JP4977167B2 - 遊技媒体識別装置 - Google Patents

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本発明は、スロットマシンなどの遊技機で遊技を行う際に用いる遊技媒体に関連した不正行為の抑止の技術に関する。
従来から、スロットマシンなどの遊技機(以下、単に「スロットマシン」ともいう。)は、世に多く存在し、多くの遊技者によって遊技されている。遊技者が遊技を行うときは、スロットマシンに備えられたメダル投入口からメダルを投入する。投入されたメダルは、セレクタ部において真正なメダルであるか否かの判別が行われ、真正であれば投入枚数としてカウントされる。その後、投入されたメダルはホッパタンクへ放出され貯留される。
しかし、不正なメダルを用いて遊技を行う不正行為が後を絶たない。例えば、自店舗のメダルと類似した他店舗のメダルが投入され、セレクタ部を通過したときは、投入枚数としてカウントされてしまう場合があり、不正な遊技が行われてしまう。このような問題に対し、メダル通路内に取り付けたCCD(Charge Coupled Device)カメラによる撮影画像によってメダルの識別を行い、不正なメダルを排除する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−271462号公報(要約等)
しかし、特許文献1に開示された技術では、メダルが投入される度にメダルの識別を個別に行ったり、不正と判断されたメダルを専用の貯留部に振り分けたりしているため、その識別に要する装置の規模が大掛かりになってしまう。すべてのスロットマシンにこのような装置を取り付けるということになれば、コストの増大を招く。
そこで、本発明は、遊技機に投入された遊技媒体の真偽の識別を簡易に行うことを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の遊技媒体識別装置は、ホッパ装置に取り付けられ、ホッパタンクの内部を上方から撮影するカメラが一定間隔で撮影した画像として、ホッパタンク内に貯留されたメダルの画像を取得する。そして、撮影したメダルの画像と、予め記憶した自店舗のメダルの画像とをパターンマッチングし、自店舗のメダルとは異なるメダルであると識別されれば、異常信号を外部に出力する。
既に投入されたホッパタンク内のメダルを撮影するので、メダルの投入されるタイミングとは無関係にメダルの識別を簡易に行うことができる。また、一度に複数枚のメダルを撮影するので、メダルの画像の取得を簡易に行うことができる。また、基本的にはスロットマシンに対して、カメラ以外の装置を取り付ける必要が無いので、装置の規模を抑えることができ、コスト削減を達成することができる。
詳細は、後記する。
本発明によれば、遊技機に投入された遊技媒体の真偽の識別を簡易に行うことができる。
スロットマシンおよびメダル識別装置を含むシステムの構成図である。 メダル監視ユニットを取り付けたホッパ装置の斜視図である。 メダル監視ユニットの斜視図である。 メダル識別処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を参照しながら説明する。
≪構成≫
図1は、スロットマシンおよびメダル識別装置を含むシステムの構成図である。このシステムは、例えば、店舗内のある島(複数台のスロットマシン1を設置する単位)に並べられたスロットマシン1と、その島に設置され、スロットマシン1を監視するメダル識別装置(遊技媒体識別装置)2とが、島内部に配設されたケーブル等により通信可能に接続されたネットワークを構成する。このネットワークは、店舗内のホールコンピュータ(不図示)とも通信可能に接続している。スロットマシン1またはメダル識別装置2は、ホールコンピュータに対し、スロットマシンの遊技に関する信号を送信する。特に、前記信号としてスロットマシンに投入されたメダルの識別に関する信号が送信される。
スロットマシン1には、遊技者等から投入されたメダル(遊技媒体)を貯留するホッパ装置(貯留装置)が内装されている。ホッパ装置には、ホッパタンク内に貯留されたメダルを監視する部材が取り付けられている(詳細は後記)。
メダル識別装置2は、入力部21、記憶部22、制御部23および出力部24といったハードウェア資源を備えたコンピュータである。
入力部21は、外部(例:スロットマシン、ホールコンピュータ、メダル監視ユニット(後記))から入力されるデータを受け付ける機能を有する。この入力部21は、例えばユーザ(この場合は店員)の操作を受け付ける操作ボタン等や、ネットワーク上から受信するデータの入力を受け付ける入力ポート、入力コントローラ等により実現される。
