JP4964716B2 - 飲料用容器 - Google Patents

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Description

この発明は、持ち運びされる飲料用容器に関し、特に真空二重容器を備えたものに関する。
この種の飲料用容器に備わる真空二重容器は、上端開放で有底筒状に形成された内胴部材の外周上端部と、上下両端開放の筒状に形成された外胴部材の内周上端部とを接合し、外胴部材の内周下端部と、底部材の外周下端部とを接合して容器体に形成されている。内胴部材と外胴部材の精度出しを容易にするため、両胴部材の横断面は、円筒状に形成されている。容器体とした後、底部材に設けられた排気口から真空引きが行なわれる。真空二重容器の底部は、排気口封止部分を保護するための底カバーが被せられている。底カバーは、真空二重容器の底面を形成しており、外胴部材の外周下端部に圧入嵌合されている。
図7に従来例の飲料用容器の容器口付近の縦断面を示すように、外胴部材71は、容器口72が上面に開放する真空二重容器の首部外面73と、首部より外径を拡げた真空二重容器の肩部外面74とを構成しており、首部に上方から容器蓋75を被せられるようになっている。この例の容器蓋75は、首部外面73に螺着脱自在の飲み口部材とこの飲み口部材の外周に螺着脱自在の蓋部材とで構成されている。真空二重容器の首部外面73及び肩部外面74は、外胴部材71の径を拡縮させて形成されており、内胴部材76が適宜に外胴部材71に沿わされている。肩部外面74は、容器蓋75の下端部が突き当る部分となっており、容器蓋75を下側に位置決めしている。飲料用容器の把持は、通常、真空二重容器の外胴部材71の肩部外面74より下側の部分を掴んで行なうことになる(特許文献1参照)。
意匠登録第1302867号公報
図7の例のように、真空二重容器を備えた飲料用容器は、外胴部材の横断面形状が円筒状のため、容器を掴む手が滑って下に抜け落ちる恐れがある。これを防止するため、外胴部材にゴム性の環状部品を巻いたものもあるが、部品数が増える点で改良の余地がある。
また、真空二重容器を備えた飲料用容器は、日常的に持ち運びされ、繰り返し利用される物品である。そのような用具は、携帯電話端末に代表されるように、最近、使用者の自己表現の道具として観察されるようになってきた。この流れから、使用者は、飲料用容器の意匠に対する自己満足度を追求するようになっている。
ところが、従来は、金属製の外胴部材が飲料用容器の外観の大部分を構成していることから、外胴部材の外面にシールを貼り付けたり、印刷を施したりすることで柄表示を行なっている。外胴部材への印刷、シール等による柄表示は、柄表示の種類の数だけ製品仕様を要することになり、現実的には数種類に留まっている。このため、従来の真空二重容器を備えた飲料用容器は、上記のような使用者の要求に十分に応えることができない。
上述の事情に鑑み、この発明は、飲料用容器の部品数を増やすことなく容器の抜け落ちを防止することを第1の課題とし、使用者側で柄を任意に変更し得る飲料用容器を提供することを第2の課題とする。
上記第1の課題を解決する第1の発明は、首部より外径を拡げた肩部が形成された真空二重容器を備え、この真空二重容器の上記肩部より下側の部分が把持される飲料用容器において、上記真空二重容器の外胴部材のうち、上記肩部外面より下側の部分に、外径側に膨出する大径部と、この大径部より下側に連続する小径部とを形成した構成を採用したものである。
具体的には、真空二重容器の外胴部材のうち、肩部外面より下側の部分は、真空二重容器を把持する際に掴み得る部分である。その部分に、外径側に膨出する大径部と、この大径部より下側に連続する小径部とを形成しておけば、小径部が把持部となる。小径部を掴む手が滑って容器が下に抜け落ちようとしても、小径部の上側にある大径部に手が引っ掛かる。
したがって、この第1の発明は、外胴部材を膨出させた大径部が滑り止めになるため、飲料用容器の部品数を増やすことなく容器の抜け落ちを防止することができる。
