JP4973150B2 - ガス導入機構及び被処理体の処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理体に対して所定の処理を施すための被処理体の処理装置及びこれに用いるガス導入機構に関する。
一般に、半導体集積回路等を製造するためには、シリコン基板等よりなる半導体ウエハに対して、成膜処理、エッチング処理、酸化処理、拡散処理、改質処理等の各種の処理が繰り返し行われる。
例えば半導体ウエハを1枚ずつ処理する枚葉式の処理装置を例にとれば、真空排気が可能になされた処理容器内の載置台上にウエハを載置し、この載置台等に設けた加熱手段により上記ウエハを加熱するようになっている。そして、処理容器に設けたガス供給手段から所定のガスを上記処理容器内へ導入しつつ所定のプロセス圧力及び所定のプロセス温度を維持し、上記ウエハに対して所定の処理、例えば成膜処理等を施すことになる(例えば特許文献1、2等)。
この場合、ウエハ面内に均一に所定の処理を施すために、処理ガスをウエハの上面全体に均一に供給するようにする必要があるので、上記ガス供給手段としては一般的には、上記特許文献1、2等に示されるようなシャワーヘッド構造が採用されている。このシャワーヘッド構造においては、ウエハの上方で略全面に亘って形成されたガス噴射孔から所定のガスをウエハ側に向けて噴射し、処理空間の全域に対して所定のガスを均一に供給するようになっている。また、ウエハ面内の均一処理を図るために載置台自体を回転させるようにした構造の処理装置も知られている(特許文献3)。
特開2002−217183号公報 特開2004−79985号公報 特開平10−79380号公報
ところで、上述したようにガス供給手段としてシャワーヘッド構造を用いても、容器側壁や容器底部に設けた排気口等の非対称性に起因して、処理空間に処理ガスを均一に拡散させるのはかなり難しく、処理ガスの偏流が生ずることを避けることが困難である、といった問題があった。
また上述したように載置台自体を回転させる構造では、載置台を回転しつつ加熱ヒータに大電流を供給するには、スリップリング等を用いる回転機器構造が大掛かりとなり、装置のコスト上昇を余儀なくされてしまい、好ましくない。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、処理容器内の天井部にガス噴射用のスリット部を回転可能に設けることにより、処理空間の全領域にガスを均一に供給することができ、もって、処理の面内均一性を向上させることが可能なガス導入機構及び被処理体の処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、排気可能になされた筒体状の処理容器内で所定のガスを用いて被処理体に対して所定の処理を施すために前記処理容器に設けられたガス導入機構において、前記処理容器の外部から前記所定のガスを導入するためのガス導入ポート部を有すると共に、前記処理容器内の天井部に近い側壁にその周方向に沿って設けられたリング状のガス導入リング部材と、前記処理容器内の天井部に回転可能に設けられた円板状の回転基台と、前記回転基台の周辺部に、その側面が前記ガス導入リング部材の側面と接近して対向するように設けられると共に、前記回転基台の周方向に沿って形成されたガス噴射用のスリット部を有するリング状のガス噴射リング部材と、前記ガス導入リング部材と前記ガス噴射リング部材の前記対向する側面の内の少なくともいずれか一方の側面に、その周方向に沿って且つ前記ガス導入ポート部に対応させて設けられたリング状のガス案内溝部と、を備えたことを特徴とするガス導入機構である。
このように、処理容器内の天井部に、ガス噴射用のスリット部を有するガス噴射リング部材を回転可能に設け、このガス噴射用スリット部を容器周方向に回転させつつガスを供給するようにしたので、処理空間の全領域にガスを均一に供給することができ、もって、処理の面内均一性を向上させることができる。
この場合、例えば請求項2に記載したように、前記回転基台は、前記天井部の中心部にシール機能を有する軸受により回転自在に支持されている。
また例えば請求項3に記載したように、前記回転基台及び/又は前記ガス噴射リング部材は、前記ガス導入リング部材及び/又は前記処理容器の側壁側へ軸受により支持されている。
また例えば請求項4に記載したように、前記スリット部を前記処理容器の中心方向へ投影した長さは、前記被処理体の直径以上の長さに設定されている。
また例えば請求項5に記載したように、前記天井部には、該天井部と前記回転基台との間に形成された天井空間の雰囲気を排気するための天井部排気口が設けられている。
また例えば請求項6に記載したように、前記ガス導入ポート部と前記ガス案内溝部と前記スリット部とは、一対設けられる。
