JP4977736B2 - リングビーム変換装置 - Google Patents

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本発明は、特に高出力のレーザビームを用いる光学機器等に適したリング状にレーザビームを変換するリングビーム変換装置に関する。
従来、医療分野や半導体分野等で比較的低出力のレーザビームをリング化して使用することがある。このようなレーザビームを用いる機器には、中実のレーザビームをリングビーム(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「リングビーム」は、「リング状のレーザビーム」をいう)に変換し、リングビームの内径と外径の比率を光学機器の導光口に適した比率に変換して用いるものがある。
中実のレーザビームをリングビームに変換する光学系として、一般にアキシコン光学系を用いた手法で、以下に示すような透過型光学系と反射型光学系のリングビーム生成光学系が知られている。
図8は、従来のリングビーム変換系を示す第1例の構成図である。この例は透過型光学系であり、この図は透過型円環ビーム生成光学系を示している。この例では、円錐部101,103が対向するように配置された入射側アキシコンレンズ100と出射側アキシコンレンズ102とによって、中実の入射ビーム104がリング状の出射ビーム106となるようにしている。この構成によれば、レーザ装置(図示略)から出力された中実の入射ビーム104が、入射側アキシコンレンズ100の円錐部101で屈折されてリング状のレーザビーム105となり、出射側アキシコンレンズ102の円錐部103で屈折されて平行なリング状のレーザビーム106となって出射されている(この種の先行技術として、例えば、特許文献1がある)。
図9は、従来のリングビーム変換系を示す第2例の構成図である。この例は反射型光学系であり、この図は反射型円環ビーム生成光学系を示している。この例の場合には、反射面が互いに向合うように配置された凸アキシコンミラー111,114と凹アキシコンミラー112,115とが1対となった2組のアキシコンミラー群110,113を設け、両アキシコンミラー群110,113の凸アキシコンミラー111,114を石英ガラス基板等のウィンドー116,117(保持手段)で保持されている。この構成によれば、レーザ装置(図示略)から出力された中実の入射ビーム118が、入射側アキシコンミラー群110の凸アキシコンミラー111で外方向に反射してリング状となり、凹アキシコンミラー112で反射された後、出射側アキシコンミラー群113の凹アキシコンミラー115に反射して凸アキシコンミラー114へと反射し、この凸アキシコンミラー114で反射されたリングビーム119が出射される。この構成の場合、ウィンドー117を光軸方向に位置調整することで凸アキシコンミラー114の位置を変化させてリング径を調整することができるようにしている。
特開2005−28428号公報
しかしながら、上述した技術は比較的低出力のレーザビームを対象としたものであり、仮に高出力レーザビームに適用した場合には次のような問題が発生する。
上記図8の透過型光学系の場合、アキシコンレンズ101,103に高出力レーザビームを透過させると、熱によって屈折率が変化する熱レンズ効果を生じる場合があり、その場合には焦点距離を狂わせてしまう。そのため、高出力レーザビームでの利用を考えると、透過型ではこの熱レンズ効果の影響によって適用は難しい。このことは、上記特許文献1も同様である。
一方、上記図9の反射型光学系の場合、凸アキシコンミラー111,114を保持するために、図示する石英ガラス基板等のウィンドー116,117や、複数のリブを放射状に設けたスパイダー等(図示略)の保持手段が必要となるが、これらミラーの保持手段がレーザビームの光路上に存在する妨害物となって高出力レーザビームに出力損失を生じさせてしまう。
ウィンドー116,117の場合は、透過型光学系の場合と同様に熱レンズの問題が発生する。また、スパイダーの場合には、ビームを吸収して熱を持つと熱歪みに伴ってアライメントを狂わせてしまうほか、スパイダーからの反射光・散乱光も性能上や安全上の問題を招いてしまう。
さらに、凸アキシコンミラーの頂点部分は完全な加工や反射コーティングが困難で不完全な部分が残る場合があり、その場合には入射させた中実レーザビームが頂点部分で乱反射するおそれがある。しかも、その乱反射は頂点部分の微妙な仕上り状態に依存しているため、全く予想できない。その上、内部への透過等も懸念される。
このように、上記従来のアキシコン光学系には、高出力レーザビームを使用する場合に、熱レンズ効果や光路上での妨害物による出力損失といったマイナス因子を極力排除することが解決すべき課題としてある。
