JP4969731B2 - タイヤの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、田植機、トラクタ、耕耘機、移植機等の農業機械等に使用される車輪(農用車輪)に採用されるタイヤの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農用車輪にあっては、車輪中心部のボスから車輪径方向外方にスポークを突出すると共に、このスポークの車輪径方向外端側に、パイプ材によって円形環状に形成されたリムを固着し、このリムにソリッドゴムタイヤからなるタイヤを固着するようにしたものがある。
【0003】
この農用車輪にあっては、タイヤを形成する金型を円形環状の割型で構成し、この金型内にリムをインサートし、該金型内のキャビティ内にゴム材料を注入等して加硫することに、リムにタイヤを固着するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記農用車輪にあっては、タイヤはゴムで形成され、リムは金属(鉄)で形成されているので、使用済み車輪を廃棄処分する場合、タイヤとリムとを分離しなければならないが、前記従来の車輪にあっては、リムにタイヤが焼き付けによって強固に接着されているため、両者を分離するのが困難で、廃棄ができず、使用済み車輪は、野積み放置されており、環境問題化している。
【0005】
そこで、この問題を解決するために、リムを環状に形成する一方、このリムとは別個にタイヤを形成し、且つ、タイヤの、リムを被覆するリム被覆部分を、該リム被覆部分に周方向にわたって形成されるリム収納孔が2分割されるように、周方向に沿う分割面によって分割状に形成し、このリム被覆部分の分割面間にリムを配置した後、分割面を重ね合わせることで、リムをリム収納孔内に非接着状態で収めるようにすることにより、使用済み車輪の、タイヤとリムとの分離を容易とすることが考えられている。
【0006】
ところで、円形環状の金型は1面当たりの制作費が高く、前記タイヤを円形環状の金型で加硫成形して形成すると、製造コストが高くつくという問題がある。
また、車輪は、使用される機械の車体の大きさ等によって、外径の異なる複数の車輪が形成されるが、この外径の異なる複数の車輪のタイヤを形成するのに、従来と同様に、円形環状の金型によって形成するようにすると、車輪外径の異なる毎に、金型が1面必要である。
【0007】
例えば、乗用型田植機の前輪に採用される車輪を例に採れば、車輪の外径が、500mm、550mm、600mm、620mm又は650mmというように、金型5面が必要となる。
また、金型は1面が高額なので、タイヤを成形する金型を、車輪外径の異なる毎に、1面ずつ製作したのでは、製造コストが高くつくという問題がある。
【0008】
本発明は、前記問題点に鑑みて、製造コストが低いタイヤの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成されたタイヤ形成部材を前記金型によってタイヤの周方向長さと同じ長さの直線状に形成し、このタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより、所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、他の技術的手段は、環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成された有端のタイヤ形成部材を前記金型によってタイヤの周方向長さよりも長い長尺に形成し、このタイヤ形成部材を所定長さに切断して、端部同志を接合することにより、所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、他の技術的手段は、環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
直線状の基本金型を備え、この基本金型に、適宜長さの継足金型を継ぎ足すことにより所定長さのタイヤ形成部材を形成する金型を構成し、この金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成されたタイヤ形成部材を前記金型によって成形し、このタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とする。
【0012】
