JP4976953B2 - 複合シートの製造方法 - Google Patents
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Description
かかる複合シートにおいて、この発明が特徴とするところは、次のとおりである。
a.前記第2シートは、互いに直交する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、前記第2シートに前記縦方向と前記横方向とのうちの少なくとも一方向で所要寸法離間している複数の局部的な部位において前記集合体を前記厚さ方向へ圧縮して複数の前記薄肉部位を形成するとともに前記薄肉部位どうしの間に厚肉部位を形成することにより、前記第2シートの少なくとも片面に前記薄肉部位と前記厚肉部位とからなる前記上面側起伏を形成する工程。
b.前記第2シートを、熱捲縮性の熱可塑性合成繊維の集合体であって液透過性を有する収縮性の前記第1シートに重ね合わせ、前記一方向において前記離間寸法よりも大きな離間寸法を有する前記複数の接合部位で前記第2シートと前記第1シートとを加熱溶着するか接着するかのいずれかによって接合してこれらシートの複合体を形成する工程。
c.前記複合体を加熱することによって前記第1シートの前記熱可塑性合成繊維を捲縮させて前記第1シートを収縮させる工程。
a.前記第2シートは、互いに直交する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、前記第2シートに前記縦方向と前記横方向とのうちの少なくとも一方向で所要寸法離間している複数の局部的な部位において前記集合体を前記厚さ方向へ圧縮して複数の前記薄肉部位を形成するとともに前記薄肉部位どうしの間に厚肉部位を形成することにより、前記第2シートの少なくとも片面に前記薄肉部位と前記厚肉部位とからなる前記上面側起伏を形成する工程。
b.弾性的に伸長可能であって液透過性を有する弾性シートである前記第1シートを少なくとも前記一方向に伸長する工程。
c.前記第2シートを伸長した前記第1シートに重ね合わせ、前記一方向において前記離間寸法よりも大きな離間寸法を有する前記複数の接合部位で前記第2シートと前記第1シートとを加熱溶着および接着のいずれかによって接合してこれらシートの複合体を形成する工程。
d.前記複合体において前記第1シートを収縮させる工程。
2 第1シート(下層シート)
3 第2シート(上層シート)
6 第1上面
7 第1下面
8 第2上面
9 第2下面
11 熱可塑性合成繊維
12 熱可塑性合成繊維
13 部位
16 薄肉部位
17 厚肉部位
20a 上面側起伏
20b 下面側起伏
21 隆起部
51 第1繊維層
52 第2繊維層
101a 複合体(第1複合ウエブ)
102 第1シート(下層用ウエブ)
103a シート
103b 第2シート(第2上層用ウエブ)
113 接合部
116 薄肉部位
Claims (5)
- 互いに重なり合う液透過性の第1シートと液透過性の第2シートとからなり、前記第1シートは、第1上面とその反対面である第1下面とを有し、前記第2シートは、熱可塑性合成繊維の集合体であって第2上面とその反対面である第2下面とを有していて前記第2下面が前記第1上面に複数の部位で接合されたものであり、前記第2シートには、前記第1下面から前記第1上面へ向かう方向に高さ方向を有する複数の隆起部が形成され、
前記第1シートと前記第2シートとは、互いに隣り合う前記隆起部どうしの間に形成される前記複数の部位で接合されており、
前記第2シートは、前記隆起部に複数の局部的な薄肉部位を有していて、前記隆起部における前記第2上面には、前記薄肉部位が凹となり前記薄肉部位どうしの間が前記第2上面の上方に向かって凸となることによって上面側起伏が形成されている複合シートの製造工程に次の工程が含まれることを特徴とする前記複合シートの製造方法。
a.前記第2シートは、互いに直交する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、前記第2シートに前記縦方向と前記横方向とのうちの少なくとも一方向で所要寸法離間している複数の局部的な部位において前記集合体を前記厚さ方向へ圧縮して複数の前記薄肉部位を形成するとともに前記薄肉部位どうしの間に厚肉部位を形成することにより、前記第2シートの少なくとも片面に前記薄肉部位と前記厚肉部位とからなる前記上面側起伏を形成する工程。
b.前記第2シートを、熱捲縮性の熱可塑性合成繊維の集合体であって液透過性を有する収縮性の前記第1シートに重ね合わせ、前記一方向において前記離間寸法よりも大きな離間寸法を有する前記複数の接合部位で前記第2シートと前記第1シートとを加熱溶着するか接着するかのいずれかによって接合してこれらシートの複合体を形成する工程。
c.前記複合体を加熱することによって前記第1シートの前記熱可塑性合成繊維を捲縮させて前記第1シートを収縮させる工程。 - 前記第2シートが熱捲縮性繊維を含むものであり、前記第2シートを加熱してそれが含む前記熱捲縮性繊維を捲縮させた後に前記第1シートに重ね合わせる請求項1に記載の製造方法。
- 前記第2シートが熱捲縮性繊維を含むものであり、前記複合体を加熱して前記第1シートを収縮させるとともに前記熱捲縮性繊維を捲縮させる請求項1に記載の製造方法。
- 互いに重なり合う液透過性の第1シートと液透過性の第2シートとからなり、前記第1シートは、第1上面とその反対面である第1下面とを有し、前記第2シートは、熱可塑性合成繊維の集合体であって第2上面とその反対面である第2下面とを有していて前記第2下面が前記第1上面に複数の部位で接合されたものであり、前記第2シートには、前記第1下面から前記第1上面へ向かう方向に高さ方向を有する複数の隆起部が形成され、
前記第1シートと前記第2シートとは、互いに隣り合う前記隆起部どうしの間に形成される前記複数の部位で接合されており、
前記第2シートは、前記隆起部に複数の局部的な薄肉部位を有していて、前記隆起部における前記第2上面には、前記薄肉部位が凹となり前記薄肉部位どうしの間が前記第2上面の上方に向かって凸となることによって上面側起伏が形成されている複合シートの製造工程に次の工程が含まれることを特徴とする前記複合シートの製造方法。
a.前記第2シートは、互いに直交する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、前記第2シートに前記縦方向と前記横方向とのうちの少なくとも一方向で所要寸法離間している複数の局部的な部位において前記集合体を前記厚さ方向へ圧縮して複数の前記薄肉部位を形成するとともに前記薄肉部位どうしの間に厚肉部位を形成することにより、前記第2シートの少なくとも片面に前記薄肉部位と前記厚肉部位とからなる前記上面側起伏を形成する工程。
b.弾性的に伸長可能であって液透過性を有する弾性シートである前記第1シートを少なくとも前記一方向に伸長する工程。
c.前記第2シートを伸長した前記第1シートに重ね合わせ、前記一方向において前記離間寸法よりも大きな離間寸法を有する前記複数の接合部位で前記第2シートと前記第1シートとを加熱溶着および接着のいずれかによって接合してこれらシートの複合体を形成する工程。
d.前記複合体において前記第1シートを収縮させる工程。 - 前記第2シートが熱捲縮性繊維を含むものであり、前記第2シートを加熱してそれが含む前記熱捲縮性繊維を捲縮させた後に前記第1シートに重ね合わせる請求項4に記載の製造方法。
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JP2007203563A JP4976953B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 複合シートの製造方法 |
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JP2009034968A JP2009034968A (ja) | 2009-02-19 |
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- 2007-08-03 JP JP2007203563A patent/JP4976953B2/ja active Active
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