JP4978344B2 - 内燃機関の排気燃料添加制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、排気燃料添加弁を備えバイオ燃料を使用可能な内燃機関の排気燃料添加制御装置に関し、更に詳しくは、バイオ燃料濃度が高い時であっても排気燃料添加弁の詰まりを容易に抑制することができる内燃機関の排気燃料添加制御装置に関する。
近年、自動車等に搭載される内燃機関では、排気エミッションを向上させることが要求されている。すなわち、内燃機関から排気ガスを大気中に放出する前に、排気ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)等のガス成分を浄化若しくは除去することを要求されている。
ディーゼルエンジンや、希薄燃焼可能なガソリンエンジンでは、高い空燃比(リーン雰囲気)の混合気を燃焼に供して機関運転を行う運転領域が、全運転領域の大部分を占める。この種のエンジンでは一般に、リーン雰囲気でNOxを吸収することのできるNOx触媒が排気系に備えられている。
NOx触媒は、排気中の還元成分濃度が低い状態ではNOxを吸収し、排気中の還元成分濃度が高い状態ではNOxを放出する特性を有している。排気中に放出されたNOxは、排気中にHCやCO等の還元成分が存在していれば、それらと速やかに反応して窒素に還元される。
また、NOx触媒が吸蔵できるNOxの量には限界量(飽和量)が存在し、当該触媒がその飽和量を上回るNOxを吸蔵している場合には、排気中の還元成分濃度が低い状態にあってもそれ以上NOxを吸収しなくなる。
そこで、従来の内燃機関の排気浄化装置にあっては、内燃機関の排気系に還元剤(内燃機関の燃料の一部)を供給するための排気燃料添加弁を備え、当該NOx触媒のNOx吸蔵量が所定量に達する前に、当該NOx触媒に流入する排気に還元剤としての燃料を所定インターバルで繰り返し添加する排気燃料添加制御が行われている。
このように排気燃料添加弁を通じて排気系に所定タイミングで還元剤が供給されると、その還元剤は排気中の還元成分濃度を高め、NOx触媒に吸蔵されているNOxを放出および還元浄化するとともに、NOx触媒のNOx吸収能力を回復させる。したがって、NOx触媒に流入する排気中の還元成分を所望の時期に増量することができ、NOx触媒の排気浄化効率を常に高く維持することが可能となる。
特に、軽油を燃料とする圧縮着火式のディーゼルエンジンでは、上記CO、HC、NOx等に加え、排気ガス中に含まれる煤や,SOF(Sol bule Organic Fraction)等の粒子状物質(PM:Particulate Matter)を浄化若しくは除去することを要求されている。
したがって、上記排気燃料添加弁の噴孔がデポジットによって詰まることは、これらの排気浄化作用に重大な支障を来すこととなるため、排気燃料添加弁の詰まりを抑制するための種々の技術が提供されている。
たとえば、燃料が燃料タンクから内燃機関に供給されるまでの経路における当該燃料タンクとインジェクタとの間に、燃料中に含まれる金属や金属イオンを燃料から分離除去する金属イオン除去手段を備え、インジェクタ内での金属の析出・堆積を防止し、インジェクタを長期間安定に駆動させる技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、上記のような排気燃料添加弁の詰まりを抑制する技術としてつぎのようなものも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。すなわち、内燃機関の排気通路に設けられ還元剤の存在下で窒素酸化物を還元するNOx触媒と、NOx触媒に還元剤を供給する還元剤供給装置と、還元剤供給装置の噴射孔の詰まる時期を推定する詰まり推定手段と、詰まり推定手段により推定された詰まり時期よりも前に噴射孔の詰まりを抑制するための還元剤を少量噴射させる詰まり抑制手段と、を備え、還元剤が固化すると推定された時期以前に還元剤を噴射させて還元剤供給装置の詰まりを抑制するものである。
また、近年では、エネルギー対策や環境対策等の観点から、ガソリンや軽油等の標準燃料に対する代替燃料としてアルコールや、いわゆるバイオ燃料等の含酸素燃料も注目されており、これらの燃料を使用可能な内燃機関の開発も要請されている。
特開2006−105092号公報 特開2003−222019号公報
しかしながら、このようなバイオ燃料であるバイオ軽油(たとえば、RME、廃食油等)は、標準軽油に比べて蒸発性が非常に悪いという特徴がある。たとえば図11に示すように、バイオ軽油は、標準軽油が90容量%蒸発する温度(約330℃)であっても、10容量%以下しか蒸発しない。ここで、図11は、標準軽油とバイオ軽油の蒸留特性とを示す説明図である。
