JP4965166B2 - 電話システム - Google Patents

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Description

本発明は、多者同時通話を実現する電話システムに係り、特にグループ通話中に切断した端末があった場合、それを他の参加者に報知して、利便性を向上させることができる電話システムに関する。
従来、構内電話システムや構内PHSシステム等の電話システムとして、多者同時通話の一種であるグループ通話を実現する電話システムがあった。
従来の電話システムにおけるグループ通話について図8を用いて説明する。図8は、従来のグループ通話の通話イメージを示す模式説明図である。
一般に、グループ通話を実現する電話システムは、複数の送受話ポートを備え音声多重の処理を行うグループ通話トランク(図示せず)を備え、グループの識別番号であるグループ特番と、当該グループ特番でのグループ通話を行う端末(メンバー)の電話番号とを対応付けて予め制御装置(図示せず)に設定しておく。そして、メンバーのいずれかがグループ特番を発呼すると、制御装置が他のメンバーを発呼して、オフフックしたメンバーを、グループ通話トランクに接続し、グループ通話トランクが、受話ポートの音声を合成して送話ポートに出力することにより、複数のメンバーが同時に通話するグループ通話が行われるようになっている。
そして、図8に示すように、1〜5番の端末がグループ通話を行っているとすると、従来のグループ通話では、一旦通話が開始された後でいずれかのメンバー(ここでは5番)が何らかの原因で切断又は電波が届かない状況になってしまった場合に、他のメンバーは5番が抜けたことに気づかず、相手が通話に参加しているものと思いこんでグループ会議を続けてしまい、切断したメンバーに重要な合図や情報が届かないことがある。
特に、騒音が大きい状況において、多者で危険作業を行っている場合等には、グループ通話から抜けた人がいることを知らずに作業を続けるのは大変危険である。
また、グループ通話のグループにおいて中心的なメンバーがグループ通話中に切断したり、グループ通話開始時にオフフックしなかった場合には、グループ通話を行っても内容が充実した会議にはならないことがある。
尚、グループ通話を行う電話システムの従来技術としては、平成13年1月30日公開の特開2001−28631号「電話システム」(出願人:株式会社日立国際電気、発明者:杉野美智子)がある。
この従来技術は、グループ会議を管理するグループ情報テーブルに、グループ員以外の参加の可否を記憶しておき、グループ通話中に、グループ員以外の電話機からグループ特番が発呼されると、回線制御部がグループ情報テーブルを参照して、当該グループがグループ員以外の参加可能であれば、発呼者を当該グループ通話に参加させる電話システムであり、会議トランク(グループ通話トランク)の有効利用を図り、多者同時通話を効率的に行うことができるものである。
特開2001−28631号公報
しかしながら、従来の電話システムでは、グループ通話を行っている際に、いずれかの端末が切断した場合でも、そのことを他の参加メンバーに通知することができず、そのままグループ通話を続けてしまって、切断した端末の利用者に重要な情報を伝達できなかったり、作業時に危険な状態になってしまうことがあるという問題点があった。
また、従来の電話システムでは、グループの中心的なメンバーがグループ通話中に切断したり、グループ通話の開始時に参加しなかった場合、そのことを他のメンバーに通知することはできず、そのまま生産性の低いグループ会議を続けることになり、業務効率の低下を招く恐れがあるという問題点があった。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、グループ通話中にいずれかの端末が切断状態になった場合に、そのことを他の端末に報知することができ、情報の伝達漏れを無くすことができる電話システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、接続された複数の端末からの音声を合成して各端末に送出するグループ通話トランクと、グループ通話を行うグループの固有番号と、当該グループに属する複数の端末の番号とを記憶しておき、グループの固有番号が発呼されると前記グループに属する複数の端末を発呼してオフフックした端末をグループ通話トランクに接続する制御部とを備えた電話システムであって、制御部からの指示に従って通知音を出力する通知部を設け、制御部が、グループに対応する重要端末の番号を記憶しておき、グループ通話中に、グループ通話トランクと各端末との接続状態を監視し、当該グループに対応する重要端末が切断した場合には、重要端末が切断したことを通知する通知音を送出する指示を通知部に出力し、通知部が、指示に従ってグループ通話トランクに通知音を出力し、グループ通話トランクが、通知部からの通知音を入力すると、グループ通話中の全ての端末に通知音を送出することを特徴としている。
また、本発明は、上記電話システムにおいて、グループ通話トランクが、通知部からの通知音を入力すると、接続中の全ての端末に、重要端末が切断した旨を報知する通知音と共に重要端末の番号を含む音声メッセージを出力することを特徴としている。
また、本発明は、上記電話システムにおいて、グループ通話トランクが、通知部からの通知音を入力すると、接続中の全ての端末に、重要端末が切断したためグループ通話を終了する旨の通知音又は音声メッセージを出力してグループ通話を終了することを特徴としている。
また、本発明は、上記電話システムにおいて、制御部が、端末に対応する番号と名前をテーブルに記憶しておき、通知部に通知音を送出する指示を出力する際には、テーブルを参照して切断した重要端末の番号又は重要端末に対応する名前を読み出して通知部に出力し、通知部が、番号又は名前を音声データに変換して、重要端末が切断したことを報知するメッセージに組み込んで音声メッセージとしてグループ通話トランクに出力し、グループ通話トランクが、重要端末が切断した旨を報知する通知音と共に、切断した重要端末の番号又は名前を含む音声メッセージを出力することを特徴としている
本発明によれば、制御部が、グループに対応する重要端末の番号を記憶しておき、グループ通話中に、グループ通話トランクと各端末との接続状態を監視し、当該グループに対応する重要端末が切断した場合には、重要端末が切断したことを通知する通知音を送出する指示を前記通知部に出力し、通知部が、指示に従ってグループ通話トランクに通知音を出力し、グループ通話トランクが、通知部からの通知音を入力すると、グループ通話中の全ての端末に通知音を送出する電話システムとしているので、グループ通話中に重要端末が切断状態となった場合に、そのことをグループの他の端末に通知音で報知することができ、グループ通話の利便性を向上させることができる効果がある
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る電話システムは、制御装置に通知音を出力する通知部を備え、制御部が、グループ通話中に、各々のメンバーとグループ通話トランクとの接続状態を監視し、いずれかのメンバーとグループ通話トランクとが切断した場合に、通知部に通知音出力を指示して、当該通知音をグループ通話トランクを介して他のメンバーに出力するものであり、いずれかのメンバーがグループ通話から抜けたことを他のメンバーに報知して例えば別の方法で伝達するのを促すことができ、情報の伝達漏れを無くすことができるものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電話システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。
本発明の第1の実施の形態に係る電話システムは、図1に示すように、制御装置1と、保守端末2と、基地局3と、電話機4と、携帯機5とから構成されており、更に、制御装置1は、制御部11と、グループ通話トランク12と、通知部13とを備えている。
各構成部分について具体的に説明する。
制御装置1は、構内PHSシステム及び構内電話システムを含む本電話システム全体の交換制御やグループ通話の制御を行い、また、外線との接続を行うものである。
保守端末2は、グループ特番及びメンバーの設定や、後述する重要端末の設定等を行うものである。
基地局3は、制御装置1に接続された構内PHSシステムの基地局であり、携帯機5と無線で送受信を行うものである。
電話機4は、有線回線で制御装置1に接続された電話端末であり、グループ通話に参加可能な端末である。
携帯機5は、構内PHSシステムの無線端末装置であり、基地局3を介してグループ通話に参加可能である。電話機4及び携帯機5をまとめて「端末」と称する。
制御装置1の制御部11は、制御装置1全体の制御を行い、従来と同様に、保守端末2からのグループ通話のグループ特番やメンバーの設定の操作に基づいて、グループ通話の管理を行うものである。特に、本システムでは、グループ通話を行っている際に、各メンバーとグループ通話トランク12の接続状況を監視し、切断した端末があれば、通知部13に対して通知音を出力する指示を出力すると共に、グループ通話トランク12に切断した端末があるグループ特番を報知するものである。
通知部13は、制御部11からの指示に従って、通知音を出力するものである。通知音としては、「ピーピー」等の信号音や、チャイムやメロディ音、切断した端末の内線番号を含む音声メッセージ等が考えられる。
また、グループ通話トランク12は、従来と同様に、グループ通話の音声多重化を行うものであり、複数の受話ポートから入力された音声を多重化して複数の送話ポートに出力するものである。グループ通話トランク12は、通常、複数グループのグループ会議を実現するため、グループ毎に音声多重処理を行う。
そして、第1のシステムのグループ通話トランク12は、通知部13から通知音が入力された場合には、制御部11から報知されたグループ特番でグループ通話を行っている端末の送話ポートに、通知音を出力する。これにより、グループ通話中の複数の端末に、切断した端末があることを報知する通知音が出力され、通話中のユーザが、誰かが切断したことを知ることができるものである。また、通知音が端末の番号や名前を含む音声メッセージであれば、通話中の端末は誰が切断したかを認識できるものである。
次に、制御装置1の制御部11に記憶されているグループ通話管理テーブルについて図2を用いて説明する。図2は、グループ通話管理テーブルの模式説明図である。
図2に示すように、グループ通話管理テーブルは、従来と同様のものであるが、グループ通話特番と、それに対応するメンバーの端末の固有番号(端末番号)が対応付けられて記憶されているものである。図2の例では、グループ特番「90」に対応して、メンバーの電話機や携帯機の固有番号「1」「2」「3」…が登録されている。尚、これとは別の利用者管理用のテーブルで、各端末番号に対応する名前を登録しておくことも可能である。
そして、第1のシステムでは、従来と同様に、あるグループ特番が発呼されると、制御装置1の制御部11は、発呼元の端末をグループ通話トランク12に接続すると共に、グループ通話管理テーブルを参照して、当該グループ特番に対応して記憶されているメンバーの端末番号を発呼する。そして、着呼したメンバーをグループ通話トランク12の送受話ポートに接続し、グループ通話トランク12が音声多重化処理を行うことにより、グループ通話が実現される。
次に、第1のシステムにおける切断端末があったことを報知する際の動作について図3を用いて説明する。図3は、第1のシステムの動作を示す模式説明図である。
図3に示すように、端末1〜端末nがグループ通話を行っている状態において、制御装置1の制御部11は、グループ通話トランク12と各端末との接続状態を常時監視している(1)。そして、例えば端末1が切断したとする(2)。
制御部11は、切断を検出すると(3)、通知部13に通知音を出力するよう、指示(通知音送出指令)を出力する(4)。通知部13は、制御部11からの指示を受けると、予め用意されている信号音を通知音としてグループ通話トランク12に出力する(5)。ここで、グループ通話トランク12が複数のグループ通話をサポートする構成であれば、制御部11は、グループ通話管理テーブルを参照して、グループ通話トランク12に対して切断した端末が参加していたグループ特番を通知する。
また、通知部13から、切断した端末の番号や名前を含むメッセージを通知音として出力する場合には、制御部11が、通知部13に通知音送出指令を出力する際に、切断した端末の番号や、利用者の管理テーブルを参照して当該端末に対応する名前を読み出して通知部13に出力し、通知部13では当該端末番号や名前を音声データに変換して、メッセージに組み込んで音声メッセージとしてグループ通話トランク12に出力する。
グループ通話トランク12では、通知音が入力されると、制御部11から通知されたグループ特番のグループ通話について、受話ポートから入力された音声と通知音とを合成して(6)、各端末の送話ポートに出力する。これにより、切断された端末以外の全ての端末に、いずれかの端末が切断したことを報知する信号音や、切断した端末の番号を含む音声メッセージが出力され、グループ通話の参加者に誰かが切断したことを知らせることができるものである。尚、グループ通話トランク12が通知音を出力する際には、各端末からの音声と通知音とを合成せず、通知音のみを各端末の送話ポートに出力してもよい。
次に、制御部11の処理について図4を用いて説明する。図4は、制御部11の処理を示すフローチャート図である。
図4に示すように、制御部11は、グループ通話が開始されると、当該グループにおける、各端末と、グループ通話トランク12との接続状況(「接続」又は「切断」)を監視する(100)。
そして、制御部11は、切断した端末があるかどうかを判断し(102)、切断した端末を検出しない場合には、処理100に戻ってグループ通話の監視を行う。
また、処理102で切断した端末を検出した場合には、制御部11は、通知部13に通知音送出指令を出力する(104)。このとき、通知部13に対して、切断した端末の番号やそれに対応する利用者の名前を通知してもよい。
そして、グループ通話トランク12が複数のグループ通話を実現可能な場合には、制御部11は、グループ通話トランク12に、切断した端末が含まれるグループ特番を通知する(106)。これにより、グループ通話トランク12は、当該グループ特番でグループ通話を行っている端末にのみ通知音を出力するものである。尚、グループ通話トランク12が1組のグループ通話しかサポートしない場合には、処理106は不要である。
このようにして第1のシステムの制御部11の処理が行われるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る電話システムによれば、制御部11が、グループ通話中に、メンバーの端末とグループ通話トランク12との接続状態を監視し、切断した端末を検出した場合には、通知部13に通知音を出力するよう指示を出力すると共にグループ会議トランク12にグループ特番を通知し、通知部13が通知音を出力すると、グループ会議トランク12が、制御部11から通知されたグループ特番のグループ通話に接続している全ての端末に送話ポートから通知音を出力する電話システムとしているので、グループ通話中に誰かが接続状態でなくなった場合に、他のメンバーにそのことを報知することができ、重要な連絡漏れや危険事態の発生を防ぐことができる効果がある。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る電話システムについて説明する。
まず、第2の実施の形態に係る電話システム(第2のシステム)の動作の概要について図5を用いて説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態に係る電話システムの動作の概要を示す模式説明図である。
図5に示すように、第2のシステムでは、制御部に、グループ特番に対応する重要端末の端末番号を記憶しておき、グループ通話中に重要端末が切断した場合には、他の端末に重要端末が切断したことを報知する通知音を出力するものである。又は、重要端末が切断したためグループ通話を終了する旨の音声メッセージを出力して、グループ通話そのものを終了するものである。これにより、当該グループの中心的な人が参加していない状態であることを他のメンバーに報知したり、又はそのような状態でのグループ通話を中止でき、時間の浪費を防ぐことができるものである。
第2のシステムの構成は、図1に示した電話システムとほぼ同様であるため、図1の符号を用いて説明するが、制御部11の処理や記憶されている情報が上述した例とは一部異なっている。
ここで、第2のシステムの制御部11に記憶されているグループ通話管理テーブルについて図6を用いて説明する。図6は、第2のシステムのグループ通話管理テーブルの模式説明図である。
図6に示すように、第2のシステムのグループ通話管理テーブルは、図2に示したグループ通話管理テーブルと同様に、グループ特番とそれに対応するメンバーの端末番号とを記憶しているが、更に、第2のシステムの特徴として、各グループ通話特番に対応して重要端末の端末番号が記憶されている。
重要端末は、当該グループ特番でグループ通話を行う際に重要な人の端末であり、その人がグループ通話に参加しなければ不都合である、という場合に登録されるものである。したがって、必ずしも全てのグループ特番に対応して重要端末を登録する必要はない。また、重要端末を複数登録しても構わない。
そして、第2のシステムでは、制御部11は、グループ通話中に重要端末が切断したことを検出すると、通知部13に対して、通知音(又はメッセージ)を出力するよう通知音送出指令を出力し、通知部13からグループ通話トランク12に通知音が出力され、グループ通話トランク12が、切断した端末以外の端末に通知音又はメッセージを出力するようになっている。その際、更に、制御部11がグループ通話を終了してもよい。第1のシステムと同様に、グループ通話トランク12が複数のグループ通話をサポート可能である場合には、制御部11は、通知部13に通知音送出指令を出力する際に、グループ通話トランク12に当該グループ特番を通知する。
また、端末からグループ特番が発呼された場合に、制御部11は当該グループ特番に対応する端末番号を発呼して、オフフックするとグループ通話トランクに接続するが、その際に、重要端末に登録されている端末が一定時間オフフックしなかった場合には、通知部13に通知音(又はメッセージ)を出力するよう指示を出力し、上記と同様にしてグループ通話トランク12が他の端末に通知音又はメッセージを出力した後、制御部11がグループ通話を終了するようになっている。
第2のシステムにおける制御部11の処理について図7を用いて説明する。図7は、第2のシステムにおける制御部11の処理を示すフローチャート図である。
図7に示すように、第2のシステムの制御部11は、端末からのグループ特番の発呼によりグループ通話開始の要求があると(200)、グループ通話トランクに空きがあるかどうかを確認し、空きがあれば、要求元の端末をグループ通話トランクの送受話ポートに接続すると共に、グループ通話管理テーブルを参照して当該グループ特番に対応するメンバーの端末番号を発呼する(202)。
制御部11は、オフフックした端末を順次グループ通話トランクの送受話ポートに接続する。これにより、グループ通話が開始される。
そして、制御部11は、図6に示したグループ通話管理テーブルを参照して、グループ特番に対応する重要端末がオフフックしたかどうかを判断する(204)。重要端末が一定時間オフフックしなかった場合には(Noの場合)、制御部11は、通知部13に、通知音(又はメッセージ)を出力するよう通知音送出指令を出力する(212)。ここで、制御部11は、グループ通話トランク12に当該グループ通話のグループ特番を通知してもよい。
通知部13から出力されるメッセージとしては、例えば、「端末番号○○の方が参加しませんので、グループ通話を終了します」といったものが考えられる。尚、通知部13からメッセージを出力する場合には、制御部11は、指示に重要端末の番号を付して出力する。
そして、通知部13から出力された通知音はグループ通話トランク12で音声多重化され、送話ポートから他のメンバーの端末に送出される。
そして、制御部11は、グループ通話を終了する(214)。
また、処理204で重要端末が一定時間内にオフフックした場合(Yesの場合)には、そのままグループ通話を継続し(206)、制御部11は、重要端末がグループ通話トランクに接続しているかどうかを監視する(208)。
そして、重要端末が接続中でないことを検出すると(Noの場合)、制御部11は、処理212に移行して、通知部13に通知音出力の指示を送出し(212)、グループ通話を終了する(214)。メッセージとしては、例えば、「端末番号○○の方が接続していません」や、「端末番号○○の方が接続していませんので、グループ通話を終了します」といったものが考えられる。
また、処理208で重要端末が接続中であった場合には(Yesの場合)、制御部11は、グループ通話が終了したかどうかを判断し(210)、終了していなければ処理208に移行して、引き続き重要端末の接続状態を監視する。このようにして第2のシステムの制御部11における処理が行われるものである。
尚、図7では処理208で重要端末が切断したことを検出した場合に、グループ通話を終了する場合の処理を記載したが、処理212で通知音を出力するのみとして、強制的なグループ通話終了は行わないようにしても構わない。
本発明の第2の実施の形態に係る電話システムによれば、制御部11に、グループ特番に対応するメンバーと重要端末を記憶しておき、制御部11が、グループ通話の要求があると、グループ特番に対応するメンバーを発呼して、重要端末がオフフックしたかどうかを判断し、重要端末が一定時間以内にオフフックしなかった場合には、通知部13に通知音送出指令を出力すると共にグループ会議トランク12にグループ特番を通知し、会議トランク12が、制御部11から通知されたグループ特番のグループ通話に接続している全ての端末に送話ポートから通知音を出力し、制御部11が当該グループ通話を終了する電話システムとしているので、グループ通話にとって重要な人が参加しなかった場合にはグループ通話を中止することができ、無駄な会議を無くして業務効率を向上させることができる効果がある。