記憶部22は、メダル識別装置2が外部から受信した、または内部の演算処理による演算結果を、一時的、または半永久的に記憶する機能を有する。この記憶部22は、例えば読み書きされる情報を展開するための記憶領域として機能するRAM(Random Access Memory)や、演算処理が実行されるために読み取り対象となるプログラムや前記演算処理が実行されるときに使用されるデータベース等を記憶する外部記憶装置として機能するHDD(Hard Disk Drive)等で実現される。
記憶部22に記憶されるものとして、具体的には、ホッパタンク内に貯留されたメダルを撮影した画像のパターンマッチングに要する処理に関するコードを記述したプログラムや、パターンマッチングに用いるテンプレート(基準画像)である、自店舗で正規に使用するメダルの画像のデータがある。
制御部23は、外部から取得した、または記憶部22から読み出したデータに対し、所定の演算処理を実行し演算結果を出力する機能を有する。この制御部23は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等で実現される。
出力部24は、制御部23による演算結果を、所定の表示態様やファイル形式で、外部へ出力する機能を有する。この出力部14は、例えばネットワーク上に送信されるデータの出力を制御部23から受け付ける出力ポート、出力コントローラ等や、制御部23による演算結果(画像、音声、テキスト等)を表示するディスプレイ、スピーカ等により実現される。
出力部24は、前記パターンマッチングにより不正なメダルが無いことを示す正常信号または不正なメダルがあることを示す異常信号を出力する。
制御部23は、例えば前記プログラムを記憶したROM(Read Only Memory:記録媒体(例:CD(Compact Disk)))から前記プログラムを読み出して、所定の演算処理を実行することができる。記録媒体に記憶されたプログラムは、記憶部22にインストールされ、制御部23はインストールされたプログラムにより命令される処理を実行し、当該プログラムに係る機能を実現することができる。また、プログラムにより実現される機能は、そのままソフトウェアとして論理的に実現しても良いし、専用LSI(Large Scale Integration)等によりハードウェアとして実現しても良いし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実現しても良い。
図2は、メダル監視ユニットを取り付けたホッパ装置の斜視図である。また、図3は、メダル監視ユニットの斜視図である。
ホッパ装置3は、メダル5(以下、この符号「5」は省略する。)を貯留するホッパタンク31と、これを支持する払出本体32とからなる。払出本体32の内部には、メダルを一列に整列させて放出するホッパと、その動力源となる回転駆動モータが組み込まれている。ホッパタンク31には開口部33が設けられており、オーバーフローするメダルは、側面の開口部33を経由してホッパ装置3の側に設置したオーバーフロータンクに貯留される。
メダル監視ユニット(取り付けユニット)4は、ホッパタンク31の一側壁に跨って固定されている。メダル監視ユニット4には、垂直方向に平行な2本のメダル導通センサ(貯留量検出部)41が下方に向かって設けられている。また、メダル監視ユニット4の後方には、ハーネス(不図示)が延伸している。
ホッパタンク31にメダルがある程度貯留された状態では、2本のメダル導通センサ41の間が金属製のメダルを介して通電されている。通電したときに生じる電気信号はハーネスを経由してネットワーク上に送信される。
一方、メダルの貯留量がメダル導通センサ41の下端に達しない位置にまで減少したときは、2本のメダル導通センサ41の間が金属製のメダルを介して通電されない状態となる。このように通電の有無から、メダルの貯留の有無が判別できるようになっている。
いわゆるメダルの自動補給システムを導入している島に並べられたスロットマシン1では、メダル導通センサ41による電気信号に基づいたメダルの自動補給、自動回収によって、ホッパタンク31に貯留されるメダルの貯留量が一定範囲内に保たれている。
メダル監視ユニット4には撮影装置を設け、ホッパタンク31に貯留したメダルの二次元像を撮影する。この撮影装置は、ユニット基板を設け、ユニット基板に設けたカメラ(例:CCDカメラ)42によってホッパタンク31内部を上方から撮影できるものである。なお、撮影装置が臨む部位を開口としても良いが、透明部材のカメラカバー43を設け、カメラ42を保護しても良い。