そこで、本発明は、特に高出力のレーザビームを対象とし、全て反射型光学素子を用いて高出力を保ったままで、外径/内径比が使用機器に適した比率のリングビームに変換できるリングビーム変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、使用機器に適したリング状のレーザビームに変換するリングビーム変換装置であって、レーザビームを同一光軸で反射する、内方向に配置した凸アキシコンミラーと外方向に配置した凹アキシコンミラーとを有するアキシコンミラー群と、該アキシコンミラー群の凸アキシコンミラーで反射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、該アキシコンミラー群の凹アキシコンミラーで反射させるレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有するスクレーパミラーとを備え、前記アキシコンミラー群及びスクレーパミラーの保持手段を前記レーザビームの光路外に配置している。この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、光軸中心方向を「内方向」、光軸中心から半径方向に遠ざかる方向を「外方向」という。これにより、凹凸のアキシコンミラー1対とスクレーパミラー1枚を使用することで、全てが反射型光学素子のみで構成されるリングビーム変換光学系を構築し、これらのミラー保持手段をレーザビームが透過することがない光路外に配置できるので、出力損失や熱レンズ効果を受けることなく、外径/内径比が使用機器に適した比率となったリング状のレーザビームを出射することが可能となる。しかも、このように構成することにより、凹アキシコンミラーと凸アキシコンミラーとを一体的に加工あるいは一体的に構成することもでき、高精度を保ったまま堅牢に仕上げることが可能になると共に、光学素子の配置も簡便化され、アライメントも容易なリングビーム変換装置を構成することができる。
また、前記スクレーパミラーは、入射させるレーザビームを所定角で反射させる反射面と、出射させるレーザビームが中央部を通過するレーザ通過孔とを有し、前記アキシコンミラー群は、前記スクレーパミラーで反射させたレーザビームを内方向に反射させて所定径のリングビームとする凹アキシコンミラーと、該凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを該凹アキシコンミラーの入射側に反射させる凸アキシコンミラーとを有していてもよい。このようにすれば、例えば、不安定共振器から出力された細いリングビームの外径/内径比を拡大(リングを太く)したリングビームに変換することができ、集光性を向上させることができる。
さらに、前記アキシコンミラー群は、入射させるレーザビームを外方向に反射させて所定径のリングビームを形成する凸アキシコンミラーと、該凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームを該凸アキシコンミラーの入射側に反射させる凹アキシコンミラーとを有し、前記スクレーパミラーは、前記凸アキシコンミラーに入射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、前記凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有していてもよい。このようにすれば、高出力で外径/内径比が使用機器に最適な比率となったリング状のレーザビームに変換して同軸反射型集光光学系(例えば、カセグレン式ビーム指向装置)に導光し、長距離伝搬させることができる。
また、前記スクレーパミラーで反射させたリング状のレーザビームを所定角で反射させる反射面を有する第2スクレーパミラーと、該第2スクレーパミラーの反射面で反射させたレーザビームを内方向に反射させる第2凹アキシコンミラーと、該第2凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを入射方向に反射させる第2凸アキシコンミラーと、を有する第2アキシコンミラー群とを備え、前記第2スクレーパミラーは、前記第2凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームが通過するレーザ通過孔を中央部に具備していてもよい。このようにすれば、凹凸のアキシコンミラー2対とスクレーパミラー2枚を使用することで、全てが反射型光学素子から構成されるリングビーム変換光学系を構築することができる。しかも、変換後のリングビーム内外径比を大きく(すなわち、リング幅を相対的に太く)できる。
さらに、前記凸アキシコンミラー又は凹アキシコンミラーは、レーザビームの光軸方向に位置調整可能に構成されていてもよい。このようにすれば、ビーム径を調整したい場合に、位置調整可能な凸アキシコンミラー又は凹アキシコンミラーを光軸方向に移動させることで反射するリング状のビーム径を調整することができる。
