JP4978375B2 - 排気管内可視化装置 - Google Patents

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Description

本発明は排気管内可視化装置に関するもので、既設のセンサの取り付け部に取り付けられ自動車エンジンの排気管の内部を外部から可視化する排気管内可視化装置に好適である。
自動車エンジンの排気管には、排気ガスを高効率で浄化することを目的とし、空燃比を精度良く制御するための各種排気センサが取り付けられる。これらのセンサは酸素濃度を検出するために検出部分の素子は主にZrO2セラミックが使用される。また、排気ガス温度が低い時でも作動するように検出部分のセラミック素子は加熱用のヒータを備えているのが一般的である。
近年は排ガス規制強化、燃費向上のためエンジンンの燃焼効率が大幅に向上し、それに伴いエンジン始動時に発生する凝縮水の量が増え、且つ長時間にわたって排出される。
排気管内を流通する凝縮水は、水という状態であるのでその温度は排ガスの温度に比べると非常に低い状態である。一方、酸素濃度検出のためにセラミック素子はヒータで加熱され高温状態になっており、この高温のセラミック部分に低温の水滴が付着するとセラミックに亀裂等の損傷が生じセンサの機能が損なわれる。
そこで自動車の開発にあたって、排気管に取り付ける排気センサを設計製作する場合、排気管内の水滴の飛散状態を把握する必要がある。そのため自動車エンジンと排気管のモデル(実車テスト装置)を使用し、排気管のサンサの近傍に観察窓を設け外部からカメラ等で水滴の飛散状態を観察や撮影をしている。
しかしながら、排気管の外部から観察窓を通して水滴の飛散状態を観察、撮影するためには、排気管への観察窓の設置、排気管近傍への光源、カメラの設置等が必要となり、これらの観察装置を設置するスペースもなく、設置出来たとしても作業性が悪く、良好な水滴飛散状態の観察、撮影ができない。
また、排気管内を流通する水滴の観察、撮影は、排気管の外部から行っているため、実際の水滴の飛散状態、すなわちセンサの各部に水滴が飛散付着する状態を正しく観察することができない。
また、上記の観察が狭い空間で作業者が行うことになるため、作業者による撮影のバラツキが生じたり、低温室内での低温状態の観察、撮影をする場合においては、作業者に低温下の作業時間負担がかかるという問題が生じる。
なお、ファイバースコープを備えた中空体内部を点検する装置については下記特許文献1に記載されている。
特開2000−162510号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、排気管に装着される既設のセンサ取り付け部を利用し、当該センサ取り付け部に取り付け可能な排気管取り付け部を有する可視化装置本体と、当該可視化装置本体内に排気管の内部を外部より可視化する可視化手段を備えることにより、排気管への取り付け加工を施すことなく全ての排気管への取り付けを可能とし、排気管内におけるセンサの位置目線で観察でき、実態に合致した水滴飛散状態を観察、撮影することができると共に、遠隔操作により作業者の負荷や撮影バラツキの低減を図ることを目的とする。
請求項1に係る発明では、排気管に装着されるセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有する可視化装置本体と、当該可視化装置本体内に設けられ前記排気管の内部を前記排気管の外部より可視化する可視化手段を備えることを特徴する。
上記構成によれば、排気管に装着されるセンサ取り付け部を利用し可視化装置本体の排気管取り付け部を既設のセンサ取り付け部に取り付けているから、排気管への取り付け加工を施すことなく全ての排気管への取り付け観察を可能にすると共に、可視化手段で排気管の外部から排気管内部のセンサ位置の目線で飛散している水滴を取り付けられるセンサと同じ状態で観察、撮影することができ、実態に合致した正確な水滴飛散状態を得ることができる。
請求項2に係る発明では、前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする。
上記構成によれば、センサ取り付け部と排気管取り付け部はネジ螺合であるから、排気管への取り付け、取り外しが容易である共に排気管への取り付けが確実にできる。
請求項3に係る発明では、前記可視化手段は前記排気管の内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープと、前記排気管の内部を照射するファイバー光源を備えることを特徴する。
上記構成によれば、可視化手段としてファイバースコープとファイバー光源を備えているから、排気管の外部から内部の観察を確実に行えると共に遠隔操作ができ、従って作業者の作業負荷の低減、撮影バラツキも低減することができる。
