JP4977245B2 - 映像処理装置及び映像処理方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、映像処理装置及び映像処理方法に関する。
これまでに、3D映像(3-dimensional image)を表示するための様々な技術が開示され、実用化されているが、3D映像の明るさ及び解像度などが、2D映像(2-dimensional image)の明るさ及び解像度と比べて劣っていたことから、これまでは3D映像を表示可能なテレビ(以下、3Dテレビ)はそれほど普及していない。
しかし、近年では、BD(Blu-ray)(登録商標)のような大容量光ディスクの登場、及びフルHDテレビの普及により、フレームシーケンシャル方式などによる高画質な3D映像の再生が可能になり、今後は3Dテレビが飛躍的に普及することが考えられる。
ところが、未だ3D映像コンテンツが少ない。このような背景の下、2D映像コンテンツを3D映像コンテンツに変換し、変換された3D映像コンテンツに基づき擬似3D映像を生成する技術(2D/3D変換技術)が提案されている。
2D/3D変換機能を備えた3Dテレビは、デジタルビデオレコーダ(DVR)等の外部機器(映像送出元)からの2D映像を受け取り、2D映像を3D映像へ変換して出力することができる。
しかしながら、外部機器が、3Dテレビの能力等に応じて、2D映像のオリジナル映像フォーマットを所定映像フォーマットに変換して出力することがあり、この場合、3Dテレビにより変換される3D映像の画質が低下することがある。これは、外部機器のオリジナル映像フォーマットから所定映像フォーマットへの変換処理の精度が低いと、変換後の2D映像内のオブジェクトの輪郭が粗い状態となる等の理由により、2D/3D変換機能における2D映像の映像解析精度が低くなってしまうためである。
本発明の目的は、2D/3D変換により変換される3D映像の画質低下防止に優れた映像処理装置及び映像処理方法を提供することにある。
実施形態の映像処理装置は、制限手段と、入力手段と、変換手段とを備える。前記制限手段は、2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して入力映像フォーマットを制限する。前記入力手段は、前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力する。前記変換手段は、前記入力された2D映像を3D映像へ変換する。
以下、第1及び第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1及び第2の実施形態で共通の2D/3D変換装置(映像処理装置)の構成の一例、及び2D/3D変換装置と外部機器との接続の一例を示す図である。図1に示すように、例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブルを介して、2D/3D変換装置と外部機器とが接続される。
例えば、2D/3D変換装置100は、2D映像を3D映像へ変換する2D/3D機能を備え、3D映像を表示可能なデジタルテレビ(DTV)である。2D/3D変換装置100は、HDMIコネクター101、信号処理モジュール(HDMI−RX)102、制御モジュール103、切換制御モジュール110、EDID(Extended Display Identification Data)−ROM111、EDID−ROM112、操作入力モジュール120、映像処理モジュール130、2D/3D変換処理モジュール131、音声処理モジュール140、表示部150、及びスピーカ160を備えている。
また、外部機器200は、例えば、2D映像を出力するデジタルビデオレコーダ(DVR)である。或いは、外部機器200は、DVDプレイヤー、BD(Blu-ray(登録商標))プレイヤー、又はセットトップボックスである。外部機器200は、HDMIコネクター201、信号処理モジュール(HDMI−TX)202、制御モジュール203、映像処理モジュール230、音声処理モジュール240を備えている。
以下、2D/3D変換装置100(HDMI−RX側)をシンク機器100、外部機器200(HDMI−TX側)をソース機器200と称する。
HDMIケーブルが挿入されると、ソース機器200とシンク機器100の間で、以下の手順でリンクが確立される。
(1)HDMIケーブルの挿入に対応して、HPD(Hot Plug Detect)信号がローレベル(L)からハイレベル(H)へ変化し、ソース機器200の信号処理モジュール202は、シンク機器100の接続を検出する。
(2)ソース機器200の信号処理モジュール202は、DDC(Display Data Channel)(I2C)経由で、例えばシンク機器100のEDID−ROM111又はEDID−ROM112から第1のEDID又は第2のEDIDを読み出し、シンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報を取得し、シンク機器100を認証する。なお、第1又は第2のEDIDには、製造業者、型番、固有情報などが含まれる。
また、HDMIケーブルが抜去されると、ソース機器200とシンク機器100の間で、以下の手順でリンクが切断される。
(3)HDMIケーブルの抜去に対応して、HPD信号がハイレベル(H)からローレベル(L)へ変化し、ソース機器200の信号処理モジュール202は、シンク機器100の取り外しを検出する。
次に、シンク機器100による2D/3D変換と、シンク機器100への入力映像フォーマットとの関係について説明する。
