JP4979007B2 - 同時双方向型送受波装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に水中で使用する水中通話器や高度計等に使用される送受信兼用型の同時双方向型送受波装置に関する。
従来、超音波送受波器に関する先行技術としては、付加質量であるフロントマスとリアマスとを用いて複数の圧電振動子を挟み込んでボルトにより固定したボルト締めランジュバン型振動子を使用する送受波器(例えば、特許文献1参照)が挙げられる。
図8は、従来の送受波装置の説明図である。従来、これらの超音波送受波装置を使用した水中通話器や高度計は、図8に示すように、送受波器100と送受信回路120とから構成されている。送受波器100は、少なくとも2個の円筒型圧電振動子102a,102bと、フロントマス103、リアマス104、シャフト105が積層、締結された振動子組立体101よりなり、各円筒型圧電振動子102a,102bの分極極性の+/−毎の共通線となって引き出される2本のリード線108a,108bは、電気側入出力端子となる。従来の送受波器100は、振動子組立体101の1次縦振動を利用している。
送受波器100の電気側入出力端子と接続されているリード線108a,108bは、送受信回路120の送受切替回路122に接続される。送受切替回路122は、送信回路123からの送信信号を受け取ると送受波器100に送信信号を入力し、送信信号がないときには送受波器100の受波信号出力を受信回路124へ伝送する。
特開2003−174695号公報
しかしながら、このような送受波器100と送受信回路120からなる構成では、送受波器100の送波時間と受波時間は分割され、水中通話器であれば送話/受話の通話は時分割しか行なえない。
図9は、従来の高度計の受波計測可能時間の説明図である。また、高度計であれば、図9に示すように、送波時間内では高度計測は不可能で測定できず、受波時間内でしか高度計測できないという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、送波と受波を同時に行なうことが可能な同時双方向型送受波装置を提供することを目的とする。
本発明は、両端面に電極を有し軸方向に分極された2個の円筒型圧電振動子と、前記円筒型圧電振動子の内径より小さい開口を有し前記2個の円筒型圧電振動子間に同軸状に挟み込まれて積層されるノードプレートと、前記第1の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面に円環状の絶縁座を介して同軸状に積層配置されるフロントマスと、前記第2の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面に円環状の絶縁座を介して同軸状に積層配置されるリアマスと、前記フロントマスと前記リアマス間で積層される前記2個の円筒型圧電振動子と前記ノードプレートおよび前記絶縁座の開口部をシャフトが貫通し、前記シャフトが前記フロントマスと前記リアマスとにネジにて締結して一体化されてなる振動子組立体であって、前記2個の円筒型圧電振動子の分極極性が前記ノードプレート側で同極性となるように配置し、前記ノードプレート側の同極性となる電極に共通の引出し線である第1のリード線と、前記第1の円筒型圧電振動子の前記フロントマス側の電極から引き出した第2のリード線と、前記第2の円筒型圧電振動子の前記リアマス側の電極から引き出した第3のリード線とを設けた振動子組立体と、1次側巻線で平衡入力される巻線を有する絶縁トランスと、前記振動子組立体と前記絶縁トランスを収納するケースとからなる送受波器であって、前記振動子組立体の前記ノードプレートが緩衝座を介して前記ケースに取り付け支持され、前記振動子組立体の前記第2および第3のリード線が前記絶縁トランス1次側の巻線の平衡入力端子に接続され、前記1次側巻線の中性点と前記振動子組立体の前記第1のリード線間で送波信号の入力端子を形成し、前記絶縁トランスの2次側巻線で受波信号の出力端子を形成することを特徴とする同時双方向型送受波装置である。
