JP4978452B2 - ストッパ装置 - Google Patents

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本発明は、電磁ソレノイドを駆動源として進退するストッパピンを備えたストッパ装置に関するものである。
例えば、収納装置に収納され水平方向に移動させることにより収納装置から取り出し可能な収納箱において、この収納箱を収納装置に収納した状態で、収納箱に移動自在に設けられている蓋を水平方向に引き出すことにより、収納箱の上部に設けられた開口を開放し、この開口から収納物を収納するようにしたものがある。この収納装置では、引き出された蓋が収納箱から引き抜かれないようにするために、蓋に設けた係合片に係合し蓋を所定の位置で停止させるストッパ装置が備えられている。
図5は従来のストッパ装置をこの種の収納箱に実施した状態を示す側面図である。同図に全体を符号1で示すものは収納箱であって、上部に形成された開口2は矢印A−B方向に移動自在に支持された蓋3によって覆われている。この蓋3は略中央部に蝶番4が設けられており、この蓋3は矢印A方向へ引き出した状態で、蝶番4によって左半分3aが直角に折り曲げ可能になっている。また、この蓋3の右端部には、後述するストッパピン34に係合する逆L字状に形成された係合片5が固定されている。したがって、この収納箱1は収納装置(図示せず)に設置されると、蓋3を矢印A方向に移動させることにより、開放された開口2から収納物を収納箱1内に投入可能になる。
30は収納装置内に固定されたベース板であって、このベース板30には、ブラケット31を介してストッパ装置として機能する電磁ソレノイド32が固定されている。この電磁ソレノイド32のロッド32aには連結レバー33を介してストッパピン34が枢着されており、このストッパピン34は圧縮コイルスプリング35の弾発力によってベース板30の孔(図示せず)から進出する方向に付勢されている。このような構成において、収納装置内に収納された収納箱1の開口2を開放する場合は、電磁ソレノイド32を非励磁状態にすることにより、ストッパピン34を図に示すように圧縮スプリング35の弾発力によってベース板30の孔(図示せず)から蓋3側に進出させる。この状態で、蓋3を矢印A方向に移動させることにより、図中二点鎖線で示すように係合片5がストッパピン34に係合することで、開口2が開放されるとともに蓋3が引き抜かれることが規制される。
上述した従来のストッパ装置が実施された蓋の係合構造においては、蓋3を移動させる際に係合片5に干渉する部材がないように、ベース板30と蓋3との間に間隔Lをもって隙間が形成されている。このため、この隙間から悪意の第三者がドライバー等を差し入れて、非励磁状態にある電磁ソレノイドのストッパピン34を圧縮スプリング35の弾発力に抗してこじ上げて強制的に後退させることにより、収納装置から開口2が開放された状態で収納箱1が引き出されてしまうおそれがあった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、非励磁状態にある電磁ソレノイドのロッドをドライバー等によって強制的に後退させることができないストッパ装置を提供するところにある。
この目的を達成するために、本発明は、進退自在なロッドを有するソレノイドと、このソレノイドのロッドの進退に連動して進退するストッパピンとを備えたストッパ装置において、前記ロッドと前記ストッパピンとの間に、前記ロッドに一端部が枢着された連結レバーと、この連結レバーの他端部に中央部が枢着され一端部に前記ストッパピンが枢着された第1の回動規制レバーと、この第1の回動規制レバーの一端部が枢着されこの一端部を揺動自在に支持する第2の回動規制レバーとを介在させ、前記ロッドが前進することにより前記第1の回動規制レバーの他端部に係合し前記第2の回動規制レバーとともに前記第1の回動規制レバーの回動を規制する規制部材と、前記規制部材に前記第1の回動規制レバーの他端部を係合させる方向へ付勢する付勢手段とを備えたものである。
