JP4976590B2 - コンタクトホールの形成方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

コンタクトホールの形成方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンタクトホールの形成方法、当該形成方法を用いる半導体装置の製造方法、当該製造方法によって形成される半導体装置に関する。
近年において、液晶テレビ及びプラズマテレビ等の薄型ディスプレイの普及に伴い、薄型ディスプレイに用いられる半導体装置には、小型化、薄肉化、軽量化及び微細配線基板への高密度実装の要求が強くなっている。また、携帯電話、モバイルコンピュータ、パーソナル携帯情報端末、家庭用ビデオカメラ及びデジタルカメラ等の電子機器及び当該電子機器の周辺部品に対する小型軽量化に伴い、これらに用いられる半導体装置についても、小型化、薄肉化、軽量化及び微細配線基板への高密度実装等の要求が強くなっている。
このような要求に対応するために、電子デバイスである半導体装置には、配線の多層化が施されている。より具体的には、絶縁膜の上部及び下部に配置された配線パターンを絶縁膜の一部分を貫通するコンタクトホールを介して、電気的に接続する技術が知られている。また、複数の半導体装置を隣接して配置する場合に、半導体装置同士を電気的に接続する方法としてもコンタクトホールの形成技術が用いられる。
例えば、特許文献1乃至3には、コンタクトホールの形成方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法の技術が開示されている。
特開2004−304162号公報 特開2005−142326号公報 特開2006−261616号公報
近年においては、薄型ディスプレイ及び電子機器のコスト低減及び信頼性の向上の上で、当該ディスプレイ及び電子機器に用いられる半導体装置についてもコスト低減及び信頼性向上の要求がより強まっている。半導体装置のコスト低減の対策としては、例えば、製造時間の短縮及び使用部材の低減がある。また、信頼性の向上としては、例えば、半導体装置のばらつきを低減する設計及び製造方法がある。
しかしながら、一旦形成された絶縁膜にコンタクトホールを形成する場合には、絶縁膜の膜厚及び性質によってコンタクトホールの形成時間にばらつきが生じる。また、このようなばらつきによって半導体装置の特性のばらつきが生じてしまう問題がある。更に、絶縁膜の形成を行い、当該絶縁膜にコンタクトホールを形成する必要があるので、半導体装置の製造に所定の時間を要する。
本発明の目的は、以上の如き事情に鑑みてなされたものであり、コンタクトホールを精度良く且つ容易に形成することができるコンタクトホールの形成方法と、当該形成方法を用いることでコスト低減、製造時間の短縮及び信頼性の向上を図ることができる半導体装置の製造方法と、当該製造方法によって製造される低コストで且つ高い信頼性を有する半導体装置とを提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明のコンタクトホールの形成方法は、被接続層の上にコンタクトホールに対応した形状を有する有機撥液膜を形成する工程と、有機撥液膜上を除く被接続層の上に光転化膜を形成する工程と、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射する工程と、を有し、真空紫外光の照射により、光転化膜を絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化して被接続層を露出させてコンタクトホールを形成することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明の半導体装置の製造方法は、光透過基板の上に複数のゲート電極を形成し、ゲート電極の上に所望の形状を有する有機撥液膜を形成し、複数のゲート電極を覆う光転化膜を形成し、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射して、光転化膜をゲート絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化してゲート電極と電気的な接続を取るためのコンタクトホールを形成する工程と、光透過基板の上に発光部陽極を形成し、コンタクトホールを充填するとともにゲート絶縁膜の上にスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタのそれぞれを構成するソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、ゲート電極及びドレイン電極の上に素子分離用のバンクを形成し、ソース電極及びドレイン電極の上であってバンクによって囲まれた領域内に有機半導体部を形成し、有機半導体部の上に層間絶縁膜を形成してスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタを形成する工程と、バンク、層間絶縁膜及び発光部陽極の上に有機EL層を形成し、有機EL層の上に発光部陰極を形成して発光部を形成する工程と、を有することを特徴とする。