シンク機器100により2D/3D変換される映像ソースのオリジナルフォーマットには、以下のものが考えられる。
(映像フォーマット480i)
映像フォーマット480iの代表例として、国内/北米のアナログ放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット480iとして、DVDの出力映像フォーマット及び家庭用SDビデオカメラの映像フォーマットがある。なお、放送方式の違いにより60iと50iが存在する。
映像フォーマット480iの代表例として、国内/北米のアナログ放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット480iとして、DVDの出力映像フォーマット及び家庭用SDビデオカメラの映像フォーマットがある。なお、放送方式の違いにより60iと50iが存在する。
(映像フォーマット480p)
映像フォーマット480pの代表例として、国内/北米のCS放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット480pとして、DVDの出力映像フォーマット及びBDの出力映像フォーマットがある。
映像フォーマット480pの代表例として、国内/北米のCS放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット480pとして、DVDの出力映像フォーマット及びBDの出力映像フォーマットがある。
(映像フォーマット720p)
映像フォーマット720pの代表例として、北米のHDTVの映像フォーマットがある。また、映像フォーマット720pとして、BDの出力映像フォーマット及び家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD、その他)がある。放送方式の違いにより60pと50pが存在し、さらに、フィルム対応のため24pが存在する。
映像フォーマット720pの代表例として、北米のHDTVの映像フォーマットがある。また、映像フォーマット720pとして、BDの出力映像フォーマット及び家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD、その他)がある。放送方式の違いにより60pと50pが存在し、さらに、フィルム対応のため24pが存在する。
(映像フォーマット1080i)
映像フォーマット1080iの代表例として、国内のデジタルハイビジョン放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット1080iとして、BDの出力映像フォーマット(1080i収録)及び家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD、その他)がある。放送方式の違いにより60iと50iが存在する。
映像フォーマット1080iの代表例として、国内のデジタルハイビジョン放送の映像フォーマットがある。また、映像フォーマット1080iとして、BDの出力映像フォーマット(1080i収録)及び家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD、その他)がある。放送方式の違いにより60iと50iが存在する。
(映像フォーマット1080/24p)
映像フォーマット1080/24pの代表例として、BDの出力映像フォーマットがある。また、映像フォーマット1080/24pとして、家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD(登録商標))がある。
映像フォーマット1080/24pの代表例として、BDの出力映像フォーマットがある。また、映像フォーマット1080/24pとして、家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD(登録商標))がある。
(映像フォーマット1080/60p)
映像フォーマット1080/60pとして、一部の家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD非互換)がある。BD/AVCHDの規定映像フォーマットは1080/60p解像度を許容していない。
映像フォーマット1080/60pとして、一部の家庭用HDビデオカメラの映像フォーマット(AVCHD非互換)がある。BD/AVCHDの規定映像フォーマットは1080/60p解像度を許容していない。
DVR等のソース機器200は、映像フォーマット480i、480p、720p、1080iを映像フォーマット1080/60pに変換(アップスケーリング)する変換機能を備えている。例えば、映像処理モジュール230が、映像フォーマット480i、480p、720p、1080iを映像フォーマット1080/60pに変換(アップスケーリング)する。
映像フォーマット480i及び480pから映像フォーマット1080/60pへの変換処理(アップスケーリング)においては、画素数が変換(増加)される。このため変換後の映像は、補完情報を含むことになる。
映像フォーマット720pから映像フォーマット1080/60pへの変換処理においても、画素数が変換(増加)される。このため、変換後の画像は補完情報を含むことになる。
