JP2006311939A - 吸収性物品及びその製造方法 - Google Patents

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弘行 横松
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Abstract

【課題】弾性伸縮部材を用いることなく、左右におけるサイド防漏部とウイング部とが、それぞれ一枚の伸縮性シートから形成されている吸収性物品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】生理用ナプキン1は、液保持性の吸収層12及び液不透過性の裏面層13を具備する実質的に縦長の吸収性本体11と、長手方向の両側縁部から延出する一対のウイング部2、2とを有し、ナプキン1の肌当接面側の長手方向の両側部に、一対のサイド防漏部3、3が、それぞれ該ナプキン1の長手方向に沿って且つ吸収層12の表面側を覆うように設けられており、ウイング部2とサイド防漏部3とが、一枚の伸縮性シート4から形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品、詳しくは、ウイング付き生理用ナプキン等の吸収性物品及びその製造方法に関する。
従来、ウイング部を備えた生理用ナプキンが広く知られている。この種の生理用ナプキンは、吸収性本体とその長手方向の両側縁に設けられている一対のウイング部とから形成されている。
この種の生理用ナプキンにおけるウイング部は、その片面に粘着層が設けられており、ナプキンの使用の際にショーツ等の下着(以下、単にショーツともいう)における股下部の縁部に沿って折り曲げられ、該粘着層を介して該下着の外表面に固定されるものである。
また、一枚の不織布からサイド防漏部とウイング部とが形成されている生理用ナプキンが知られている。
例えば、特開2002−272786号公報(特許文献1)には、生理用ナプキンの表面がわ両側部にそれぞれ長手方向に沿って、かつ生理用ナプキンのほぼ全長に亘ってサイド不織布を設けるとともに、前記サイド不織布の一部を側方に延在させることによりウイング部が形成されており、サイド不織布の内方側においては表面シートに接着されない所定幅の自由縁部を有するとともに、その先端部分が二重に折り返され、この折返し内部に2本の弾性伸縮部材が配設され、製品状態では表面側に起立する立体ギャザーが形成されている生理用ナプキンが開示されている。
しかし、立体ギャザーにおける着用者との肌当接面には、弾性伸縮部材の収縮によって幅方向に延びる小さなひだが形成されており、肌との間に若干の隙間ができ、モレにつながったり、違和感を感じる場合がある。また、立体ギャザーを設けるために、弾性伸縮部材を配設することが必要であり、コスト及び工程数の増加が生じてしまう。
特開2002−272786号公報
従って、本発明の目的は、弾性伸縮部材を用いることなく、左右におけるサイド防漏部とウイング部とが、それぞれ一枚の伸縮性シートから形成されている吸収性物品及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、長手方向の両側縁部から延出する一対のウイング部を有する吸収性物品において、前記吸収性物品の肌当接面側の長手方向両側部を覆うように、一対のサイド防漏部が設けられており、前記ウイング部と前記サイド防漏部とが、一枚の伸縮性シートから形成されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである(以下、この発明を第1発明という)。
また、本発明は、伸縮性シートの原反を切断してウイング部が間欠的に形成された長尺状部材を得、一対の該長尺状部材を、それぞれ吸収性物品の長手方向に伸張させた状態で、前記ウイング部が該吸収性物品の肌当接面側の長手方向の両側縁部から延出するように該吸収性物品に固定した後、個々の吸収性物品に切断する吸収性物品の製造方法を提供することにより、上記目的を達成したものである(以下、この発明を第2発明という)。