また、他の技術的手段は、環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成され、且つ前記中子に形成された突部によってリム被覆部分の一方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に凹部が形成されると共に中子に形成されたへこみ部によってリム被覆部分の他方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に前記凹部に嵌合可能な凸部が形成されたタイヤ構成部材を複数形成し、このタイヤ構成部材同志を接合することでタイヤを形成していることを特徴とする。
【0013】
また、前記中子に形成された突部によって、リム被覆部分の一方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に凹部を形成し、中子に形成されたへこみ部によって、リム被覆部分の他方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に前記凹部に嵌合可能な凸部を形成するようにしてもよい。
また、前記凸部を形成する凸部形成側と、前記凹部を形成する凹部形成側とに分割された中子によってリム被覆部分を分割状に形成するのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2、図3及び図4において、1は、例えば、田植機、トラクタ、耕耘機等の農業機械等に使用される車輪(農用車輪)であり、この車輪1は、該車輪1の外周側の車輪本体2と、内周側のホイール本体3と、車輪本体2をホイール本体3に連結するための連結手段4とから主構成されている。
【0015】
車輪本体2は、円形環状のリム6と、このリム6を全周にわたって被覆する(埋設する)ゴム様弾性体で形成された円形環状のタイヤ5(ソリッドゴムタイヤ)とを備えて構成されており、リム6はタイヤ5に埋設状に設けられていてタイヤ5の芯材とされている。
前記リム6は、断面円形の金属製又は硬質樹脂製等のパイプ材を円形環状に形成して構成されている。
【0016】
なお、リム6は、角パイプ材等の断面非円形パイプ材、中実の棒材等であってもよい。
タイヤ5は、リム6が埋設状として収納されるタイヤ本体部7と、このタイヤ本体部7の外周側(接地面側)から径方向外方側へ一体に突設された周方向リブ8及び接地ラグ9とを備えている。
【0017】
なお、タイヤ5は、左右方向外方側に比較的大きく突出する羽根ラグを備えたものであってもよい。
ホイール本体3は、車輪1の中心部に配置されていて、田植機等の車軸に装着されるボス14と、このボス14から径方向外方に放射状に突設された複数本のスポーク(支持体)15と、各スポーク15及びボス14に溶接等によって固定された補強板16等とを備えて構成されている。
【0018】
なお、ホイール本体3は、ボス14と、このボス14から車輪径方向外方に延びるディスク(支持体)とを備えて構成されたものであってもよい。
また、スポーク15はパイプ材によって構成され、図5にも示すように、径外側は扁平状となるように押し潰されており、この扁平部15aの側面に取付ステー17が、該扁平部15aから径方向外方に突出状に溶接等によって固定されている。
【0019】
図4〜図6に示すように、前記タイヤ本体部8内(の内周寄り)には、リム6の断面外形状に略一致する断面円形のリム収納孔11が、周方向に沿って且つ該周方向全周にわたって形成され、このリム収納孔11にリム6が、タイヤ5を構成する弾性体とは接着されていない状態(非接着状態)で収納されていることにより、前記車輪本体2が構成されている。
【0020】
この車輪本体2は、以下のようにして形成されている。
タイヤ5はリム6とは別個に形成されており、このタイヤ5を形成するには、図1(a)に示すように、先ず、後述する略直線状の金型27によって、長尺の略直線状のタイヤ形成部材24が形成される。
次に、図1(b)に示すように、このタイヤ形成部材24を所定長さに切断し、その後、図1(c)に示すように、所定長さに切断されたタイヤ形成部材24の端部同志を接合することにより、または、金型27で形成されたままの長さのタイヤ形成部材24の端部同志を接合することにより、所定外径の円形環状のタイヤ5が形成される。
【0021】
前記タイヤ形成部材24の端部同志(接合部分26)は、例えば、接着剤によって相互に密着状に接着される。
また、接合部分26を、金属又は樹脂等からなる接合部材・接合装置を用いて接合してもよく、例えば、図11に示すような、ターンバックル構造の接合装置25によって接合してもよい。
【0022】