また例えば請求項7に記載したように、前記ガス導入ポート部と前記ガス案内溝部と前記スリット部とは、上下段に複数対設けられる。
また例えば請求項8に記載したように、前記複数対の内の下段側の対には、前記所定の処理を行うための原料用ガスを流すと共に、上段側の対には、支援用ガスを流すように構成する。
このように構成することにより、下段側のガス噴射用のスリット部から供給された原料用のガスを、この上段側のガス噴射用のスリット部から供給する支援用ガスで押さえ込むことにより原料用のガスが処理空間内において上方へ拡散することを阻止することができ、原料用ガスを効率的に使用することができる。
また例えば請求項9に記載したように、前記ガス導入リング部材の側面と前記ガス噴射リング部材の対向する側面との間の隙間の幅は0.1〜0.5mmの範囲内である。
請求項10に係る発明は、被処理体に対して所定の処理を施す被処理体の処理装置において、筒体状の処理容器と、前記処理容器内の雰囲気を排気する排気手段と、前記被処理体を載置するための載置台と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記いずれかに記載のガス導入機構と、を備えたことを特徴とする被処理体の処理装置である。
本発明に係るガス導入機構及び被処理体の処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
処理容器内の天井部に、ガス噴射用のスリット部を有するガス噴射リング部材を回転可能に設け、このガス噴射用スリット部を容器周方向に回転させつつガスを供給するようにしたので、処理空間の全領域にガスを均一に供給することができ、もって、処理の面内均一性を向上させることができる。
特に請求項8に係る発明によれば、下段側のガス噴射用のスリット部から供給された原料用のガスを、この上段側のガス噴射用のスリット部から供給する支援用ガスで押さえ込むことにより原料用のガスが処理空間内において上方へ拡散することを阻止することができ、原料用ガスを効率的に使用することができる。
以下に、本発明に係るガス導入機構及び被処理体の処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る被処理体の処理装置を示す断面構成図、図2は図1中のガス導入機構の一部を示す拡大断面図、図3は図1中の矢印に沿って切断された断面を示す概略断面図、図4は図1中のガス導入機構の一部の分解状態を示す部分断面分解斜視図である。
図示するように、この被処理体の処理装置2は例えばアルミニウム合金により筒体状に成形された処理容器4を有している。この処理容器4内には、例えばアルミニウム合金製の載置台6が容器底部より起立させた脚部8上に取り付け固定することにより設けられており、この載置台6の上面に被処理体として例えば半導体ウエハWを載置できるようになっている。
この載置台6内には、例えば抵抗加熱ヒータよりなる加熱手段10が埋め込まれており、この加熱手段10には給電ライン12を介して加熱用電源14が接続されている。これにより、上記載置台6上に載置されているウエハWを所望する温度に加熱するようになっている。
また、この載置台6には、その周方向に均等に配置された3つのピン挿通孔16(図示例では2つのみ示す)が設けられている。そして、載置台6の下方には上記各ピン挿通孔16に対応させて昇降ピン18が配置されており、上記各昇降ピン18はリング部材20により共通に連結されると共に、このリング部材20は、容器底部を貫通して設けられる昇降ロッド22により上下方向へ昇降可能になされている。従って、載置台6に対してウエハWを載置する際に、この昇降ピン18を上記ピン挿通孔16に挿通させて載置台6の上面から上方へ出没させることによってウエハWを持ち上げ、水平方向から侵入してくる図示しない搬送アームとの間でウエハWの移載を行い得るようになっている。このウエハWのサイズは直径が例えば300mmである。
この場合、上記昇降ロッド22の下部には昇降用アクチュエータ24が設けられ、また、容器底部に対する昇降ロッド22の貫通部には、処理容器4内の気密性を維持しつつ上記昇降ロッド22の上下動を許容する金属製の伸縮ベローズ26が設けられている。
また処理容器4の側壁には、ウエハWを搬出入するための開口部28が形成されており、この開口部28には、ゲートバルブ30が設けられている。そして上記載置台6の外周と処理容器4の内壁面との間には、下方に流れるガス流を整流するために多数のガス孔32Aが形成せされたガス整流板32が配置されており、この整流板32は容器底部より起立させた支柱34により支持されている。また容器底部には排気口36が設けられており、この排気口36には、処理容器4内の雰囲気を排気する排気手段38が設けられている。この排気手段38は、上記排気口36に接続された排気通路40に圧力制御弁42及び排気ポンプ44等を順次介設して構成されており、上記排気ポンプ44として例えば真空ポンプを用いることにより、処理容器4内を真空排気可能としている。