上記第2の課題を解決する第2の発明は、上記真空二重容器の下から上記大径部まで通す筒状カバーと、上記筒状カバーの上端部が上記大径部に突き当てられた状態で上記真空二重容器の底カバーに着脱自在のカバーストッパとを備え、上記筒状カバーと上記小径部との間に空間を空け、上記筒状カバーを、上記空間内を透視可能なものとし、上記大径部と上記底カバーに装着された上記カバーストッパの受け部とで上記筒状カバーを上下に挟んで位置決めするようにした構成を採用したものである。
具体的には、真空二重容器の外胴部材の大径部の下側に小径部が連続しているため、この径差を利用して、筒状カバーを真空二重容器の下から大径部まで通すことができる。
真空二重容器に通した筒状カバーの上端部は、大径部に突き当てることができ、これにより、筒状カバーと外胴部材との間を閉じ合わせ、筒状カバーを上側に位置決めすることができる。
真空二重容器の底カバーは、筒状カバーの上端部が大径部に突き当てられた状態で該筒状カバーから露出させることができるので、その底カバーに着脱自在のカバーストッパを備えることが可能である。
大径部と底カバーに装着されたカバーストッパの受け部とで筒状カバーを上下に挟んで位置決めするようにすれば、筒状カバーを真空二重容器に着脱自在に位置決めすることができる。
その着脱式の筒状カバーと小径部との間に空間を空け、上記筒状カバーを、上記空間内を透視可能なものとすれば、筒状カバーを真空二重容器から離脱させた状態で、使用者はその空間に任意の柄表示部材を配置し、筒状カバーの外から透視される飲料用容器の柄とすることができる。
柄表示部材そのものは、上記配置空間に収まるものであればよく、使用者側で様々なものを用意することが可能である。
したがって、この第2の発明は、使用者側で柄を任意に変更し得る飲料用容器を提供することができる。
上記第2の発明においては、筒状カバーが把持部となるが、大径部を滑り止めとして設ける必要はなく、大径部の外径を筒状カバーの上端部外径より大径として、筒状カバーが装着された状態で大径部を滑り止めにすることは勿論、意匠を優先するために同一径乃至小径に設定することもできる。
また、上記第2の発明は、筒状カバーや柄表示部材が真空二重容器から着脱自在のため、筒状カバーを樹脂、紙等のように真空二重容器とは別の素材で形成しても、分別廃棄が容易である。
また、上記第2の発明は、大径部を利用して筒状カバーを上側に位置決めするため、底カバーの仕様変更、及び筒状カバーとカバーストッパの追加により、第1の発明に係る飲料用容器を得ることができる。
また、上記第2の発明は、着脱式の筒状カバーの内側に浸水や柄表示汚れが付着しても、筒状カバーを真空二重容器から離脱させて容易に洗浄することができる。
因みに、上記筒状カバーを突き当てる上記大径部は、上記外胴部材の膨出部分であり、成形上、上記小径部との間に設ける径差に限界がある。このため、柄表示部材としては、紙、樹脂シート等や、紙等に柄印刷を施した薄いものが好適である。この種の柄表示部材の印刷データは、ネットワーク環境を利用して使用者にダウンロードさせたり、使用者のデジタル画像から生成したりすることにより、使用者側で任意に柄表示部材を作成させることができる。
上記第2の発明によれば、断熱容器である真空二重容器の外胴部材の外面に結露の心配がなく、その外胴部材の小径部と筒状カバー間の空間に柄表示部材が配置されるため、柄表示部材に印刷物を採用しても、印刷や柄表示部材自体が結露で崩れることがない、という利点がある。
上記第2の発明において、上記筒状カバーや外胴部材の小径部、カバーストッパ等に柄表示部材の保持構造を設けることは必須ではない。
例えば、筒状カバーの上端部を大径部に突き当てた状態で上記空間が下面に開放するように生じさせる構成を採用すれば、飲料用容器を上下逆さまにした姿勢で柄表示部材を上記空間に挿入し、その後、カバーストッパを底カバーに装着することができる。
また、筒状カバーを離脱させれば、上記筒状カバー等に柄表示部材を接着により直接に留めることも可能である。
