JP3658686B2 - ソファーベッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常はソファーとして使用され、必要に応じてベッドとしても使用できるソファーベッドに関し、特に背もたれ部の下部に折り畳み式座部を着脱可能に装着したソファーベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通常はソファーとして使用され、必要に応じてベッドとしての使用も可能にされたソファーベッドは、種々の構造のものが提案されている。例えば、背もたれ部を座部の背後に倒伏させてベッドとして使用するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようにソファーにベッドとしての機能を付加するには、座部や背もたれ部を含むソファー自体の縦横のサイズをかなり大きくしなければならず、広い設置スペースを必要とするという問題がある。このことは、狭い部屋で使用する場合に特に問題になる。また、ソファー全体を大型化すると、ソファーの重量が重くなり、ソファーの運搬や移動が困難になると共に、不要時、例えば物置等にしまい込む時や廃棄処分したい時ソファーの収納や解体作業がやり難くなる。
【0004】
本発明は上記のような課題に鑑みなされたもので、その目的は、1台でソファーとベッドの機能を備え、解体及び組立てが簡単にできるばかりでなく、運搬や移動が容易で、収納場所の省スペース化を図ることができるソファーベッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、前側に開口部を有する中空体からなる背もたれ部の下部に、展開状態でマットレスとして使用できる折り畳み式座部を着脱可能に配設すると共に、前記背もたれ部の内部に、前記座部全部が収納可能な収納スペースを形成すると共に、前記開口部を開閉する開閉扉を設け、且つ背もたれ部の底部に前方に引き出し可能な敷板を設けたことを特徴とする。
【0006】
本発明のソファーベッドの背もたれ部は、収納スペースを持つ中空体からなる。この中空体の前側には、座部を取り外し可能に固定する。座部は背もたれ部の収納スペースに収納可能とする。座部は、折り畳み式マットレスにより作製し展開可能に連結した複数のマットを具備する。
【0007】
上記構成において、通常のソファーとして使用する際には、背もたれ部の前側に座部を固定する。また、ベッドとして使用するには、座部を前方に長く展開して、マットレスの形態にする。すなわち、重ねていた座部の要素(複数のマット部)を床面に広げることで、マットレスとして機能することになる。
【0008】
そして、ソファーまたはベッドとして使用しない時は、座部を背もたれ部の中に収納する。この場合、座部は折り畳んで縦置きにして収納する。このように、本発明では通常はソファーとして使用するが、寝るときはベッドとして使用できる。また不使用時には、中空状の背もたれ部の中に座部をコンパクトに収納できる。したがって、1台のソファーをベッドとしても使用できるので、ベッドの設置面積の分だけスペースの縮小化が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るソファーベッドの一実施例を示す斜視図、図2は図1のソファーベッドをベッドとして使用する状態を示す斜視図、図3は図1のソファーベッドの前面構造を説明する斜視図、図4は図1のソファーベッドの分解斜視図、図5は図1のソファーベッドに係るスライド部材の詳細構造を示す断面図、図6は図5のスライド部材のレール嵌合部分を示す斜視図、図7は図1のソファーベットの一部断面側面図、図8は図1のソファーベッドの背もたれ部の中に座部を収納した状態を示す一部断面斜視図、図9は本発明に係るソファーベッドの他の実施例を示す斜視図、図10は図9のソファーベッドの一部側面断面図、図11は図9のソファーベッドの背もたれ部の中に座部を収納した状態を示す斜視図である。
【0010】
【実施例1】
本実施例は、中空体からなる背もたれ部の前面下部に、マットレスを兼用する折り畳み式の座部を着脱可能に固定し、この座部を背もたれ部の中に収納可能とし、収納用前側開口部に、クッション材が取り付けられた開閉扉(スライド部材29)を設けたものである。
【0011】