本発明によれば、ストッパピンをドライバー等で後退させる方向へ移動させようとしても、ストッパピンが枢着された第1の回動規制レバーは、第2の回動規制レバーと規制部材との協働によって回動が規制されるため、ストッパピンが後退するようなことがない。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るストッパ装置の正面図、図2は同じく蓋のロック装置として実施した側面図、図3は同じくストッパピンを後退させた状態を示す正面図、図4は同じくストッパピンを故意に後退させようとした場合の状態を示す正面図である。なお、上述した図5に示す従来技術において説明した同一または同等の部材については、同一の符号を付し詳細な説明は適宜省略する。
図1に全体を符号9で示すストッパ装置は、収納箱1の蓋3から距離Lだけ離間して図示を省略した収納装置内に固定されるベース板10を備えており、このベース板10上には台座11が固定されており、この台座11上には、断面がコ字状に形成されたブラケット12が固定されている。13はブラケット12の底部に固定され側面視が不等辺四角形に形成されたブラケットであって、上面部には、支持板14を介して電磁ソレノイド15が固定されている。
この電磁ソレノイド15のロッド15aには、ピン17を介して連結レバー16の一端部が枢着されており、この連結レバー16の他端部には、ピン19を介して第1の回動規制レバー18の中央部が枢着されている。20は基端部が軸21を介してブラケット12に揺動自在に支持された第2の回動規制レバーであって、揺動端部20aには、ピン22を介して第1の回動規制レバー18の一端部18aが枢着されており、ブラケット12の底部12aに係合する係合部20bが設けられている。
23はブラケット13に固定されている支持板24に取り付けられた規制部材であって、後述するように電磁ソレノイド15のロッド15aが前進することにより、この規制部材23に第1の回動規制レバー18の他端部18bが係合する。ここで、規制部材23に第1の回動規制レバー18の他端部18bが係合した図1に示す状態で、ピン21とピン22を結んだ線と、ピン22と第1の回動規制レバー18の他端部18bとを結んだ線とのなす角度αが、180°よりも小さくなるように設定されている。
25は前進することにより上記した蓋3の係合片5が係合するストッパピンであって、上端部がピン22を介して第1の回動規制レバー18の一端部18aと、第2の回動規制レバー20の揺動端部20aとに枢着されている。このストッパピン25は、後述するように電磁ソレノイド15のロッド15aが進退することにより、連結レバー16および第1および第2の回動規制レバー18,20を介してベース板10に設けられた孔10aから進退する。
26はブラケット13と第1の回動規制レバー18との間に懸架された引張りコイルばねであって、この引張りコイルばね26の引張力によって、第1の回動規制レバー18がピン19を回動中心として時計方向、すなわち他端部18bが規制部材23に係合する方向へ付勢されている。このように構成されていることにより、連結レバー16は電磁ソレノイド15のロッド15aの前進方向に延設され、第1の回動規制レバー18は、第2の回動規制レバー20の支持と引張りコイルばね26の引張力によるモーメントとの協働により、連結レバー16と略直交するように姿勢が保持されている。
このような構成において、電磁ソレノイド15のロッド15aが前進した図1に示す状態から、電磁ソレノイド15を励磁しロッド15aを後退させることにより、図3に示すように連結レバー16を介して第1の回動規制レバー18が矢印C方向に移動する。このとき、第1の回動規制レバー18が第2の回動規制レバー20の支持と引張りコイルばね26の引張力によるモーメントとの協働により、連結レバー16と略直交した状態の姿勢が保持されるため、第1の回動規制レバー18がこの姿勢を保持したままの状態で連結レバー16と一体的に移動する。したがって、第1の回動規制レバー18の矢印C方向の移動により、ストッパピン25が上方に移動しベース板10の孔10a内に退避するとともに、第1の回動規制レバー18の他端部18bが規制部材23から離間する。