請求項4に係る発明では、前記ファイバースコープと前記ファイバー光源は別体で構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ファイバースコープとファイバー光源を別体構造にしているから、それそれの調整が容易にできる。
請求項5に係る発明では、前記ファイバースコープと前記ファイバー光源のそれぞれの先端部は、それぞれの軸方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、ファイバースコープとファイバー光源のそれぞれの先端部を軸方向において異なる位置にしているから、ファイバー光源によるファイバースコープへのハレーションを未然に防止できる。
請求項6に係る発明では、前記ファイバー光源の先端部は前記ファイバースコープの先端部より先端側に位置していることを特徴とする。
上記構成によれば、ファイバー光源の先端部をファイバースコープの先端部より先端側に位置しているから、ファイバー光源から照射される光がファイバースコープに遮蔽されず、観察部位、位置を確実に照射できる。
請求項7に係る発明では、排気管に装着されるセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有するハウジングと、
前記ハウジングの内部に保持される保持管と、
前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部の状態を前記排気管の外部から可視化状態にするファイバースコープと、
前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部を前記ファイバースコープの先端部より先端側で照射すると共に前記ファイバースコープと別体のファイバー光源と備え、
前記保持管には前記ファイバースコープの可視スコープ窓と前記ファイバー光源の光照射窓が設けられ、
前記ハウジングの先端部は少なくとも前記可視スコープ窓と前記光照射窓に対応した部位が光透過部材で構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、排気管に装着される既設センサ取り付け部を利用しハウジングの排気管取り付け部をセンサ取り付け部に取り付けているから、排気管への取り付け加工を施すことなく全ての排気管への取り付け観察を可能にすると共にファイバースコープで排気管の外部から排気管内部のセンサ位置の目線で飛散している水滴を観察、撮影することができ、実態に合致した正確な水滴飛散状態を得ることができる。また、ファイバースコープとファイバー光源を備えているから、排気管内部の観察を確実に行えると共に遠隔操作ができ、従って作業者の作業負荷の低減、撮影バラツキも低減することができる。また、ファイバースコープとファイバー光源を別体構造にしているから、それそれの調整が容易にできる。また、ファイバー光源の先端部をファイバースコープの先端部より先端側に位置しているから、ファイバー光源から照射される光がファイバースコープに遮蔽されず、観察部位、位置を確実に照射できる。
請求項8に係る発明では、前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする。
上記構成によれば、センサ取り付け部と排気管取り付け部はネジ螺合であるから、排気管への取り付け、取り外しが容易である共に排気管への取り付けが確実にできる。
請求項9に係る発明では、前記ハウジングの先端部は全周に亘り光透過部材で構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ファイバースコープ及びファイバー光源が装着された保持管の固定位置がずれても、ハウジングの先端部は全周に亘り光透過部材で構成されているから、水滴の飛散状態を充分観察できる。
請求項10に係る発明では、排気管に装着されるセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有するハウジングと、
前記ハウジングの内部に保持される保持管と、
前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープと、
先端側で照射すると共に前記ファイバースコープと別体のファイバー光源と、
前記ハウジングの基端側に装着され当該ハウジングに対し前記保持管を緩締可能に固定する保持管固定手段を備え、
前記保持管には前記ファイバースコープの可視スコープ窓と前記ファイバー光源の光照射窓が設けられ、
