JP4965457B2 - 小火器用電子照準器を安全に操作する方法および装置 - Google Patents

小火器用電子照準器を安全に操作する方法および装置 Download PDF

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Description

長年に亘り、ライフルやターゲットピストルのような小火器を正確に照準することを補助するために様々な技術および装置が開発されてきた。一般的な方法の一つとしては、照準器またはスコープを小火器の銃身に取り付ける方法がある。次に、前記照準器またはスコープは、レチクルの対象となる標的を観察するのに使用され、この際ある程度の倍率が使われることがよくある。このタイプの現行の小火器用照準器は一般にその意図する目的には十分能力があるが、それらは全ての点において満足できるものではなかった。
例えば、既存の照準器の中には標的および/またはレチクルを示す画像を録画し、後程1若しくはそれ以上の録画画像を表示する機能を含むものがある。しかし、これら録画画像が表示される際に安全上の問題が発生する可能性がある。例えば、録画画像が実際の標的を示すために別途に使用される電子ディスプレイ上に表示されると、ユーザーはその録画画像を実際の標的と勘違いし、前記火器が実際には他の人または物に向けられている時に、前記録画画像内の対象物に向かって射撃していると信じて前記火器を発砲するかもしれない。さらに、ユーザーが録画画像を観察している間に意図的に前記火器を発砲しないとしても、不慮に発砲するリスクは常にある。その結果、ユーザーが録画画像を観察している間に注意散漫であったり、注意散漫であるか、若しくは火器の安全について知悉していない他の者に前記火器および照準器を渡したりすると、前記火器は誤って危険な方向に向けられる可能性がある。
別の考慮すべき事柄として、ほとんどの州における狩猟規則では日の出の1時間半前から日没後1時間半までの時間に限って狩猟が許可されると規制されている。これらの規則の意図は、標的の実際の識別が不確かな極微小光の中で射撃するという危険な習慣を防ぐことにある。日の出前1時間半および日没後1時間半の照度は時に「常用薄暮」と呼ばれ、0.1〜1.0フィート燭の輝度範囲に入る。この輝度範囲は晴天に相当する。厚い雲に覆われている、若しくはハンターが深い森の中にいるなどのその他の条件によって、前記照度が1日のほとんど如何なる時間において常用薄暮よりも低いレベルに低下することがある。ハンターまたは狩猟管理官にとって実際の照度を容易に決定する方法はないため、州は実際の照度の観点からよりも、夕暮れおよび夜明けの観点から許容できる狩猟条件を定義するという妥協策を採用したものである。既存の照準器は、潜在的な安全上の問題を提示し得る実際の低照明条件を検出または回避するための支援をハンターに提供していない。
さらにもう一つの考慮すべき事柄は、事実上全ての州がハンターに対して狩猟中腰から上に蛍光性のオレンジ色の衣料を着用することを義務付ける狩猟規則を有することである。この色は、大型狩猟動物または当該動物の環境のいずれにおいても本来見出されない。このように、前記蛍光性のオレンジ色は、潜在的に標的となる動物ではなく、人がいることをハンターに知らせる視覚的合図であることを意図している。たとえこのような衣料が存在している場合でも、一片のオレンジ色はその場の他の物に部分的に紛れてしまう可能性があり、またハンターが前記衣料を着用している人からかなり離れた距離にいる場合、非常に小さいものであることが考えられる。どちらの場合においても、ハンターが不注意のうちに、または意図せずに、その場のオレンジ色の存在を見落としてしまうこともあり、その結果前記衣料を着用している人にとって潜在的に危険な状況を招きかねない。既存のライフル用照準器は、蛍光性のオレンジ色を検出して潜在的に危険な狩猟の状況を回避するための支援をハンターに提供していない。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
米国特許第3,545,356号明細書 米国特許第3,645,602号明細書 米国特許第3,785,261号明細書 米国特許第3,871,741号明細書 米国特許第3,885,861号明細書 米国特許第3,911,451号明細書 米国特許第3,936,822号明細書 米国特許第3,944,597号明細書 米国特許第4,219,263号明細書 米国特許第4,290,219号明細書 米国特許第4,309,095号明細書 米国特許第4,313,273号明細書 米国特許第4,417,814号明細書 米国特許第4,452,458号明細書 米国特許第4,541,191号明細書 米国特許第4,531,052号明細書 米国特許第4,553,943号明細書 米国特許第4,561,204号明細書 米国特許第4,584,776号明細書 米国特許第4,630,911号明細書 米国特許第4,631,583号明細書 米国特許第4,641,931号明細書 米国特許第4,671,165号明細書 米国特許第4,787,739号明細書 米国特許第4,835,621号明細書 米国特許第4,907,022号明細書 米国特許第4,936,190号明細書 米国特許第4,965,439号明細書 米国特許第4,970,589号明細書 米国特許第4,989,024号明細書 米国特許第5,001,985号明細書 米国特許第5,020,262号明細書 米国特許第5,026,158号明細書 米国特許第5,285,273号明細書 米国特許第5,287,644号明細書 米国特許第5,347,740号明細書 米国特許第5,366,229号明細書 米国特許第5,375,072号明細書 米国特許第5,406,730号明細書 米国特許第5,410,815号明細書 米国特許第5,425,299号明細書 米国特許第5,442,483号明細書 米国特許第5,455,868号明細書 米国特許第5,459,696号明細書 米国特許第5,483,362号明細書 米国特許第5,491,919号明細書 米国特許第5,544,129号明細書 米国特許第5,589,903号明細書 米国特許第5,641,288号明細書 米国特許第5,686,690号明細書 米国特許第5,826,360号明細書 