JP4964966B2 - 未承認コンテンツを検出し、報告するための方法及びシステム - Google Patents

未承認コンテンツを検出し、報告するための方法及びシステム Download PDF

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Description

ユーザがコンテンツ・ファイルにアクセスし、コンテンツ・ファイルを検索し、コンテンツ・ファイルをアップロードするのを可能にする、コンテンツ・ファイルのオンライン・リポジトリが多数ある。多くのオンライン・リポジトリにおいて、ユーザは、他のユーザが所有するメディア・アイテムの権利を侵害するコンテンツ・ファイルをアップロードする。多くのオンライン・リポジトリにおいて、ユーザは、コンテンツ・ファイルをアップロードすることができ、或いは、コンテンツ・ファイルをリポジトリに記録し、そのコンテンツ・ファイルを実際に格納し、供する別のサーバにリンクすることができる。メディア・アイテムの権利を所有するユーザは、コンテンツ・ファイルをリポジトリ又はサーバにアップロードするユーザではないことがあり、メディア・アイテムの権利を侵害するコンテンツ・ファイルに何らかの措置を行なうよう求める。多くのオンライン・リポジトリにおいて、公衆は、(直接的に、又は別のサーバへのリンクを介して)極めて多数の侵害コンテンツ・ファイルにアクセスすることができる。
メディア・アイテムの所有者は、コンテンツ・ファイルを検索する他のユーザと同じツールを手動で用いることによって、メディア・アイテムの侵害使用を構成するコンテンツ・ファイルをオンラインで追跡することができる。所有者は、様々な熱心度で自分のメディア・アイテムの権利侵害を監視することを望み、何らかの侵害使用を許容する一方で、他の侵害使用を許容しないことを望むことがある。侵害について知らされることへの所有者の関心に関係なく、オンライン・リポジトリ上で侵害コンテンツ・ファイルを検索するための努力は、所有者にかかっている。
本特許文書の開示部分は、著作権保護を受ける題材を含んでいる。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイル又は記録に現われる特許文献又は特許開示内容の任意の者による複製に異存はないが、他の点では何であれ全ての著作権を保有している。
例えば、その使用が、ネットワーク上のコンテンツ・ファイルの提示に基づいている、メディアの権利の使用を検出するためのシステム及び方法が開発された。コンテンツ・ファイルの権利所有者である可能性が高い人を判断するためのシステム及び方法が開発された。こうした使用を検出し、権利の所有者といわれている人に報告することができる。これらの権利所有者に、コンテンツ・ファイルの構造化された最新のオンライン調査、コンテンツ・ファイルに対する削除の選択肢、及びコンテンツ・ファイルに関連した収入の発生に権利主張するための選択肢を与えるためのシステム及び方法も開発された。これらのシステム及び方法は、ロイヤリティを課金し、コンテンツ・ファイルと関連した広告収入を所有者に分配し、コンテンツ・ファイルを所有者に帰属させ、法的措置を用いて又は他の技術によりコンテンツ・ファイルへのアクセスを制限することによって、ネットワーク上のコンテンツ・ファイルの使用を制御することができる。
1つの態様において、この開示は、第1のユーザから、第1のコンテンツ・ファイルの第1の識別子を受け取り、第1の識別子と、各々が複数のコンテンツ・ファイルの少なくとも1つと関連付けられている複数の第2の識別子の1つとの比較に基づいて侵害スコアを作成することを含む方法について説明する。この方法は、侵害スコアが侵害閾値を満たす場合、第1の識別子を複数の第2の識別子に付加し、第1のコンテンツ・ファイルを複数のコンテンツ・ファイルに付加することを含む。この方法は、メディア・アイテムの権利を記述する、メディア・アイテムの第3の識別子を受け取ることを含む。この方法は、第3の識別子と複数の第2の識別子の少なくとも1つとの比較に基づいて、識別スコアを作成し、侵害スコア及び識別スコアに基づいて通知スコアを作成し、メディア・アイテムの権利を所有者に通知することを含む。
別の態様において、この開示は、メディア・アイテムの記述を受け取り、ユーザから、コンテンツ・ファイルに措置を行なう要求を受け取ることを含む方法について説明する。この方法は、コンテンツ・ファイルの記述とメディア・アイテムの記述との比較に基づいて、メディア・アイテムをコンテンツ・ファイルと関連付け、メディア・アイテムの権利を所有し、ユーザとは異なる所有者に、コンテンツ・ファイルに措置を行なう承認を要求することを含む。
別の態様において、この開示は、ユーザから、メディア・アイテムの記述及びコンテンツ・ファイルの記述を受け取る登録エンジンを含むシステムについて説明する。このシステムはまた、所有者とは異なるユーザから、コンテンツ・ファイルに措置を行なう要求を受け取り、かつ、メディア・アイテムの権利所有者から、コンテンツ・ファイルに措置を行なう承認を要求するユーザ・インターフェースも含む。このシステムはまた、コンテンツ・ファイルの記述とメディア・アイテムの記述との比較に基づいて、メディア・アイテムをコンテンツ・ファイルと関連付ける比較エンジンも含む。
種々の実施形態の以下の説明は、事実上、例示的なものに過ぎず、本発明、その用途、又は使用を制限することを意図するものではない。
未承認コンテンツ・ファイルを検出し、報告するためのシステムの一実施形態の概略を示す。 コンテンツ・ファイルの侵害を追跡するプロセスの一実施形態のフローチャートである。 侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルであることを所有者に通知するプロセスの一実施形態のフローチャートである。 侵害の可能性がある所有者のコンテンツ・ファイルの調査及びこれへの応答を軽減するプロセスの一実施形態のフローチャートである。
種々の実施形態の以下の説明は事実上の例証に過ぎず、本発明の用途又は使用を制限することを意図するものではない。本明細書の目的のために種々の実施形態が説明されるが、当業者であれば容易に思い付き、本明細書に開示された添付の特許請求の範囲にも定められる本明細書の精神に含まれる様々な変更及び修正をなし得る。
エンドユーザは、コンテンツ・ファイルをコピー及び/又は変更し、他者がそれらを見つけ、見ることができるオンライン・コンテンツ・リポジトリにそれらをアップロードすることにより、オンライン・チャネルを通して、コンテンツ・ファイルを加速的に再分配している。例えば、コンテンツ・ファイルを、コンテンツを他のサイト上に表示するために他のユーザが用いることができる埋め込み可能HTMLと関連付けることができる。コンテンツの一部はオリジナルな材料(例えば、自家製のビデオ、画像、又は音楽、或いはさらに専門家のビデオ、画像、又は音楽)であり得るが、他の材料は、別の権利保有者による著作権又は他の権利レジームによって制御されたコンテンツを含むことがあり、アップローダー及び潜在的なオンライン・リポジトリの両方を、潜在的な法的危険にさらしている。
オンライン・リポジトリにアップロードされるコンテンツ・ファイルの調査は、所定のリポジトリが受けるアップロードの数が多数である場合、困難な作業になり得る。例えば、ある人気のあるビデオ・サイトは、一日当たり60,000件を上回るアップロードされたビデオ・チップを受け取ると報告されており、これは、毎年2千万チップを上回るに等しい。これらの種類のサービスに関する産業が成長するにつれて、今後数年間、この量は劇的に増大すると予想される。
米国においては、特に、合衆国法典第17巻(17 U.S.C.)第512条以下として成文化されたデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)が、権利所有者(例えば、メディア・アイテムの権利の所有者)に、リポジトリから侵害材料を除去することをリポジトリに要求する能力を与える。しかしながら、権利所有者が、侵害要素の存在に気付くようになる必要がある。権利所有者は、アップロードされたコンテンツ・ファイルの数に関して、リポジトリと同じ問題を有している。
多くの場合、メディア・アイテムを含むコンテンツ・ファイルの配布を通じて、メディア・アイテムを広く流通させることは、権利所有者にとって利点がある。これらの状況においては、権利所有者は侵害を無視することができる。例えば、新しいテレビの場合、見る価値があるとユーザが思うものが参照され、オンライン・リポジトリにアップロードされ得ることを示す。権利所有者は、これを自分でも行なうことができる。次に、このコンテンツ・ファイルを見つけ、他の潜在的な閲覧者に「転送(pass along)」すること、或いは、ソーシャル・ネットワーキング・サイト又は他の個人用サイト上に掲載することも可能である。従って、コンテンツ・ファイルの拡散は、オリジナルのメディア・アイテムのマーケティングの一形態として機能することができる。しかしながら、チェックされない場合、実際には、コンテンツ・ファイルの拡散は容易に拡大し、別のチャネルを介して(例えば、オンライン小売業者からコピーを購入することによって)メディア・アイテムの別のバージョンを見つけ且つ経験するあらゆるニーズを全く無にしてしまうことがある。例えば、全ビデオ・プログラムが、種々のオンライン・リポジトリに参入し、ビデオ・プログラムを見ることを望むいずれのユーザにもアクセスを与えることができる。