図1に示すように、ソファーベッド1は、展開可能な座部2と、上側湾曲面を有する背もたれ部3とからなり、座部2は、後述するマットレス4を折り畳んで作製されている。座部2の前面形状は、前面上部2aが前面下部2bよりも前方に若干突き出るように形成され、これにより、利用者が立ったり座ったりする時や座っている時の足元の動作がし易くなる。背もたれ部3は、利用者が座った時に快適とされる略105度程度の背もたれ角度が保てるように前側に傾斜面が設けられると共に、開口した縦長の中空体より形成され、座部2の収納箱としても機能している。
背もたれ部3の前側下部には、座部2が取り外し可能に固定され、座部2の左右方向LRの幅寸法は、背もたれ部3の左右幅Wよりも若干小に設定されている。
【0012】
図2に示すように、座部2を展開させたときは、前後方向FBを長手方向とする矩形状、すなわちマットレス4の形状に変化するようになっている。このマットレス4は、後部折り目5、中央折り目6及び前部折り目7を境にして第1〜第4のマット4a〜4dに分割されている。さらに本実施例では、第4のマット4dは、最前部折り目8を境にして小マット4d1 、4d2 に分割されている。ここで、小マット4d1 、4d2は、座部2と背もたれ部3とのバランスを考慮して、背もたれ部3をスリムでコンパクトにするために、マットレス4が背もたれ部3内に収納し難くならないように分割して折り畳むようにしたものである。また、例えばマットレス4の厚みの好ましいサイズとして80mmのものを用いると、折り畳んで座部2にした場合の高さが320mmとなり、ソファーとして使用する際に低すぎることもなく、また、座部2と背もたれ部3とのバランスも良好で、尚且つ、このサイズに合致した背もたれ部3の容積であれば、上記マットレス4以外にも、例えば一人分の寝具類を収納可能な容積を確保できる。
【0013】
中空状背もたれ部3の縦断面形状は、上方に凸の湾曲形状とされ、図7及び図8に示すように、その内部のスペースには、座部2(マットレス4)が縦置きに収納されるようになっている。図4に示すように、背もたれ部3の主要部は、底板11、裏板12及び天板13を一体的に組み合せて作製されている。底板11の前後寸法Lは、座部2の下部より3段目のマットレス4の高さ寸法Hよりもやや長く設定されている。このやや長く設定された部分は、マットレス4を収納する時に、収納作業を容易にするために設ける余裕のスペースで、概ね35〜50mm程度あれば良い。また、底板11の後縁からは裏板12が起立し、底板11と裏板12の間のL形部外周には、細長い略アングル形状の補強後枠17が固着されている。この裏板12の上部は、前方にJ字形に湾曲する天板13に連続し、天板13の先端には補強横桟9が嵌められている。
【0014】
底板11の前縁には、細長いアングル形の補強前枠10が固着され、補強前枠10の鉛直面は、底板11から第1のマット4aの厚さ分だけ突出している。補強前枠10の上部側には、内扉14が揺動自在に取り付けられている。この内扉14は、補強前枠10の上縁に蝶番15を介して連結された揺動立板14aと、揺動立板14aの上縁にU形係止具16を介して揺動自在に連結された可動メッシュ14bとからなっている。揺動立板14aの両側には、キャッチ凸部18が取り付けられている。また、可動メッシュ14bの上縁には止め具23が固定され、止め具23は、天板13側の係合部と着脱可能に嵌合できるようされている。
【0015】
19は、背もたれ部3の側面を構成する左右の側板で、側板19の最下部は、底板11よりも所定寸法だけ下方に突出している。側板19は、裏板12及び天板13のJ字形周部と対応する湾曲外周部19aを有し、側板19の内面に設けられたキャッチ凹部19bは、揺動立板14a側のキャッチ凸部18に着脱可能に嵌合される。側板19内面の後縁及び下縁には、これに沿って嵌合固定用の凹溝20が形成され、凹溝20には、底板11、裏板12及び天板13等の外周縁部が着脱自在に嵌合される。
【0016】
側板19内面の前後縁及び上縁には、スライド部材29嵌合用のレール溝21が形成されている。更に側板19の上部及び下部の数カ所は、補強横桟9、補強前枠10及び補強後枠17にビス28で固定され、ビス28を緩めることで側板19を取り外せるようになっており、たとえ、補強前枠10及び補強後枠17の素材と側板19の素材とが異なる場合でも、側板19の分解、連結を容易に行うことができるようにされている。一方、レール溝21内には前記スライド部材29が摺動可能に嵌合され、レール溝21の下端にはストッパー栓22が着脱可能に嵌められている。このストッパー栓22により、スライド部材29の移動規制及び着脱が可能になっている。
【0017】