映像フォーマット1080iから映像フォーマット1080/60pへの変換処理においては、i/p変換処理が実行される。例えば、映像処理モジュール230が、i/p変換処理を実行する。つまり、ソース機器200の映像処理モジュール230の画像処理性能(i/p変換処理性能)によって、変換処理後の映像フォーマット1080/60pの品質は大きく左右される。例えば、i/p変換処理において、静止画領域に対してはTop/Bottomフィールドの合成処理が実行され、動画領域に対してはDoubling等による自フィールド内での画素補完処理が実行される。
ソース機器200によって、画像処理(i/p変換処理)で実行される動き検出の範囲、精度、並びに画素補完生成等の方式が異なる。ソース機器200は、i/p変換処理の実行により、画素補完情報等を含む映像フォーマット1080/60pを生成する。このため、ソース機器200の画像処理性能(i/p変換処理性能)によって、変換後処理後の映像フォーマット1080/60pの品質も異なる。例えば、画像処理性能(i/p変換処理性能)の低いソース機器200が出力する映像フォーマット1080/60pの映像品質は低い可能性が高い。
また、映像フォーマット1080pの映像ソースは、映画等のフィルム素材のものが多い。つまり、映像フォーマット1080pの映像ソースは、映像フォーマット1080/24pであることが多い。ソース機器200は、映像フォーマット1080iを映像フォーマット1080/24pへ変換する場合、i/p変換処理を適用しない。このi/p変換処理を適用しない理由は、オーサリング処理による画質劣化を避けるためである。更に、2−3プルダウン処理により、画素情報を損なうことなく、フィルム素材の映像フォーマット1080/24pを映像フォーマット1080iに変換することができる。
上記の理由より、シンク機器100が、ソース機器200からの映像を2D/3D変換する場合、シンク機器100は、ソース機器200から映像フォーマット1080pの映像ではなく、ソース機器200から映像フォーマット1080iの映像を受け取りたい。これは、上記したように、ソース機器200から出力される映像フォーマット1080pの映像の品質が低い場合があるからである。ソース機器200から出力される映像フォーマット1080pの映像は、ソース機器200のi/p変換処理により生成された品質不明な映像であるかもしれない。例えば、ソース機器200のi/p変換処理能力が低い場合、ソース機器200のi/p変換処理により生成された映像フォーマット1080pの映像は、低品質である可能性が高い。一方、ソース機器200から出力される映像フォーマット1080iの映像は、オリジナル映像の品質に相当する可能性が高い。
そこで、シンク機器100は、ソース機器200からの2D映像を3D映像へ変換する場合には、ソース機器200からの入力映像フォーマットを制限し、制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力し、入力された2D映像を3D映像へ変換する。例えば、シンク機器100は、ソース機器200からの入力映像フォーマットの上限を映像フォーマット1080iに制限する。つまり、シンク機器100は、映像フォーマット480i、480p、720p、1080iの映像を受け入れ、映像フォーマット1080pの映像を受け入れないように、入力映像フォーマットを制限する。これにより、シンク機器100は、ソース機器200における画素補完を最小限にして、オリジナル映像(情報)により近い映像を使用することができる。
ここで、2D映像を3D映像へ変換する2D/3D変換について補足説明する。シンク機器100の2D/3D変換処理モジュール131は、2D映像を3D映像へ変換する2D/3D変換処理を実行する。
例えば、2D/3D変換処理では、入力2D映像を解析し、入力2D映像中の人物等の各オブジェクトを検出し、各オブジェクトの前後関係(奥行)を検出し、必要に応じてオブジェクトを変形し、3D映像を生成する。この際、入力2D映像の品質が低いと、上記した入力2D映像の解析精度が低くなり、結果的に3D映像の品質が低くなってしまう。例えば、上記したi/p変換処理の実行により入力2D映像がノイズ成分等を含むと、人物等のオブジェクトの検出精度が低くなったり、各オブジェクトの前後関係の検出精度が低くなったりして、結果的に3D映像の品質が低くなってしまう。そこで、ソース機器200側での画像処理(i/p変換処理)により入力2D映像の品質が低下してしまうのを防止したい。これにより、シンク機器100側での2D/3D変換処理後の3D映像の品質低下を防止することができる。
そのために、シンク機器100は、ソース機器200からの2D映像を3D映像へ変換する場合には、ソース機器200からの入力映像フォーマットを制限する。次に、第1の実施形態の入力映像フォーマットの受動的制限手法、及び第2の実施形態の入力映像フォーマットの能動的制限手法について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、EDID−ROM111及びEDID−ROM112の切り換えによる受動的制限手法について説明する。図2は、第1の実施形態の入力映像フォーマットの受動的制限手法の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、EDID−ROM111及びEDID−ROM112の切り換えによる受動的制限手法について説明する。図2は、第1の実施形態の入力映像フォーマットの受動的制限手法の一例を示すフローチャートである。
EDID−ROM111は、第1の許容映像フォーマットリストを記憶する。第1の許容映像フォーマットリストは、例えば、映像フォーマット480i、480p、720p、1080iの入力を許容する情報を含む。つまり、第1の許容映像フォーマットリストは、最大解像度1080iの入力を許容する情報を含む。
