JP4969960B2 - ストアコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明はストアコンピュータに関し、特に、商品の売価の変更時に限度額を超えているか否かを判断するストアコンピュータに関するものである。
従来のPOSシステム(Point Of Sales system:販売時点管理)には、商品の単価(販売価格)がファイルコントローラの単品ファイルに各商品の商品コードに対応して設定されている単価に限定され、単品ファイルに設定されている単価とは異なる単価で販売しようとする場合、値引き操作が必要となるものがある。そこで、POS端末において、ローカル単品ファイルに存在しない商品の商品コードが入力されると、ファイルコントローラへの問い合わせを行い、問い合わせた商品コードに対応する品名および単価等の商品データが応答されて表示器に表示されるので、ここで所望の単価をキーボードから入力することによって、表示器に表示中の単価以外の入力された単価(入力単価)による登録処理が可能となり、ローカル単品ファイルには、この商品の単価として入力単価が設定され、以後はこのキー入力された単価で販売されるようにしたものがある。即ち、商品の単価をPOS端末側で自由に設定することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−132597号公報
しかしながら、従来のPOSシステムでは、各店舗で設定した販売価格が入力ミスや勘違い等により誤っている場合がある。その場合、誤った販売価格で商品の販売が行われてしまうという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、入力ミス等によって設定された誤った販売価格で商品が販売されてしまうことがないようにするものである。
本発明のストアコンピュータは、商品マスタテーブルを更新する情報処理部を有するストアコンピュータにおいて、前記情報処理部が、商品コードと、商品コードに対応する商品の売価とが対応付けて記憶される商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を、入力された新売価に変更することが指示されたとき、入力された前記商品コードに対応する前記新売価が、売価制限テーブルより検索した前記商品コードに対応する売価変更限度額の範囲を超えているか否かを判定する判定手段と、前記情報処理部が、前記商品の前記新売価が前記売価制限テーブルの前記売価変更限度額の範囲を超えていると判定されたとき、前記商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を前記新売価に変更することを制限する制限手段と、前記情報処理部が、前記商品の前記新売価が前記売価制限テーブルの前記売価変更限度額の範囲を超えていないと判定されたとき、前記商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を前記新売価によって更新する更新手段と、を備え、前記売価変更限度額は、売価を変更する理由毎に設けられ、前記判定手段は、前記理由に対応して前記商品コードに対応する商品の売価を新売価に変更することが指示されたとき、前記新売価が、前記理由に対応する前記売価変更限度額の範囲を超えているか否かを判定する。
本発明によれば、商品の売価を変更するために新売価が入力され、売価変更が指示されると、その入力された新売価が予め設定されている売価変更限度額の範囲を超えているか否かが判定され、その判定結果に応じて、売価の変更の可否を判断するようにしたので、新売価が売価変更限度額の範囲を超えている場合にはその新売価への変更ができないようにすることができる。これにより、売価の設定ミスを抑制し、不適切な売価で商品が販売されるということがないようにすることができる。
本発明の実施の一形態を図1乃至図9に基づいて説明する。図1は、本発明のストアコンピュータが適用されるPOSシステム(Point Of Sales system:販売時点管理)の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、チェーン本部に設置された本部システム100と、チェーンを構成する各店舗に設置された店舗システム200等により構成され、本部システム100と店舗システム200とは、それぞれインターネット400を経由するVPN(Virtual Private Network)により接続されている。
店舗システム200は、複数のPOS端末210−1乃至210−N(Nは任意の自然数)と、ストアコンピュータ230と、ルータ240等により構成され、各POS端末210(以下では、各POS端末210−1乃至210−Nを区別する必要がない場合、適宜単にPOS端末210と記載する)とストアコンピュータ230とルータ240は、LAN(Local Area Network)250によって相互に接続されている。ストアコンピュータ230は、ルータ240を介して、インターネット400経由で本部システム100と通信を行うことができるようになっている。
本部システム100は、LAN150により相互に接続されたメンテナンスファイル管理サーバ110と、情報系サーバ120と、ネットワークサーバ130と、ルータ140等から構成されている。