一般的に、ユーザがコンテンツ・ファイルをアップロードするとき、タイトル、及びコンテンツ・ファイルと関連した1つ又はそれ以上の識別子を提供することが、ユーザに求められる。識別子は、タグ、キーワード、タイトル、メタデータ、又はコンテンツ・ファイルの他の識別とすることができる。例えば、コンテンツ・ファイルをアップロードするプロセスにおいて、内部に含まれるメディア・アイテムを表すために、ユーザは、ビデオ・クリップに「Goldfinger(ゴールドフィンガー)」という表題をつけることができる。別の例として、コンテンツ・ファイルが「マッシュアップ(mashup)」又はメディア・アイテムの組み合わせである場合、ユーザは、ビデオ・ファイルに「Goldfinger meets Star Wars」という表題をつけることができる。ユーザは、「ゴールドフィンガー」、「スターウォーズ」、「マッシュアップ」、「ショーン・コネリー(Sean connery)」、「ハリソン(harrison)」、及び/又は「フォード(ford)」といった、コンテンツ・ファイルについてのタグを提供することができる。
コンテンツ・ファイルをアップロードするユーザは、メディア・アイテムと関連したコンテンツ・ファイルを検索するとき、他のユーザがコンテンツ・ファイルを容易に見つけることができるように、識別子が正確に記述するものであるように努めることができる。さらに、コンテンツ・ファイルをアップロードするユーザは、これらの名前が読者を引き付けるので、可能ならいつでも認識可能な識別子を用いることができる。こうした認識可能な識別子は、Sean connery(ショーン・コネリー)及びGoldfinger(ゴールドフィンガー)のようなのような芸能人又は所有権の識別子とすることができる。ユーザは、アップロードされたコンテンツ・ファイルを見つけることができるよう識別子を認識可能なものにすることができる。十分に識別されないコンテンツ・ファイルは、多くの閲覧を受けず、よって、侵害行為を受けてコンテンツ・ファイルが損傷する可能性は制限される。例えば、3回の閲覧を受けるJames Bond(ジェームス・ボンド)映画のアップロードされた抜粋は、ある程度の侵害行為を引き起こすが、権利所有者への金銭的な損害(又は、反対にマーケティングの利点)は小さい。
さらに、オンラインでコンテンツ・ファイルを探しているユーザは、コンテンツ・ファイルのカタログにアクセスできる検索エンジンに識別子を与えることによって、コンテンツ・ファイルを検索することができる。ユーザはまた、ブラウズしながら(例えば、カテゴリー化されたリストを調べながら)、コンテンツ・ファイルの識別子を認識することによって、関心あるメディア・アイテムを含むコンテンツ・ファイルを識別することもできる。
本明細書で用いられる「コンテンツ・ファイル」及び「ファイル」という用語は、デジタル表示が可能なあらゆるファイル又は情報を指すことができる。例えば、プログラム又はコンテンツ・プレーヤーによって解釈されるとき、ユーザにより認識することができるデジタル情報を含むコンテンツ・ファイルによって、動画を表すことができる。この例においては、コンテンツ・ファイルという用語は、認識されるような動画を表すことができ、ファイルはデジタル情報やデジタル情報自体を含む。この例においては、異なるようにフォーマットされた動画のコピーは、完全に異なる情報を含むことができ、異なるコンテンツ・ファイルと呼ぶことができる。しかしながら、これら2つの動画の認識は類似していることがあり、2つのコンテンツ・ファイルと関連した権利が重なり合う及び/又は同じ所有者によって所有されることがあることを理解すべきである。
メディア・アイテムという用語は、保護が可能な表現を指すことができる。特定のコンテンツ・ファイルは、メディア・アイテムを具体化することができ、又は、メディア・アイテムの権利を侵害することがある。例えば、メディア・アイテムは、著作権のある及び/又は商標登録されたマンガのキャラクターとすることができる。一実施形態において、メディア・アイテムは映画であり、コンテンツ・ファイルは、その映画の一部分、海賊版、リミックス、及び/又はパロディとすることができる。他のメディア・アイテム内に含まれるメディア・アイテムがあってもよく、例えば、映画の中のキャラクターが、メディア・アイテム自体であることもある。メディア・アイテムの権利を侵害するために、コンテンツ・ファイルが、メディア・アイテムと同じ表現形態を示す必要はない。例えば、本又は映画脚本の権利は、その本又は映画脚本から作製される映画により侵害されることがある。
本明細書で用いられる「権利」という用語は、アクセス権(第1の例におけるファイルにアクセスする権利を含む)、著作権(例えば、派生著作物を表示し、コピーし、実行し、準備する)、契約によって定められた権利(例えば、制限された目的のためにファイルを使用する契約上の権利、ソフトウェア・ライセンス)、商標権、コモンロー上の権利、及び特許権といった、メディア・アイテム又はコンテンツ・ファイルをどのように使用するか、又は、これらにどのようにアクセスするかに関するあらゆる権利を指すことができる。
本明細書で用いられる「権利」という用語は、単独で、特定のメディア・アイテムにおける知的所有権の特定の部分ではなく、権利の種類の分類に言及するものとして理解すべきである。例えば、メディア・アイテムにおいて所有される権利は、適用可能な著作権法の下でメディア・アイテムの作成者に与えられた権利の束の全体とすることができる。言い換えれば、所有者は、1つのファイルの権利を所有することができ、別の異なるファイルの同じ権利を所有することもできる。権利という用語は、知的所有権の特定の部分を指すために用いられるとき、その権利が関係する、例えばコンテンツ・ファイルなどの有形財産のどの部分かを明白に指し示すであろう。
特定のファイルと(例えば、著作権保護の目的に関して)ほぼ類似した、合致した、又は同じメディア・アイテムの権利は、そのファイルの使用によって侵害され得る。メディア・アイテムの権利を侵害する多くの異なるコンテンツ・ファイルが存在し得る。例えば、2つのファイルの認識が各々、メディア・アイテムの表現を思い起こさせるか、又は、メディア・アイテムの認識にほぼ類似しているために、両方ともメディア・アイテムの権利を侵害する異なるフォーマットの2つファイルが存在し得る。
特定の権利が、事実上、非独占的なものである場合、非独占的権利が由来する独占権を所有する所有者は、非独占的権利の多くのコピーを多くのメンバーに売ることができる。独占権の所有者は、独占権の一部として多くの非独占的権利を所有することが可能である。例えば、楽曲は、その中に販売された多くの非独占的ライセンスを有することができる。別の例として、紙、衣類、又はキャンバスのような有形の物体の上に画像を一度限り印刷する権利は、多くの異なるユーザに何度も売ることができる。権利は、期限が切れること、消滅すること、又は使用することが可能である。例えば、画像を印刷する権利又は音楽を聴く権利は、そうした1回の印刷又は聴くことに制限することができ、権利を使用した後に消滅させることができる。
権利が独占的なものである場合、メディアの独占権を所有する所有者は、ファイルの独占権の全体を一度だけ売ることができる。一実施形態においては、ここに説明されるシステム及び方法は、どのユーザが権利を購入したか、及び、メディア・アイテムの権利の現在の所有者を監視することを含む、様々な目的のためにファイルの権利の販売を追跡することができる。一実施形態において、ここに説明されるシステム及び方法は、独占権の独占的性質を監視し、制御する。別の実施形態において、独占権の独占的性質は、別のメンバーによって保護され、監視され、制御される。権利が使用されたときに、制御機構などによって、独占権を実施する他の手段が存在し得る。例えば、DRMソフトウェアの一部は、ファイルが起動又は使用されたとき、サーバと連絡をとることができる。別の例においては、ユーザが格納した及び/又は使用したファイルについてユーザの曲目リストを検索することができる。
一実施形態において、メディア・アイテムを組み込む1つのコンテンツ・ファイルを認識する権利といった権利は、別のコンテンツ・ファイルの同じ権利をこれに伴う。例えば、第1のファイルを認識する権利をユーザに与えることができ、その権利により、ユーザが、第2のファイルを認識することが可能になる。例えば、ユーザは、同じビデオの別のコンテンツ・ファイルを使用する権利を獲得することによって、ビデオ・ファイルのような、自分が既に所有するコンテンツ・ファイルを使用する権利を購入することができる。
