JP4979671B2 - アダプタ - Google Patents

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本発明は、アダプタに関し、特に、光ケーブルを引き込んで分岐させるための光グロージャに用いられ、光ケーブルの代わりにドロップケーブルを引き込んで分岐させるのに有効なアダプタに関する。
一般に、企業向けの光アクセス回線サービスにはφ13mm程度の丸型の光ケーブルが用いられ、この光ケーブルを支持物(電柱等)に架設し、この光ケーブルを支持物に近接する部分に配置した光クロージャに引き込み、光クロージャで分岐させて引き出し、企業の各施設に引き込んでいる。
光ケーブルを支持物に架設する場合、支持物の所有者に支持物の使用許可を得る必要があるが、支持物の老朽化、支持物に既に複数のケーブルが架設されている等の理由により、新たに光ケーブルを架設する許可が得られないことがある。
このような場合に、光ケーブルよりも細径で軽量のドロップケーブルを用いることにより使用許可が得られることがあるが、企業向けの光アクセス回線サービスに用いられる光クロージャは、丸型の光ケーブルを使用することを前提として設計されているため、光ケーブルの代わりにドロップケーブルを用いる場合には、光ケーブル用の既設の部品(固定金具、グロメット、把持金具等)を取り外して、それらをドロップケーブル用に交換して作業を行わなければならず、ドロップケーブルの引き込み、分岐作業に時間と手間と費用がかかる。また、光クロージャによって上記の部品が異なるため、光クロージャの種類ごとに上記の部品を用意しておかなければならず、煩雑である。
特開2008−176106号公報 住友電工株式会社、ホームページ、[クロージャ]、[online]、[平成20年9月29日検索]、インターネット<URL:http://www.optigate.jp/puroducts/closure/index.html>
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、光ケーブル用の光クロージャを用いてドロップケーブルを引き込んで分岐させる場合に、光ケーブル用の既設の部品をそのまま使用することができるアダプタを提供することを目的とする。
上記のような問題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、断面が丸型の光ケーブルを引き込んで分岐させるための光クロージャに、前記光ケーブルの代わりにドロップケーブルを引き込んで分岐させるアダプタであって、前記光ケーブルと同一断面形状の円柱状に形成されるとともに、前記光クロージャの光ケーブルの引込部に既設の固定金具によって固定されるアダプタ本体と、該アダプタ本体の中心部に一体に設けられるとともに、該アダプタ本体の軸方向の一端から突出して、前記光クロージャに既設の把持金具によって固定されるテンションメンバーと前記アダプタ本体の前記テンションメンバーよりも外側の部分を軸方向に貫通する、前記ドロップケーブルを挿通させるための少なくとも一つのケーブル挿通孔と、前記ドロップケーブルを前記アダプタ本体に固定するとともに、前記ドロップケーブルと前記ケーブル挿通孔との間をシールする固定手段とを備えていることを特徴とする。
本発明のアダプタによれば、アダプタ本体のテンションメンバーよりも外側の部分を軸方向に貫通するケーブル挿通孔内にドロップケーブルを挿通させ、アダプタ本体を既設の固定金具によって光クロージャの光ケーブル引込部に固定することにより、ドロップケーブルを光クロージャに引き込んだ状態に固定することができる。そして、固定手段により、ドロップケーブルがアダプタ本体に固定されるとともに、ドロップケーブルとケーブル挿通孔との間がシールされることになる。
また、アダプタ本体の中心部に一体に設けられ、アダプタ本体の軸方向の一端から突出しているテンションメンバーを、既設の把持金具によって光クロージャに固定することにより、テンションメンバーを介してアダプタ本体を光クロージャに強固に固定することができる。
さらに、本発明は、前記光クロージャの前記光ケーブルの引込部には、前記光ケーブルと前記光クロージャとの間をシールする既設のグロメットが配置され、該グロメットにより前記アダプタ本体と前記光クロージャとの間がシールされていることを特徴とすることとしてもよい。