メンテナンスファイル管理サーバ110は、後述するように、各商品毎に各店舗における売価変更時の限度額(売価変更限度額)が設定されている売価制限テーブルを有している。情報系サーバ120は、各種情報処理を行うようになっている。メンテナンスファイル管理サーバ110および情報系サーバ120は、ネットワークサーバ130、ルータ140を介して、インターネット400経由で店舗システム200のストアコンピュータ230とそれぞれ通信を行うことができるようになっている。ネットワークサーバ130は、ファイアウォール機能やVPN機能等を実行するようになっている。
また、会員登録した顧客に対しては、顧客カード104が発行される。この顧客カード104には、顧客を識別するための顧客識別情報である顧客ID、氏名、および生年月日等からなる顧客情報に対応するバーコードが印刷されるか、または、帯状の磁気記録部が形成され、顧客情報が磁気記録されるようになっている。ここでは、顧客情報に対応するバーコードが印刷されているものとし、後述するPOS端末210のバーコードスキャナ218によって読み取られるものとする。
以下、各システムについて詳細に説明する。まず、店舗システム200について説明する。店舗システム200を構成する各POS端末210は、店舗内の精算場所に配設されてキャッシャが売上登録処理を含む販売データ処理を行うためのものである。POS端末210の電装系は図2に示すように構成されている。
図2は、POS端末210の電装系の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、POS端末210は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部212を有し、バス220を介して接続された通信インタフェース(I/F)211から、LAN250を介してストアコンピュータ230との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。
また、POS制御部212には、バス220およびI/O機器制御部213を介して、キーボード214、キャッシャ用表示器215および客用表示器216、プリンタ217、バーコードスキャナ218、およびハードディスクドライブ装置(HDD)219がそれぞれ接続されている。
プリンタ217は、POS端末210の本体内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上登録処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うようになっている。
ハードディスクドライブ装置(HDD)219には、POS制御部212のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタテーブル、売上テーブル等が記憶されている。商品マスタテーブルは、商品コードと、商品コードに対応する商品名や単価等の各項目に対応するデータからなる複数のレコードによって構成されている。また、特売商品等の商品コードに対応付けて当該商品が特売商品等である旨のデータを記憶することもできるようになっている。売上テーブルは、各POS端末210における日毎の売上データ等の項目に対応するデータからなるレコードによって構成されている。
POS制御部212は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)219に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、後述する各種処理を実行するようになっている。
図3は、店舗システム200を構成するストアコンピュータ230の電装系の構成例を示すブロック図である。店舗システム200を構成するストアコンピュータ230は、店舗システム200全体の制御を受持っている。図3に示すように、ストアコンピュータ230は、図示しないCPU、ROM、RAM等で構成される制御部232を有し、バス236を介して接続された通信インタフェース231から、LAN250を介して複数台のPOS端末210との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部232にはバス236およびI/O機器制御部233を介して、キーボード234、表示器235、プリンタ237、およびハードディスクドライブ装置(HDD)239がそれぞれ接続されている。
ハードディスクドライブ装置(HDD)239には、制御部232のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタテーブル、店舗売上テーブル、売価制限テーブル、顧客情報テーブル等が記憶されている。商品マスタテーブルは、商品コードと、商品コードに対応付けられた商品名や単価(売価)等の各項目のデータからなるレコードによって構成されている。この商品マスタテーブルは、POS端末210のハードディスクドライブ装置(HDD)219に格納されている商品マスタテーブルと同一性が保たれるようになっている。
店舗売上テーブルは、各POS端末210からLAN250経由でそれぞれ送信された各POS端末210の売上データを集計して得られる店舗売上データが格納される項目と、日付を示す項目とからなるレコードによって構成されている。
