止することができる。
本発明ではまた、バウンドストッパの上面の上記溝を除いた部分を、外周端から内周端の突条にかけて漸次上方に移行するテーパ状の面となしてあり、従ってバウンド時のストッパ作用時にバウンドストッパがショックアブソーバのシリンダとアッパースプリングシートとにより挟まれて軸方向に圧縮され収縮する際、内周端の突条から除々に外周端に向ってその上面がアッパースプリングシートの下面に接触して行くこととなるため、バウンドストッパの上面がアッパースプリングシートの下面に急激に強く当ることにより生ずる打音を効果的に防止し得る特長も有する。
次に請求項2は、バウンドストッパにおける上面の成形面,外周面の成形面及び下面の成形面を備えた外型と、これに対して分割構造をなし、バウンドストッパの内周面を成形する中型とを有する成形型を用い、成形型のキャビティ内に発泡ポリウレタンの液材を入れて、これをキャビティ内で発泡を伴って成形し、バウンドストッパを製造するものである。
この請求項2の製造方法では、バウンドストッパの上面の成形面が、溝成形用の凸部を有するとともに、隣り合う凸部と凸部との間の部分の全体が、上記の突条及びテーパ状の面の成形面となしてある。
従ってこの請求項2の製造方法によれば、通常は、エア通過用の溝と溝との間に位置するバウンドストッパの上面の内周端の全体が上記の突条として成形される。
また同時に、バウンドストッパの上面の溝と溝との間の部分の全体が上記のテーパ状の面に成形される。
ところがこの製造方法においても、成形時にガスが閉じ込められることによって突条に欠肉が生じることがある。
しかしながらその欠肉の生じる個所は、突条における溝側のコーナー部に限定されることが判明した。
これは次のような理由によるものと考えられる。
成形型におけるバウンドストッパの上面の成形面は、溝成形用の凸部と凸部との間の部分が凹所となり、その凹所の上底面によって、上記の突条とテーパ状の面とが成形される。
液材をキャビティ内で発泡させたとき、未だ硬化していない流動状態の発泡体がその凹所を埋めて行くが、その順序は、先ず発泡体が溝成形用の凸部と凸部との間の中央部、即ち凹所における周方向の中央部を埋め、次第に両側の凸部に向って広がり、凹所を埋めて行く。
これに伴って凹所内のエアないし発泡ガス等のガスは、凸部の側に追い込まれて行き、そしてそのガスが成形型から抜け出ることができれば凹所のコーナーに到るまで発泡体が凹所内を埋めるが、コーナー部位に追い込まれたガスが最終的に逃げられずに凹所内に閉じ込められた場合、その閉じ込められたガスによって凹所内で成形された発泡体に凹陥部が生成する。
この請求項2の製造方法の場合、追われたガスが最終的に到達する部位は、凹所における周方向の凸部側の両端且つ最上部位であり、尚且つ上面の成形面における径方向のテーパ状の面の最上部位、即ち径方向の内周端の部位となる(成形型におけるバウンドストッパの上面の成形面には、バウンドストッパのテーパ状の面に対応したテーパ状の成形面が形成されている)。
この部位は、とりも直さず溝と溝との間に成形される上記の突条の周方向の端の部位であって、エア通過用の溝に連続した部位であり、従ってこの製造方法にて製造されるバウンドストッパの突条は、ガスの閉じ込めによって欠肉が生じる場合であっても、溝と溝との間において周方向に途中で分断されない連続した線状のものとなる。
スティックスリップ音から成る異音の防止のために設けられる突条は、回転軌跡に沿ってできるだけ連続した線状の形態であることが望ましいが、この製造方法によれば、バウンドストッパにおける上面の内周端を、隣り合う溝から溝にかけて全体的に突条となし得ることはもとより、たとえそこにエアの閉じ込めによる欠肉が生じた場合であっても、その欠肉個所即ち凹陥部が生じる位置は突条の周方向の端に限られており、突条を連続した線状のものとなし得て、かかる突条をして良好に異音防止の働きを行わせることができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は車両のフロントのサスペンション装置、ここではストラット式のサスペンション装置の主要素を成すショックアブソーバで、12はシリンダ,14はシリンダ12から上向きに突き出しピストンロッドである。