24は、補強前枠10の下側に設けられた敷板である。敷板24は、敷板24を全部引き出した時の露出部分が第1のマット4aの面積に対応した広さになることが望ましく、敷板24は折り目25を境にして、前側部分24aと後側部分24bに分けられている。ここで、敷板24の折り目25のラインは、前側部分が補強前枠10から揺動立板14aの上縁までの高さと対応した広さの所にするのが適当である(図3参照)。26は、敷板24の下側に配設された底板カバーである。底板カバー26の下面側(床面側)はフェルト布等が貼付され、床面設置時に床面を傷つけないようにされている。底板カバー26の四隅角部は、左右の側板19の下面に着脱可能に固定され、底板カバー26と底板11との間には、敷板24の厚さよりも若干大きな隙間が形成されている。このため、敷板24の後側部分24bは、図3に示すように、後側部分24bの前後幅の相当分だけ、補強前枠10の前方に引き出せるようになっている。27は、後半部分24bの後縁に固着したストッパーで、ストッパー27が補強前枠10の下面後縁に当たることで、敷板24の前方移動が規制できるようになっている。すなわち、本来ならば台座があってその上にマットレスが載置されており、背もたれと台座とが固着されて背もたれの安定性が保持されるべきところを、本発明では厚みのある台座を取付ける代わりに背もたれ部3の安定性を保つべく、補強前枠10と、底板カバー26と、その間をスライドして可動する敷板24とにより、可能な限り薄くて丈夫な板状のものを用い台座の機能を課している。したがって、本来は固着されるべき部分であるので、補強前枠10下部と、側板19前縁下部まで覆う底板カバー26の隙間と敷板24との関係はしっかり嵌まり合う状態にして固着状態に近づくようにするのが良い。尚、敷板24と底板カバー26に厚みがあると、ベッドとして使用する際に段差となって寝心地が悪くなることは言うまでもない。
【0018】
29は、凹形レール溝21に沿って移動するシャッター様構造のスライド部材である。スライド部材29は、図5及び図6に示すように、レール溝21に摺動可能に嵌まった可撓性シート30と、可撓性シート30に水平方向に平行に固着された多数本の保持具31と、保持具31に膨隆して保持されたクッション材32とからなっている。これにより、スライド部材29は、折曲式昇降シャッターのように、各保持具31同士の間にて折曲自在に変形でき、レール溝21のアール部分をスムーズに摺動できるようになっている。
【0019】
図6に示すように、可撓性シート30のレール嵌合部について言えば、このレール嵌合部の滑りを良くするために、当該端部にエンドキャップ33を取り付けるのが好ましい。このように構成することで、レール溝21の差込み口を狭くして奥行きの割合を大きくすることができる。また、レール溝21及び可撓性シート30のレール嵌合部には、滑り誘導の役目をする凹凸部を形成することも可能である。尚、スライド部材29のスライド方向両端には、一本の保持具31の長さ相当分の平板あるいは取手を取付けるものでも良い。
【0020】
ここで、裏板12及び天板13について補足説明すると、天板13の上側先端には、補強横桟9が嵌込み方式で取り付けられているが、抜け止のため補強横桟9の数カ所をネジ止めしても構わない。また本実施例では、裏板12及び天板13の素材は、ダンボール状またはハニカム状の紙または樹脂を主体にしたものが使用され、大幅な軽量化が図られている。
【0021】
このソファーベッド1は、通常はリビングルーム等の床面の上に置かれ、休息用のソファーとして使用される。すなわち、図1及び図3に示すように、座部2はこれを折り目5、6及び7に沿って畳んで、4枚のマット4a〜4dを重ねた状態にする。そして、前方位置に引き出されている敷板24に座部2を載せ、最下部のマット4aの後部を補強前枠10に面ファスナー状の固定具Tで固定する。同時に、スライド部材29はレール溝21の前側に沿って下降させ、背もたれ部3の前側開口部をスライド部材29で被う。
【0022】
これにより、背もたれ部3の下部に座部2が位置固定され、利用者は座部2の上にゆったり座わることができる。この場合、マット4aは補強前枠10に固定されているので、座部2の上で利用者が動いても、座部2が位置ずれを起こすことはない。また、利用者の頭部と背中部がスライド部材29のクッション材32で支えられるため、利用者は頭部と背中部をゆったりと休めることができる。さらに、座部2の前面下部2bが後方に若干凹んでいるので、利用者は立ったり座ったりする時や座っている時の足元の動作がし易くなる。
【0023】
次に、ソファーベッド1をベッドとして使用するときは、図2に示すように、座部2のマット4a〜4dを前方に延ばして、等身大よりやや長いマットレス4を作ればよい。これにより、利用者はマットレス4に横たわることができ、たとえマットレス4の上で利用者が寝返りしても、マットレス4が位置ずれすることはない。勿論、必要に応じてマットレス4の上に布団などを敷いて寝ることもできる。