また、前記アキシコンミラー群は、入射させるレーザビームを外方向に反射させて所定径のリングビームを形成する凸アキシコンミラーと、該凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームを収束させるように該凸アキシコンミラーの入射側に反射させる凹アキシコンミラーとを有し、前記スクレーパミラーは、前記凸アキシコンミラーに入射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、前記凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有し、該スクレーパミラーで反射させた収束するレーザビームを平行なレーザビームとして反射する鈍凸アキシコンミラーを具備させると共に、前記スクレーパミラーのレーザ通過孔を、該鈍凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームが通過する二方向通過型として構成してもよい。このようにすれば、凸アキシコンミラーと凹アキシコンミラーとを有するアキシコンミラー群が1対となり、構成するミラーの枚数を減らすことで精密加工、及び処理と配置が必要な構成を減らして、装置のコストを抑えることができる。
さらに、前記入射させるレーザビームを反射させる中抜スクレーパミラーを備え、該中抜スクレーパミラーは、入射させるレーザビームの中心部を通過させる小孔と、該小孔を通過させたレーザビーム以外のレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有していてもよい。このようにすれば、予め中抜スクレーパミラーで中実の入射レーザビームの中央部に小孔を明けてリング状のレーザビームとすることで、凸アキシコンミラーの頂点部分で反射するレーザビームを無くして光学素子保護等を図ることができる。
また、前記小孔は、入射ビーム径のほぼ10%で形成されていてもよい。このようにすれば、予め小径の入射ビームの中央部を小さい範囲で除去することにより、出射ビームにおける出力損失を大幅に抑えて高出力レーザビームを出射するようにできる。
本発明によれば、高出力レーザにおいても熱レンズ効果等を受けることなく、外径/内径比が最適な比率のレーザビームを出射することが可能となる。また、反射型光学素子の保持も簡便化され、その調整も容易に行うことができる。
本発明の第1実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。 (a),(b) は、図1に示すリングビーム変換装置に入射させるレーザビームの中央部から除去したレーザビームを減衰させるビームダンパーの模式図である。 図1に示すリングビーム変換装置を用いた同軸反射型集光光学系を示す構成図である。 本発明の第2実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。 本発明の第3実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。 図5に示すアキシコンミラー群を示す拡大断面図である。 本発明の第4実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。 従来のリングビーム変換系を示す第1例の構成図である。 従来のリングビーム変換系を示す第2例の構成図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図であり、図2(a),(b) は、図1に示すリングビーム変換装置に入射させるレーザビームの中央部から除去したレーザビームを減衰させるビームダンパーの模式図である。図3は、図1に示すリングビーム変換装置を用いた同軸反射型集光光学系を示す構成図である。この第1実施の形態は、同軸反射型集光光学系装置(ビーム指向装置)に関するものであり、中実のレーザビームをリングビームに変換するリングビーム変換装置である。以下の説明では、リングビーム変換装置内で光軸方向が変化したレーザビームに異なる数字を付して説明する。
図1に示すように、この実施の形態のリングビーム変換装置1は、レーザ装置80から出力された中実のレーザビームLが、予め、平板状の中抜スクレーパミラー2(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、「中抜スクレーパミラー」という)によって、中央部が除去されたリング状の入射ビームとなるようにしている。この中抜スクレーパミラー2によるレーザビームLの中央部除去は必要に応じて行えばよく、図示する点線81の部分は必要に応じて設けられる。