また処理容器4の上部は開口され、ここには後述する押さ板66を介してOリング等のシール部材46により天井板48が気密に取り付けられている。そして、この処理容器4の天井部側に本発明に係るガス導入機構50が設けられており、載置台6上の処理空間Sに処理に必要な所定のガスを導入するようになっている。このガス導入機構50は、処理容器4の外部から上記所定のガスを導入するためのガス導入ポート部52を有すると共に、処理容器4の天井部に近い側壁(容器側壁)に設けたリング状のガス導入リング部材54と、処理容器4の天井部に回転可能に設けられた円板状の回転基台56と、この回転基台56の周辺部に設けられて、ガス噴射用のスリット部58を有するリング状のガス噴射リング部材60と、このガス噴射リング部材60及び上記ガス導入リング部材54の互いの対向する側面の内の少なくともいずれか一方の側面に設けたリング状のガス案内溝部62とにより構成されている。
具体的には、まず、上記ガス導入リング部材54は、例えばアルミニウム合金により所定の厚さを持った円形のリング状に成形されており、処理容器内の上部側壁に沿って設けたリング状の支持棚64上に設置されている。このガス導入リング部材54は、容器側壁に略内接するようにその周方向に沿って設けられ、その上部より円形リング状の押え板66により強固に取り付けられている。この押え板66は、Oリング等のシール部材68を介して容器側壁に気密に取り付け固定されている。
上記ガス導入ポート部52としては、使用するガス種に応じて1つ或いは複数設けられ、ここでは図2にも示すように3つのガス導入ポート部52A、52B、52Cが上下方向に段部状に設けられている。上記各ガス導入ポート部52A、52B、52Cは、上記ガス導入リング部材54と容器側壁とをそれぞれ水平方向へ貫通するようにして設けたガス通路70A、70B、70Cを有している。そして、各ガス通路70A、70B、70Cには、それぞれマスフローコントローラのような流量制御器72A、72B、72Cが介設されており、必要なガスとしてAガス、Bガス及びCガスをそれぞれ流量制御しつつ供給できるようになっている。
また上記ガス導入リング部材54の内側の側面、すなわち、ガス噴射リング部材60の側面に対向する側面には図3及び図4にも示すように、その周方向に沿って断面凹部状になされた上記リング状のガス案内溝部62が形成されている。この場合、上記ガス導入ポート部52A、52B、52Cの各ガス通路70A、70B、70Cに対応させて3つのガス案内溝部62A、62B、62Cが上下方向に段部状に形成されており(図4参照)、導入されてくる各ガスを、それに対応するガス案内溝部62A、62B、62Cに沿って容器周方向へ流し得るようになっている。上記各ガス案内溝部62A、62B、62Cの断面の寸法は、それぞれ例えば縦が3mm程度、横が10mm程度である。
一方、上記回転基台56は例えばアルミニウム合金により円板状に形成されている。この回転基台56の中心部には上方に延びる回転軸80が設けられており、この回転軸80は、例えば磁性流体シール軸受のようなシール機能を有する軸受82を介して天井板48に回転自在に支持されている。そして、この回転軸80に設けたプーリ84と、天井板48の上部に設けた駆動モータ86のプーリ88との間にタイミングベルト90を掛け渡して上記回転基台56を回転し得るようになっている。また、上記回転基台56の周辺部には、例えばアルミニウム合金よりなる上記リング状のガス噴射リング部材60が設けられている。
そして、回転基台56の周辺部は、軸受74を介して押え板66及びガス導入リング部材54に回転自在に支持されており、またガス噴射リング部材60の下部周辺部は軸受76を介して支持棚64に回転自在に支持されている。この場合、上側の軸受74としては、ラジアル軸受が用いられ、下側の軸受76としてはスラスト軸受が用いられ、上記回転基台56及びガス噴射リング部材60がふらついて回転することを防止するようになっている。尚、上記回転基台56の中心部を有するシール機能付きの軸受82の強度が十分ならば、上記2つの軸受74、76の内のいずれか一方、或いは両方を設けなくてもよい。
ここで、上記ガス噴射リング部材60の外周側の側面と上記ガス導入リング部材54の内周側の側面とは互いに接近して接することなく、僅かな隙間(間隙)92を隔てて設けられている(図2及び図3も参照)。この隙間92の幅L1は0.1〜0.5mmの範囲内であり、好ましくは0.1〜0.3mmである。この隙間92が0.5mmよりも大きくなると、この隙間92から流出するガス漏れ量が大きくなり、好ましくない。尚、各図において本発明の理解を容易にするために、隙間92の幅は誇張して記載しており、また図4ではガス導入リング部材94とガス噴射リング部材60とが分解された状態を示している。
