JP4981114B2 - データベースシステム - Google Patents
データベースシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4981114B2 JP4981114B2 JP2009256367A JP2009256367A JP4981114B2 JP 4981114 B2 JP4981114 B2 JP 4981114B2 JP 2009256367 A JP2009256367 A JP 2009256367A JP 2009256367 A JP2009256367 A JP 2009256367A JP 4981114 B2 JP4981114 B2 JP 4981114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pachinko
- simulation
- pachinko machine
- cpu
- nail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 95
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 39
- 238000013461 design Methods 0.000 claims description 21
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 18
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 16
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 claims description 12
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 180
- 230000008569 process Effects 0.000 description 179
- 238000011960 computer-aided design Methods 0.000 description 48
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 33
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 12
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 12
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000012938 design process Methods 0.000 description 5
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 3
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 238000005293 physical law Methods 0.000 description 3
- 238000012552 review Methods 0.000 description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 241000722921 Tulipa gesneriana Species 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000013524 data verification Methods 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
一般に、パチンコ機は、図32のような構成を有している。
図32において、不図示の発射機構から発射されたパチンコ球は、ガイドレール111に案内されて、遊技盤面100内の上方に放出される。そして、パチンコ球は、風車112〜115および釘116等の部品に接触して移動方向を変化されながら、一部は、入賞口117〜121、通過ゲート122,123あるいは始動口124に入る。一方、入賞口117〜121、通過ゲート122,123あるいは始動口124に入らなかったパチンコ球は、遊技盤面100下部に設けられたアウト口125に入る。
さらに、始動口124にパチンコ球が入った場合、図柄表示装置126が図柄を変動表示し、大当たりの抽選結果に応じて各図柄を停止表示する。
ここで、上述の各工程のうち、ゲージ設計と仕様決定工程、試作テスト工程、データ取り工程、申請書類作成工程は、パチンコ機の設計上、特に労力あるいはコストを要する工程を含んでいる。
これらの工程に多くの労力あるいはコストを要するのは、パチンコ機の仕様決定、テスト、データ取り等を行うために、パチンコ機の試作を行い、実際の部品等を用いて検証を行っていることが1つの原因となっている。
例えば、特許文献1には、実際に遊技盤を製作せずに遊技盤上のパチンコ球の軌道がわかるパチンコ機シミュレータに関する技術が開示されており、このようなシミュレータを用いて、パチンコ機の設計を行うことも考えられる。
