JP2005038403A - 画像データの適正使用調査サービス提供システム、装置、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像データの適正使用調査サービス提供システム、装置、方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】関連会社等に使用許諾した画像データが適正に使用されているかその関連会社等のWebサイトに対して調査する際に、調査対象とする画像データに一致又は類似する画像データを前記Webサイトから検索して通知する。
【解決手段】サーバシステム10は、検索サーバ11及び管理サーバ12を有し、端末211とネットワーク22を介して接続される。管理サーバ12は、調査対象とする画像データ及び関連会社等のWebサイトのURLを調査依頼者毎に調査対象DB15に登録し、前記画像データが前記Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する。検索サーバ11は、前記登録された画像データの特徴量を算出し、その特徴量及び調査条件に基づいて前記画像データと一致又は類似する画像データを関連会社等のWebサイト群30から検索し、管理サーバ12は、その結果一致していない画像データを端末211に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データの適正使用調査サービス提供システム、装置、方法、プログラム、及び記録媒体、より詳細には、使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか調査するための画像データの適正使用調査サービス提供システム、装置、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、第三者機関による商標調査のサービスが提供されている。このサービスは、法人又は個人が所有する商標を防護するために、他者の商標を監視することを目的としている。上記商標調査サービスは、新たに出願又は登録された商標を定期的に検索し、依頼者から調査依頼のあった商標(称呼,ロゴ,ネーミングなど)と同一又は類似のものが存在するか否かの調査を行う。その結果、同一又は類似するものがヒットした場合、その結果を単票又はリスト形式で作成し、依頼者に対して報告を行うようになっている。
上記商標調査サービスの一例として、依頼者は調査対象とする商標,称呼,対象分類を依頼書に入力し、その依頼書をFAX又は電子メール等にて送付する。この際、1つの商標について、1つの国際分類を1つの検索単位として指定し、称呼については1つの商標につき3つの称呼まで指定することができる。次に、所定の検索条件により、常に一定の精度で自動的に検索し、同一及び同一を含んだ商標については全件、類似商標については優先順位の高いものから30件程度をレポート出力する。検索には毎週追加される商標公報掲載データ及び出願データを使用している。
一方、不正著作物の検出あるいは類似画像検索に関し、予め登録された特徴量と、検索によって取得された特徴量とを比較し、その結果から適正度によって不正著作物であるかどうかを判定するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。これは、特徴量として取得したURL,ファイル名称,ファイルサイズ,算出したハッシュ値などが、特徴量DBに登録されているものと一致するかどうか比較判定を行うものである。
また、デザインの類似性を加味し、製品デザインに関する複数属性と、それらの類似性に関する対照表データを持ち、それらの情報に基づいて検索するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−215238号公報 特開2001−216323号公報
しかしながら、上記のような商標調査サービスにおいて、所定の機関が提供、運営する専門のDBを利用して検索を行っているため、そのDB以外の収録場所に対して調査を行うことは困難である。インターネット等を利用して検索することも可能であるが、テキストによる検索となるため、画像データそのものの特徴によって検索をすることはできない。
また、上記特許文献1及び特許文献2に記載の発明では、インターネット検索ロボを用いて幅広い検索を可能とするが、所定のデータと一致するか否かによって類似・否類似を決定しているため、ファイル形式の相違や、修飾の相違などに起因する類似を判定することは難しく、効率的且つ柔軟性に富んだ検索が行えるようにはなっていない。
ここで、企業等において、自社商標等の画像データを使用許諾した関連会社などが当該画像データを適正に使用しているかどうかを調査することは、企業等のブランドイメージの遵守及び向上のために重要である。この場合においても、画像データの類似・否類似を漏れなく、効率的に検索可能とする画像検索システムが求められる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、関連会社等に使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか、その関連会社等のWebサイトに対して調査する際に、調査対象とする画像データの特徴量を算出し、その特徴量に基づいて当該画像データに一致又は類似する画像データをWeb上の関連会社等のWebサイトから検索し、その検索結果を調査レポートとして調査依頼者に通知できるようにした画像データの適正使用調査サービス提供システム、装置、方法、プログラム、及び記録媒体を提供すること、をその目的としてなされたものである。
請求項1の発明は、使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか調査するためのサーバ装置と、適正使用調査を依頼する調査依頼者が使用する端末装置とがネットワークを介して接続された画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記サーバ装置は、前記端末装置から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録手段と、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定手段と、前記調査対象登録手段により登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索手段と、該検索した検索結果を調査レポートとして前記端末装置を使用する調査依頼者に通知する検索結果通知手段とを有することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記特徴量は、適正使用調査の対象とする画像データの色,模様,形状,レイアウトのいずれか1又は複数であることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記調査条件設定手段は、適正使用調査の対象とする画像データのデータ形式,データ容量,データサイズのいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記調査条件設定手段は、適正使用調査の対象とするWebサイトのドメイン種別,ページ種別,ページ階層のいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1の発明において、前記調査対象登録手段は、調査依頼者と、該調査依頼者から使用許諾を受けた使用者との間で結ばれている画像データの使用契約に関する情報を前記調査対象データベースに登録し、前記類似画像検索手段は、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データが前記使用契約情報に規定されている契約内容に従って使用されているかどうか判定する手段を有することを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1の発明において、前記類似画像検索手段は、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データの中から前記範囲内の特徴量を有する画像データを類似画像として検索し、該類似画像として検索した画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至5のいずれか1の発明において、前記サーバ装置は、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトを定期的に巡回し、該巡回した調査対象Webサイトに含まれる画像データから特徴量を算出し、該算出した特徴量に関する情報を調査対象Webサイトの識別情報に関連付けて特徴量データベースに登録する特徴量登録手段を有し、前記類似画像検索手段は、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、前記特徴量データベースに登録された特徴量の中から前記範囲内の特徴量を検索し、その結果、検索された特徴量に応じた画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、前記類似画像検索手段は、類似画像として取得した画像データに対し該画像データの特徴量に基づいて適正度を設定し、前記検索結果通知手段は、前記端末装置に検索結果を表示して通知する際に、前記類似画像検索手段により設定された適正度の高い順に画像データをソートし、該ソートした画像データを、該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報,該画像データの適正度,該画像データに関するコメント情報のいずれか1又は複数を含む画像情報と共に表示できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、画像データ毎に設定される適正度に応じて異なる内容の連絡メールの文例を記憶した文例データベースを有し、前記検索結果通知手段は、前記類似画像検索手段により検索された類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する手段を有し、前記類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する場合、前記文例データベースの中から前記類似画像の適正度に応じた文例を選択し、該選択した文例を前記連絡メールに設定し、該文例を設定した連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴としたものである。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記検索結果通知手段は、前記文例データベースから選択した文例が設定された連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信する前に、調査依頼者の端末装置に送信し、該調査依頼者による前記連絡メールの内容確認又は修正後、該連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴としたものである。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか1の発明において、前記調査対象登録手段は、適正使用調査の対象とする画像データと共に、当該画像データに関する調査履歴を調査依頼者毎に前記調査対象データベースに登録することを特徴としたものである。
請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記調査対象登録手段は、前記調査履歴として、前記検索結果通知手段により連絡メールを送信した回数を、前記類似画像検索手段により検索された類似画像を含む調査対象Webサイト毎に登録することを特徴としたものである。
請求項13の発明は、請求項11又は12の発明において、前記検索結果通知手段は、前記調査対象登録手段により登録された連絡メールの送信回数に応じて、当該連絡メールによる連絡内容を段階的に変化させることを特徴としたものである。