図11において、接合装置25は、左ネジ部41及び右ネジ部42を有する継手部材43と、前記左ネジ部41に螺合されるネジ孔44を有する筒体45と、前記右ネジ部42に螺合されるネジ孔46を有する筒体47とから構成され、一方の筒体45はタイヤ形成部材24の一方の端部にインサートされ、他方の筒体47はタイヤ形成部材24の他方の端部にインサートされている。
【0023】
なお、この接合装置25の場合、金型27から取り出された長さのままで、タイヤ形成部材24の端部同志が接合される場合に採用される。
また、接合装置25は、この構造のものに限定されることはない。
前述のようにして形成されたタイヤ5は、図7(a)の断面図で示すように、タイヤ本体部8の、リム6を被覆するリム被覆部分10が、該リム被覆部分10に形成される前記リム収納孔11が2分割されるように、周方向に沿う分割面12A,12Bによって分割状となるように形成されている。
【0024】
なお、図1〜図7に示す実施形態のタイヤ5にあっては、リム被覆部分10は、車輪1の回転軸心(左右方向)Oに直交すると共にリム収納孔11の軸心Xを通る分割面12A,12Bで2分割されるように形成されているが、これに限定されることはなく、例えば、図15に示すように、車輪径内側を、車輪1の回転軸心Oに直交する面に対して傾斜する割面13で割っても良い。
【0025】
また、リム5を収納する収納孔11の内径は、リム5を構成するパイプ材の外径と略同
じか又はやや小さい径の円形孔に形成されるのが好ましい。
また、タイヤ5は、リム6を収納する前の段階にあっては、前記リム被覆部分10を構成する左右の構成体10A,10B(の分割面12A,12B)は、車輪径方向外方側(一端側)で連続状とされ、車輪径方向内方側(他端側)で分離状とされていると共に、その分割面12A,12B間の間隔が径方向内方側に向かうにしたがって漸次大となるように形成されていて、リム6が分割面12A,12B間に挿入し易いように形成される。
【0026】
また、前記リム被覆部分10の構成を換言すると、リム被覆部分10の各分割面12A,12Bには、断面半円状の収納凹部11A,11Bが周方向に沿って形成され、分割面12A,12Bを重ね合わせることで、一対の収納凹部11A,11Bが合わさってリム収納孔11が構成されるようになっている。
そして、図7(b)に仮想線で示すように、リム被覆部分10の分割面12A,12B間の収納凹部11A,11B間にリム6を配置(挿入)し、その後、図7(c)に示すように、分割面12A,12B同志を密着状に重ね合わせることで(分割面12A,12Bを閉じることによって)、リム6がリム収納孔11内に非接着状態で収められるように、リム6を分割面12A,12B間で抱持することによって、車輪本体2が形成されている。
【0027】
また、このままでは、分割面12A,12Bを合わせる力を解除すると、弾性体の弾性復元力により、被覆部分10を構成する左右の構成体10A,10B(の分割面12A,12B)が開くので、図2〜図4に示すように、被覆部分10を左右両側から挟持する保持ステー18によって、被覆部分10を構成する左右の構成体10A,10Bが閉じた状態に保持されるようになっている。
【0028】
なお、分割面12A,12Bの、収納凹部11A,11B以外の部分を、全面にわたって、又は適宜個所を接着剤によって接着するようにしてもよい。
前記保持ステー18は、左右一対の挟持プレート18A,18Bで構成され、タイヤ5の周方向に複数個設けられている。
また、図2に示す例では、各スポーク15の車輪径方向外端側位置に配置されているが、図14に示すように、保持ステー18を、周方向で隣り合うスポーク15間に配置してもよい。
【0029】
左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向内方側は、重ね合わされ、スポーク15の車輪径方向外端部に対してつき合わせ状として配置されていると共に、取付ステー17の側面に重合状として配置されており、取付ステー17及び左右の挟持プレート18A,18Bを貫通するボルト19及びこのボルト19に螺合されるナット20によって、保持ステー18が取付ステー17に着脱自在に取り付けられていると共に、ボルト19・ナット20で左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向内方側を締め付けることにより、左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向外方側でリム被覆部分10が左右両側から締め付けられるように構成されている。