具体的には、従来のパチンコ機のシミュレータは、パチンコ球の動向を単純なアルゴリズムで近似するものであり、実際に試作したパチンコ機におけるパチンコ球の動向とは乖離したものとなる可能性があった。そのため、設計初期段階におけるパチンコ球の軌道設計に必要なデータ取得や、入賞割合の測定等に利用することは困難であった。
したがって、従来、パチンコ機の製作を行う場合には、試作および検証を繰り返さざるを得ず、労力あるいはコストにおける多大な負担が強いられることとなっていた。
本発明の課題は、パチンコ機の製作に要する負担を軽減することである。
ネットワークを介して接続されたデータベースサーバと端末装置とを含むデータベースシステムであって、前記端末装置は、所定のパチンコ機の購入者側に設置され、該所定のパチンコ機に関して生成されたCADデータを、当該CADデータのうち、前記パチンコ機に投入されたパチンコ球の衝突対象とならない非対象部分を検出して、シミュレーションにおける計算の対象から除外することにより、シミュレーションに適合するデータ内容に変換した変換後のCADデータと、パチンコ球および前記パチンコ機の構成物に関する特性とに基づいて、前記パチンコ機に投入されたパチンコ球の動向を物理法則に従って計算するシミュレーション処理手段と、前記シミュレーション処理手段による処理結果に対し、前記パチンコ機の設計のための解析を行い、解析結果を表示するポスト処理手段と、前記ポスト処理手段によって表示された解析結果に対応して入力された、前記パチンコ機の設計を修正するための修正情報を、ネットワークを介して前記データベースサーバに送信する送信手段とを含み、前記データベースサーバは、ネットワークを介して前記端末装置から送信された修正情報を蓄積する修正情報データベースを含むことを特徴としている。
例えば、パチンコホールに端末装置を設置して、ホール側の望む設計となるような修正データを取得し、それをパチンコメーカ側に設置されたデータベースサーバに送信する。そして、パチンコメーカは、データベースサーバに蓄積された修正データを参照して、そのホールに提供するパチンコ機を製作するといったことが可能である。
これにより、ホールとパチンコメーカとが協力して、遊技客のニーズに適するパチンコ等、望ましいパチンコ機を製作することが容易となり、パチンコメーカ、ホールさらには遊技客に対して高い利益を与えるデータベースシステムを構築することができる。
そのため、実際に試作したパチンコ機の場合と近似したパチンコ球の動向を把握することができ、パチンコ機の試作を行う回数を減らすことが可能となる。
したがって、パチンコ機の製作に要する負担を軽減することが可能となる。
図1は、本発明に係るパチンコシミュレーション装置1の機能構成を示すブロック図である。パチンコシミュレーション装置1は、本発明に係るパチンコシミュレーションプログラム(本実施の形態における「統合シミュレーションプログラム」)をPC(Personal Computer)等の情報処理装置にインストールすることによって実現される。
入力部11は、カーソルキーや数字入力キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU12に出力する。
具体的には、入力部11は、後述する統合シミュレーション処理において、各種パラメータの設定や指示入力を受け付ける。
記憶部13は、ハードディスク装置あるいはフラッシュROM等の不揮発性の記憶装置によって構成される。この記憶部13は、統合シミュレーションプログラムを始め、パチンコシミュレーション装置1の制御のための各種処理に関するプログラムを記憶する。
RAM14は、SRAM(Static Random Access Memory)あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)といった半導体素子によって構成され、CPU12により実行される各種処理において生成されたデータを一時的に保持する。
VRAM15は、表示部16で表示される表示データを格納するビデオメモリである。
表示部16は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルもしくはCRT(Cathode Ray Tube)等から構成され、VRAM15に格納された各種データを表示する。
初めに、統合シミュレーション処理の基本フローチャートについて説明する。
図2は、統合シミュレーション処理の基本フローチャートを示す図である。統合シミュレーション処理の基本フローは、統合シミュレーション処理の実行が指示入力されることに対応して実行が開始される。なお、本発明によって各種形態のパチンコ機を設計することが可能であるが、以下の説明においては、図32に示すパチンコ機が設計される場合を例に挙げて説明する。
図3は、ステップS1において読み込まれるCADデータの内容を示す図であり、図3(a)は、CADによって描かれた各部品の形状を示すCAD形状情報、図3(b)は、遊技盤を構成する各部品と、その部品の設置位置との対応関係を示す部品情報・部品配置情報、図3(c)は、遊技盤面に設置される各釘の設置位置を示す釘配置情報、図3(d)は、NCルータによって遊技盤の基板を加工する際に用いるルータ形状情報を示している。なお、遊技盤面に対する釘の傾斜角は、各釘についてデフォルトの設定がなされており、後述するポスト処理において各釘ごとに変更することも可能である。そして、これら釘の傾斜に関するデータは、図3(c)に示すように、釘配置情報に含まれている。
