JP4978272B2 - 航空機用化粧室 - Google Patents

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この発明は、ユニット形式の航空機用化粧室に係わり、更に詳しくは化粧室の壁面の一部に、乳幼児のおむつ交換や荷物置き等に使用される多目的なハンモック台を設けた航空機用化粧室に関するものである。
従来、航空機用の化粧室には、便器、ミラーや手洗い等の洗面台が設置され、また近年の化粧室内には、幼児と共に旅行する家族旅行者が多くなっていることから、乳幼児のおむつ交換や荷物置き等に使用される多目的台等が設置されている(例えば、特許文献1参照)。また、航空機用の化粧室は、限られたスペースに設置するため、広い容積を確保することが難しく、近年ではユニットタイプの化粧室が提案されている。
従って、化粧室内に装備される多目的台も小型で、ハニカムパネルや樹脂成形品等から成る板状のものが主流であった。しかし、このような構造の多目的台の場合、特に乳幼児のおむつ交換用として使用する場合には、表面が硬いため載せられた乳幼児に不快感を与えると言った問題があり、更に固定状態の多目的台では、化粧室内のスペースを更に狭い状態にしてしまうと言う問題があった。
また、多目的台の表面を改善するために、表面をクッション張りにする等して使用感を改善する場合も考えられるが、この場合コスト及び質量が増加すると言う問題があった。
特開平6−40399号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、化粧室に装備させる多目的なハンモック部材を必要に応じて使用状態にし、使用しない場合には、邪魔にならない位置に収容でき、またハンモック部材の表面は乳幼児に不快感を与える使用することが出来るようにした航空機用化粧室を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、化粧室内に、少なくとも便器及び洗面台を備えたユニット形式の航空機用化粧室であって、
前記化粧室の中央部に引き出し可能な二本一対の平行なガイドレールと、前記化粧室の便器の背面側の壁面にガイド溝を形成し、前ガイドレール間に、ガイドレールに沿ってスライド可能なランナーを備えたハンモック部材を設け、前記ランナーを前記ガイド溝に収容可能にしたことを要旨とするものである。
ここで、前記ハンモック部材は、相対向するガイド部材間に張設した所定幅の布,網,紐, 可撓性板材の少なくとも一つから成り、またハンモック部材は、樹脂材料や金属材料で構成された棒状または板状を並列に配設して連結するものである。
また前ガイドレールに沿って引き出されるランナーを備えたハンモック部材は、引き出し時に便器上に水平に支持出来るように構成し、前記ハンモック部材に、幼児を拘束するバンドまたは位置決め用の貫通部を設けることも可能である。
このように構成することで、化粧室に装備させる多目的なハンモック部材を必要に応じて引き出して使用状態にし、使用しない場合には、邪魔にならない便器の背面側の壁面位置に収容でき、またハンモック部材の表面は乳幼児に不快感を与える使用することが出来るものである。
この発明は、上記のように化粧室内に、少なくとも便器及び洗面台を備えたユニット形式の航空機用化粧室であって、前記化粧室の中央部に引き出し可能な二本一対の平行なガイドレールと、前記化粧室の便器の背面側の壁面にガイド溝を形成し、前ガイドレール間に、ガイドレールに沿ってスライド可能なランナーを備えたハンモック部材を設け、前記ランナーを前記ガイド溝に収容可能にしたので、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a).化粧室に装備させるハンモック部材を必要に応じて使用状態にし、使用しない場合には、邪魔にならない位置に収容できる。この結果、限られたスペースの化粧室を最大限使用することが出来、また従来の構造に比較して使用者に与える圧迫感を軽減することが出来る。
(b).また収容したハンモック部材は、壁面の大きな面積を塞ぐことがないため、化粧室の壁面を有効に利用することが出来る。
(c).ハンモック部材の表面は、ハンモック形式にしてあるので乳幼児に不快感を与える使用することが出来る。
(d).この発明にかかるハンモック部材を従来のクッション付き多目的台と比較した場合、より軽量で安価に製作出来る。