【0030】
前記複数個の保持ステー18の内、1つの保持ステー18は、図2に示すように、リム被覆部分10を接合部分26のところで挟持している。
本実施の形態では、前記取付ステー17、保持ステー18、ボルト19及びナット20によって、車輪本体2をホイール本体3に連結する連結手段4が構成されている。
【0031】
なお、ボルト19及びナット20の代わりにリベット等を用いて左右の挟持プレート18A,18Bを、取付ステー17に固定するようにしてもよい。
また、左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向外方側は、リム被覆部分10の側面形状に沿うように形成されている。
すなわち、左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向外方側は、車輪径方向外方に向かうにしたがって、左右方向外方に移行した後、左右方向内方に移行するように湾曲状に形成されていて、左右の挟持プレート18A,18B間の間隔が、車輪径方向中途部で広く、車輪径方向内端側及び外端側で狭くなるように形成されている。
【0032】
また、前述したように、左右の挟持プレート18A,18B間の、車輪径方向外端側の間隔が、車輪径方向中途部の間隔よりも狭くなるように形成されていると共に、左右の挟
持プレート18A,18Bの車輪径方向外端部23が、リム6(を構成するパイプ材)の軸心X(本実施の形態では、リム6軸心とリム収納孔11の軸心とが一致している)よりも、車輪径方向外方側に位置しており、タイヤ5のリム被覆部分10が保持ステー18の左右の挟持プレート18A,18B間から容易に抜け出ないように構成されている。
【0033】
なお、挟持プレート18A,18Bによるリム被覆部分10の締め付けが、左右の挟持プレート18A,18Bの車輪径方向外端部23で一番強くなるように設計してもよい。
また、前記構成の車輪本体2において、分割面12A,12B同志を接着しない場合、接着個所が周方向において連続状でない場合、接着剤が劣化した場合等において、分割面12A,12B間の車輪径方向内端側から水、泥等が浸入してリム収納孔11へと至ると、リム6が錆びることとなるが、このリム収納孔11への水等の浸入を防止するため(リム6が錆びるのを防止するため)、また、分割面12A,12Bが簡単に開くのを防止するために(リム被覆部分10の径内側の口開きを防止するために)、リム被覆部分10の、リム収納孔11よりも車輪径方向内方側の、分割面12A,12Bの一方の面に凸部21が、分割面12A,12Bの他方の面に前記凸部21に嵌合する凹部22が、それぞれタイヤ5の周方向全周にわたって形成されている。
【0034】
なお、前記凸部21及び凹部22の断面形状は、前記実施の形態のものに限定されることはなく、例えば、図17に示すように、凸部21の断面形状は台形状としてもよい(したがって、凹部22の断面形状はこの台形状に合致する形状とされる)。
また、凸部21と凹部22との嵌合部分の数は、1つに限定されることはなく、複数設けてもよい。例えば、図18に示すように、分割面12A,12Bの両方の面にそれぞれ凸部21と凹部22とを設けてもよい。
【0035】
また、分割面12A,12Bの一方の面に凸部21を複数(例えば2つ)形成し、分割面12A,12Bの他方の面に凹部22を凸部21に対応する数(2つ)形成するようにしてもよい。
前記構成のタイヤ5は、例えば、図8及び図9に示すように、リム6とは別個に、タイヤ成型用の金型27を用いて、前述したタイヤ形成部材24が加硫成形される。
【0036】
この金型27は、略直線状に形成されていて、長手方向に直交する上下方向に分割された一対の上下型(成形型)28,29と、この上下型28,29間のキャビティ30内に備えられていて、リム被覆部分10を分割状に形成するための中子31とを備えて構成されている。
したがって、上下型28,29のキャビティ30内面によって、タイヤ5の外形が形成され、中子31によってリム被覆部分10の分割面12A,12Bが形成される。
【0037】
このように、タイヤ5を形成するのに、略直線状の金型27を用いることにより、円形環状の金型を用いる場合に比べ、金型1面当たりの製作費が大幅に安くなる。
また、タイヤ5を形成するのに、車輪外径の異なる毎に、前述の略直線状の金型27を製作するようにしてもよいが、そうすると、タイヤ5の製造コストが高くつく。
【0038】