シリンダ12には、メッキ処理されて表面が平滑なキャップ13がその上端部に嵌装されており、またピストンロッド14は上端部がベアリング15及びストラットマウント16を介して車体パネル18に、その軸心周りに回転可能に弾性的に連結されている。
一方シリンダ12の下端部は、図示を省略するステアリングナックルに固定されている。
従ってシリンダ12の下端部はステアリング時において、ステアリングナックルとロアアームとを連結するボールジョイントと、ピストンロッド14の上端部詳しくはベアリング15の中心とを結ぶ線の周りに車輪と一体に回転運動する。
このときピストンロッド14もまた一体に回転運動する。
上記ストラットマウント16は、ピストンロッド14と車体パネル18との間で振動絶縁するもので、テーパ形状のアウタ金具20と、対応した略テーパ形状のインナ金具22と、それらを連結するゴム弾性体24とを有している。
ここでゴム弾性体24はアウタ金具20及びインナ金具22に対して一体に加硫接着されている。
またこのストラットマウント16において、アウタ金具20及びインナ金具22は、それぞれゴム弾性体24内部に埋込状態で設けられている。
このストラットマウント16は、ボルトにて車体パネル18に締結されないボルトレスタイプのものであって、車体パネル18に形成された凹所26に対し下方から上向きに嵌め込まれて、かかる車体パネル18に組み付けられている。
ここで凹所26は、車体パネル18に形成されたテーパ部28及びその上端の水平な上底部30の内側(下側)に形成されている。
尚この上底部30には中心部に開口32が形成されている。
34はリバウンドストッパで、ストッパ金具36と、これに一体に加硫接着されたゴムストッパ部38とからなっており、そのストッパ金具36においてナット40-1,40-2により、ピストンロッド14の上端部の雄ねじ部42に締結固定されている。
上記ベアリング15は、上軌道輪(内輪)44と、下軌道輪(外輪)46と、それらの間の転動球48とを有しており、その上軌道輪44がピストンロッド14に固定されてこれと一体に回転し、また下軌道輪46が金属製のアッパースプリングシート50に固定されている。
即ちこの実施形態のサスペンション装置は、ピストンロッド14がアッパースプリングシート50に対して相対回転する形式のものである。
ここでアッパースプリングシート50は、ショックアブソーバ10の外周側に介装される図示を省略したコイルスプリングの上端を受けるもので、外周部にコイルスプリングの上端を当接させるばね受52を有している。
このばね受52の径方向内側には、下向きに環状に突出した環状突出部54が設けられており、そしてこの環状突出部54の内側に凹所56が形成されている。そしてその凹所56に、バウンドストッパ58の上部が挿入されている。
尚この凹所56の周面とバウンドストッパ58の上端部の外周面との間には、所定の隙間が環状に形成されている。
バウンドストッパ58は、車両のバウンド時にキャップ13を介してシリンダ12の上面に当接して軸方向に圧縮弾性変形し、ショックアブソーバ10の過度の収縮変位を規制するもので、ここではバウンドストッパ58は発泡ポリウレタン製とされている。
このバウンドストッパ58は全体として筒状(円筒状)をなしていて中心孔62を有しており、その中心孔62にピストンロッド14が挿通されている。
このバウンドストッパ58の外周面には、上下の2個所に環状溝64,66が形成されており、それら環状溝64,66によって、バウンドストッパ58が上部68と中間部70及び下部72に区画されている。
この下部72には更に内周側にも環状溝74が形成されており、バウンド時のストッパ作用時においては、主として下半部72-1が潰れるように圧縮弾性変形する。
このとき、下部72の下面75及び下半部72-1の外周面が、シリンダ12の上面に対して接触する。
図1及び図3に示しているように、バウンドストッパ58の上部68には、径方向内方に突出した内周嵌合部76が設けられており、バウンドストッパ58は、この内周嵌合部76でピストンロッド14に弾性嵌合して、かかるピストンロッド14により、その上端をアッパースプリングシート50の下面に当接させる状態に保持されている。
尚この内周嵌合部76には、図3(A)に示しているように周方向に90°ごと隔たった4個所に、縦方向の溝78が形成されている。