上記特許文献1に係る従来技術にあっては、バイオ軽油濃度については考慮されていないため、バイオ燃料と軽油との混合燃料を当該内燃機関(たとえば、ディーゼルエンジン)に使用する場合、バイオ燃料濃度が高くなるほど、排気燃料添加弁には未蒸発の燃料残渣が残り易く、この残渣が核となってデポジットへと発達していく。このため、バイオ燃料濃度が高くなるほど、排気燃料添加弁が詰まり易くなるという課題があった。
また、排気燃料添加の休止期間中は、排気燃料添加弁近傍の温度が高くなり、燃料添加によるデポジット洗浄もできないため、排気燃料添加弁のデポジットは、当該休止期間中に最も形成され易く、このデポジットが排気燃料添加弁の詰まりの主因となっていた。
更に、排気燃料添加弁が詰まると、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生ができなくなってしまい、車両走行に支障を来す虞もあった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バイオ燃料濃度が高い時であっても排気燃料添加弁の詰まりを容易に抑制することができる内燃機関の排気燃料添加制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明の請求項1に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置は、内燃機関の排気系に設けられ、排気ガス中の還元成分濃度が高くなるとNOxの還元反応を促す特性を備えたNOx触媒と、前記排気系を通じて前記NOx触媒に流入する前記排気ガス中に使用燃料の一部を還元剤として噴射添加する排気燃料添加弁と、前記排気燃料添加弁の詰まりを抑制する制御を行う添加弁詰まり抑制手段と、を備えた内燃機関の排気燃料添加制御装置において、更に前記使用燃料としてのバイオ燃料の濃度を検知または推定するバイオ燃料濃度検知手段を備え、前記添加弁詰まり抑制手段は、前記NOxの還元のために前記排気燃料添加弁から前記還元剤を所定のタイミングで添加する還元添加を行い、かつ、この還元添加の後に前記排気燃料添加弁から前記還元剤を前記排気燃料添加弁の詰まりを抑制するために添加する詰まり防止添加を行うとともに、更に、前記バイオ燃料濃度検知手段により検知または推定されたバイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の詰まり抑制能力を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の詰まり抑制能力よりも高めることを特徴とするものである。
また、この発明の請求項2に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置は、請求項1に記載の発明において、前記添加弁詰まり抑制手段は、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加頻度を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加頻度よりも高めることを特徴とするものである。
また、この発明の請求項3に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力を調節する添加圧力調節手段を更に備え、前記添加弁詰まり抑制手段は、前記添加圧力調節手段に、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力よりも増加させることを特徴とするものである。
また、この発明の請求項4に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置は、請求項1〜請求項3のうちいずれかに記載の発明において、前記排気燃料添加弁の温度を低下させる添加弁冷却手段を更に備え、前記添加弁詰まり抑制手段は、前記添加弁冷却手段に、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の温度を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の温度よりも低下させることを特徴とするものである。
この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置(請求項1)によれば、バイオ燃料が所定の高濃度であっても、詰まり抑制制御の実行頻度を高めたり、詰まり抑制制御の能力を高めることにより、排気燃料添加弁近傍の温度を低下させることができるとともに、未蒸発の燃料残渣も添加燃料によって洗浄され易くなるため、排気燃料添加弁の噴孔にデポジットが形成しにくくなり、排気燃料添加弁の詰まりを抑制することができる。また、この詰まりが抑制されることにより、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生を支障なく行うことができる。
