JP4974692B2 - 記録計 - Google Patents

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Description

本発明は、チャート紙の紙切れ、または、チャート紙が正常に移動していないことを報知する記録計に関する。
火力発電所、原子力発電所等では、常時、圧力、温度、出力等の監視が行われており、各種監視項目について得られた測定データは、記録計によってチャート紙に連続的に記録されている(特許文献1参照)。
具体的には、図6に示すように、記録計210は、スプロケットドラム222が回転することによって、チャート紙292が移動するとともに、ペン232の先端がチャート紙292に接して、測定データが記録されていく。監視業務を行う運転員(ユーザー)は、記録計全てを定期的に、例えば、1回/時間の割合で記録計210を目視することにより、異常な運転状況であるか否かを監視する。これと同時に、運転員は、チャート紙292が紙切れしていないかどうかを確認する。また、チャート紙292の一端部の近傍には、時間を示す数字296が記入されており、運転員は、この数字296を実際の時間と照合してチャート紙292が正常に移動しているか否か、すなわち、記録計210が正常に作動しているか否か、確認する。
特開平9−第94743号公報
しかし、火力発電所、原子力発電所等での監視項目は非常に多く、記録計210は少なくとも百個以上あるため、チャート紙292の紙切れやチャート紙292が正常に移動していないことを見過ごす場合がある。チャート紙292の紙切れやチャート紙292が正常に移動していない状態をそのまま放置しておくと、そのときの運転状況を後日確認しようとしても、測定データが記録されていないことになる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、チャート紙が紙切れであることやチャート紙が正常に移動しないことをユーザーが早期に認識することを可能とした記録計を提供することを目的とする。
(1) チャート紙の両端部に形成された複数の開口部と係合可能な複数の歯を有するスプロケットドラムを備え、前記スプロケットドラムによって前記チャート紙を移動させながら前記チャート紙に記録を行う記録計において、
前記チャート紙が紙切れであるか否かを検知する紙切れ検知手段と、
前記チャート紙が紙切れであることをユーザーに報知する報知手段と、
前記チャート紙の移動を検知する移動検知手段と、
前記紙切れ検知手段によって前記チャート紙の紙切れが検知されたことを条件に、前記報知手段によってユーザーに前記チャート紙が紙切れであることを報知するように制御する紙切れ報知制御手段と、を備え
前記移動検知手段は、前記スプロケットドラムの回転による前記チャート紙の移動にともなって前記チャート紙の一端側に形成された前記開口部が通過する場所に向けて光を発光する発光手段及び前記発光手段によって発光された光を受光する受光手段を有する光検知手段と、前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間内連続して受光した連続受光状態か否か、または、前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間受光しなかった連続非受光状態か否かを判定する判定手段と、を備え、
前記紙切れ報知制御手段は、前記判定手段が前記連続受光状態または前記連続非受光状態と判定したことを条件に、前記報知手段によって前記チャート紙が移動していないことを報知するように制御する記録計。
(1)の発明によれば、検知手段が、チャート紙が紙切れであることを検知したことを条件に、制御手段は報知手段によってチャート紙が紙切れであることをユーザーに報知させる。したがって、ユーザーは、早期に、チャート紙が紙切れとなったことを認識することができる。
「連続受光状態」すなわち「発光手段によって発光された光を受光手段が所定の時間内連続して受光した」こととは、発光手段から発光された光が同じ開口部を通過した状態を所定の時間内継続していたことを意味する。換言すると、チャート紙が所定の時間内正常に移動しなかったことを意味する。
また、「連続非受光状態」すなわち「発光手段によって発光された光を受光手段が所定の時間受光しなかった」こととは、発光手段から発光された光が開口部と開口部との間のチャート紙の部分によって遮断された状態を所定の時間内継続していたことを意味する。換言すると、チャート紙が所定の時間内正常に移動しなかったことを意味する。