また、第2のシステムによれば、グループ通話中に、制御部11が、重要端末とグループ通話トランク12との接続状態を監視し、重要端末が切断した場合には、通知部13に通知音送出指令を出力すると共にグループ会議トランク12にグループ特番を通知し、通知部13が通知音を出力すると、グループ会議トランク12が、制御部11から通知されたグループ特番のグループ通話に接続している全ての端末に送話ポートから通知音を出力する電話システムとしているので、グループ通話中に重要端末が接続状態でなくなった場合に、他のメンバーにそのことを報知して、グループ通話を中止することができ、無駄な会議を無くして業務効率を向上させることができる効果がある。
本発明は、特にグループ通話中に切断した端末があった場合、それを他の参加者に報知して、利便性を向上させることができる電話システムに適している。
本発明の第1の実施の形態に係る電話システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。 グループ通話管理テーブルの模式説明図である。 第1のシステムの動作を示す模式説明図である。 制御部11の処理を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電話システムの動作の概要を示す模式説明図である。 第2のシステムのグループ通話管理テーブルの模式説明図である。 第2のシステムにおける制御部11の処理を示すフローチャート図である。 従来のグループ通話の通話イメージを示す模式説明図である。
符号の説明
1…制御装置、 2…保守端末、 3…基地局、 4…電話機、 5…携帯機、 11…制御部、 12…グループ通話トランク、 13…通知部

Claims (4)

  1. 接続された複数の端末からの音声を合成して各端末に送出するグループ通話トランクと、グループ通話を行うグループの固有番号と、前記グループに属する複数の端末の番号とを記憶しておき、グループの固有番号が発呼されると前記グループに属する複数の端末を発呼してオフフックした端末を前記グループ通話トランクに接続する制御部とを備えた電話システムであって、
    前記制御部からの指示に従って通知音を出力する通知部を設け、
    前記制御部が、グループに対応する重要端末の番号を記憶しておき、グループ通話中に、前記グループ通話トランクと各端末との接続状態を監視し、前記グループに対応する重要端末が切断した場合には、前記重要端末が切断したことを通知する通知音を送出する指示を前記通知部に出力し、
    前記通知部が、前記指示に従って前記グループ通話トランクに通知音を出力し、
    前記グループ通話トランクが、前記通知部からの通知音を入力すると、グループ通話中の全ての端末に前記通知音を送出することを特徴とする電話システム。
  2. 前記グループ通話トランクが、前記通知部からの通知音を入力すると、接続中の全ての端末に、重要端末が切断した旨を報知する通知音と共に前記重要端末の番号を含む音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 前記グループ通話トランクが、前記通知部からの通知音を入力すると、接続中の全ての端末に、重要端末が切断したためグループ通話を終了する旨の通知音又は音声メッセージを出力してグループ通話を終了することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  4. 前記制御部が、端末に対応する番号と名前をテーブルに記憶しておき、通知部に通知音を送出する指示を出力する際には、前記テーブルを参照して切断した重要端末の番号又は前記重要端末に対応する名前を読み出して前記通知部に出力し、
    前記通知部が、前記番号又は名前を音声データに変換して、前記重要端末が切断したことを報知するメッセージに組み込んで音声メッセージとしてグループ通話トランクに出力し、
    前記グループ通話トランクが、前記重要端末が切断した旨を報知する通知音と共に、前記切断した重要端末の番号又は名前を含む音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
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