請求項14の発明は、請求項1乃至13のいずれか1の発明において、前記サーバ装置は、前記調査条件設定手段により設定された調査条件に基づいて当該適正使用調査にかかる費用の概算見積りを算出する見積り額算出手段を有し、前記類似画像検索手段により類似画像の検索を行う前に、前記算出した見積り額を調査依頼者に通知し、該調査依頼者による承認があった場合に、類似画像の検索を実行することを特徴としたものである。
請求項15の発明は、使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか調査するためのサーバ装置において、調査依頼者から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録手段と、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定手段と、前記調査対象登録手段により登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索手段と、該検索した検索結果を調査レポートとして前記調査依頼者に通知する検索結果通知手段とを有することを特徴としたものである。
請求項16の発明は、使用許諾した画像データの適正使用調査を依頼する調査依頼者が使用する端末装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置により適正使用調査サービスを提供するための画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記端末装置から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録ステップと、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定ステップと、前記調査対象登録ステップにより登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索ステップと、該検索した検索結果を調査レポートとして前記端末装置を使用する調査依頼者に通知する検索結果通知ステップとを有することを特徴としたものである。
請求項17の発明は、請求項16の発明において、前記特徴量は、適正使用調査の対象とする画像データの色,模様,形状,レイアウトのいずれか1又は複数であることを特徴としたものである。
請求項18の発明は、請求項16又は17の発明において、前記調査条件設定ステップにおいて、適正使用調査の対象とする画像データのデータ形式,データ容量,データサイズのいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項19の発明は、請求項16乃至18のいずれか1の発明において、前記調査条件設定ステップにおいて、適正使用調査の対象とするWebサイトのドメイン種別,ページ種別,ページ階層のいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項20の発明は、請求項16乃至19のいずれか1の発明において、前記調査対象登録ステップにおいて、調査依頼者と、該調査依頼者から使用許諾を受けた使用者との間で結ばれている画像データの使用契約に関する情報を前記調査対象データベースに登録して有し、前記類似画像検索ステップにおいて、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データが前記使用契約情報に規定されている契約内容に従って使用されているかどうか判定することを特徴としたものである。
請求項21の発明は、請求項16乃至20のいずれか1の発明において、前記類似画像検索ステップにおいて、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データの中から前記範囲内の特徴量を有する画像データを類似画像として検索し、該類似画像として検索した画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項22の発明は、請求項16乃至20のいずれか1の発明において、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトを定期的に巡回し、該巡回した調査対象Webサイトに含まれる画像データから特徴量を算出し、該算出した特徴量に関する情報を調査対象Webサイトの識別情報に関連付けて特徴量データベースに登録する特徴量登録ステップを有し、前記類似画像検索ステップにおいて、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、前記特徴量データベースに登録された特徴量の中から前記範囲内の特徴量を検索し、その結果、検索された特徴量に応じた画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項23の発明は、請求項21又は22の発明において、前記類似画像検索ステップにおいて、類似画像として取得した画像データに対し該画像データの特徴量に基づいて適正度を設定し、前記検索結果通知ステップにおいて、前記端末装置に検索結果を表示して通知する際に、前記類似画像検索ステップにて設定された適正度の高い順に画像データをソートし、該ソートした画像データを、該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報,該画像データの適正度,該画像データに関するコメント情報のいずれか1又は複数を含む画像情報と共に表示できるようにしたことを特徴としたものである。
請求項24の発明は、請求項23の発明において、画像データ毎に設定される適正度に応じて異なる内容の連絡メールの文例を記憶した文例データベースを予め有し、前記検索結果通知ステップにおいて、前記類似画像検索ステップにて検索された類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する場合、前記文例データベースの中から前記類似画像の適正度に応じた文例を選択し、該選択した文例を前記連絡メールに設定し、該文例を設定した連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴としたものである。
請求項25の発明は、請求項24の発明において、前記検索結果通知ステップにおいて、前記文例データベースから選択した文例が設定された連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信する前に、調査依頼者の端末装置に送信し、該調査依頼者による前記連絡メールの内容確認又は修正後、該連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴としたものである。
請求項26の発明は、請求項1乃至14のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムとしての機能を実行するためのプログラムである。
請求項27の発明は、請求項15に記載のサーバ装置としての機能を実行するためのプログラムである。
請求項28の発明は、請求項16乃至25のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法を実行するためのプログラムである。
請求項29の発明は、請求項26乃至28のいずれか1に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によると、関連会社等に使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか、その関連会社等のWebサイトに対して調査する際に、調査対象とする画像データの特徴量を算出し、その特徴量に基づいて当該画像データに一致又は類似する画像データをWeb上の関連会社等のWebサイトから検索し、その結果を調査レポートとして調査依頼者に通知することにより、調査依頼者は、類似画像及び当該類似画像を掲載しているWebサイトを容易に特定することができると共に、画像データがどの程度適正に使用されているのかを判断することができるため、適正に使用されていないWebサイトに対して使用契約に従って使用するように指導することができる。
図1は、本発明に係わる情報処理装置の内部構成例を示すブロック図で、1はCPU、2はRAM、3はROM、4はHDD等の記憶装置、5は入力装置、6は表示装置、7は通信装置、8は出力装置、9はシステムバスである。本発明の適正使用調査サービス提供システムに係るサーバ装置や端末装置は、図1に示すような情報処理装置、すなわち汎用コンピュータに基づいて構成される。本システムで取り扱う情報は、その処理時に一時的にRAM2に蓄積され、その後、ROM3に格納され、必要に応じて、CPU1によって読出し、修正、及び書き込み等が実行される。また、この情報処理装置を本システム又は装置として機能させるためのプログラムは、ROM3又は記憶装置4に格納され、CPU1が適宜読み出すことにより実行される。また、処理の途中経過や処理結果は、CRT,LCD等の表示装置6を通じてユーザに提示され、各処理において、ユーザは、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等の入力装置5から必要なパラメータ等を入力指定する。
上記プログラムは、表示装置6においてユーザが使用する際に操作が容易となるように、グラフィカルユーザインタフェイス(GUI)を備えるようにするとよい。通信装置7は、ネットワーク等を介して他の情報処理装置と通信を行う。尚、CPU1、RAM2,ROM3,記憶装置4,入力装置5,表示装置6,通信装置7,出力装置8はシステムバス9で接続され、相互にアクセス可能とする。
図2は、本発明の一実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図で、図中、10は適正使用調査サービスを提供するためのサーバシステムで、該サーバシステム10は、類似画像を検索する機能を備えた検索サーバ11,調査対象に関する情報を管理する機能を備えた管理サーバ12を有し、13は会員(調査依頼者)情報を登録するための会員DB、14は電子メールによる各種通知を行なうための文例を登録した文例DB、15は調査対象とする画像データ等を登録するための調査対象DB、20は調査依頼者、21,21,・・・は調査依頼者が使用するクライアント端末(以下、しばしばクライアント端末21で代表する)、22はネットワーク、30は調査依頼者20により画像データの使用許諾を受けた関連会社,販売代理店等(以下、関連会社等で代表する)が管理するWebサイト群、31,31,31・・・は調査対象となる上記関連会社等のWebサイト(以下、しばしば調査対象Webサイト31で代表する)である。
検索サーバ11は、類似画像検索手段11aを有し、調査対象DB15にアクセス可能とする。管理サーバ12は、調査対象登録手段12a,調査条件設定手段12b,検索結果通知手段12cを有し、会員DB13,文例DB14,及び調査対象DB15にアクセス可能とする。また、調査対象DB15は、適正使用調査の対象とする画像データ15a,画像データ15aの使用許諾を受けている調査対象Webサイト31,31,31・・・の識別情報及び調査依頼者20と調査依頼者20から使用許諾を受けた関連会社等との間で結ばれている画像データ15aの使用契約情報を含む使用者情報15b,調査条件15c,画像データ15aから抽出される特徴量15dを登録する。使用者情報15bに含まれる調査対象Webサイトの識別情報とは、例えば調査対象WebサイトのURLとする。尚、本実施形態のサーバシステム10は、検索サーバ11及び管理サーバ12の2つのサーバ装置で構成されているが、各サーバ装置としての機能を集約して1つのサーバ装置で構成してもよい。また、ネットワーク等を介してサーバシステム10の有する各機能を、他のサーバ装置や端末装置に分散させて構成してもよい。