更に、上述した課題を解決するために、本発明の半導体装置は、光透過基板の上に形成されたゲート電極、ゲート電極を覆うゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたソース電極及びドレイン電極、ソース電極及びドレイン電極の上に形成された有機半導体部、並びに、有機半導体部の上に形成された層間絶縁膜からなるスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタと、光透過基板の上に形成された発光部陽極、発光部電極の上に形成された有機EL層、及び、有機EL層の上に形成された発光部陰極からなる発光部と、スイッチングトランジスタ、ドライブトランジスタ、発光部を素子分離するバンクと、を有し、スイッチングトランジスタのドレイン電極は、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜を貫通してゲート電極に接続し、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜は、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜におけるスイッチングトランジスタのドレイン電極が貫通している部分の周辺部にゲート絶縁膜の膜厚方向に突出する凸部を有していることを特徴とする。
本発明のコンタクトホールの形成方法は、被接続層の上にコンタクトホールに対応した形状を有する有機撥液膜を形成する工程と、有機撥液膜上を除く被接続層の上に光転化膜を形成する工程と、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射する工程と、を有し、真空紫外光の照射により、光転化膜を絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化して被接続層を露出させてコンタクトホールを形成することを特徴とする。
このように、本発明のコンタクトホールの形成方法によれば、光転化膜の転化による絶縁膜の形成と、有機撥液膜の除去とが同時に完了するため、コンタクトホールを精度良く且つ容易に形成することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、光透過基板の上に複数のゲート電極を形成し、ゲート電極の上に所望の形状を有する有機撥液膜を形成し、複数のゲート電極を覆う光転化膜を形成し、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射して、光転化膜をゲート絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化してゲート電極と電気的な接続を取るためのコンタクトホールを形成する工程と、光透過基板の上に発光部陽極を形成し、コンタクトホールを充填するとともにゲート絶縁膜の上にスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタのそれぞれを構成するソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、ゲート電極及びドレイン電極の上に素子分離用のバンクを形成し、ソース電極及びドレイン電極の上であってバンクによって囲まれた領域内に有機半導体部を形成し、有機半導体部の上に層間絶縁膜を形成してスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタを形成する工程と、バンク、層間絶縁膜及び発光部陽極の上に有機EL層を形成し、有機EL層の上に発光部陰極を形成して発光部を形成する工程と、を有している。
このように、本発明の半導体装置の製造方法は、上述したコンタクトホールの形成方法を用いているので、半導体装置の製造工程におけるコスト低減、製造時間の短縮を容易に図ることができ、更には高い信頼性を有する半導体装置を製造することができる。