また、ユニット基板には発光源として照明用のフラッシュLED(Light Emitting Diode)44を4個設けてあり、カメラ42による撮影と連動させてフラッシュLED44を点灯させ、カメラ42による撮影を可能とした。本実施形態の撮影装置は、カメラ42、フラッシュLED44およびユニット基板を含んで構成される。
カメラ42により撮影した二次元像は、ハーネスを介して外部へ(ネットワーク上へ)出力可能であり、メダル識別装置2において画像処理され、メダルの真偽が識別される。カメラ42としては、例えば、携帯電話等に使用されている小型の低画素タイプ(11万〜35万画素程度)を使用することができ、複数枚のメダルを同時に撮影できるような焦点位置に配置する。
カメラ42をメダル導通センサ41の先端部付近を撮影できる位置に配置することにより、ホッパタンク31内のメダル貯留量が少なくなったとしても、確実にメダルが存在する領域を撮影することができる。なお、カメラ42による撮影において、メダル導通センサ41は必須の構成ではないので、メダル導通センサ41は無くても良い。
メダル監視ユニット4には、カメラ42の角度を調整するカメラ角度調整ダイアル(45、46)が設けられている。カメラ角度調整ダイヤル45は、カメラ42の上下方向の角度を調整する機能を有する。カメラ角度調整ダイヤル46は、カメラ42の左右方向の角度を調整する機能を有する。カメラ42の角度の調整は、手動でカメラ角度調整ダイヤル(45、46)の目盛りを合わせて行っても良いし、メダル識別装置2からの要求により自動で行っても良い。
ホッパタンク31の形状は、スロットマシン1の製造メーカや機種によって異なっている。従って、その形状にあわせてカメラ角度調整ダイヤル(45、46)によってカメラ42の角度を調整し、ホッパタンク31内の撮影したい領域を、製造メーカや機種に依らずに撮影することができる。スロットマシン1を新しい機種に入れ替える場合にも、基本的には、カメラ角度調整ダイヤル(45、46)を調整したり、メダル監視ユニット4の配置を変えたりするだけで済むので、撮影装置の製造コストを抑えることができる。
≪処理≫
次に、メダル識別装置2の制御部23により行われるメダル識別処理に関する説明をする。図4は、メダル識別処理を示すフローチャートである。制御部23は、記憶部22に記憶されたメダル識別処理用のプログラムを記憶領域に読み出して、そのプログラムに記述されたコードに基づいて、この処理を実行する。
まず、ステップS401において、制御部23は、対象とするスロットマシン1のメダル監視ユニット4に対し、カメラ42による撮影を要求する。前記要求には、少なくともカメラ42(またはスロットマシン1)を識別する情報が含まれている。メダル監視ユニット4は、前記要求を受信すると、フラッシュLED44を点灯して、カメラ42による撮影を行う。その結果、ホッパタンク31に貯留されたメダルの画像を含む撮影画像が生成され、撮影画像はメダル識別装置2に送信される。撮影を要求した後、ステップS402に進む。
次に、ステップS402において、制御部23は、メダル監視ユニット4から撮影画像を取得する。取得した後、ステップS403に進む。
次に、ステップS403において、制御部23は、取得した撮影画像の画像補正を行う。例えば、撮影画像においてメダルの輪郭を検出することでメダルの画像を検出し、検出したメダルの画像のうち後記するパターンマッチングを所望の精度で行うには不十分な領域(例:面積、箇所)しか映っていないもの(例:他のメダルにより殆ど覆われたメダルの画像、側面しか見えていないメダルの画像)を除外するように選定する。また、残りのメダルの画像において、上下左右が不定の円形状のメダルを一定の向きに整えるように、基準となるマーキングを抽出して傾き補正を行ったり、センター位置の補正を行ったりする。画像補正をした後、ステップS404に進む。
次に、ステップS404において、制御部23は、画像補正をし、除外されなかったメダルの画像の画像抽出を行う。例えば、パターンマッチングを行うテンプレートに応じた階調低減や二値化等を行い、2次元の輝度値の関数を算出する。画像抽出をした後、ステップS405に進む。
次に、ステップS405において、制御部23は、画像抽出したメダルの画像のパターンマッチングを行う。パターンマッチングは周知のもので良いが、例えば対象のメダルの画像の輝度値の関数と、テンプレートのメダルの画像の輝度値の関数との相関値(例:0〜1までの値をとる)を算出する方法を用いる。パターンマッチングを行った後、ステップS406に進む。