本発明の適正使用調査サービス提供システムの実施形態として、検索サーバ11又は管理サーバ12はネットワーク等を介して会員DB13,文例DB14,及び調査対象DB15にアクセスするようにしてもよい。すなわち、各DB13,14,15が検索サーバ11又は管理サーバ12と物理的に離散している場合や、また、各DB13,14,15が検索サーバ11又は管理サーバ12に物理的に含まれている場合のどちらの形態もとりうる。また、検索サーバ11又は管理サーバ12には、上記各手段が有する機能を実行するためのプログラムを格納しておく。
また、サーバシステム10,クライアント端末21,及びWebサイト31は、ネットワーク22を介して接続されているが、サーバシステム10及びクライアント端末21間のネットワーク、サーバシステム10及びWebサイト31間のネットワークが異なるネットワークで接続されていてもよい。すなわち、後者のネットワークを、有線、無線に限らず専用回線、電話回線等で接続されたインターネットとした場合、前者のネットワークを、インターネット技術を利用したイントラネットや、さらには、専用回線を使用する場合でもWAN(Wide Area Network)やMAN(Metropolitan Area Network)、サーバシステム10の設置場所によってはLAN(Local Area Network)で構成するようにしてもよい。
本発明の適正使用調査サービス提供システムは、調査対象登録手段12a、調査条件設定手段12b、類似画像検索手段11a、検索結果通知手段12c、及び各DB13,14,15から構成されている。クライアント端末21からネットワーク22を介して送信された調査依頼フォーム(画像データ,調査条件,及び使用者情報を含む)は、管理サーバ12(調査対象登録手段12a及び調査条件設定手段12b)により調査対象DB15に登録される。検索サーバ11(類似画像検索手段11a)は、登録された調査依頼フォームに基づいて関連会社等のWebサイト群30に含まれる各調査対象Webサイトから類似画像を検索し、管理サーバ12(検索結果通知手段12c)は、検索した結果(類似及び完全一致を含む)をクライアント端末21に送信する。
すなわち、本適正使用調査サービス提供システムは、企業等の調査依頼者が設定した画像データ(調査対象とする商標,称号,トレードマーク,ロゴなど)が、当該画像データに関する使用許諾契約を結んでいる関連会社等において適正に使用されているかどうか判定し、その判定結果を調査依頼者に通知できるようにしたものであり、これにより、調査依頼者は、関連会社等を含めた統一的なブランドイメージの管理を行うことができる。
通常の企業等において、商標出願、登録商標の管理(監視)を行っており、その企業の商標、称号、ロゴなどに対して使用が許される色、サイズ、文字種、背景との組み合わせなどが使用許諾契約(使用契約情報)の中で細かく規定されている。使用を許可された使用者(例えば、関連会社、販売店、支店、代理店など)は、これらの規定を遵守して、関連するホームページ(HP)のトップページや、商品、広告などに契約相手の商標、称号、ロゴなどの表示を行う。このような利用規定は、関連会社等を含んだ統一的なブランドイメージの管理を行うことを目的として定められたもので、これにより、関連会社等においても親会社と同様の利用管理を行うことができる。この場合、商標等の利用が許可されるのは、契約によって使用許諾された関連会社等の使用者だけとなる。本システムは、上記使用契約情報を使用者情報15bに含めて調査対象DB15に登録しておくことにより、画像データ15aが使用許諾契約に従って適正に使用されているかどうかを判定することができる。
以下、上記各手段について詳細に説明する。
まず、調査対象登録手段12aは、検索対象となる画像データ15a(例えば、写真データ,デザインデータ,商標データ,称号,トレードマーク,ロゴなど)を調査依頼者(企業等)毎に調査対象DB15に設定登録する。また、画像データ15aは、通常、使用許諾を必要とするため、画像データ15aに関する使用契約情報(例えば、契約相手,契約相手のURL,担当者名,メールアドレス,対象画像,利用規定など)を含む使用者情報15bも調査対象DB15に設定登録しておく。また、新規に会員登録する際に、会員(調査依頼者)情報に加えて、使用者情報15b(使用許諾リスト,使用者が管理するWebサイトのURL,利用規定等を含む)を会員DB13に登録しておいてもよい。この場合、検索サーバ11は、調査対象DB15及び会員DB13の両方にアクセス可能とし、類似画像検索に必要な情報を取得する形態としてもよい。
調査条件設定手段12bは、調査対象登録手段12aにより登録した画像データ15aがネットワーク22上のWebサイト群30(使用が許諾されているWebサイトからなる)において適正に使用されているかどうか調査するための調査条件15cを設定する。すなわち、本システムの調査依頼者が設定した検索対象となる知的財産(例えば、商標、称号、ロゴなど)が、その知的財産の使用を許諾した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているかどうかの調査を行うための調査条件15cを設定する。
適正使用調査の場合、サーバシステム10は、使用許諾した関連会社等の調査対象Webサイトの抽出を行なうことに加えて、必要に応じて、該当するWebサイトに連絡メールを送信することもできる。また、調査対象とするファイルの種類も全て指定することが可能である。さらに、調査対象とする画像データに類似する画像データの抽出も可能とし、抽出した類似画像の特徴量に基づいて適正度(例えば、元画像データの特徴量との差異が小さいほど、適正度が高い)を設定し、その適正度に基づきソート表示や、カテゴリ別表示を行うことができる。
ここで、調査条件設定手段12bは、適正使用調査の対象とする画像データのデータ形式,データ容量,データサイズのいずれか1又は複数を少なくとも設定可能とすると共に、適正使用調査の対象とするWebサイトのドメイン種別,ページ種別,ページ階層のいずれか1又は複数を少なくとも設定することができる。また、調査条件設定手段12bは、調査条件15cとして、調査範囲(調査対象Webサイト全体又は一部など),実施スケジュール(例えば、1回/月の調査を6ヶ月継続して実施する、など),調査結果(例えば、連絡メールを送信するかどうか、など),調査対象とする国や地域(米国、中国、欧州など)、その他適正使用調査に必要な調査条件を設定登録する。
さらに、上記調査条件15cを具体例に基づいて詳細に説明する。
この調査条件15cは、検索範囲を限定して検索効率を上げるための各種条件であって、具体的には以下の項目を設定可能とする。また、調査条件15cを詳細に設定して検索範囲を限定することで、システムの負荷を減少させ、調査にかかる料金を調整(割引など)することができる。
(1)対象期間:被調査対象画像やその掲載ページが公開されているWeb上を調査する期間を限定するものである。例えば、調査対象画像が作成されあるいは公開される以前の期間までさかのぼって調査する必要をなくし、期間を限定することで検索効率を上げることが狙いである。これにより、サービス利用者は、一定期間以前はたとえ適正に使用されていなくても不問とするなどの対応をとってもよい。
(2)調査サイクル:適正に使用されているかどうか監視するために、一定期間毎(定期的)に繰り返し調査を行う場合、そのサイクルを設定するものである。
(3)被調査対象画像の種類:被調査対象画像の種類、例えば、「写真」,「ロゴ」,「商標」,「イラスト」,「絵画」などを指定するもので、これにより、それぞれの検索対象に適切な検索パラメータ(特徴量の重み付け)が設定される。本条件が設定されない(指定しない)場合、調査対象画像として登録された画像を自動的に判別して、検索パラメータを自動設定することもできる。このように手動設定、自動設定の両方を可能とすることで、例えば、調査対象画像は「写真」であるが、何らかの加工を施されることで、他の種類の画像に改変された上、適正に使用されていない場合にも対処が可能となる。
(4)主要エレメントの色:調査対象画像、被調査対象画像の「色」に関する特徴量を検索パラメータに含めるかどうかを設定するものである。ロゴや図形商標が適正に使用されていない場合、第三者に誤認させながら、調査対象画像とは異なるものに改変しようとするケースが想定される。例えば、「色」に関するもの以外の特徴量は高い適正度を示しているにも関わらず、「色」に関する特徴量だけがかけ離れている場合、該当画像は適正に使用されていない可能性が高いと考えられ、この「色」に関する特徴量を検出パラメータに含めて設定しておくことで、検出が可能となる。
(5)被調査対象画像のデータ形式:被調査対象画像のデータ形式(例えば、JPG,GIF,PNG,BMPなど)を限定するものである。例えば、調査対象画像がJPG形式の写真画像の場合、これをGIF形式に変換した場合、画像は劣化する。劣化した画像の使用などを黙認する場合、調査対象画像とは異なるデータ形式のみを被調査対象とすることで、調査範囲を絞り込め、効率を上げることができる。また、Webブラウザが表示できる画像形式を考えれば、上記4種類の限られたデータ形式となるが、TIFF形式などのWebブラウザでは表示できないが、インターネット上に掲載し、ダウンロードできる状態にしておくことが考えられ、それが調査対象画像の所有者にとって不利益をもたらす行為となる場合には、該当するデータ形式(上記TIFF形式など)に対応できるようにしている。
(6)被調査対象画像のデータ容量:被調査対象画像のデータ容量を限定するものである。上記(5)の被調査対象画像のデータ形式と同様に、調査対象画像に対してデータ容量が大きく変化することは、オリジナルとは異なるものと考えられ、データ容量のかけ離れた画像は調査対象としないように限定する。これにより、さらに効率を上げることができる。
(7)ドメイン種別:ドメイン種別を設定するものである。これは、調査対象国や、調査対象団体の形態を大まかに限定するもので、例えば、海外の関連企業などが、自社の商標を適正に使用しているかどうか調査する場合、JPドメイン以外を調査対象とするなどのケースが想定される。
(8)ページ種別:通常、企業などのWebサイトは、「トップページ」,「会社概要」,「新着情報」など、ごく一般的な複数ページで構成されていることから、Webサイトの解析手法を用いて、ページ種別を特定する。これにより、検索対象を限定し、効率を上げることができる。
(9)ページ階層:被調査対象Webサイトの「トップページ」に対する階層の深さを限定するものである。上記(8)のページ種別と同様に、例えば、Webサイト内の極端に階層が深いページを調査対象から除外することで、効率を上げることができる。
上記調査条件15c、すなわち上記(1)〜(9)を適切に組み合わせて適正使用調査を実行する。この際、これらの調査条件15cの設定内容に応じて、後述する見積り額算出手段により、調査費用の見積り金額を計算し、表示することができる。また、予算額を入力することで、調査対象画像の種類を自動判別し、入力された予算額に応じて標準的な調査条件を自動設定できるようにしてもよい。
検索サーバ11の類似画像検索手段11aは、調査対象登録手段12aにより登録した画像データ15aの特徴量15dを算出する手段を有する。この特徴量算出手段により算出された特徴量15dは、その画像データ15aと共に調査対象DB15に登録される。また、類似画像検索手段11a(特徴量算出手段)は、適正使用調査の対象とする画像データ15aの色,模様,形状,レイアウトのいずれか1又は複数から特徴量15dを抽出することができる。類似画像検索手段11aは、調査条件設定手段12bにより設定した調査条件15c及び画像データ15aの特徴量15dに基づいて画像データ15aと一致又は類似する画像データをネットワーク22上のWebサイト群30から検索する。
図3は、特徴量算出手段により算出される特徴量の一例を示す図である。
図3に示すように、類似画像検索手段11aは、特徴量算出手段により、画像登録時に、画像全体の色合い,色の分布,構図(質感や輪郭線の分布),模様(質感)などの特徴量を自動抽出し、データ化する。さらに、そのデータを利用して類似画像の検索を行う。日付や、キーワード、ファイル名などを利用した検索機能とは異なり、文字データでは表現が難しい色合い(各色のピクセル数を調べて特徴量とする),色の分布(画像の各部分から抽出した代表色を特徴量とする),構図(画像の各部分から抽出したエッジを特徴量とする),模様(ピクセル毎の輝度の変化を解析して特徴量とする)などの概念から画像を検索する。