第1発明の吸収性物品によれば、長手方向の同じ側にあるサイド防漏部とウイング部とが、ウイング部がよれを有さずに、一枚の伸縮性シートから形成されており、また、弾性伸縮部材が用いられていないため、装着感が高められている。また、第2発明の製造方法によれば、弾性伸縮部材が不要なため、コスト及び工程数の削減を図って、第1発明の吸収性物品を製造することができる。
以下、第1発明の吸収性物品の好ましい実施形態について、図1〜3を参照しながら説明する。
第1発明の吸収性物品1としての生理用ナプキン1の好ましい本実施形態は、図1及び図2に示すように、液保持性の吸収層12及び液不透過性の裏面層13を具備する実質的に縦長の吸収性本体11と、長手方向の両側縁部から延出する一対のウイング部2、2とを有しており、ナプキン1の肌当接面側の長手方向の両側部に、一対のサイド防漏部3、3が、それぞれ該ナプキン1の長手方向に沿って且つ吸収層12の表面側を覆うように設けられており、ウイング部2とサイド防漏部3とが、一枚の伸縮性シート4から形成されている。
また、吸収層12は、液透過性の表面シート14と液保持性の吸収体15とからなり、裏面層13は、液不透過性の裏面シート13からなる。本実施形態における裏面シートは、裏面層そのものであるため該裏面層と同一の符号(13)を付す。
吸収体15は、図2に示すように、表面シート14と裏面シート13との間に介在されており、表面シート14と裏面シート13とは、長手方向の両端部において互いに接合されてシール部が形成されている。
尚、吸収性本体11の表面側には、図1に示すように、防漏溝16が設けられている。該防漏溝16は、長手方向に延びる一対のエンボス溝、及び該エンボス溝の長手方向の両端部において、幅方向に延びる円弧状の2重のエンボス溝とから形成されている。また、長手方向に延びる一対の前記エンボス溝は、それぞれ内側に括れた形状を有している。該防漏溝16によって、表面シート14及び吸収体15が接合されている。
本実施形態の生理用ナプキン1において、ウイング部2及びサイド防漏部3を一体的に形成している伸縮性シート4は、伸縮性を有する不織布である。ここで、本明細書において、伸縮性とは、手で引っ張る程度の引っ張り力で伸張し、その引っ張り力がなくなると、収縮して元の状態に戻ろうとする性質であり、手で軽く引っ張る程度の引っ張り力を加えた程度では、その引っ張り力の消失によりほぼ元の状態に戻る程度の弾性を有することが好ましい。
本実施形態の生理用ナプキン1に用いた伸縮性シート4は、吸収性本体11の長手方向(生理用ナプキン1の長手方向と同じ)及び該方向と直交する方向(ウイング部2の延出方向)の両方向を含む、伸縮性シート4の面内における360゜すべての方向に弾性的に伸縮可能である。
本実施形態の生理用ナプキン1について、更に説明すると、一対のサイド防漏部3、3は、縦長に形成されており、図1に示すように、生理用ナプキン1の長手方向の両端部において、それぞれ吸収性本体11と接合されている。
また、一対のサイド防漏部3、3は、図1に示すように、幅方向の内側縁部であって、防漏溝16の長手方向の両端部において幅方向に延びる2重の円弧状のエンボス溝の両脇において、第1エンボス部B1、B1…が設けられており、吸収性本体11と接合されている。
更に、一対のサイド防漏部3、3は、図1に示すように、幅方向の内側縁部であって、防漏溝16の長手方向の両端部と吸収性本体11の長手方向の両端部との間において、第2エンボス部B2、B2…が設けられており、吸収性本体11と接合されている。
一対のサイド防漏部3、3は、図1に示すように、吸収性本体11の長手方向の両側縁の近傍の領域において、それぞれ表面シート14及び裏面シート13と接合され、接合部5、5を形成している。
接合部5、5の形状は、それらと連設している一対のウイング部2、2が、ショーツ股下部の縁部に沿って折り曲げられた時に、該ショーツ股下部の縁部とフィットし易いように、長手方向の中央部において、それぞれ内側に括れた形状を有している。ここで、接合部5は、ホットメルト接着剤等による接着でも、ヒートシール等の溶着により形成されるものであっても良い。