そして、上記ガス噴射リング部材60には、上記ガス案内溝部62に対して水平方向に対応させて上記ガス噴射用のスリット部58が設けられる。ここでは上記ガス案内溝部62A、62B、62Cに対応させて3つのガス噴射用のスリット部58A、58B、58Cが設けられている(図2参照)。上記スリット部58A、58B、58Cは、それぞれ一定の幅で上記ガス噴射リング部材60の周方向に沿って円弧状に形成されている。
そして、各スリット部58A、58B、58Cを処理容器4の中心方向へ投影した長さL2、すなわち円弧状のスリット部58A、58B、58Cの弦の長さはウエハWの直径以上の長さに設定されており(図3参照)、ウエハWの横方向からウエハWの直径の全域に向けてガスを流すことができるようになっている。また各スリット部58A、58B、58Cの幅(厚み)は、上記ガス案内溝部62の厚み(縦幅)と同じか、或いはこれよりも小さく設定し、それぞれ例えば1mm程度である。
図1に戻って上記天井板66には天井部排気口100が形成されており、この天井部排気口100は上記排気手段38側へ排気管102を介して接続されている。これにより、この天井板48と回転基台56との間に形成される天井空間104の雰囲気を真空排気できるようになっている。
そして、装置各構成部の制御は、装置制御部106により行われ、例えば予め作成されたプログラムに基づいて制御されるようになっている。この際、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、フラッシュメモリ、ハードディスク等の記憶媒体108に、各構成部の制御を行うための命令を含むプログラムを格納しておく。
次に、以上のように構成された処理装置2を用いて行われる処理方法について他の図も参照して説明する。
図5はガス噴射リング部材の回転とガスの流れの関係を説明するために図1中の矢印(B−B線)に沿って切断された断面を示す概略断面図、図6は図5中の矢印に沿って切断された断面を示す概略断面図であり、図6(A)は図5(A)中のC1−C1線矢視断面図を示し、図6(B)は図5(B)中のC2−C2線矢視断面図を示す。
まず、ゲートバルブ30を開き、この開かれたゲートバルブ30の開口部28を介して図示しない搬送アームを用いて未処理の半導体ウエハWを処理容器4内へ搬入する。そして、このウエハWを、載置台6の下方に設けた昇降ピン18を上昇させることによって搬送アーム側から受け取り、搬送アームを処理容器4内から退避させた後に、上記昇降ピン18を降下させることにより、昇降ピン18の上端で支持していたウエハWを載置台6の上面に受け渡し、これを載置する。
そして、ゲートバルブ30を閉じて処理容器4内を密閉し、載置台6に設けた加熱手段10によりウエハWを所定のプロセス温度まで上昇して維持する。これと同時に、処理容器4の天井部に設けたガス導入機構50から所定のガスを流しつつ排気手段38により処理容器4内の雰囲気を真空引きし、所定のプロセス圧力を維持して所定の処理をウエハWに対して施すことになる。
ここで上記ガス導入機構50によるガスの供給について詳しく説明する。まずAガス、Bガス及びCガスは、それぞれ流量制御器72A、72B、72Cにより流量制御されつつガス通路70A、70B、70C内を流れ、更に、ガス導入リング部材54に設けた各ガス導入ポート部52A、52B、52Cからそれぞれに連通されるガス案内溝部62A、62B、62C内へ流れ込むことになる。
一方、処理容器4の天井部に設けた駆動モータ86はすでに回転駆動しており、これにより駆動力はタイミングベルト90を介して回転軸80に伝えられ、回転基台56及びこれに取り付けたガス噴射リング部材60は、各軸受74、76により支持された状態ですでに所定の回転数で回転されている。この回転数は例えば100rpm程度である。
ここで、上記各ガス案内溝部62A、62B、62Cに到達したAガス、Bガス、Cガスは、上記ガス噴射リング部材60の回転位置に依存して、各ガス案内溝部62A、62B、62C内をこれに沿って流れて、或いは流れないで各スリット部58A、58B、58Cから処理空間Sへ噴射されるとになる。
具体的には、図5(A)及び図6(A)に示すように、各スリット部58A、58B、58Cが各ガス導入ポート部52A、52B、52Cを臨むような場所に位置する場合には、各ガス導入ポート部52A、52B、52Cから各スリット部58A、58B、58Cへ各ガスが直接流れて拡散して行き、これらのスリット部58A、58B、58Cから処理空間Sに供給されることになる。