上記特徴量は、大きく4種類のカテゴリ、すなわち、色系,エッジ系,形状系,模様系に分けることができる。
1.色系
(a)カラーヒストグラム:全ての色の構成及び量を特徴とする。
(b)主要色:画像を構成する主要色を特徴とする。
(c)配色:画像中の色の配置(位置情報)を特徴とする。
2.エッジ系
(a)画像に含まれるエッジ量、角度分布を特徴とする。
(b)画像に含まれるエッジ量、角度分布、及び位置情報を特徴とする。
3.形状系
(a)曲率:外形の曲がり具合を特徴とする。
(b)オブジェクトの扁平率やモーメントを特徴とする。
4.模様系
(a)濃度の変化量の分布を特徴とする。
(b)濃度の変化量の分布、位置情報を特徴とする。
(c)フーリエ変換、ウェブレット変換によって得られた周波数特性を特徴とする。
尚、上記各特徴量の中で、位置情報を含む特徴量は、形状に準じた特徴を示す。
以下、調査対象画像の種類別とパラメータの特性について説明する。
まず、図形商標では、ほとんどの場合、色は無関係で、上記「色系」の特徴量のウェイト(重み付け)を低くして、「エッジ系」や「形状系」の特徴量のウェイトを高くすることが有効となる。また、図形商標の場合、微細な模様や質感といった情報は少ないため、「模様系」の特徴量のウェイトは低くしてよい。
会社ロゴ、イラストでは、上記図形商標とは異なり、色の情報を含む場合が多く、色違い(同形異色)も同一のものとして許容される場合があり、上記「色系」の特徴量のウェイトを増減する。また、図形商標と同様に微細な模様や質感の情報は少ないと考えられ、「模様系」の特徴量のウェイトは低くしてよい。
作品性のある写真や絵画などの画像では、画像全体(背景にまで及ぶ)に意味のある画像であるため、上記全ての特徴量が有効となる。
さらに、肖像権を有する人物や商品の写真画像では、「色系」、「形状系」、「模様系」などの特徴量が有効となり、背景や着衣、撮影時の光線状態などとは無関係に、画像内の人物あるいは商品そのものを特定することが優先されるため、第1に背景を分離するなどの前処理を、画像特徴量の抽出以前に行う必要がある。本発明のシステムでは、上記前処理を行うように構成してもよい。また、繊維製品の写真などを検索対象とする場合、「模様系」の特徴量のウェイトは高くしたほうがより効果的である。
図4は、特徴量算出手段による特徴量算出処理の一例を説明するためのフロー図である。
まず、検索サーバ11は、登録対象の画像が存在する“ネットワークパス”あるいは“URL”を受け付け、受け付けた“ネットワークパス”あるいは“URL”が指定されたことで、登録対象画像が指定されたと判断する(ステップS1)。
登録依頼者からの登録画像の指定方法は、画像を1点づつアップロードしてもよいし、複数の画像をリスト化してアップロードすることもできる。また、画像の保管されている先のディレクトリの指定あるいはディレクトリリストをアップロードするようにしてもよい。
次に、検索サーバ11は、指定された“ネットワークパス”あるいは“URL”に基づいて登録対象画像を取得し(ステップS2)、取得した画像のサイズ(ピクセル数,アスペクト比など)を正規化する(ステップS3)。次に、正規化された画像から特徴量を抽出するが、特徴量のパターンが複数(例えば、色系,エッジ系,形状系,模様系)あるときは、要求された条件に応じて、全部あるいは必要とする算出パターンの特定と、それらの実行順序などを決定し、その結果に応じて特徴量を算出する(ステップS4)。特徴量のパターンが複数決定されている場合、それらの特徴量算出パターンが適宜組み合わされ、それぞれの特徴量を算出する。
次に、検索サーバ11は、受け付けられた入力情報、特徴量の算出パターン、算出結果とを各々対応付けてDBに登録し(ステップS5)。全ての画像に対する登録が終了したかどうか判断し(ステップS6)、登録終了であれば(YESの場合)、そのまま終了し、また、上記ステップS6において、登録終了でなければ(NOの場合)、上記ステップS4に戻り処理を繰り返す。
さらに、上記類似検索の具体的な処理に関しては、例えば、特開2002−245045号公報に記載の方法や、他の公知の方法に基づいて行うことができるため、ここでの詳細な説明は省略するものとする。
また、本実施形態の類似画像検索手段11aは、調査対象とする画像データ15aと一致又は類似する画像データを検索する際に、調査対象DB15に登録された画像データ15aの特徴量15dに所定の範囲を設定し、ネットワーク22上のWebサイト群30に含まれる画像データの中から前記範囲内の特徴量を有する画像データを類似画像として検索し、その類似画像として検索した画像データ及び画像データを含むWebサイトのURLを取得する。
上記所定の範囲の設定とは、検索対象の画像の特徴量から見て、どの程度の特徴量の範囲までを類似(適正)とみなすかを決めるための閾値を設定することを意味する。例えば、調査対象の画像の特徴量毎に閾値を設定し、被調査対象の画像の特徴量が閾値内であれば、被調査対象の画像が類似であると判定する。これによれば、特徴量毎に閾値を設定しているので、任意の特徴量に対して類似の程度を確認することができる。また、後述する適正度に対して所定の範囲、すなわち閾値を決めてもよい。この場合、調査対象の画像の特徴量と、被調査対象の画像の特徴量により算出された適正度が閾値内にあるかどうかを判断し、被調査対象の画像の特徴量が閾値内であれば、被調査対象の画像が適正であると判定し、画像全体から見た適正の程度を確認することができる。
上記閾値の設定に関し、本システムでは、前述した「色系」、「エッジ系」、「形状系」、「模様系」などの複数の特徴量を複合的に用いて、それぞれの重み付けを調整することができる。それぞれの特徴量の重み付けを調整するのは、本システムが検索対象とする画像が多種多様であることから、画像の種類によって特徴量の重み付けを調整して検索精度を高める。例えば、代表的な画像毎におおよそ以下のような重み付けの調整を行う。
図形商標では、基本的に色に無関係で、主に形状そのものと、形状が持つ意味合いが重要となる。従って、色に関係する特徴量は意味をなさないことから、色に関する特徴量の重み付けを下げるか無効にすることが望ましい。
会社ロゴ、イラストでは、上記図形商標とは異なり、色の情報を含むが、写真やCGのような微細な模様情報を持たないことから、模様に関する特徴量の重み付けを下げたほうが効果的である。
商品写真、人物写真では、商品や人物の色、形状、模様といった特徴量が重要であって、背景は意味をなさないため、色や模様でも、位置情報よりも、画像を代表する部位の特徴量を重視したほうが検索精度の向上に効果的となる。
絵画や作品性のある写真では、写真全体に渡り、全ての特徴量が有効となる。
検索結果通知手段12cは、類似画像検索手段11aにより検索した結果を調査レポートとしてクライアント端末21に表示して、調査依頼者に検索結果を通知する。この際、通知する文書内容(文言)は、文言の全体又は一部を雛型として予め文例DB14に登録しておいてもよく、さらには、検索された画像データを所定の分類に基づいて文言と並べて表示する、あるいは、検索された画像データを別の画面上に一括して表示するようにしてもよい。
上記調査レポートでは、検索の結果、画像そのものを表示するほか、画像URL,画像ファイル名,画像掲載サイトURL,画像掲載サイトドメイン種別(jp/com/de/…など),画像掲載サイト(掲載イメージ:ページのどの位置にどのような体裁で掲載されているか),適正度(0〜100%),画像サイズ(dot/pixel),画像ファイル容量(KB),検索対象期間(年月日〜年月日,調査サイクルに連動),地域傾向,改ざん傾向,悪質度、などを表示する。
上記地域傾向とは、Webサイトのドメイン種別や、記載言語、あるいはサイト管理者の記載内容などによって、当該Webサイトの所属する国名を判断し、検索対象画像が、いずれの国で適正に使用される(あるいは適正に使用されていない)度合いが大きいかをレポートするもので、世界地図にプロットして表示してもよい。また、同じ国であっても、企業(co.jp)に適正使用(あるいは不適正な使用)が多いのか、学校(ac.jp)に多いのかなど、ドメイン別の傾向をレポートすることもできる。
また、上記改ざん傾向とは、適正に使用していない者は、オリジナル(検索対象)画像とは異なるものに改ざんして使用しようとするケースが考えられる。この場合、さまざまな画像の特徴量のうち、一部の特徴だけを改ざんすることが考えられる。例えば、ロゴやロゴの背景の色だけを変えたものは、形状、模様といった他の特徴は酷似しているにも関わらず、色という特徴量だけがオリジナル画像とかけ離れることになる。このように、検索対象画像が、どのような特徴(色、形状、模様など)のうち、どの特徴を改ざんされたか、その傾向をレポートするものである。
また、上記悪質度とは、上記改ざん傾向にあるように、大多数の特徴は酷似しているのに、1つあるいは2つ程度の画像の特徴について適正度が低い場合、改ざんされた画像と判断することができるが、その1つあるいは2つ程度の画像の特徴の適正度が低ければ低いほど、改ざん度合いは大きいと考えられ、改ざん度合いが大きいものは、悪質度が高いと判断できる。
また、画像の使用許諾を受けている関係会社や取引先などのWebサイト上のどのページ(例えば、トップページ、リンクページなど)に画像が掲載されているか傾向を知ることもできる。本システムでは、Webサイト解析手法により、Webサイトにおける、画像の掲載ページの階層や、ページ種別、ページ内位置を判断してレポートすることもできる。
尚、Webサイトの識別情報には、ドメイン名/URL,ドメイン種別,及び上記Webサイト解析手法がある。ドメイン名/URLは、調査依頼企業と関連企業など、調査対象から除外するWebサイトのドメイン名あるいはWebサイトのURLをリストとして登録しておくことができる。ドメイン種別は、jp=日本,de=ドイツ,ch=中国など、ドメイン種別によって調査対象国を限定することができる。また、Webサイト解析手法は、htmlタグなどによるハイパーリンク情報を基にしたWebサイト内遷移解析により、階層構造を明らかにすることで、ページ階層を特定することができる。
ここで、類似画像検索手段11aは、ネットワーク22上の調査対象Webサイト31に含まれる画像データが使用契約情報に規定されている契約内容に従って使用されているかどうか判定する手段を有する形態としてもよい。例えば、各調査対象Webサイトにおいて、契約で許可されている表示数や、表示時期(期間)に従って画像データが表示されているかどうか判定する。この際、契約した表示数よりも少ない表示数の場合、表示数に応じて段階的に課金額(関連会社等に対して)を変えるようにしてもよい。また、契約した表示数よりも少ない表示数で追加表示が可能な場合、あとどのくらい表示可能なのかを関連会社等に通知するようにしてもよい。
類似画像検索手段11aは、類似画像として取得した画像データに対し当該画像データの特徴量に基づいて適正度を設定することができる。検索結果通知手段12cは、クライアント端末21に検索結果を表示して通知する際に、類似画像検索手段11aにより設定された適正度の高い順に画像データをソートし、ソートした画像データを、その画像データを含むWebサイトの識別情報(URL等),画像データの適正度,画像データのコメント情報を少なくとも含む画像情報と共に表示するようにしてもよい。また、検索結果通知手段12cは、上記適正度に基づいて、適正度の高い画像データについては画像データのみを一括して表示し、適正度が中程度の画像データについては詳細情報を省略して個々に表示を行い、適正度の低い画像データについては詳細情報まで含めて個々に表示するといった表示(通知)方法をとってもよい。
上記した調査結果のコメント情報には、全ての調査対象Webサイトに対して良くも悪くも、すなわち適正度が高くても低くても連絡又は指導メッセージを含めるようにしてもよく、適正度の低い調査対象Webサイトに対してのみ指導メッセージを含めるようにしてもよい。この適正使用調査の場合、使用規定に準拠して画像データ15aと完全一致していることが前提となるため、例えば、古いロゴや、使用規定に違反したロゴ等を使用しているWebサイトには使用規定に従って使用するように指導することが可能となる。