一対のサイド防漏部3、3は、弾性を有する伸縮性シート4から形成されており、その収縮力によって、自然状態において、図1及び図2に示すように、それぞれの内側縁部側が、第1エンボスB1、B1間に亘って、肌当接面から離間している。ここで、肌当接面とは表面シート2の肌当接面側のことである。また、自然状態とは、生理用ナプキン1に、重力以外の外力が働いていない状態のことをいう(以下、同様)。
また、自然状態における生理用ナプキン1は、一対のサイド防漏部3、3の収縮力によって、図1に示すように、長手方向において、該生理用ナプキン1の肌当接面側に向けて湾曲している。
サイド防漏部3は、図2に示すように、幅方向内方において吸収体15の上方の位置まで配され、サイド防漏部3を形成する部分の伸縮性シート4は、そこで幅方向外方に向けて、それぞれ丸みを帯びた自由端31が形成されるように吸収層12側へ折り返され、裏面シート13に当接している。サイド防漏部3の折り返された部分は、接合部5において、折り返し部分におけるサイド防漏部3の表面側の伸縮性シート4及び裏面シート13と接合されている。
本実施形態の生理用ナプキン1の一対のウイング部2、2は、それぞれ長手方向の同じ側のサイド防漏部3、3と一枚の伸縮性シート4から一体的に形成されており、一対の該サイド防漏部3、3の長手方向の外側縁部の中央領域から、それぞれ外側に延出している。
一枚の伸縮性シート4は、前記接合部5を境にして、サイド防漏部3とウイング部2とに分かれている。
また、一対のウイング部2、2を構成する伸縮性シート4の片面には、ショーツ股下部の縁部に沿って折り曲げたウイング部2を、該ショーツの外表面に固定するための粘着層(図示せず)が設けられている。
本実施形態の生理用ナプキン1の一対のサイド防漏部3、3の長さは、吸収性本体11の長手方向の全長に亘っていることが好ましいが、少なくとも、着用者の排泄部に対向する部分に亘っていれば良い。
本実施形態の生理用ナプキン1の一対のサイド防漏部3、3において、第1エンボス部B1、B1…と長手方向端縁との距離は、ナプキン1の自然状態において、それぞれ50〜150mmであることが好ましい。第2エンボス部B2、B2…は、その延長線上の長手方向端縁から15〜20mmの位置に形成されている。第1エンボス部B1、B1…及び第2エンボス部B2、B2…それぞれが、図1のようにポイント固定である場合、B1−B2間でも伸縮性シートの収縮性によって前方側部及び/又は後方側部のサイド防漏効果を高めることができる。また、生理用ナプキン1の長手方向において、ウイング部2の領域に第1エンボス部B1がないため、サイド防漏部の内側の立ち上がり性が良好である。
本実施形態の生理用ナプキン1のウイング部2の脇におけるサイド防漏部3において、長手方向に直交する方向における接合部(固定端)5と自由端31との間の長さを、サイド防漏部3の表面に沿って測定した長さは、5〜25mmであることが好ましい。
また、ウイング部2の脇におけるサイド防漏部3において、長手方向に直交する方向におけるサイド防漏部3が吸収体15と重なっている部分の長さを、サイド防漏部3の表面に沿って測定した長さは、0〜20mmであることが好ましい。
本実施形態の生理用ナプキン1の一対のウイング部2、2が、接合部5、5を介して一対のサイド防漏部3、3と連接している部分の長さは、それぞれ吸収性本体11の長手方向の両側縁の全長に対して、50〜100%であることが好ましく、70〜100%が更に好ましい。
本実施形態の生理用ナプキン1のウイング部2及びサイド防漏部3を一体的に形成している一枚の伸縮性シート4は、捲縮した捲縮性繊維及び熱融着性繊維を含む不織布から形成されている。また、伸縮性シート4は、防漏性の観点から撥水性を有していることが好ましい。