前記ハウジングの先端部は少なくとも前記可視スコープ窓と前記光照射窓に対応した部位が光透過部材で構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、排気管に装着される既設のセンサ取り付け部を利用しハウジングの排気管取り付け部をセンサ取り付け部に取り付け、排気管への取り付け加工を施すことなく全ての排気管への取り付け観察を可能にすると共にファイバースコープで排気管の外部から排気管内部のセンサ位置の目線で飛散している水滴を観察、撮影することができ、実態に合致した正確な水滴飛散状態を得ることが出来る。また、ファイバースコープとファイバー光源を備えているから、排気管内部の観察を排気管の外部から確実に行えると共に遠隔操作ができ、従って作業者の作業負荷の低減、撮影バラツキも低減することができる。また、ファイバースコープとファイバー光源を別体構造にしているから、それそれの調整が容易にできる。また、ファイバー光源の先端部をファイバースコープの先端部より先端側に位置しているから、ファイバー光源から照射される光がファイバースコープに遮蔽されず、観察部位、位置を確実に照射できる。また、ハウジングに対し保持管を緩締可能に固定する保持管固定手段を備えているから、保持管固定手段の緩め締めにより保持管の回動、軸方向移動ができ、煤の汚れや観察方向への対応が可能である。
請求項11に係る発明では、前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする。
上記構成によれば、センサ取り付け部と排気管取り付け部はネジ螺合であるから、排気管への取り付け、取り外しが容易である共に排気管への取り付けが確実にできる。
請求項12に係る発明では、前記ハウジングの先端部は全周に亘り光透過部材で構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ハウジングの先端部を全周に亘り光透過部材で構成しているから、さらにハウジングの基端側に装着され当該ハウジングに対し保持管を緩締可能に固定する保持管固定手段を備えているから、排気管内を流通するカーボン(煤)によってハウジングの先端側の光透過部材の排ガス流通上流側が汚れて光が透過し難くなっても、保持管固定手段を緩めて保持管の軸方向及び円周方向の位置を適宜調整して確実に水滴の飛散状態を観察できる。
請求項13に係る発明では、前記保持管には当該保持管の内部を冷却する保持管冷却手段、前記ハウジングには当該ハウジングの内部を冷却するハウジング冷却手段が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、保持管冷却手段及びハウジング冷却手段を設けているから、ハウジング、保持管及び周辺の部材の温度上昇を低減してファイバースコープやファイバー光源、ハウジング及び保持管に接する各部材の高温下による機能を維持できる。
請求項14に係る発明では、保持管固定手段は前記ハウジングの基端側にネジ結合され前記保持管が軸方向に移動可能な締結部材と、当該締結部材のネジ結合により前記保持管を前記ハウジングに対して緩締可能にする押圧着部材を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ハウジングと締結部材とをネジ結合にしているから、緩締の状態を自在にすることができ、押圧着部材の緩締状態を確実に行える。
請求項15に係る発明では、前記押圧着部材は前記保持管の外周から圧着脱するフッ素又はシリコン系ゴムOリングであることを特徴とする。
上記構成によれば、押圧着部材をフッ素又はシリコン系ゴムOリングとしているから、高温での耐久性が保持され、高温下においても押圧着部材の緩締機能を確実に発揮できる。
以下、本発明になる排気管内可視化装置を図1〜5に基づき説明する。本発明の実施形態では、排気管は自動車エンジンからの排ガスを排出する排気管の例であり、説明において「先端側」「基端側」の用語は図1に示す方向を表す。また、「緩締」とはネジを緩めたり、締めたりすることを意味する。なお、断面図においては、切断面として表示されない部位についても理解を得るため断面表示をしている。
排気管内可視化装置は可視化装置本体10と可視化手段20を備える。可視化手段20は画像処理装置30を具備する。
可視化装置本体10の主体をなすハウジング101は耐熱性金属(ステンレス鋼)であり、ほぼ中空状をなし、その先端側には、排気管Xに装着される酸素濃度センサ、温度センサ等の各種センサ(図示せず)の取り付け部Yとしてのメネジにリングガスケット100を介してネジ螺合して取り付けられる排気管取り付け部102としてのオネジを有している。また、ほぼ中央部には工具取付け用の六角部103が設けられている。さらに基端側には緩締オネジ104が形成されている。
ハウジング101の先端部には先端側が閉塞した中空円筒状の保護カバーをなす光透過部材105が固定されており、光透過部材105は耐熱性を有し光を透過させる透明の石英ガラスである。この光透過部材105もハウジングを構成するものである。
ハウジング101の基端側には緩締オネジ104と螺合する緩締メネジ106が内周側に形成され後述する保持管204を緩締可能に固定するリング状の保持管固定手段112としての耐熱性金属(ステンレス)の保持管固定具113が取り付けられる。
ハウジング101の基端部107及び保持管固定具113のそれぞれの中央部には後述する保持管204が挿通する貫通孔108、109が形成されている。ハウジング101の基端部107と、当該基端部107と対向する保持管固定具113の内側端面110との間には押圧着部材111が装着されている。押圧着部材111は耐熱性フッ素又はシリコン系ゴムOリングである。なお、保持管固定具113と押圧着部材111で保持管固定手段112を構成している。