また、図5(B)は図5(A)の状態からガス噴射リング部材60が略90度程度回転した状態を示しているが、図5(B)及び図6(B)に示すように、各スリット部58A、58B、58Cが各ガス導入ポート部52A、52B、52Cを臨まない場所に位置している時には、Aガス、Bガス、Cガスの各ガスはそれぞれ対応するガス案内溝部62A、62B、62C内に沿って左右の両方向に流れて行き、上述したと同様に各スリット部58A、58B、58Cから処理空間Sに供給されることになる。
この場合、前述したように、ガス導入リング部材54の側面とガス噴射リング部材60の側面との隙間92の幅L1は非常に小さくて0.1〜0.5mm程度なので、この隙間92から上下方向へ漏れ出るガスは非常に少なく、大部分のガスは上述したように各ガス案内溝部62A、62B、62C内を流れて行くことになる。
この結果、ガス噴射リング部材60がどのような回転位置にあっても、各スリット部58A、58B、58Cからは各ガスが連続的に処理空間Sに向けて噴射されている状態になっている。換言すれば、各スリット部58A、58B、58Cからは、これが容器周方向へ回転しつつ各ガスが噴射されているので、常に処理空間Sの全域に各ガスを均一に供給することができ、ウエハ表面に対する処理の面均一性を大幅に向上させることができる。換言すれば、上記処理が成膜処理の場合には、ウエハ表面に堆積する膜厚の面内均一性を向上させることができる。
この場合、円弧状の上記各スリット部58A、58B、58Cの弦の長さL2は、ウエハWの直径以上の大きさに設定されていることから、ウエハWの横方向の全幅に亘って常にガスを供給することができるので、ウエハ処理の面内均一性を一層向上させることができる。ここで、上記各スリット部58A、58B、58Cの弦の長さL2は、上記寸法に限定されず、ウエハWの直径よりも短く設定してもよいのは勿論である。
また、各ガス案内溝部62A、62B、62Cに沿って流れる各ガスは、僅かではあるが、隙間92及び上側の軸受74を介して天井空間104内へ流れ込むことは避けられないが、この天井空間104内の雰囲気は天井排気口100から真空排気されているので、ウエハ処理に対して悪影響を与えることはない。
また、成膜処理のように原料用ガスと、これを還元するような支援用ガスとを用いる場合には、各原料用ガスを3つのスリット部の内の下段側のスリット部、例えばスリット部58B、58Cから流し、支援用ガスを上記スリット部より上段側のスリット部、例えばスリット部58A、58Bから流すようにする。
これにより、原料用ガスの上に支援用ガスを流すようにして原料用ガスを押さえ込むようになるので、原料用ガスが処理空間Sにおいて上方へ拡散することを防止することができ、原料用ガスを効率的に使用することができる。このような成膜処理としては、シリコン膜を成膜する時に原料用ガスとしてシラン系ガス、例えばモノシランを用い、支援用ガスとして還元ガス、例えばH ガスを用いるような場合が対応する。また、このような原料用ガスと支援用ガスとを用いた成膜処理は、金属膜やこの窒化膜等を形成する場合にも上記方法を適用することができる。
また、本発明の処理装置における処理の種類としては、上記したような成膜処理の他に、エッチング処理、酸化処理、拡散処理、改質処理等の全ての処理が対応する。また、上記処理の種類に応じて前記Aガス、Bガス、Cガス等のガス種も定まることになる。
尚、本発明の処理装置において、処理すべきウエハWのサイズは特に限定されず、例えば直径が4インチから12インチ(300mm)の全てのサイズのウエハに対して本発明を適用することができる。
また、ここでは処理容器4とガス導入リング部材54とを別体で設けたが、これらを一体成型するようにしてもよい。
また、ここでは加熱手段10として、載置台6に埋め込んだ抵抗加熱ヒータを用いた場合を例にとって説明したが、これに限定されず、載置台6を薄く成形してこの下方に加熱手段として複数の加熱ランプを設置し、この加熱ランプによりウエハを間接的に加熱するようにした処理装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、上記実施例では、ウエハWを1枚ずつ処理する枚葉式の処理装置を例にとって説明したが、これに限定されず、例えば上記載置台6上に薄い着脱可能になされた補助載置板を用意し、この上に直径の小さなウエハを複数枚配置して複数枚のウエハを同時に処理できるようにした、いわゆるバッチ式の処理装置の場合にも本発明を適用することができる。この場合には、上記補助載置板を搬出入させることにより、複数枚のウエハを同時に搬送することになる。