本実施形態における伸縮性シート4の好ましい材料である前記不織布は、図3に示すように、捲縮した捲縮性繊維及び捲縮していない熱融着性繊維を含む第1繊維層6と、該捲縮性繊維を含まないか又は該捲縮性繊維を第1繊維層中よりも低い含有率で含む第2繊維層7とからなり、第1及び第2繊維層6、7は互いに積層された状態で部分的に熱融着されており、前記不織布には、多数の熱融着部8が形成されている。第2繊維層7は、第1繊維層6中の熱融着性繊維と同じ繊維又は異なる種類の繊維からなる。
熱融着部8は、積層した第1及び第2繊維層6、7に対して、ヒートエンボス又は超音波エンボス等の部分的な加熱加圧処理を施すことによって形成されている。
第1繊維層6は、ウイング部2及びサイド防漏部3の裏面を形成しており、第2繊維層7は、ウイング部2及びサイド防漏部3の表面を形成している。尚、サイド防漏部3の折り返し部においては、前記裏面とは、前記折り返し部の内側の面をいい、前記表面とは、該折り返し部の外側の面をいう。
前記不織布に含まれる前記捲縮性繊維は、所定の処理によりそれ自体で捲縮を発現する性質の繊維であって、生理用ナプキン1のウイング部2及びサイド防漏部3に含まれている状態においては、少なくとも一部の繊維が捲縮を発現している。また、捲縮性繊維は、組み合わせて用いられる熱融着性繊維の溶融開始温度以下では実質的に溶融しない。
前記捲縮性繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなり且つ熱処理により螺旋状の捲縮を発現する潜在捲縮性繊維を用いることが好ましい。
潜在捲縮性繊維は、加熱される前は、従来の不織布用の繊維と同様に取り扱うことができ、且つ所定温度での加熱によって螺旋状の捲縮が発現して収縮する性質を有する繊維である。潜在捲縮性繊維を用いると、不織布製造時の第1繊維層の熱収縮と、収縮後の弾性伸縮性(エラストマー的挙動)の両者を同時に実現することができる。
潜在捲縮性繊維は、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維からなる。その例としては、特開平9−296325号公報や特許2759331号明細書に記載のものが挙げられる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド等が挙げられる。
前記不織布に含まれる前記熱融着性繊維は、所定温度に加熱することによって少なくとも表面が溶融し、その溶融及び固化により繊維同士を熱融着させ得るものである。
本実施形態における前記熱融着部8は、第1繊維層6と第2繊維層7とが、第1及び/又は第2繊維層に含まれる熱融着性繊維の溶融及び固化によって厚み方向に一体化されている部分であり、ヒートエンボス、超音波エンボス等の部分的な加熱加圧処理を施すことによって形成されている。尚、単一の繊維層からなる不織布によってウイング部2及びサイド防漏部3が構成されている場合の熱融着部は、その繊維層に、ヒートエンボス又は超音波エンボス等の部分的な加熱加圧処理を施すことによって形成されるものであり、該繊維層中の熱融着性繊維同士が溶融及び固化により熱融着している部分である。
前記不織布(第1及び/又は第2繊維層)に含まれる熱融着性繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなる繊維が好適に用いられる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド等が挙げられる。また、これらの熱可塑性ポリマー材料の組み合わせからなる芯鞘型複合繊維(特に同心型)又はサイド・バイ・サイド型複合繊維を用いることもできる。
伸縮性シート4を形成する前記不織布は、捲縮性繊維及び熱融着性繊維を混合状態で含む第1繊維層と第2繊維層とを積層し、両者を部分的な加熱加圧処理により部分的に熱融着させ、その熱融着と同時又はその後に、第1繊維層を熱処理(熱風処理等)により熱収縮させてなるものである。第1繊維層の熱収縮は、前記熱処理により、第1繊維層中の捲縮性繊維が捲縮することにより生じる。