また、この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置(請求項2)によれば、バイオ燃料が所定の高濃度であっても、詰まり抑制制御までの添加なしの期間を短く設定することによって排気燃料添加弁の噴孔にデポジットが形成しにくくなるので、排気燃料添加弁の詰まりを抑制することができる。
また、この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置(請求項3)によれば、バイオ燃料が所定の高濃度であっても、詰まり抑制制御時において燃料添加圧力を添加圧力調節手段により増加することによって、排気燃料添加弁の噴孔にデポジットを形成しにくくし、排気燃料添加弁の詰まりを抑制することができる。
また、この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置(請求項4)によれば、排気燃料添加弁を冷却媒体等の添加弁冷却手段によって冷却可能に構成することで、排気燃料添加弁の噴孔近傍の温度を低下させ、未蒸発の燃料残渣がデポジットへと発達していくのを抑制し、排気燃料添加弁の詰まりを抑制することができる。
以下に、この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明の実施例1に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを示す概略構成図である。図1に示すように、内燃機関(以下、エンジンと記す。)1は、燃料供給系10、燃焼室20、燃焼室20内に供給される吸入空気の通路(吸気通路)を形成する吸気系30、各燃焼室20から排出される排気ガスの通路(排気通路)を形成する排気系40等を主要部として構成される直列4気筒のディーゼルエンジンシステムである。
燃料供給系10は、バイオ燃料を貯留する燃料タンク18、メイン燃料通路P0、燃料フィルタ18a、サプライポンプ11、コモンレール12、燃料噴射弁13、遮断弁14、排気燃料添加弁17、機関燃料通路P1および添加燃料通路P2等を備えて構成されている。
また、燃料タンク18には、燃料のバイオ濃度を検知するバイオ濃度センサ(バイオ燃料濃度検知手段)19が設けられている。なお、このバイオ濃度センサ19は、たとえば燃料の粘度や温度等の計測値からバイオ燃料濃度を検知または推定できるように構成されていればよく、その検知・推定原理は問わない。
サプライポンプ11は、燃料タンク18からメイン燃料通路P0を介して汲み上げた燃料を高圧にし、機関燃料通路P1を経てコモンレール12に供給する。コモンレール12は、サプライポンプ11から供給された高圧燃料を所定圧力に蓄圧し、各燃料噴射弁13に分配する。電磁弁である燃料噴射弁13は、所定時期に燃焼室20内に燃料を噴射供給する。
また、サプライポンプ11は、燃料タンク18から汲み上げた燃料の一部を添加燃料通路P2を介して排気燃料添加弁17に供給する。遮断弁14は、必要時に添加燃料通路P2を遮断し、燃料供給を停止する。
なお、添加燃料通路P2には調量弁(図示せず)も設けられている。この調量弁は、排気燃料添加弁17に供給する燃料の圧力(燃圧)を制御する。また、電磁弁である排気燃料添加弁17は、還元剤として機能する燃料を、適宜量、適宜タイミングで後述する触媒コンバータ41a,41b上流に添加供給する。
また、エンジン1には、その排気により吸気を過給するターボチャージャ50を備えている。ターボチャージャ50に設けられたインタークーラ31は、過給によって昇温した吸入空気を強制冷却する。このインタークーラ31よりも下流に設けられたスロットル弁32は、いわゆる電子スロットルであり、吸入空気の供給量を調整する。
また、エンジン1には、吸気系30と排気系40をバイパスし、排気の一部を吸気系30に戻すEGR通路60が設けられている。EGR通路60には、排気流量を調整するEGR弁61と、排気を冷却するためのEGRクーラ62が設けられている。なお、EGRクーラ62の上流側には、図示しない触媒が設けられている。
また、排気系40は、吸蔵還元型NOx触媒を担体に担持したNSR(NOx Storage Reduction)触媒コンバータ41aと、多孔質セラミック構造体にNOx吸蔵還元触媒が担持され構成されるDPNR(Diesel Particulate NOx Reduction)触媒コンバータ41bと、その下流側に設けられた酸化触媒コンバータ42とを備えている。
これらの触媒コンバータ41a,41bは、排気ガスの空燃比がリーンのときにNOxを吸蔵し、排気ガス中の酸素濃度が低下するとともに還元雰囲気で吸蔵したNOxを放出し還元するためのものである。
特に、DPNR触媒コンバータ41bは、上記吸蔵還元型NOx触媒が、PMを補足するフィルターの役割をする多孔質セラミック構造体に担持されて構成されているので、リーン燃焼時には、PMが多孔質構造のセラミック構造体に一時的に捕集され、排出ガス中の酸素により酸化される。
また、NOxはリーン燃焼時に触媒に一旦吸蔵され、その後瞬間的にリッチ燃焼が行われる際に、還元浄化される。リッチ燃焼時には、吸蔵されたNOxが還元される際に発生する酸素により、PMが酸化浄化される。