上記外胴部材の上記大径部で上記筒状カバーの上端部を上及び内径側に位置決めし、上記カバーストッパの上記受け部で上記筒状カバーの下端部を下及び外径側に位置決めした構成を採用することが好ましい。
この構成によれば、筒状カバーが大径部とカバーストッパとで上下及び径方向に位置決めされるので、筒状カバーと上記小径部との間に径方向の位置決め構造を膨出させる必要がなく、柄表示部材を上記空間に大きく配置することが容易になる。また、使用者が紙等からなる柄表示部材を上記空間に配置しても、その柄表示部材の局所的な形状歪みや光学的歪みを防止することができる。
また、上記筒状カバーを非透水部材とし、その筒状カバーの内面側に、該筒状カバーに全周に亘って沿わせた上記柄表示部材を載せる落ち止め部を設けた構成を採用することも好ましい。
上記のように、柄表示部材としては、紙等の印刷物が第1の選択に挙げられる。そのような柄表示部材は、巻いて切断端を重ね、筒状カバーに全周に亘るように沿わせることができる。
上記筒状カバーの内面側に、上記のように沿わせた柄表示部材を載せる落ち止め部を設けておけば、柄表示部材を内面側に沿わせた状態で落ち止め部に載せた筒状カバーを、飲料用容器を上下逆さまにすることなく、下から上に移動させることにより上記空間に柄表示部材を配置することができ、配置された柄表示部材の上下方向の移動範囲を大径部及び落ち止め部で規制することができる。
また、飲料用容器を上下逆さまにすることなく柄表示部材の配置を可能にしておけば、飲料用容器の首部の上面に容器口が開放する状態で柄表示部材の配置を行なうときでも、容器内の残滴が垂れる事態を防止することができる。
上記カバーストッパの着脱構造としては、上記底カバーとカバーストッパ間にパッキン等の弾性部材を介在させた弾性接触圧を伴う摩擦接触、フック等の適宜の構造を選択することが可能である。特に、螺着脱構造は、底カバー及びカバーストッパに一体成形でき、取り付け強度に優れる点で好ましい。
上記筒状カバーは、飲料用容器の把持部となり得るため、真空二重容器に対して上下軸回りに回り止めする方がよい。そうすると、筒状カバーを把持した状態で真空二重容器に上下軸回りの回転トルクを与えられるので、カバーストッパや容器蓋を螺着脱式としても操作性がよくなる。
上記の回り止めを実現する構成としては、筒状カバーの上端部と大径部との係合で回り止めする構成でもよいが、底カバーと筒状カバーとの係合で回り止めする構成が好ましい。これは、大径部の膨出成形が難しくならないからである。
具体的には、上記カバーストッパに、上記底カバーの内周部に上下軸回りで螺着脱自在の螺合部を設け、上記底カバーの外周部と上記筒状カバーの内周部とに上下軸回りの回転方向に係合する凹凸部を形成し、上記筒状カバーを上記大径部に突き当てることで上記凹凸部が回転規制位置になるようにし、上記カバーストッパの受け部を、上記筒状カバーの下端部に対して上下軸回りに相対回転自在に設けた構成を採用することができる。
上記底カバーの内周部に上下軸回りで螺着脱自在の螺合部を設ければ、底カバーの外周に凹凸状を形成することができる。
上記底カバーの外周部と上記筒状カバーの内周部とに上下軸回りの回転方向に係合する凹凸部を形成し、上記筒状カバーを上記大径部に突き当てることで上記凹凸部が回転規制位置になるようにすれば、上記大径部に筒状カバーの上端部を突き当てると、筒状カバーが外胴部材に固定された底カバーとの係合で回り止めされる。
上記カバーストッパの受け部を上記筒状カバーの下端部に対して上下軸回りに相対回転自在に設ければ、大径部に突き当てた筒状カバーを把持することにより凹凸部で筒状カバーが底カバーに回り止めされた状態を維持することができ、その状態で、カバーストッパを底カバーに螺着脱することができる。
また、上記凹凸部に係る構成においては、筒状カバーが回り止めされるので、筒状カバーと外胴部材の間にパッキンを介在させることが可能になる。
ここで、上記筒状カバーを非透水部材とし、上記筒状カバーと上記外胴部材との間に、上記空間の上方に位置するパッキンを介在させた構成を採用すれば、上記首部からの水滴が筒状カバーの上端部と大径部の突き当て間に流れても、上記パッキンにより上記空間への浸水が防止されるので、上記柄表示部材への浸水を防止することができる。