第1及び第2繊維層を熱融着させる前の第1及び第2繊維層それぞれを構成する繊維集合体の形態としては、例えば(1)カード法によって形成されたウェブ、及び(2)熱融着法によって形成された不織布、水流交絡法によって形成された不織布、ニードルパンチ法によって形成された不織布、溶剤接着法によって形成された不織布、スパンボンド法によって形成された不織布、メルトブローン法によって形成された不織布等、各種製法の不織布等が挙げられる。カード法によって形成されたウェブは、不織布化される前の状態の繊維集合体のことである。つまり、不織布を製造する際に用いられるカードウエブに加えられる後処理、例えばエアスルー法やカレンダー法による加熱融着処理が施されていない状態にあり、繊維同士が極めて緩く絡んでいる状態の繊維集合体のことである。カード法によって形成されたウェブを第1及び/又は第2繊維層に用いる場合には、第1及び第2繊維層6、7を熱融着させると同時に、又は熱融着させた後に、第1及び/又は第2繊維層中の繊維同士を、熱融着若しくは接着剤(バインダー材料)による接着又は機械的に交絡させる。
第1及び/又は第2繊維層6、7には、前記以外の繊維、例えばレーヨン、コットン、親水化アクリル系繊維などの吸水性繊維を混綿することもできる。
前記不織布の弾性的な伸縮性は、捲縮した捲縮性繊維のコイル構造由来の弾性に加え、熱融着性繊維のネットワーク構造が、捲縮した捲縮性繊維により収縮した構造となり、弾性作用を示すことにより発現している。
即ち、第1繊維層中の捲縮性繊維及び熱融着性繊維は混合状態とされており、不織布の製造工程において、熱融着性繊維同士が相互に熱融着されてネットワーク構造が形成されると共に、該ネットワーク構造を構成する繊維の一部が捲縮を発現した捲縮性繊維のコイル構造内に取り込まれる。該ネットワーク構造は、コイル構造内に複数の熱融着性繊維が取り込まれるため、ネットワーク構造が収縮し、ネットワーク構造自体が、弾性機能を示す(ネットワーク構造に伸ばされようとする力が働く場合、コイル状繊維は、そのコイル径が広がったり、コイルの長さが伸びる動きを示し、力の解放とともに、コイル状繊維が元に戻ろうとして、ネットワーク構造を収縮する)。
前記不織布に、弾性作用を示すネットワーク構造を形成させる観点から、第1繊維層6は、前記熱融着性繊維を5〜70重量%、特に20〜50重量%含んでいることが好ましく、前記捲縮性繊維を30〜95重量%、特に50〜95重量%含んでいることが好ましい。また、両者の比(捲縮性繊維/熱融着性繊維,重量比)は、0.3〜20、特に0.8〜5であることが好ましい。尚、捲縮性繊維の量は、捲縮しているものと捲縮していないものを区別しない量である。
尚、第2繊維層中には、第1繊維層中の熱融着性繊維と同じ又は異なる熱融着繊維が、例えば40〜100重量%程度含まれていることが好ましい。また、第2繊維層中にも、捲縮性繊維を若干量(例えば5〜20重量%)含ませても良い。
上述した第2繊維層7は、熱融着部8以外の部位が表面側に凸の隆起部9、9…を形成しており、隆起部9、9…を有することにより優れた肌触りが得られる。
本実施形態の生理用ナプキン1の表面シート14、裏面シート13、吸収体15及び前記粘着層は、生理用ナプキン等の吸収性物品において、それぞれ従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート14は、各種製法による不織布又は樹脂フィルムを開孔して液透過性としたものでも良い。
本実施形態の生理用ナプキン1によれば、一対のサイド防漏部の自由端31、31は、丸みを帯びており、且つ上述した伸縮性シート4としての前記不織布から形成されているため、優れた肌触りを有しており、装着感が高められている。
また、一対のウイング部2、2は、伸縮性を有する伸縮性シート4から形成されているため、例えば繊維が生理用ナプキン1の長手方向に配向した伸縮性シート4を用いることによって、生理用ナプキン1の長手方向には伸張性があり、生理用ナプキン1幅方向の伸張性が抑えられたウイング部2を形成することも可能である。
このように形成することで、ショーツへの装着による生理用ナプキン1の湾曲や動きによる歪み(生理用ナプキン1幅方向側部に働く剪断力)に対して長手方向にウイング部2が伸縮し、ウイング部(生理用ナプキン1側部)2に働く各種歪みを緩和できると共に、ウイング部2をショーツを固定する際に伸びが抑えられているため操作性に特に優れたものとなる。