EDID−ROM112は、第2の許容映像フォーマットリストを記憶する。第2の許容映像フォーマットリストは、例えば、映像フォーマット480i、480p、720p、1080i、1080pの入力を許容する情報を含む。つまり、第2の許容映像フォーマットリストは、最大解像度1080pの入力を許容する情報を含む。
言い換えると、第1の許容映像フォーマットリストは、映像フォーマット1080iの入力を許容し映像フォーマット1080pの入力を許容しない情報を含み、第2の許容映像フォーマットリストは、映像フォーマット1080i及び1080pの両者の入力を許容する情報を含む。
例えば、シンク機器100の切換制御モジュール110は、初期設定時に、EDID−ROM112を選択し、ソース機器200によりEDID−ROM112を読み取り可能に設定し、ソース機器200によりEDID−ROM111を読み取り不能に設定する。つまり、切換制御モジュール110は、初期設定時に、最大解像度1080pを選択する。
例えば、ソース機器200とシンク機器100とがHDMIケーブルを介して接続されると、ソース機器200は、シンク機器100の認証を実行し、ソース機器200は、シンク機器100のEDID−ROM112のデータを読み取り、シンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報を取得する。これにより、例えば、ソース機器200は、シンク機器100が最大解像度1080pをサポートしていることを検出する。
操作入力モジュール120が、2D/3D変換の指示を受け付けると(ST101、YES)、操作入力モジュール120は、切換制御モジュール110及び映像処理モジュール130に2D/3D変換の指示を通知する。操作入力モジュール120は、シンク機器100に設けられたコントロールパネルであってもよいし、シンク機器100の動作を制御するリモートコントローラからの信号を受光する受光部であってもよい。
切換制御モジュール110は、2D/3D変換の指示に対応して、EDID−ROM111を選択し、ソース機器200によりEDID−ROM111を読み取り可能に設定し、ソース機器200によりEDID−ROM112を読み取り不能に設定する。つまり、切換制御モジュール110は、2D/3D変換の指示に対応して、最大解像度1080iを選択する(ST102)。
信号処理モジュール102は、EDID−ROM111が読み取り可能に設定されたことをソース機器に認識させるため、HDMIケーブルの挿抜を模擬する(ST103)。例えば、信号処理モジュール102は、HPD信号をローレベルに制御しHDMIケーブルの抜去状態を作り出す。さらに、信号処理モジュール102は、所定時間経過後に、HPD信号をハイレベルに制御しHDMIケーブルの挿入状態を作り出す。
これに対応して、ソース機器200は、シンク機器100の認証を実行する(ST104)。この認証実行の際に、ソース機器200は、シンク機器100のEDID−ROM111のデータを読み取り、シンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報を取得する。これにより、ソース機器200は、シンク機器100が最大解像度1080iを許容していることを検出する。
ソース機器200が、シンク機器100に対して映像及び音声を送信する場合に、HDMIコネクター201を介して、例えば、映像フォーマット1080iの映像及び所定音声フォーマットの音声を出力し、シンク機器100は、HDMIコネクター101を介して、映像フォーマット1080iの映像及び所定音声フォーマットの音声を入力する。シンク機器100の信号処理モジュール102は、映像フォーマット1080iの映像を映像処理モジュール130へ入力し、所定音声フォーマットの音声を音声処理モジュール140へ入力する。
映像処理モジュール130の2D/3D変換モジュール131は、操作入力モジュール120からの2D/3D変換の指示に対応して、映像フォーマット1080iの映像(2D映像)を3D映像へ変換し、3D映像を出力し、表示部150が、3D映像を表示する。また、音声処理モジュール140は、所定音声フォーマットの音声に対して所定音声処理を適用し、所定音声処理後の音声を出力し、スピーカ160が、所定音声処理後の音声を出力する。
一方、操作入力モジュール120が、2D/3D変換の指示を受け付けなければ(ST101、NO)、操作入力モジュール120は、切換制御モジュール110及び映像処理モジュール130に2D/3D変換の指示を通知しない。
切換制御モジュール110は、2D/3D変換の無指示(所定時間以上の無指示)に対応して、EDID−ROM112を選択し、ソース機器200によりEDID−ROM112を読み取り可能に設定し、ソース機器200によりEDID−ROM111を読み取り不能に設定する。つまり、切換制御モジュール110は、2D/3D変換の無指示(所定時間以上の無指示)に対応して、最大解像度1080pを選択する(ST105)。
なお、2D/3D変換指示を受け付けない場合には、ST105、ST103、ST104の処理を実行せず、制限処理を終了するようにしてもよい。
信号処理モジュール102は、EDID−ROM112が読み取り可能に設定されたことをソース機器に認識させるため、HDMIケーブルの挿抜を模擬する(ST103)。例えば、信号処理モジュール102は、HPD信号をローレベルに制御しHDMIケーブルの抜去状態を作り出す。さらに、信号処理モジュール102は、所定時間経過後に、HPD信号をハイレベルに制御しHDMIケーブルの挿入状態を作り出す。