米国特許第5,917,775号明細書 米国特許第5,973,315号明細書 米国特許第5,973,998号明細書 米国特許第5,991,043号明細書 米国特許第6,000,163号明細書 米国特許第6,005,711号明細書 米国特許第6,105,060号明細書 米国特許第6,174,288号明細書 米国特許第6,247,259号明細書 米国特許第6,269,581号明細書 米国特許第6,363,223号明細書 米国特許第6,373,628号明細書 米国特許第6,425,697号明細書 米国特許第6,449,892号明細書 米国特許第6,471,565号明細書 米国特許第6,516,699号明細書 米国特許第6,539,661号明細書 米国特許第6,580,876号明細書 米国特許第6,678,395号明細書 米国特許第6,967,775号明細書 米国特許第6,988,331号明細書 米国特許第7,089,845号明細書 米国特許第7,121,036号明細書 米国特許第7,124,531号明細書 米国特許第7,210,262号明細書 米国特許第7,255,035号明細書 米国特許第7,292,262号明細書 米国特許出願公開第2002/0123025号明細書 米国特許出願公開第2002/0191282号明細書 米国特許出願公開第2002/0197584号明細書 米国特許出願公開第2004/0020099号明細書 米国特許出願公開第2004/0025396号明細書 米国特許出願公開第2004/0047586号明細書 米国特許出願公開第2004/0231220号明細書 米国特許出願公開第2004/0074132号明細書 米国特許出願公開第2005/0018041号明細書 米国特許出願公開第2005/0268521号明細書 米国特許出願公開第2006/0005447号明細書 米国特許出願公開第2006/0010760号明細書 米国特許出願公開第2006/0048432号明細書 米国特許出願公開第2006/0137235号明細書 米国特許出願公開第2006/0225335号明細書 米国特許出願公開第2006/0248777号明細書 独国特許発明第10136278号明細書 欧州特許第0162493号明細書 欧州特許第0276099号明細書 欧州特許第0535410号明細書 欧州特許第0985899号明細書 欧州特許第1304539号明細書 仏国特許発明第2044465号明細書 仏国特許発明第2181500号明細書 台湾特許第421605号明細書 台湾特許第431091号明細書 台湾特許第585254号明細書 国際公開第02/46822号パンフレット 国際公開第85/03118号パンフレット 国際公開第96/41998号パンフレット
本発明の一観点によると、方法および装置は、ディスプレイを有し、且つ火器に装着自在な照準器に関し、またこの方法および装置は、当該照準器が方向基準を満たす方向にあることを検出部が示す場合にのみ、選択された情報を当該ディスプレイ上に表示する工程を含む。
本発明の別の観点によると、方法および装置は火器に装着自在な照準器に関し、またこの方法および装置は、検出部を使って前記照準器外部の周囲照度を決定する工程と、前記周囲照度が選択された照度よりも低いという決定に応答して選択された動作を行う工程を含む。
本発明のさらに別の観点によると、方法および装置は火器に装着自在な照準器に関し、前記照準器の外部から発生する放射における選択された色の検出に応答して選択された動作を行う工程を含む。
図1は、本発明の観点を実施したライフル用デジタル照準器10である装置の概略斜視図である。前記照準器10は、本明細書の中で「ライフル」用照準器として言及される場合があるが、実際にはライフルのみに限らず、ターゲットピストルなどの他のタイプの小火器にも使用できる。
前記照準器10は、小火器の銃身に当該照準器10をしっかりと固定して取り付けることのできる取り付けレール12を含む。前記照準器10は、以下に詳細を説明する手動操作可能なスイッチを幾つか伴うスイッチパネル13を有する。前記照準器10は、開示された実施形態においては、デジタルカメラおよびビデオカメラ内に格納された画像またはビデオクリップを見る目的でこれらのカメラ上に通常に見受けられるタイプの液晶ディスプレイ(LCD)である外部カラーディスプレイ14を有する。前記照準器10の一端は接眼レンズ部15を有する。
図2は、前記ライフル用照準器10のブロック図であり、本発明の理解に関連する幾つかの前記照準器10の内部構成要素を示す。
前記照準器10は、既知のタイプの対物レンズ部16を含む。開示された実施形態において、前記レンズ部16は5(の視野(FOV)を有するが、代替的に他の視野を有してもよい。前記レンズ部16は、遠隔の情景または標的17を画像検出器18上に光学的に投影する。開示された実施形態において、前記画像検出器18は、既知のタイプの荷電結合素子アレイ(CCDアレイ)であり、前記画像検出器18によって生成された各画像のそれぞれの画素に各々対応し、1600×1200検出素子の配列に配置された、1,920,000個の検出素子を有する。しかし、前記画像検出器18は、代替的に、より多くの、またはより少ない検出素子を有する装置、または相補型金属酸化膜半導体(CMOS)画像センサーなどの、CCDアレイ以外のタイプの装置を含む、その他任意の好適な装置を用いて実施してもよい。
前記画像検出器18は、前記情景17の連続デジタルカラー画像を生成し、この連続画像は処理部21に供給される。開示された実施形態の画像検出器18はカラー画像を生成するが、前記画像は代替的に、単色画像または白黒画像であってもよい。前記処理部21は、既知のタイプのプロセッサー22とメモリー23とを含む。図2内のメモリー23は前記プロセッサー22のために提供されたメモリーの概略的表示であり、1タイプ以上のメモリーを含んでもよい。例えば、前記メモリー23は、前記プロセッサー22によって実行されるプログラムおよびプログラム実行中に変化しないデータを収める読み取り専用メモリー(ROM)を含んでもよい。前記メモリー23はまた、一般に「フラッシュ」RAMとして知られるタイプの、ある種の半導体メモリーを含んでもよい。「フラッシュ」RAMは、デジタルカメラ用のメモリーカードなどの装置によく使用されるタイプのメモリーであり、電力を切ってもその中に格納された情報を維持する。