また、本発明は、両端面に電極を有し軸方向に分極された2個の円筒型圧電振動子と、前記円筒型圧電振動子の内径より小さい開口を有し前記2個の円筒型圧電振動子間に同軸状に挟み込まれて積層されるノードプレートと、前記第1の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面側に同軸状に積層配置されるフロントマスと、前記第2の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面側に同軸状に積層配置されるリアマスと、前記フロントマスと前記リアマス間で積層される前記2個の円筒型圧電振動子と前記ノードプレートの開口部をシャフトが貫通し、前記シャフトが前記フロントマスと前記リアマスとにネジにて締結して一体化されてなる振動子組立体であって、前記2個の円筒型圧電振動子の分極極性が前記ノードプレート側で同極性となるように配置し、前記ノードプレート側の同極性となる電極に共通の引出し線である第1のリード線と、前記第1の円筒型圧電振動子の前記フロントマス側の電極から引き出した第2のリード線と、前記第2の円筒型圧電振動子の前記リアマス側の電極から引き出した第3のリード線とを設け、前記フロントマス、前記リアマス、前記シャフトのうち少なくとも1つを絶縁性材質で構成した振動子組立体と、1次側巻線で平衡入力される巻線を有する絶縁トランスと、前記振動子組立体と前記絶縁トランスを収納するケースとからなる送受波器であって、前記振動子組立体の前記ノードプレートが緩衝座を介して前記ケースに取り付け支持され、前記振動子組立体の前記第2および第3のリード線が前記絶縁トランス1次側の巻線の平衡入力端子に接続され、前記1次側巻線の中性点と前記振動子組立体の前記第1のリード線間で送波信号の入力端子を形成し、前記絶縁トランスの2次側巻線で受波信号の出力端子を形成することを特徴とする同時双方向型送受波装置である。
また、本発明は、前記振動子組立体の第2のリード線と前記絶縁トランス1次側巻線の入力間、および、前記振動子組立体の第3のリード線と前記絶縁トランス1次側巻線の入力間に調整回路を接続し、前記調整回路の定数を調整することにより、前記送波信号による前記受波信号出力端子へのクロストークを最小化することを特徴とする同時双方向型送受波装置である。
以上の振動子組立体およびそれを用いた同時双方向型送受波装置により、送波と受波を同時に行なうことが可能となり、送受切替回路が不要となるとともに、水中通話器を構成した場合には同時双方向通話が可能となり、迅速な情報伝達を行なえ、高度計を構成した場合には、高度0mからの計測が可能な広レンジ高度計の構成が可能になる。また、振動子組立体と絶縁トランス間に調整回路を設けることにより、容易にクロストークを最小化することが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る振動子組立体の説明図である。振動子組立体1は、2個の円筒型圧電振動子2a,2b、フロントマス3、リアマス4、シャフト5、絶縁座6a,6b、ノードプレート7、3本のリード線8a,8b,8c等よりなる。
2個の円筒型圧電振動子2a,2bは、それぞれ、両端面に電極を有し、軸方向に分極されている。ノードプレート7は、円筒型圧電振動子2a,2bの内径より小さい開口を有し、2個の円筒型圧電振動子2a,2b間に同軸状に挟み込まれて積層される。
円筒型圧電振動子2aのノードプレート7と接触する端面と対向する端面には、円環状の絶縁座6aを介して同軸状にフロントマス3が積層配置される。一方、円筒型圧電振動子2bのノードプレート7と接触する端面と対向する端面には、円環状の絶縁座6bを介して、これも同軸状にリアマス4が積層配置される。
シャフト5は、フロントマス3とリアマス4間で積層される2個の円筒型圧電振動子2a,2bとノードプレート7、絶縁座6a,6bの開口部を貫通してフロントマス3とリアマス4にネジ結合され、振動子組立体1を締結して一体化している。
ここで、シャフト5、フロントマス3、リアマス4の少なくとも1つを絶縁材で構成すれば、円筒型圧電振動子2a−フロントマス3間の絶縁座6aと、円筒型圧電振動子2b−リアマス4間の絶縁座6bを積層配置する必要はない。
以上のように構成された振動子組立体1において、2個の円筒型圧電振動子2a,2bの分極極性は、ノードプレート7側で同極性になるように配置される。例えば、図1ではノードプレート7側の極性は同極性の+極にされているが、同極性の−極としてもよい。
第1のリード線8aは、ノードプレート7側の同極性電極共通の引出し線である。また、第2のリード線8bは、第1の円筒型圧電振動子2aのフロントマス3側の電極から引き出される。さらに、第3のリード線8cは、第2の円筒型圧電振動子2bのリアマス4側の電極から引き出される。
図2は、本実施の形態に係る振動子組立体を使用した送受波器10の説明図である。送受波器10は、振動子組立体1と絶縁トランス11、および振動子組立体1および絶縁トランス11を収納し、振動子組立体1を支持するフロントケース13、支持ケース14、キャップ15等からなる。