【0024】
そして、ソファーベッド1を使用しない時は、中空状の背もたれ部3の中に座部2(マットレス4)を収納することができる。収納の際は、スライド部材29を引き上げて背もたれ部3の前側を開放させ、最下部のマット4aを補強前枠10から取り外す。この後、座部2のマット4a〜4dを折り畳んで重ねたまま、図7あるいは図8に示すように、背もたれ部3内の収納スペースに、座部2を縦置きに収納する。収納後、座部2の前側を内扉14で被って、止め具23、キャッチ凸部18を天板13側の係合部、側板19側のキャッチ凹部19bに嵌合保持したのち、スライド部材29を引き下げて背もたれ部3の前側を閉じる。このようにすると、背もたれ部3内に収納された座部2が外側から見ないうえに、スライド部材29のシャッター様のデザインが呈されて体裁が良くなる。また、ソファーベッドとして日常的に使用している場合であれば、空いている背もたれ部3内に敷布団以外(敷布団はマットレス4を利用する)の寝具を収納しておくことができる。
【0025】
本実施例では、背もたれ部3の前方に、展開可能な座部2を設けたことにより、ソファーとして使用できるだけでなく、マットレス(ベッド)4として使用できる。したがって、マットレス4の分だけ収納スペースの縮小化が可能になり、狭い部屋でも場所をとらずに使用することができる。また、ソファーベッド1は、座部2を展開したり折り畳んだりするだけで、マットレス4又はソファーとして簡単にセットでき、しかも収納時においては、背もたれ部3内に座部2が格納されて外観性が良好に維持されると共に、運搬を簡便に行うことができる。特に、背もたれ部3等を軽量な樹脂等で作製すると、ソファー全体の重量がかなり軽くなるので、非力な人でもソファーを容易に運ぶことができる。
【0026】
【実施例2】
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例2は、中空状の側面縦断面略台形の箱体から背もたれ部の前面下部に、マットレス形状に展開可能な折り畳み式座部を着脱可能に嵌合固定し、背もたれ部の内部に座部を収納可能とし、この収納開口部を、水平軸周りに回転する上下分割形の開閉扉により開閉できるようにしたものである。とくに、各部に使用する板状の素材としてはハニカム構造のダンボール・樹脂、ハニカムコアフラッシュ化粧板貼りなどが好適である。
【0027】
図9に示すように、ソファーベッド39は、マットレス形状に展開可能な座部40と、座部40が前面下部に配設された縦形箱体からなる背もたれ部42とからなり、背もたれ部42の両側面部は、縦長の略台形を呈する側板55より構成されている。座部40の左右幅は背もたれ部42の左右幅よりやや小さく、左右の側板55の内側に、座部40が着脱可能に嵌合固定されている。
【0028】
図10に示すように、背もたれ部42は前面側が開口し、背もたれ部42の内部空間(収納スペース)には、座部40(マットレス41)が縦置きに収納されるようになっている。背もたれ部42の開口部上縁側には、開口部を被う開閉扉48が取り付けられている。開閉扉48は水平分割部59を境に、上側可動板50と下側可動板51に分けられている。上側可動板50は天板52との間に蝶番等のジョイントを介して連結され、下側可動板51も同様に上側可動板50と蝶番等のジョイントを介して連結されている。そして、開閉扉48を上方に開ききると、上側可動板50と下側可動板51が折り畳まれた状態で天板52の上に載置できるようになっている。
【0029】
背もたれ部42の上面部、下面部、裏面部はそれぞれ、天板52、底板53、背板54により形成され、底板53の前縁は側板55の下部前縁よりも、所定寸法だけ後方側に位置している。側板55前縁の所定高さには水平段部56が設けられ、床面から水平段部56までの高さは、座部40の高さに対応している。側板55の水平段部56よりも上側の上辺部58は、上方向にいくにつれ後方に傾いて形成され、上辺部58の上端は、天板52に固定されている。尚、上側可動板50の前後幅と天板52の前後幅の合計は、下側可動板51の前後幅または側板55の前後幅と同等とされている。
【0030】