ハウジング101の中央部には、ハウジング101の貫通孔108、保持管固定具113の貫通孔109を挿通して保持管204が装着されている。保持管204は耐熱性金属(ステンレス)の細長いパイプ状をなし、その先端側は閉塞され、基端側は耐熱性金属(ステンレス)の栓208で封じられている。
可視化手段20をなす保持管204内には、可視化手段20を構成する断面円形のファイバースコープ201と断面円形のファイバー光源202が保持管204の基端側に保持管204と同材料で形成したファイバースコープガイド205、ファイバー光源ガイド206を通して装着されている。
ファイバースコープ201及びファイバー光源202ともその先端部は保持管204の先端側に位置し排気管Xの内部に配設され、その基端側は保持管204の基端側に位置し排気管Xの外部に配設されている。従って、ファイバースコープ201及びファイバー光源202は排気管Xの外部から内部まで配設してあり、排気管Xの外部から内部の状態を観察できるようになっている。
ファイバースコープ201の先端側にはファイバースコープ201の構成をなす側視レンズ203が取り付けてあり、ファイバースコープ201内を通る信号(光)を直角に変向させる。
ファイバー光源202の先端部はファイバースコープ201の先端部より先端側に突出しており、それぞれの先端部の位置を異にしている。ファイバー光源202は基端側に配設された光源207からの光を先端部において照射する。
保持管204の先端側には、図3、4、5に示すように、ファイバースコープ201用の可視スコープ窓209、ファイバー光源202用の光照射窓210が設けられており、可視スコープ窓209、光照射窓210は光を透過する耐熱性石英ガラスで覆われている。また、可視スコープ窓209、光照射窓210は保持管204の円周の所定の角度の範囲及び軸方向の所定の長さを有し、可視スコープ窓209はファイバースコープ201の側視レンズ203に対応した位置にあり、また、光照射窓210はファイバー光源202の先端部に対応した位置にあり、且つファイバースコープ201の側視レンズ203及びファイバー光源202の先端部が軸方向及び円周方向にある程度移動、回動しても充分対応できるように配置されている。なお、図1において、光透過部材105及び可視スコープ窓209、光照射窓210が透明であるので、光透過部材105の内部に位置する保持管204、ファイバースコープ201、断面円形のファイバー光源202、側視レンズ203等は実線で表示している。
ファイバースコープ201とファイバー光源202は別体で配置され、それぞれが独立して軸方向へ移動できるようにしてある。また、ファイバースコープ201の先端部の側視レンズ203はファイバースコープ201の直径とほぼ同寸法であり、ファイバースコープガイド205から挿通できるようになっている。
ファイバースコープ201の基端部には画像処理装置30が接続されており、画像処理装置30はファイバースコープ201からの光情報を捕らえるCCDカメラ301、捕らえた情報を表示するモニタ302、情報を記録するビデオ装置303等が備わっている。この画像処理装置30は通常使用されているものである。
本発明排気管内可視化装置は高温の排ガスが流通する排気管X内に装着して使用する装置であるため、当該装置が高温になりファイバースコープ201やファイバー光源202、押圧着部材111としてのOリング等の機能が低下しないように、ハウジング101(光透過部材105も含む)の内部を冷却するハウジング冷却手段40が設けられている。
具体的な構成はハウジング101の外部と内部とを連通するハウジング冷却入口パイプ401とハウジング冷却出口パイプ402であり、冷却効率をよくするためハウジング冷却入口パイプ401の先端側はハウジング101の先端側に位置し、ハウジング冷却出口パイプ402はハウジング101の基端側に位置させている。
なお、ハウジング101(光透過部材105も含む)の内部は、押圧着部材111の押圧着による変形(楕円)で押圧着部材111が保持管204の外周面と保持管固定具113の内周面とに密着しているため、ほぼ密閉状態を保持し矢印で示すようにハウジング冷却入口パイプ401からハウジング冷却出口パイプ402への冷却エアーの流通を可能にしている。
同様に保持管204の内部を冷却する保持管冷却手段50が設けられている。具体的な構成は保持管204の外部と内部とを連通する保持管冷却入口パイプ501と保持管冷却出口パイプ502であり、冷却効率をよくするため保持管冷却入口パイプ501の先端側は保持管204の先端側(低部)に位置し、保持管冷却出口パイプ502は保持管204の基端側に位置させている。
ハウジング冷却手段40及び保持管冷却手段50は矢印で示すようにハウジング冷却入口パイプ401及び保持管冷却入口パイプ501からそれぞれ冷却エアーを吹き込み、ハウジング101及び保持管204の内部を冷却する。