またこの内周嵌合部76以外の下側部分において、バウンドストッパ58の内周面92とピストンロッド14と間に環状の隙間が形成されている。
この隙間は、バウンドストッパ58の軸方向の圧縮弾性変形の際に、内周側の部分を径方向内方に膨出させるための空間を形成するものである。
このバウンドストッパ58は、図2に示しているように上記の下半部72-1の下面75及び外周面、更に上部68の外周面及び上面80が、それぞれ全面的に微細な凹凸群からなるシボ成形面82とされている。
このシボ成形面82は、ポリウレタン製のバウンドストッパ16を成形型にて型成形する際、その成形型の対応する個所に予め形成してあるシボ加工面にて型成形された面であって、図2の部分拡大図に示すように多数のシボ突起84とそれらの間のシボ谷部86とからなっている。
本実施形態では、シボ突起84の高さないしシボ谷部86の深さが250±50μmの範囲内とされている。
また1cmあたりのシボ突起84の個数は5個以上の高密度とされている。
このシボ成形面82は、バウンド時のストッパ作用時にバウンドストッパ58が軸方向に圧縮変形し、その際に下半部72-1の下面75及び外周面,上部68の上面80及び外周面が、それぞれ対応するシリンダ12の上面,アッパースプリングシート50の下面及び凹所56の周面に対して擦れを生じたときに、その擦れによる異音の発生防止のために設けられている。
バウンドストッパ58にはまた、図2及び図3に示しているようにその上面80に、内周端から外周端に到るエア通過用の径方向の溝88が、周方向に90°ごと隔たった4個所に設けられている。
これら溝88は、バウンド時のストッパ作用に際してバウンドストッパ58が軸方向に圧縮したとき、中心孔62内のエアを外部へと逃がし、或いはまたストッパ作用解除の際にバウンドストッパ58が収縮状態から軸方向に延びるときに、外部から中心孔62内部にエアを通過させる。
本実施形態では、バウンドストッパ58の上面80の内周端の位置に、上向きに突出し且つ内周縁に沿って周方向に連続して線状に延びる突条94が、上記エア通過用の溝88と88との間の位置に形成されている。
また上面80の溝88を除いた部分の全体が、外周端から内周端の突条94にかけて径方向内方に進む従い、漸次上方に移行して突条94の上端に連続した形状のテーパ面96とされている。
ここでテーパ面96は、テーパ角度θが3°〜30°の範囲内の角度となしてある。
突条94は、溝88の部分で周方向に分断された形態の円環状をなしている。
通常この突条94は、溝88からこれに対して隣り合う溝88に到るまで連続した線状に成形されるが、場合によって成形時にガスが閉じ込められることによって生ずる欠肉、即ち凹陥部が溝88に接する周方向端部に発生することがある。
但しこの場合においても突条94は溝88と88との間において周方向に連続した線状をなしており、従って突条94は、溝88の部分で分断された形態の円環状をなしていることに変りはない。
この実施形態において、バウンドストッパ58は内周嵌合部76でピストンロッド14に嵌合してこれに保持されるが、その保持力は強く、悪路走行等によってバウンドストッパ作用をなすことで、即ちアッパースプリングシート50とシリンダ12とで軸方向に挟まれることで、突条94がアッパースプリングシート50の下面に押圧状態で接触せしめられてその状態に保持され、ステアリング時に下端をシリンダ12から離隔させた状態で、その上端がピストンロッド14の回転とともにアッパースプリングシート50の下面に対し押圧された状態で回転方向に摺動運動する。
以上のような本実施形態によれば、ステアリング時においてバウンドストッパ58がアッパースプリングシート50の下面に対して摺動運動を行っても、アッパースプリングシート50に当接する突条94が回転軌跡に沿って連続した線状をなしているため、摺動運動による異音の発生を効果的に防止することができる。
本実施形態ではまた、バウンドストッパ58の上面80の溝88を除いた部分を、外周端から内周端の突条94にかけて漸次上方に移行するテーパ面96となしてあり、従ってバウンドストッパ作用時に、バウンドストッパ58がショックアブソーバ10のシリンダ12とアッパースプリングシート50とにより挟まれて軸方向に圧縮され収縮する際、内周端の突条94から除々に外周端に向ってその上面がアッパースプリングシート50の下面に接触して行くこととなるため、バウンドストッパ58の上面80がアッパースプリングシート50の下面に急激に強く当ることにより生ずる打音を効果的に防止し得る。