更に、本発明の半導体装置は、光透過基板の上に形成されたゲート電極、ゲート電極を覆うゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜の上に形成されたソース電極及びドレイン電極、ソース電極及びドレイン電極の上に形成された有機半導体部、並びに、有機半導体部の上に形成された層間絶縁膜からなるスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタと、光透過基板の上に形成された発光部陽極、発光部電極の上に形成された有機EL層、及び、有機EL層の上に形成された発光部陰極からなる発光部と、スイッチングトランジスタ、ドライブトランジスタ、発光部を素子分離するバンクと、を有し、スイッチングトランジスタのドレイン電極は、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜を貫通してゲート電極に接続し、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜は、ドライブトランジスタのゲート絶縁膜におけるスイッチングトランジスタのドレイン電極が貫通している部分の周辺部にゲート絶縁膜の膜厚方向に突出する凸部を有している。
本発明の半導体装置を構成するドライブトランジスタのゲート絶縁膜に形成された凸部は、上述した半導体装置の製造方法により製造されている。このことから、本発明の半導体装置は、低コスト且つ高い信頼性を有することができる。
本発明の実施例1に係るコンタクトホールの形成の各工程を示す断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の各製造工程における断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の各製造工程における断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の各製造工程における断面図である。 本発明の実施例2の半導体装置の各製造工程における断面図である。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1を参照しつつ、本発明の実施例1に係るコンタクトホールの形成方法について説明する。図1は、コンタクトホールの形成の各工程を示す断面図である。
先ず、無電解ニッケルメッキ法により、光透過基板であるガラス基板11の上にニッケル・リン(Ni−P)からなるゲート電極12が形成される(図1(a))。
次に、ゲート電極12の表面上であって、後述するコンタクトホールの形成領域に対応する部分に、有機撥液膜13が形成される(図1(b))。より具体的には、ゲート電極12の表面上にレジストが塗布される。次に、塗布されたレジストが所望のパターン(すなわち、後述するコンタクトホールの形状)になるように、パターンニングが施される。パターンニングされたレジストの開口部分に、スピンコート法によって有機撥液材料が塗布される。その後、レジストを除去すること(リフトオフ法)で、後述するコンタクトホールの形成領域に対応する部分のみに有機撥液膜13が形成される。
ここで、有機撥液膜13は、純水に対して100°以上の接触角を有するアモルファスフッ素高分子薄膜である。例えば、有機撥液膜13は、ペルフルオロ(4−ビニルオキシ−1−ブテン)を環化重合させたものである。
次に、ゲート電極12の表面上であって有機撥液膜13の周囲に、スピンコート法によって珪素−窒素(Si−N)結合を有する化合物であるポリシラザン(すなわち、光転化材料)が塗布され、光転化膜であるポリシラザン膜14が形成される(図1(c))。ここで、有機撥液膜13は高い撥液性を有しているため、有機撥液膜13の主表面上(すなわち、有機撥液膜13とゲート電極12との接触面とは逆側の面上)にはポリシラザン膜14が形成されることがなく、有機撥液膜13の主表面は露出している。また、有機撥液膜13の主表面上にポリシラザン膜14が形成されないため、ポリシラザン膜14の縁部分であって有機撥液膜13の側面に接する部分は盛り上がっている。すなわち、ポリシラザン膜14の縁部分には、膜厚方向に突出した凸部15が形成されている。
次に、有機撥液膜13及びポリシラザン膜14が形成されている面側から真空紫外線(VUV:Vacuum Ultra Violet)が照射される(図1(d))。ここで、VUVの照射には、172ナノメートル(nm)の真空紫外光源が用いられる。かかるVUV照射により、ポリシラザン膜14がシリコン酸化膜16に転化し、有機撥液膜13が二酸化炭素及びフッ素等の気体に変化(気化)することで、ゲート電極12が部分的に露出する。すなわち、コンタクトホール17が形成される(図1(e))。ここで、ポリシラザン膜14がシリコン酸化膜16に転化することは以下の化学反応式1及び2で表わされる。