これに対応して、ソース機器200は、シンク機器100の認証を実行する(ST104)。この認証実行の際に、ソース機器200は、シンク機器100のEDID−ROM112のデータを読み取り、シンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報を取得する。これにより、ソース機器200は、シンク機器100の最大解像度1080pを許容していることを検出する。
ソース機器200が、シンク機器100に対して映像及び音声を送信する場合に、例えば、オリジナル映像フォーマットを映像フォーマット1080pへ変換し、HDMIコネクター201を介して、映像フォーマット1080pの映像及び所定音声フォーマットの音声を出力し、シンク機器100は、HDMIコネクター101を介して、映像フォーマット1080pの映像及び所定音声フォーマットの音声を入力する。シンク機器100の信号処理モジュール102は、映像フォーマット1080pの映像を映像処理モジュール130へ入力し、所定音声フォーマットの音声を音声処理モジュール140へ入力する。
映像処理モジュール130は、映像フォーマット1080pの映像(2D映像)に対して所定画像処理を適用し、所定画像処理後の映像を出力し、表示部150が、所定画像処理後の映像を表示する。また、音声処理モジュール140は、所定音声フォーマットの音声に対して所定音声処理を適用し、所定音声処理後の音声を出力し、スピーカ160が、所定音声処理後の音声を出力する。
なお、本実施形態では、シンク機器100が、二種類のEDID−ROMを選択的に使用し、ソース機器200に対して、最大解像度1080i又は1080pを提示する手法について説明した。この手法以外にも、例えば、シンク機器100が、I2C−Slave IFを持つコントローラーを備え、任意のEDID(例えば、映像フォーマット1080pをサポートしていない旨の情報)を送信し、ソース機器200から、映像フォーマット1080iの映像を受信するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、HDMI規格に規定されるCEC(Consumer Electronics Control)による能動的制限手法について説明する。図3は、第2の実施形態の入力映像フォーマットの能動的制限手法の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態では、HDMI規格に規定されるCEC(Consumer Electronics Control)による能動的制限手法について説明する。図3は、第2の実施形態の入力映像フォーマットの能動的制限手法の一例を示すフローチャートである。
なお、第2の実施形態で説明する能動的制限と、上記第1の実施形態で説明した受動的制限とを併用するようにしてもよい。また、第2の実施形態で説明する能動的制限と、上記第1の実施形態で説明した受動的制限とを併用しない場合、つまり、第2の実施形態で説明する能動的制限を単独で実行する場合は、EDID−ROM111は不要となり、EDID−ROM111とEDID−ROM112との切り換え動作も不要となり、EDID−ROM112が単独で使用される。
例えば、シンク機器100の切換制御モジュール110は、初期設定時に、EDID−ROM112を読み取り可能に設定する。ソース機器200とシンク機器100とがHDMIケーブルを介して接続されると、ソース機器200は、シンク機器100を認証し、ソース機器200は、シンク機器100のEDID−ROM112から、シンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報を取得する。これにより、ソース機器200は、シンク機器100が最大解像度1080pを許容していることを検出する。
その後、操作入力モジュール120が、2D/3D変換の指示を受け付けると(ST201、YES)、操作入力モジュール120は、制御モジュール103及び映像処理モジュール130に2D/3D変換の指示を通知する。
制御モジュール103は、2D/3D変換の指示に対応して、入力映像フォーマット制限情報の送信を制御する(ST202)。例えば、制御モジュール103は、2D/3D変換の指示に対応して、入力映像フォーマット制限情報を含むCECの送信を制御し、HDMIコネクター101を介して、ソース機器200に対して、入力映像フォーマット制限情報を含むCECが送信される。
例えば、入力映像フォーマット制限情報は、映像フォーマット無変換のオリジナル映像を要求する情報である。又は、入力映像フォーマット制限情報は、アップコンバートを禁止する情報である。又は、入力映像フォーマット制限情報は、i/p変換を禁止する情報である。
ソース機器100は、HDMIコネクター201を介して、入力映像フォーマット制限情報を受信し、シンク機器100に対して映像及び音声を送信する場合に、HDMIコネクター201を介して、映像フォーマットの変換処理を適用しないオリジナル映像(例えば映像フォーマット1080iの映像)、及び所定音声フォーマットの音声を出力する。シンク機器100は、HDMIコネクター101を介して、映像フォーマット1080iの映像及び所定音声フォーマットの音声を入力する。シンク機器100の信号処理モジュール102は、映像フォーマット1080iの映像を映像処理モジュール130へ入力し、所定音声フォーマットの音声を音声処理モジュール140へ入力する。