次に、ステップS406において、制御部23は、算出した相関値を用いて、記憶部22に記憶した閾値(0以上1以下)未満の相関値を示すメダルがあるか否かを判定する。閾値未満を示すメダルが1つも無い場合には(ステップS406でNo)、ステップS407に進み、1つでもある場合には(ステップS406でYes)、ステップS408に進む。なお、対象とするメダルの相関値が閾値未満であれば、そのメダルは他店舗のメダル等の不正のメダルとみなす。
次に、ステップS407において、制御部23は、ホッパタンク31に貯留されているメダルに不正のものは1つもないことを示す正常信号を出力する。正常信号を出力した後、ステップS401に戻り、メダル識別処理が一定の間隔で行われる。
次に、ステップS408において、制御部23は、ホッパタンク31に貯留されているメダルに不正のものが1つでもあったことを示す異常信号を出力する。異常信号を出力した後、ステップS401に戻り、メダル識別処理が一定の間隔で行われる。
なお、正常信号または異常信号は、例えば島に取り付けられたランプや表示器等に出力して店員に通知するようにしても良いし、ネットワーク上のホールコンピュータに出力してホールコンピュータの管理者に通知するようにしても良い。また、正常信号は出力せず、異常信号だけを出力するようにしても良い。
以上でメダル識別処理の説明を終了する。
≪まとめ≫
以上説明したように、本実施形態によれば、スロットマシンに対しては、基本的にカメラのみをホッパタンクに取り付けるだけで済むので、メダルの真偽の識別を簡易に実現することができる。また、メダル識別用の装置の規模を抑えることになるので、コストを削減できる。
従来のようにメダルが投入される度にこのような識別を行うわけではなく、既に貯留された複数枚のメダルに対して一度に識別を行うので、識別に伴う処理の負荷を格段に抑えられる。このメダルの識別方法を運用するにあたっては、例えば30秒(遊技中の約5〜6ゲームに対応)ごとにこの処理を実行する程度の頻度で良い。しかし、不正なメダルを検知するのに必要な識別の精度は確保されている。
従来のメダル識別では、不正のメダルを用いて遊技を行わせないようにするという目的を果たすため、投入されたメダルが不正であるか否かを厳密に特定すべく、ホッパ装置への移動中のメダルを高画質で撮影する必要があった。しかし、本発明は、既にホッパタンクに貯留された静止した不正のメダルを検知しさえすれば十分であるので、ホッパタンクを撮影したときの撮影画像の画質はそれほど高くなくても良く、高性能なカメラを搭載する必要はない。
また、従来のメダル識別では、不正のメダルであると特定されたメダルはきちんと取り除く必要があり、相応の設備をスロットマシンに搭載する必要があった。しかし、本発明は、既にホッパタンクに貯留されたメダルを識別の対象にするので、前記設備を搭載する必要が無いという点でコストを削減することができる。
≪その他≫
なお、前記実施形態は、本発明を実施するための好適のものであるが、本発明の要旨を変更しない範囲においてその実施形式を種々変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、遊技機としてスロットマシンについて説明した。しかし、パチンコ、パロット(登録商標)、雀球遊技機、アレンジボール等といった遊技機にも適用できる。また、遊技機のホッパ装置に貯留された遊技媒体を撮影するだけでなく、メダル貸出機、メダル洗浄機、メダル交換機等の貯留装置に貯留された遊技媒体も撮影することができる。
また、本実施形態では、メダル導通センサを用いた自動補給システムを導入している島について説明した。しかし、自動補給システムを導入していない島に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施形態では、島ごとに設置されたメダル識別装置について説明した。しかし、メダル識別装置は、店舗に1つだけ通信可能に設置しても良いし、遊技機ごとに通信可能に設置しても良い。
また、本実施形態によるメダルの撮影は、遊技者が遊技を行っているときに行っても良いし、遊技を行っていないときに行っても良い。遊技が行われているときにだけメダルの撮影を行うように処理したいときは、スロットマシンからメダル識別装置に対し、メダルの投入信号、メダルの払出信号等を送信し、メダル識別装置からメダル監視ユニットに対しメダルの画像撮影の要求を行う(ステップS401参照)契機を与えるようにすると良い。
また、本実施形態の撮影装置に設けるフラッシュLED44の個数は、4個に限らず3個以下や5個以上であっても良い。また、フラッシュLED44の設置場所はカメラ42の設置場所と別であっても良い。また、フラッシュLED44またはカメラ42の設置場所は、メダル導通センサ41と離れた場所であっても良い。