続いて、CPU12は、フィルタ処理が施されたCADデータに対し、主としてシミュレーションにおける衝突計算を行い易くするためのコンバート処理を施す(ステップS3)。
さらに、CPU12は、シミュレーション処理における各種パラメータの調整あるいはシミュレーション処理によって取得されたシミュレーション結果に基づく各種データ表示を行うためのポスト処理を実行する(ステップS5)。
なお、遊技盤面の加工を行う際には、NC切削機やNC釘打ち機等、NC制御を行う機器が用いられることから、これらの加工用制御データを用いて、CPU12が遊技盤面の構成物等の位置を把握し、構成物等の部品情報・部品配置情報を生成することも可能である。
図4は、基本フローチャートにおいて実行されるフィルタ処理を示すフローチャートである。
図4において、フィルタ処理が開始されると、CPU12は、基本フローのステップS1において読み込んだCADデータのうち、CAD形状情報に含まれる不要なデータの抑制を行う(ステップS101)。
このような部分については、フィルタ処理によって自動的に衝突計算の対象から除外される。
図6は、CAD形状情報にフィルタ処理が施される前後のコマンド履歴情報を示す概念図である。図6においては、抑制されたCAD形状情報に対応するコマンド履歴(ここでは「2.穴あけφ5mm」)に無効であることを示す情報“1”が付加されており、その結果、CAD形状情報が描画される際に、そのコマンドが無視され、形状として表れないものとなる。
これらの部分については、オペレータが手動で指定することにより、衝突計算の対象から除外される。
ステップS101の後、CPU12は、不要なデータと判定されながら抑制できない部分があるか否かの判定を行い(ステップS102)、不要なデータと判定されながら抑制できない部分があると判定した場合には、その形状に対応するコマンドを、抑制できない不要部分のリスト(以下、「抑制不可リスト」という。)に追加した後(ステップS103)、ステップS104の処理に移行する。なお、ステップS103において抑制不可リストに追加された部分は、抑制不可リストを基に、図7に示すように、表示部16において、不要な部分でありながら抑制できないことが識別表示される。
ここで、コンバート処理に不都合を来す部分とは、例えば、自由曲面で描かれた曲面形状のような複雑な面形状等である。統合シミュレーション処理においては、コンバート処理に不都合を来さない形状の種類が、プログラマによって予めリストとして用意されており、ステップS104においては、このリストに該当しない形状の場合に、コンバート処理に不都合を来すものと判定される。
なお、フィルタ処理においては、CAD形状情報に対して行われた処理がフィルタ処理履歴ファイルに保持されており、このフィルタ処理履歴ファイルを参照することによって、ユーザが処理の取り消しを指示した場合等に、既に行った処理を元に戻すことが可能である。
図9は、基本フローチャートにおいて実行されるコンバート処理を示すフローチャートである。
図9において、コンバート処理が開始されると、CPU12は、フィルタ処理後のCAD形状情報における不整合部分の補正を行う(ステップS201)。
CAD形状情報における不整合部分とは、統合シミュレーション処理においてCADデータを読み込む場合に、数値の丸めや切り捨てが行われることによって生じるデータの不整合部分である。
図10に示すように、数値の丸めや切り捨てが行われることにより、本来、3辺が一つの頂点で交わるべき直方体の頂点において、一つの辺の端点が頂点とずれた位置に変化してしまう場合があり、この場合、適切な形状が形成できないことから、シミュレーションを行うためにデータの補正が行われる。具体的には、他の2つの辺が交わる点を頂点とみなし、頂点からずれている端点を頂点の位置に補正する。
ステップS202において、コンバートに不都合を来す部分がないと判定した場合、CPU12は、ステップS206の処理に移行する。
ここで、本実施の形態において、CADで描かれた構成物は、平面形状を積層させて高さ方向の形状が形成されているため、図形の分解処理においては、構成物等の断面の図形を高さ方向に処理することが適宜行われる。
また、図12に示すように、対象とする図形が円柱面である場合には、現在の座標系であるxyz座標から円柱座標系であるu−v座標に変換され、円柱面を平面として取り扱うことが可能となる。
図9に戻り、ステップS204の後、CPU12は、図形の分解処理を施された形状をu−v逆変換し、元のxyz座標系に戻す(ステップS205)。
ここで、ステップS206において、曲線を含む部分の大きさあるいは曲線の曲率が、パチンコ球の半径に比して所定比率より小さい部分であるか否かの判定基準は、例えば以下のように定めることが可能である。
ステップS206の後、CPU12は、基本フローに戻る。
なお、遊技盤面に多用される風車や釘等の一部の部品については、予めコンバート処理が施された結果が、図15に示す標準部品データとして記憶部13に格納されており、以後のシミュレーション処理においては、この標準部品データを用いて処理が行われる。