なお、上記触媒コンバータ41a,41bの温度が比較的低い場合等においては、排気燃料添加弁17による添加燃料が触媒コンバータ41a,41bをすり抜けてしまう場合があるが、酸化触媒コンバータ42によりこれを確実に酸化することができる。
また、エンジン1の各部位には、吸気量を検出するエアフロメータ72、排気中の酸素濃度を検出する空燃比センサ73、DPNR触媒コンバータ41bの上流側と下流側の排気温度を検出する排気温センサ74a,74b、NSR触媒コンバータ41aおよびDPNR触媒コンバータ41bの上流側と下流側との圧力差を検出する圧力センサ75が設けられている。
また、図示を省略するが、エンジン1の各部位には、コモンレール12内の燃料の温度と圧力を検出する温度センサおよび圧力センサ、エンジン1のクランク軸回転を検出するクランクポジションセンサ、吸気温度を検出する吸気温センサ、吸気圧力を検出する吸気圧センサ、アクセルペダルの踏込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ、スロットル弁32の開度を検出するスロットルポジションセンサ、エンジン1の冷却水温を検出する水温センサ等が設けられている。
図示しない電子制御装置であるECUは、上記各種センサの検出信号を外部入力回路を介して入力し、これらの信号に基づき燃料噴射弁13や排気燃料添加弁17の開閉制御等、エンジン1の運転状態に関する各種制御を実施し、また添加弁詰まり抑制手段および排気燃料添加制御装置として機能するものである。
つぎに、本実施例1に係る制御方法について図2に基づいて図1、図3、図4を参照しつつ説明する。ここで、図2は、制御方法を示すフローチャート、図3は、バイオ燃料低濃度時および燃料が軽油のみの場合における燃料添加なしの期間TAを示す説明図、図4は、バイオ燃料高濃度時における燃料添加なしの期間TBを示す説明図である。図3および図4に示す添加なしの期間TAと期間TBは、TA>TBの関係を有している。
本制御は、図示しない上記ECUによって実行される。図2に示すように、先ず、バイオ燃料濃度をバイオ濃度センサ19によって検知する(ステップS10)。つぎに、検知されたバイオ燃料濃度が所定値WLを超えているか否かを判断する(ステップS20)。
この所定値WLは、排気燃料添加弁17の詰まり抑制制御の際に、使用燃料が通常の軽油のみ若しくは所定の低濃度の場合に設定されている限度値としての「添加なしの期間TA」を、詰まり抑制の効果を維持できるようにこれよりも短い「添加なしの期間TB」に設定する時の判断閾値であり、予め実験等により求めたものである。
図3に示すように、使用燃料が通常の軽油のみ若しくは所定の低濃度(所定値WL未満)の場合には、排気燃料添加弁17からは還元剤としての燃料が、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生のために所定のタイミングで添加され、更に「添加なしの期間TA」を経た後に、詰まり抑制(図3,4中には、「詰まり防止」と記してある。)のために再度燃料添加されることとなる。これらの添加制御は、必要時に一定のタイミングで繰り返し実行される。
一方、使用燃料がバイオ燃料であって所定の高濃度(所定値WL以上)の場合には、図4に示す「添加なしの期間TB」が選択され、排気燃料添加制御が実行されることとなる。
すなわち、バイオ燃料が混合された軽油の場合であって、バイオ燃料濃度が所定値WLを超えているならば(ステップS20肯定)、燃料添加なしの期間をTB(<TA)とし(ステップS30)、従来の排気燃料添加制御を実施して(ステップS50)、制御を終了する。この添加なしの期間TBを図4に示す。なお、排気燃料添加制御は、従来と同様の制御内容であるので、説明を省略する。
バイオ燃料が所定の高濃度であっても、軽油のみ等の場合よりも短い間隔での燃料添加により、排気燃料添加弁17近傍の温度を低下させることができるとともに、未蒸発の燃料残渣も添加燃料によって洗浄され易くなるため、排気燃料添加弁17の噴孔にデポジットが形成しにくくなり、排気燃料添加弁17の詰まりが抑制されることとなる。また、この詰まりが抑制されることにより、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生も支障なく行われる。
一方、バイオ燃料濃度が所定値WLを超えていないならば(ステップS20否定)、詰まり抑制の効果は、軽油のみの場合と同様に維持されると考えられるので、燃料添加なしの期間を、軽油のみ等の場合のTAとし(ステップS40)、排気燃料添加制御を実施して(ステップS50)、制御を終了する。
以上のように、この実施例1に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置によれば、バイオ燃料が所定の高濃度であっても、詰まり抑制制御までの添加なしの期間を短く設定することによって排気燃料添加弁17の噴孔にデポジットが形成しにくくなるので、排気燃料添加弁17の詰まりを抑制することができる。また、この詰まりが抑制されることにより、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生を支障なく行なうことができる。