)の発明によれば、判定手段が連続受光状態または連続非受光状態と判定したことを条件に、紙切れ検知手段は報知手段によってチャート紙が正常に移動していないことを報知させる。したがって、ユーザーは、早期に、チャート紙が正常に移動していないことを認識することができる。
) 前記報知手段は、前記紙切れ検知手段が紙切れであることを検知したことを光の点灯によってユーザーに報知するランプを有する(1)記載の記録計。
)の発明によれば、光の点灯によってユーザーに報知するランプを有するので、例えば、数多くの記録計が設置されている場合でも、ユーザーは問題が発生している記録計を即座に認識することができる。
) 前記報知手段は、音声出力によってユーザーに報知する音声出力手段を有する(1記載の記録計。
)の発明によれば、音声出力によってユーザーに報知する音声出力手段を有するので、ユーザーはある記録計に問題が発生していることを即座に認識することができる。
) 前記チャート紙は、前記チャート紙に1cm〜2cmの大きさで時間を示す数字が記入された時間記入部を有する(1)から()いずれか記載の記録計。
従来、ユーザーは、記録計監視時、チャート紙の幅方向の一方の端部近傍に記載された数字を実際の時間と照合して、チャート紙が正常に移動しているか否かを確認していた。しかし、記録計は多数設置されており、さらには、チャート紙の幅方向の一方の端部近傍に記載された数字はさほど大きく記載はされていなかったため、チャート紙が正常に移動していない場合でも見過ごされる場合があった。
)の発明によれば、チャート紙は、1cm〜2cmの大きさで時間を示す数字が記入された時間記入部をチャート紙に有するので、例えば、記録計が多数設置されている場合でも、ユーザーは、チャート紙が正常に移動していない記録計を見落とすことがなく、即座に認識することができる。なお、時間記入部は、チャート紙の幅方向の一方の端部近傍であってよく、またチャート紙の中央であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
本発明によれば、検知手段が、チャート紙が紙切れであることを検知したことを条件に、制御手段は報知手段によってチャート紙が紙切れであることをユーザーに報知させるので、ユーザーは、早期に、チャート紙が紙切れとなったことを認識することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の記録計における概観を示す概略図である。図2は、本発明の一実施形態の記録計を制御操作盤から手前側に引き出したときの概観を示す概略図である。図3は、本発明の一実施形態の記録計の側面概略図である。図4は、本発明の一実施形態の記録計において構成される制御回路を示すブロック図である。図5は、本発明の一実施形態の記録計において実行される制御処理を示す図である。
[記録計の構成]
以下に、本実施形態における記録計10の構成を図1から図3を用いて説明する。
図1から図3に示すように、記録計10は、制御操作盤100に設けられている。この記録計10は、両端部に複数の開口部94が形成されたチャート紙92に記録を行う。記録計10は、筐体12と、この筐体12内に設けられる、チャート紙92を移動させるスプロケットドラム22と、ペン32と、チャート紙押え34と、未記録のチャート紙92が収納されている未記録チャート紙収納部42と、記録済みチャート紙格納部44と、光センサ54,58と、スピーカー72と、ランプ76と、を備える。
スプロケットドラム22は、それぞれが各開口部94と係合可能な複数の歯24を有する。歯24それぞれが各開口部94と係合可能となっているため、スプロケットドラム22が筐体12の奥側から手前側に回転することによって、チャート紙92は、未記録のチャート紙92が収納されている未記録チャート紙収納部42(図3参照、筐体12の奥側)から筐体12の手前側に移動され、さらに、記録済みチャート紙格納部44に格納される。
ペン32は、チャート紙92に測定データを記録する。すなわち、スプロケットドラム22が記録計10の奥側から手前側に回転するとチャート紙92が移動することによって、ペン32の先端がチャート紙92に接して、測定データがチャート紙92に記録されていく。記録されたチャート紙92は、記録済みチャート紙格納部44に順次格納されていく。
なお、本実施形態においては、チャート紙92に観測データを記録していく方式として、ペン32を用いたペン方式を採用しているが、他の記録方式、例えば、打点方式を採用してもよい。