さらに、コンバート処理においては、CAD形状情報等に対して行われた処理がコンバート処理履歴ファイルに保持されており、このコンバート処理履歴ファイルを参照することによって、ユーザが処理の取り消しを指示した場合等に、既に行った処理を元に戻すことが可能である。
図17は、基本フローチャートにおいて実行されるシミュレーション処理を示すフローチャートである。図17に示すシミュレーション処理は、例えば1[ms]ごとにシミュレーション結果が取得されるように繰り返し処理されている。
図17において、シミュレーション処理が開始されると、CPU12は、標準部品データ(図3(b)参照)および可動構成物の初期状態(例えば図32の風車112〜115の初期姿勢等)を含む各種設定ファイルを読み込み(ステップS301)、システムのタイマーから時刻tを取得する(ステップS302)。
一方、ステップS303において、パチンコ球の発射タイミングであると判定した場合、CPU12は、所定の初速度、回転を与えてパチンコ球を1つシミュレーションの対象に追加する(ステップS304)。
このとき、CPU12は、基本フローにおいて既に読み込んでいる部品情報・部品配置情報、釘配置情報およびルータ形状情報や、ステップS301において読み込んだ標準部品データおよび各種設定ファイルを参照し、各構成物の位置および形状と、パチンコ球の位置および直径(例えば11mm)を基に各構成物とパチンコ球の位置関係を算出する。また、このとき、可動役物等、動きのある構成物については、その動きの計算も同時に行われる。
この入賞処理では、実際のパチンコ機と同様に、所定の確率(例えば1/300等)で大当たりの抽選や必要に応じて普通図柄の抽選を行ったり、所定数の賞球を払い出したりすることをシミュレートし、そのデータ(抽選結果や払い出されたパチンコ球の数等)を記録する他、各入賞口に入賞したパチンコ球の数を順次カウントする。また、入賞口に入ったパチンコ球のうち回収されるものについては、以後のシミュレーションの対象から除外する。
一方、ステップS308において、各パチンコ球がいずれかの通過領域を通過していると判定した場合、CPU12は、パチンコ球が通過領域を通過した場合の処理(通過処理)を行う(ステップS309)。
ここで、通過領域は、パチンコ機の特性を測るためにパチンコ機設計者等のオペレータによって設定された領域であり、例えば、天釘等の2本の釘を指定することによって、その釘の間が通過領域に設定される。なお、通過領域は、任意の位置・数に設定可能である。
そして、CPU12は、いずれかの構成物と衝突するパチンコ球については、図18に示すように、衝突面とパチンコ球との衝突に関わる要素を反映させて、力学法則に基づいた衝突計算によって軌道を算出し(ステップS311)、いずれの構成物とも衝突しないパチンコ球については、自由落下計算によって軌道を算出する(ステップS312)。
一方、ステップS313において、シミュレーション結果の表示タイミングであると判定した場合、CPU12は、役物や釘等を設置した状態の遊技盤面の画像上に、ステップS311,S312までの結果を反映させたパチンコ球および構成物の画像を表示する(ステップS314)。
なお、シミュレーション処理が実行される場合、図21に示すように、シミュレーション処理における各種設定を行うためのコントロールパネルが表示画面上に表示される。このコントロールパネルには、シミュレーション処理の設定ファイルを選択するための設定ファイル選択ボタン、発射されたパチンコ球の数を表す球数表示窓、シミュレーション処理の開始および終了を指示入力するためのスタートストップボタン、パチンコ球の発射強度を設定するための発射強度スライダー、発射強度スライダーによって選択された発射強度の指標値を表す発射強度表示窓、パチンコ球の発射指示入力を行うことなく自動的に発射させるための自動発射選択ボタン、設定をクリアし、初期状態に戻すためのクリアボタン、発射球数と各入賞口への入賞数をログとして記録させるためのログ記録ボタン、シミュレーション処理を高速モードで行わせるための高速モードボタン、入賞口あるいは通過領域における1分間隔の入賞・通過個数がグラフ表示されたグラフウィンドウを表示させるためのグラフウィンドウボタン、シミュレーション結果を低速モードで行わせるための低速モードボタン、背景のデザインを表示させるためのテクスチャボタン、遊技盤面を横方向から透視した際のパチンコ球の動向を表示させるサイドビューボタンが表示される。そして、上記シミュレーション処理の実行中に、ユーザが、コントロールパネルにおける各ボタンをクリックすると、CPU12が、割り込みによって、クリックされたボタンに対応する設定の変更を行ったり、背景画像を読み出してパチンコ機の画像に重畳表示したり、遊技盤面を横方向から透視してシミュレーション処理の結果であるパチンコ球の動向を表示したサイドビュー画面(図22参照)を表示する等、指示された処理を実行する。
図23は、基本フローチャートにおいて実行されるポスト処理を示すフローチャートである。
図23において、ポスト処理が開始されると、CPU12は、ポスト処理において実行可能な処理のいずれかを選択させるためのメニュー画面を表示し(ステップS401)、表示した処理の選択を受け付ける。