図5は、この発明の実施例2に係る制御方法を示すフローチャート、図6は、バイオ燃料濃度に応じて設定された添加なしの期間の一例を示すマップである。なお、以下の説明において、すでに説明した部材またはステップ番号と同一若しくは相当するものには、同一の符号を付して重複説明を省略または簡略化する。
本実施例2のシステム構成は、上記実施例1の図1で示した構成と同様である。上記実施例1では、検知されたバイオ燃料濃度の判定閾値を1つのWLにて判断し、かつ、添加なしの期間を2種類(TAおよびTB)とした(図2のステップS20〜S40を参照)。これに対して本実施例2では、図6のマップに示すように、たとえばバイオ燃料濃度10%毎に添加なしの期間を設定したものである。
つまり、本実施例2では、図5に示すように、ステップS10で検知されたバイオ燃料濃度と、ステップS15で読み込まれた図6のマップとから、当該バイオ燃料濃度に応じた、よりきめ細かな添加なしの期間を設定し(ステップS25)、排気燃料添加制御を実施するものである(ステップS50)。
したがって、この実施例2に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置によれば、バイオ燃料濃度に応じたきめ細かな添加なしの期間に基づいて排気燃料添加制御を実施することができ、排気燃料添加弁17の詰まりを更に効果的に抑制することができる。
図7は、この発明の実施例3に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを示す概略構成図、図8は、制御方法を示すフローチャートである。
本実施例3は、バイオ燃料濃度が所定値まで高くなった場合には、上記添加なしの期間が続いた後の排気燃料添加時(詰まり防止ないし抑制のための添加時)において燃料添加圧力を高く設定することによって、排気燃料添加弁17の噴孔にデポジットを形成しにくくし、排気燃料添加弁17の詰まりを抑制することができるようにしたものである。
図7に示すように、本実施例3のシステム構成は、上記実施例1の図1で示した構成とつぎの点で異なる。すなわち、サプライポンプ(添加圧力調節手段)11を圧力可変のものとし、添加燃料通路P2に圧力センサ(添加圧力調節手段)81を設けることで、排気燃料添加弁17の目標添加圧力を上記ECUの指令によって変更できるようにしたものである。
また、添加燃料通路P2が所定の高圧となった時にその圧力を低下させるために、添加燃料通路P2および燃料タンク18に連通する燃料リターン通路(添加圧力調節手段)P3と、添加燃料通路P2と燃料リターン通路P3の接続部に設けられ、開弁することにより所定量の燃料を燃料リターン通路P3を介して燃料タンク18に戻して低圧化を図るための電磁リリーフ弁(添加圧力調節手段)80とを備えている。
つぎに、本実施例3に係る制御方法について図8に基づいて図7を参照しつつ説明する。以下の制御も上記ECUによって実行される。図8に示すように、先ず、バイオ燃料濃度をバイオ濃度センサ19によって検知し(ステップS10)、その検知されたバイオ燃料濃度が所定値WLを超えているか否かを判断する(ステップS20)。
この所定値WLは、燃料の添加圧力を通常圧力の目標値PAから高圧目標値PB(>PA)に変更を要するか否かを判断するための閾値であり、予め実験等により求めたものである。
バイオ燃料濃度が所定値WLを超えているならば(ステップS20肯定)、添加圧力を高圧目標値PBに設定し(ステップS35)、その高圧目標値PBとなるように圧力センサ81の出力値を参照しながらサプライポンプ11を作動させ、排気燃料添加制御を実施する(ステップS50)。
なお、本実施例3の特徴は、添加圧力の目標値をバイオ燃料濃度に応じて可変設定することであり、その目標値に基づいた排気燃料添加制御の方法は従来と同様であるので、説明を省略する。
一方、バイオ燃料濃度が所定値WLを超えていないならば(ステップS20否定)、添加圧力を通常圧力の目標値PAに設定し(ステップS45)、その高圧目標値PAとなるように圧力センサ81の出力値を参照しながらサプライポンプ11を作動させ、排気燃料添加制御を実施する(ステップS50)。
上述したように、本実施例3は、バイオ燃料濃度が所定値まで高くなった場合に、上記添加なしの期間が続いた後の排気燃料添加時(詰まり防止ないし抑制のための添加時)において燃料添加圧力を高く設定し、排気燃料添加弁17の詰まりを抑制するものである。この詰まり抑制制御以外の制御、すなわち、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生のための燃料添加制御時には、添加圧力は基本設定(通常圧力の目標値PAに設定)のままにしておき、上記触媒コンバータ41a,41b等の過熱やエミッションへの悪影響を抑制する必要がある。そこで、上記ステップS50に続いて、以下の制御を行う。