本実施例において、ソファーベッド39をソファーとして使用するときは、まず、マット40a〜40dが重なっている状態の座部40を、背もたれ部42の前面下部にセットする。次いで、マット40aの後縁を底板53に連結し、開閉扉48を閉じて、背もたれ部42の開口部を閉鎖すればよい。また、ソファーベッド39をマットレス41として使用するときは、座部40のマット40a〜40dを縦一列に展開することで、背もたれ部42の前方床面にマットレス41が形成される。本実施例では、マットレス41の厚みを60mmとして、四つに折り畳んで座部40にした場合の高さが240mmとなるようにされている。
【0031】
一方、ソファーベッド39を使用しないときは、マットレス41を折り畳むと共に、開閉扉48を上側に開いて、背もたれ部42の前側を開放し、底板53の上に座部40を縦向きにして載せることで、背もたれ部42の中に座部40がコンパクトに収納される。
【0032】
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の応用変形が可能である。例えば、座部の左右両側にはひじ掛け等を設けることもできる。また、座部の広さを大きくして複数人が座れるようにすることも勿論可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、マットレスを兼用する折り畳み式の座部を中空状の背もたれ部の中に収納可能としたことにより、一台でソファー及びマットレス(ベッド)として使用できるので、マットレスの面積の分だけ設置スペースを縮小させることができる。しかも、不使用時には座部を背もたれ部の中に簡単に収納でき、分解および運搬を容易に行うことができるという優れた効果がある。特に、請求項2によれば、背もたれ部の前面側にクッション材を設けたので、着座者はクッション材に背中を当ててリラックスして着座することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソファーベッドの一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のソファーベッドをベッドとして使用する状態を示す斜視図である。
【図3】図1のソファーベッドの前面構造を説明する斜視図である。
【図4】図1のソファーベッドの分解斜視図である。
【図5】図1のソファーベッドに係るスライド部材の詳細構造を示す断面図である。
【図6】図5のスライド部材のレール嵌合部分を示す斜視図である。
【図7】図1のソファーベッドの一部断面側面図である。
【図8】図1のソファーベッドの背もたれ部の中に座部を収納した状態を示す一部断面斜視図である。
【図9】本発明に係るソファーベッドの他の実施例を示す斜視図である。
【図10】図9のソファーベッドの一部側面断面図である。
【図11】図9のソファーベッドの背もたれ部の中に座部を収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ソファーベッド
2 座部
2a 前面上部
2b 前面下部
3 背もたれ部
4 マットレス
4a 第1のマット
4b 第2のマット
4c 第3のマット
4d 第4のマット
4d1 小マット
4d2 小マット
5 後部折り目
6 中央折り目
7 前部折り目
8 最前部折り目
9 補強横桟
10 補強前枠
11 底板
12 裏板
13 天板
14 内扉
14a 揺動立板
14b 可動メッシュ
15 蝶番
16 係止具
17 補強後枠
18 キャッチ凸部
19 側板
19a 湾曲外周部
19b キャッチ凹部
20 凹溝
21 レール溝
22 ストッパー栓
23 止め具
24 敷板
24a 前側部分
24b 後側部分
25 折り目
26 下底カバー
27 ストッパー
28 ビス
29 スライド部材
30 可撓性シート
31 棒状保持具
32 クッション材
33 エンドキャップ
39 ソファーベッド
40 座部
41 マットレス
42 背もたれ部
40a 第1のマット
40b 第2のマット
40c 第3のマット
40d 第4のマット
48 開閉扉
50 上側可動板
51 下側可動板
52 天板
53 底板
54 背板
55 側板
56 水平段部
58 上辺部
59 水平分割部

Claims (2)

  1. 前側に開口部を有する中空体からなる背もたれ部の下部に、展開状態でマットレスとして使用できる折り畳み式座部を着脱可能に配設すると共に、前記背もたれ部の内部に、前記座部全部が収納可能な収納スペースを形成すると共に、前記開口部を開閉する開閉扉を設け、且つ背もたれ部の底部に前方に引き出し可能な敷板を設けたことを特徴とするソファーベッド。
  2. 開閉扉の表面にクッション材を取り付けたことを特徴とする請求項1記載のソファーベッド。
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