図4〜図7は上記バウンドストッパ58の製造方法を示している。
図4において98は成形型(金型)で、バウンドストッパ58の上面80の成形面100を備えた上型102と、外周面の成形面104を備えた中型106と、下面75の成形面108を備えた下型110とを有する外型112、及び内周面92の成形面114を備えた中子型116とからなっており、それらの間にバウンドストッパ58の成形用のキャビティ118が形成されている。
ここで成形金型98は、上型102,中型106,下型110及び中子型116がそれぞれ分割可能となしてある。
図中120は上型102と中子型116,中型106及び下型110との分割面(パーティングライン)を表しており、また122は下型110と中子型116,中型106との分割面(パーティングライン)を表している。
上記上型102におけるバウンドストッパ58の上面80の成形面100には、図5の模式図にも示しているように溝88の成形用の凸部124が周方向4個所に備えられており、更にそれら凸部124と124との間において凹所126が備えられている。
この凹所126における上底面は、バウンドストッパ58における突条94及びテーパ面96を成形する面であって、図4に示しているようにこの凹所126の上底面はバウンドストッパ58のテーパ面96に対応した形状のテーパ面とされている。
尚、中子型116の成形面114には、バウンドストッパ58における内周嵌合部76の成形用の凹所128、及び縦の溝78を成形するための凸部130が備えられている。
また外型112における中型106の成形面104には、バウンドストッパ58のエア通過用の溝88における径方向の溝に続いてバウンドストッパ58の外周面で縦方向に延びる、溝88の一部をなす縦溝88-1を成形するための凸部132が備えられている。
この実施形態の製造方法では、図6に示しているようにキャビティ118内に発泡ポリウレタンの液材を入れてこれを発泡反応させる。このとき液材は発泡によって体積膨張し、キャビティ118を下側から上に向って順に埋めて行く。
体積膨張した未だ未硬化の流動状態の発泡体は、図7(I)に示しているように上型102の凹所126内に入り込み、先ず凹所126の図中左右方向の中央部を埋めた後、更なる発泡による体積膨張によって次第に図7(II)中左右方向に拡がって行き、最終的に凹所126のコーナー部、即ち凹所126の上部且つ溝88成形用の凸部124側のコーナー部を埋める。
このとき凹所126内でエアないし発泡ガス等のガスが発泡体の拡がり方向に追われて行き、同コーナー部に、詳しくは凹所126の凸部124側の部位で且つ図7(II)に示す凹所126の最も上方位置にある内周端の部位に閉じ込められることがある。
この部位は発泡体が最も充填され難い部位であり、そこに逃げ場を失ったガスが閉じ込められてしまう場合があるのである。
この場合には製造された発泡ポリウレタン製のバウンドストッパ58が、突条94における溝88に接した部位で僅かに欠肉を生じた状態、即ちそこに凹陥部が生じた状態となる。
図8はこれを表したもので、図中134はその凹陥部を示している。
即ちこの製造方法では、突条94に欠肉による凹陥部134が生じることがあっても、その凹陥部134の生じる部位は突条94における溝88側のコーナー部に限定される(成形型98におけるバウンドストッパ58の上面80の成形面100には、バウンドストッパ58のテーパ面96に対応したテーパ状の成形面が形成されている)。
この部位は、とりも直さず溝88と溝88との間に成形される上記の突条94の周方向の端の部位であって、エア通過用の溝88に連続した部位であり、従ってこの製造方法にて製造されるバウンドストッパ58の突条94は、ガスの閉じ込めによって欠肉が生じることがあっても、溝88と溝88との間において周方向に途中で分断されない連続した線状のものとなる。