上記のパッキンの設置構造としては、筒状カバーと外胴部材間にパッキンを介在させた構成や、筒状カバーの上端部をパッキンとした構成を採用することができる。
また、上記のように、上記カバーストッパの受け部を上記筒状カバーの下端部に対して上下軸回りに相対回転自在に設けた構成を採用すれば、筒状カバーの下端部とカバーストッパの受け部とを相対回転させながら、カバーストッパの装着により筒状カバーを押し上げることができる。
ここで、上記筒状カバーの下端部と上記受け部とをインロー嵌合とし、互いの嵌合面を上記カバーストッパの装着により径方向に押し合う円すい状とすれば、カバーストッパの螺着によりインロー嵌合の嵌合面で全周に亘るシール効果が得られるので、その嵌合間にパッキンが不要になる。
上記インロー嵌合に係る構成と共に、上記カバーストッパを、上記筒状カバーとインロー嵌合された状態で上記底カバーを下から覆い隠す非透水部材とした構成を採用すれば、筒状カバーを装着した状態で、カバーストッパや筒状カバーを水が透過して上記空間に浸水する心配がなく、筒状カバーと大径部間から上記空間内への浸水も上記シール効果により防止することができる。
上述のように、この発明は、上記真空二重容器の外胴部材のうち、上記肩部外面より下側の部分に、外径側に膨出する大径部と、この大径部より下側に連続する小径部とを形成した構成の採用により、飲料用容器の部品数を増やすことなく容器の抜け落ちを防止することができる。
また、この発明は、さらに、上記真空二重容器の下から上記大径部まで通す筒状カバーと、上記筒状カバーの上端部が上記大径部に突き当てられた状態で上記真空二重容器の底カバーに着脱自在のカバーストッパとを備え、上記筒状カバーと上記小径部との間に空間を空け、上記筒状カバーを、上記空間内を透視可能なものとし、上記大径部と上記底カバーに装着された上記カバーストッパの受け部とで上記筒状カバーを上下に挟んで位置決めするようにした構成の採用により、使用者側で柄を任意に変更し得る飲料用容器を提供することができる。
以下、この発明の第1実施形態に係る飲料用容器を添付図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る飲料用容器を正面から見て、左半分を外観視とし、右半分を縦断面視で示している。図2は、第1実施形態に係る飲料用容器の分解状態を斜め上方の視線で示している。
図1、図2に示すように、第1実施形態に係る飲料用容器は、上端開放で有底筒状に形成された内胴部材1の外周上端部と、上下両端開放の筒状に形成された外胴部材2の内周上端部とを接合部S1とし、外胴部材2の内周下端部と、底部材3の外周下端部とを接合部S2とし、両接合により容器体に形成され、底部材3に設けられた排気口から真空引きが行なわれ、排気口封止部分4を保護するための底カバー5が被せられた真空二重容器を備えている。
両胴部材1、2の横断面は、精度出しを容易にするため、円筒状に形成されている。底カバー5は、真空二重容器の底面を形成しており、外胴部材2の外周下端部に圧入嵌合されることにより、外胴部材に対して固定されている。
真空二重容器の容器口6は、首部上面に開放している。外胴部材2は、真空二重容器の首部外面7と、この首部外面7より外径を拡げた肩部外面8とを構成している。首部外面7は、容器口に上方から被せる容器蓋9の螺着脱部になっている。
なお、容器口6の内周を形成する内胴部材1の内周に、飲み口部材10がパッキンを介して着脱自在に嵌合されている。容器蓋9は、唇を付ける部分である飲み口部材10を内包するように形成されている。飲み口部材10は、樹脂成形品からなる。これは、真空二重容器内に熱水を入れたとき、保温中に加熱された内胴部材1と唇とが直接に接触することを防止するためである。
外胴部材2の首部外面7及び肩部外面8は、外胴部材2の径を拡縮させて形成されており、内胴部材1が適宜に外胴部材2に沿わされている。内胴部材1と外胴部材2間にゲッターが所要数配置されている。
上記肩部外面8は、容器蓋9の下端部が突き当る部分となっており、容器蓋9を下側に位置決めしている。この飲料用容器の把持は、通常、外胴部材2の肩部外面8より下側の部分を掴んで行なうことになる。
外胴部材2のうち、肩部外面8より下側の部分に、外径側に膨出する大径部11と、この大径部11より下側に連続する小径部12とが形成されている。大径部11は、下から上に進むに連れて拡径するテーパ状とされている。小径部12は、大径部11の下側に連続する第1小径部と、この第1小径部の下側に連続し、かつ第1小径部より大径であって大径部11より小径の第2小径部とで形成されている。
この第1実施形態に係る飲料用容器は、上記構成の真空二重容器の下から大径部11まで通す筒状カバー13と、筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で底カバー5に着脱自在のカバーストッパ14とを備えている。筒状カバー13と小径部12との間に空間15が空けられている。
筒状カバー13は、透明樹脂で一体成形されている。これにより、筒状カバー13は、大径部11に突き当てられた状態で空間15内を透視可能なものとされている。
また、筒状カバー13は、一体樹脂成形することにより、非透水部材とされている。筒状カバー13を透過して空間15内に浸水することはない。
筒状カバー13の上端部は、全周に亘って大径部11に突き当るようになっている。外胴部材2の大径部11は、上記テーパ状により、突き当てられた筒状カバー13の上端部を上及び内径側に位置決めする。このとき、大径部11の外径部は、筒状カバー13の上端部より大径になっており、筒状カバー13を把持されたときに、大径部11が滑り止めになる。
筒状カバー13は、その上端部から底カバー5の上端部より低くなる下端部13aまでの内径が小径部12の外径より大径になっている。これにより、筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で空間15が空くようになっており、また、筒状カバー13を大径部11まで通すことが可能になっている。
上記空間15は、柄表示部材16を配置するために利用される。柄表示部材16としては、紙印刷物が利用されている。筒状カバー13の内外周面のうち、空間15を透視する部分は、円筒面になっている。この部分の肉厚が均一化される結果、空間15に配置された柄表示部材16が光学的に歪んで見えることが抑制される。
筒状カバー13と外胴部材2の小径部12との間に、上記空間15の上方に位置するパッキン17が介在させられている。パッキン17は、小径部12の第1小径部に嵌着されており、大径部11及び小径部12の第2小径部との間の径差による溝部内にある。筒状カバー13を着脱するとき、パッキン17は、筒状カバー13の内周面と接触しても溝部内面により上下方向のずれ動きが確実に防止される。このため、パッキン17は、筒状カバー13の上端部を大径部11に突き当てる前に装着しておくことができる。
筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で、底カバー5の底面は、筒状カバー13から露出するようになっている。その底カバー5は、底部材3及び排気口封止部分4から離間しており、中央部が上側に凹入している。これに伴う底カバー5の底面凹入部の内周部5bは、カバーストッパ14が螺着脱されるねじ部になっている。なお、底カバー5は、一体成形されている。
上記カバーストッパ14の上面外周部に、筒状カバー13の下端部13aとインロー嵌合される受け部14aが設けられている。筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で、インロー嵌合された受け部14aは、筒状カバー13の下端部13aを下及び外径側に位置決めする。これに伴い、受け部14aと筒状カバー13の下端部13aとは、上下軸回りに相対回転自在に設けられている。
また、このカバーストッパ14は、筒状カバー13の下端部13aとインロー嵌合された状態で底カバー5を下から覆い隠す非透水部材とされている。このカバーストッパ14は、一体樹脂成形されることにより、非透水部材とされている。