フロントケース13は、円筒状のケースであり、円筒の内周のフロントマス3側にはフロントマス3を支持するための凹型の切欠部20、円筒の内周のフロントマス3側と反対側の端部には雌ネジ結合部19aと、雌ネジ結合部19aと接して緩衝座17が設けられる。
支持ケース14も円筒状のケースであり、その一端には、フロントケース13の雌ネジ結合部19aと嵌合する雄ネジ結合部19bが設けられる。キャップ15は、支持ケース14の他端の開口部を塞ぐ蓋である。キャップ15の側面には、切欠部21が設けられ、切欠部21にはOリング16bが装着される。また、キャップ15には4個の端子12a,12b,12c,12dが設けられる。
振動子組立体1は、フロントケース13の内部に挿入され、フロントケース13の切欠部20に装着されたOリング16aによって、フロントマス3とフロントケース13間がシールドされる。また、振動子組立体1の中央部のノードプレート7はフロントケース13の緩衝座17に嵌合される。そして、フロントケース13の雌ネジ結合部19aに支持ケース14の雄ネジ結合部19bを嵌合し、緩衝座を介してノードプレート7を挟み込むことにより、振動子組立体1がフロントケース13、支持ケース14内に固定される。支持ケース14の他端にはキャップ15が嵌合され、Oリング16bによってケース内部がシールドされる。
支持ケース14の内部には振動子組立体1の他に絶縁トランス11が封入される。振動子組立体1の第2のリード線8bと第3のリード線8cは絶縁トランス11の1次側巻線の平衡入力端子9a,9bに接続される。また、絶縁トランスの1次側巻線の中性点から引き出した信号線は、キャップ15に設けられた端子12bに接続される。
さらに、振動子組立体1の第1のリード線8aはキャップ15に設けられた端子12aに接続される。絶縁トランス11の2次側巻線の両端はキャップに設けられた端子12cおよび端子12dに接続される。
リード線8bおよびリード線8cと、絶縁トランス11の1次側巻線、リード線8aが接続された端子12a、1次側巻線の中性点から引き出した信号線が接続された端子12bにより、2個の円筒型圧電振動子2a,2bを順方向の極性で並列に接続した回線が構成され、端子12a−端子12b間に送波信号の入力端子が形成される。また、2次側巻線の出力については、2個の円筒型圧電振動子2a,2bを逆方向の極性で直列に接続した回線を構成し、受波信号の出力端子を形成する。
図3は、送受波器の送波用1次縦振動の説明図であり、図3(a)は、送受波器10の送波用1次縦振動の振動前の説明図で、図3(b)は、送受波器10の送波用1次縦振動の伸長時の説明図で、図3(c)は、送受波器10の送波用1次縦振動の縮長時の説明図で、図3(d)は、送受波器10の送波用1次縦振動の解説図である。
端子12a,端子12b間に送信信号を入力すると、第1の円筒型圧電振動子2aと絶縁トランス11の1次側巻線の上部半巻線とで1つの閉回路が構成され、電流Is1が流れる。また、これと同時に、第2の円筒型圧電振動子2bと絶縁トランス11の1次側巻線の下部半巻線とで2つ目の閉回路を構成され、電流Is2が流れる。
2つの閉回路は、信号の極性と円筒型圧電振動子2a,2bの分極極性が一致するため、図3(d)に示すように、圧電振動子の伸縮方向が同方向となり、図3(b)に示すように、送信信号の交番電圧に一致して伸張、および図3(c)に示すように、縮長を繰り返し、1次縦振動を誘起し、送信信号を送波音波Psに変換してフロントマス3から送波する。
このとき、絶縁トランス11の1次側巻線には方向の異なる2つの電流Is1とIs2が流れ込むので磁束が誘起されることはなく、2次側の受波出力の端子12c,12dへのクロストークは生じない。同様に、振動子組立体1が外来音波を受波して駆動される1次縦振動の信号も絶縁トランス11の2次側巻線へ出力されない。
図4は、送受波器の送波用2次縦振動の説明図であり、図4(a)は、送受波器10の受波用2次縦振動の振動前の説明図で、図4(b)は、送受波器10の受波用2次縦振動の伸長時の説明図で、図4(c)は、送受波器10の受波用2次縦振動の縮長時の説明図で、図4(d)は、送受波器10の受波用2次縦振動の解説図である。
振動子組立体1が外来音波Prを受けて駆動された2次縦振動は、例えば、図4(b)に示すように、音波の負圧によりフロントマス3を前進させ、第1の円筒型圧電振動子2aに引張力を与え、一方、第2の円筒型圧電振動子2bには圧縮力を与える。また、図4(c)に示すように、音波の正圧によりフロントマス3は後退し、第1の円筒型圧電振動子2aに圧縮力を与え、第2の円筒型圧電振動子2bには引張力を与える。