本発明のアダプタによれば、アダプタ本体と光クロージャとの間は既設のグロメットによりシールされ、これにより、アダプタ本体と光クロージャとの間から光クロージャの内部に雨水等の水分が侵入するのを防止できる。
さらに、本発明は、前記ケーブル挿通孔の一端側の開口部は、内面が外方に向かって順次広がるテーパ面に形成され、前記固定手段は、外面が前記ケーブル挿通孔の一端側の開口部の内面と合致するテーパ面に形成されるクサビ部と、該クサビ部に一体に設けられて前記アダプタ本体の一端面に係止される係止部とを備えていることを特徴とすることとしてもよい。
本発明のアダプタによれば、固定手段のクサビ部をアダプタ本体のケーブル挿通孔の一端側の開口部に嵌合させ、係止部をアダプタ本体の一端面に係止させることで、ドロップケーブルがアダプタ本体に固定されるとともに、ドロップケーブルとケーブル挿通孔との間がシールされる。この場合、ケーブル挿通孔の開口部の内面は外方に向かって順次広がるテーパ面に形成され、クサビ部の外面はケーブル挿通孔の開口部の内面と合致するテーパ面に形成されているので、クサビ部をケーブル挿通孔の開口部に強く嵌合させることができ、固定手段がケーブル挿通孔から脱落するのを防止できる。
さらに、本発明は、前記アダプタ本体の軸方向の他端にはグロメットが装着され、該グロメットによって前記アダプタ本体の軸方向の他端がシールされていることを特徴とすることとしてもよい。
本発明のアダプタによれば、グロメットにより、アダプタ本体の他端がシールされることになるので、アダプタ本体の他端からケーブル挿通孔を介して光クロージャの内部に雨水等の水分が侵入するのを防止できる。
以上、説明したように、本発明のアダプタによれば、光ケーブル用の光クロージャを用いて光ケーブルの代わりにドロップケーブルを引き込んで分岐させる場合に、光ケーブル用の既設の部品(固定金具、グロメット、把持金具等)をそのまま使用して、ドロップケーブルを引き込んで分岐させることができる。従って、ドロップケーブルの引き込み、分岐作業に要する時間と手間と費用を大幅に削減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図5には、本発明によるアダプタの一実施の形態が示されている。図1はアダプタの全体を示す概略断面図、図2は図1のアダプタの固定手段を省いた右側面図、図3はアダプタを光クロージャに適用した例を示す概略図、図4はアダプタのアダプタ本体と固定手段との関係を示す説明図、図5はドロップケーブルの一例の概略断面図である。
すなわち、本実施の形態のアダプタ1は、企業向けの光アクセス回線サービス等に用いられる、断面丸型の光ケーブルを用いることを前提として設計された各種の光クロージャに適用可能なものであって、光クロージャに丸型の光ケーブルの代わりにドロップケーブルを引き込んで分岐させるのに有効なものである。
断面丸型の光ケーブル用の光クロージャ20は、例えば、図3に示すように、長手方向の一端に引込部23が設けられ、他端に引出部(図示せず)が設けられるケーシング21と、ケーシング21内に設けられるトレー24と、ケーシング21の引込部23及び引出部に設けられる防水用のグロメット25と、ケーシング21内の引込部23及び引出部に近接する部分に設けられる固定金具26と、トレー24の両端部に設けられるテンションメンバ固定用の把持金具30とを備えている。
グロメット25は、ゴム等の弾性体から形成される円筒状をなすものであって、ケーシング21内外を貫通する貫通孔22に外周側を嵌合させることにより、ケーシング21の引込部23及び引出部に一体に取り付けられ、このグロメット25の内側を各種の丸型の光ケーブル(φ13mm程度の光ケーブル等)が挿通可能に構成されている。
固定金具26は、例えば、プラスチック等から形成される円環状の金具本体27と、金具本体27をケーシング21に固定するネジ28とからなるものであって、金具本体27の内側に光ケーブルを挿通させた状態で金具本体27をネジ28によりケーシング21に固定することで、ケーシング21内に引き込んだ光ケーブルをケーシング21に固定することができる。
把持金具30は、光ケーブルの中心に設けられるテンションメンバを挿通させる金具本体31と、金具本体31をケーシング21に固定するネジ32とから構成され、金具本体31にテンションメンバを挿通させた状態で、金具本体31をケーシング21にネジ32により固定することで、テンションメンバを把持した状態でケーシング21に固定することができる。