別の実施形態においては、1つのコンテンツ・ファイルの権利が、別のファイルの同じ権利をこれに伴わない。例えば、第1のコンテンツ・ファイルの権利の所有者は、他のコンテンツ・ファイルのような、1つのコンテンツ・ファイルの特定のバージョンを使用し、又は分配することを望まないことがある。1つのコンテンツ・ファイルを使用する許可は、マスター・コピーのような、コンテンツ・ファイルのそのバージョンについてのみの許可とすることができる。例えば、他のコンテンツ・ファイルは、コンテンツ・ファイルのマスター・コピーの変形されたバージョン又は再フォーマットされたバージョンとすることができる。一実施形態においては、マスター・コピーは、DRM保護を含むバージョン、広告を含むバージョン、又は特定の方法で編集されたバージョンのように、所有者により特別にフォーマットすることができる。他のコンテンツ・ファイルは、所有者によって許可されたコンテンツ・ファイルと関連付けることができ、許可されていないバージョンであるコンテンツ・ファイルと指定することができる。
図1は、未承認コンテンツ・ファイルを検出し、報告するためのシステム100の一実施形態の概略である。コミュニティ・サーバ102が、インターネット101のようなネットワークと接続される。コミュニティ・サーバは、コンテンツ・ファイルへのアクセスと、こうしたコンテンツ・ファイルを見つけるための検索機能とを提供することができる。ユーザ・インターフェース114の様々な実施を介して、コミュニティ・サーバは、多数の異なる方法でユーザと対話することができる。例えば、ユーザは、コンテンツ・ファイルをアップロードし、そのコンテンツ・ファイルの使用を周期的にチェックすることを望むことがある。別の例として、ユーザは、ハイパーリンク、又は、コンテンツ・ファイルと関連付けられたソフトウェアの埋め込まれた部分を通して、別のコンテンツにリンクすることを望むことがある。ユーザは、他のユーザとコンテンツ・ファイルを無料で共有することを望む、及び/又は、コンテンツ・ファイルの使用に対して他のユーザ又は広告主に課金することを望むことがある。メディア・アイテムの権利の所有者は、そのメディア・アイテムの権利を侵害し得るコンテンツ・ファイルを監視することを望むことがある。コミュニティ・サーバ102は、ユーザ・インターフェース114の種々の実施を介して、ユーザ(所有者を含む)とのこれらの及び他の対話を容易にすることができる。
コミュニティ・サーバとユーザとの間のファイル及び他の情報の転送を容易にするために、コミュニティ・サーバ102内に送受信機108を含ませることができる。例えば、ユーザは、ストリーミング接続によってコンテンツ・ファイルを受け取り、コンテンツ・ファイルを表示することを望むことがある。別の例として、ユーザは、コンテンツ・ファイル、ユーザの個人情報、又は他のユーザとの通信に関する情報をアップロードすることを望むことがある。
ユーザが、コミュニティ・サーバのサービスを用いてコンテンツ・ファイルを共有できる方法は多数あり、その多くは、当業者により周知である。一実施形態においては、ユーザは、コンテンツ・ファイルを格納するコンテンツ・ファイルをコミュニティ・サーバにアップロードし、コンテンツ・ファイルを、ストリームとして又はダウンロードとしてコンテンツ・ファイルを要求するユーザに共有させる。別の実施形態においては、ユーザは、コンテンツ・ファイルを遠隔サーバ(例えば、メディア・サーバ104)に登録し、遠隔サーバ上でコンテンツ・ファイルのホストとして働き、一方、コミュニティ・サーバは、コンテンツ・ファイルの認識又はダウンロードに興味があるユーザを、遠隔サーバにリダイレクトする。
コミュニティ・サーバは、コミュニティ・サーバと対話するユーザに関する多くのタイプの情報を含むことができるユーザ情報データベース128を保持することができる。一部のユーザは、例えば、ユーザの名前及びユーザのeメール・アドレスといった何らかの識別情報を含む、ユーザ識別(ユーザID)及びプロファイルを作製したユーザなど、コミュニティ・サーバに登録されたユーザとすることができる。一部のユーザは、未登録のユーザのままであってもよいが、コミュニティ・サーバは、未登録のユーザについてのユーザ情報を依然として記録することができる。一実施形態においては、コミュニティ・サーバと対話することを望むユーザは、コミュニティ・サーバに登録しなければならない。別の実施形態においては、コミュニティ・サーバは、未登録のユーザが、コンテンツ・ファイルをアップロードすること、又は、遠隔サーバ上でホストされるコンテンツ・ファイルにリンクするよう、コミュニティ・サーバに依頼することを可能にする。別の実施形態においては、コミュニティ・サーバは、未登録のユーザが、コミュニティ・サーバと一定の制限されたレベルで対話することを可能にする。ユーザ情報データベースは、コンテンツ・ファイルの使用履歴、検索履歴、個人情報、人口学的統計情報、コミュニティ・サーバの対話履歴、及びメディア・アイテムの権利の所有権といった、ユーザに関するあらゆる情報を格納することができる。
登録エンジン118が、ユーザが所有するメディア・アイテムの権利の、ユーザの登録プロセス中、或いは他の時に、ユーザから情報を取得することができる。例えば、登録エンジン118は、ユーザが権利を所有するメディア・アイテムに関連する情報をユーザから受信することができる。メディア・アイテムの権利を所有するユーザは、そのメディア・アイテムの権利の所有者として、ここに説明することができる。登録エンジン118は、情報をユーザ情報データベースに格納することができる。登録エンジンは、権利登録プロセス中、所有者から情報を要求し、著作権登録などを通じて、メディア・アイテムの権利の所有権を確認することができる。
一実施形態において、登録エンジンは、所有者を、所有者が所有できるメディア・アイテムの権利の所有者に関する情報について、データベースを検索することができる。例えば、メディア・アイテムの権利の所有者とメディア・アイテムの識別子(例えば、本のタイトル、映画のタイトル、キャラクターの名前)との間の関係を含むデータベースのような、メディア・アイテムの所有者を追跡する幾つかのオンライン・データベース及びサービスがある。例えば、本の識別子(例えば、「Goldfinger」というタイトルのJames Bondの本、本の国際標準図書番号すなわちISBNなど)を、本の識別子、本の出版社、及び本の権利所有者である可能性が高い人を含むデータベースに突き合わせることができる。別の例として、映画業界のInternet Movie Database(IMDB)は、権利所有者である可能性が高い人のメディア・アイテムのタイトル、俳優の名前等の間のマッピングを提供することができる。別の例として、CDデータベース(CDDB)が、カリフォルニア州Emeryvile所在のGracenote,Inc.社(Hrrp://www.gracenote.com/を参照されたい。)によって提供され、とりわけ、メディア・アイテムに関するメタデータ・サービスを提供する。別の例として、メディア・アイテムに関連した識別子及び所有権情報を提供する幾つかの供給業者によって、著作権情報センターが設けられる。幾つかのデータベースは、権利所有者によって、及び、コンテンツ・アイテムの識別子によって検索可能である。
コンピュータ装置110を用いるユーザは、登録エンジン118を用いて、コンテンツ・ファイルをコミュニティ・サーバに登録することができる。ユーザがコミュニティ・サーバを用いてインターネット上で登録されたコンテンツ・ファイルを他のユーザに分配することができる方法が多数ある。下記の例は、当業者には周知の方法を網羅するものではない。
ユーザは、コンテンツ・ファイルを幾つかのメディア・サーバ104のいずれかにアップロードし、次いで、コンテンツ・ファイルをコミュニティ・サーバに登録し、他のユーザがコンテンツ・ファイルを見つけること又はコンテンツ・ファイルへのアクセスを得ることを容易にすることができる。次に、メディア・サーバ104は、送受信機106を介してコンテンツ・ファイルをコンピュータ装置110(例えば、コンテンツ・ファイルをダウンロードする)又はコミュニティ・サーバ102に伝送することができる。メディア・サーバ104は、例えば、メディア・サーバ内のコンテンツ・エンジン112を用いることにより、コンテンツ・ファイルのストリームにおいて、コンテンツ・ファイルをコンピュータ装置110に提供することができる。メディア・サーバ104がコンテンツ・ファイルをコンピュータ装置110に提供することができる、当業者には周知の他の方法も存在する。
コミュニティ・サーバ102は、送受信機108を通して、コンピュータ装置110から、ユーザによりアップロードされたコンテンツ・ファイルを受け取ることができる。コミュニティ・サーバ102は、コンテンツ・ファイルをコンテンツ・ファイル・データベース130に格納することができる。コンテンツ・ファイルをアップロードしたユーザに関するユーザ情報(ユーザが登録されているか又は未登録であるかに関係なく)は、ユーザ情報データベース128内に格納することができる。例えば、コンテンツ・ファイル・データベース内に格納されたコンテンツ・ファイルの各々についての対応するユーザ情報が、ユーザ情報データベース内にあり得る。