前記処理部21は、さらに、既知のタイプのリフォーマッタ26を含む。前記リフォーマッタ26は、前記画像検出器18によって生成された画像を取得し、当該画像検出器18よりも低い解像度のディスプレイ上に表示するのに適したより低い解像度に、前記画像をリフォーマットすることができる。前記リフォーマッタ26によって処理された画像は2つのディスプレイドライバ回路30および31に選択的に供給される。前記ディスプレイドライバ回路30は前記外部ディスプレイ14を駆動し、前記ディスプレイドライバ回路31は内部カラーディスプレイ32を駆動する。前記ディスプレイドライバ回路30および31は単一ディスプレイドライバ回路の異なるチャンネルであってよいが、明瞭さのために図2においては個別のブロックとして示す。開示された実施形態において、前記カラーディスプレイ32は既知のタイプの液晶ディスプレイ(LCD)であり、320画素×240画素の配列として配置された76,800画素を有する。しかし、前記ディスプレイ32は、より多くの、またはより少ない画素を有してもよく、または、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、LCOSディスプレイ、または微少電子機械システム(MEMS)反射型ディスプレイなど、その他任意の好適なタイプのディスプレイであってもよい。
前記照準器10の前記接眼レンズ部15(図1)は、既知のタイプの接眼光学素子36を含む。前記接眼光学素子36によって、小火器に関連して前記照準器10を使用している者の目37は内部ディスプレイ32を快適に観察することが可能になる。開示された実施形態において前記接眼光学素子36は15(のFOVを有するが、代替的に、その他何らかの好適なFOVを有してもよい。さらに、人が約8インチを超える視距離を持ってディスプレイ32を直接見ることができる用途については、この場合、目の遠近調節を殆ど必要とせずに快適に見ることができるので、開示された実施形態の前記接眼光学素子36を選択的に省略することができる。
前記照準器10は、前記処理部21に接続された出力を有する加速度計41を含む。開示された実施形態において、前記加速度計41は、マサチューセッツ州NorwoodのAnalog Devices社より、部品番号ADXL105として市販入手可能な装置である。開示された実施形態は前記Analog Devices社製ADXL105装置を使って加速度計41を実施しているが、前記加速度計41は代替的に、その他任意の好適な装置を使って実施できる。前記加速度計41は、微小電子機械システム(MEMS)装置であり、前記照準器10が取り付けられた小火器内で撃針がカートリッジを撃つ時に生じる比較的小さな衝撃波を検出可能な、超高感度センサーとして機能する。さらに、後述するように、加速度計41はまた、重力にも反応する。
撃針がカートリッジを撃つ時、カートリッジ内の火薬またはその他の発射薬の燃焼が誘発され、前記カートリッジおよび小火器から弾またはその他の発射体が発射される。その結果、前記撃針が前記カートリッジを撃つ時に比較的小さな衝撃波が生成され、この小さな衝撃波の直後に前記火薬の燃焼および前記弾の発射によって生じるより大きな衝撃波または反動が続く。後者の衝撃波は、前記撃針が前記カートリッジを撃つ時に生じる衝撃波よりも数桁大きい。前記加速度計41は、前記撃針が前記カートリッジを撃つ時に生じる比較的小さな衝撃波を検出するのに必要な感度および帯域幅を有するが、引き続いて起こる前記カートリッジ内の燃焼によって発生する格段に大きな衝撃波に耐えるに必要な耐久性も有する。
前記加速度計41からの出力信号は、前記後続の大きな衝撃波の周波数スペクトルとは大きく異なる前記小さな衝撃波の周波数スペクトルを有する。その結果、前記処理部21は、撃針がカートリッジを撃つことを表す衝撃波と、カートリッジ内の燃焼などのその他の事象を表す衝撃波と区別することができる。例えば、前記小さな衝撃波を識別するために、前記処理部21は高速フーリエ変換(FFT)を前記加速度計41の出力に適用し、約5KHz〜10KHzの周波数帯の外にある周波数成分を除去し、次に5KHz〜10KHzの間のエネルギーパルスを検索することができる。
前記照準器10は、前記処理部21に接続された出力を有するジャイロスコープ43を含む。本明細書では、前記ジャイロスコープをレートジャイロと呼ぶ。開示された実施形態において、前記レートジャイロ43は、Analog Devices社から部品番号ADXRS150として市販入手可能なMEMS装置を使って実施されている。開示された実施形態はAnalog Devices社製ADXRS150を使用しているが、代替的にその他任意の好適な装置を用いて前記レートジャイロ43を実施することができる。
前記レートジャイロ43は、前記レートジャイロ43から間隔を置いた垂直軸(図示せず)周りの前記照準器10の角運動を検出することができる。このように、前記レートジャイロ43は、前記対物レンズ部16の中心線(図示せず)と交差する方向における前記照準器10の動きを効果的に検出することのできる高感度な装置である。
前記照準器10は、前記照準器10内にある場合に前記処理部21に使用可能に連結された着脱自在なメモリーカード46を含む。開示された実施形態において、前記メモリーカード46はデジタルカメラに一般に使用されるタイプのメモリーカードである。しかし、代替的に、前記着脱自在なメモリーカードには、その他任意の好適な装置を使用することもできる。
前記照準器10は、開示された実施形態においては既知のタイプの交換型電池である、電池51を含む。しかし、電池51は、代替的に、充電式電池であってもよい。前記照準器10は、交流(AC)を直流(DC)に変換する変換器のような、外部電源に連結することのできる外部電源コネクタ52も含む。
図1に関連して上述したように、前記照準器10は、複数の手動操作可能なスイッチを持つスイッチパネル13を有する。これらスイッチには、電源スイッチ57および前記処理部21に各々連結されているその他幾つかのスイッチ58〜65も含まれる。これらのスイッチについては以下に詳細に説明する。前記電池51および前記外部電源コネクタ52は、前記電源スイッチ57の入力に各々連結されている。前記電源スイッチ57がそれぞれ作動および停止すると、前記電池51および/または前記コネクタ52から前記照準器10内に配置され、動作のために電力を必要とする回路71へ、それぞれ電流を通電および切断する。前記回路71は、前記画像検出器18と、前記処理部21と、前記ディスプレイドライバ30および31と、前記外部ディスプレイ14と、前記内部ディスプレイ32と、前記加速度計41と、前記レートジャイロ43と、前記メモリーカード46とを含む。
前記照準器10は、前記処理部21に連結されたコネクタ81を有する。前記コネクタ81は、後述のように、前記照準器10からコンピュータ(図示せず)へ画像データまたはビデオデータをアップロードするために使うことができる。さらに、前記コネクタ81は、後述するように、コンピュータから前記照準器10へ電子レチクルをダウンロードするために使うこともできる。開示された実施形態において、前記コネクタ81の物理的構成ならびに当該コネクタ81を介した情報の転送のプロトコルは、一般にユニバーサル・シリアル・バス(USB)規格として知られる業界標準に準拠する。しかし、代替的に、標準シリアルコネクタおよび通信プロトコル、または標準パラレルコネクタおよび通信プロトコルなどの、その他任意の好適なタイプのコネクタおよび通信プロトコルを使用することもできる。
前記照準器10は、ビデオ情報を前記照準器10から外部装置へ、一般に全国テレビジョン方式委員会/走査線位相反転(National Television Standards Committee:NTSC/Phase Alternating Line:PAL)標準として知られるビデオ業界標準に準拠する方法で転送できる、さらなるコネクタ82を含む。開示された実施形態において、前記コネクタ82は、一般にRCAジャックとして知られるタイプの標準部品である。しかし、代替的に、その他任意の好適なタイプのコネクタであってよく、当該コネクタを介して、その他任意の好適なプロトコルに従って情報を転送できる。
図3は、前記接眼光学素子36を通して前記照準器10を観察する者の前記目37から見た前記内部ディスプレイ32の概略図である。通常の動作モードにおいて、前記ディスプレイ32は、前記対物レンズ部16を通して前記画像検出器18によってキャプチャされた前記情景17の光景を表示する。前記情景17は図2内に破線によって概略的に示されている。
前記処理部21は、情景17の画像上にレチクル101〜105を重ね合わせる。開示された実施形態において、前記レチクルは、小さな中心円101と、前記円101に対して各々半径方向に延び、90(間隔で配置されている4本の線102〜105とを含む。前記レチクル101〜105は、前記USBコネクタ81を介して前記照準器10にダウンロードされ、処理部21によって前記メモリー23の不揮発部分に格納されるデジタル画像である。前記レチクルは、ユーザーの所望するほとんど任意の構成を有することができる。具体的には、ユーザーは事実上任意の所望の構成のレチクルを別のコンピュータで作成でき、若しくは照準器製造者またはインターネットなどのネットワークを通じて第三者から入手可能であある。前記新規のレチクルは、次に前記コネクタ81を介して電子的にデジタル形式でダウンロードでき、前記処理部21の前記メモリー23に格納される。
前記処理部21は、前記メモリー23内に現時点で格納されているレチクルを取得し、前記ディスプレイ32に送られる画像上に当該レチクルをデジタル的に重ね合わせる。図3において、前記レチクル101〜105は、当該レチクルが前記ディスプレイ32上の中心に位置するように前記画像上に重ね合わされている。しかし、前記レチクルが前記ディスプレイ32上に現れる位置、即ち前記情景17の画像に対する前記レチクルの位置は、後述する方法で調整できる。
また、前記処理部21は、前記情景17の画像上に幾つかの追加情報を重ね合わせることもできる。この点において、前記ディスプレイ32の左下隅に風偏差の調整値または方位角調整値111が含まれる。上述したように、前記ディスプレイ32上の前記レチクル101〜105の位置はより詳細に後述される方法で調整できる。前記風偏差の調整値111は、前記レチクル101〜105が図3で示す中心位置から左方向または右方向のいずれかに調整されたオフセット量を示す正数または負数である。
前記ディスプレイ32の右上隅には、3つのセグメントに分割され、前記電池51の状態を表示するために使用される電池充電表示113がある。具体的には、前記電池が完全に充電されている時、前記電池充電表示113の3つのセグメント全てが表示される。次に、前記電池51が段々と放電されるにつれて、表示される前記電池充電表示113のセグメントの数が段々と減少する。
前記ディスプレイ14の左上隅には、画像カウント値114が表示され、このカウント値114は、後述のように前記処理部21が前記着脱自在なメモリーカード46内に画像を格納できるという事実に関連する。前記画像カウント値114は、前記メモリーカード46内にある未使用領域に追加画像を格納できる枚数の表示である。
前記ディスプレイ32の中央上部には、キャプチャモード表示115および撃針検出表示116がある。前記キャプチャモード表示115は、後述のように、2つのキャプチャモードのうちのどちらが現在有効であるかを示す。前記撃針検出表示116は、後述するように、前記照準器が現在、前記撃針がカートリッジを撃つのを検出するように使用可能となっているかどうかを示す。
前記ディスプレイ32の中央下部には、本発明に関連しない目的で、従ってここでは詳細を説明しない自動照準規正調整表示117が含まれる。前記ディスプレイ32の中央部には、角度誤差表示120が現れる。前記表示120は、前記レチクル101〜105の中心にある前記円101よりも大きく、当該円101と同心円である。後述のように、前記表示120の直径は、特定の動作基準の変動に応答して増加および減少する。前記照準器10の現行動作モードに応じて、前記レチクル101〜105および前記種々の表示111〜120の全てが表示される場合と、幾つかのみが表示される場合がある。
図4は、前記スイッチパネル13の概略図であり、前記スイッチパネル13の手動操作可能なスイッチ57〜65の各々を示す。スイッチのタイプおよび当該スイッチの前記パネル13上の配置は例示であり、代替的に、その他のタイプのスイッチの使用が可能であり、および/または、前記スイッチを異なる構成に配置することができる。前記電源スイッチ57については既に上述したため、ここでは再度説明しない。
前記スイッチ58は検出スイッチである。上述したように、前記加速度計41(図2)は、前記小火器の撃針がカートリッジを撃つ時に発生する衝撃波を検出することができる。前記検出スイッチ58の連続した手動操作によって、前記処理部21はこの検出機能を使用可能および使用不能にするように交互に命令する。この機能がそれぞれ使用可能および使用不能となると、前記検出表示116は前記ディスプレイ32上でそれぞれ視認可能および省略される。
前記スイッチ59はモードスイッチである。一動作モードにおいて、前記照準器10の前記処理部21は前記画像検出器18によって生成された単一画像を取得し、この画像を前記着脱自在なメモリーカード46内に格納する。別の動作モードにおいて、前記処理部21は、前記画像検出器18によって生成された、集合的にビデオクリップを形成する数枚の連続画像を取得し、これらの画像を前記メモリーカード46内に格納する。前記モードスイッチ59の連続操作により、前記処理部21はこれら2つの動作モード間でトグルする。ビデオクリップを格納する前記モードがそれぞれ使用可能および使用不能となると、前記検出表示115は、前記ディスプレイ32上でそれぞれ視認可能および省略される。2つのタイプのイベントによって前記処理部21は画像またはビデオクリップを保存する。
第1に、前記検出スイッチ58を使って前記撃針がカートリッジを撃つことを検出可能とした場合、前記処理部21は、前記モードスイッチ59を使って選択されたキャプチャモードが前記画像キャプチャモードまたは前記ビデオキャプチャモードであるかに従って、単一画像またはビデオクリップのいずれかを前記メモリーカード46に保存することにより、当該イベントの各検出に応答する。ビデオクリップは数枚の連続画像であるので、前記メモリーカード46にビデオクリップを保存すると、単一画像を保存するのに必要な格納領域の数倍の領域を占めることになることが理解される。画像またはビデオクリップを保存した後、前記処理部21は、前記ディスプレイ32上に表示された画像カウント表示114を調整する。具体的には、単一画像が格納されている場合、前記カウント値114はただ単に減少する。一方、ビデオクリップが保存されている場合、前記表示114の値は、前記ビデオクリップ内の画像の枚数に対応した量だけ減少する。
前記処理部21に1つの画像またはビデオクリップを保存させるもう一方のイベントは、キャプチャスイッチである前記スイッチ64の手動操作である。前記処理部21が単一画像を保存するか、またはビデオクリップを保存するかは、前記モードスイッチ59を使って選択されたキャプチャモードに依存する。前記キャプチャスイッチ64を手動操作すると、前記処理部21は、前記画像検出器18の現行出力から単一画像またはビデオクリップのいずれかを選択し、次にこの画像またはビデオクリップを前記メモリーカード46に保存する。上述したように、別のコンピュータ(図示せず)を前記コネクタ81に接続することができ、前記処理部21は、前記メモリーカード46内に格納された前記画像またはビデオクリップを当該コンピュータにアップロードすることができる。
前記スイッチ63は倍率制御スイッチとして機能するロッカー(rocker)スイッチである。前記スイッチ63の一端を押すと前記倍率が増加し、もう一方の端を押すと前記倍率が減少する。開示された実施形態において、前記倍率は連続的であり、1倍から4倍までの範囲で変化する。開示されたシステムが4倍の倍率で動作している場合、前記画像検出器18によって生成された各画像から、320×240画素のサイズを有する中央部分が抽出される。次にこの中央部分は、前記中央部分の各画素が前記ディスプレイ32のそれぞれの画素に1対1に直接マッピングされて、前記カラーディスプレイ32上に表示される。
前記倍率が1倍である場合、前記リフォーマッタ26は、実質的に前記画像検出器18から画像全体を取得し、当該画像の画素を各々が4×4の形式に配列された16画素を有する相互に排他的なグループに分割し、各グループの16画素を単一の計算画素に平均または補間し、次に前記計算画素の各々を前記ディスプレイ32のそれぞれ対応する画素にマッピングする。同様に、前記倍率が3倍である場合、前記リフォーマッタ26は、実質的に前記画像検出器18からの画像を取得し、約960画素×720画素のサイズを有する中央部分を抽出し、この中央部分の画素を、各々が3×3形式に配列された9画素を有する相互に排他的なグループに分割し、各グループの前記9画素を単一の計算画素に平均または補間し、次に前記計算画素の各々を前記ディスプレイ32のそれぞれ対応する画素にマッピングする。さらにもう一つの例として、前記倍率が2倍である場合、前記リフォーマッタ26は、実質的に前記画像検出器18からの画像を取得し、約640画素×480画素のサイズを有する中央部分を抽出し、この中央部分の画素を、各々が2×2形式に配列された4画素を有する相互に排他的なグループに分割し、各グループの前記4画素を単一の計算画素に平均または補間し、次に前記計算画素の各々を前記ディスプレイ32のそれぞれ対応する画素にマッピングする。
上述のように、1倍から4倍までの前記倍率は開示された実施形態において連続的である。前記倍率が1倍と2倍の間、2倍と3倍の間、または3倍と4倍の間にある時、前記リフォーマッタ26は、上述のそれと類似した方法で、画像の適切な部分を取得し、次にグループ化し、この部分の画素を補間し、前記ディスプレイ32の画素にマッピングする。開示された実施形態の前記倍率は連続的であるが、前記倍率は代替的に、1倍、2倍、3倍、および4倍の4つの不連続な倍率レベルなどの、不連続な倍率レベル間を移動することができる。さらに、開示された実施形態の前記倍率範囲は1倍から4倍であるが、代替的にその他の倍率範囲を用いることも可能である。
図4を参照すると、前記スイッチ65は4方向のレチクルスイッチである。(図4で示すように)当該スイッチの上側、下側、左側、および右側のいずれか1つを手動操作して、上、下、左、および右の選択をそれぞれを示すことができる。前記スイッチ65の上側が作動される度に、前記レチクル101〜105の位置が前記ディスプレイ32に対して上方向に調整される。すなわち、当該レチクル101〜105の位置は前記ディスプレイ32上に表示された前記情景17の画像に対して上方向に調整される。前記スイッチ65のこのような各作動によって、前記レチクル101〜105は所定の画素数だけ上方向に移動し、このような各調整に応答して、前記ディスプレイ32の右下隅にある射角値112が増加する。同様に、前記スイッチ65の下側が作動すると、前記レチクル101〜105は所定の画素数だけ前記ディスプレイ32上で下方向に調整され、前記射角値112が減少する。同様に、前記スイッチ65の左側、または右側の動作により前記レチクル101〜105は前記ディスプレイ32上で所定の画素数だけ左方向、または右方向に調整され、前記ディスプレイ32の左下隅にある前記風偏差値111を増加、または減少させる。
上述のように、前記照準器10は単一画像またはショート・ビデオ・クリップのいずれかを取得および格納することができる。これらの格納された画像またはクリップを見るために、前記ユーザーが前記視像スイッチ62を押すと、前記処理部21が前記外部ディスプレイ14を使って、前記メモリーカード46からの最初の静止画像、または前記メモリーカード46からの最初のビデオクリップのいずれかを表示する。図5は、録画画像を表示する前記ディスプレイ14の概略図である。前記録画画像には、前記ライフルの引金が引かれた時に、前記ユーザーが前記情景に対する前記レチクルの位置を観察することができるように、前記情景のみならず、前記レチクル101〜105も含まれていることに注目されたい。
前記メモリーカード46が1つより多くの画像またはビデオクリップを含む場合、矢印142が視認可能となり、前記ユーザーが前記画像またはビデオクリップを先送りすることができることを示す。次に続く画像またはビデオクリップに移動するためには、前記ユーザーは前記十字スイッチ65の右側を押す。前記ユーザーが最初の画像またはビデオクリップを見ている時以外は、矢印141が視認可能となり、前記ユーザーが前記画像またはビデオクリップを後戻しすることができることを示す。前記画像またはビデオクリップを後戻しするためには、前記ユーザーは前記十字スイッチ65の左側を押す。前記ユーザーが最後の画像またはビデオクリップを見ている時以外は、前記視像表示142が視認可能となり、前記ユーザーが最初の画像またはビデオクリップを見ている時以外は、前記視像表示141が視認可能となる。前記外部ディスプレイ14を消して電池の電力を節約するためには、前記スイッチ62を再度押して前記視像モードを終了させる。
ライフルおよび類似の火器のユーザーには周知のように、前記ライフルが暴発する場合に備えて、前記ユーザーが撃つ意思のない人または物体に前記ライフルを向けることを回避するよう常に注意が必要である。前記照準器10は、前記ライフルが危険な方向に誤って向けられる可能性を低下させるように設計されている。具体的には、前記照準器10は前記外部ディスプレイ14を含むことにより前記メモリーからの録画画像を前記内部ディスプレイ32上に一切表示することを回避する。これにより、ハンターが前記内部ディスプレイ上の録画画像を前記標的の実際の情景と勘違いして、実際には前記ライフルが他の物体または人に向けられている時に、録画画像内の物体を撃っていると信じ、前記小火器を発砲する状況が回避される。
さらに考慮すべきことは、前記外部ディスプレイ14があっても、前記ディスプレイ14上の録画画像を見ている時にユーザーの注意が逸らされ、誤って危険な方向に前記ライフルを向けた場合、潜在的な安全上の問題は依然として存在する。似たようなシナリオとして、前記ユーザーが、前記ディスプレイ14上の画像を他者によく見えるように前記照準器10を方向付けようとして、誤って危険な方向に前記ライフルを向けてしまう可能性もある。または、前記外部ディスプレイ14上に表示された画像が他者によく見えるように、前記ユーザーが前記照準器10の付いた前記ライフルを他者に手渡す場合もある。前記他者は、前記表示された画像によって注意が逸らされているか、および/または単に安全な火器の取り扱いの基本原則を十分に知悉していなかったために、危険なやり方で前記ライフルを向ける可能性もある。
前記照準器10はまた、この後者のタイプの危険を回避するようにも設計されている。より具体的には、上述のように、前記加速度計41は非常に高感度であり、重力を検出できる。その結果、前記照準器10が前記ライフルの銃身が水平の位置から前記ライフルの銃身が上向きに垂直な位置まで段々と移動するにつれて、前記加速度計41の出力信号は、重力によって段々と増加する分力を有する。その分力に基づいて、前記照準器10の光学的中心線が垂直基準線の10(〜20(以内にない限り(一般に前記取り付けられたライフルの銃身に平行に延びる)前記照準器10の前記プロッセッサー22は前記外部ディスプレイ14上に画像を一切表示しない。その結果、前記ライフルの銃身は、前記外部ディスプレイ14が作動し、何らかの記録画像情報を示している場合には必ず、略真上に向いていることになる。
前記照準器10は、前記加速度計41を使用してその方向を決定するが、代替的に、その他任意の好適なセンサー配列を使用して方向を検出することもできる。一例として、異なる方向を有する従来の水銀スイッチの群を使用することができる。
前記スイッチ61は、前記レートジャイロ43によって感知された時の角度誤差率の表示を使用可能および使用不能にするように動作可能な、角度率スイッチとして機能する。具体的には、前記スイッチ61の連続した手動操作によって、この機能は交互に使用可能および使用不能となる。この機能がそれぞれ使用可能および使用不能となる場合、前記ディスプレイ32上で前記角度誤差表示120がそれぞれ視認可能および省略される。この機能が使用可能である場合、前記処理部21は、前記レートジャイロ43の出力を監視する。通常、ユーザーは、前記小火器を照準し、標的と考えられる前記情景17の部分の中心に前記レチクル中心101を正確に合わせ続けようと試行する。
前記ユーザーが前記小火器を非常に安定的に保持している場合、前記レートジャイロ43は、前記照準器10および前記小火器の角運動、即ちその旋回運動を殆どまたは全く検出しない。その結果、前記処理部21は、前記小火器が前記選択された標的上に比較的正確に保持されていることを前記ユーザーに示すために、前記表示120を比較的小さな直径の円として表示する。一方、前記ユーザーが前記小火器を安定して保持することに苦労している場合、前記レートジャイロ43は、前記小火器および前記照準器10のより大きな角運動検出する。その結果、前記処理部21は、より大きな直径の前記表示120を表示することで、前記レチクル中心101が前記標的上に望ましい程度に正確に保持されていないことを示す。
開示された実施形態において、前記表示120の直径の変化は連続的である。即ち、前記小火器および前記照準器10の角運動の量の漸増は、前記表示120の直径を漸増させる。逆に、前記小火器および照準器の角運動の量の漸減は、前記表示120の直径を漸減させる。従って、前記ユーザーは、前記レチクル中心101が前記標的の中心上に合っており、前記表示120が、前記小火器が現在非常に安定的に保持されていることを示す、比較的小さな直径を有する場合、前記小火器の引き金を絞るように試行する。
前記スイッチパネル55上の残りのスイッチ60は照準規正スイッチであって、自動照準規正調整モードを使用可能および使用不能にするために使用される。このモードがそれぞれ使用可能状態および使用不能状態である時、前記自動照準規正調整表示117は、前記ディスプレイ32上でそれぞれ視認可能および省略される。先に示したように、前記自動照準規正調整機能は本発明には関連しないためここでは詳細は説明しない。
殆どの州の狩猟規則は、日の出の1時間半前から日没の1時間半後までの間、狩猟が認められると規定している。これら規則の意図は、標的の識別が不確かな非常に低照度における危険な射撃の習慣を防ぐことにある。日の出の1時間半前および日没の1時間半後における照度は、時に「常用薄暮」と呼ばれ、0.1〜1.0フィート燭の輝度の範囲に入る。この輝度範囲は晴天に対応する。例えば厚い雲に覆われたり、ハンターが深い森の中にいたり、といったその他の条件は、周囲の照度を1日のほとんど何時でも常用薄暮のそれよりも低いレベルに低下させ得る。ハンターおよび狩猟管理官が実際の照度のレベルを決定する容易な方法はなく、州が実際の照度の観点からよりも、夕暮れおよび夜明けの観点から許容できる狩猟条件を定義するという妥協の方法を採用したのはこのためである。
前記画像検出器18は、その感度および積分時間から、前記照準器10を通して見た情景にある、実際の照度の直接測定値を示すことができる。その結果、前記処理部21は、前記画像検出器18から受信した画像を分析して、前記検出された情景内の周囲の照度を決定する。開示された実施形態において、前記処理部21は、所定の画像内の全ての画素の輝度を平均し、次に前記計算された平均値を常用薄暮に対応する所定の閾値と比較する。しかし代替的に、その他任意の好適な技術を使ってこの分析を行なってもよい。前記処理部21が、前記計算された平均輝度が前記所定の閾値よりも高く、前記周囲の明るさのレベルが常用薄暮よりも高いことを示すと決定すると、前記照準器10は通常通りに動作する。一方、前記処理部21が前記計算された平均輝度が前記閾値よりも低いと決定すると、前記処理部が警告を表示する。
より具体的には、図6は、前記照準器10が低レベルの周囲照度を有する情景を見るために使用されている時の前記内部ディスプレイ32の概略図である。前記表示された画像の平均輝度レベルを計算し、前記計算された平均が前記所定の閾値よりも低いことを決定した後、前記処理部21は警告201の追加を伴って前記画像を表示する。開示された実施形態においては、前記警告201は「低輝度(Low Light Level)」という英数字の警句である。前記ユーザーの注意を惹きつけるために、この警告は、赤などの色で表示され、および/または点滅させることができる。この警告は、前記ユーザーに輝度が低いことを通知することで、標的の認識が不確かであり、狩猟条件が危険であると考えられること認識させる。信頼できるハンターであれば、これらの条件において射撃を行わない。
開示された実施形態における前記警告201は「低輝度(Low Light Level)」という英数字の警句であるが、代替的に、その他何らかの英数字の警句、その上に斜線が引かれた円などの記号、または記号および英数字の警句の組み合わせであってもよい。さらに、上述のように、開示された実施形態は、前記検出された画像に関連する前記警告201を表示することによって検出された低輝度に応答する。しかし代替的に、前記処理部21が一切の情景の一切の画像の表示を阻止することによって低輝度の検出に応答することも可能である。その場合、前記処理部は前記警告201を(一切の画像なしで)表示することができ、または単に前記ディスプレイ32上に一切の情報の表示を使用不能にすることができる。
事実上、全ての州が、ハンターが狩猟中に腰から上に蛍光性のオレンジ色の衣料を着用することを義務付けた狩猟規則を有する。この色は、一切の大きな狩猟動物、またはかれらの環境には本来見出されず、潜在的に標的となる動物ではなく、人がいることをハンターに知らせる視覚的合図として意図される。このような衣料が存在しても、一片のオレンジ色はその場の他の物に部分的に紛れてしまうかも知れず、また前記ハンターが前記衣料を着用している人からかなり離れていると非常に小さいことが考えられる。どちらの場合においても、ハンターが不注意のうちに、意図せずにその場の前記オレンジ色の存在を見落としてしまい、前記衣料を着用している前記人にとって潜在的に危険な状況を招きかねない。
安全対策として、前記照準器10の前記処理部は、その中に前記情景内の蛍光性のオレンジ色を表示する画素を求めて、前記画像検出器18から受信した画像を監視する。この色が検出されると、前記処理部21は前記画像上に警告を重ね合わせる。この点において、図7は、前記照準器10が、蛍光性のオレンジ色の衣料を着用した人を含む情景を見るために使用されている時の、前記内部ディスプレイ32の概略図である。前記蛍光性のオレンジ色の検出に応答して、前記処理部21は、前記画像の前記蛍光性のオレンジ色が検出された部分の上に警告221を重ね合わせる。開示された実施形態において、前記警告221は斜線の入った円である。前記警告221に前記ユーザーの注意を惹くために、前記警告は、赤などの色で表示でき、および/または点滅させることができる。
上述のように、開示された実施形態における前記警告221は、斜線の入った円の形式の記号である。しかし代替的に、前記警告221はその他の何らかの記号、英数字の警句、または記号と英数字の警句の組み合わせであってもよい。
一実施形態を例示し、詳細に説明したが、後続の請求項によって定義されるように、本発明の要旨および範囲を逸脱せずに、様々な代替および変更が可能であることは理解されよう。
本発明は、以下の詳細説明および添付の図面を参照することによりよりよく理解することができる。
図1は、本発明の観点を実施したライフル用デジタル照準器である装置の概略斜視図である。 図2は、図1のライフル用デジタル照準器のブロック図であり、当該照準器の幾つかの内部構成要素を示す。 図3は、図1のライフル用照準器の構成要素である内部ディスプレイを、前記照準器を使用する人の目から見た概略図である。 図4は、図1のライフル用照準器の構成要素であり、複数の手動操作可能なスイッチを有するスイッチパネルの概略図である。 図5は、図1のライフル用照準器の構成要素であり、録画画像を表示している外部ディスプレイの概略図である。 図6は、低レベルの周囲照度を有する情景を観察するために前記ライフル用照準器が使用されている時の前記内部ディスプレイの概略図である。 図7は、蛍光性のオレンジ色の衣料を着用した人を含む情景を観察するために前記ライフル用照準器が使用されている時の前記内部ディスプレイの概略図である。

Claims (15)

  1. 火器用照準器を有する装置であって、
    前記照準器を火器上で支持する支持部と、
    前記照準器の向いている方向を検出する検出部と、
    前記照準器の外側に配置された外部ディスプレイと、
    前記検出部および前記外部ディスプレイに連結され、前記照準器が撮像した録画画像を前記外部ディスプレイ上に表示する制御部と
    を有し、
    前記制御部は、前記検出部に応答して、前記照準器が垂直方向に対して所定の角度の範囲内にある場合にのみ、前記録画画像を前記外部ディスプレイ上に表示するものである
    装置。
  2. 請求項1記載の装置において、前記制御部は、前記照準器が垂直方向に対して所定の角度の範囲内ない場合、前記外部ディスプレイを制御して前記録画画像当該外部ディスプレイ上に表示することを阻止するものである装置
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記照準器は照準線を有し、
    前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して20度未満の角度ある装置
  4. 請求項記載の装置において、前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して10度未満の角度ある装置
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記照準器はメモリーを含み、
    前記録画画像は前記メモリーに格納されるものである装置
  6. 火器に装着自在な照準器を動作させる方法であって、この照準器は、当該照準器の向いている方向検出する検出部と、当該照準器の外側に配置された外部ディスプレイと、前記検出部および前記外部ディスプレイに連結され、前記照準器が撮像した録画画像を前記外部ディスプレイ上に表示する制御部とを有するものであり、
    前記制御部が、前記検出部に応答して、前記照準器が垂直方向に対して所定の角度の範囲内にある場合にのみ、前記録画画像を前記外部ディスプレイ上に表示する工程を有する
    方法。
  7. 請求項6記載の方法において、さらに、
    前記制御部が、前記検出部に応答して、前記照準器が前記垂直方向に対して所定の角度の範囲内にある場合を除いて、前記録画画像を前記外部ディスプレイ上に表示することを阻止する工程を含むものである方法
  8. 請求項6記載の方法において、
    前記照準器は照準線を有し、
    前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して20度未満の角度ある方法
  9. 請求項記載の方法において、
    前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して10度未満の角度である方法
  10. 請求項6記載の方法において、
    前記照準器はメモリーを含み、
    前記制御部が、前記録画画像を前記メモリーに格納する工程をさらに含むものである方法
  11. 火器用照準器を有する装置であって、
    前記照準器を火器上で支持する手段と、
    前記照準器の向いている方向を検出する検出手段と、
    前記照準器の外側に配置された外部表示手段と、
    前記検出手段および前記外部表示手段に連結され、前記照準器が撮像した録画画像を前記外部表示手段上に表示する制御手段と
    を有し、
    前記制御部は、前記検出部に応答して、前記照準器が垂直方向に対して所定の角度の範囲内にある場合にのみ、前記録画画像を前記外部表示手段上に表示するものである
    装置。
  12. 請求項11記載の装置において、前記制御手段は、前記照準器が前記垂直方向に対して所定の角度の範囲内にない場合、前記外部表示手段を制御して前記録画画像を前記表示手段上に表示することを阻止するものである装置
  13. 請求項11記載の装置において、
    前記照準器は照準線を有し、
    前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して20度未満の角度ある装置
  14. 請求項11記載の装置において、
    前記所定の角度は、前記照準線が垂直方向に対して10度未満の角度ある装置
  15. 請求項11記載の装置において、
    前記照準器は記憶手段を含み、
    前記録画画像は前記記憶手段に格納されるものである装置
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