上記のような構成の光クロージャ20に適用可能な本実施の形態のアダプタ1は、図1示すように、断面丸型の光ケーブルと同一断面形状の円柱状に形成されるアダプタ本体2と、アダプタ本体2を軸方向に貫通する1つのケーブル挿通孔3と、ケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合される固定手段7と、アダプタ本体2の他端に装着される防水用のグロメット12とを備え、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3内を光ケーブルの代わりに用いたドロップケーブル35を挿通させるように構成されている。
アダプタ本体2は、難燃ポリエチレン等から形成されるものであって、図3に示すように、光クロージャ20の引込部23に設けられている既設のグロメット25の内側を挿通し、この状態で既設の固定金具26によりケーシング21内に固定される。アダプタ本体2は、長手方向の一端部が固定金具26よりもケーシング21の内方に所定長さ突出し、長手方向の他端部がケーシング21の引込部23の外面よりも外方に所定長さ突出するように、全長が設定されている。
アダプタ本体2のケーブル挿通孔3は、使用するドロップケーブル35の断面形状に応じた断面形状に形成される。本実施の形態においては、図5に示すように、ドロップケーブル35に、難燃ポリエチレン製の略矩形端面のシース36と、シース36の中心部に設けられる4心テープ心線37と、シース36の4心テープ心線37の両外側に設けられる2本のFRP製のテンションメンバ38と、シース36の一方のテンションメンバ38の外側に設けられる鋼線からなる1本の支持線39とを備えたものを用い、このドロップケーブル35に対応して、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3を、図1及び図2に示すように、ドロップケーブル35の断面形状に合致した略矩形断面に形成している。また、図4に示すように、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3の一端側の開口部4は、径方向内外の2面が外方に向かって順次広がる所定の角度のテーパ面5に形成されている。
アダプタ本体2の中心部には、図1〜図3に示すように、鋼線からなるテンションメンバ6がアダプタ本体2の長手方向の一端から突出した状態で一体に設けられ、このテンションメンバ6の突出している部分が既設の把持金具30によってケーシング21内のトレー24に固定される。
固定手段7は、図4に示すように、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合される略矩形断面のクサビ部8と、クサビ部8の一端に一体に設けられる係止部10とからなる固定具7であって、クサビ部8及び係止部10の中心部にはドロップケーブル35を挿通させる、ドロップケーブル35と同一断面形状の略矩形断面の貫通孔11が設けられている。
固定具7は、ゴム等の弾性体から形成され、この固定具7によってケーブル挿通孔3を挿通するドロップケーブル35がアダプタ本体2に固定されるとともに、ドロップケーブル35とケーブル挿通孔3との間がシールされる。
固定具7のクサビ部8の上下面は、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3の一端側の開口部4のテーパ面5と合致する角度のテーパ面9に形成され、クサビ部8をケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合させた際に、クサビ部8のテーパ面9とケーブル挿通孔3のテーパ面5とが相互に係合することで、クサビ部8の外面とケーブル挿通孔3の内面との間が気密にシールされる。
アダプタ本体2の長手方向の他端部に装着されるグロメット12は、ゴム等の弾性体から形成されるアダプタ本体2よりも大径の円柱状をなすものであって、図1及び図3に示すように、長手方向の一端面の中心部にアダプタ本体2の他端部を嵌合させる円形断面の凹部13が設けられ、この凹部13内にアダプタ本体2の長手方向の他端部を嵌合させることで、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3の他端開口部がシールされる。