そこで、この金型27の長さLを、外径の異なる複数の車輪1の内、例えば、最も大きい外径のタイヤ5を形成し得る長さ(例えば、1200mm〜2500mm)に形成し、この金型27で成形されたタイヤ形成部材24を適宜長さに切断して所定長さのタイヤ形成部材24を得るようにすることで、1つの金型27によって、外径の異なる複数のタイヤ5を形成でき、高額の金型を、車輪外径の異なる毎に形成しなくてもよく、タイヤ5を安価に製造できる。
【0039】
なお、長尺の有端のタイヤ形成部材24を成形するのに、湾曲状の金型によって成形するようにしてもよい。
前記中子31は、図8及び図10に示すように、リム被覆部分10の分割面12A,12Bを成形する成形部分32と、上下型28,29間の、長手方向に直交する横方向一端側で挟持状に支持される被支持部分33とから構成され、成形部分32には、収納凹部11A,11Bを成形する一対の収納凹部形成部34と、前記凹部22を形成する突部35と、凸部21を形成するへこみ部36とが設けられている。
【0040】
さらに、中子31は、金型27内で加硫成形され且つ上下型28,29から取り出され
たタイヤ5から、良好に抜き出し得るように、凸部21を形成する凸部形成側37と、凹部22を形成する凹部形成側38とに上下に分割されている。
タイヤ5は、例えば、図8に仮想線で示すように、下型29のキャビティ30構成部分の外方側に、未加硫ゴム材料39を配置しておき、この未加硫ゴム材料39を加熱しながら、上下型28,29で押し潰して、キャビティ30内に注入することで、加硫成形される。
【0041】
なお、未加硫ゴム材料をキャビティ30内に配置するようにしてもよい。
加硫成形後、図10に示すように、先ず、上下型28,29を成形後のタイヤ5から離型し、その後、中子31を抜き出す。
中子31を抜き出す場合、中子31の凹部形成側38を、凸部形成側37よりも先に抜き出すとすると、中子31の突部35がタイヤ5の凹部22にひっかかり、抜き出しが困難となるので、中子31の凸部形成側37を、凹部形成側38よりも先に抜き出すようにする。
【0042】
前記構成の車輪1にあっては、該車輪1を廃棄処分する場合、ボルト19・ナット20の締め付けを緩めて、保持ステー18をタイヤ5から取り外し、分割面12A,12Bを開くことにより、リム6をタイヤ5のリム収納孔11から取り出せるので、ゴム様弾性体によって形成されるタイヤ5と、金属等によって形成されるリム6とを容易に分離・分別でき、使用済みの車輪1を容易に廃棄できると共に、タイヤ5をリム6から分離させるのに、多大な手間やコストをかける必要もない。
【0043】
また、従来のように、タイヤをリムに加硫接着しているものにあっては、タイヤが劣化した場合や損傷を負った場合等に、タイヤのみを交換できず、車輪全体を交換しなければならないために不経済であるが、本実施の形態(本発明)のものにあっては、タイヤ5に損傷を負った場合などにおいて、タイヤ5のみの交換が可能となる。
【0044】
なお、分割面12A,12B同志を接着している場合は、リム被覆部分10を、カッター等の切断手段によって、タイヤ5の周方向に沿って且つリム収納孔11に至るまで切断し、この切断部分からリム6を取り出す。
また、タイヤをリムに加硫接着するには、ショットブラスト処理工程や接着剤塗布工程が必要であるが、本発明のものでは、このような工程は不要である。
【0045】
図12は、タイヤ5の他の製造方法に係る金型27を示しており、この金型27は、所定寸法(例えば、同種の車輪1の内、少なくとも、最も小さい外径のタイヤ5を成形し得る長さ)の基本金型27Aと、この基本金型27Aに接続可能で且つ相互に接続可能な複数の継足金型27B,27C,27Dとから構成されていて、基本金型27Aに、適宜個数の継足金型27B,27C,27Dを継ぎ足すことにより、所定長さのタイヤ形成部材24を得るようにしたものである。
【0046】
図12に示す例では、基本金型27Aの長さL1は、車輪外径500mmのタイヤ5を形成可能な長さに形成され、基本金型27に継足金型27Bを接続したものの長さL2は、車輪外径550mmのタイヤ5を形成可能な長さとされ、基本金型27に継足金型27B及び27Cを接続したものの長さL3は、車輪外径600mmのタイヤ5を形成可能な長さとされ、基本金型27に継足金型27B,27C及び27Dを接続したものの長さL4は、車輪外径650mmのタイヤ5を形成可能な長さとされている。
【0047】
この実施の形態のものにあっては、基本金型27Aに継足金型27B,27C,27Dを取り付けることにより、外径の異なる複数のタイヤ5を形成でき、高額の金型を、車輪外径の異なる毎に形成しなくてもよく、タイヤ5を安価に製造できるものである。
また、円形環状の金型でタイヤを成形する場合において、外径の異なるタイヤを形成する場合、プレス機に対して、金型を乗せかえる必要があるが、前記実施の形態のものでは、基本金型27Aはプレス機に取り付けたままで、継足金型27B,27C,27Dを取り付け、又は、取り外すだけでよく、生産時のロスが少ない。
【0048】
図13は、さらに他の製造方法によって形成されたタイヤ5を示しており、このタイヤ5は、短尺(例えば、長さ200〜500mm)の金型で加硫成形された複数の(例えば、5〜10ヶの)タイヤ構成部材49から構成されており、このタイヤ構成品49を順次
リム6に嵌め込むと共に、周方向で隣り合うタイヤ構成品49同志を接着等の手段で接合することでタイヤ5が形成されているものである。
【0049】
この実施の形態のものにあっては、1個のタイヤ5を形成するタイヤ構成品49は、すべて同寸法、または、大部分が同寸法のものが採用されており、タイヤ構成品49の個数をかえることにより、車輪外径の異なる複数のタイヤ5を形成でき、高額の金型を、車輪外径の異なる毎に形成しなくてもよく、タイヤ5を安価に製造できるものである。
【0050】
図16は、他の実施の形態にかかるタイヤ5の断面図を示しており、タイヤ5内に、周方向全周にわたって埋設されたスチールコード等のコード50を、径方向に複数本並設してなる抗張体51が設けられているものである。
なお、タイヤ形成部材24の端部同志を接合装置25で接合する場合にあっては、コード50の端部を筒体45,47に接続するのがよい。
【0051】
また、本発明は、前記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、長尺の略直線状のタイヤ形成部材を形成し、このタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより、所定外径のタイヤを形成するようにしているので、タイヤを形成するための金型を円形環状とする必要はなく、長尺の略直線状の金型でよいため、金型1面当たりの製作費が大幅に安くなる。
【0053】
また、他の発明では、長尺の有端のタイヤ形成部材を形成し、このタイヤ形成部材を所定長さに切断して、端部同志を接合することで、所定外径のタイヤを形成するようにしているので、1面が高額の金型を、車輪外径が異なる毎に形成する必要が無く、製造コストを下げることができる。
さらに、他の発明では、略直線状の基本金型を備え、この基本金型に、適宜長さの継足金型を継ぎ足すことにより所定長さのタイヤ形成部材を形成する金型を構成し、この金型で成形されたタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより所定外径のタイヤを形成するようにしているので、タイヤを形成するための金型を円形環状とする必要はなく、略直線状の金型でよいため、金型1面当たりの製作費が大幅に安くなると共に、1面が高額の金型を、車輪外径が異なる毎に形成する必要が無く、製造コストを下げることができ、しかも、円形環状の金型でタイヤを形成する場合において、外径の異なるタイヤを形成する場合、プレス機に対して、金型を乗せかえる必要があるが、本発明のものでは、基本金型はプレス機に取り付けたままで、継足金型を取り付け、又は、取り外すだけでよく、生産時のロスが少ない。
【0054】
さらに、また他の発明では、短尺のタイヤ構成部材を複数形成し、このタイヤ構成部材同志を接合することでタイヤを形成するようにしているので、短尺のタイヤ構成部材の数をかえることにより、外径の異なるタイヤを形成でき、1面が高額の金型を、車輪外径が異なる毎に形成する必要が無く、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかるタイヤの製造方法を示す工程図である。
【図2】 車輪の全体側面図である。
【図3】 タイヤの外周側の展開平面図である。
【図4】 図2のG−G線矢示断面図である。
【図5】 要部の拡大断面図である。
【図6】 図2のH−H線矢示断面図である。
【図7】 リムをタイヤに収納する工程を示す断面図である。
【図8】 図9のJ−J線矢示断面図である。
【図9】 金型の側面図である。
【図10】 タイヤを金型の上下型から取り出した状態を示す断面図である。
【図11】 タイヤ形成部材の接合手段の一例を示す断面図である。
【図12】 タイヤの他の製造方法にかかる金型の側面図である。