上記中抜スクレーパミラー2は、レーザ装置80から出力された中実のレーザビームLの光軸に対して、45゜の角度で傾斜して設置されている。中抜スクレーパミラー2には、レーザビームLの光軸中心で貫通する小孔3が設けられている。この小孔3は、中抜スクレーパミラー2の両側面に対して45゜の角度で傾斜した方向に直線状に貫通している。この小孔3を通過したレーザビームLoは、高出力の状態であるため、ビームダンパー5によって減衰させられる。また、中抜スクレーパミラー2のレーザ装置側の面は反射面4となっており、この反射面4にはレーザ装置80からのレーザビームLを入射角に対して全反射するコーティングが施されている。
この中抜スクレーパミラー2の小孔3により、レーザ装置80から出力された中実のレーザビームLの中央部が除去され、小孔3を通過するレーザビームLo以外が反射面4で反射されるようになっている。この小孔3としては、例えば、入射するレーザビームLの径の約10%程度とする。このようにレーザビームLの中央部の約10%を除去したとしても、リングビーム変換装置1から最終的に出射されるレーザビームL3(図1の実施の形態)の出力損失を約2%にすることができ、例えば、従来の、予め孔径比を0.5(外径/内径比が2)としたリングビームにしてから入射させている場合の出射時の出力損失である約39%を大幅に減らし、高出力を保つことができる。また、このようにレーザビームLの中央部を予め除去することにより、後述するようにアキシコンミラー群17の凸アキシコンミラー13の頂点にレーザビームL1が入射しないようにできる。
図2(a),(b) に示すように、上記ビームダンパー5としては、(a) のように、銅等の金属製ブロック6にコーン状の穴7を形成したものや、(b) のように、円筒状の穴8を形成したものが用いられる。これらの穴7,8の内面には、吸収率増加のための処理(例えば、黒色塗装、黒色酸化被膜など)が施される。また、必要であれば、ブロック6内に水路(図示略)を設けて冷却するようにしてもよい。このようなビームダンパー5により、中抜スクレーパミラー2の小孔3を通過した不要なレーザビームLoは多重反射させられて吸収される。このようなビームダンパー5は一例であり、他の構成であってもよい。
一方、図1に示すように、上記中抜スクレーパミラー2の反射面4で反射されたレーザビームは、中央部が中空のリング状レーザビームL1となって反射させられる。このレーザビームL1の光軸上には、第1スクレーパミラー10が配設されている。この第1スクレーパミラー10は45°の角度で傾斜して設置され、中央部には、上記中抜スクレーパミラー2で反射されたレーザビームL1が通過するレーザ通過孔11が設けられている。このレーザ通過孔11は、第1スクレーパミラー10の両側面に対して45゜の角度で傾斜した方向に直線状に貫通している。この第1スクレーパミラー10の反入射側は、レーザビームL1を反射させる反射面12となっている。この反射面12には、レーザビームL1を、入射角に対して全反射するコーティングが施されている。
また、第1スクレーパミラー10のレーザ通過孔11を通過したレーザビームL1の光軸上には、円錐状の反射面14を有する凸アキシコンミラー13を内方向に有し、逆円錐状の一部で形成された反射面16を有する凹アキシコンミラー15を外方向に有する第1アキシコンミラー群17が設けられている。これら凸アキシコンミラー13と凹アキシコンミラー15とは、同一軸心で配置されており、凸アキシコンミラー13の頂点が光軸上となるように配置されている。これら凸アキシコンミラー13と凹アキシコンミラー15とは一体的に構成されていてもよいが、この実施の形態では、凸アキシコンミラー13が光軸方向に位置調整可能となっている。この凸アキシコンミラー13を光軸方向に位置調整可能とすることにより、後述するように、凸アキシコンミラー13の反射面14で反射させるレーザビームL1の径を調整できるようにしている。
一方、上記第1スクレーパミラー10と対向するように第2スクレーパミラー20が配置されている。この第2スクレーパミラー20は、第1スクレーパミラー10の傾斜方向と逆方向に45°の角度で傾斜して設置されており、第1スクレーパミラー10の反射面12で90°反射されたレーザビームL2を、更に90°反射させるようになっている。この第2スクレーパミラー20のレーザビーム入射側が反射面22であり、第1スクレーパミラー10からのレーザビームL2を、入射角に対して全反射するコーティングが施されている。
この第2スクレーパミラー20で反射されたレーザビームL3の光軸上には、円錐状の反射面24を有する凸アキシコンミラー23を内方向に有し、逆円錐状の一部で形成された反射面26を有する凹アキシコンミラー25を外方向に有する第2アキシコンミラー群27が設けられている。これら凸アキシコンミラー23と凹アキシコンミラー25とは、同一軸心で配置されており、凸アキシコンミラー23の頂点が、光軸上となるように配置されている。これら凸アキシコンミラー23と凹アキシコンミラー25とは、一体的に構成されていてもよい。
また、上記第2スクレーパミラー20の中心部には、上記凸アキシコンミラー23で反射されたレーザビームL3が通過するレーザ通過孔21が設けられている。このレーザ通過孔21は、第2スクレーパミラー20の両側面に対して45゜の角度で傾斜した方向に直線状に貫通している。
さらに、このような構成のリングビーム変換装置1によれば、第1、第2スクレーパミラー10,20、及び第1、第2アキシコンミラー群17,27の保持手段30(例えば、支持アーム等)をレーザビームL1,L2,L3の光路外に配置して、これらのミラーを保持することができる。
以上のように構成された第1実施の形態のリングビーム変換装置1によれば、以下のようにして、中実のレーザビームLを外径/内径比が使用機器に適した比率のリングビームL3に変換することができる。
まず、レーザ装置80から出力された中実のレーザビームLは、中抜スクレーパミラー2で反射させることによって、中央部が除去されたリング状のレーザビームL1となって第1スクレーパミラー10のレーザ通過孔11を通過し、第1アキシコンミラー群17へと反射される。
このレーザビームL1は、凸アキシコンミラー13の反射面14で凹アキシコンミラー15の反射面14に向けて90°反射され、この凹アキシコンミラー15の反射面16で90°反射されたレーザビームL1は、上記第1スクレーパミラー10へと反射される。この第1アキシコンミラー群17によるレーザビームL1の反射によって、小径のリングビームが大径のリングビームL1となって第1スクレーパミラー10の反射面12へと反射される。
この第1スクレーパミラー10の反射面12で反射されたレーザビームL2は、この実施の形態では90°方向転換されて第2スクレーパミラー20へと反射され、この第2スクレーパミラー20の反射面22で90°反射されたレーザビームL3は、第2アキシコンミラー群27へと反射される。
この第2アキシコンミラー群27では、レーザビームL3が凹アキシコンミラー25の反射面26で凸アキシコンミラー23の反射面24に向けて90°反射され、この凸アキシコンミラー23の反射面24で90°反射されたレーザビームL3は、上記第2スクレーパミラー20の方向へと反射される。
このようにして第2アキシコンミラー群27へ反射されたレーザビームL3は、第1スクレーパミラー10から入射される大径のリング状レーザビームL2が、外径/内径比が使用機器に適した比率のリング状レーザビームL3となっている。このレーザビームL3は、第2スクレーパミラー20の中央部に設けられたレーザ通過孔21を通過して、使用機器(例えば、ビーム指向装置等)へと出射される。
しかも、上記第1アキシコンミラー群17の凸アキシコンミラー13を光軸方向に位置調整することにより(図示する2点鎖線)、反射するリングビームL3の外径/内径比を使用機器に適した比率に調整することができる。
図3は、上記リングビーム変換装置1から出射されたレーザビームL3を利用する同軸反射型集光光学系(ビーム指向装置;例えば、カセグレン式ビーム指向装置等)の一例であり、上記リングビーム変換装置1から出射されたレーザビームL3は、反射鏡35,36を介してリングビームが利用される同軸反射型集光光学系37に供給される。この同軸反射型集光光学系37に利用されるレーザビームL3は、外径/内径比が機器に最適な比率となっており、しかも、高出力を保った太いビームの状態で供給されるので、良好な集光性を伴う長距離の伝搬も可能となる。このリングビーム変換装置1を用いる例は一例であり、他の構成の同軸反射型集光光学系に用いてもよい。
このように、この第1実施の形態のリングビーム変換装置1によれば、高出力の中実レーザビームLを外径/内径比が機器に最適な比率となったリングビームL3に変換し、同軸反射型集光光学系に導光・伝搬させるシステムを構成することができる。
図4は、本発明の第2実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。この第2実施の形態のリングビーム変換装置41は、不安定共振器40(レーザ発振器)から出力された細いリングビームL1を、外径/内径比が使用機器に適した比率となった太いリングビームL2に変換するものである。この第2実施の形態では、上記第1実施の形態における第1アキシコンミラー群17と第1スクレーパミラー10の符号を用いて説明する。
図示するように、このリングビーム変換装置41では、不安定共振器40(レーザ発振器)内でリング状となったレーザビームLが、細いリング状のレーザビームL1となって入射されている。このレーザビームL1は、45°の角度で傾斜して設置されたスクレーパミラー10の反射面12によって90°反射され、このレーザビームL2がアキシコンミラー群17へ反射されている。
このレーザビームL2は、凹アキシコンミラー15の反射面16で凸アキシコンミラー13の反射面14に向けて90°反射され、この凸アキシコンミラー13の反射面14で90°反射されたレーザビームL2は、スクレーパミラー10の中央部に形成されたレーザ通過孔11を通過して太いリングビームL2として出射されている。
この第2実施の形態のリングビーム変換装置41によれば、不安定共振器40(レーザ発振器)からリング状で出力された細いレーザビームL1の外径/内径比を拡大(細いリングビームを太いリングビームに変換)したリングビームL2として、集光性を向上させたシステムを構成することができる。
図5は、本発明の第3実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図であり、図6は、図5に示すアキシコンミラー群を示す拡大断面図である。この第3実施の形態において、上記第1実施の形態と同一の構成には同一符号を付して説明する。また、この第3実施の形態のリングビーム変換装置51は、上述した第1実施の形態のリングビーム変換装置1と同様に、レーザ装置(図示略)から出力された中実レーザビームLを中抜スクレーパミラー2によって中央部が除去されたリング状のレーザビームL1として入射させている。
この第3実施の形態のリングビーム変換装置51は、レーザビームL1,L2が互いに直交する2方向から通過できるように、斜め45°で2方向から明けられたレーザ通過孔61を有するスクレーパミラー60(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、「直交型スクレーパミラー」という)と、円錐角が僅かに違う凸アキシコンミラー63及び凹アキシコンミラー65を有するアキシコンミラー群67と、このアキシコンミラー群67によって収束されたレーザビームL1,L2を平行に戻す鈍凸アキシコンミラー68とが備えられている。
上記直交型スクレーパミラー60は、入射されるレーザビームL1の光軸に対して45°の角度で傾斜して配置され、反入射側の面が反射面62となっている。また、上記アキシコンミラー群67は、この実施の形態では、図6に示すように、上記凸アキシコンミラー63の反射面64の円錐角αに対して凹アキシコンミラー65の反射面66の円錐角βが僅かに小さくなっており(例えば、約2〜3°)、凸アキシコンミラー63で反射されたレーザビームL1は光軸中心に収束するように反射させられる。さらに、上記鈍凸アキシコンミラー68は、反射面69の角度が、上記凹アキシコンミラー65の角度に応じて設定され、凹アキシコンミラー65でレーザビームに与えられた角度が平行になる角度に設定される。この鈍凸アキシコンミラー68は、光軸方向に位置調整可能に構成されている。
この第3実施の形態のリングビーム変換装置51によれば、レーザ装置(図示略)から出力されたレーザビームLは、中抜スクレーパミラー2で中央部が除去され、反射面4で反射されたリング状のレーザビームL1となって直交型スクレーパミラー60のレーザ通過孔61を通過してアキシコンミラー群67へと反射される。
このレーザビームL1は、凸アキシコンミラー63の反射面64で凹アキシコンミラー65に向けて90°反射され、この凹アキシコンミラー65の反射面66で反射されたレーザビームL1は、この反射面66の角度によって収束しながら直交型スクレーパミラー60の反射面62へと反射される。この凹アキシコンミラー65で反射されたレーザビームL1が収束させられる角度は、凹アキシコンミラー65の円錐角βが凸アキシコンミラー63の円錐角αに対して僅かに小さくなっている角度差となる(図6)。
そして、直交型スクレーパミラー60の反射面62で反射されたレーザビームL2は、この反射面62に入射した角度に応じて直交する鈍凸アキシコンミラー68の方向へと反射される。この鈍凸アキシコンミラー68への反射も、上記凹アキシコンミラー65で収束するように反射されたレーザビームL1の角度で収束するように反射される。
このレーザビームL2は、上記凹アキシコンミラー65の円錐角βに応じた鈍角で形成された鈍凸アキシコンミラー68の反射面69で反射させることによって平行なリング状のレーザビームL2に戻される。そして、この鈍凸アキシコンミラー68の反射面69で反射されたレーザビームL2は、直交型スクレーパミラー60のレーザ通過孔61を通過して出射される。
以上のように、この第3実施の形態のリングビーム変換装置51によれば、1対のアキシコンミラー群67で外径/内径比が使用機器に適した比率となったリングビームに変換できるので、ミラーの枚数が少なくなり、コストを抑えることができる。しかも、この実施の形態も、各ミラーの保持手段30が光路を妨害することもなく、高出力レーザビームの出力を保ちながら外径/内径比が最適な比率のリングビームL2に変換することができる。その上、上記鈍凸アキシコンミラー68の位置を調整することによってビーム径を調整することも可能であり、出力機器に応じた外径/内径比のリングビームに調整することも容易にできる。
図7は、本発明の第4実施の形態に係るリングビーム変換装置を示す構成図である。この第4実施の形態は、上記第3実施の形態において入射されるレーザビームLが矩形の中実ビームとなった例である。上記第3実施の形態と同一の構成であり、同一符号を付して作用を説明する。
図示するように、この実施の形態では、レーザ装置(図示略)から矩形のレーザビームLがリングビーム変換装置71の入射ビームとして入射される。このレーザビームLも、上記第3実施の形態と同様に中抜スクレーパミラー2で反射させることによって中央部が除去されてリング状のレーザビームL1として入射される。
この入射されたレーザビームL1は、直交型スクレーパミラー60のレーザ通過孔61を通過してアキシコンミラー群67へと反射される。このレーザビームL1は、凸アキシコンミラー63の反射面64で凹アキシコンミラー65に向けて90°反射され、この凹アキシコンミラー65の反射面66で反射されたレーザビームL1は、収束しながら直交型スクレーパミラー60の反射面62へと反射される。このレーザビームL1の収束も、上記凹アキシコンミラー65の反射面64の円錐角βが凸アキシコンミラー63の反射面64の円錐角αに対して僅かに小さくなっているので(図6)、その角度差で収束するように反射される。
また、この凹アキシコンミラー65の反射面66での反射は、入射したレーザビームL1の内周と外周とが入れ替わった反射となり、入射時に矩形のレーザビームLの中央部を中抜スクレーパミラー2で円形に除去することで、凹アキシコンミラー65の反射面66で反射されたレーザビームL1は、外周が円形で、内周が矩形を凸アキシコンミラー63の反射面64で反射させた形状となって反射される。
さらに、直交型スクレーパミラー60の反射面62に反射されたレーザビームL2は、この反射面62に入射した角度に応じて直交する鈍凸アキシコンミラー68の方向へと反射される。この鈍凸アキシコンミラー68への反射も、上記凹アキシコンミラー65で収束するように反射されたレーザビームL1の角度で収束するように反射される。
この鈍凸アキシコンミラー68の反射面69で反射されたレーザビームL2は、上記凹アキシコンミラー65で反射されたレーザビームL1が平行なリング状のレーザビームL2となって反射される。また、この鈍凸アキシコンミラー68で反射されたレーザビームL2は、上記したように内周と外周とが凹アキシコンミラー65の反射面66での反射時に入れ替わっているので、直交型スクレーパミラー60のレーザ通過孔61を通過して出射されるレーザビームL2は、外周が円形のレーザビームとして出射される。
以上のように、この第4実施の形態のリングビーム変換装置71によっても、全て反射型光学素子で構成することができると共に、その光学素子の保持手段30が光路を妨害することがないので、高出力レーザビームであっても出力を低下させることなくリングビームに変換することができる。
また、矩形ビーム等、どのような断面形状のレーザビームLを入射させても外周の丸いレーザビームL2を出射することができるので、矩形ビームを出力する固体レーザ等を同軸反射型集光光学系に導光する場合等において好ましい。
以上のように、上記各実施の形態のリングビーム変換装置1,41,51,71によれば、反射型リングビーム生成光学系で必要とされたアキシコンミラー保持用のウィンドーやスパイダー等が不要となり、妨害物による出力損失といったマイナス因子を排除した高出力のリング状レーザビームを出射することができる。
また、入射の際に中抜スクレーパミラー2で予めレーザビームLの中央部を除去しておくことにより、中実レーザビームLをリングビームに安定して変換することができる。
なお、上記第1実施の形態では、第1アキシコンミラー群17の凸アキシコンミラー13を位置調整可能に構成し、第3,4実施の形態では、鈍凸アキシコンミラー68を位置調整可能に構成しているが、他のミラーを位置調整可能に構成してもよく、位置調整可能にするミラーは上記実施の形態に限定されるものではない。
また、上述した実施の形態は一例を示しており、全て反射型光学素子を用い、これらの光学素子の保持手段が光路上に存在しないようにすれば、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係るリングビーム変換装置は、高出力レーザを用いる各種光学機器等に利用できる。
1 リングビーム変換装置
2 中抜スクレーパミラー
3 小孔
4 反射面
5 ビームダンパー
10 第1スクレーパミラー
11 レーザ通過孔
12 反射面
13 凸アキシコンミラー
14 反射面
15 凹アキシコンミラー
16 反射面
17 第1アキシコンミラー群
20 第2スクレーパミラー
21 レーザ通過孔
22 反射面
23 凸アキシコンミラー
24 反射面
25 凹アキシコンミラー
26 反射面
27 第2アキシコンミラー群
30 保持手段
37 同軸反射型集光光学系
40 不安定共振器
41 リングビーム変換装置
51 リングビーム変換装置
60 直交型スクレーパミラー
61 レーザ通過孔
62 反射面
63 凸アキシコンミラー
64 反射面
65 凹アキシコンミラー
66 反射面
67 アキシコンミラー群
68 鈍凸アキシコンミラー
69 反射面
71 リングビーム変換装置
L 中実レーザビーム
L1〜L3 リング状レーザビーム

Claims (8)

  1. 使用機器に適したリング状のレーザビームに変換するリングビーム変換装置であって、
    レーザビームを同一光軸で反射する、内方向に配置した凸アキシコンミラーと外方向に配置した凹アキシコンミラーとを有するアキシコンミラー群と、
    該アキシコンミラー群の凸アキシコンミラーで反射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、該アキシコンミラー群の凹アキシコンミラーで反射させるレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有するスクレーパミラーと、を備え、
    前記アキシコンミラー群及びスクレーパミラーの保持手段を前記レーザビームの光路外に配置したことを特徴とするリングビーム変換装置。
  2. 前記スクレーパミラーは、入射させるレーザビームを所定角で反射させる反射面と、出射させるレーザビームが中央部を通過するレーザ通過孔とを有し、
    前記アキシコンミラー群は、前記スクレーパミラーで反射させたレーザビームを内方向に反射させて所定径のリングビームとする凹アキシコンミラーと、該凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを該凹アキシコンミラーの入射側に反射させる凸アキシコンミラーとを有している請求項1に記載のリングビーム変換装置。
  3. 前記アキシコンミラー群は、入射させるレーザビームを外方向に反射させて所定径のリングビームを形成する凸アキシコンミラーと、該凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームを該凸アキシコンミラーの入射側に反射させる凹アキシコンミラーとを有し、
    前記スクレーパミラーは、前記凸アキシコンミラーに入射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、前記凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有している請求項1に記載のリングビーム変換装置。
  4. 前記スクレーパミラーで反射させたリング状のレーザビームを所定角で反射させる反射面を有する第2スクレーパミラーと、該第2スクレーパミラーの反射面で反射させたレーザビームを内方向に反射させる第2凹アキシコンミラーと、該第2凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを入射方向に反射させる第2凸アキシコンミラーと、を有する第2アキシコンミラー群と、を備え、
    前記第2スクレーパミラーは、前記第2凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームが通過するレーザ通過孔を中央部に具備している請求項3に記載のリングビーム変換装置。
  5. 前記凸アキシコンミラー又は凹アキシコンミラーは、レーザビームの光軸方向に位置調整可能に構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のリングビーム変換装置。
  6. 前記アキシコンミラー群は、入射させるレーザビームを外方向に反射させて所定径のリングビームを形成する凸アキシコンミラーと、該凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームを収束させるように該凸アキシコンミラーの入射側に反射させる凹アキシコンミラーとを有し、
    前記スクレーパミラーは、前記凸アキシコンミラーに入射させるレーザビームが通過するレーザ通過孔と、前記凹アキシコンミラーで反射させたレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有し、
    該スクレーパミラーで反射させた収束するレーザビームを平行なレーザビームとして反射する鈍凸アキシコンミラーを具備させると共に、前記スクレーパミラーのレーザ通過孔を、該鈍凸アキシコンミラーで反射させたレーザビームが通過する二方向通過型として構成した請求項1に記載のリングビーム変換装置。
  7. 前記入射させるレーザビームを反射させる中抜スクレーパミラーを備え、
    該中抜スクレーパミラーは、入射させるレーザビームの中心部を通過させる小孔と、該小孔を通過させたレーザビーム以外のレーザビームを所定角で反射させる反射面とを有している請求項3〜6のいずれか1項に記載のリングビーム変換装置。
  8. 前記小孔は、入射ビーム径のほぼ10%で形成されている請求項7に記載のリングビーム変換装置。
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