グロメット12のアダプタ本体2のケーブル挿通孔3に対応する部分には、グロメット12の凹部13の底面とグロメット12の長手方向の他端面との間を貫通する貫通孔14が設けられ、この貫通孔14内をドロップケーブル35が挿通するようになっている。
この場合、グロメット12の貫通孔14内にドロップケーブル35を挿通した後に、貫通孔14内に液状ガスケット等のシール剤を充填し、ドロップケーブル35の周面と貫通孔14の内面との間の気密性を高めるように構成してもよい。
そして、上記のように構成した本実施の形態によるアダプタ1を用いてドロップケーブル35を光クロージャ20に引き込んで分岐させるには、図3に示すように、アダプタ本体2を光クロージャ20のケーシング21の引込部23の既設のグロメット15の内側を挿通させ、アダプタ本体2の長手方向の一端部を既設の固定金具26によりケーシング21に固定し、アダプタ本体2の長手方向の一端から突出しているテンションメンバ6を既設の把持金具30によりケーシング21のトレー24に固定する。
次に、アダプタ本体2の長手方向の他端部にグロメット12を装着し、グロメット12の貫通孔14をアダプタ本体2のケーブル挿通孔3に合致させ、この状態でドロップケーブル35をグロメット12の貫通孔14及びアダプ本体2のケーブル挿通孔3内を挿通させて、光クロージャ20のケーシング21内に所定の長さ引き込む。この場合、必要に応じて、グロメット12の貫通孔14内に液状ガスケット等のシール剤を充填し、貫通孔14とドロップケーブル35との間を気密にシールする。
次に、アダプタ本体2の長手方向の一端からケーシング21内に引き込んだドロップケーブル35の部分に固定具7を取り付け、固定具7をドロップケーブル35に沿って移動させて、クサビ部8をアダプタ本体2のケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合させ、係止部10をアダプタ本体2の長手方向の一端面に係止させる。これにより、ドロップケーブル35がアダプタ本体2に固定されるとともに、ドロップケーブル35とケーブル挿通孔3との間が気密にシールされる。
次に、アダプタ本体2のケーブル挿通孔3を挿通させてケーシング21内に引き込んだドロップケーブル35の心線と、ケーシング21内に引出部を介して引き込んだ引込ケーブル(図示せず)の心線とを融着等の手段によって接合し、ケーシング21のトレー24内に余長部分を束ねた状態で収納する。
このようにして、本実施の形態によるアダプタ1を用いることにより、光ケーブル用の光クロージャ20を用い、光ケーブルの引き込み、分岐作業に用いる既設の部品(固定金具26、グロメット25、把持金具30等)をそのまま用いて、ドロップケーブル35を光クロージャ20のケーシング21内に引き込んで分岐させ、引込ケーブルと接続して企業の各施設に引き込むことができる。
上記のように構成した本実施の形態によるアダプタ1にあっては、光ケーブル用の光クロージャ20を用いてドロップケーブル35を引き込んで分岐させる場合に、光ケーブル用の既設の部品(固定金具26、把持金具30、グロメット25等)をそのまま使用して、ドロップケーブル35を光クロージャ20のケーシング21内に引き込んで分岐させることができる。
従って、光ケーブル用の既設の部品(固定金具26、把持金具30、グロメット25等)をドロップケーブル35用のそれらに交換する必要がないので、ドロップケーブル35の引き込み、分岐作業に要する手間、時間、及び費用を大幅に削減することができる。
また、光クロージャ20によって光ケーブル用の既設の部品(固定金具26、把持金具30、グロメット25等)が異なる場合であっても、光クロージャ20の種類ごとにそれらの部品を用意する煩雑さはない。
この結果、支持物(電柱等)の老朽化等により、光ケーブルでは支持物の所有者からの使用許可が得られないような場合に、使用許可が得られる可能性のあるドロップケーブル35を容易に、短時間で、費用をかけることなく、光クロージャ20に引き込んで分岐させることができる。
なお、本実施の形態においては、アダプタ本体2に1つのケーブル挿通孔3を設けて、アダプタ本体2を介して1本のドロップケーブル35を光クロージャ20に引き込んだ例を示したが、図6及び図7に示すように、アダプタ本体2に4つのケーブル挿通孔3を設けて、アダプタ本体2を介して4本のドロップケーブル35を光クロージャ20に引き込んでもよいし、図8及び図9に示すように、アダプタ本体2に8つのケーブル挿通孔3を設けて、アダプタ本体2を介して8本のドロップケーブル35を光クロージャ20に引き込んでもよい。要は、光クロージャ20に引き込むドロップケーブル35の本数に応じた数のケーブル挿通孔3をアダプタ本体2に設ければよい。