【図13】 さらに他の製造方法によって形成されたタイヤの側面図である。
【図14】 他の実施の形態にかかる車輪の側面図である。
【図15】 他の実施の形態にかかる車輪本体の断面図である。
【図16】 他の実施の形態にかかる車輪本体の断面図である。
【図17】 タイヤの分割面の凹凸嵌合部分の他の例を示す断面図である。
【図18】 タイヤの分割面の凹凸嵌合部分のさらに他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車輪
5 タイヤ
6 リム
10 リム被覆部分
11A リム収納凹部
11B リム収納凹部
12A 分割面
12B 分割面
24 タイヤ形成部材
25 接合部分
26 接合部分
27A 基本金型
27B 継足金型
27C 継足金型
27D 継足金型
49 タイヤ構成部材

Claims (6)

  1. 環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
    金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成されたタイヤ形成部材を前記金型によってタイヤの周方向長さと同じ長さの直線状に形成し、このタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより、所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とするタイヤの製造方法。
  2. 環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
    金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成された有端のタイヤ形成部材を前記金型によってタイヤの周方向長さよりも長い長尺に形成し、このタイヤ形成部材を所定長さに切断して、端部同志を接合することにより、所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とするタイヤの製造方法。
  3. 環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
    直線状の基本金型を備え、この基本金型に、適宜長さの継足金型を継ぎ足すことにより所定長さのタイヤ形成部材を形成する金型を構成し、この金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成されたタイヤ形成部材を前記金型によって成形し、このタイヤ形成部材の端部同志を接合することにより所定外径のタイヤを形成するようにしたことを特徴とするタイヤの製造方法。
  4. 環状のリムの周方向に直交する面での断面外周を全体的に被覆するリム被覆部分を備えた弾性体からなるタイヤの製造方法であって、
    金型内に挿入された中子によって前記リム被覆部分がタイヤ周方向に沿う分割面で分割状に形成されると共に該分割面間でリムを抱持すべく各分割面にリムを収納する収納凹部が形成され、且つ前記中子に形成された突部によってリム被覆部分の一方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に凹部が形成されると共に中子に形成されたへこみ部によ
    ってリム被覆部分の他方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に前記凹部に嵌合可能な凸部が形成されたタイヤ構成部材を複数形成し、
    このタイヤ構成部材同志を接合することでタイヤを形成していることを特徴とするタイヤの製造方法。
  5. 前記中子に形成された突部によって、リム被覆部分の一方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に凹部を形成し、中子に形成されたへこみ部によって、リム被覆部分の他方の分割面の収容凹部よりもタイヤ径方向内方側に前記凹部に嵌合可能な凸部を形成することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のタイヤの製造方法。
  6. 前記凸部を形成する凸部形成側と、前記凹部を形成する凹部形成側とに分割された中子によってリム被覆部分を分割状に形成することを特徴とする請求項4又は5に記載のタイヤの製造方法。
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