映像処理モジュール130の2D/3D変換モジュール131は、操作入力モジュール120からの2D/3D変換の指示に対応して、映像フォーマット1080iの映像(2D映像)を3D映像へ変換し、3D映像を出力し、表示部150が、3D映像を表示する。また、音声処理モジュール140は、所定音声フォーマットの音声に対して所定音声処理を適用し、所定音声処理後の音声を出力し、スピーカ160が、所定音声処理後の音声を出力する。
一方、操作入力モジュール120が、2D/3D変換の指示を受け付けなければ(ST201、NO)、操作入力モジュール120は、切換制御モジュール110及び映像処理モジュール130に2D/3D変換の指示を通知しない。制御モジュール103は、2D/3D変換の無指示(所定時間以上の無指示)に対応して、入力映像フォーマット制限情報を送信しない。
ソース機器200が、シンク機器100に対して映像及び音声を送信する場合、ソース機器100は、事前に、シンク機器100のEDID−ROM112から取得したシンク機器100が許容する映像フォーマット等の情報に基づき、シンク機器100に対して所定映像フォーマットの映像を送信する。例えば、ソース機器200は、オリジナル映像の映像フォーマットを映像フォーマット1080pへ変換し、HDMIコネクター201を介して、映像フォーマット1080pの映像及び所定音声フォーマットの音声を出力する。シンク機器100は、HDMIコネクター101を介して、映像フォーマット1080pの映像及び所定音声フォーマットの音声を入力する。シンク機器100の信号処理モジュール102は、映像フォーマット1080pの映像を映像処理モジュール130へ入力し、所定音声フォーマットの音声を音声処理モジュール140へ入力する。
映像処理モジュール130は、映像フォーマット1080pの映像(2D映像)に対して所定画像処理を適用し、所定画像処理後の映像を出力し、表示部150が、所定画像処理後の映像を表示する。また、音声処理モジュール140は、所定音声フォーマットの音声に対して所定音声処理を適用し、所定音声処理後の音声を出力し、スピーカ160が、所定音声処理後の音声を出力する。
以下、第1の実施形態の入力映像フォーマットの制限処理(受動的制限処理)、及び第2の実施形態の入力映像フォーマットの制限処理(能動的制限処理)についてまとめる。
シンク機器100は、上記した入力映像フォーマットの制限処理を実行することができる。これにより、シンク機器100は、ソース機器200側のi/p変換を禁止することができ、i/p変換処理されていない(画素補完されていない)映像を受け取ることができる。つまり、シンク機器100は、オリジナルの品質の映像を受け取ることができ、オリジナルの品質の映像を2D/3D変換することができる。よって、シンク機器100は、ソース機器200の画像処理性能に左右されることのない、安定した2D/3D変換処理を実行することができる。
なお、シンク機器100の2D/3D変換処理モジュール131は、ソース機器200からの映像フォーマット1080iの映像をそのまま2D/3D変換処理してもよいし、シンク機器100の映像処理モジュール130が、ソース機器200からの映像フォーマット1080iの映像を映像フォーマット1080pの映像へ変換してから、2D/3D変換処理モジュール131が、映像フォーマット1080pの映像を2D/3D変換処理してもよい。
なお、第1及び第2の実施形態では、シンク機器100が、2D/3D変換処理の実行に対応して、ソース機器200からの映像フォーマットを制限するケースについて説明したが、例えば、シンク機器100が、高画質化処理の実行に対応して、ソース機器200の映像フォーマットを制限するようにしてもよい。ソース機器200で生成された品質不明な補完情報を含む映像を高画質化処理するよりも、オリジナル画質の映像を高画質化処理したほうが、高い高画質化処理効果を得ることができるためである。
例えば、高画質化処理として、超解像処理が挙げられる。超解像処理は、第1解像度である低解像度の画像信号から本来の画素値を推定して画素を増やすことにより、第2解像度である高解像度の画像信号を復元する処理である。ここで、「本来の画素値」とは、例えば、低解像度(第1解像度)の画像信号を得たときと同じ被写体を、高解像度(第2解像度)のカメラで撮像したときに得られる画像信号の各画素が示す値をいう。また、「推定して画素を増やす」とは、対象とする画像の特徴を捉えて、同一フレーム内、またはフレーム間において相関の高い画像から、本来の画素値を推定して、新たな画素に対応付ける画素値とすることを意味する。つまり、画像の相関性を利用する。
さらに、詳しく説明すると、まず、オリジナルの入力映像から、アップコンバート処理によって、仮のフルHD高解像度映像を作る。つまり、隣り合う画素の情報をもとに間の画素を補間し、仮のフルHD高解像度映像を作る。
次に、撮像モデル関数に基づき、仮のフルHD高解像度映像から、オリジナル映像と同じ解像度にダウンコンバートした映像を作る。撮像モデル関数とは、一般的なカメラが撮像素子の情報を映像信号に変換するのと同じ処理を計算で再現するものである。
ダウンコンバートした映像はオリジナルの入力映像と同じものになるはずであるが、アップコンバート処理における計算誤差などのため、ダウンコンバートした映像とオリジナルの入力映像との間には相違部分が発生する。この相違部分を検出し、また、周辺の画素の情報などを参考に計算誤差が出ないように補正して、オリジナルの入力映像に近い超解像処理された出力映像が生成される。