上記構成になる排気管内可視化装置は、全体の体格としては酸素濃度センサや温度センサとほぼ同じ形状を呈しており、特にハウジング101の排気管取り付け部102としてのオネジより先端側の形状は近似している。また、ハウジング101の排気管取り付け部102としてのオネジより先端側は、酸素濃度センサや温度センサが排気管Xに取り付けられ排気管Xの内部に突出した状態とほぼ同位置になるように設定されており、上記センサと同じ目線の位置で排気管Xの内部を観察できるようになっている。
次に上記構成になる排気管内可視化装置による排気管Xの内部の水滴飛散状態の観察について説明する。
予め保持管冷却入口パイプ501、保持管冷却出口パイプ502及び栓208が取り付けられた保持管204のファイバースコープガイド205及びファイバー光源ガイド206から側視レンズ203が取り付けられたファイバースコープ201及びファイバー光源202を保持管204の先端側まで挿通する。
この場合、ファイバースコープガイド205の側視レンズ203が可視スコープ窓209に対向位置するように、また、ファイバー光源202の先端部が光照射窓210に位置するようにそれぞれ設定する。そして、ファイバー光源202の先端部はファイバースコープ201の側視レンズ203の位置と異にし、より先端側に位置している。これによってファイバー光源202からの照射光によるファイバースコープ201でのハレーションを防止できる。また、ファイバー光源202の先端部は保持管204の底部近傍に配置されるので、ファイバー光源202の先端部からの照射光は低部に反射すると共に光照射窓210から排気管Xの内部を照射し内部を可視できる明るさを呈する。
ファイバースコープ201及びファイバー光源202が装着された保持管204即ち可視化手段20を、可視化装置本体10を構成する保持管固定手段112の保持管固定具113及びハウジング101の基端部の貫通孔109、108から挿通し、保持管204の先端部(底部)が光透過部材105の底部近傍に位置するようにセットする。
次に保持管固定具113をネジ締め、押圧着部材111(Oリング)を押圧し楕円状に変形させ、上述した如く保持管204の外周面から押圧着して保持管204の装着位置を定めると共に、ハウジング101の内部を気密状態にする。
次にファイバースコープ201の基端部を画像処理装置30に接続すると共に、光源207を点灯する。光源207の点灯により上述して如くファイバー光源202の先端部から照射光が発せられ光照射窓210から排気管Xの内部を照射し内部が観察できる環境が整う。
エンジンを駆動して排気管X内は排気ガスが流通し、発生する水滴も飛散する。水滴の飛散状態(光景)はファイバー光源202の照射の下で、側視レンズ203で90°変向され、ファイバースコープ201を通してCCDカメラ301に撮像される。そして撮像された水滴の飛散状態はモニタ302で観察することができると共に、ビデオ装置303に記録保存することもでき、水滴の飛散状態を解析することができる。そして水滴の飛散状態の観察を側視レンズ203を備えたファイバースコープ201と光伝達の良好なファイバー光源202で行うので、正確に且つ明瞭に観察できる。
水滴の飛散状態を観察していると、排気ガス中の煤が光透過部材105の排気ガス流通上流側に付着し光透過部材105の光透過度が低下し、排気管Xの内部の観察がし難くなる。
このような場合は、保持管固定具113のネジ締めを緩め、保持管204を円周方向に回動させたり、軸方向へ移動させたりして光透過部材105の煤に汚れていない部分から水滴の飛散状態を観察する。
観察中はハウジング冷却手段40及び保持管冷却手段50に冷却エアーを通してハウジング101及び保持管204の内部を冷却し、可視化手段20の機能を維持する。
以上、本発明排気管内可視化装置においては、排気管Xに装着される既設のセンサ取り付け部Yを利用し可視化装置本体10の排気管取り付け部102をセンサ取り付け部Yに取り付けているから、排気管への取り付け加工を必要とせず、全ての排気管への取り付け観察が可能にすると共に、可視化手段20で排気管Xの外部から排気管Xの内部のセンサ位置の目線で飛散している水滴を観察、撮影することができ、実態に合致した正確な水滴飛散状態を観察することができる。
また、本発明排気管内可視化装置では、センサ取り付け部Yと排気管取り付け部102はネジ螺合であるから、排気管Xへの取り付け、取り外しが容易である共に排気管Xへの取り付けが確実にできる。
また、本発明排気管内可視化装置では、可視化手段20としてファイバースコープ201とファイバー光源202を備えているから、排気管X外部から内部の観察を確実に行えると共に遠隔操作ができ、従って作業者の作業負荷の低減、撮影バラツキも低減することができる。
また、本発明排気管内可視化装置では、ファイバースコープ201とファイバー光源202を別体構造にしているから、それそれの調整が容易にできる。