筒状カバー13の内面側に、該筒状カバー13に全周に亘って沿わせた柄表示部材16を載せる落ち止め部13bが設けられている。
筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で、落ち止め部13bは、底カバー5の上端部より低いところに位置するようになっている。このため、落ち止め部13bに柄表示部材16を載せた状態で、筒状カバー13の上端部を大径部11に突き当てるまで通しても、落ち止め部13bが底カバー5や外胴部材2と干渉することはない。
したがって、柄表示部材16を内面側に沿わせた状態で落ち止め部13bに載せた筒状カバー13を下から上に移動させることにより、空間15に柄表示部材16を配置することができる。配置された柄表示部材16の上下方向の移動範囲は、大径部11、パッキン17及び落ち止め部13bで規制することができる。
底カバー5の外周部と筒状カバー13の内周部とに、上下軸回りの回転方向に係合する凹凸部5a、13cが形成されている。
筒状カバー13の落ち止め部13bは周方向に断絶しており、その周方向両端間は上下に開放されている。その落ち止め部13bの周方向両端間に、筒状カバー13を下から上に通す間に、底カバー5の外周部に形成された径方向の凹部5a、5a間の部分が通される。
筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で、筒状カバー13の落ち止め部13bが底カバー5の凹部5a、5aに径方向に臨み、落ち止め部13bの各周方向端部からなる凸部13cが凹部5a、5a間の部分に周方向に臨む。このため、筒状カバー13を大径部11に突き当てることで凹凸部5a、13cが回転規制位置になる。
その結果、筒状カバー13の上端部が大径部11に突き当てられた状態で筒状カバー13を把持すれば、真空二重容器の重みでその状態を維持することができ、筒状カバー13に上下軸回りの回転トルクが伝達されても、筒状カバー13が凹凸部5a、13cにより回り止めされる。
上記カバーストッパ14の上面中央部に、底カバー5の内周部5bに上下軸回りで螺着脱自在の螺合部14bが設けられている。筒状カバー13を上記のように把持したまま、カバーストッパ14を回転させると、螺合部14bと底カバー5の内周部5bとの螺着により、カバーストッパ14が上に螺進し、受け部14aと筒状カバー13の下端部13aのインロー嵌合が完成する。
ここで、カバーストッパ14の受け部14aと筒状カバー13の下端部13aの互いの嵌合面は、上下軸に円すい軸を有する上拡がりの円すい状とされ、互いの円すい角が異なっている。その円すい角差により、カバーストッパ14の受け部14aと筒状カバー13の下端部13aの互いの嵌合面は、カバーストッパ14が上に螺進することにより、径方向に押し合う部分が全周に亘って生じるようになっている。
上記の押し合いを維持するため、カバーストッパ14の螺合部14bと底カバー5の内周部5bとの螺着が終了した状態で、筒状カバー13の上端部は大径部11に上側に押し付けられるようになっている。このため、筒状カバー13は、大径部11と底カバー5に装着されたカバーストッパ14の受け部14aとで上下に挟まれ、筒状カバー13が上下及び径方向に位置決めされ、筒状カバー13と大径部11とが閉じ合う。
このとき、カバーストッパ14の受け部14aと筒状カバー13の下端部13aによる上記押し合い部分が維持されることにより、外側からの浸水を防止するシール効果が得られる。
空間15を形成する筒状カバー13及びカバーストッパ14が非透水性部材とされ、空間15の上方は、パッキン17で外部からの浸水がシールされ、空間15の下方は、上記シール効果により外部からの浸水がシールされるので、空間15がシール空間となる。このため、第1実施形態に係る飲料用容器は、空間15内に配置された柄表示部材16やその印刷が浸水で崩れることを防止することができる。