売価制限テーブルは、各商品に対応する商品コードと、各商品コードに対応する売価変更限度額等の各項目に対応するデータからなるレコードによって構成されている。例えば、商品Aの商品コードに対して売価変更限度額として200円(下限価格)〜500円(上限価格)が対応付けて保存されたレコード等によって売価制限テーブルが構成される。この場合、商品Aの売価は、200円〜500円の範囲内で設定可能である。
顧客情報テーブルは、各顧客を識別するための顧客IDと、顧客の氏名と、顧客の生年月日と、商品を購入した日時、購入商品、購入金額等の各項目に対応するデータが保存されたレコードによって構成され、後述するメンテナンスファイル管理サーバ110の顧客情報テーブルと同一性が保たれるようになっている。
制御部232は、CPUがハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、各種の処理を実行するようになっている。
次に、本部システム100について詳細に説明する。上述したように、本部システム100は、LAN150により相互に接続されたメンテナンスファイル管理サーバ110と、情報系サーバ120と、ネットワークサーバ130と、ルータ140とから構成されている。メンテナンスファイル管理サーバ110と、情報系サーバ120と、ネットワークサーバ130は、それぞれ一般的なコンピュータと同様の構成とされており、CPUを動作させる制御プログラムと、記憶するデータがそれぞれ異なる。
図4は、メンテナンスファイル管理サーバ110の電装系の構成例を示すブロック図である。データベースサーバ110は、図示しないCPU、ROM、RAM等で構成される制御部112を有し、バス116を介して接続された通信インタフェース111から、LAN150、ネットワークサーバ130、およびルータ140を介して店舗システム200のストアコンピュータ230と通信を行うことができるようになっている。また、制御部112にはバス116およびI/O機器制御部113を介して、キーボード114、表示器115、プリンタ117、およびハードディスクドライブ装置(HDD)119がそれぞれ接続されている。
ハードディスクドライブ装置(HDD)119には、制御部112のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタテーブル、売価制限テーブル、顧客情報テーブル等が記憶されている。顧客情報テーブルは、各顧客を識別するための顧客IDと、顧客の氏名と、顧客の生年月日と、商品を購入した日時、購入商品、購入金額等の各項目に対応するデータが保存されたレコードによって構成されている。
情報系サーバ120、ネットワークサーバ130は、図示は省略するが、メンテナンスファイル管理サーバ110と同様に、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部を有している。情報系サーバ120は、バスを介して接続された通信インタフェースから、LAN150を介して各サーバとの間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、情報系サーバ120は、ルータ140、ネットワークサーバ130を介してインターネット400に接続されている。また、制御部にはバスおよびI/O機器制御部を介して、キーボード、表示器、プリンタ等が接続されている。
情報系サーバ120は、各店舗からインターネット400経由で送信されてきた店舗売上データを集計し、日毎の各店舗の売上げを保存し、分析等を行ったり、その他の各種処理を実行したりするようになっている。
図5は、店舗システム200のストアコンピュータ230および本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110に記憶されている商品マスタテーブルの例を示している。商品マスタテーブルには、図5(A)に示すように、商品コード、商品名、単価(変更された場合は実際の売価を表す)の各項目に対応するデータが保存されたレコードによって構成されるものと、図5(B)に示すように、商品コード、商品名、単価(ストアコンピュータでは変更できない)、売価の各項目に対応するデータが保存されたレコードによって構成されるものがある。図5(B)の商品マスタテーブルの場合、売価が変更されても単価が保持されるので、売価を特別価格に変更した後、通常価格に戻す場合、売価を単価で上書きするだけでよい。図5(A)の商品マスタテーブルの場合、単価が売価でもあるので、売価(単価)が変更されると、元の単価が分からなくなるので、売価を特別価格に変更した後、通常価格に戻す場合、再度、本部システム100から商品マスタテーブルをダウンロードする必要がある。
図5(A)に例示した商品マスタテーブルは、商品コードが「038001」、商品名が「チョコレートA」、単価が「100」のレコードと、商品コードが「038002」、商品名が「クッキーB」、単価が「200」のレコードと、商品コードが「038003」、商品名が「ガムA」、単価が「120」のレコードと、商品コードが「038004」、商品名が「チョコレートB」、単価が「400」のレコード等によって構成されている。