また、本発明排気管内可視化装置では、ファイバースコープ201とファイバー光源202のそれぞれの先端部を軸方向において異なる位置にしているから、ファイバー光源202によるファイバースコープ201へのハレーションを未然に防止できる。
また、本発明排気管内可視化装置では、ファイバー光源202の先端部をファイバースコープ201の先端部より先端側に位置しているから、ファイバー光源202から照射される光がファイバースコープ201に遮蔽されず、観察部位、位置を確実に照射できる。
また、本発明本発明排気管内可視化装置は、排気管Xに装着されるセンサ取り付け部Yに取り付けられる排気管取り付け部102を有するハウジング101と、ハウジング101の内部に保持される保持管204と、保持管204の内部に装着され排気管Xの内部の状態を排気管Xの外部から可視化状態にする側視レンズ203を備えたファイバースコープ201と、保持管Xの内部に装着され排気管Xの内部をファイバースコープ201の先端部より先端側で照射すると共にファイバースコープ201と別体のファイバー光源202と備え、保持管204にはファイバースコープ201の可視スコープ窓209とファイバー光源202の光照射窓210が設けられ、ハウジング101の先端部は少なくとも可視スコープ窓209と光照射窓210に対応した部位が光透過部材105としているから、上記効果に加えて、側視レンズ203を有するファイバースコープ201及びファイバー光源202を備えているから、排気管Xの内部の水滴の飛散状態を排気管Xの外部からでもより確実、明瞭に観察することができる。
また、本発明排気管内可視化装置では、ハウジング101の先端部は全周に亘り光透過部材105としているから、ファイバースコープ201及びファイバー光源201が装着された保持管204の固定位置がずれたりしても水滴の飛散状態を充分観察できる。光透過部材105が煤で汚れても保持管204を回動、移動させて水滴の飛散状態を充分観察できる。
また、本発明排気管内可視化装置は、排気管Xに装着されるセンサ取り付け部Yに取り付けられる排気管取り付け部102を有するハウジング101と、ハウジング101の内部に保持される保持管204と、保持管204の内部に装着され排気管Xの内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープ201と、先端側で照射すると共にファイバースコープ201と別体のファイバー光源202と、ハウジング101の基端側に装着されハウジング101に対し保持管204を緩締可能に固定する保持管固定手段112を備え、保持管204にはファイバースコープ201の可視スコープ窓209とファイバー光源202の光照射窓210が設けられ、ハウジング101の先端部は少なくとも可視スコープ窓209と光照射窓210に対応した部位が光透過部材105で構成されているから、上記効果に加えて、保持管固定手段112を緩締して保持管204をハウジング101に対して回動、移動の位置調節ができる。
また、本発明排気管内可視化装置では、保持管冷却手段50及びハウジング冷却手段40を設けているから、ハウジング101、保持管204及び周辺の部材の温度上昇を低減してファイバースコープ201やファイバー光源202、ハウジング101及び保持管204に接する各部材の高温下による機能を維持できる。
また、本発明排気管内可視化装置では、ハウジング101と保持管固定手段112の保持管固定具113とをネジ結合にしているから、緩締状態を自在にすることができ、押圧着部材111の緩締状態を確実に行える。
また、本発明排気管内可視化装置では、押圧着部材111を耐熱性フッ素又はシリコン系ゴムOリングとしているから、高温での耐久性が保持され、高温下においても押圧着部材111の緩締機能を確実に発揮できる。
なお、排気管Xに取り付けられる各種センサの取り付けオネジには大きさの大小があるため、センサ取り付け部Yのメネジが排気管取り付け部102のオネジより大きいメネジのセンサ取り付け部が取り付けられた排気管に本発明排気管内可視化装置を使用する場合は、排気管取り付け部102のオネジに螺合するメネジを形成したアタッチメントをセンサ取り付け部Yに取り付ければよい。
本発明になる排気管内可視化装置の実施形態を示す正面図である。 図1の正面断面図である。 図2のA−A線矢視断面拡大図である。 図3のB−B線矢視断面図である。 図3のC−C線矢視断面図である。
符号の説明
10 可視化装置本体
100 リングガスケット
101 ハウジング
102 排気管取り付け部をなすオネジ
103 六角部
104 緩締オネジ
105 光透過部材
106 緩締メネジ
108、109 貫通孔
111 押圧着部材をなすOリング
112 保持管固定手段
113 保持管固定具
20 可視化手段
201 ファイバースコープ
202 ファイバー光源
203 側視レンズ
204 保持管
207 光源
208 栓
209 可視スコープ窓
210 光照射窓
30 画像処理装置
301 CCDカメラ
302 モニタ
303 ビデオ装置
40 ハウジング冷却手段
50 保持管冷却手段