排気燃料添加弁17の詰まりを抑制するための燃料添加が終了したか否かを判断する(ステップS60)。燃料添加が終了していなければ終了するまで待機し(ステップS60否定)、終了したならば(ステップS60肯定)、排気燃料添加弁17への燃料供給圧力(添加圧力)が通常圧力の目標値PAを超えているか否かを判断する(ステップS70)。
燃料供給圧力が通常圧力の目標値PAを超えているならば(ステップS70肯定)、電磁リリーフ弁80を開弁調整することにより所定量の燃料を燃料リターン通路P3を介して燃料タンク18に戻し、燃料供給圧力を通常圧力の目標値PA(基本設定値)に落とす(ステップS80)。
そして、この通常圧力の目標値PAに基づいて、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生等の通常の触媒制御(燃料添加制御)を実施する(ステップS90)。このように、燃料供給圧力を必要時以外は基本設定値に戻すことにより、上記触媒コンバータ41a,41b等の過熱やエミッションへの悪影響が抑制される。
一方、燃料供給圧力が通常圧力の目標値PAを超えていないならば(ステップS70否定)、基本設定圧力のままで上記通常の触媒制御(燃料添加制御)を実施すればよい(ステップS90)。なお、上記通常の触媒制御の方法は従来と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、この実施例3に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置によれば、バイオ燃料濃度が所定値まで高くなった場合には、詰まり抑制制御時において燃料添加圧力を高く設定することによって、排気燃料添加弁17の噴孔にデポジットを形成しにくくし、排気燃料添加弁17の詰まりを抑制することができる。
また、詰まり抑制制御以外の制御、すなわち、NOx還元やPM再生、硫黄被毒再生のための燃料添加制御時には、添加圧力を基本設定(通常圧力)のままにしておくことができるので、上記触媒コンバータ41a,41b等の過熱やエミッションへの悪影響を抑制することができる。
図9は、この発明の実施例4に係る制御方法を示すフローチャート、図10は、バイオ燃料濃度に応じて設定された添加圧力の一例を示すマップである。
本実施例4のシステム構成は、上記実施例3の図7で示した構成と同様である。上記実施例3では、検知されたバイオ燃料濃度の判定閾値を1つのWLにて判断し、かつ、設定する添加圧力を2種類(PAおよびPB)とした(図8のステップS20、S35、S45を参照)。これに対して本実施例4では、図10のマップに示すように、たとえばバイオ燃料濃度10%毎に添加圧力を設定したものである。
すなわち、本実施例4では、図9に示すように、ステップS10で検知されたバイオ燃料濃度と、ステップS16で読み込まれた図10のマップとから、当該バイオ燃料濃度に応じた、よりきめ細かな添加圧力を設定し(ステップS26)、排気燃料添加制御を実施するものである(ステップS50)。なお、その他の制御方法(ステップS60〜S90)は、上記実施例3の場合と同様であるので、重複説明を省略する。
したがって、この実施例4に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置によれば、バイオ燃料濃度に応じたきめ細かな添加圧力に基づいて排気燃料添加制御を実施することができ、排気燃料添加弁17の詰まりを更に効果的に抑制することができる。
なお、上記実施例1〜4においては、直列4気筒のディーゼルエンジンシステムを例にして説明したが、これに限定されず、他のエンジンシステムに適用してもよく、同様の効果を期待できる。
また、上記実施例1〜4のいずれかどうしを適宜組み合わせて、すなわち、バイオ燃料濃度に応じて、添加なしの期間および添加圧力の設定値を変更して排気燃料添加制御を実施してもよい。
また、上記実施例3および4においては、バイオ燃料濃度が所定値以上の場合に添加圧力を増加することにより詰まり抑制制御の能力を高めるものとして説明したが、これに限定されず、詰まり抑制制御の能力を高める手段であれば、詰まり抑制制御がいずれの手段であってもよい。この場合も上記各実施例と組み合わせて実施してもよい。
すなわち、たとえば、排気燃料添加弁17の温度を低下させる手段であってもよく、排気燃料添加弁17を冷却媒体等によって冷却可能に構成することで、排気燃料添加弁17の噴孔近傍の温度を低下させ、未蒸発の燃料残渣がデポジットへと発達していくのを抑制し、排気燃料添加弁17の詰まりを抑制することができる。
以上のように、この発明に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置は、排気燃料添加弁を備えバイオ燃料を使用可能な内燃機関に有用であり、特に、バイオ燃料濃度が高い時であっても排気燃料添加弁の詰まりを容易に抑制することを目指す内燃機関に適している。