図5(B)に例示した商品マスタテーブルは、商品コードが「038001」、商品名が「チョコレートA」、単価が「100」、売価が「80」のレコードと、商品コードが「038002」、商品名が「クッキーB」、単価が「200」、売価が「160」のレコードと、商品コードが「038003」、商品名が「ガムA」、単価が「120」、売価が「120」のレコードと、商品コードが「038004」、商品名が「チョコレートB」、単価が「400」、売価が「320」のレコード等によって構成されている。
図6は、店舗システム200のストアコンピュータ230および本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110に記憶されている売価制限テーブルの例を示している。ストアコンピュータ230の売価制限テーブルは、メンテナンスファイル管理サーバ110よりインターネット400経由で提供されたものである。
図6に例示した売価制限テーブルは、商品コードと、商品コードに対応する売価変更限度額としての売価の下限価格および上限価格と、禁止フラグ等の各項目に対応するデータが保存されたレコードによって構成されている。下限価格は、変更可能な最も安価な売価であり、上限価格は、変更可能な最も高価な売価である。禁止フラグは、売価の変更が本部システム100によって禁止されているか否かを示すフラグであり、例えば、値0がセットされているとき、変更が許可されていることを示し、値1がセットされているとき、変更が禁止されていることを示している。
図7は、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110が売価制限テーブルが更新されたとき、更新された最新の売価制限テーブルを各店舗に設置された店舗システム200のストアコンピュータ230に配信する手順を示すフローチャートである。以下、図7を参照して、その手順について説明する。
まず、ステップS1において、メンテナンスファイル管理サーバ110を構成する制御部112は、本部システム100の管理者等によってキーボード114が操作され、ハードディスクドライブ装置(HDD)119に記憶されている売価制限テーブルが更新されたか否かが判定される。売価制限テーブルの更新は、キーボード114より入力された所定の商品コードに対応する新たな売価の下限価格および上限価格を、制御部112が売価制限テーブルに上書きすることによって行われる。
その結果、売価制限テーブルが更新されていないと判定された場合、ステップS1の処理が繰り返し実行される。一方、売価制限テーブルが更新されたと判定された場合、ステップS2に進む。
ステップS2においては、売価制限テーブルを各店舗に送信するよう指示されたか否かが判定される。即ち、本部システム100の管理者等によってキーボード114が操作され、所定のコマンドが入力されるなどして、売価制限テーブルを各店舗に送信するよう指示されたか否かが判定される。
その結果、売価制限テーブルを各店舗に送信するよう指示されていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、売価制限テーブルを各店舗に送信するよう指示されたと判定された場合、ステップS3に進む。
ステップS3においては、制御部112により、バス116およびI/O機器制御部113を介してハードディスクドライブ装置(HDD)119に記憶されている売価制限テーブルが読み出され、通信I/F111を介してLAN150に接続されたネットワークサーバ130およびルータ140経由でインターネット400に接続された各店舗システム200のストアコンピュータ230にそれぞれ送信される。
次に、ステップS4において、メンテナンスファイル管理サーバ110の電源オフ等により本処理の終了が指示されたか否かが判定される。処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
図8は、各店舗システム200のストアコンピュータ230が、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110より送信されてきた売価制限テーブルを受信し、ハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている売価制限テーブルを最新のものに更新する手順を示すフローチャートである。
以下、図8のフローチャートを参照してその手順について説明する。まず、ステップS11において、ストアコンピュータ230の制御部232により、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110からインターネット400経由で最新の売価制限テーブルが送信されてきたか否かが判定される。
その結果、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110よりインターネット400経由で最新の売価制限テーブルが送信されてきていないと判定された場合、ステップS11の処理が繰り返し実行される。
一方、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110よりインターネット400経由で最新の売価制限テーブルが送信されてきたと判定された場合、ステップS12に進み、本部システム100のメンテナンスファイル管理サーバ110よりインターネット400経由で送信されてきた最新の売価制限テーブルをハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている売価制限テーブルに上書きする。これにより、各店舗システム200のストアコンピュータ230のハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている売価制限テーブルは最新のものに更新される。