X 排気管
Y センサ取り付け部

Claims (15)

  1. 排気管に装着されるセンサのセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有する可視化装置本体と、
    前記可視化装置本体内に設けられ前記排気管の内部を前記排気管の外部より可視化する可視化手段を備えることを特徴する排気管内可視化装置。
  2. 前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする請求項1記載の排気管内可視化装置。
  3. 前記可視化手段は前記排気管の内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープと、前記排気管の内部を照射するファイバー光源を備えることを特徴する請求項1又は2記載の排気管内可視化装置。
  4. 前記ファイバースコープと前記ファイバー光源は別体で構成されていることを特徴とする請求項3記載の排気管内可視化装置。
  5. 前記ファイバースコープと前記ファイバー光源のそれぞれの先端部は、それぞれの軸方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載の排気管内可視化装置。
  6. 前記ファイバー光源の先端部は前記ファイバースコープの先端部より先端側に位置していることを特徴とする請求項5記載の排気管内可視化装置。
  7. 排気管に装着されるセンサのセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に保持される保持管と、
    前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープと、
    前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部を前記ファイバースコープの先端部より先端側で照射すると共に前記ファイバースコープと別体のファイバー光源と備え、
    前記保持管には前記ファイバースコープの可視スコープ窓と前記ファイバー光源の光照射窓が設けられ、
    前記ハウジングの先端部は少なくとも前記可視スコープ窓と光照射窓に対応した部位が光透過部材で構成されていることを特徴とする排気管内可視化装置。
  8. 前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする請求項7記載の排気管内可視化装置。
  9. 前記ハウジングの先端部は全周に亘り光透過部材で構成されていることを特徴とする請求項7又は8記載の排気管内可視化装置。
  10. 排気管に装着されるセンサのセンサ取り付け部に取り付けられる排気管取り付け部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に保持される保持管と、
    前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部の状態を外部で可視化状態にするファイバースコープと、
    前記保持管の内部に装着され前記排気管の内部を前記ファイバースコープの先端部より先端側で照射すると共に前記ファイバースコープと別体のファイバー光源と、
    前記ハウジングの基端側に装着され当該ハウジングに対し前記保持管を緩締可能に固定する保持管固定手段を備え、
    前記保持管には前記ファイバースコープの可視スコープ窓と前記ファイバー光源の光照射窓が設けられ、
    前記ハウジングの先端部は少なくとも前記可視スコープ窓と光照射窓に対応した部位が光透過部材で構成されていることを特徴とする排気管内可視化装置。
  11. 前記センサ取り付け部はメネジであり、前記排気管取り付け部は前記メネジに螺合するオネジであることを特徴とする請求項10記載の排気管内可視化装置。
  12. 前記前記ハウジングの先端部は全周に亘り光透過部材で構成されていることを特徴とする請求項10又は11記載の排気管内可視化装置。
  13. 前記保持管には当該保持管の内部を冷却する保持管冷却手段、前記ハウジングには当該ハウジングの内部を冷却するハウジング冷却手段が設けられていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の排気管内可視化装置。
  14. 保持管固定手段は前記ハウジングの基端側にネジ結合され前記保持管をその軸方向の移動及び回動可能にする結合部材と、当該結合部材のネジ結合により前記保持管を前記ハウジングに対して緩締可能にする圧着部材を備えることを特徴とする請求項10〜13のいずれか一つに記載の排気管内可視化装置。
  15. 前記押圧着部材は前記保持管の外周を押圧着するフッ素又はシリコン系ゴムOリングであることを特徴とする請求項14記載の排気管内可視化装置。
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