上記第1および第2の各円筒型圧電振動子2a,2bは、分極極性を逆にして直列接続されているので、各円筒型圧電振動子2a,2bに加わる引張力と圧縮力は、機械−電気変換の過程において順方向の信号に変換され、その信号は、各出力電気信号の和として絶縁トランス11の1次側巻線の平衡入力端子に伝達され、2次側から受波信号として出力される。
外来音波Prの駆動によって振動子組立体1は1次縦振動、2次縦振動、およびその他の高次の縦振動による信号を発生して重ね合わせの状態にあるが、1次縦振動の信号は2個の円筒型圧電振動子2a,2bの逆極性接続により消滅し、絶縁トランス11の1次側巻線の平衡入力端子間には現れない。一方、2次縦振動の信号は、振動の逆極性(図4(d)の伸縮逆方向)と、2個の円筒型圧電振動子2a,2bの逆極性接続(図4(d)の分極逆極性)により整相され(図4(d)の信号同極性)、受波信号として出現する。
送信信号による大振幅の1次縦振動と、受波音圧による微弱振幅の2次縦振動とが振動子組立体1に混在することから、送受波信号間の干渉等が心配されるが、共に重ね合わせの状態にあるため、それぞれの信号処理を適切に行うことにより送受2種類の信号を同時に処理することが可能である。
図5は、送波信号の受波信号出力端子へのクロストークを最小化するための調整回路の説明図である。すなわち、2個の円筒型圧電振動子2a,2bの特性差や、絶縁トランス11の1次側巻線の平衡入力端子への信号伝達誤差等によって生じる2つの閉回路(電流Is1と電流Is2が流れるそれぞれの回路)の電流差を最小化する回路である。
例えば、第2のリード線8bと1次側巻線の間に可変電気素子51を、第3のリード線8cと1次側巻線の間に固定電気素子52を設ける。可変電気素子51を調整することにより、固定電気素子52と相まって2つの閉回路の電流差を最小化することが可能である。これにより、絶縁トランス11の2次側巻線で合算されて出力される送波信号のクロストークが最小化される。
図6は、本実施の形態の送受波器10の感度周波数特性の説明図である。送波感度は、1次縦振動の共振周波数f1で最大感度を示し、共振周波数以外では感度の低下を生じ、送波に適した帯域は共振周波数近傍の帯域となる。受波感度は、2次縦振動の共振周波数f2で最大感度を示す。2次縦振動の共振周波数f2は1次縦振動の共振周波数f1とは異なり、2次縦振動の共振周波数以下の低周波数領域での受波感度は振動モードが大きく変わらないために静圧感度の性能で低周波領域まで一定であると考えられる。よって、送波信号の共振周波数帯域近傍で平坦な受波感度特性が得られることにより、送受波感度積で広帯域となる利点が得られる。
図7は、本実施の形態に係る受波計測可能時間の説明図である。上記にて説明したとおり、本実施の形態の送受波器10は、送波と受波を同時に行なうことが可能であり、受波計測可能時間が送波時間の制約を受けない。よって、水中通話器に本送受波器10を適用すれば、同時双方向通信が可能になる。また、高度計に本送受波器10を適用すれば、高度0mからの計測が可能になり、従来の音響機器の機器性能を大幅に向上することが可能である。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
また、本発明による同時双方向送受波器は、水中で使用する音響装置用として実施の形態を説明したが、同種の原理を有する空中音響装置用の電気音響変換器にも適用することが可能である。
本実施の形態に係る振動子組立体の説明図。 本実施の形態に係る振動子組立体を使用した送受波器の説明図。 送受波器の送波用1次縦振動の説明図。図3(a)は送受波器の送波用1次縦振動の振動前の説明図。図3(b)は送受波器の送波用1次縦振動の伸長時の説明図。図3(c)は送受波器の送波用1次縦振動の縮長時の説明図。図3(d)は送受波器の送波用1次縦振動の解説図。 送受波器の送波用2次縦振動の説明図。図4(a)は送受波器の受波用2次縦振動の振動前の説明図。図4(b)は送受波器の受波用2次縦振動の伸長時の説明図。図4(c)は送受波器の受波用2次縦振動の縮長時の説明図。図4(d)は送受波器の受波用2次縦振動の解説図。 送波信号の受波信号出力端子へのクロストークを最小化するための調整回路の説明図。 本実施の形態の送受波器の感度周波数特性の説明図。 本実施の形態に係る受波計測可能時間の説明図。 従来の送受波装置の説明図。 従来の高度計の受波計測可能時間の説明図。
符号の説明
1,101 振動子組立体
2a,2b,102a,102b 円筒型圧電振動子
3,103 フロントマス
4,104 リアマス
5,105 シャフト
6a,6b 絶縁座
7 ノードプレート
8a,8b,8c,108a,108b リード線
9a,9b 平衡入力端子
10,100 送受波器
11 絶縁トランス
12a,12b,12c,12d 端子