−(SiH2NH)−+ 2O → −(SiO2)−+ NH3 (式1)
2−(SiH2NH)−+ 2O3 → 2−(SiO2)−+ 2NH3 + O2 (式2)
すなわち、VUVのエネルギー(172nm)を用いることで、Si−N結合及びN−H結合を切断し、活性酸素(O)又はオゾン(O)をポリシラザンと反応させることが可能になる。また、有機撥液膜13が二酸化炭素及びフッ素等に変化(気化)することは、以下の化学反応式3で表わされる。
−(C6F10O)−+ 11O → 6CO2− + 5F2 (式3)
すなわち、VUVのエネルギーを用いることで、C−C結合及びC−F結合を切断し、活性酸素(O)又はオゾン(O)をペルフルオロ(4−ビニルオキシ−1−ブテン)と反応させることが可能になる。
上述した反応が同時に起きるため、絶縁膜であるシリコン酸化膜16とコンタクトホール17との形成が同時に完了する。これによって、シリコン酸化膜16とコンタクトホール17とを別々の工程で形成する場合よりも、コンタクトホール17の形成までの所要時間を削減することができる。
図1(d)、(e)に示されているように、ポリシラザン膜14が絶縁体に転化することで、ポリシラザン膜14の膜厚よりも薄い膜厚を有し且つ硬化したシリコン酸化膜16が形成される。ここで、転化によって膜厚が薄くなっても、シリコン酸化膜16の縁部分(すなわち、コンタクトホール17の周囲)には凸部15が残存している。
次に、金属微粒子を用いたインクジェット法により、配線パターン18が形成される(図1(f))。より具体的には、銀(Ag)の微粒子を有機溶剤に混ぜたインク(金属粒子含有液)がインクジェットプリンティング技術で描画され、配線パターン18が形成される。ここで、シリコン酸化膜16の縁部分には凸部15が形成されているため、金属粒子含有液がシリコン酸化膜15の上に流出することがない。すなわち、凸部15は、金属粒子含有液の流出を抑制する防壁として機能する。これによって、コンタクトホール15に対して精度良く電極材料を埋め込むことが可能になる。また、インクジェットのアライメント精度及び吐出量の変動に起因するコンタクト不良を防止することが可能になる。なお、このような金属粒子含有液の流出をより高精度に制御するためには、凸部15の膜厚がシリコン酸化膜16の平坦部の膜厚の約10%以上であること(すなわち、凸部15が平坦部に対して約10%以上盛り上っていること)が好ましい。
以上のことから、本発明のコンタクトホールの形成方法は、被接続層の上にコンタクトホールに対応した形状を有する有機撥液膜を形成する工程と、有機撥液膜上を除く被接続層の上に光転化膜を形成する工程と、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射する工程と、を有し、真空紫外光の照射により、光転化膜を絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化して被接続層を露出させてコンタクトホールを形成することを特徴とする。
このように、本発明のコンタクトホールの形成方法によれば、ポリシラザン膜の転化による絶縁膜の形成と、有機撥液膜の気化(除去)とが同時に完了するため、コンタクトホールを精度良く且つ容易に形成することができる。
また、本実施例においては、コンタクトホールを形成するために真空を用いないため、コンタクトホールの形成に用いられる装置のコストを低減できるとともに、RIE(Reactive Ion Etching)方式と同等のアライメント精度を持ちつつ簡便にコンタクトホールを形成することができる。
なお、本実施例においては、ゲート電極12の上にコンタクトホールを形成する場合を説明したが、例えば、電界効果型トランジスタのソース領域又はドレイン領域の上(すなわち、半導体基板の上)や電極に接続されているパターンされた配線等の被接続層の上に、上述した形成方法を用いてコンタクトホールを形成しても良い。また、VUVの照射には、172nm以外にも142nm又は146nmの真空紫外光源を用いても良い。
また、本実施例においては、絶縁膜としてシリコン酸化膜を形成するようにVUVを照射したが、VUVの波長及び照射時間等を調整することで、シリコン酸窒化(SiON)膜、シリコン窒化(SiNx)膜、無機高分子系のアルコキシド、金属系のアルコキシド又はシロキサンを形成しても良い。
また、本実施例においては、ペルフルオロ(4−ビニルオキシ−1−ブテン)を環化重合させたものを有機撥液膜に用いていたが、自己組織化単分子(SAM:Self assembled monolayer)系のフッ素が添加されているシランカップリング材や、フッ素系を混合した樹脂を有機撥液膜に用いても良い。