この状態から、電磁ソレノイド15が非励磁状態になると、電磁ソレノイド15内に内蔵された図示を省略した付勢手段によってロッド15aが前進する。ロッド15aが前進することによって、連結レバー16を介して第1の回動規制レバー18が、図4に示すように矢印D方向へ移動するから、引張りコイルばね26の引張力によって第1の回動規制レバー18の他端部18bが規制部材23に係合するとともに、第2の回動規制レバー20の係合部20bがブラケット12の底部12aに係合する。第1の回動規制レバー18が矢印D方向へ移動することにより、ストッパピン25がこの第1の回動規制レバー18を介してベース板10の孔10aから進出する。
この状態で、ベース板10と収納箱1の蓋3との間に形成されている隙間にドライバー等を差し入れ、ストッパピン25をこじ上げようとすると、ピン22を介して第1の回動規制レバー18に規制部材23を回動中心とした図中時計方向への回転モーメントが作用する。同時に、第2の回動規制レバー20にピン21を回動中心として図中反時計方向への回転モーメントが作用する。このとき、第1の回動規制レバー18の他端部18bが規制部材23に係合し、ピン21とピン22を結んだ線と、ピン22と第1の回動規制レバー18の他端部18bとを結んだ線とのなす角度αが、180°よりも小さくなるように設定されている。したがって、第1の回動規制レバー18と第2の回動規制レバー20とに、いわゆる死点越えの作用により互いの回動を規制するモーメントが作用する。すなわち第1の回動規制レバー18の一端部18aと第2の回動規制レバー20の揺動端部20aに枢着されたピン22には、第1の回動規制レバー18および第2の回動規制レバー20から、図中上方への移動を規制するモーメントが作用する。
このモーメントが作用することにより、第1の回動規制レバー18のピン19を回動中心とした図中時計方向への回動が規制されるとともに、第2の回動規制レバー20のピン21を回動中心とした図中反時計方向への回動が規制される。このため、ストッパピン25を故意にこじ上げようとしても、ストッパピン25はベース板10の孔10a内に後退するようなことがないとともに、第1の回動規制レバー18を介して電磁ソレノイド15のロッド15aが後退する(矢印C方向へ移動する)ようなこともない。
このように、ストッパピン25が故意にこじ上げられるようなことがないから、第三者によって収納箱1を収納装置から引き出すことを防止することができる。ここで、引張りコイルばね26の引張力によって、第1の回動規制レバー18の他端部18bが規制部材23に確実に係合するため、第2の回動規制レバー20との協働によって、第1の回動規制レバー18の回動を確実に規制することができるから、ストッパピン25の後退をより一層確実に規制することができる。
本発明に係るストッパ装置の正面図である。 本発明に係るストッパ装置を蓋のロック装置として実施した側面図である。 本発明に係るストッパ装置において、ストッパピンを後退させた状態を示す正面図である。 本発明に係るストッパ装置において、ストッパピンを故意に後退させようとした場合の状態を示す正面図である。 従来のストッパ装置を収納箱に実施した状態を示す側面図である。
符号の説明
1…収納箱、3…蓋、5…係合片、15…電磁ソレノイド、15a…ロッド、16…連結レバー、18…第1の回動規制レバー、18b…他端部、20…第2の回動規制レバー、23…規制部材、25…ストッパピン、26…引張りコイルばね。

Claims (1)

  1. 進退自在なロッドを有するソレノイドと、このソレノイドのロッドの進退に連動して進退するストッパピンとを備えたストッパ装置において、
    前記ロッドと前記ストッパピンとの間に、
    前記ロッドに一端部が枢着された連結レバーと、
    この連結レバーの他端部に中央部が枢着され一端部に前記ストッパピンが枢着された第1の回動規制レバーと、
    この第1の回動規制レバーの一端部が枢着されこの一端部を揺動自在に支持する第2の回動規制レバーとを介在させ、
    前記ロッドが前進することにより前記第1の回動規制レバーの他端部に係合し前記第2の回動規制レバーとともに前記第1の回動規制レバーの回動を規制する規制部材と、
    前記規制部材に前記第1の回動規制レバーの他端部を係合させる方向へ付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とするストッパ装置。
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