次に、ステップS13において、ストアコンピュータ230の電源オフ等により本処理の終了が指示されたか否かが判定される。処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
図9は、各店舗システム200のストアコンピュータ230において、商品の売価を変更する指示があったときに入力された新売価が売価変更限度額を超えているか否かを判断する売価変更可否判断処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS21において、ストアコンピュータ230の制御部232は、ユーザによってキーボード234が操作され、商品マスタテーブルの所定の商品コードに対応する単価(売価)を、入力した新たな単価(新売価)に変更するように指示する売価変更指示があったか否かが判定される。即ち、売価の変更を指示するコマンドと、売価(単価)の変更を希望する商品の商品コードおよび新売価がキーボード234より入力されたか否かが判定される。その結果、売価変更指示がなかったと判定された場合、ステップS21の処理が繰り返し実行される。一方、売価変更指示があったと判定された場合、ステップS22に進む。
ステップS22においては、制御部232により、バス236およびI/O機器制御部233を介して、ハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている最新の売価制限テーブルから、売価変更の対象となっている商品の商品コードに対応する禁止フラグの値と、売価変更限度額(下限価格および上限価格)が取得される。
次に、ステップS23において、ステップS22において取得された禁止フラグの値が1(売価変更禁止)であるか否かが判定される。その結果、禁止フラグの値が1であると判定された場合、ステップS24に進み、制御部232の制御下、例えば、エラーメッセージ「この商品は売価の変更が禁止されています」等が表示器235の画面に表示される。
一方、禁止フラグの値が0(売価変更可能)であると判定された場合、ステップS25に進む。ステップS25においては、売価変更が指示された商品の新売価が、売価変更限度額の範囲(下限価格および上限価格によって表される範囲)を超えているか否かが判定される。
その結果、売価変更限度額の範囲を超えていると判定された場合、ステップS26に進み、制御部232の制御下、例えば、エラーメッセージ「入力された売価は、売価変更限度額の範囲を超えています」等が表示器235の画面に表示される。
一方、売価変更限度額の範囲を超えていないと判定された場合、ステップS27に進み、制御部232の制御下、図5(A)に示した商品マスタテーブルにおいては、ユーザが売価変更を希望する商品の商品コードに対応する単価(売価)に、キーボード234より入力された新売価が上書きされる。これにより、商品マスタテーブルが更新される。一方、図5(B)に示した商品マスタテーブルにおいては、ユーザが売価変更を希望する商品の商品コードに対応する売価に、キーボード234より入力された新売価が上書きされ、単価はそのまま変更されることなく保持される。これにより、商品マスタテーブルが更新される。
ステップS24の処理、またはステップS26の処理、またはステップS27の処理が終了すると、ステップS28に進み、ストアコンピュータ230の電源オフ等により本処理の終了が指示されたか否かが判定される。処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、商品マスタテーブルの売価を変更する場合、売価制限テーブルの禁止フラグおよび売価変更限度額(下限価格および上限価格)を参照して、売価の変更が禁止されているか否かを判断し、売価の変更が禁止されていないとき、新売価が売価変更限度額の範囲を超えているか否かを判断し、入力ミスや勘違い等によって不適切な売価が商品マスタテーブルに設定されることがないようにすることができる。これにより、不適切な販売価格で商品が販売されてしまうということがないようにすることができる。
なお、上記実施の形態では、売価制限テーブルを本部システム100において設定し、各店舗に配信するようにしたが、各店舗において店長等の特権を有する者が店舗システム200のストアコンピュータ230のハードディスクドライブ装置(HDD)239に記憶されている売価制限テーブルを更新するようにしてもよい。
また、商品マスタテーブルの売価の変更は、販売価格自体を変更する場合の他、期間限定で通常価格よりも易い特別価格で商品を販売する特売を行うため、或いは、顧客情報テーブルに基づいて会員に限定して通常価格より安い特別価格で商品を販売する会員価格販売を行うため、或いは、顧客情報テーブルに基づいて利用頻度の高い利用者や利用金額の多い利用者に対して通常価格より安い特別価格で商品を販売する優待価格販売を行うため、或いは、一定時間だけ通常価格より安い特別価格で商品を販売するタイムサービスを行うため等の種々の理由で行われ、各々変更可能な限度額が異なることがある。そこで、商品マスタテーブルの売価を変更する理由毎に売価制限テーブルを設けるか、或いは、売価制限テーブルに各理由に対応する複数の売価変更限度額の項目を設けるようにし、売価変更時に売価変更の理由を指定し、指定された売価変更の理由に対応する売価変更限度額を参照して売価変更可否を判断するようにすることもできる。
売価を特別価格に変更した後、通常価格に戻す場合、図5(B)の商品マスタテーブルでは売価を単価で上書きすればよい。図5(A)の商品マスタテーブルの場合、本部システム100から再度商品マスタテーブルをダウンロードすればよい。
また、顧客カード104は、顧客情報をバーコードによって記録したり、磁気記録によって帯状の磁気記録部に記録したりする他、IC(Integrated Circuit)チップに記録することもできる。磁気記録部に磁気記録する場合、磁気的に顧客情報を読み書きする装置をPOS端末210に備えるようにし、ICチップに記録する場合、微弱電波によりICチップと通信を行って顧客情報を読み書きする装置をPOS端末210に備えるようにする。
また、図5(B)の商品マスタテーブルを用いる場合、商品の売価が変更されても単価は保持されるので、売価制限テーブルの各商品コードに対応する下限価格および上限価格に代えて、各商品コードに対応する単価を基準とした相対的な変動可能額を設定することができる。例えば、単価が100円で変動可能額として「−20」と「+50」を設定すると、売価は80円〜150円の範囲で変更可能である。
また、上記実施の形態では、店舗システム200と本部システム100とがインターネット400を介して接続される分散システムについて説明したが、店舗システム200と本部システム100とを1つのコンピュータで実現することもできる。
また、上記実施の形態においては、本部システム100においてメンテナンスファイル管理サーバ110、情報系サーバ120、ネットワークサーバ130のうちの少なくとも2つ以上のサーバを1つのサーバで構成することもできる。
また、上記実施の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明のストアコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 POS端末の電装系を示すブロック図である。 ストアコンピュータの電装系を示すブロック図である。 メンテナンスファイル管理サーバ110の電装系を示すブロック図である。 商品マスタテーブルの例を示す図である。 売価制限テーブルの例を示す図である。 メンテナンスファイル管理サーバが売価制限テーブルを各店舗システムに配信する手順を示すフローチャートである。 ストアコンピュータが売価制限テーブルを更新する手順を示すフローチャートである。 ストアコンピュータが売価変更可否判断の結果に応じて商品マスタテーブルの更新を行う手順を示すフローチャートである。
符号の説明
232…制御部(判定手段、制限手段、更新手段)、S25…判定手段、S27…更新手段

Claims (4)

  1. 商品マスタテーブルを更新する情報処理部を有するストアコンピュータにおいて、
    前記情報処理部が、商品コードと、商品コードに対応する商品の売価とが対応付けて記憶される商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を、入力された新売価に変更することが指示されたとき、入力された前記商品コードに対応する前記新売価が、売価制限テーブルより検索した前記商品コードに対応する売価変更限度額の範囲を超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記情報処理部が、前記商品の前記新売価が前記売価制限テーブルの前記売価変更限度額の範囲を超えていると判定されたとき、前記商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を前記新売価に変更することを制限する制限手段と、
    前記情報処理部が、前記商品の前記新売価が前記売価制限テーブルの前記売価変更限度額の範囲を超えていないと判定されたとき、前記商品マスタテーブルの前記商品コードに対応する商品の前記売価を前記新売価によって更新する更新手段と、
    を備え
    前記売価変更限度額は、売価を変更する理由毎に設けられ、
    前記判定手段は、前記理由に対応して前記商品コードに対応する商品の売価を新売価に変更することが指示されたとき、前記新売価が、前記理由に対応する前記売価変更限度額の範囲を超えているか否かを判定するストアコンピュータ。
  2. 前記商品マスタテーブルには、前記商品コードに対応付けて前記商品の単価がさらに記憶される請求項1に記載のストアコンピュータ。
  3. 前記売価制限テーブルは、ネットワークに接続された他の機器から前記ネットワークを介して提供される請求項1または2に記載のストアコンピュータ。
  4. 前記売価制限テーブルには、商品毎に売価の変更を禁止するか否かを指定する項目が含まれる請求項1乃至3のいずれか一に記載のストアコンピュータ。
JP2006250436A 2006-09-15 2006-09-15 ストアコンピュータ Expired - Fee Related JP4969960B2 (ja)

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