コミュニティ・サーバ102は、ユーザが、コンテンツ・ファイル及びコンテンツ・ファイルに関連したメディア・アイテムを検索するのを可能にする検索エンジン136を含むことができる。ユーザがコンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムを見つけるのを助けるために、検索エンジンにより、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの記述を用いることができる。記述は、コンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムの1つ又はそれ以上の識別子を含むことができる。
例えば、全てが検索基準内に含まれる識別子を有するコンテンツ・ファイルのリストを得るために、検索エンジン136を用いて、ユーザによりコンテンツ・ファイルを検索することができる。検索エンジン136は、検索結果の一部として戻されるコンテンツ・ファイルの他の識別子を提示し、ユーザが検索基準を改良するのを助けることができる。一実施形態においては、侵害ファイルを探している所有者のための侵害検索エンジンとして、ユーザ・インターフェース114を通して検索エンジン136を提示することができる。別の実施形態においては、所有者により検索エンジン136を使用し、メディア・アイテムについての試用識別子を試験し、関連したコンテンツ・ファイル又は正しいコンテンツ・ファイルが戻されるかどうかを確かめることができる。例えば、「冬(Winter)」という語を映画、本、歌等の名前として用い得るなど、異なることを意味するように、コミュニティ・サーバのユーザにより、識別子を用いることもできる。
コンテンツ・ファイルをメディア・アイテムと比較するために、コミュニティ・サーバにより識別子を用いることができる。識別子は、メタデータ、タグ、タイトル、キーワード、コンテンツのタイプ(例えば、ビデオ、オーディオブック、音楽)、又はコンテンツ・ファイルの他の識別情報を含むことができる。例えば、メディア・アイテムの権利を識別子として「star wars」で登録した場合、コンテンツ・ファイルについて用いられる同じ又は類似した識別子(例えば、「starwarz」)は、コンテンツ・ファイルがメディア・アイテムの権利を侵害することを示し得る。識別子を比較するプロセスが、比較エンジン122に関してより詳細に説明される。
コンテンツ・ファイルと関連した識別子及びメディア・アイテムと関連した識別子を識別子データベース134に格納することができる。例えば、ユーザが、登録エンジン118によりメディア・アイテムの権利を登録したとき、メディア・アイテム又はその権利と関連したいずれの識別子も、識別子データベースに格納することができる。別の例として、ユーザがコンテンツ・ファイルを登録するとき(例えば、コンテンツ・ファイルをアップロードし、それにリンクするよう、コミュニティ・サーバに依頼する)、ユーザは、識別子をコンテンツ・ファイルと関連付けるよう、登録エンジンにより(例えば、ユーザ・インターフェース114を通して)求めることができる。一実施形態において、識別子は、ユーザから種々の形態で受け取ることができ、例えば、コンテンツ/メディアの記述、ジャンル、コンテンツ/メディアの種類といった、メディア・アイテム又はコンテンツ・ファイルについての種々の情報から、識別子を決定することができる。例えば、コンテンツ・ファイルのタイトルは、ファイルの識別子(例えば、「starwarz.mpg」)とすることができる。別の実施形態においては、識別子が自動的に割り当てられ、ユーザは、後で識別子を修正することができる。
コミュニティ・サーバ102は、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムについての識別子を修正することができる。例えば、コンテンツ・ファイルの使用に基づいて、コミュニティ・サーバは、ファイルを見つけるために用いられた検索用語を付加するなど、コンテンツ・ファイルと関連した識別子を修正することができる。コミュニティ・サーバは、ミススペル、短縮形、俗語、通俗辞書(例えば、「リート語(leet speak)」)、文字についての数の代用、或いはコンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムの識別の助けになり得るいずれかの他の修正された言語である識別子を含むことができる。付加された識別子は、ユーザによる、又はユーザの使用パターンによる示唆を含むことができる。例えば、メディア・アイテムは、所有者により「Goldfinger」として識別することができるが、公衆の一部は、「gOld_fing3r」識別子に基づいて、メディア・アイテムを侵害するコンテンツ・ファイルをアップロードし、検索し、ダウンロードすることがある。従って、コミュニティ・サーバ102は、識別子が記述するコンテンツとメディアとの間の適切な合致をもたらすように、コンテンツ・ファイルについての識別子を作成することができる。
コミュニティ・サーバ102は、例えば、「str-warz」を「Star Wars」に変え、又は反対のことを行うことによって、ユーザから受け取った識別子と共に含ませるように、より変形された識別子又はあまり変形されていない識別子を作成することができる。コミュニティ・サーバ102は、権利の登録のための登録プロセス中、又は、ユーザがコンテンツ・ファイルをアップロードする際、識別子のリストをユーザに提供することができる。識別子のリストは、ユーザにより示唆される識別子、又は一般的にそれと関連付けられた識別子の修正物を含むことができる。例えば、ユーザにより示唆される識別子は、「Harrison Ford」とすることができ、コミュニティ・サーバは、含ませることができる修飾子として「Star Wars」及び「Indiana Jones」の両方を示唆することができる。
コミュニティ・サーバは、ユーザの使用パターンに基づいて、識別子データベース134を修正することができる。例えば、2つの識別子が一般的に一緒に使用される場合(例えば、検索において、コンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムの記述子として、コンテンツ・ファイルの調査において)、識別子の1つだけを含むリストに識別子を付加することができる。別の例として、検索されていないが、検索結果のリストから選択されたコンテンツ・アイテムと関連付けられた識別子を、検索に用いられる識別子と関連付ける(リストに付加し、他の方法でリンクさせる)ことができる。別の例として、識別子の1つがコンテンツ・ファイルを指すように用いられるとき、メディア・アイテムの所有者によって一緒に用いられる識別子を関連付けることができる。遠隔データベース又はインターネットによりアクセス可能な情報ストアを含む多数のデータベースを、コミュニティ・サーバにより使用し、識別子を修正することができる。例えば、コンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムについて書かれた調査を、それらのコンテンツ・ファイル又はメディア・アイテムの識別子についてのソースとして、コミュニティ・サーバにより使用することができる。
コミュニティ・サーバ102は、メディア・アイテム、コンテンツ・ファイル、及び両方の識別子の間の関係を多数の方法で管理することができる。示される実施形態においては、コミュニティ・サーバは、別個のデータベース、すなわちコンテンツ・ファイル・データベース130、メディア・アイテム・データベース132、及び識別子データベース134を用いて、これらの関係を管理するが、これは、1つの例示的な実施形態に過ぎず、当業者により周知の幾つかの方法で再構成することが可能である。
コンテンツ・ファイルとメディア・アイテムとの間の関係を管理する(例えば、作成する、分析する、監視する、報告する)ために、コミュニティ・サーバにより、比較エンジン122を用いることができる。例えば、コンテンツ・ファイルによりメディア・アイテムの権利が侵害され得ることを所有者に通知するかどうかを決定するために用いることができる通知スコアを作成するために、コミュニティ・サーバにより比較エンジン122を用いることができる。一実施形態においては、比較エンジンは、両方とも下記により詳細に説明される侵害スコア及び識別スコアから、通知スコアを作成することができる。別の実施形態においては、比較エンジンは、識別スコアのみから通知スコアを作成することができる。
比較エンジンは、通知スコア及び通知閾値のような、スコア及び閾値の比較を行なうことができる。所有者は、所有者に通知されることを望む前に、通知スコアが達する必要がある通知閾値を設定することができる。ここに説明されるように、スコア及び閾値は、スカラー、ベクトル、マトリクス、カテゴリー化された値、又はこれらの組み合わせとすることができる。スコアと閾値の比較は、簡単なスカラー比較(例えば、より大きい)としてもよく、或いは、データの時間重み付け、又は他の数学的技術を必要とする比較のようなより複雑なものとしてもよい。
通知スコアは、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムと関連付けることができ、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムと関連した識別子のグループから作られる。例えば、全体の通知スコアは、多数のコンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの各々の組み合わせのグループから計算することができる。言い換えれば、多数の通知スコアを組み合わせて、関連付けられたコンテンツ・ファイル及び特定のメディア・アイテムのグループについての全体の通知スコアにすることができる。例えば、メディア・アイテムとコンテンツ・ファイルとの間の識別子の1つの完全な合致は、中程度の通知スコアを作成することができ、3つの識別子が同じメディア・アイテムと正確に合致するコンテンツ・ファイルのグループは、グループ内のコンテンツ・ファイルの各々について高い通知スコアを作成することができる。
所有者は、通知閾値と併せて、通知スコアを作成したコンテンツ・ファイルと関連した、格付け、使用法、又はユーザ情報(例えば、コンテンツ・ファイルを使用しているユーザについてのデータ)といった他の基準を含むことができる。例えば、ファイルが所有者のメディア・アイテムの権利を侵害する可能性があるかどうかを通知される前に、ユーザのグループがファイルを使用しているかどうか、或いは、ファイルが特に人気があるかどうかについて特に関心をもつことができる。
コミュニティ・サーバは、通知に関する所有者の命令に基づいて、通知閾値に達したとの警告を、所有者に通知することができる。例えば、コミュニティ・サーバは、通知閾値を満たす、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの対の各々について、所有者に通知することができる。別の例として、コミュニティ・サーバは、通知を一緒にバッチ処理することができ、所有者は、通知を定期的に(例えば、毎週よりは多くなく)受け取るに過ぎない。コミュニティ・サーバは、所有者の命令に基づいて、ある場合には1つの閾値を、別の場合には別の閾値を、所有者に通知することができる。例えば、所有者は、特定のメディア・アイテムの特定の権利が侵害されるかどうか、或いは、特に高い通知スコアがあるかどうかを即座に知ることを望むことがある。所有者は、他のメディア・アイテムについて、又は他の通知スコアに基づいて、定期的な更新を要求することができる。
識別子間の合致の正確さが、識別スコア及び侵害スコアの両方に影響を与えることがある。例えば、コンテンツ・ファイルの識別子がメディア・アイテムの識別子と同じである場合、その識別子に基づいた識別スコアは、識別子間の不正確な合致と比べて、より大きくなり得る。不正確な合致を検出できるように、標準的な試験合致技術を用いることができる。
比較エンジン122において、識別エンジン126が、コンテンツ・ファイルとメディア・アイテムとの間の識別スコアを計算する。一実施形態においては、識別スコアだけに基づいて、通知スコアを作成することができる。識別スコアは、コンテンツ・ファイルがメディア・アイテムに関連付けられる可能性の尺度である。例えば、所有者は、コンテンツ・ファイルがメディア・アイテムに関連付けられたとき(例えば、コンテンツ・ファイルが用いられるときにメディア・アイテムの権利を侵害し得る)、及び/又は、コンテンツ・ファイルが時間の経過と共により関連するようになったときなど、識別スコアが特定の値を上回ったとき、及び/又は、特定の時間増大したときに通知されることを望むことがある。ここにさらに説明されるように、コンテンツ・ファイルとメディア・アイテムとの間の関係及び対応する識別スコアは、両方についての識別子が変わるにつれて(例えば、使用情報のために)時間の経過と共に変化し得る。例えば、新しいコンテンツ・ファイルをコミュニティ・サーバに登録し、新しい識別子をコンテンツ・ファイルに付加し、新しい侵害スコアを作成することができる。
比較エンジン122において、侵害エンジン124は、コンテンツ・ファイル間の侵害スコアを計算することができる。侵害スコアは、別のコンテンツ・ファイルと比べてコンテンツ・ファイルが同様に侵害する可能性の尺度である。メディア・アイテムの権利の所有者を登録する前に、コンテンツ・ファイルを互いに関連付けるために、この実施形態を用いることができる。コンテンツ・ファイルのこうした事前識別関連付けについての幾つかの使用が存在する。例えば、コンテンツ・ファイルのグループは、識別子を共有することができるので、各々は、関連した最新の識別子のグループを有する。関連付けられたコンテンツ・ファイルのグループについての使用データをコミュニティ・サーバによって集約し、関連つけられたコンテンツ・ファイルのグループが、ユーザによりどのように処理されるかの全体像をもたらすことができる。
1つのコンテンツ・ファイルが、使用、ユーザが作成した識別子、又は他のインジケータにおいて別のコンテンツ・ファイルと異なると、コミュニティ・サーバが判断した場合、ファイルのグループ間の関連付けが壊れることがある。コンテンツ・ファイルのグループ間の関連付けを改良することによって、コンテンツ・ファイル間の侵害スコアが、より適切なものになり得る。登録されたメディア・アイテムとの十分な合致が、1つのコンテンツ・ファイルによってなされたとき、そのコンテンツ・ファイルと関連した他のコンテンツ・ファイルのグループ、及び、コンテンツ・ファイルのグループに関して集められた集約データの全てに、所有者が注意を払うことができるようになる。
一実施形態においては、コミュニティ・サーバ102は、関連したメディア・アイテムとは別個に、コンテンツ・ファイル間の侵害スコアを作成することによって、コンテンツ・ファイルを追跡することができる。グループ内のコンテンツ・ファイルの1つの使用によって侵害され得るメディア・アイテムの権利の所有者による登録とは無関係に、可能な侵害行為についての侵害スコアを作成することによって、コンテンツ・ファイルを追跡し、グループ化することができる。例えば、コンテンツ・ファイルを、ユーザが作成したコンテンツ(例えば、ホーム・ビデオ)を含むコミュニティ・サーバにアップロードすることができ、識別スコアを作成するために、コミュニティ・サーバに登録されたメディア・アイテムが存在しないことがある。コンテンツ・ファイル及びその識別子は、依然としてコミュニティ・サーバによって追跡することができる。上述のように、登録エンジンは、メディア・アイテムの所有者による登録プロセスを行なうことによって、又は、メディア・アイテム情報と相互関連した所有者情報を含むデータベースから情報を取り出すことによって、メディア・アイテム及びそれらのメディア・アイテムの権利所有者である可能性が高い人を登録することができる。
一実施形態において、コンテンツ・ファイルを互いに関連付けるために、侵害スコアを侵害閾値と比較することができる。例えば、コミュニティ・サーバは、それらが特に重要である場合に限り、関連付けを追跡することを望むことがある。一実施形態において、コミュニティ・サーバは、コンテンツ・ファイル間のグルーピングの数を増やす/減らように、侵害閾値を調整することができる。別の実施形態においては、コミュニティ・サーバは、グルーピング内のコンテンツ・ファイルの数に基づいて、侵害閾値を適合させることができる。コミュニティ・サーバは、侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルを所有者に通知するとき、侵害閾値を調整して、所有者のために、コンテンツ・ファイルのより適切なグルーピングを作成することができる。例えば、所有者は、メディア・アイテムを侵害する可能性が高いコンテンツ・ファイルを確かめ、かつ、コンテンツ・ファイルが侵害し得るメディア・アイテムによってグループ化されるのを見ることを望むことがある。
コミュニティ・サーバは、侵害スコア及び識別スコアの両方についての閾値をどのように作成し、確立し、適合し、又は保持するかについて、所有者から命令を募り、受け取ることができる。これらの命令は、閾値を満たすべき侵害材料の例を含むことができる。これらの命令は、所有者を含む対話の一部として受け取ることができ、サンプル/仮定のコンテンツ・ファイルについての閾値の組に基づいて生成される、サンプル侵害スコア及び識別スコアを含む。例えば、所有者は、特定の識別子により満たされる閾値を設定することを望み、よって、閾値を設定するために識別子又は類似した識別子によって生成されるスコアを要求することがある。一実施形態において、所有者は、識別スコアが識別閾値を満たしたときに所有者に戻されるコンテンツ・ファイルのグループのサイズ(例えば、コンテンツ・ファイルの数及びタイプ)を制御するために、侵害閾値を設定することを望むことがある。別の実施形態においては、所有者は、侵害の可能性があるものとして戻される(例えば、メディア・アイテムの権利の使用と強く関わり合うコンテンツ・ファイルだけを戻す)コンテンツ・ファイルの範囲を制御するために、閾値を設定することを望むことがある。
一実施形態においては、ユーザ情報データベース128及びユーザ・インターフェース114を含む、コミュニティ・サーバは、侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルをどのように処理するかに関する選択肢を所有者に提示することができる。コンテンツ・ファイルにより侵害される可能性がある権利の所有者にコンテンツ・ファイルを提示する前に、コミュニティ・サーバは、コンテンツ・ファイルに何らかの措置(例えば、コンテンツ・ファイルを登録するユーザにより要求される措置)を行なうことを拒否することができる。ここにさらに説明されるように、コミュニティ・サーバにログインした後、所有者は、コンテンツ・ファイルのストリーミングのために、コンテンツ・エンジン120を用いてコンテンツ・ファイルを調査することができ、或いは、別な方法でコンテンツ・ファイルにアクセスすることができる。
所有者は、コンテンツ・ファイルを登録したユーザが要求した措置を許容することを決定し、及び/又は、是正措置を行なうよう、コミュニティ・サーバに要求することができる。コミュニティ・サーバは、インターネット上のコンテンツ・ファイルの使用からロイヤリティを集める、所有者に代わって法的通知(例えば、DMCAの下の削除通知(take-down notice)を出す、コンテンツ・ファイルを、所有者に帰属する類似したコンテンツ・ファイルと置き換える、所有者の広告又はコンテンツ・ファイルの使用と関連した他の付随的収入に導く、或いは、起動時に、ユーザを、クレジット・ページ又は製品ページのようなコンテンツ所有者仕様のオンライン目的地に連れて行く、コンテンツ・ファイルに近接したハイパーリンクの表示を要求するといった、是正措置の選択肢を所有者に与えることができる。従って、是正措置は、所有者にとっての何らかの利益を含むことができ、その利益は、金銭的支払の形態であっても、なくてもよく、コンテンツ・ファイルを使用するための所有者の許可の代償として与えられるものである。例えば、会計エンジン116は、ロイヤリティを所有者の口座に預け、コンテンツ・ファイルが提示されるのと同じウェブページ上で広告する広告主、又はコンテンツ・ファイルを使用するユーザのような、支払側メンバから、それらのロイヤリティを集めることができる。法的通知は、関連する著作権法、商標法、特許法、営業秘密法、又は他の法律によってサポートすることができる。コミュニティ・サーバ102によって、これらの実施形態において行なわれるこれらの措置及び他のプロセスは、下記にさらに説明される。
ここに説明されるシステムの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、それらの任意の組み合わせ、又は別の適切な媒体の形で実装することができる。ここに説明されるシステムは、ここに説明される方法を実施することができる。さらに、ここに説明される方法は、ハードウェア、ソフトウェア、それらの任意の組み合わせ、又は別の適切な媒体の形で実施されるとき、ここに説明されるシステムを形成することができる。従って、ここでの方法及びシステムの説明を互いに補足し、累積的開示を形成するものとして、当業者によって理解することができる。
ここに説明される方法は、ここに説明されるシステムの要素のいずれの部分によっても実行することができる。さらに、ここに説明される方法は、反復して、繰り返し、及び/又は部分的に実行することができる。さらに、ここに説明される方法の一部又は方法の部分を同時に実行することができる。さらに、ここに説明されるシステムの要素は、如何なる構成でも地理的又は機能的に分布させることができる。
図2は、コンテンツ・ファイルの侵害を追跡するためのプロセス200の実施形態のフローチャートを示す。示される実施形態において、プロセス200は、コンテンツ・ファイルの識別子に基づいて、コンテンツ・ファイルが互いに関連するようにコンテンツ・ファイルの侵害スコアを作成する。
ユーザから、コンテンツ・ファイルに措置を行なう要求を受け取ることができる(202)。ここに説明されるように、この要求は、登録プロセスの一部とすることができる。例えば、この要求は、ストリーミング、ダウンロード、コピー、又は他のものとの共有のために、コンテンツ・ファイルを他のものにポスティングするものであってもよい。この要求は、ユーザにより明示的に作成することができ、又はユーザの措置に暗黙的に含ませることもできる(例えば、コンテンツ・ファイルをコミュニティ・サーバにアップロードする)。この要求は、より大きい登録プロセス中に受け取ることができ(202)、或いは、識別子がコンテンツ・ファイルに割り当てられる前又は後を含む、別の機会に受け取ることもできる。
ユーザからコンテンツ・ファイルの識別子を受け取ること(204)は、コンテンツ・ファイルの登録プロセスの一部として行なうことができる。例えば、ユーザは、ファイルを識別するために、タイトル及び幾つかのキーワードを含むファイルの記述を含むことができる。上述のように、識別子は、タグ、キーワード、タイトル、メタデータ、又はコンテンツ・ファイルの他の識別とすることができる。同じく上述されたように、第1のコンテンツ・ファイルの第1の識別子と、互いに関連付けられた1つ又はそれ以上のコンテンツ・ファイルに関連した第2の識別子との間に、侵害スコアを作成することができる(206)。上述のように、第2の識別子は、例えば、互いの間に高い侵害スコアを有することで関連付けられるコンテンツ・ファイルのような、コンテンツ・ファイルのグルーピング内のいずれかのコンテンツ・ファイルに属することができる。侵害スコアが侵害閾値を満たす場合、第1のコンテンツ・ファイルを関連したコンテンツ・ファイルのグルーピングに付加する(例えば、関連付ける)ことができる(210)。侵害閾値は、上記により詳細に説明されている。
侵害閾値を満たすかどうかを判断するために、侵害スコアを侵害閾値と比較することができる(208)。第1の識別子と第2の識別子(例えば、2つのコンテンツ・ファイルに関する)との間に作成された侵害スコア(206)が、侵害閾値を満たさないと判断された場合(208)、別の侵害スコアを作成することができる(206)。別の対の識別子間に、別の侵害スコアを作成することができる(206)。例えば、新しい識別子を識別子の少なくとも1つに置き換える。例えば、同じコンテンツ・ファイルの他の識別子間に、別の侵害スコアを作成することができる(206)。別の例として、上記で述べたように、コンテンツ・ファイルの識別子のリストに新しい識別子が付加されるとき、別の侵害スコアを作成することができる(206)。別の例として、例えば、コンテンツ・ファイルに措置を行なうことユーザが要求すること(202)によって、新しいコンテンツ・ファイルが登録されたときに、別の侵害スコアを作成することができる(206)。
図3は、侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルであることを所有者に通知するプロセス300の実施形態のフローチャートを示す。示される実施形態において、プロセス300は、コンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの識別子から識別スコアを作成し、その識別スコアに基づいて、侵害スコア及び識別スコアから通知スコアを作成し、所有者に通知するかどうかを判断する。下記にさらに述べられるように、プロセスは、反復的に且つ繰り返し行なうことができる。
メディア・アイテムを記述する識別子を受け取ることができる(302)。例えば、所有者は、メディア・アイテムの権利を登録し、識別子を用いてメディア・アイテムを記述することができる。別の例として、上述のようなデータベース(例えば、オンライン・データベース)から、メディア・アイテムの識別子を取り出すことができる。ここにさらに説明されるように、メディア・アイテムの他の識別子に基づいて、或いは、ここにさらに説明されるようなメディア・アイテムとコンテンツ・ファイルとの間に作成される識別スコア(304)に基づいて、メディア・アイテムの識別子を作成することができる。
示される実施形態において、識別スコアが識別閾値と比較される(306)。スコアが閾値を満たさない場合(306)、別の識別スコアを作成することができる(304)。例えば、コンテンツ・ファイルの別の識別子を用いて、別の識別スコアを作成することができる。別の例として、別のコンテンツ・ファイルの識別子から、別の識別スコアを作成することができる(304)。識別スコア、識別閾値、及びこれら2つを比較することは(306)、上記で詳細に説明されている。
識別スコアが識別閾値を満たす場合には、識別スコアと侵害スコアとの間に通知スコアが作成される(308)。通知スコアを作成するために用いられる識別スコア(308)及び侵害スコアは、関連付けられた(例えば、グループ化された)いずれかのコンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの識別子間に作成されたスコアのいずれかから、選択することができる。一実施形態において、作成された308通知スコアは、互いに関連付けられた任意のコンテンツ・ファイルからの任意の識別子を用いることができる。別の実施形態においては、識別閾値を上回る識別スコアを作成した識別子を用いて、通知スコアを作成する(308)。
数学的技術及び統計的技術を含む多数の技術を用いて、侵害スコア及び識別スコアから、通知スコアを作成することができる(308)。一実施形態においては、侵害スコア及び識別スコアを合計して通知スコアを作成する。別の実施形態においては、コンテンツ・ファイルのグループについての侵害スコアは、これが変化するときに、数学的に重み付けされ(例えば、時間ベースの重み付けにより時間の経過と共に積分される)、各々がコンテンツ・ファイル及びメディア・アイテムの1つに関連する多数の識別スコアを平均化し、次に、重み付けされた侵害スコア及び平均化された識別スコアを組み合わせて、通知スコアを作成する(308)。
侵害の可能性があるという通知を受け取る際、所有者の必要性に基づいて、侵害スコア及び識別スコアの異なる数学的組み合わせを用いることができる。例えば、スコアは、システムに登録された新しいファイルに基づいて、及び、登録されたファイルの使用パターンの変化に基づいて変化し得る。上記にさらに述べられるように、コンテンツ・ファイル間の侵害スコアのグループは、それらのコンテンツ・ファイルの識別子の変化に伴って変化し得る。さらに、識別スコアは、コンテンツ・ファイルの識別子の変化に伴って変化し得る。
通知スコアが通知閾値を満たさない場合(310)、識別スコア及び/又は侵害スコアに関して上述されたものと類似した方法で(及び、同様の数の識別子の組み合わせに基づいて)、他の通知スコアを作成することができる(308)。さらに、通知スコアが通知閾値を満たさない場合、別の識別スコアを作成することができる(304)。
通知スコアが通知閾値を満たす(例えば、閾値を上回る、閾値の基準を満たす)場合(310)、プロセス300は、所有者に通知する(312)。所有者への通知(312)は、eメールによって、所有者がコミュニティ・サーバにログインするとき、所有者が侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルを見ることを要求したとき、又は他の電子警告などによって、上述のように行なうことができる。通知プロセスは、ここにさらに説明される。
図4は、所有者の、侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルの調査及びこれへの応答を軽減するプロセス400の実施形態のフローチャートを示す。示される実施形態において、プロセス400は、所有者が、コンテンツ・ファイルに措置を行なうことができるかどうか、或いは、是正措置を行なうことを必要とするかどうかを判断する前に、コンテンツ・ファイルを調査して、所有者が所有するメディア・ファイルの権利を該コンテンツ・ファイルが侵害することを確認するのを可能にする。
コンテンツ・ファイルを所有者に提示し、コンテンツ・ファイルが、所有者に所有されるメディア・アイテムの権利を侵害するのを確認することができる(402)。ここにさらに述べられるように、コンテンツ・ファイルの提示は、コンテンツ・ファイルのストリーミングによっても、コンテンツ・ファイルをダウンロードできるようにすることによっても、又は当業者には周知の他の方法によってもよい。コンテンツ・ファイルを登録した(例えば、これをアップロードした)ユーザが要求する措置を所有者に提示することもできる。ダウンロード及び/又はストリーミングのために他のユーザ(例えば、公衆)にコンテンツ・ファイルをポスティングするといった、コンテンツ・ファイルへの実行が要求された措置は、上記に説明されている。一実施形態においては、所有者が措置の調査を要求した後にのみ、措置を所有者に提示することができる。別の実施形態においては、所有者に与えられる通知に、措置を暗黙的に又は明示的に含ませることができる。
一実施形態において(図示せず)、要求を所有者から受け取り、所有者が通知されていないコンテンツ・ファイルから識別スコア及び/又は通知スコアを作成することができる。例えば、所有者が、所有者に所有されるメディア・アイテムの権利を侵害する可能性があるコンテンツ・ファイルに遭遇することがある。所有者は、何故コンテンツ・ファイルについて所有者に通知されなかったのか、及び、将来所有者に通知させるために何を変え得るか(例えば、メディア・アイテムの識別子、閾値)を詳しく調べるために、識別スコア及び/又は通知スコア(並びに、それらに関連した閾値)を調査することを望むことがある。一実施形態において(図示せず)、侵害の可能性があるコンテンツ・ファイルを見つけるのに、通知プロセス(及び、これが依存する識別子)が有効であるかどうかを判断するために、所有者から、コンテンツ・ファイル又はそれへのリンクを受け取ることができる。
所有者が所有するメディア・アイテムの権利をコンテンツ・ファイルが侵害するかどうかを確認するよう、所有者に求めることができる(404)。コンテンツ・ファイルが、所有者が所有するメディア・アイテムの権利を侵害するという所有者の主張を、それ自体によって確認することができる。例えば、サード・パーティは、所有者の主張を支持すべき侵害が存在するかどうかを判断することができる。サード・パーティは、所有者、及び/又はコンテンツ・ファイルを登録したユーザを表すメディエータ、或いは、裁判所を含むことができる。
示される実施形態において、コンテンツ・ファイルに措置を行なう承認を所有者に要求する(406)。ユーザによってコンテンツ・ファイルに行なうように要求された措置を一時停止し(例えば、公衆がコンテンツ・ファイルにアクセスできないようにする)、コンテンツ・ファイルの所有者又は所有者である可能性がある人からの承認を保留する。所有者から応答を受け取り(408)、コンテンツ・ファイルへの措置の実行を承認するか(410)、又は、異なる措置を要求する(410)。異なる措置は、ユーザが最初に要求した措置に類似しているか又は非常に近いものであり得るが、所有者は何らかの方法で措置を修正することを望むことがある。
ユーザが最初に要求した措置とは異なる、所有者が要求したいずれの措置(412)も、是正措置と呼ぶことができる。上述のように、是正措置は、インターネット上のコンテンツ・ファイルの使用からロイヤリティを集める、所有者に代わって法的通知(例えば、DMCAの下での削除通知)を出す、コンテンツ・ファイルを、所有者に帰属する類似したコンテンツ・ファイルと置き換える、所有者の広告又はコンテンツ・ファイルの使用と関連した他の付随的収入に導く、或いは、起動時に、ユーザを、クレジット・ページ又は製品ページのようなコンテンツ所有者仕様のオンライン目的地に連れて行く、コンテンツ・ファイルに近接したハイパーリンクの表示を要求することを含むことができる。是正措置は、ユーザが最初に要求した措置に加えたものでもよい。例えば、ユーザが、共有するために(例えば、社会的ネットワーク化方法を通して)コンテンツ・ファイルをポスティングすることを要求した場合、その共有からのロイヤリティを収集し、又は、収入を広告する要求された是正措置は、その共有を実行するための所有者からの承認を含むことができる。
ユーザが要求した措置についての承認を受け取った後、措置を行なうことができる(416)。さらに、是正措置が要求された場合(412)、所有者に代わって是正措置を行なうことができる(414)。
示される実施形態は、1回の反復を含むが、所有者が、コンテンツ・ファイルにより侵害されているメディア・アイテムの権利を所有しているかどうか、及び、所有者の希望に基づいてコンテンツ・ファイルにどの措置を行なうべきかを決定するのに、多数回の反復もあり得る。例えば、調査のために、多数のコンテンツ・ファイルを所有者に提示することができる。コンテンツ・ファイルを関連付けることができ、従って、関連付けられたコンテンツ・ファイルに対する所有者の判断は、種々のコンテンツ・ファイル及び各々についての要求された措置を認識する幾つかのステップを含むことができる。例えば、所有者は、各々のコンテンツ・ファイルが、どのようにメディア・アイテムに個々に影響を与えるか、及び、グループとしてのコンテンツ・ファイルもまた、どのようにメディア・アイテムに影響を与えるかを確かめることを望むことがある。
一実施形態において、特定の措置、すなわち是正措置又は他の措置が、コンテンツ・ファイルに行なわれた場合、所有者は、インターネット上でコンテンツ・ファイルがどのように提示されるか(例えば、ユーザ・インターフェース上で示される、検索を介して見つけられる)を表す、検索エンジンを含むウェブサイトのモックアップ(mock−up)・バージョンを要求することが可能である。例えば、所有者が、1つのコンテンツ・ファイルをストリーミングし、別のコンテンツ・ファイルをブロックすることを許容し、及び/又は、第3のコンテンツ・ファイルをダウンロードすることを許容した場合、所有者は、ウェブサイトがどのように見え、検索エンジンがどのように機能するかのモックアップを要求することができる。別の実施形態においては、コンテンツ・ファイルに行なわれた措置が許容された場合、許容されなかった場合、及び/又は変更された場合、所有者は、ウェブサイトがどのように見え、機能するかを表すウェブサイトのモックアップ・バージョンの並列比較を確認するよう要求することができる。
100:システム
101:インターネット
102:コミュニティ・サーバ
104:メディア・サーバ
106、108:送受信機
110:コンピュータ装置
112:コンテンツ・エンジン
114:ユーザ・インターフェース
116:会計エンジン
118:登録エンジン
120:コンテンツ・エンジン
122:比較エンジン
124:侵害エンジン
126:識別エンジン
128:ユーザ情報データベース
130:コンテンツ・ファイル・データベース
132:メディア・アイテム・データベース
134:識別子データベース
136:検索エンジン
200、300、400:プロセス

Claims (15)

  1. パブリックにアクセス可能なネットワークを介したコンピュータ装置で、第1のユーザから、第1のコンテンツ・ファイルの第1の識別子を受け取るステップと
    前記コンピュータ装置が、前記第1の識別子と、複数の第2の識別子の1つとの比較に基づいて、侵害スコアを作成するステップであって、前記複数の第2の識別子の各々が複数のコンテンツ・ファイルの少なくとも1つと関連付けられ、前記侵害スコアが前記第1の識別子及び比較された前記第2の識別子に関連する重み付けデータに基づき計算される当該ステップと、
    前記侵害スコアが侵害閾値を満たす場合、前記コンピュータ装置が、前記第1の識別子を前記複数の第2の識別子に付加し、前記第1のコンテンツ・ファイルを前記複数のコンテンツ・ファイルに付加するステップと
    前記コンピュータ装置が、メディア・アイテムの権利を記述する、メディア・アイテムの第3の識別子を受け取るステップと
    前記コンピュータ装置が、前記第3の識別子と前記複数の第2の識別子の少なくとも1つとの比較に基づいて、識別スコアを作成するステップと
    前記コンピュータ装置が、前記侵害スコア及び前記識別スコアに基づいて通知スコアを作成するステップと
    前記コンピュータ装置が、前記メディア・アイテムの権利を所有者に通知するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記所有者に通知するステップは、
    前記コンピュータ装置が前記通知スコアを通知閾値と比較し、
    前記通知スコアが前記通知閾値を満たすことを前記比較が示す場合、前記コンピュータ装置により前記所有者に通知する、
    ステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記通知スコアが前記通知閾値を満たすことを前記比較が示す場合、前記コンピュータ装置が前記複数のコンテンツ・ファイルの各々を前記所有者と関連付ける、
    ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記コンピュータ装置は、前記第1のユーザから、前記第1のコンテンツ・ファイルに第1の措置を行なう要求を受け取ることであって、前記第1の措置は、ストリーミング、ダウンロード、コピー、コンテンツ・ファイルを共有するための処理を含む登録プロセスの一部であり、
    通知スコアが通知閾値を満たす場合、前記コンピュータ装置は、前記所有者から、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう承認を要求し、
    前記通知スコアが前記通知閾値を満たさない場合、前記コンピュータ装置は、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう、
    ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記コンピュータ装置は、前記所有者から、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう承認を受け取り、
    前記コンピュータ装置が、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう、
    ステップをさらに含むことと特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なうことから得られた収入の一部を前記所有者の口座に預け、そして、
    前記所有者から、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう要求を拒否する応答を受け取り、ステップをさらに含み、
    前記応答は、前記第1のコンテンツ・ファイルに対して是正措置を行なうための前記所有者からの要求を含み、前記是正措置は、コンテンツ・ファイル使用に関するロイヤリティを集める、前記所有者に代わって法的通知を出す、前記コンテンツ・ファイルを前記所有者に帰属する類似したコンテンツ・ファイルと置き換える、前記所有者の広告又はコンテンツ・ファイルの使用と関連した他の付随的収入に導く、クレジット・ページ若しくは製品ページをあらわすコンテンツ所有者仕様のウェブサイトに導く、又は前記コンテンツ・ファイルに近接したハイパーリンクの表示を要求することを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記是正措置は、前記第1のコンテンツ・ファイルに前記第1の措置を行なう許可の代償として、第1のユーザから支払いを要求するステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記是正措置は、前記第1の措置の実行から得られた、前記第1のユーザが受け取った収入の一部を、該第1のユーザから要求するステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 前記是正措置は、前記第1の措置の実行から得られた、前記第1のユーザが受け取った広告収入の一部を、該第1のユーザから要求するステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  10. 前記是正措置は、前記第1の措置を行なう承認の代償として、金銭的支払いを含む前記所有者への利益提供するよう、前記第1のユーザに要求するステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  11. 前記是正措置は、前記パブリックにアクセス可能なネットワーク上で前記第1のコンテンツ・ファイルをホストするサーバに、法的通知を出すステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  12. 前記是正措置は、前記第1のコンテンツ・ファイルを修正し、前記所有者を識別する所有権情報を含ませるステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  13. 前記是正措置は、前記第1のコンテンツ・ファイルを、前記所有者が選択したオンライン目的地にリンクするステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  14. 前記コンピュータ装置は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザから、第2のコンテンツ・ファイルと関連付けられた前記複数の第2の識別子の前記少なくとも1つを受け取るステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  15. 前記コンピュータ装置は、前記第2のユーザから、前記第2のコンテンツ・ファイルに第2の措置を行なう要求を受け取ることであって、前記第2の措置は、前記第1の措置とは異なる、ストリーミング、ダウンロード、コピー、コンテンツ・ファイルを共有するための処理を含む登録プロセスの一部であり、
    前記コンピュータ装置は、前記第2のコンテンツ・ファイルを前記複数のコンテンツ・ファイルに付加し、
    前記通知スコアが通知閾値を満たす場合、前記コンピュータ装置は、前記所有者から、前記第2のコンテンツ・ファイルに前記第2の措置を行なうための承認を要求し、
    前記通知スコアが通知閾値を満たさない場合、前記コンピュータ装置は、前記第2のコンテンツ・ファイルに前記第2の措置を行なう、
    ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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