つまり、超解像処理とは、ダウンコンバートした映像とオリジナルの入力映像とを比較し、オリジナルの入力映像が本来持っているはずの信号を復元する技術である。なお、比較と復元の処理を繰り返すほどに、超解像処理の精度は向上する。従って、比較と復元の処理を1回だけ行う処理も超解像処理であるし、比較と復元の処理を複数回繰り返す処理も超解像処理である。時間に余裕がある場合、例えば録画した映像を後で視聴する場合には、比較と復元の処理を複数回繰り返す超解像処理を利用することができる。
なお、超解像処理は、例えば、特開2007−310837号公報、特開2008−98803号公報、及び特開2000−188680号公報等に開示された公知・公用の技術を用いて実現することも可能である。
なお、上記したモジュールとは、ハードウェアで実現するものであっても良いし、CPU等を使ってソフトウェアで実現するものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して入力映像フォーマットを制限する制限手段と、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力する入力手段と、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する変換手段と、
を備えた映像処理装置。
[2]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して所定映像フォーマットの入力を制限するための第1の許容映像フォーマットリストを設定する[1]記載の映像処理装置。
[3]
前記制限手段は、初期設定において前記所定映像フォーマットの入力を許容する第2の許容映像フォーマットリストを設定し、前記3D変換の指示に対応して前記第2の許容映像フォーマットリストに替えて前記第1の許容映像フォーマットリストを設定する[2]記載の映像処理装置。
[4]
前記制限手段は、映像フォーマット1080pの入力を許容しない前記第1の許容映像フォーマットリスト、又は前記映像フォーマット1080pの入力を許容する前記第2の許容映像フォーマットリストを設定する[3]の映像処理装置。
[5]
前記制限手段は、映像フォーマット1080iの入力を許容し映像フォーマット1080pの入力を許容しない前記第1の許容映像フォーマットリスト、又は前記映像フォーマット1080i及び前記映像フォーマット1080pの入力を許容する前記第2の許容映像フォーマットリストを設定する[3]の映像処理装置。
[6]
前記制限手段は、前記第1又は第2の許容映像フォーマットリストを外部装置により読み取り可能に設定する[3]乃至[5]の何れか1つに記載の映像処理装置。
[7]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して外部装置に対してオリジナル映像を要求する[1]記載の映像処理装置。
[8]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して外部装置に対して映像フォーマット無変換のオリジナル映像を要求する[1]記載の映像処理装置。
[9]
前記変換手段によって変換された3D映像を表示する表示手段を更に備えた[1]記載の映像処理装置。
[10]
2D映像を3D映像へ変換するための3D変換を指示に対応して入力映像フォーマットを制限し、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力し、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する映像処理方法。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して入力映像フォーマットを制限する制限手段と、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力する入力手段と、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する変換手段と、
を備えた映像処理装置。
[2]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して所定映像フォーマットの入力を制限するための第1の許容映像フォーマットリストを設定する[1]記載の映像処理装置。
[3]
前記制限手段は、初期設定において前記所定映像フォーマットの入力を許容する第2の許容映像フォーマットリストを設定し、前記3D変換の指示に対応して前記第2の許容映像フォーマットリストに替えて前記第1の許容映像フォーマットリストを設定する[2]記載の映像処理装置。
[4]
前記制限手段は、映像フォーマット1080pの入力を許容しない前記第1の許容映像フォーマットリスト、又は前記映像フォーマット1080pの入力を許容する前記第2の許容映像フォーマットリストを設定する[3]の映像処理装置。
[5]
前記制限手段は、映像フォーマット1080iの入力を許容し映像フォーマット1080pの入力を許容しない前記第1の許容映像フォーマットリスト、又は前記映像フォーマット1080i及び前記映像フォーマット1080pの入力を許容する前記第2の許容映像フォーマットリストを設定する[3]の映像処理装置。
[6]
前記制限手段は、前記第1又は第2の許容映像フォーマットリストを外部装置により読み取り可能に設定する[3]乃至[5]の何れか1つに記載の映像処理装置。
[7]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して外部装置に対してオリジナル映像を要求する[1]記載の映像処理装置。
[8]