また、本実施形態の撮影装置は、ホッパタンク31内の箇所のうち、スロットマシン1による遊技の進行に伴いメダルが貯留されることになる箇所を、上方から撮影できる位置に配置しても良い。基本的には上方(または斜め上方)から撮影できれば良いので、撮影装置をホッパタンク31に取り付けても良いし、スロットマシン1の下部パネルの裏側等のようにスロットマシン1側に取り付けるようにしても良い。
また、メダル導通センサ41がホッパタンク31内に(たとえ、自動補給システムを導入していない等の理由から実際に配置されることが無くとも)配置されることになる箇所を、上方から撮影できる位置に配置しても良い。
また、本実施形態のように、メダル導通センサ41の先端部付近を撮影できる位置に配置する、というよりはメダル導通センサ41がホッパタンク31内に配置された箇所を、上方から撮影できる位置に配置しても良い。
また、本実施形態による不正の遊技媒体の識別は、相関値を用いたパターンマッチングによるものではなく、基準画像と撮影画像とを比較し、その比較結果を用いた所定の識別方法で良い。その方法として、例えば、遊技媒体に刻まれた特徴的なマーク(特徴点)に関する画像の比較による識別の方法がある。
なお、メダル監視ユニットやカメラの配置箇所、カメラの撮影のタイミング、撮影範囲、画像を比較するためのパターンマッチングの方法等をスロットマシンの機種や運用等に応じて変更することは勿論できる。
その他、ハードウェアや各フローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 スロットマシン(遊技機)
2 メダル識別装置(遊技媒体識別装置)
3 ホッパ装置(貯留装置)
4 メダル監視ユニット(取り付けユニット)
5 メダル
21 入力部
22 記憶部
23 制御部
24 出力部
31 ホッパタンク
32 払出本体
33 開口部
41 メダル導通センサ(貯留量検出部)
42 カメラ(撮影装置の一部)
43 カメラカバー
44 フラッシュLED(撮影装置の一部)
45 カメラ角度調整ダイヤル
46 カメラ角度調整ダイヤル

Claims (10)

  1. 遊技機に用いられる遊技媒体を撮影する撮影装置と通信可能に接続される遊技媒体識別装置において、
    遊技媒体の基準画像を記憶する記憶部と、
    前記撮影装置により撮影された、前記遊技機の貯留装置に貯留された1以上の遊技媒体の画像を前記撮影装置から取得する制御と、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像と、前記記憶部が記憶する遊技媒体の基準画像とを比較して、当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、
    前記識別の結果を外部に出力する制御と、を実行する制御部と、を有し、
    前記貯留装置には、前記貯留装置に貯留された遊技媒体の貯留量を検出する貯留量検出部を下部に備えた取り付けユニットが、前記貯留量検出部を前記貯留装置内に配置することができるように取り付けられており、
    前記撮影装置は、前記取り付けユニットに設けられており、前記貯留量検出部の下方に延びた先端部付近を少なくとも含む領域を上方から撮影できる位置に配置される
    ことを特徴とする遊技媒体識別装置。
  2. 前記制御部は、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像のうち、遊技媒体の識別を所望の精度で行うのに必要な領域が撮影されたものを選定する制御と、
    前記選定した遊技媒体の画像と、前記記憶部が記憶する遊技媒体の基準画像とを比較して、当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、を実行する
    ことを特徴とする請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  3. 前記記憶部が記憶する基準画像は、自店舗で正規に使用する遊技媒体の画像である
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  4. 前記識別の結果は、前記比較の対象となる画像の遊技媒体が1つも不正の遊技媒体ではないという結果、または前記比較の対象となる画像の遊技媒体の少なくとも1つが不正の遊技媒体であるという結果、である
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  5. 遊技機に用いられる遊技媒体を撮影する撮影装置と通信可能に接続される遊技媒体識別装置において、