13 フロントケース
14 支持ケース
15 キャップ
16a,16b Oリング
17,117 緩衝座
18 ネジ
19a 雌ネジ結合部
19b 雄ネジ結合部
20,21 切欠部
51 可変電気素子
52 固定電気素子
109 支持材
120 送受信回路
122 送受切替回路
123 送信回路
124 受信回路

Claims (3)

  1. 両端面に電極を有し軸方向に分極された2個の円筒型圧電振動子と、前記円筒型圧電振動子の内径より小さい開口を有し前記2個の円筒型圧電振動子間に同軸状に挟み込まれて積層されるノードプレートと、前記第1の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面に円環状の絶縁座を介して同軸状に積層配置されるフロントマスと、前記第2の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面に円環状の絶縁座を介して同軸状に積層配置されるリアマスと、前記フロントマスと前記リアマス間で積層される前記2個の円筒型圧電振動子と前記ノードプレートおよび前記絶縁座の開口部をシャフトが貫通し、前記シャフトが前記フロントマスと前記リアマスとにネジにて締結して一体化されてなる振動子組立体であって、前記2個の円筒型圧電振動子の分極極性が前記ノードプレート側で同極性となるように配置し、前記ノードプレート側の同極性となる電極に共通の引出し線である第1のリード線と、前記第1の円筒型圧電振動子の前記フロントマス側の電極から引き出した第2のリード線と、前記第2の円筒型圧電振動子の前記リアマス側の電極から引き出した第3のリード線とを設けた振動子組立体と、1次側巻線で平衡入力される巻線を有する絶縁トランスと、前記振動子組立体と前記絶縁トランスを収納するケースとからなる送受波器であって、前記振動子組立体の前記ノードプレートが緩衝座を介して前記ケースに取り付け支持され、前記振動子組立体の前記第2および第3のリード線が前記絶縁トランス1次側の巻線の平衡入力端子に接続され、前記1次側巻線の中性点と前記振動子組立体の前記第1のリード線間で送波信号の入力端子を形成し、前記絶縁トランスの2次側巻線で受波信号の出力端子を形成することを特徴とする同時双方向型送受波装置
  2. 両端面に電極を有し軸方向に分極された2個の円筒型圧電振動子と、前記円筒型圧電振動子の内径より小さい開口を有し前記2個の円筒型圧電振動子間に同軸状に挟み込まれて積層されるノードプレートと、前記第1の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面側に同軸状に積層配置されるフロントマスと、前記第2の円筒型圧電振動子の前記ノードプレートと接触する端面と対向する端面側に同軸状に積層配置されるリアマスと、前記フロントマスと前記リアマス間で積層される前記2個の円筒型圧電振動子と前記ノードプレートの開口部をシャフトが貫通し、前記シャフトが前記フロントマスと前記リアマスとにネジにて締結して一体化されてなる振動子組立体であって、前記2個の円筒型圧電振動子の分極極性が前記ノードプレート側で同極性となるように配置し、前記ノードプレート側の同極性となる電極に共通の引出し線である第1のリード線と、前記第1の円筒型圧電振動子の前記フロントマス側の電極から引き出した第2のリード線と、前記第2の円筒型圧電振動子の前記リアマス側の電極から引き出した第3のリード線とを設け、前記フロントマス、前記リアマス、前記シャフトのうち少なくとも1つを絶縁性材質で構成した振動子組立体と、1次側巻線で平衡入力される巻線を有する絶縁トランスと、前記振動子組立体と前記絶縁トランスを収納するケースとからなる送受波器であって、前記振動子組立体の前記ノードプレートが緩衝座を介して前記ケースに取り付け支持され、前記振動子組立体の前記第2および第3のリード線が前記絶縁トランス1次側の巻線の平衡入力端子に接続され、前記1次側巻線の中性点と前記振動子組立体の前記第1のリード線間で送波信号の入力端子を形成し、前記絶縁トランスの2次側巻線で受波信号の出力端子を形成することを特徴とする同時双方向型送受波装置
  3. 前記振動子組立体の第2のリード線と前記絶縁トランス1次側巻線の入力間、および、前記振動子組立体の第3のリード線と前記絶縁トランス1次側巻線の入力間に調整回路を接続し、前記調整回路の定数を調整することにより、前記送波信号による前記受波信号出力端子へのクロストークを最小化することを特徴とする請求項1または2に記載の同時双方向型送受波装置。
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