また、前記の説明においては、固定手段7である固定具7を繰り返し使用するために、固定具7のクサビ部8をアダプタ本体2のケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合させたが、固定具7を繰り返し使用する必要がない場合には、固定具7のクサビ部8をケーブル挿通孔3の一端側の開口部4に嵌合させた状態で、固定具7のクサビ部8及び係止部10を接着剤によってアダプタ本体2側に固着させるように構成してもよい。
さらに、本実施の形態においては、企業向けの光アクセス回線サービス等に用いられる丸型の光ケーブルを用いることを前提として設計された光クロージャ20に、丸型の光ケーブルの代わりにドロップケーブル35を引き込んで分岐させる場合について説明したが、企業に限らず、個人宅へ引き込むドロップケーブル35の引き込み、分岐作業に本実施の形態によるアダプタ1を用いてもよいものであり、その場合にも同様の作用効果を奏することは勿論のことである。
本発明によるアダプタの一実施の形態の全体を示した概略断面図である。 図1のアダプタの右側面図である。 図1のアダプタの使用例を示した該略図である。 アダプタのアダプタ本体と固定具との関係を示した説明図である。 ドロップケーブルの一例を示した概略断面図である。 アダプタの他の実施の形態を示した概略断面図である。 図6のアダプタの右側面図である。 アダプタの他の実施の形態を示した概略断面図である。 図8の右側面図である。
符号の説明
1 アダプタ
2 アダプタ本体
3 ケーブル挿通孔
4 開口部
5 テーパ面
6 テンションメンバ
7 固定手段(固定具)
8 クサビ部
9 テーパ面
10 係止部
11 貫通孔
12 グロメット
13 凹部
14 貫通孔
20 光クロージャ
21 ケーシング
22 貫通孔
23 引込部
24 トレー
25 グロメット
26 固定金具
27 金具本体
28 ネジ
30 把持金具
31 金具本体
32 ネジ
35 ドロップケーブル
36 シース
37 4心テープ心線
38 テンションメンバ
39 支持線

Claims (4)

  1. 断面が丸型の光ケーブルを引き込んで分岐させるための光クロージャに、前記光ケーブルの代わりにドロップケーブルを引き込んで分岐させるアダプタであって、
    前記光ケーブルと同一断面形状の円柱状に形成されるとともに、前記光クロージャの光ケーブルの引込部に既設の固定金具によって固定されるアダプタ本体と、
    該アダプタ本体の中心部に一体に設けられるとともに、該アダプタ本体の軸方向の一端から突出して、前記光クロージャに既設の把持金具によって固定されるテンションメンバーと
    前記アダプタ本体の前記テンションメンバーよりも外側の部分を軸方向に貫通する、前記ドロップケーブルを挿通させるための少なくとも一つのケーブル挿通孔と、
    前記ドロップケーブルを前記アダプタ本体に固定するとともに、前記ドロップケーブルと前記ケーブル挿通孔との間をシールする固定手段とを備えていることを特徴とするアダプタ。
  2. 前記光クロージャの前記光ケーブルの引込部には、前記光ケーブルと前記光クロージャとの間をシールする既設のグロメットが配置され、該グロメットにより前記アダプタ本体と前記光クロージャとの間がシールされていることを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
  3. 前記ケーブル挿通孔の一端側の開口部は、内面が外方に向かって順次広がるテーパ面に形成され、前記固定手段は、外面が前記ケーブル挿通孔の一端側の開口部の内面と合致するテーパ面に形成されるクサビ部と、該クサビ部に一体に設けられて前記アダプタ本体の一端面に係止される係止部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアダプタ。
  4. 前記アダプタ本体の軸方向の他端にはグロメットが装着され、該グロメットによって前記アダプタ本体の軸方向の他端がシールされていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のアダプタ。
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