チャート紙押え34は、スプロケットドラム22の近傍に設けられている。具体的には、チャート紙押え34は、筐体12の手前側であって、スプロケットドラム22の下側にスプロケットドラム22に接するように設けられている。チャート紙92はチャート紙押え34とスプロケットドラム22とに挟持されて、記録済みチャート紙格納部44に順次格納されていく。
紙切れ検知手段の一例である光センサ54は、未記録チャート紙収納部42に設けられており、一対の光素子であり、発光素子52及び受光素子53を有する。光センサ54は、チャート紙92が紙切れであるか否かを検知する。
なお、本実施形態において、紙切れ検知手段の一例として光センサを採用しているが、チャート紙92の紙切れを検知できるものであればどのようなセンサであってもよく、例えば、リミットスイッチのような他の種類のセンサを採用してもよい。
また、光センサ54は未記録チャート紙収納部42に設けられているが、チャート紙92の紙切れを検知できるものであれば設置場所は特に限定されず、例えば、スプロケットドラム22の近傍に設けられていてもよい。また、光センサ58を紙切れ検知手段として用いてもよい。
光検知手段の一例である光センサ58は、チャート紙92を未記録チャート紙収納部42からスプロケットドラム22に誘導する平滑な平面が形成されたチャート紙誘導板36に設けられている。この光センサ58は、一対の光素子であり、発光素子56及び受光素子57を有する。発光素子56は、チャート紙92の移動にともなってチャート紙92の一端側の開口部94が通過する場所に向けて光を発光する発光手段の一例であり、受光素子57は、発光素子56によって発光された光を受光する受光手段の一例である。
なお、光センサ58はチャート紙誘導板36に設けられているが、チャート紙の一端側の開口部が通過する場所に光を発光する発光素子を設けることができ、発光素子によって発光された光を受光する受光素子を設けることができるような場所であれば、光センサ58の設置場所は特に限定されない。例えば、光センサ58によってチャート紙の端部が検出されてから、そのチャート紙の端部がスプロケットドラム22に到達するまでの時間が、報知手段によって紙切れ状態を知った作業者がそのチャート紙を取り替えるに必要な時間より長くなるように、光センサ58を設置することが好ましい。
また、光センサ58は、判定手段が前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間内連続して受光した連続受光状態か否か、または、前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間受光しなかった連続非受光状態か否かを判定することができる位置に設けることが好ましい。これにより、光センサ58は、チャート紙が紙切れであるか否かを検知することができるからである。
スピーカー72は、報知手段(音声出力手段)の一例であり、チャート紙92の紙切れが発生した場合、または、チャート紙92が正常に移動していない場合に、音声出力によってユーザーにチャート紙92が紙切れであること又はチャート紙92が正常に移動していないことを報知する。
ランプ76は、報知手段の一例であり、チャート紙92の紙切れが発生した場合、または、チャート紙92が正常に移動していない場合に、光の点灯(点滅を含む)によってユーザーにチャート紙92が紙切れであること又はチャート紙92が正常に移動していないことを報知する。
なお、報知手段の一例として、スピーカー72及びランプ76を例示したが、チャート紙が紙切れであることをユーザーに報知し、または、チャート紙が正常に移動していないことをユーザーに報知することができるものであれば、報知手段は、特に限定されず、例えば、画像表示手段であるCRT、液晶、プラズマディスプレー等を例示することができる。
ここで、チャート紙92は、チャート紙92の幅方向の一方の端部近傍に、1cm〜2cmの大きさで時間を示す数字が記入された複数の時間記入部96を有する。時間記入部96の大きさが1cm未満の場合は数字が小さいために、ユーザーはチャート紙92が正常に移動していないことを見過ごしてしまう可能性がある。特に、チャート紙押え34と時間記入部96とが重なった場合は、記録計10が正常に作動していない場合でもユーザーに見過ごされてしまう可能性が高い。時間記入部96の大きさが、2cmを超える場合は、時間を示す数字がチャート紙に予め記載された複数の時間軸の線を跨ぐ可能性が高く、その場合は監視業務に支障を来たす。
[遊技機の電気的構成]
以下に、本実施形態における記録計10の制御回路について図4を用いて説明する。