上記適正度とは、個々の特徴量を単一で用いる場合には、特徴量そのものの距離(すなわち、調査対象画像と被調査対象画像との距離)を百分率で表したもので、複数の特徴量(本例では、色,エッジ,模様,形状)を用いる場合には、各特徴量の加重平均の距離を百分率で表したものである。計算式を下記の式(1)に示す。
適正度d=K(色)×d(色)+K(エッジ)×d(エッジ)+K(模様)×d(模様)+K(形状)×d(形状) ・・・式(1)
但し、K:各特徴量に対する重み付け係数、d:各特徴量について調査対象画像と被調査対象画像との距離を算出した値
ここで、利用者から見た場合、上記適正度が100%は適正に使用している、0%は適正に使用していないと判断されるが、本システムでは、相似度として判定しており、相似度0%が適正度100%に相当し、調査対象画像と被調査対象画像の距離がない、似ていると判定され、相似度100%が適正度0%に相当し、調査対象画像と被調査対象画像の距離が離れすぎている、似ていないと判定される。
類似画像検索手段11aは、被調査対象の画像の各特徴量に対して、調査対象の画像の特徴量との距離を算出する。これを全ての被調査対象画像に対して行う。上記式(1)から、被調査対象画像毎の適正度を計算する。さらに、計算した適性度から、予め設定した範囲内に含まれるものをピックアップする。
ここで、上記適正度に設定する閾値を目的に応じて設定できるようにしてもよい。その目的が、例えば、適正な使用方法を提示することである場合、すなわち、グループ企業など、使用を許容するが、その使用方法に誤りがないかどうかを確認する内容の電子メールを発信することを目的とした場合、閾値を高く設定し、適正度が一定以下の画像だけを対象とし、事前に企業ロゴなどの使用規定を記載したWebページを用意し、そのURLを記載した電子メールを発信することで、定期的な確認を促すようにする。
文例DB14は、画像データ毎に設定される適正度に応じて異なる内容の連絡メールの文例を記憶する。この際、外国のWebサイトにも連絡メールを送信できるように各国に対応した言語で文例を記憶しておいてもよい。
検索結果通知手段12cは、類似画像検索手段11aにより検索された画像データを含むWebサイトに対して連絡メールを送信する手段を有する。ここで、検索結果通知手段12cは、画像データを含むWebサイト31に対して連絡メールを送信する場合、文例DB14の中から画像データの適正度に応じた文例を選択し、選択した文例を連絡メールに設定し、その連絡メールをWebサイト31に含まれるメールアドレスに送信する形態としてもよい。また、検索結果通知手段12cは、文例DB14から選択した文例が設定された連絡メールをWebサイト31に含まれるメールアドレスに送信する前に、調査依頼者のクライアント端末21に送信し、調査依頼者による連絡メールの内容確認又は修正後、その連絡メールをWebサイト31に含まれるメールアドレスに送信する形態としてもよい。
図5は、本発明が適用される画像データの適正使用調査サービス提供方法の一例を説明するためのフロー図である。尚、本例は、図2に示した適正使用調査サービス提供システムに基づいて説明するものとする。まず、管理サーバ12は、クライアント端末21からネットワーク22を介して調査依頼を受け付ける際に、当該調査依頼者が新規登録かどうか判断し(ステップS11)、新規登録の場合(YESの場合)、会員登録情報(例えば、会員情報,使用許諾リスト,使用規定など)の入力を受け付けて(ステップS12)、その会員登録情報を会員DB13に登録し(ステップS13)、登録完了後に、ユーザID/PWD(パスワード)を発行し(ステップS14)、ステップS15に移行する。
また、上記ステップS11において、新規登録ではない、すなわち既に会員登録されている場合(NOの場合)、ユーザID/PWDの入力及び調査目的を選択する(ステップS15)。この際、入力されたユーザID/PWDが正しいかどうか照合し(ステップS16)、ユーザID/PWDが正しくない場合(NOの場合)、クライアント端末21にエラー表示を行い(ステップS17)、ユーザID/PWDを再入力するかどうか(ユーザが)判断し(ステップS18)、再入力する場合(YESの場合)、ステップS5に戻り処理を繰り返し、再入力しない場合(NOの場合)、そのまま終了する。
次に、上記ステップS16においてユーザID/PWDが認証された場合、調査目的が適正使用調査かどうか(ユーザが)判断し(ステップS19)、適正使用調査以外の調査(例えば、類似デザイン調査など)の場合(NOの場合)、その他の調査を行う(ステップS20)。上記ステップS19において、調査目的が適正使用調査の場合(YESの場合)、画像データに関する適正使用調査を行う(ステップS21)。管理サーバ12は、調査対象とする画像データ15a,調査条件15c,使用者情報(調査対象WebサイトのURL,使用契約情報等)15bを調査対象DB15に登録し(ステップS22)、検索サーバ11は、調査対象DB15に登録された画像データ15aから特徴量15dを算出し(ステップS23)、算出した特徴量15d及び調査条件15cに基づいて関連会社等のWebサイト群30に含まれる類似画像を検索する(ステップS24)。
次に、検索サーバ11は、上記ステップS24において検索した類似画像に対して、その特徴量に基づいて適正度を設定し(ステップS25)、管理サーバ12は、上記類似画像と、その類似画像の適正度を含む画像情報とを少なくとも含む調査レポートを調査依頼者(クライアント端末21)に送信する(ステップS26)。次に、管理サーバ12は、類似画像を表示していたWebサイトに連絡メールを送信するかどうか(ユーザによる選択)判断し(ステップS27)、Webサイトに連絡メールを送信する場合(YESの場合)、上記適正度に応じた連絡メールを生成し、その連絡メールを該当するWebサイトに配信する(ステップS28)。
次に、管理サーバ12は、定期的に類似検索を行うかどうか調査対象DB15の調査条件15cから判断し(ステップS29)、定期的に類似検索を行う場合(YESの場合)、上記ステップS24に移行し、予め決められた間隔でWebサイト群30から類似画像を検索する。また、上記ステップS29において、定期的に類似検索しない、例えばスポット的な検索の場合(NOの場合)、そのまま終了する。また、上記ステップS27において、Webサイトに連絡メールを送信しない場合(NOの場合)、上記ステップS29に移行する。
図6は、本発明の他の実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図で、サーバシステム10は、検索サーバ11及び管理サーバ12を有し、会員DB13、文例DB14、調査対象DB15、さらに特徴量DB16を有している。また、検索サーバ11は、類似画像検索手段11a,特徴量登録手段11bを有し、調査対象DB15及び特徴量DB16にアクセス可能とする。管理サーバ12は、調査対象登録手段12a,調査条件設定手段12b,検索結果通知手段12c,さらに見積り額算出手段12dを有し、会員DB13,文例DB14,及び調査対象DB15にアクセス可能とする。本実施形態の適正使用調査サービス提供システムにおいて、特徴量登録手段11b,見積り額算出手段12d,及び特徴量DB16を有している点が図2に示したシステム構成と異なる点で、その他の構成については図2に示したシステム構成と同様であるためここでの説明は省略するものとする。
検索サーバ11の特徴量登録手段11bは、ネットワーク22上の調査対象とするWebサイト群30を定期的に巡回してWebサイトに含まれる画像データから特徴量を算出し、算出した特徴量を各調査対象WebサイトのURLに関連付けて特徴量DB16に登録する。本実施形態のサーバシステム10において類似画像の検索は、調査対象DB15に登録された画像データ15aの特徴量15dと、特徴量DB16に登録された特徴量とを比較することにより行われる。すなわち、類似画像検索手段11aは、調査対象とする画像データ15aと一致又は類似する画像データを検索する際に、調査対象DB15に登録された画像データ15aの特徴量15dに所定の範囲を設定し、特徴量DB16に登録された特徴量の中から前記範囲内の特徴量を検索し、その結果、検索された特徴量に応じた画像データ及び画像データを含む調査対象WebサイトのURLを取得する。
また、見積り額算出手段12dは、調査条件設定手段12bにより設定された調査条件15cに基づいて当該適正使用調査にかかる費用の概算見積りを算出する。管理サーバ12は、類似画像検索手段11aにより類似画像の検索を行う前に、見積り額算出手段12dにより算出した見積り額を調査依頼者に通知し、その調査依頼者による承認があった場合に、類似画像の検索を実行するようにしてもよい。また、別の実施形態として、調査依頼者の予算枠(課金上限)を設定しておき、この予算枠に応じた調査を行うようにしてもよい。
上記見積り額算出手段12dによる具体的な実施形態について以下に説明する。
(1)調査条件15cを設定する毎に、見積り額を減額する。
調査条件15cを細かく設定することは、調査範囲を限定することになり、本システムへの負荷が減少するため、適正使用調査サービスにかかる料金を減額するようにする。
(2)連絡メールの数や、自動化度合いに応じて課金する。
調査結果に基づいて適正に使用していないと判定されたWebサイトの管理者や問い合わせ先のメールアドレスに対して、予め用意した連絡文を自動的に配信するか否かを設定することができる。本システムは、この連絡文を自動生成する機能も備えており、自動生成した文章を編集するステップを設けることもできる。また、連絡メールを設定しなくてもよい。これらの設定内容に応じて料金を算出する。
ここで、調査対象登録手段12aは、適正使用調査の対象とする画像データと共に、当該画像データに関する調査履歴を調査依頼者毎に調査対象DB15に登録するようにしてもよい。この際、調査対象登録手段12aは、調査対象DB15に登録する調査履歴として、検索結果通知手段12cにより連絡メールを送信した回数を、類似画像検索手段11aにより検索された類似画像を含む調査対象Webサイト毎に登録するようにしてもよい。さらに、検索結果通知手段12cは、調査対象登録手段12aにより登録された連絡メールの送信回数に応じて、当該連絡メールによる連絡内容を段階的(例えば、4回までは連絡,5回以上は指導など)に変化させるようにしてもよい。
本発明によると、企業等の調査依頼者が設定した画像データが、使用許諾契約を結んでいる関連会社等において適正に使用されているかどうか判定し、その判定結果を調査依頼者に通知することにより、調査依頼者は、関連会社等を含めた統一的なブランドイメージの管理を行うことができる。また、類似画像の検索をシンプルなシステム構成により実現することができるため、効率的且つ低コストで適正使用調査を行うことができる。また、あらゆる画像データに対応可能であるため、画像検索を利用する幅広い用途に適用が可能である。
図7は、本発明の他の実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図である。本実施形態に示す適正使用調査サービス提供システムは、検索サーバ11、管理サーバ12それぞれの管理・運営を各々独立した事業体が行う場合のシステム構成について示したものである。検索サーバ11は、類似画像検索手段11a,特徴量登録手段11b,さらにアプリケーションサービス提供手段11c,課金手段11dを有し、特徴量DB16及び/又は調査対象DB15にアクセス可能とする。管理サーバ12は、調査対象登録手段12a,調査条件設定手段12b,検索結果通知手段12c,見積り額算出手段12dを有し、会員DB13,文例DB14,及び調査対象DB15にアクセス可能とする。
図7に示すように、本発明は、これまで説明した検索サーバ11が有する画像検索機能を、アプリケーションとしてネットワークを介して提供することができるようにしたASP(Application Service Provider)システムとしての形態も可能である。この場合、ASPサービス提供業者が有する検索サーバ11のアプリケーションサービス提供手段11cは、検索サーバ11が有する各手段(類似画像検索手段11a及び/又は特徴量登録手段11b)をアプリケーションとしてネットワークを介して管理サーバ12側に提供するサービスを、当該サービスを受ける側の管理サーバ12側に提供する。また、課金手段11dは、アプリケーションサービス提供手段11cで提供したサービスに対して課金を行う。課金手段11dによる課金方法は、類似検索を行う頻度、検索範囲、検索対象とする画像データの数、検索ヒット数などの調査条件(又は調査結果)に応じて金額を決めてもよいし、また、月単位、1検索単位など、所定の単位による定額制としてもよい。
図8及び図9は、本発明が適用される画像データの適正使用調査サービス提供方法の他の例を説明するためのフロー図で、図8は、管理サーバ12側の処理フローについて示した図であり、図9は、検索サーバ11側の処理フローについて示した図である。尚、本例は、図6に示した適正使用調査サービス提供システムに基づいて説明するものとする。
図8において、まず、管理サーバ12は、クライアント端末21からネットワーク22を介して調査依頼を受け付ける際に、当該調査依頼者が新規登録かどうか判断し(ステップS31)、新規登録の場合(YESの場合)、会員登録情報(例えば、会員情報,使用許諾リスト,使用規定など)の入力を受け付けて(ステップS32)、その会員登録情報を会員DB13に登録し(ステップS33)、登録完了後に、ユーザID/PWD(パスワード)を発行し(ステップS34)、ステップS35に移行する。
また、上記ステップS31において、新規登録ではない、すなわち既に会員登録されている場合(NOの場合)、ユーザID/PWDの入力及び調査目的を選択する(ステップS35)。この際、入力されたユーザID/PWDが正しいかどうか照合し(ステップS36)、ユーザID/PWDが正しくない場合(NOの場合)、クライアント端末21にエラー表示を行い(ステップS37)、ユーザID/PWDを再入力するかどうか(ユーザが)判断し(ステップS38)、再入力する場合(YESの場合)、ステップS35に戻り処理を繰り返し、再入力しない場合(NOの場合)、そのまま終了する。
次に、上記ステップS36においてユーザID/PWDが認証された場合、調査目的が適正使用調査かどうか(ユーザが)判断し(ステップS39)、適正使用調査以外の調査(例えば、類似デザイン調査など)の場合(NOの場合)、その他の調査を行う(ステップS40)。上記ステップS39において、調査目的が適正使用調査の場合(YESの場合)、画像データに関する適正使用調査を行う(ステップS41)。管理サーバ12は、調査対象とする画像データ15a,調査条件15c,及び使用者情報(調査対象WebサイトのURL,使用契約情報等)15bを調査対象DB15に登録し(ステップS42)、検索サーバ11に対して類似画像検索を依頼する(ステップS43)。この際、検索サーバ11に対して調査対象とする画像データ15aを含めて依頼するようにしてもよい。
図9において、検索サーバ11は、調査対象DB15に登録された画像データ15aから特徴量15dを算出し(ステップS44)、算出した特徴量15d及び調査条件15cに基づいて特徴量DB16に登録されている特徴量とマッチングを行って類似画像を検索する(ステップS45)。次に、検索サーバ11は、検索した類似画像に対して、その特徴量に基づいて適正度を設定し(ステップS46)、上記類似画像と、その類似画像の適正度を含む画像情報とを少なくとも含む調査結果を管理サーバ12に通知する(ステップS47)。
図8において、管理サーバ12は、検索サーバ11から通知された検索結果に基づく調査レポートを調査依頼者(クライアント端末21)に送信する(ステップS48)。次に、管理サーバ12は、類似画像を表示していた調査対象Webサイトに連絡メールを送信するかどうか(ユーザによる選択)判断し(ステップS49)、調査対象Webサイトに連絡メールを送信する場合(YESの場合)、上記適正度に応じた連絡メールを生成し、その連絡メールを該当するWebサイトに配信する(ステップS50)。
次に、管理サーバ12は、定期的に類似検索を行うかどうか調査対象DB15に登録した調査条件15cから判断し(ステップS51)、定期的に類似検索を行う場合(YESの場合)、ステップS52に移行する。
図9において、検索サーバ11は、ネットワーク22上の関連会社等の調査対象Webサイト群30を巡回し(ステップS52)、Webサイト群30の調査対象Webサイトに含まれる画像データを探索し(ステップS53)、探索した画像データの特徴量を算出し(ステップS54)、算出した特徴量を特徴量DB16に登録する(ステップS55)。この特徴量DB16は、ステップS45において検索サーバ11により参照される。
また、図8に示すステップS51において、定期的に類似検索しない、例えばスポット検索の場合(NOの場合)、そのまま終了する。また、上記ステップS49において、調査対象Webサイトに連絡メールを送信しない場合(NOの場合)、上記ステップS51に移行する。
図10及び図11は、サーバシステム10において登録されたデータテーブルの一例を示す図である。図10(A)は、調査対象となる調査依頼者に関する情報を登録した依頼者情報管理テーブルの一例を示す図で、図10(B)は、商標に関する情報を登録した商標情報管理テーブルの一例を示す図である。図10(A)において、依頼者情報管理テーブルには、例えば、調査依頼者名(利用企業名),登録日,商標情報(識別番号で表示),契約情報(識別番号で表示),有効期限,画像情報(識別番号で表示),URL,報告情報の有無,前回実施日などの項目が登録されている。図10(B)において、商標情報管理テーブルには、依頼者情報管理テーブルに登録された商標情報(識別番号で表示)毎に、例えば、商標,読み(称呼),分類,画像サイズ,文字種,色彩,修飾,データの種類,添付対象(例えば、HP,カタログ,マニュアル等)などの項目が登録されている。
図11(A)は、契約に関する情報を登録した契約情報管理テーブルの一例を示す図で、図11(B)は、連絡メールの内容に関する情報を登録した帳票管理テーブルの一例を示す図で、図11(C)は、画像データに設定した適正度に関する情報を登録した適正度管理テーブルの一例を示す図である。
図11(A)において、契約情報管理テーブルには、商標の使用契約を結んでいる会社名(すなわち、商標の使用許諾を受けている会社名)毎に、例えば、登録日,商標情報,契約情報,有効期限,URL,前回調査実施日,指導結果に対する対応が良いか悪いか,Webサイトを定期的に監視するかどうか、などの項目が登録されている。また、図11(B)において、帳票管理テーブルには、例えば、帳票名(例えば、連絡書,指導書等),登録日,フォーム(雛型)の種類(識別番号で表示),画像データの適正度(A,B,・・・),有効期限などの項目が登録されている。また、図11(C)において、適正度管理テーブルには、画像データの適正度毎に、例えば、上記帳票管理テーブルにリンクしたフォーム(雛型)の種類(識別番号で表示),有効期限,表示方法(例えば、詳細表示,簡略表示等)などの項目が登録されている。
図12は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおけるサービスログイン画面の一例を示す図で、図中、40はサービスログイン画面で、該サービスログイン画面40は、会員登録ページリンク41,会員ID/パスワード入力欄42,調査目的選択欄43,調査詳細設定ページリンク44を有する。本サービスを利用する調査依頼者は、新規会員登録の場合、会員登録ページリンク41から会員登録ページにアクセスして会員登録を行う。また、会員の場合、会員ID/パスワード入力欄42に自分の会員ID/パスワードを入力する。さらに、調査依頼者は、調査目的(不正使用調査,適正使用調査,デザイン調査など)選択欄43から、所望のコースを選択した後、調査詳細設定ページリンク44をクリックして調査詳細設定ページに遷移して細かい調査条件を設定する。
図13は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける調査条件設定画面の一例を示す図で、図中、50は調査条件設定画面で、該調査条件設定画面50は、調査対象画像の登録設定51,調査依頼内容52,ファイル属性の登録設定53,調査対象サイトの登録設定54,見積り額表示55,検索開始ボタン56を有している。調査依頼者は、調査対象画像の登録設定51の「参照」ボタンをクリックすることで、調査対象とする画像データを選択することができる。本例の場合、画像データ51a及び51bが選択された画像である。さらに、これらの画像データを検索対象とする場合にはチェックボックスにチェックを入れる。このチェックボックスにチェックを入れた画像データのみが調査対象となり、2つともチェックした場合、複合(or)検索となる。
次に、調査依頼内容52において、検索依頼する画像データの区分(例えば、写真,社章,トレードマーク,ロゴなど)を指定することができる。また、主要エレメントの色違いを検索対象とするか、無視するかを指定することができる。
次に、ファイル属性の登録設定53において、検索依頼する画像データの形式(例えば、JPEG,GIF,PNGなど)を指定することができる。また、検索依頼する画像データの容量範囲(例えば、100KB〜10000KBなど)を指定することができる。また、検索依頼する画像データのサイズ範囲(例えば、縦100dot×横100dotなど)を指定することができる。
調査対象サイトの登録設定54は、調査対象を限定する際にチェックする項目である。本例では、自社及び関連会社サイト等と契約書等により使用を許諾しているWebサイトを選択することができる。調査依頼者は、調査対象サイトの登録設定54の「参照」ボタンをクリックすることで、調査対象とするWebサイトを選択することができる。また、自社製品を取り扱っている販売店等、画像データを使用許諾無く利用しているが、黙認するWebサイトを選択することができる。調査依頼者は、調査対象サイトの登録設定54の「参照」ボタンをクリックすることで、調査対象とするWebサイトを選択することができる。また、新規に調査対象Webサイトを登録する場合、調査対象サイトの登録設定54から登録を行うことができる。
見積り額表示55は、上記画像データ及び調査条件に基づいて当該適正使用調査に係わる見積り額を自動的に算出して表示する。
調査依頼者は、調査条件設定画面50において、上記に示す各項目の設定を行った後に、検索開始ボタン56をクリックする。この検索開始ボタン56がクリックされると、サーバシステム10により類似画像の検索処理が開始される。
図14は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の一例を示す図で、図中、60は検索結果表示画面で、該検索結果表示画面60は、オリジナル(検索対象)61,検索結果62,63,64を有している。検索結果62,63,64は、類似画像として検索された画像データ、画像データに関する画像情報、画像データの掲載サイト、連絡メールの文面作成画面へのリンクをそれぞれ有している。上記画像情報は、例えば、URL,ファイル名,適正度,画像サイズ,ファイル容量などを含むものとする。また、これらの検索結果の表示順は、適正度に応じてソートされて表示されている。ここで、例えば、検索結果64に応じたWebサイトに連絡メールを送信したい場合、連絡メールの文面作成画面へのリンク64aをクリックすると、連絡メール作成フォーム画面に遷移する。
このように、調査依頼者は、適正使用調査に際して類似画像及び当該類似画像を掲載しているWebサイトを容易に特定することができると共に、使用許諾した画像データがどの程度適正に使用されているのかを判断することができるため、適正に使用されていないWebサイトに対して使用契約に従って使用するように指導することができる。
図15は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける連絡メール作成フォーム画面の一例を示す図である。図15(A)は、連絡メール作成フォームに文例を設定した状態を示す図、図15(B)は、連絡メール作成フォームの文例に修正を加えた状態を示す図で、図中、70は連絡メール作成フォーム画面で、該連絡メール作成フォーム画面70は、「内容の確認」ボタン71,「戻って修正する」ボタン72,「送信する」ボタン73を有している。図15(A)及び(B)において、連絡メール作成フォーム70は、「文面(用件)種別」,「送信先アドレス」,「送信元(返信先)」,「メールタイトル」,「連絡/注意文」などの項目を有している。