具体的には、ステップS402において、グラフウィンドウの表示が選択されたと判定した場合、CPU12は、シミュレーション処理においてカウントされた入賞個数あるいは通過個数を参照して、入賞口あるいは通過領域における1分間隔の入賞・通過個数がグラフ表示されたグラフウィンドウ(図24参照)を表示する(ステップS403)。なお、グラフウィンドウボタンが押された状態でシミュレーション処理が行われると、シミュレーション処理結果を逐次反映させて、グラフウィンドウにはリアルタイムに入賞・通過個数が表示される。さらに、グラフウィンドウは、図24に示すように、複数の入賞口あるいは通過領域それぞれについて表示させることが可能である。
以上のように、本実施の形態におけるパチンコシミュレーション装置1は、パチンコ機のデザインのために生成されたCADデータを用いて、パチンコ球と、パチンコ機を構成する部品等との衝突を、物理法則に従って、高精度にシミュレーションする。
そのため、実際に試作したパチンコ機の場合と近似したパチンコ球の動向を把握することができ、パチンコ機の試作を行う回数を減らすことが可能となる。
したがって、パチンコ機の製作に要する労力あるいはコスト等の負担を軽減することができる。
したがって、シミュレーションにおける処理負荷を軽減することができると共に、簡易に高精度なシミュレーションを行うことが可能となる。
即ち、本実施の形態に係るパチンコシミュレーション装置1によれば、パチンコ機の製作に要する負担を軽減することが可能となる。
図31は、ホール側に端末装置が設置され、メーカ側にデータベースサーバが設置されたデータベースシステムのシステム構成例を示す図である。
Claims (1)
- ネットワークを介して接続されたデータベースサーバと端末装置とを含むデータベースシステムであって、
前記端末装置は、
所定のパチンコ機の購入者側に設置され、該所定のパチンコ機に関して生成されたCADデータを、当該CADデータのうち、前記パチンコ機に投入されたパチンコ球の衝突対象とならない非対象部分を検出して、シミュレーションにおける計算の対象から除外することにより、シミュレーションに適合するデータ内容に変換した変換後のCADデータと、パチンコ球および前記パチンコ機の構成物に関する特性とに基づいて、前記パチンコ機に投入されたパチンコ球の動向を物理法則に従って計算するシミュレーション処理手段と、
前記シミュレーション処理手段による処理結果に対し、前記パチンコ機の設計のための解析を行い、解析結果を表示するポスト処理手段と、
前記ポスト処理手段によって表示された解析結果に対応して入力された、前記パチンコ機の設計を修正するための修正情報を、ネットワークを介して前記データベースサーバに送信する送信手段と、
を含み、
前記データベースサーバは、
ネットワークを介して前記端末装置から送信された修正情報を蓄積する修正情報データベースを含むことを特徴とするデータベースシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009256367A JP4981114B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | データベースシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009256367A JP4981114B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | データベースシステム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004269553A Division JP4536466B2 (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | パチンコシミュレーション装置およびパチンコシミュレーションプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010029704A JP2010029704A (ja) | 2010-02-12 |
JP4981114B2 true JP4981114B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=41734860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009256367A Active JP4981114B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | データベースシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4981114B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6072706B2 (ja) | 2014-01-28 | 2017-02-01 | Jxエネルギー株式会社 | 冷凍機用作動流体組成物及び冷凍機油 |
JP6442584B2 (ja) * | 2017-10-24 | 2018-12-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 演出シーケンスデータ生成装置、演出シーケンスデータ生成方法、及びプログラム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4536466B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-09-01 | 株式会社平和 | パチンコシミュレーション装置およびパチンコシミュレーションプログラム |