図4に示すように、制御回路50は、上述した光センサ54、光センサ58、さらには、CPU62、ROM64、RAM66、音源IC68、AMP70、スピーカー72、ドライブ回路74、ランプ76を備えている。
CPU62には、ROM64、RAM66等が接続されており、ROM64に記憶されるプログラムにしたがって、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このCPU62は、例えば、紙切れ報知制御手段、判定手段として機能する等、後述する各種の手段として機能することとなる。
ROM64には、CPU62により記録計10を制御するためのプログラムが記憶されている。
RAM66は、CPU62の一時記憶領域として種々のフラグ、変数等を記憶する機能を有する。具体的には、RAM66は、後述する制御フラグを所定の領域に記録することが可能である。
光センサ54、及び、光センサ58は、CPU62に接続されている。
光センサ54は、上述したように、チャート紙92が紙切れであるか否かを検知する。すなわち、未記録チャート紙収納部42に収納されているチャート紙92の有無を検知する。
具体的には、光センサ54は、未記録チャート紙収納部42(図3参照)に設けられている発光素子52及び受光素子53を有しており、この発光素子52は、チャート紙92の一方の平面に向けて光を発光する発光手段の一例であり、受光素子53は、発光素子52によって発光された光を受光する受光手段の一例である。受光素子53は、発光素子によって発光された光を受光した場合は、所定の検知信号をCPU62に供給する。
光センサ58は、上述したように、発光素子56及び受光素子57を有している。発光素子56は、チャート紙92の移動にともなってチャート紙92の一端側の開口部94が通過する場所に向けて光を発光し、受光素子57は、発光素子56によって発光された光を受光する。受光素子57は、発光素子によって発光された光を受光した場合は、所定の検知信号をCPU62に供給する。
ここで、CPU62は、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光したか否か、または、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかったか否かを判定する判定手段としての機能を有する。すなわち、CPU62は、受光素子57からの所定の検知信号を受信した後、所定の時間内連続して所定の検知信号を受信したか否かを判定する判定手段として機能する。また、CPU62は、受光素子57からの所定の検知信号を受信した後、所定の時間内に受光素子57からの所定の検知信号を再度受信しなかったか否かを判定する判定手段として機能する。
なお、「発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光した」こと、及び、「発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかった」こととは、チャート紙92が所定の時間内正常に移動しなかったことを意味する。
また「所定の時間」は、適宜設定される時間であるが、誤作動を起さない範囲で設定されることが好ましい。
音源IC68は、CPU62の他に、ROM64、及び、増幅器70と接続されている。この音源IC68は、スピーカー72から発生させる音声の制御を行うものであり、CPU62によって直接制御される。すなわち、CPU62は、ROM64に記憶されたプログラムにしたがって、スピーカー72の音声出力を制御する。
増幅器(以下、AMPと称する。)70は、音声信号を増幅して、スピーカー72に増幅した音声信号を供給する。スピーカー72は、供給された音声信号に基づいて音声出力を行う。
ドライブ回路74はランプ制御信号をランプ76に供給する。このドライブ回路74は、CPU62によって直接制御される。つまり、CPU62は、ROM64に記憶されたプログラムにしたがって、ランプ76の制御を行うものである。
[記録計の動作]
以下に、本実施形態における記録計10で実行される報知処理について図5を用いて説明する。
[報知処理]
図5に示すように、ステップS1において、CPU62は、光センサ54から所定の信号を受信したか否かを判定する。すなわち、CPU62は、チャート紙92が紙切れであるか否かを判定する。この処理で、CPU62は、光センサ54から所定の信号を受信したと判定した場合にはステップS2に処理を移し、光センサ54から所定の信号を受信したと判定しなかった場合には、ステップS3に処理を移す。
ステップS2において、CPU62は、制御フラグ“1”をRAM66の所定領域にセットする。この処理が終了した場合には、ステップS4に処理を移す。
ステップS3において、CPU62は、制御フラグ“0”をRAM66の所定領域にセットする。この処理が終了した場合には、ステップS4に処理を移す。
ステップS4において、CPU62は、光センサ58から受信した所定の信号に基づいて、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光したか否か、または、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかったか否かを判定する。この処理で、CPU62は、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光した、または、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかったと判定した場合には、ステップS5に処理を終了し、発光素子56によって発光された光を光センサ58が所定の時間内連続して受光した、または、発光素子56によって発光された光を光センサ58が所定の時間受光しなかったと判定しなかった場合にはステップS6に処理を進める。
ステップS5において、CPU62は、制御フラグ“3”をRAM66の所定領域にセットする。この処理が終了した場合には、ステップS7に処理を移す。
ステップS6において、CPU62は、制御フラグ“2”をRAM66の所定領域にセットする。この処理が終了した場合には、ステップS7に処理を移す。
ステップS7において、CPU62は、音声出力制御処理を実行する。この処理において、CPU62は、RAM66の所定領域にセットされたフラグに基づいて、ROM64に記憶されている音声出力パターンを選択し、選択された音声出力パターンをRAM66に記憶する。CPU62は、RAM66に記憶された音声出力パターンに基づいてスピーカー72に音声出力をさせる。
具体的には、CPU62は、RAM66の所定領域にセットされた制御フラグが制御フラグ“1”及び制御フラグ“2”の場合は、チャート紙92が紙切れであることを、制御フラグ“1”及び制御フラグ“3”の場合は、チャート紙92が紙切れであることを及びチャート紙92が正常に移動していないことを、制御フラグ“0”及び制御フラグ“3”の場合は、チャート紙92が正常に移動していないことをそれぞれ示す音声をスピーカー72に出力させ、制御フラグ“0”及び制御フラグ“2”の場合は、スピーカー72に音声を出力させない。この処理が終了した場合には、ステップS8に処理を移す。
ステップS8において、CPU62は、ランプ点灯制御処理を実行する。この処理において、CPU62は、RAM66の所定領域にセットされた制御フラグに基づいて、ROM64に記憶されている点灯パターンを選択し、選択された点灯パターンをRAM66に記憶する。CPU62は、RAM66に記憶された点灯パターンに基づいてランプ76を点灯、点滅、消灯させる。すなわち、CPU62はRAM66に記憶された点灯パターンに基づいてドライブ回路74に所定の信号を供給し、ドライブ回路74は受け取った所定の信号に基づいて、ランプ76を点灯、点滅、消灯させる。
具体的には、CPU62は、RAM66の所定領域にセットされた制御フラグが制御フラグ“1”及び制御フラグ“2”の場合は、チャート紙92が紙切れであることを、制御フラグ“1”及び制御フラグ“3”の場合は、チャート紙92が紙切れであること及びチャート紙92が正常に移動していないことを、制御フラグ“0”及びフラグ“3”の場合は、チャート紙92が正常に移動していないことをそれぞれ示すようにランプ76を点灯又は点滅させ、制御フラグ“0”及び制御フラグ“2”の場合は、ランプ76に点灯させない。この処理が終了した場合には、ステップS1からの処理を繰り返す。
上記のように、紙切れ報知制御手段の一例であるCPU62は、光センサ54から所定の信号を受信したと判定した場合(ステップS1で「YES」の判定)、すなわち、紙切れ検知手段の一例である光センサ54が、チャート紙92が紙切れであるかことを検知したことを条件に、制御フラグ“1”をRAM66の所定領域にセットし(ステップS2)、RAM66の所定領域にセットされた制御フラグ“1”に基づいて、スピーカー72に音声を出力させ(ステップS7)、ランプ76を点灯させる(ステップS8)。
また、判定手段の一例であるCPU62は、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光したこと(ステップS4で「YES」の判定)を条件に、または、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかったと判定した(ステップS4で「YES」の判定)ことを条件に、制御フラグ“3”をRAM66の所定領域にセットし(ステップS5)、RAM66の所定領域にセットされた制御フラグ“3”に基づいて、スピーカー72に音声を出力させ(ステップS7)、ランプ76を点灯させる(ステップS8)。
すなわち、ステップS7の音声出力制御処理及びステップS8のランプ点灯制御処理を実行するCPU62は、紙切れ報知制御手段の一例である。
以上のように、光センサ54がチャート紙92が紙切れであることを検知したことを条件に、CPU62はスピーカー72及びランプ76によってチャート紙92が紙切れであることをユーザーに報知させるので、ユーザーは、早期に、チャート紙92が紙切れとなったことを認識することができる。
また、CPU62は、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間内連続して受光したと判定したことを条件に、または、発光素子56によって発光された光を受光素子57が所定の時間受光しなかったと判定したことを条件に、すなわち、チャート紙92が所定の時間内正常に移動しなかったことを条件に、CPU62は、スピーカー72及びランプ76によってチャート紙が正常に移動していないことを報知させるので、ユーザーは、早期に、チャート紙92が正常に移動していないことを認識することができる。
本発明の一実施形態の記録計における概観を示す概略図である。 本発明の一実施形態の記録計を制御操作盤から手前側に引き出したときの概観を示す概略図である。 本発明の一実施形態の記録計の側面における概略図である。 本発明の一実施形態の記録計において構成される制御回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の記録計において実行される制御処理を示す。 従来の記録計における概観を示す概略図である。
符号の説明
10 記録計
22 スプロケットドラム
24 歯
52 発光素子
53 受光素子
54,58 光センサ
56 発光素子
57 受光素子
62 CPU
72 スピーカー
76 ランプ
92 チャート紙

Claims (4)

  1. チャート紙の両端部に形成された複数の開口部と係合可能な複数の歯を有するスプロケットドラムを備え、前記スプロケットドラムによって前記チャート紙を移動させながら前記チャート紙に記録を行う記録計において、
    前記チャート紙が紙切れであるか否かを検知する紙切れ検知手段と、
    前記チャート紙が紙切れであることをユーザーに報知する報知手段と、
    前記チャート紙の移動を検知する移動検知手段と、
    前記紙切れ検知手段によって前記チャート紙の紙切れが検知されたことを条件に、前記報知手段によってユーザーに前記チャート紙が紙切れであることを報知するように制御する紙切れ報知制御手段と、を備え
    前記移動検知手段は、前記スプロケットドラムの回転による前記チャート紙の移動にともなって前記チャート紙の一端側に形成された前記開口部が通過する場所に向けて光を発光する発光手段及び前記発光手段によって発光された光を受光する受光手段を有する光検知手段と、前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間内連続して受光した連続受光状態か否か、または、前記発光手段によって発光された光を前記受光手段が所定の時間受光しなかった連続非受光状態か否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記紙切れ報知制御手段は、前記判定手段が前記連続受光状態または前記連続非受光状態と判定したことを条件に、前記報知手段によって前記チャート紙が移動していないことを報知するように制御する記録計。
  2. 前記報知手段は、前記紙切れ検知手段が紙切れであることを検知したことを光の点灯によってユーザーに報知するランプを有する請求項1記載の記録計。
  3. 前記報知手段は、音声出力によってユーザーに報知する音声出力手段を有する請求項記載の記録計。
  4. 前記チャート紙は、前記チャート紙に1cm〜2cmの大きさで時間を示す数字が記入された時間記入部を有する請求項1から3のいずれか記載の記録計。
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