また、ここでは被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス基板、LCD基板、セラミック基板等にも本発明を適用することができる。
本発明に係る被処理体の処理装置を示す断面構成図である。 図1中のガス導入機構の一部を示す拡大断面図である。 図1中の矢印に沿って切断された断面を示す概略断面図である。 図1中のガス導入機構の一部の分解状態を示す部分断面分解斜視図である。 ガス噴射リング部材の回転とガスの流れの関係を説明するために図1中の矢印(B−B線)に沿って切断された断面を示す概略断面図である。 図5中の矢印に沿って切断された断面を示す概略断面図である。
符号の説明
2 処理装置
4 処理容器
6 載置台
10 加熱手段
38 排気手段
42 圧力制御弁
44 排気ポンプ
50 ガス導入機構
52,52A,52B,52C ガス導入ポート部
54 ガス導入リング部材
56 回転基台
58 ガス噴射用のスリット部
60 ガス噴射リング部材
62,62A,62B,62C ガス案内溝部
70A,70B,70C ガス通路
74,76,82 軸受
86 駆動モータ
92 隙間
100 天井部排気口
104 天井空間
S 処理空間
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (10)

  1. 排気可能になされた筒体状の処理容器内で所定のガスを用いて被処理体に対して所定の処理を施すために前記処理容器に設けられたガス導入機構において、
    前記処理容器の外部から前記所定のガスを導入するためのガス導入ポート部を有すると共に、前記処理容器内の天井部に近い側壁にその周方向に沿って設けられたリング状のガス導入リング部材と、
    前記処理容器内の天井部に回転可能に設けられた円板状の回転基台と、
    前記回転基台の周辺部に、その側面が前記ガス導入リング部材の側面と接近して対向するように設けられると共に、前記回転基台の周方向に沿って形成されたガス噴射用のスリット部を有するリング状のガス噴射リング部材と、
    前記ガス導入リング部材と前記ガス噴射リング部材の前記対向する側面の内の少なくともいずれか一方の側面に、その周方向に沿って且つ前記ガス導入ポート部に対応させて設けられたリング状のガス案内溝部と、
    を備えたことを特徴とするガス導入機構。
  2. 前記回転基台は、前記天井部の中心部にシール機能を有する軸受により回転自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載のガス導入機構。
  3. 前記回転基台及び/又は前記ガス噴射リング部材は、前記ガス導入リング部材及び/又は前記処理容器の側壁側へ軸受により支持されていることを特徴とする請求項2記載のガス導入機構。
  4. 前記スリット部を前記処理容器の中心方向へ投影した長さは、前記被処理体の直径以上の長さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガス導入機構。
  5. 前記天井部には、該天井部と前記回転基台との間に形成された天井空間の雰囲気を排気するための天井部排気口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガス導入機構。
  6. 前記ガス導入ポート部と前記ガス案内溝部と前記スリット部とは、一対設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガス導入機構。
  7. 前記ガス導入ポート部と前記ガス案内溝部と前記スリット部とは、上下段に複数対設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガス導入機構。
  8. 前記複数対の内の下段側の対には、前記所定の処理を行うための原料用ガスを流すと共に、上段側の対には、支援用ガスを流すように構成したことを特徴とする請求項7記載のガス導入機構。
  9. 前記ガス導入リング部材の側面と前記ガス噴射リング部材の対向する側面との間の隙間の幅は0.1〜0.5mmの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のガス導入機構。
  10. 被処理体に対して所定の処理を施す被処理体の処理装置において、
    筒体状の処理容器と、
    前記処理容器内の雰囲気を排気する排気手段と、
    前記被処理体を載置するための載置台と、
    前記被処理体を加熱する加熱手段と、
    請求項1乃至9のいずれかに記載のガス導入機構と、
    を備えたことを特徴とする被処理体の処理装置。
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