(e).保守, 点検が容易で、安全に使用することが出来る。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明を実施したユニットタイプの航空機用化粧室内の概略構成図を示し、この化粧室の外郭1(ドアは省略してある)は、繊維強化プラスチック(FRP)等の樹脂材料により分解,組立可能に構成され、化粧室の内部には、便器2、ミラー3や手洗い等の洗面台(省略)が設置されている。
また、前記化粧室内の便器2の背面側の壁面4には、図1〜図3に示すように、化粧室の中央部に引き出し可能な二本一対の平行なガイドレール5a,5bの収容可能なガイド溝6a,6bが形成してあり、このガイド溝6a,6bには、前記ガイド溝6a,6b沿ってスライド可能なアルミニュウム等の軽金属材料や樹脂材料から成るガイドレール5a,5bが収容されている。
前記一対のガイドレール5a,5bは、図2及び図3に示すように、断面C字状のチャンネル内に複数の回転自在な駒状のランナー7が収容され、この相対向するランナー7には、ガイドレール5a,5bに沿ってスライド可能なハンモック部材8の相対向する側縁部がピンやボルト等の締結部材等により連結固定されている。
前記ハンモック部材8は、相対向する駒状のランナー7間に張設した所定幅の布により構成され、このハンモック部材8は、上記のような所定幅の布の他、網,紐,可撓性板材の少なくとも一つから成り、更にハンモック部材8は、樹脂材料や金属材料で構成された棒状または板状を並列に配設して連結して構成することも可能である。
また、ハンモック部材8の一部には、乳幼児等を寝かせた場合に位置決めや固定が容易となるように、足を挿入させる貫通穴9や固定ベルト10等を設けることも可能である。
図4は、ハンモック部材8aの他の実施形態を示し、この実施形態はガイドレール5a,5bに沿って巻取り,巻出し可能なシート状のハンモック部材8aで構成したもので、壁面4に形成したガイド溝6a,6bの上端部にハンモック部材8aの巻取り,巻出し可能なロール11を設置し、ガイドレール5a,5bをガイド溝6a,6bに沿って化粧室の中央部に引き出す際に、ガイドレール5a,5bと共に巻出し,巻取り可能としたものである。前記ロール11の軸11aには、図示しないコイルバネ等が巻付けてあり、常時巻取り方向に附勢されている。
なお、その他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
以上のように、この発明の実施形態では、化粧室に装備させる多目的なハンモック部材8を必要時にガイドレール5a,5bと共に引き出して使用状態にし、使用しない場合には、壁面4に形成したガイド溝6a,6bに収容できるので、化粧室内を有効に利用でき、またハンモック部材8の表面は乳幼児に不快感を与える使用することが出来るものである。なお、ハンモック部材8は乳幼児等を寝かせる場合の他、着替えやその他の用途にも有効に利用出来るものである。
この発明を実施したユニットタイプの航空機用化粧室内の概略構成図である。 ハンモック部材の断面図である。 ハンモック部材の斜視図である。 ハンモック部材の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 化粧室の外郭
2 便器
3 ミラー
4 壁面
5a,5b ガイドレール
6a,6b ガイド溝
7 ランナー
8 ハンモック部材
9 貫通穴
10 固定ベルト
11 ロール
11a 軸

Claims (5)

  1. 化粧室内に、少なくとも便器及び洗面台を備えたユニット形式の航空機用化粧室であって、
    前記化粧室の中央部に引き出し可能な二本一対の平行なガイドレールと、前記化粧室の便器の背面側の壁面にガイド溝を形成し、前ガイドレール間に、ガイドレールに沿ってスライド可能なランナーを備えたハンモック部材を設け、前記ランナーを前記ガイド溝に収容可能にしたことを特徴とする航空機用化粧室。
  2. 前記ハンモック部材は、相対向するガイド部材間に張設した所定幅の布,網,紐, 可撓性板材の少なくとも一つから成る請求項1に記載の航空機用化粧室。
  3. 前記ハンモック部材は、樹脂材料や金属材料で構成された棒状または板状を並列に配設して連結した請求項1に記載の航空機用化粧室。
  4. 記ガイドレールに沿って引き出されるランナーを備えたハンモック部材は、引き出し時に便器上に水平に支持出来るように構成した請求項1、2または3に記載の航空機用化粧室。
  5. 前記ハモック部材に、幼児を拘束するバンドまたは位置決め用の貫通部を設けた請求項1、2、3または4に記載の航空機用化粧室。
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