    前記撮影装置により撮影された、前記遊技機の貯留装置に貯留された1以上の遊技媒体の画像を前記撮影装置から取得する制御と、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像を用いて当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、を実行する制御部と、を有し、
    前記撮影装置は、前記貯留装置に取り付けられた取り付けユニットに設けられており、
    記貯留装置に貯留された遊技媒体の貯留量を検出し、前記貯留装置内に配置されている貯留量検出部は、前記取り付けユニットの下部に備えられており、
    前記撮像装置は、前記貯留量検出部の下方に延びた先端部付近を少なくとも含む領域を上方から撮影できる位置に配置される
    ことを特徴とする遊技媒体識別装置。
  6. 遊技媒体の基準画像を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像のうち、遊技媒体の識別を所望の精度で行うのに必要な領域が撮影されたものを選定する制御と、
    前記選定した遊技媒体の画像と、前記記憶部が記憶する遊技媒体の基準画像とを比較して、当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、を実行する
    ことを特徴とする請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  7. 遊技媒体の基準画像を記憶する記憶部を有し、
    前記記憶部が記憶する基準画像は、自店舗で正規に使用する遊技媒体の画像である
    ことを特徴とする請求項5または請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  8. 前記識別の結果は、前記撮影装置から取得した画像の遊技媒体が1つも不正の遊技媒体ではないという結果、または前記撮影装置から取得した画像の遊技媒体の少なくとも1つが不正の遊技媒体であるという結果、である
    ことを特徴とする請求項5または請求項に記載の遊技媒体識別装置。
  9. 遊技機に用いられる遊技媒体を撮影する撮影装置と通信可能に接続される遊技媒体識別装置において、
    遊技媒体の基準画像を記憶する記憶部と、
    前記撮影装置により撮影された、前記遊技機の貯留装置に貯留された1以上の遊技媒体の画像を前記撮影装置から取得する制御と、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像と、前記記憶部が記憶する遊技媒体の基準画像とを比較して、当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、
    前記識別の結果を外部に出力する制御と、を実行する制御部と、を有し、
    前記貯留装置に取り付けられている取り付けユニットは、前記貯留装置に貯留された遊技媒体の貯留量を検出する棒状の貯留量検出部を下部に備えており、
    前記貯留量検出部は、前記貯留装置内に配置され、先端部が下方に向かうように設けられており、
    前記取り付けユニットは、前記貯留装置に取り付けられることで前記貯留装置の一部を上方から覆っており、
    前記撮影装置は、前記取り付けユニットに設けられており、前記貯留量検出部の下方に延びた先端部付近を少なくとも含む領域を上方から撮影できる位置に配置される
    ことを特徴とする遊技媒体識別装置。
  10. 遊技機に用いられる遊技媒体を撮影する撮影装置と通信可能に接続される遊技媒体識別装置において、
    前記撮影装置により撮影された、前記遊技機の貯留装置に貯留された1以上の遊技媒体の画像を前記撮影装置から取得する制御と、
    前記撮影装置から取得した1以上の遊技媒体の画像を用いて当該遊技媒体が不正の遊技媒体であるか否かを識別する制御と、を実行する制御部と、を有し、
    前記貯留装置に取り付けられている取り付けユニットは、前記貯留装置に貯留された遊技媒体の貯留量を検出する棒状の貯留量検出部を下部に備えており、
    前記貯留量検出部は、前記貯留装置内に配置され、先端部が下方に向かうように設けられており、
    前記取り付けユニットは、前記貯留装置に取り付けられることで前記貯留装置の一部を上方から覆っており、
    前記撮影装置は、前記取り付けユニットに設けられており、前記貯留量検出部の下方に延びた先端部付近を少なくとも含む領域を上方から撮影できる位置に配置される
    ことを特徴とする遊技媒体識別装置。
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