前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して外部装置に対して映像フォーマット無変換のオリジナル映像を要求する[1]記載の映像処理装置。
[9]
前記変換手段によって変換された3D映像を表示する表示手段を更に備えた[1]記載の映像処理装置。
[10]
2D映像を3D映像へ変換するための3D変換を指示に対応して入力映像フォーマットを制限し、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力し、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する映像処理方法。
100…2D/3D変換装置(シンク機器)、101…HDMIコネクター、102…信号処理モジュール(HDMI−RX)、103…制御モジュール、110…切換制御モジュール110、111、112…EDID−ROM、120…操作入力モジュール、130…映像処理モジュール、131…2D/3D変換処理モジュール、140…音声処理モジュール、200…外部機器(ソース機器)、201…HDMIコネクター、202…信号処理モジュール(HDMI−TX)、203…制御モジュール
Claims (9)
- 2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して外部装置に対してオリジナル映像を要求する制限手段と、
前記要求した前記オリジナル映像に対応した2D映像を入力する入力手段と、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する変換手段と、
を備える映像処理装置。 - 前記制限手段は、前記3D変換の指示に対応して外部装置に対して映像フォーマット無変換のオリジナル映像を要求する請求項1記載の映像処理装置。
- 2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して入力映像フォーマットを制限する制限手段と、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力する入力手段と、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する変換手段と、
を備え、
前記制限手段は、初期設定において映像フォーマット1080pの入力を許容する第1の許容映像フォーマットリストを設定し、前記3D変換の指示に対応して前記第1の許容映像フォーマットリストに替えて映像フォーマット1080pの入力を許容しない第2の許容映像フォーマットリストを設定する映像処理装置。 - 2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して入力映像フォーマットを制限する制限手段と、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力する入力手段と、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する変換手段と、
を備え、
前記制限手段は、初期設定において映像フォーマット1080i及び映像フォーマット1080pの入力を許容する第1の許容映像フォーマットリストを設定し、前記3D変換の指示に対応して前記映像フォーマット1080iの入力を許容し前記映像フォーマット1080pの入力を許容しない第2の許容映像フォーマットリストを設定する映像処理装置。 - 前記制限手段は、前記第1又は第2の許容映像フォーマットリストを外部装置により読み取り可能に設定する請求項3又は4に記載の映像処理装置。
- 前記変換手段によって変換された3D映像を表示する表示手段を更に備えた請求項1乃至4の何れか1項に記載の映像処理装置。
- 2D映像を3D映像へ変換するための3D変換を指示に対応して外部装置に対してオリジナル映像を要求し、
前記要求した前記オリジナル映像に対応した2D映像を入力し、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する映像処理方法。 - 初期設定において映像フォーマット1080pの入力を許容する第1の許容映像フォーマットリストを設定して入力映像フォーマットを制限し、2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して前記第1の許容映像フォーマットリストに替えて映像フォーマット1080pの入力を許容しない第2の許容映像フォーマットリストを設定して入力映像フォーマットを制限し、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力し、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する映像処理方法。 - 初期設定において映像フォーマット1080i及び映像フォーマット1080pの入力を許容する第1の許容映像フォーマットリストを設定して入力映像フォーマットを制限し、2D映像を3D映像へ変換するための3D変換の指示に対応して前記第1の許容映像フォーマットリストに替えて前記映像フォーマット1080iの入力を許容し前記映像フォーマット1080pの入力を許容しない第2の許容映像フォーマットリストを設定して入力映像フォーマットを制限し、
前記制限された入力映像フォーマットに対応した2D映像を入力し、
前記入力された2D映像を3D映像へ変換する映像処理方法。
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