この発明の実施例1に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを示す概略構成図である。 制御方法を示すフローチャートである。 バイオ燃料低濃度時および燃料が軽油のみの場合における燃料添加なしの期間TAを示す説明図である。 バイオ燃料高濃度時における燃料添加なしの期間TBを示す説明図である。 この発明の実施例2に係る制御方法を示すフローチャートである。 バイオ燃料濃度に応じて設定された添加なしの期間の一例を示すマップである。 この発明の実施例3に係る内燃機関の排気燃料添加制御装置を適用したディーゼルエンジンシステムを示す概略構成図である。 制御方法を示すフローチャートである。 この発明の実施例4に係る制御方法を示すフローチャートである。 バイオ燃料濃度に応じて設定された添加圧力の一例を示すマップである。 標準軽油とバイオ軽油の蒸留特性とを示す説明図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
10 燃料供給系
11 サプライポンプ(添加圧力調節手段)
17 排気燃料添加弁
18 燃料タンク
18a 燃料フィルタ
19 バイオ濃度センサ(バイオ燃料濃度検知手段)
20 燃焼室
30 吸気系
40 排気系
41a NSR触媒コンバータ(NOx触媒)
41b DPNR触媒コンバータ(NOx触媒)
42 酸化触媒コンバータ
73 空燃比センサ
74a、74b 排気温センサ
80 電磁リリーフ弁(添加圧力調節手段)
81 圧力センサ(添加圧力調節手段)
P0 メイン燃料通路
P1 機関燃料通路
P2 添加燃料通路
P3 燃料リターン通路(添加圧力調節手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気系に設けられ、排気ガス中の還元成分濃度が高くなるとNOxの還元反応を促す特性を備えたNOx触媒と、
    前記排気系を通じて前記NOx触媒に流入する前記排気ガス中に使用燃料の一部を還元剤として噴射添加する排気燃料添加弁と、
    前記排気燃料添加弁の詰まりを抑制する制御を行う添加弁詰まり抑制手段と、
    を備えた内燃機関の排気燃料添加制御装置において、
    更に前記使用燃料としてのバイオ燃料の濃度を検知または推定するバイオ燃料濃度検知手段を備え、
    前記添加弁詰まり抑制手段は、前記NOxの還元のために前記排気燃料添加弁から前記還元剤を所定のタイミングで添加する還元添加を行い、かつ、この還元添加の後に前記排気燃料添加弁から前記還元剤を前記排気燃料添加弁の詰まりを抑制するために添加する詰まり防止添加を行うとともに、更に、前記バイオ燃料濃度検知手段により検知または推定されたバイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の詰まり抑制能力を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の詰まり抑制能力よりも高めることを特徴とする内燃機関の排気燃料添加制御装置。
  2. 前記添加弁詰まり抑制手段は、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加頻度を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加頻度よりも高めることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気燃料添加制御装置。
  3. 前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力を調節する添加圧力調節手段を更に備え、
    前記添加弁詰まり抑制手段は、前記添加圧力調節手段に、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁からの燃料添加圧力よりも増加させることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気燃料添加制御装置。
  4. 前記排気燃料添加弁の温度を低下させる添加弁冷却手段を更に備え、
    前記添加弁詰まり抑制手段は、前記添加弁冷却手段に、前記バイオ燃料濃度が高い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の温度を、前記バイオ燃料濃度が低い時の前記詰まり防止添加における前記排気燃料添加弁の温度よりも低下させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれかに記載の内燃機関の排気燃料添加制御装置。
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