上記「文面(用件)種別」において、文例DB14に予め登録してある文面を選択してその内容を「連絡文」に表示させる。「送信先アドレス」において、調査対象Webサイト内に指定されているメールアドレスのリストから送信先を選択することができる。「送信元(返信先)」において、会員DB13に登録されている会員情報から取得したメールアドレスが設定される(但し、変更可能とする)。「メールタイトル」及び「連絡文」は、利用者により適宜修正可能な項目である。図15(A)に示す「メールタイトル」及び「連絡文」を修正した状態を、図15(B)に示している。
図16は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の他の例を示す図で、図中、80は検索結果表示画面で、該検索結果表示画面80は、オリジナル(検索対象)81,検索結果82,83,84を有している。検索結果82,83,84は、類似画像として検索された画像データ、画像データに関する画像情報、画像データの掲載サイトをそれぞれ有している。検索結果82の画像データの場合、取引先サイト上に掲載されたものであるが、ロゴの色が利用規定に沿ったものではなく、背景の切り抜きが雑である。また、検索結果83の画像データの場合、取引のないサイト上に掲載されたものであるが、ロゴの背景が一様でない。また、検索結果84の画像データの場合、自社製品を取り扱う販売店サイトであるが、使用許諾はしていない。このように、使用を許諾した、又は使用を黙認したWebサイトにおいてどのような状態で使用されているかを容易に確認することができるため、適正に使用されていないWebサイトに対して使用契約に従って使用するように指導することができる。
ここで、本発明の適正使用調査サービス提供システムは、商標データ等に限定されず、あらゆる画像データに対して適用することができる。以下、他の画像検索サービスへの適用例について説明する。
図17は、本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の他の例を示す図で、図中、90は検索結果表示画面で、該検索結果表示画面90は、オリジナル(検索対象)91,検索結果92,93,94を有している。検索結果92,93,94は、類似画像として検索された画像データ、画像データに関する画像情報、画像データの掲載サイトをそれぞれ有している。本例は、自社製品(本例ではブランドバッグ)が、Web上においてどのように取り扱われているのか(露出度、掲載場所等)を調査したものである。これにより検索されたWebサイトが、例えば正規代理店かどうかを確認することにより、正規外ルートからの仕入れ品、あるいは模倣品などに対する調査が可能となる。
また、オークションサイトなどに使用されている商品画像が、商品の製造元あるいは販売元でオフィシャルに使用されているものと同じかどうか調査することもできる。また、カメラマンやイラストレータなどの著作物となる画像を所有する企業等において、その所有画像がWeb上において不正に使用されていないかどうか検索することも可能となる。
以上、本発明に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システム又は装置における各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、適正使用調査サービス提供システム又は装置における各ステップを実行する方法としても説明したように適正使用調査サービス提供方法としての形態もとることができる。また、この各機能を有する適正使用調査サービス提供システム又は装置と同様に、コンピュータに適正使用調査サービス提供システム又は装置として機能させるためのプログラムとしての形態も、また、そのプログラムを記録した記録媒体としての形態も可能である。
本発明による画像データの適正使用調査サービス提供機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD―ROM(―R/―RW)、光磁気ディスク、DVD―ROM、FD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態のシステムとしての機能をコンピュータに実行させ、適正使用調査サービス提供機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わる適正使用調査サービス提供機能を実行することができる。
本発明に係わる情報処理装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図である。 特徴量算出手段により算出される特徴量の一例を示す図である。 特徴量算出手段による特徴量算出処理の一例を説明するためのフロー図である。 本発明が適用される画像データの適正使用調査サービス提供方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の他の実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係わる画像データの適正使用調査サービス提供システムの構成例について説明するための図である。 本発明が適用される画像データの適正使用調査サービス提供方法の他の例を説明するためのフロー図である。 本発明が適用される画像データの適正使用調査サービス提供方法の他の例を説明するためのフロー図である。 サーバシステムにおいて登録されたデータテーブルの一例を示す図である。 サーバシステムにおいて登録されたデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおけるサービスログイン画面の一例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける調査条件設定画面の一例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の一例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける連絡メール作成フォーム画面の一例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の他の例を示す図である。 本発明の適正使用調査サービス提供システムにおける検索結果表示画面の他の例を示す図である。
符号の説明
1…CPU、2…RAM、3…ROM、4…記憶装置、5…入力装置、6…表示装置、7…通信装置、8…出力装置、9…システムバス、10…サーバシステム、11…検索サーバ、11a…類似画像検索手段、11b…特徴量登録手段、11c…アプリケーションサービス提供手段、11d…課金手段、12…管理サーバ、12a…調査対象登録手段、12b…調査条件設定手段、12c…検索結果通知手段、12d…見積り額算出手段、13…会員DB、14…文例DB、15…調査対象DB、15a…画像データ、15b…使用者情報、15c…調査条件、15d…特徴量、16…特徴量DB、20…調査依頼者、21,21…クライアント端末、22…ネットワーク、30…Webサイト群、31,31,31…Webサイト、40…サービスログイン画面、41…会員登録ページリンク、42…会員ID/パスワード入力欄、43…調査目的選択欄、44…調査詳細設定ページリンク、50…調査条件設定画面、51…調査対象画像の登録設定、51a,51b…画像データ、52…調査依頼内容、53…ファイル属性の登録設定、54…調査対象サイトの登録設定、55…見積り額表示、56…検索開始ボタン、60,80,90…検索結果表示画面、61,81,91…オリジナル(検索対象)、62,63,64,82,83,84,92,93,94…検索結果、64a…連絡メールの文面作成画面へのリンク、70…連絡メール作成フォーム画面、71…「内容の確認」ボタン、72…「戻って修正する」ボタン、73…「送信する」ボタン。

Claims (29)

  1. 使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか調査するためのサーバ装置と、適正使用調査を依頼する調査依頼者が使用する端末装置とがネットワークを介して接続された画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記サーバ装置は、前記端末装置から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録手段と、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定手段と、前記調査対象登録手段により登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索手段と、該検索した検索結果を調査レポートとして前記端末装置を使用する調査依頼者に通知する検索結果通知手段とを有することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  2. 請求項1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記特徴量は、適正使用調査の対象とする画像データの色,模様,形状,レイアウトのいずれか1又は複数であることを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  3. 請求項1又は2に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記調査条件設定手段は、適正使用調査の対象とする画像データのデータ形式,データ容量,データサイズのいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記調査条件設定手段は、適正使用調査の対象とするWebサイトのドメイン種別,ページ種別,ページ階層のいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記調査対象登録手段は、調査依頼者と、該調査依頼者から使用許諾を受けた使用者との間で結ばれている画像データの使用契約に関する情報を前記調査対象データベースに登録し、前記類似画像検索手段は、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データが前記使用契約情報に規定されている契約内容に従って使用されているかどうか判定する手段を有することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記類似画像検索手段は、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データの中から前記範囲内の特徴量を有する画像データを類似画像として検索し、該類似画像として検索した画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記サーバ装置は、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトを定期的に巡回し、該巡回した調査対象Webサイトに含まれる画像データから特徴量を算出し、該算出した特徴量に関する情報を調査対象Webサイトの識別情報に関連付けて特徴量データベースに登録する特徴量登録手段を有し、前記類似画像検索手段は、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、前記特徴量データベースに登録された特徴量の中から前記範囲内の特徴量を検索し、その結果、検索された特徴量に応じた画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  8. 