第1発明の生理用ナプキン1の他の実施形態を示す図4について説明すると、一対のサイド防漏部3、3は、図4に示すように、それぞれ幅方向内方において折り返しは設けられてなく、それらの端部は、それぞれ自由端31、31を形成している。その他の点については、本実施形態に関して詳述した前記説明が適宜適用される。また、図4において、図2と同じ部材に同じ符号を付してある。
更に、一対のサイド防漏部3、3の幅方向内方の端部は自由端を形成していたが、内方向端縁まで表面シート14に接合されていても良い。
次に、本発明の吸収性物品の製造方法を、上述した生理用ナプキン1の製造方法の好ましい本実施態様について図5を参照しながら説明する。
本発明の製造方法の好ましい本実施態様は、伸縮性シートの原反41を切断してウイング部2が間欠的に形成された長尺状部材44を得、一対の該長尺状部材44を、それぞれナプキン1の長手方向に伸張させた状態で、ウイング部2がナプキン1の肌当接面側の長手方向の両側縁部から延出するように、該ナプキン1に固定した後、個々のナプキン1に切断するものである。
更に説明すると、本実施態様は、長尺状部材44を、ウイング部2以外の部分がナプキン1の肌当接面側の長手方向両側部を覆うように該ナプキン1に固定し、ウイング部2以外の部分が覆う部分がサイド防漏部3として機能するものである。
更に詳述すると、本実施態様は、伸縮性シートの原反41から、サイド防漏部3を形成するサイド防漏部形成部43とウイング部2を形成するウイング部形成部42とをそれぞれ多数有し、サイド防漏部形成部43においては連続し、ウイング部形成部42においては非連続に形成する連続部材44の製造工程、一対の該連続部材44を、別に製造した吸収性本体連続体17の長手方向の両側部に、それぞれ伸張状態で固定する接合工程、及び吸収性物品としての生理用ナプキン1の連続体を個々の生理用ナプキン1に切断する切断工程を具備している。連続部材44は、本発明の長尺状部材である。
前記連続部材44の製造工程においては、図5(a)及び(b)に示すように、伸縮性シートの原反41から、サイド防漏部形成部43においては連続し、ウイング部形成部42においては非連続であるように切断し、サイド防漏部形成部42とウイング部形成部43とをそれぞれ多数有する一対の連続部材44、44を形成する。前記サイド防漏部形成部43は、サイド防漏部3を形成する連続部材44の部分であり、前記ウイング部形成部42は、ウイング部2を形成する連続部材44の部分である。伸縮性シートの原反41の切断装置としては、ロータリーカッター等の従来から吸収性物品の切断に用いられている切断装置が用いられる。
上述のように形成された一対の連続部材44、44は、サイド防漏部形成部43、43…の長手方向の側縁部を、それぞれ折り返し線18、18(図5(b)参照)において、裏面側に折り返した後、連続部材44と吸収性本体連続体17とを接合する接合工程に送られる。
前記接合工程において、図5(c)左側に示すように、一対の連続部材44、44を長手方向に伸張する。これにより、一対のサイド防漏部形成部43、43が長手方向に伸張される。伸張させる程度は、伸張前の長さに対して、伸張後の長さが105〜140%となるようにすることが、ナプキン1の着用時において、サイド防漏部3が身体に違和感なくフィットし、防漏効果を高めるようにサイド防漏部3が肌当接面から離間する観点から好ましい。
伸張させる手段は、公知の方法を用いうるが、製造工程においてサイド防漏部形成部43をテンションをコントロールすることにより伸張させることが好ましい。
連続部材44のサイド防漏部形成部43、43…の伸張状態を保ったまま、一対の連続部材44、44のサイド防漏部形成部43、43…を、図5(c)左側に示すように、別に製造した吸収性本体連続体17の長手方向の両側部に、詳しくは、両側縁の近傍の領域において接合固定し、生理用ナプキン1の連続体を形成する。ここで、接合方法としては、ホットメルト接着剤等の接着剤を用いた接着でも、ヒートシール等の溶着でも良い。また、前記接合により形成される接合部5は、各生理用ナプキン1における長手方向の中央部において、それぞれ内側に括れた形状に形成する。尚、吸収性本体連続体17の表面側には、図1に示すような、防漏溝16が、すでに所定の間隔で設けられている(図示せず)。
次いで、上述のように形成された前記生理用ナプキン1の連続体は、生理用ナプキン1の長さに対応する所定の間隔で、上下面を幅方向に亘って接合し、シール部を形成する。
次いで、一対のサイド防漏部形成部43、43の幅方向の内側縁部であって、前記シール部端縁からの距離が好ましくは20〜60mmの位置に、それぞれ第1エンボス部B1、B1…を設け、また、延長線上長手方向端部前記シール部端縁からの距離が好ましくは5〜10mmの位置に、それぞれ第2エンボス部B2、B2…を設け、一対のサイド防漏部形成部43、43と吸収性本体連続体17とを上記8箇所にて接合した後、前記生理用ナプキン1の連続体は、切断工程に送られる。尚、第1エンボス部B1、B1…を設ける際には、前記生理用ナプキン1の連続体は伸張状態にある。
前記切断工程においては、前記生理用ナプキン1の連続体を、所定の間隔で間欠的に切断し、個々の吸収性物品としての生理用ナプキン1を得る。即ち、図5(c)右側に示すように、生理用ナプキン1の連続体を、長手方向に間欠的に形成された被切断部としての前記シール部において、幅方向に亘って切断し、第1発明の本実施形態である個々の生理用ナプキン1を得る。
本発明の生理用ナプキン1の製造方法において、先ず、伸縮性シートの原反41から、サイド防漏部形成部43においては連続し、ウイング部形成部42においては非連続の連続部材44を形成し、次いで、一対の連続部材44、44を、別に製造した吸収性本体連続体17の長手方向の両側部に、それぞれ伸張状態で固定し、然る後、個々の生理用ナプキン1に切断するものであり、生理用ナプキン1の他の部分は、常法に従い製造される。
本実施態様によれば、伸縮性シートの原反41から、サイド防漏部形成部43においては連続し、ウイング部形成部42においては非連続であるように切断した一対の連続部材44、44のサイド防漏部形成部43、43…を、長手方向に伸張し、吸収性本体連続体17の長手方向の両側部に、それぞれ伸張状態を保ったまま固定した後、個々の生理用ナプキン1に切断するため、自然状態において、一対のウイング部2、2は、それぞれよれを有さない。
本発明は、前述した実施形態及び実施態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態のナプキン1におけるサイド防漏部3において、第1エンボス部B1と第2エンボス部B2との間を固定しても良いし、さらに第2エンボス部B2を超えて長手方向の端縁までエンボス部を形成しても良い。これらの場合には、伸縮性シートの収縮性を抑えることによって、生理用ナプキン1長手方向の湾曲形状を適度に制御して調整することができ、身体へのフィット性を向上させることができる。第1エンボス部B1から第2エンボス部B2あるいは第2エンボス部B2を越えたエンボス部は、連続的な固定部でも良いし、不連続的な固定部でも良いが、伸縮性シートの収縮抑制の観点からは連続的な固定部の方がフィット性向上効果を得易いためより好ましい。
第1エンボス部B1から第2エンボス部B2あるいは第2エンボス部B2を越えたエンボス部は、収縮性の抑制効果の観点から、サイド防漏部3の幅方向内側縁部だけでなく、幅方向外側縁部に至るまで形成していても良い。
サイド防漏部3を固定するための前述したエンボス部は、直線状や曲線状に形成したり、その組合せによって図柄を構成することや、独立した(非連続な)図柄で形成して印象性を高めても良い。
また、伸縮性シートの好ましい材料である不織布は、単層の不織布であっても良く、その場合、該不織布中の熱捲縮性繊維の含有率は50〜95重量%、熱融着性繊維の含有率は5〜50重量%であることが、強度及び肌触りの観点から好ましい。
また、伸縮性シートの好ましい材料である不織布は、3層以上の繊維層からなるものであっても良い。例えば、第1発明の本実施形態で用いた前記不織布における第1繊維層の第2繊維層が積層された面とは反対側の面側に、第2繊維層と同一又は異なる材料からなる第3繊維層を積層し、これらが部分的な熱融着部で厚み方向に一体化されていても良い。
また、本発明の実施態様においては、伸縮性シートの原反41から、一対の連続部材44、44を形成したが、一つの連続部材44を形成しても良いし、三つ以上の連続部材44、44…を形成しても良い。
吸収性物品には、更に、後部フラップをウイング部の長手方向の後側に設けてもよい。
尚、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー等であっても良い。
図1は、第1発明の生理用ナプキンの本実施形態の斜視図である。 図2は、図1におけるX−X線断面図である。 図3は、図2におけるサイド防漏部及びウイング部を形成している伸縮性シートである不織布の一部を拡大した断面図である。 図4は、第1発明の生理用ナプキンの他の実施形態の図2に相当する断面図である。 図5(a)〜(c)は、第1発明の本実施形態である生理用ナプキンを製造する第2発明の本実施形態の要部を模式的に示す平面図であり、図5(a)は連続部材の製造工程を示し、図5(b)は接合工程を示し、図5(c)は、切断工程を示す。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
11 吸収性本体
12 吸収層
13 裏面シート(裏面層)
14 表面シート
15 吸収体
16 防漏溝
17 吸収性本体連続体
18 折り返し線
2 ウイング部
3 サイド防漏部
31 サイド防漏部の自由端
4 伸縮性シート(不織布)
41 伸縮性シートの原反(不織布の原反)
42 ウイング部形成部
43 サイド防漏部形成部
44 連続部材(長尺状部材)
5 接合部
6 第1繊維層
7 第2繊維層
8 熱融着部
9 隆起部
B1 第1エンボス部
B2 第2エンボス部

Claims (7)

  1. 長手方向の両側縁部から延出する一対のウイング部を有する吸収性物品において、
    前記吸収性物品の肌当接面側の長手方向両側部を覆うように、一対のサイド防漏部が設けられており、前記ウイング部と前記サイド防漏部とが、一枚の伸縮性シートから形成されている吸収性物品。
  2. 一対の前記サイド防漏部は、それぞれの内側縁部側が、自然状態において、肌当接面から離間する請求項1記載の吸収性物品。
  3. 自然状態における前記吸収性物品は、長手方向において、該吸収性物品の肌当接面側に向けて湾曲している請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 一対の前記サイド防漏部を形成する部分の前記伸縮性シートは、丸みを帯びた自由端が形成されるように折り返されている請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記伸縮性シートが、捲縮した捲縮性繊維及び熱融着性繊維を含む不織布から形成されている請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
  6. 伸縮性シートの原反を切断してウイング部が間欠的に形成された長尺状部材を得、一対の該長尺状部材を、それぞれ吸収性物品の長手方向に伸張させた状態で、前記ウイング部が該吸収性物品の肌当接面側の長手方向の両側縁部から延出するように該吸収性物品に固定した後、個々の吸収性物品に切断する吸収性物品の製造方法。
  7. 前記長尺状部材を、前記ウイング部以外の部分が前記吸収性物品の肌当接面側の長手方向両側部を覆うように、該吸収性物品に固定し、前記ウイング部以外の部分が覆う部分がサイド防漏部として機能する吸収性物品を得る請求項6記載の吸収性物品の製造方法。

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