スティックスリップ音から成る異音の防止のために設けられる突条94は、回転軌跡に沿ってできるだけ連続した線状の形態であることが望ましいが、この製造方法によれば、バウンドストッパ58における上面80の内周端を、隣り合う溝88から溝88にかけて全体的に突条94となし得ることはもとより、たとえそこにガスの閉じ込めによる欠肉が生じた場合であっても、その欠肉個所即ち凹陥部134が生じる位置は突条94の周方向の端に限られるため、突条94を連続した線状のものとなし得て、かかる突条をして良好に異音防止の働きを行わせることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えばバウンドストッパにおける上面のテーパ状の面は厳密なテーパ面でなくても良く、外周端から内周端に向って漸次上方に移行するような形状の面であれば多少湾曲していても良い。
また本発明は、内周嵌合部でピストンロッドに嵌合状態に保持され、アッパースプリングシートに対して相対回転する形式のバウンドストッパ一般に適用可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態,態様で構成,実施可能である。
本発明の一実施形態であるバウンドストッパをショックアブソーバへの組付状態で示す図である。 同実施形態のバウンドストッパの斜視図である。 同実施形態のバウンドストッパの平面図及び縦断面図である。 同実施形態のバウンドストッパを製造する際の成形型の図である。 図4の成形型の要部を展開状態で示す模式図である。 同実施形態のバウンドストッパの製造工程図である。 同製造工程の要部を説明するための図である。 製造工程で生じた凹陥部を表した図である。 従来のバウンドストッパの一例を組付状態で示す図である。 図9のバウンドストッパの単品図である。 図9のバウンドストッパの製造工程を示す図である。
符号の説明
10 ショックアブソーバ
12 シリンダ
14 ピストンロッド
50 アッパースプリングシート
58 バウンドストッパ
76 内周嵌合部
80 上面
88 溝
94 突条
96 テーパ面
98 成形型
100,104,108,114 成形面
112 外型
116 中子型
124 凸部
126 凹部

Claims (2)

  1. ショックアブソーバとコイルスプリングとを要素として備え、該ショックアブソーバのピストンロッドが該コイルスプリングの上端を受けるアッパースプリングシートに対して相対回転する形式の車両のサスペンション装置に用いられる筒状のストッパであって、上面に内周端から外周端に到るエア通過用の径方向の溝を複数有し、上端を前記アッパースプリングシートの下面に当接させる状態に、且つ中心部を挿通する前記ピストンロッドに対し径方向内方に突出した内周嵌合部で嵌合して、該ピストンロッドとともに前記アッパースプリングシートに対し相対回転する状態に該ピストンロッドにて保持される状態に装着され、バウンド時に前記ショックアブソーバのシリンダの上面に弾性当接して、該ショックアブソーバの過度の収縮変位を規制する発泡ポリウレタン製のバウンドストッパにおいて
    前記内周嵌合部は、前記エア通過用の径方向の溝を有する前記上面よりも下側位置に設けられていて、該内周嵌合部の内周面に、前記径方向の溝に連続し該内周面に沿って軸方向に延びる溝が形成されているとともに
    前記上面の、前記径方向の溝を除いた部分が、外周端から内周端に到るまで径方向内方に進むに従い漸次上方に移行する形状のテーパ状の面となしてあって、該上面の内周端の位置に、前記アッパースプリングシートの下面に当接する突条が、前記径方向の溝の部分で分断された形態の円環状に且つ該溝と溝との間においては内周縁に沿って周方向に連続した線状に上向きに突出形成されていることを特徴とするバウンドストッパ。
  2. 請求項1の発泡ポリウレタン製のバウンドストッパの製造方法であって
    前記バウンドストッパにおける上面の成形面,外周面の成形面及び下面の成形面を備え、且つ該上面の成形面が前記径方向の溝の成形用の凸部を有するとともに、隣り合う該凸部と凸部との間の部分の全体が前記突条及び前記テーパ状の面の成形面となしてある外型と、該外型に対して分割構造をなし、該バウンドストッパの内周面を成形する中子型とを有する成形型を用い、該成形型のキャビティ内に発泡ポリウレタンの液材を入れて該液材を該キャビティ内で発泡を伴って成形し、前記バウンドストッパを得ることを特徴とするバウンドストッパの製造方法。
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