更に、ポリシラザン膜を塗布する前に、有機撥液膜に対して撥ねる性質を有する他の有機膜を有機撥液膜の周囲に形成しても良い。例えば、他の有機膜としては、ポリビニールフェノール(PVP:Poly(4-vinylphenol))にメラミンを混合したポリマー材料がある。
実施例2においては、実施例1に係るコンタクトホールの形成方法を用いた半導体装置の製造方法及びこれによって製造される半導体装置について、図2乃至図6を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、図2を参照しつつ、本実施例に係る半導体装置の構造について説明する。図2に示されているように、半導体装置である有機TFT(Thin Film Transistor)アレイ20は、光透過基板であるガラス基板21、スイッチングトランジスタ(選択トランジスタ)22、ドライブトランジスタ(駆動トランジスタ)23、発光部24並びにスイッチングトランジスタ22、ドライブトランジスタ23及び発光部24を素子分離するバンク25から構成されている。
スイッチングトランジスタ22は、ゲート電極31(以下、STゲート電極31と称する)、第1のゲート絶縁膜32(以下、第1のSTゲート絶縁膜32と称する)、第2のゲート絶縁膜33(以下、第2のSTゲート絶縁膜33と称する)、ソース電極34(以下、STソース電極34と称する)、ドレイン電極35(以下、STドレイン電極35と称する)、有機半導体部36(以下、ST有機半導体部36と称する)、及び層間絶縁膜37(以下、ST層間絶縁膜37と称する)、から構成されている。なお、STゲート電極31には、有機TFTアレイ20の外部からSTゲート電極31に電圧を印加するための外部接続配線(図示せず)が接続されている。
ドライブトランジスタ23は、ゲート電極41(以下、DTゲート電極41と称する)、第1のゲート絶縁膜42、(以下、第1のDTゲート絶縁膜42と称する)、第2のゲート絶縁膜43(以下、第2のDTゲート絶縁膜43と称する)、ソース電極44(以下、DTソース電極44と称する)、ドレイン電極45(以下、DTドレイン電極45と称する)、有機半導体部46(以下、DT有機半導体部46と称する)及び層間絶縁膜47(以下、DT層間絶縁膜47と称する)から構成されている。また、DTゲート電極41には、STドレイン電極35が接続されている。すなわち、STドレイン電極35は、ST有機半導体部36のドレイン領域とDTゲート電極41とを電気的に接続している。
発光部24は、発光部陽極51、有機EL層52及び発光部陰極53から構成されている。また、発光部陽極51には、DTドレイン電極45が接続されている。すなわち、DTドレイン電極45は、DT有機半導体部46のドレイン領域と発光部陽極51とを電気的に接続している。
次に、図3乃至図6を参照しつつ、有機TFTアレイ20の製造方法について詳細に説明する。
先ず、光を透過する基板としてガラス基板21が準備される(図3(a))。次に、無電解ニッケルめっき法により、ガラス基板21の上にニッケル・リン(Ni−P)からなるSTゲート電極31及びDTゲート電極41が形成される(図3(b))。
次に、DTゲート電極41の表面上であって、後述するコンタクトホールの形成領域に対応する部分に、有機撥液膜61が形成される(図3(c))。より具体的には、DTゲート電極41の表面上にレジストが塗布される。次に、塗布されたレジストが所望のパターン(すなわち、後述するコンタクトホールの形状)になるように、パターンニングが施される。パターンニングされたレジストの開口部分に、スピンコート法によって有機撥液材料が塗布される。その後、レジストを除去すること(リフトオフ法)で、後述するコンタクトホールの形成領域に対応する部分のみに有機撥液膜61が形成される。有機撥液膜61は、純水に対して100°以上の接触角を有するアモルファスフッ素高分子薄膜である。例えば、有機撥液膜61は、ペルフルオロ(4−ビニルオキシ−1−ブテン)を環化重合させたものである。なお、STゲート電極31の表面上にも有機撥液膜61が形成されても良い。これにより、有機TFTアレイ20の外部からSTゲート電極31に電圧を印加するために用いられる外部接続配線用のコンタクトホールを形成することができる。
次に、スピンコート法により、STゲート電極31及びDTゲート電極41を覆うように、ポリビニールフェノール(PVP:Poly(4-vinylphenol))にメラミンを混合したポリマー材料が塗布される。これにより、第1のSTゲート絶縁膜32及び第1のDTゲート絶縁膜42が形成される(図3(d))。続いて、スピンコート法により、第1のSTゲート絶縁膜32及び第1のDTゲート絶縁膜42を覆うように、珪素−窒素(Si−N)結合を有する化合物であるポリシラザンが塗布され、光転化膜であるポリシラザン膜62が形成される(図3(e))。
ここで、図3(e)の破線領域6aの拡大図を図6(a)に示す。図6(a)に示されているように、有機撥液膜61の上部には第1のDTゲート絶縁膜42及びポリシラザン膜62が形成されず、有機撥液膜61が露出している。また、第1のDTゲート絶縁膜42及びポリシラザン膜62の縁部分であって有機撥液膜61の側面に接する部分は盛り上がっている。すなわち、第1のDTゲート絶縁膜42の縁部分には膜厚方向に突出した凸部63が、ポリシラザン膜62の縁部分には膜厚方向に突出した凸部64が形成されている。これらの理由としては、有機撥液膜13が高い撥液性を有していることで、有機撥液膜13がPVP及びポリシラザンを撥ねることが考えられる。
次に、ガラス基板21の主面側(すなわち、ポリシラザン膜62が形成されている面側)からVUVが照射される。ここで、VUVの照射には、172ナノメートル(nm)の真空紫外光源が用いられる。かかるVUV照射により、ポリシラザン膜62がシリコン酸化膜に転化し、第2のSTゲート絶縁膜33及び第2のDTゲート絶縁膜43が形成される。また、かかるVUV照射により、有機撥液膜61が二酸化炭素及びフッ素等に変化(気化)することで、コンタクトホール71が形成される(図4(a))。ここで、ポリシラザン膜62のシリコン酸化膜へ転化は、実施例1の転化と同様に化学反応式1及び2によって示されるため、その説明は省略する。また、有機撥液膜61が二酸化炭素及びフッ素等に変化(気化)することは、実施例1と同様に化学反応式3によって示されるため、その説明は省略する。
ここで、VUVの照射によってポリシラザン膜62の転化及び有機撥液膜61の気化が同時に起こるため、第2のSTゲート絶縁膜33及び第2のDTゲート絶縁膜43の形成と、コンタクトホール71の形成と、が同時に完了する。これによって、第2のDTゲート絶縁膜43及びコンタクトホール71を別々の工程で形成する場合よりも、ガラス基板21の準備からコンタクトホール71の形成までの所要時間を削減することができる。また、有機撥液膜61の形成領域がコンタクトホール71の形成領域になるため、開口マスクを用いるエッチングによるコンタクトホールの形成方法よりも、コンタクトホール71の形成を精度良く行うことができる。
また、図4(a)の破線領域6bの拡大図を図6(b)に示す。図6(a)と図6(b)を比較することで判るように、ポリシラザン膜62が転化することで、ポリシラザン膜62の膜厚よりも薄い膜厚を有し且つ硬化した第2のSTゲート絶縁膜33及び第2のDTゲート絶縁膜43が形成される。転化によって膜厚が薄くなっても、第1のDTゲート絶縁膜42及び第2のDTゲート絶縁膜43の縁部分(すなわち、コンタクトホール71の周囲)には凸部63、64が残存している。
このような製造工程を経ることで、STゲート電極31及びDTゲート電極41を覆う絶縁膜を2層とすることができる。これによって、STゲート電極31及びDTゲート電極41を覆う絶縁膜の比誘電率及び絶縁特性の制御を容易に行うことができる。本実施例においては、第1のSTゲート絶縁膜32及び第1のDTゲート絶縁膜42によってソース・ドレイン電極間の導電率を引き上げることができ、第2のSTゲート絶縁膜33及び第2のDTゲート絶縁膜43によって電流リークを効率よく抑制することができる。
なお、STゲート電極31の表面上にも有機撥液膜61を形成した場合には、STゲート電極31の上にもコンタクトホールが形成される。かかるコンタクトホールも上述した工程を経て形成されるため、コンタクトホール71のように高精度で形成することができる。
次に、スパッタ法により、ガラス基板21の上にインジウム・ズィンク・オキサイド(IZO)からなる透明電極材料を堆積させる。続いて、透明電極材料の上にレジストを塗布し、かかるレジストをパターニングする。パターニングされたレジストをマスクとして用い、ウエットエッチングによって透明電極材料を所望の形状にパターニングすることで、発光部陽極51が形成される。発光部陽極51が形成された状態の断面図を図4(b)に示す。
次に、金属微粒子を用いたインクジェット法により、STソース電極34、STドレイン電極35、DTソース電極44及びDTドレイン電極45が形成される(図4(c))。より具体的には、銀(Ag)の微粒子を有機溶剤に混ぜたインク(金属粒子含有液)がインクジェットプリンティング技術で描画され、STソース電極34、STドレイン電極35、DTソース電極44及びDTドレイン電極45が形成される。また、STドレイン電極35は、コンタクトホール71を充填している。これにより、スイッチングトランジスタ22のドレインとドライブトランジスタ23のゲート電極41とを電気的に接続することができる。更に、DTドレイン電極45が発光部陽極51に接続している。これにより、ドライブトランジスタ23のドレインと発光部24の発光部陽極51とを電気的に接続することができる。なお、図示されていないが、当該金属微粒子を用いたインクジェット法により、STゲート電極31の上のコンタクトホールも充填され、STゲート電極31に接続する外部接続配線も形成される。
ここで、コンタクトホール71の周囲には凸部63を有する第1のDTゲート絶縁膜42及び凸部64を有する第2のDTゲート絶縁膜43が形成されているため、金属粒子含有液がコンタクトホール71から流出することがない。すなわち、凸部63、64は、金属粒子含有液の流出を抑制する防壁として機能する。これによって、コンタクトホール71に対して精度良く電極材料を埋め込むことが可能になる。また、インクジェットのアライメント精度及び吐出量の変動に起因するコンタクト不良を防止することが可能になる。なお、このような金属粒子含有液の流出をより高精度に制御するためには、凸部63、64の膜厚が各絶縁膜16の平坦部の膜厚の約10%以上であること(すなわち、凸部63、64が平坦部に対して約10%以上盛り上っていること)が好ましい。また、本実施例においては、スイッチングトランジスタ22のドレインとドライブトランジスタ23のゲート電極41と電気的に接続させるために、凸部64の一部上にも金属粒子含有液を塗布する必要がある。
次に、紫外線(UV)照射によってパターニングすることができる樹脂が、スピンコート法によって塗布される。続いて、フォトマスクをかかる樹脂上に配置し、UV照射によってかかる樹脂をパターンニングすることで、バンク25が形成される(図4(d))。
次に、テトラベンゾポルフィリンを用いたインクジェット法により、STソース電極34及びSTドレイン電極35の上にST有機半導体部36が、DTソース電極44及びDTドレイン電極45の上にDT有機半導体部46が形成される(図5(a))。続いて、スピンコート法により、有機材料からなる絶縁物をST有機半導体部36及びDT有機半導体部46の上に塗布し、ST層間絶縁膜37及びDT層間絶縁膜47を形成する(図5(b))。
次に、インクジェット法又はスピンコート法により、バンク25、ST層間絶縁膜37、DT層間絶縁膜47及び発光部陽極51の上に発光材料が塗布され、有機EL層52が形成される(図5(c))。続いて、真空蒸着法により、有機EL層52の上にアルミニウム(Al)が蒸着され、発光部陰極53が形成される(図5(d))。これらの工程を経てることで、有機TFTアレイ20が完成する。
以上のように、本発明の半導体装置の製造方法は、光透過基板の上に複数のゲート電極を形成し、ゲート電極の上に所望の形状を有する有機撥液膜を形成し、複数のゲート電極を覆う光転化膜を形成し、有機撥液膜及び光転化膜に真空紫外光を照射して、光転化膜をゲート絶縁膜に転化させるとともに、有機撥液膜を気化してゲート電極と電気的な接続を取るためのコンタクトホールを形成する工程と、光透過基板の上に発光部陽極を形成し、コンタクトホールを充填するとともにゲート絶縁膜の上にスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタのそれぞれを構成するソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、ゲート電極及びドレイン電極の上に素子分離用のバンクを形成し、ソース電極及びドレイン電極の上であってバンクによって囲まれた領域内に有機半導体部を形成し、有機半導体部の上に層間絶縁膜を形成してスイッチングトランジスタ及びドライブトランジスタを形成する工程と、バンク、層間絶縁膜及び発光部陽極の上に有機EL層を形成し、有機EL層の上に発光部陰極を形成して発光部を形成する工程と、を有している。
このように、本発明の半導体装置の製造方法は、ポリシラザン膜の転化による絶縁膜の形成と、有機撥液膜の気化(除去)とが同時に完了させるコンタクトホールの形成方法が用いられている。これにより、コンタクトホールを精度良く且つ容易に形成することができるため、半導体装置の製造工程におけるコスト低減、製造時間の短縮を容易に図ることができ、更には高い信頼性を有する半導体装置を製造することができる。
なお、本実施例においてはゲート電極を覆うゲート絶縁膜を2層構造としたが、3層以上の構造としても良い。ゲート絶縁膜を2層以上とする場合には、最上層にポリシラザン膜を塗布する必要がある。また、本実施例においては、絶縁膜としてシリコン酸化膜を形成するようにVUVを照射したが、VUVの波長及び照射時間等を調整することで、シリコン酸窒化(SiON)膜、シリコン窒化(SiNx)膜、無機高分子系のアルコキシド、金属系のアルコキシド又はシロキサンを形成しても良い。
また、本実施例においては、各ソース電極及び各ドレイン電極をインクジェット法によって形成したが、所望のメッキ技術により金からなるソース電極及びドレイン電極を形成しても良い。
11、21 ガラス基板
12 ゲート電極
13 有機撥液膜
14 ポリシラザン膜
15 凸部
16 シリコン酸化膜
17 コンタクトホール
18 配線パターン
20 有機TFTアレイ
22 スイッチングトランジスタ(選択トランジスタ)
23 ドライブトランジスタ(駆動トランジスタ)
24 発光部

Claims (5)

  1. 絶縁膜に覆われた被接続層と電気的な接続を取るためのコンタクトホールの形成方法であって、
    前記被接続層の上に前記コンタクトホールに対応した形状を有する有機撥液膜を形成する工程と、
    前記有機撥液膜上を除く前記被接続層の上に光転化膜を形成する工程と、
    前記有機撥液膜及び前記光転化膜に真空紫外光を照射する工程と、を有し、
    前記光転化膜は、前記有機撥液膜の撥液性によって前記有機撥液膜の周辺部において前記光転化膜の膜厚方向に突出した形状を有するように形成され、
    前記真空紫外光の照射により、前記光転化膜を前記絶縁膜に転化させるとともに、前記有機撥液膜を気化して前記被接続層を露出させて前記コンタクトホールが形成され、
    前記絶縁膜は、前記突出した形状に起因する凸部を有し
    前記凸部は、前記コンタクトホールの周辺部に前記絶縁膜の膜厚方向に突出し、前記凸部の膜厚は、前記絶縁膜の平坦部の膜厚の10%以上であることを特徴とする形成方法。
  2. 前記有機撥液膜は、ペルフルオロ(4−ビニルオキシ−1−ブテン)を環化重合させたものからなることを特徴とする請求項に記載の形成方法。
  3. 前記絶縁膜は、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜又はシリコン窒化膜であることを特徴とする請求項1または2に記載の形成方法。
  4. スイッチングトランジスタ、ドライブトランジスタ及び発光部を備える半導体装置の製造方法であって、
    光透過基板の上に複数のゲート電極を形成し、前記ゲート電極の上に所望の形状を有する有機撥液膜を形成し、前記複数のゲート電極を覆う光転化膜を形成し、前記有機撥液膜及び前記光転化膜に真空紫外光を照射して、前記光転化膜をゲート絶縁膜に転化させるとともに、前記有機撥液膜を気化して前記ゲート電極と電気的な接続を取るためのコンタクトホールを形成する工程と、
    前記光透過基板の上に発光部陽極を形成し、前記コンタクトホールを充填するとともに前記ゲート絶縁膜の上に前記スイッチングトランジスタ及び前記ドライブトランジスタのそれぞれを構成するソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記ドレイン電極の上に素子分離用のバンクを形成し、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の上であって前記バンクによって囲まれた領域内に有機半導体部を形成し、前記有機半導体部の上に層間絶縁膜を形成して前記スイッチングトランジスタ及び前記ドライブトランジスタを形成する工程と、
    前記バンク、前記層間絶縁膜及び前記発光部陽極の上に有機EL層を形成し、前記有機EL層の上に発光部陰極を形成して前記発光部を形成する工程と、を有し、
    前記光転化膜は、前記有機撥液膜の撥液性によって前記有機撥液膜の周辺部において前記光転化膜の膜厚方向に突出した形状を有するように形成され、
    前記ゲート絶縁膜は、前記突出した形状に起因する凸部を有し
    前記スイッチングトランジスタの前記ドレイン電極は、前記コンタクトホールを充填するとともに、前記ドライブトランジスタの前記ゲート電極に接続し、
    前記凸部は、前記コンタクトホールの周辺部に前記ゲート絶縁膜の膜厚方向に突出し、
    前記凸部の膜厚は、前記絶縁膜の平坦部の膜厚の10%以上であることを特徴とする製造方法。
  5. 前記光転化膜の形成前に、前記有機撥液膜に対して撥ねる性質を有する有機膜を前記有機撥液膜の周囲に形成することを特徴とする請求項に記載の製造方法。
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