請求項6又は7に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記類似画像検索手段は、類似画像として取得した画像データに対し該画像データの特徴量に基づいて適正度を設定し、前記検索結果通知手段は、前記端末装置に検索結果を表示して通知する際に、前記類似画像検索手段により設定された適正度の高い順に画像データをソートし、該ソートした画像データを、該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報,該画像データの適正度,該画像データに関するコメント情報のいずれか1又は複数を含む画像情報と共に表示できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  9. 請求項8に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、画像データ毎に設定される適正度に応じて異なる内容の連絡メールの文例を記憶した文例データベースを有し、前記検索結果通知手段は、前記類似画像検索手段により検索された類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する手段を有し、前記類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する場合、前記文例データベースの中から前記類似画像の適正度に応じた文例を選択し、該選択した文例を前記連絡メールに設定し、該文例を設定した連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  10. 請求項9に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記検索結果通知手段は、前記文例データベースから選択した文例が設定された連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信する前に、調査依頼者の端末装置に送信し、該調査依頼者による前記連絡メールの内容確認又は修正後、該連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記調査対象登録手段は、適正使用調査の対象とする画像データと共に、当該画像データに関する調査履歴を調査依頼者毎に前記調査対象データベースに登録することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  12. 請求項11に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記調査対象登録手段は、前記調査履歴として、前記検索結果通知手段により連絡メールを送信した回数を、前記類似画像検索手段により検索された類似画像を含む調査対象Webサイト毎に登録することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  13. 請求項11又は12に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記検索結果通知手段は、前記調査対象登録手段により登録された連絡メールの送信回数に応じて、当該連絡メールによる連絡内容を段階的に変化させることを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムにおいて、前記サーバ装置は、前記調査条件設定手段により設定された調査条件に基づいて当該適正使用調査にかかる費用の概算見積りを算出する見積り額算出手段を有し、前記類似画像検索手段により類似画像の検索を行う前に、前記算出した見積り額を調査依頼者に通知し、該調査依頼者による承認があった場合に、類似画像の検索を実行することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供システム。
  15. 使用許諾した画像データが適正に使用されているかどうか調査するためのサーバ装置において、調査依頼者から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録手段と、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定手段と、前記調査対象登録手段により登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索手段と、該検索した検索結果を調査レポートとして前記調査依頼者に通知する検索結果通知手段とを有することを特徴とするサーバ装置。
  16. 使用許諾した画像データの適正使用調査を依頼する調査依頼者が使用する端末装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置により適正使用調査サービスを提供するための画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記端末装置から入力された調査対象とする画像データ及び該画像データの使用許諾を受けている使用者が管理するWebサイトの識別情報を調査依頼者毎に調査対象データベースに登録する調査対象登録ステップと、該登録した画像データが該識別情報を登録した調査対象Webサイトにおいて適正に使用されているか調査するための調査条件を設定する調査条件設定ステップと、前記調査対象登録ステップにより登録した画像データの特徴量を算出すると共に、該算出した特徴量及び前記調査条件に基づいて前記調査対象の画像データと一致又は類似する画像データをネットワーク上の前記調査対象Webサイトから検索する類似画像検索ステップと、該検索した検索結果を調査レポートとして前記端末装置を使用する調査依頼者に通知する検索結果通知ステップとを有することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  17. 請求項16に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記特徴量は、適正使用調査の対象とする画像データの色,模様,形状,レイアウトのいずれか1又は複数であることを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  18. 請求項16又は17に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記調査条件設定ステップにおいて、適正使用調査の対象とする画像データのデータ形式,データ容量,データサイズのいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  19. 請求項16乃至18のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記調査条件設定ステップにおいて、適正使用調査の対象とするWebサイトのドメイン種別,ページ種別,ページ階層のいずれか1又は複数を少なくとも設定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  20. 請求項16乃至19のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記調査対象登録ステップにおいて、調査依頼者と、該調査依頼者から使用許諾を受けた使用者との間で結ばれている画像データの使用契約に関する情報を前記調査対象データベースに登録して有し、前記類似画像検索ステップにおいて、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データが前記使用契約情報に規定されている契約内容に従って使用されているかどうか判定することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  21. 請求項16乃至20のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記類似画像検索ステップにおいて、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトに含まれる画像データの中から前記範囲内の特徴量を有する画像データを類似画像として検索し、該類似画像として検索した画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  22. 請求項16乃至20のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、ネットワーク上の前記調査対象Webサイトを定期的に巡回し、該巡回した調査対象Webサイトに含まれる画像データから特徴量を算出し、該算出した特徴量に関する情報を調査対象Webサイトの識別情報に関連付けて特徴量データベースに登録する特徴量登録ステップを有し、前記類似画像検索ステップにおいて、調査対象とする画像データと一致又は類似する画像データを検索する際に、前記調査対象データベースに登録された画像データの特徴量に所定の範囲を設定し、前記特徴量データベースに登録された特徴量の中から前記範囲内の特徴量を検索し、その結果、検索された特徴量に応じた画像データ及び該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報を特定できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  23. 請求項21又は22に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記類似画像検索ステップにおいて、類似画像として取得した画像データに対し該画像データの特徴量に基づいて適正度を設定し、前記検索結果通知ステップにおいて、前記端末装置に検索結果を表示して通知する際に、前記類似画像検索ステップにて設定された適正度の高い順に画像データをソートし、該ソートした画像データを、該画像データを含む調査対象Webサイトの識別情報,該画像データの適正度,該画像データに関するコメント情報のいずれか1又は複数を含む画像情報と共に表示できるようにしたことを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  24. 請求項23に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、画像データ毎に設定される適正度に応じて異なる内容の連絡メールの文例を記憶した文例データベースを予め有し、前記検索結果通知ステップにおいて、前記類似画像検索ステップにて検索された類似画像を含む調査対象Webサイトに対して連絡メールを送信する場合、前記文例データベースの中から前記類似画像の適正度に応じた文例を選択し、該選択した文例を前記連絡メールに設定し、該文例を設定した連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  25. 請求項24に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法において、前記検索結果通知ステップにおいて、前記文例データベースから選択した文例が設定された連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信する前に、調査依頼者の端末装置に送信し、該調査依頼者による前記連絡メールの内容確認又は修正後、該連絡メールを前記調査対象Webサイトに含まれるメールアドレスに送信することを特徴とする画像データの適正使用調査サービス提供方法。
  26. 請求項1乃至14のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供システムとしての機能を実行するためのプログラム。
  27. 請求項15に記載のサーバ装置としての機能を実行するためのプログラム。
  28. 請求項16乃至25のいずれか1に記載の画像データの適正使用調査サービス提供方法を実行するためのプログラム。
  29. 請求項26乃至28のいずれか1に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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