-
2009
- 2009-11-09 JP JP2009256367A patent/JP4981114B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010029704A (ja) | 2010-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108449943B (zh) | 包括集成的对准程序计划和编辑特征的检查程序编辑环境 | |
US20180045511A1 (en) | Method and device for determining actual dimensional properties of a measured object | |
JP2018144155A (ja) | ロボットシミュレーション装置、ロボットシミュレーション方法、ロボットシミュレーションプログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
US7801705B2 (en) | Mass on model | |
JP2018144152A (ja) | ロボットシミュレーション装置、ロボットシミュレーション方法、ロボットシミュレーションプログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
JP5033256B1 (ja) | ビデオゲーム装置およびプログラム | |
US20060225003A1 (en) | Engineering design system using human interactive evaluation | |
JP4536466B2 (ja) | パチンコシミュレーション装置およびパチンコシミュレーションプログラム | |
JP2018144158A (ja) | ロボットシミュレーション装置、ロボットシミュレーション方法、ロボットシミュレーションプログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
JP2018144154A (ja) | ロボットシミュレーション装置、ロボットシミュレーション方法、ロボットシミュレーションプログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 | |
JP4981114B2 (ja) | データベースシステム | |
CN111542377A (zh) | 计算机装置及评价控制方法 | |
CN102890753A (zh) | 一种基于技术成熟属性的技术成熟度等级确定方法 | |
CN110340883A (zh) | 信息处理装置、信息处理方法以及计算机可读存储介质 | |
CN106975200A (zh) | 电子设备、系统、判断方法以及记录介质 | |
US6862560B1 (en) | Machining simulation method and apparatus | |
JP2006031430A (ja) | ゴルフクラブの設計または選定支援装置およびゴルフボールの設計または選定支援装置 | |
JP2006204888A (ja) | シミュレーションプログラムおよびシミュレータ | |
JP2002331060A (ja) | ゴルフスイングシミュレーション方法及び該シミュレーション方法を用いたゴルフクラブ設計システム | |
JP2010131442A (ja) | ゴルフクラブの設計方法およびゴルフボールの設計方法およびゴルフクラブ・ゴルフボールの組み合せの設計方法 | |
US20070049370A1 (en) | Simulation program, recording media, simulator, gaming machine and game network system | |
JP2002052096A (ja) | ゴルフボール物性の解析方法及びゴルフボール製造方法 | |
US20100161294A1 (en) | Method of analysis for kinetic properties of golf club head and golf club therefor | |
JP4124356B2 (ja) | 遊技機 | |
KR101059259B1 (ko) | 가상 골프 시뮬레이션 장치, 가상 골프 시뮬레이션 시스템 및 가상 골프 시뮬레이션 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091209 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120419 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4981114 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |