JP2006109268A - 光無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光無線通信装置において、任意の強度分布を有する信号光を発生させる光源等を用いた場合であっても投光する信号光の強度の均一化を図る。
【解決手段】 光無線通信装置100は、信号光を出射する信号光出射部11と、出射される信号光を無線通信信号として投光する投光レンズ12と、信号光出射部11と投光レンズ12との間の光軸上に設けられ、出射される信号光を投光レンズ12方向に向けて拡散させる拡散板13とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 光無線通信装置100は、信号光を出射する信号光出射部11と、出射される信号光を無線通信信号として投光する投光レンズ12と、信号光出射部11と投光レンズ12との間の光軸上に設けられ、出射される信号光を投光レンズ12方向に向けて拡散させる拡散板13とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光無線通信装置に関する。
従来から、空間光通信を行う技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平6−69889号公報
現在、面発光レーザ素子を光源として用いた光無線通信装置の開発が進められている。面発光レーザ素子を用いた光無線通信装置は、低消費電力かつ低価格で高速な通信にも対応することが期待できる。しかし、面発光レーザ素子から出射される光は、その強度に不均一性が生じる。光無線通信において、無線通信信号として投光した信号光の強度に不均一性があると通信の安定性に欠けるという問題がある。
上記特許文献1には、強度分布がガウス分布となる投光する信号光の強度を均一化する技術が記載されている。しかしながら、面発光レーザ素子から出射される光の強度分布は必ずしもガウス分布のような所定の分布とはならない。従って、上記特許文献1に記載された技術を適用し、このような一般的な強度分布の信号光に充分に対応することは難しい。このような問題は面発光レーザ素子以外の光源を用いた場合においても同様に生じるおそれがある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、任意の強度分布を有する信号光を発生させる光源等を用いた場合であっても投光する信号光の強度の均一化を図ることを可能とする光無線通信装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明による光無線通信装置は、信号光を出射する信号光出射手段と、信号光出射手段から出射される信号光を無線通信信号として投光する投光手段と、信号光出射手段と投光手段との間の光軸上に設けられ、信号光出射手段から出射される信号光を前記投光手段方向に向けて拡散させる拡散手段と、を備えることを特徴とする。
上記した光無線通信装置では、信号光出射手段により出射される信号光は、投光手段により投光される前に、拡散手段により拡散され強度の均一化が図られる。従って、任意の強度分布を有する信号光を発生させる光源等を用いた場合であっても、投光する信号光の強度の均一化を図ることが可能となる。
また、光無線通信装置は、信号光出射手段と拡散手段との間の光軸上に設けられ、信号光出射手段から出射される信号光を当該光軸上で収束させる収束光学系を更に備え、拡散手段は、収束光学系により信号光が収束する位置に設けられる、ことが好ましい。この構成によれば信号光が、収束した位置で拡散されるので、投光する信号光の広がり角を抑えることができる。
また、拡散手段は、信号光出射手段における信号光を出射する先端部に対して設けられることが好ましい。この構成によれば、信号光出射手段により出射される信号光の出射角が大きくない位置で拡散されるので、投光する信号光の広がり角を抑えることができる。
また、信号光出射手段は、面発光レーザ素子を光源として備えることが好ましい。この構成によれば、面発光レーザ素子を光源として用いた光無線通信装置でも、均一化された強度を有する信号光を投光することができる。
また、拡散手段として、ホログラムパターンを施した拡散板を用いることが好ましい。この構成によれば、信号光が高い透過率で拡散手段を透過することができる。
本発明によれば、投光する信号光を拡散させることにより、信号光が任意の強度分布を有していたとしても、信号光の強度の均一化を図ることができる。
以下、図面とともに本発明による光無線通信装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、本発明による光無線通信装置100における信号光送信用の光学系110の構成を概略的に示す構成図である。光無線通信装置100は、無線通信信号としての信号光を通信相手の光無線通信装置(本発明による光無線通信装置と同様の構成であっても、同様の構成でなくてもよい)に対して投光する。なお、通信相手の光無線通信装置及び光無線通信装置は、通信可能なように互いに投受光可能な位置に設置されている。また、光無線通信装置100は、図1に示されない信号光受信用の光学系等も備えていることが好ましい。その場合、光無線通信装置100は、通信相手の光無線通信装置により無線通信信号として投光された信号光を受光する。
投受光される信号光は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに入出力されるものである。ネットワークが電気信号によりデータを送受信するものである場合、投受光される信号光と電気信号とは、光無線通信装置100の内部あるいは外部でフォトダイオードやレーザダイオードにより互いに変換される。また、ネットワークが光信号によりデータを送受信するものである場合、その光信号をそのまま用いることとしてもよい。
図1に示すように、光無線通信装置100における信号光送信用の光学系110は、信号光出射部11と、投光レンズ12と、拡散板13と、収束レンズ14とを含んで構成される。
信号光出射部11は、信号光を出射する信号光出射手段である。ここで出射される信号光は、例えば上述したようにネットワークから入力される電気信号が、信号光出射部11が備える素子等により変換されたものである。信号光出射部11は、光源として面発光レーザ素子を含んで構成されることが好ましい。面発光レーザは、低消費電力かつ低価格で高速な通信にも対応できる。
但し、面発光レーザ素子を光源として用いた場合、信号光出射部11から出射される信号光の強度分布に不均一性が生じることがある。ここで生じる不均一性は、ガウス分布のような所定の分布となるものに限られず、一般的な強度分布になるものも含む。例えば、信号光の中心部で強度が小さくなり、ピーク強度が信号光の周囲部に位置するというような不均一性が生じる。このような信号光を無線通信信号として投光したとすると、送信効率が悪くなるという問題が生じる。また、受光側でピーク強度を有する信号光の周囲部を受光しようとすると、ビームが外れやすくなり通信の安定性に欠ける。
また、信号光出射部11は、面発光レーザ素子以外のレーザダイオードや信号光を伝搬させ出射させるマルチモードファイバ等の光ファイバを含んで構成されることとしてもよい。このような場合でも、上記のような、信号光に不均一性を生じるおそれがある。なお、信号光出射部11から出射される信号光の光エネルギー密度は、投光レンズ12から投光された際に、空間光通信を行うのに適切な密度、例えば目に安全な密度となるように設定することが好ましい。
投光レンズ12は、信号光出射部11から出射される信号光を無線通信信号として投光する投光手段である。信号光出射部11と投光レンズ12とは、信号光の投光が可能なように光軸が合った状態で位置決めされて固定されている。投光レンズ12として、具体的には例えば凸レンズが用いられ、また投光する信号光を平行光にするものが用いられることが好ましい。
拡散板13は、信号光出射部11と投光レンズ12との間の光軸上に設けられ、入射した信号光を拡散させる拡散手段である。拡散板13は、信号光出射部11から出射される信号光を、投光レンズ12に向けて拡散させるように位置決めして固定されている。また拡散板13として、ホログラフィックディフューザのように、信号光が入射する面等に特殊ホログラムパターンを施したものを用いることが好ましい。また、拡散板13として、摺りガラスやオパール拡散ガラスを用いることとしてもよい。但し、これらを用いた場合は、拡散光の透過率が比較的低く、拡散角度が必要以上に広がるおそれがある。一方、ホログラムパターンを施した拡散板では、高い透過率が達成される。また、ホログラムパターンの設計により拡散角度を任意の角度に設定することができる。
収束レンズ14は、信号光出射部11と拡散板13との間の光軸上に設けられ、信号光出射部11から出射される信号光を当該光軸上で収束させる収束光学系である。収束レンズ14は、収束させる信号光が拡散板13に入射するように位置決めして固定されている。収束レンズ14として、具体的には例えば凸レンズが用いられる。
ところで、光無線通信装置100が、短距離間の光無線通信でなく、長距離間の光無線通信を行うことを想定した装置である場合、高いパワー効率で信号光を投光しなければならない。そのため、投光する信号光の広がり角を小さく抑える必要がある。なお、上記特許文献1に記載された装置では信号光の強度の均一化を拡散により行うものではなく、均一化を行うフィルタを透過して投光される信号光の広がり角が大きくなるという問題点がある。
上記の広がり角の問題に対処するため、上記の拡散板13が固定される光軸方向の位置は、収束レンズ14により信号光が収束する位置であることが好ましい。特に、図1に示すように収束レンズ14により収束する信号光のビーム径が最も小さくなる位置であることが好ましい。拡散板13をビーム径が最も小さくなる箇所に配置することとすれば、拡散板13の配置位置に形成されるアパーレント光源(見た目の光源)が、図2(a)に示すように点光源に近い状態となる。アパーレント光源が点光源に近い状態であれば、図2(a)に示すように、投光レンズ12により投光される信号光は、より平行光に近くなる。投光される信号光が平行光であれば、高効率な投光が実現でき長距離間の光無線通信に適している。
一方、拡散板13が、収束する信号光のビーム径が最も小さくなる位置でない位置に設けられた場合、図2(b)に示すように、アパーレント光源は、ある程度の大きさの径を有する。この場合、図2(b)に示すように、投光レンズ12により投光される信号光は、角度のばらつきによる広がり角が大きくなる。従って、長距離間の光無線通信を行う場合等、高いパワー効率で信号光を投光する必要があるときは、拡散板13を信号光のビーム径が最も小さくなる位置に設けることとするのが好ましい。但し、高いパワー効率を必要としない場合等は、必ずしも拡散板13をビーム径が最も小さくなる位置に設ける必要はなく、信号光の投光効率が適切な範囲になる位置に設けることとすればよい。
引き続いて、光無線通信装置100の動作を説明する。光無線通信装置100から通信相手の光無線通信装置に信号光が送信される場合を説明する。光無線通信装置100では、信号光出射部11から、無線通信信号として送信される信号光が出射される。信号光出射部11における光源として面発光レーザ素子を用いた場合、図1に示すように、出射された信号光は径方向に不均一な強度分布D1を有する。なお、図1にしめす強度分布D1は、縦方向が信号光の位置、横方向が信号光の強度をそれぞれ表し、中心の軸は光軸の位置を示す(強度分布D2も同様。なお縦方向のサイズは、構成を示した部分と一致していない)。
信号光出射部11から出射された信号光は収束レンズ14に入射し、収束レンズ14により光軸上で収束させられる。収束した信号光は、入射角θ2で拡散板13に入射し、拡散板13により拡散させられる。当該拡散により、信号光の強度は均一化される。拡散された信号光は、拡散板13から一定の拡散角θ1で出射し、投光レンズ12から投光される。上記のように信号光の強度は均一化されているので、図1に示すように、投光された信号光は径方向にほぼ均一な強度分布D2を有する。なお、信号光は拡散板13により拡散されていることから、図1に示すように、上記一定の拡散角θ1は入射角θ2よりも広いものになっている。
上述したように、本実施形態によれば、光源として面発光ダイオード等を用いた場合のように信号光出射部11から出射される信号光が不均一な強度分布等の任意の強度分布を有していたとしても、拡散により投光する信号光の強度の均一化を図ることができる。また、本実施形態によれば、上記のように面発光ダイオードを光源として用いることができるので、低消費電力かつ低価格で高速な通信を行うことが実用上、可能となる。
また、本実施形態のように、収束レンズ14を用いて信号光を収束させ、収束した位置で拡散させることとすれば、投光する信号光の広がり角を抑えることができる。また、信号光が収束した位置で拡散させることにより、より効率的に強度の均一化を図ることができる。また、上記位置で拡散させることにより、拡散板13における信号光の反射を抑えることができる。
また、拡散板13において信号光を拡散させ拡散板13から出射する信号光の拡散角θ1が入射角θ2よりも大きくなることにより、拡散板13と投光レンズ12との間の距離を短くすることができる。比較例として、図3に、拡散板13を有さない光無線通信装置100aにおける信号光送信用の光学系の構成を示す。図3に示すように、拡散板13を有さない構成では、本実施形態の光無線通信装置100に比べ、収束レンズ14から投光レンズ12まで長い焦点距離を必要とする。このように、光軸方向における構成要素間の距離を短くすることができ、装置の小型化が可能となる。
また、本実施形態のように拡散手段としてホログラムパターンを施した拡散板13を用いることとすれば、高い透過率が達成される。また、ホログラムパターン設計により拡散角度を任意の角度に設定することができる。高い透過率等が必要とされない場合は、別の拡散手段を用いることとしてもよい。
なお、上記の光無線通信装置100の構成では、収束光学系は1つの収束レンズ14から構成されていたが、図4に示すように複数のレンズ等から構成されていてもよい。図4に示す光無線通信装置100bは、収束光学系としてコリメートレンズ14a及び収束レンズ14bとを備える。コリメートレンズ14a及び収束レンズ14bは、例えば凸レンズで構成され、信号光出射部11と拡散板13との間の光軸上に信号光出射部11の方からコリメートレンズ14a、収束レンズ14bの順に位置決めされて固定される。信号光出射部11により出射された信号光は、コリメートレンズ14aにより平行光にされ、収束レンズ14bにより収束され拡散板13に入射する。
また、上記の実施形態では、収束レンズ14を光無線通信装置の構成要素としたが、収束レンズ14を有さない構成とすることもできる。そのような光学系を有する装置の例として、図5に光無線通信装置200を示す。図5に示すように、光無線通信装置200における信号光送信用の光学系210は、信号光出射部11と、投光レンズ12と、拡散板13とを含んで構成される。これらの構成要素は、固定される位置を除けば光無線通信装置100における各構成要素と同様の構成である。
光無線通信装置200において、拡散板13は、信号光出射部11における信号光を出射する先端部に対して、出射された信号光を拡散できるように設けられる。拡散板13は、先端部に接触するように固定されていてもよいし、あるいは、先端部のごく近い位置に接触しないように固定されていてもよい。先端部から出射された信号光は、出射角が大きくない状態で拡散される。従って、投光する信号光の広がり角を抑えることができる。
上述した実施形態では、信号光送信用の光学系のみを説明したが、光無線通信装置は受信用の光学系を含んで構成されることが好ましい。そのような装置の例として、図6に信号光送信用の光学系310と信号光受信用の光学系320とを含んで構成される光無線通信装置300を示す。
図6に示すように、信号光送信用の光学系310と信号光受信用の光学系320とは、別々に構成されており、信号光送信用の光学系310は上述した実施形態と同様に、信号光出射部11と、投光レンズ12と、拡散板13と、収束レンズ14とを含んで構成され、上述した動作と同様に動作する。図6に示すように、信号光受信用の光学系320は、フォトダイオード等により構成される受信光検出部21と、凸レンズ等により構成される受光レンズ22とを含んで構成される。
受信光検出部21は、受光レンズ22により受光された信号光を検出できるように位置決めされて固定されている。受光レンズ22は、光無線通信装置300に対して無線通信信号として投光された信号光を受光できるよう、その受光面が投光レンズ12の投光面と同一の方向を向くように位置決めされて固定される。通信相手の光無線通信装置から光無線通信装置300に信号光が送信されると、受光レンズ22が信号光を受光し、受信光検出部21が受光された信号光を検出し、無線通信信号の受信が行われる。
光無線通信装置は、図7に示すように同一の光軸上で信号光の送受信が行われる構成をとっていてもよい。図7に示すように、光無線通信装置400は、信号光送信用の光学系410として、信号光出射部11と、拡散板13と、収束レンズ14と、集光レンズ15とを含んで構成される。また、光無線通信装置400は、信号光受信用の光学系420として、受信光検出部21と、集光レンズ23と、ビームスプリッタ24と、集光レンズ25と、位置検出部26とを含んで構成される。また、光無線通信装置400は、信号光送信用及び信号光受信用に共通する光学系として、投受光レンズ31と、発散レンズ32と、ダイクロイックミラー33とを含んで構成される。
信号光送信用の光軸上に、信号光出射部11、収束レンズ14、拡散板13、集光レンズ15、ダイクロイックミラー33、発散レンズ32及び投受光レンズ31の順に信号光出射部11から出射された信号光を投光できるように位置決めして固定されている。信号光出射部11、拡散板13及び収束レンズ14は上述した実施形態における各構成要素と同様の構成である。集光レンズ15は凸レンズ等が用いられ、拡散板13から出射される信号光をダイクロイックミラー33に入射させる。ダイクロイックミラー33は、当該信号光を発散レンズ32に入射させる。発散レンズ32は、凹レンズ等が用いられ、ダイクロイックミラー33から入射される信号光を発散させて投受光レンズ31に入射させる。投受光レンズ31は、例えば発散レンズ32に対している面が平面、投光面が凸面であるレンズ等が用いられ、発散レンズ32により発散された信号光を無線通信信号として投光する投光手段である。
また、投受光レンズ31は、光無線通信装置400に対して無線通信信号として投光された信号光を受光する。受光された信号光は、発散レンズ32により平行光にされ、ダイクロイックミラー33に入射される。ダイクロイックミラー33は、投受光レンズ31により受光され発散レンズ32を経由した信号光を入射させる面を有しており、当該面に入射した光を反射させ信号光受信用の光学系に誘導する。ダイクロイックミラー33は、例えばこの反射光が信号光送信用の光軸上と90°等の所定の角度となるように所定の位置決めをして固定されている。この反射は、信号光の波長に応じて行われる。なお、本実施形態では送信光を拡散板で拡散させているので、本装置400のように投受光で共通の光学系(投受光レンズ31)を行う場合での送信光と受信光との切り分けを偏光により行うのは難しい(偏光により切り分けを行おうとすると装置が大型化する)。従って、上記のようにダイクロイックミラー33で、切り分けを信号光の波長により行うことが好ましい。
ビームスプリッタ24は、ダイクロイックミラー33により反射された受信光の一部を反射させる。反射した信号光は集光レンズ23により集光される。受信光検出部21が当該信号光を検出し、無線通信信号の受信が行われる。ビームスプリッタ24を通過した信号光は、集光レンズ25により集光される。位置検出部26が当該信号光を検出し、検出した信号光から、受光された信号光の方向を検出する。このように検出された信号光の方向は、受光位置の調整等に用いられる。なお、上記の集光レンズ23,25は例えば凸レンズが用いられる。また、受信光検出部21及び位置検出部26における信号光の検出は、例えばフォトダイオードを用いることにより行われる。
上述したように光無線通信装置を構成することとすれば、任意の強度分布を有する信号光を発生させる光源等を用いた場合であっても投光する信号光の強度の均一化を図ることができ、更に信号光の受信も適切に行うことができる。
100,200,300,400…光無線通信装置、11…信号光出射部、12…投光レンズ、13…拡散板、14,14b…収束レンズ、14a…コリメートレンズ、15…集光レンズ、21…受信光検出部、22…受光レンズ、23,25…受光レンズ、24…ビームスプリッタ、26…位置検出部、31…投受光レンズ、32…発散レンズ、33…ダイクロイックミラー。
Claims (5)
- 信号光を出射する信号光出射手段と、
前記信号光出射手段から出射される信号光を無線通信信号として投光する投光手段と、
前記信号光出射手段と前記投光手段との間の光軸上に設けられ、前記信号光出射手段から出射される信号光を前記投光手段方向に向けて拡散させる拡散手段と、
を備える光無線通信装置。 - 前記信号光出射手段と前記拡散手段との間の光軸上に設けられ、前記信号光出射手段から出射される信号光を当該光軸上で収束させる収束光学系を更に備え、
前記拡散手段は、前記収束光学系により信号光が収束する位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の光無線通信装置。 - 前記拡散手段は、前記信号光出射手段における信号光を出射する先端部に対して設けられることを特徴とする請求項1に記載の光無線通信装置。
- 前記信号光出射手段は、面発光レーザ素子を光源として備える請求項1〜3の何れか一項に記載の光無線通信装置。
- 前記拡散手段として、ホログラムパターンを施した拡散板を用いることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の光無線通信装置。
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