筒状カバー13を把持した状態でカバーストッパ14を回転させて底カバー5から離脱させれば、筒状カバー13を下に抜くことができる。そして、使用者は、落ち止め部13bに任意の柄表示部材16を載せた状態とし、筒状カバー13を真空二重容器の下から通して大径部11とカバーストッパ14とで位置決めすれば、空間15に任意の柄表示部材16を配置し、筒状カバー13の外から透視される飲料用容器の柄とすることができる。
また、第1実施形態に係る飲料用容器は、筒状カバー13の上端部が大径部11で内径側に位置決めされ、筒状カバー13の下端部13aがカバーストッパ14の受け部14aで外径側に位置決めされるので、空間15内に配置された柄表示部材16を傷める心配がない。
また、第1実施形態に係る飲料用容器は、上記筒状カバー13の径方向位置決めの結果、筒状カバー13の透視域である小径部12との対面部が均一肉厚が実現されており、空間15内に配置された柄表示部材16の局所的な形状歪や柄表示部材16が光学的に歪んで透視されることを抑制することができる。
また、第1実施形態に係る飲料用容器は、柄表示部材16の印刷塗料で筒状カバー13が汚れたとしても、簡単に洗浄することができる。
また、第1実施形態に係る飲料用容器は、製品の廃棄に際しては、金属製の内外の胴部材1、2と樹脂製の筒状カバー13、カバーストッパ14とを分別廃棄することができる。
また、第1実施形態の筒状カバー13は、全体が透明カバーのため、一体成形品としたが、複数の部材の結合体であってもよい。
また、第1実施形態の外胴部材2は、パッキン17を介在させるため、小径部12に径差を付けることで全周に亘る溝部を形成したが、パッキン17を省略する場合や筒状ケース13側にパッキン17を装着する場合は溝部を省略することもできる。
例えば、図3に示すように、パッキン17に代えて、筒状カバー13の上端部を大径部11に突き当てるパッキン21とすることができる。パッキン21を筒状カバー13の上端部とすれば、大径部11との付き当りによるシールだけでなく、小径部12の溝部に入り込む内径側への膨出部を形成することにより、シール面の増大を図ることができる。
また、図4、図5に示すように、パッキン17に代えて、筒状カバー13の上端部を大径部11に突き当てるパッキン22、23とする場合、小径部12との間にパッキン22を介在させないようにし、小径部12と筒状ケース13との間により大きな空間を空けられるようにすることもできる。
なお、図4の例では、筒状ケース13が上記下端部や落ち止め部を有する透明筒体とパッキン22とからなり、パッキン22は透明筒体の上端部に後付で嵌着されるようになっている。
また、図5の例では、筒状ケース13が上記下端部や落ち止め部を有する透明筒体とパッキン23とからなり、パッキン23は透明筒体の上端部にインサート成形により一体化されている。
なお、第1実施形態の大径部11は、筒状カバー13のない飲料用容器に仕様変更を行うことを考慮し、上拡がりのテーパ状に形成することで筒状カバー13の上及び内径側への位置決めを行なったが、上記仕様変更を考慮しない場合は、大径部11を径方向に段差を付けた形態とし、その小径段側で筒状カバー13を内径側に位置決めすることもできる。
上記図4、図5の例で筒状ケース13を省略する仕様変更を行った第2実施形態を図6に示す。この第2実施形態に係る飲料用容器を得るには、筒状カバー13を省略し、上記第1実施形態の底カバーに代えて、底カバー24を単に底部材3及び排気口封止部分を保護する目的のものに変更するだけである。
上記仕様変更により、外胴部材2のうち、大径部11より下側に連続する小径部12が把持部となる。小径部12を掴む手が滑って飲料用容器が下に抜け落ちようとしても、小径部12の上側にある大径部11に手が引っ掛かる。
したがって、第2実施形態に係る飲料用容器は、外胴部材2を膨出させた大径部11が滑り止めになるため、飲料用容器の部品数を増やすことなく容器の抜け落ちを防止することができる。
第1実施形態に係る飲料用容器の半縦断正面図 図1の飲料用容器の分解斜視図 図1のパッキンの第1の変形例を示す部分拡大断面図 図1のパッキンの第2の変形例を示す部分拡大断面図 図1のパッキンの第3の変形例を示す部分拡大断面図 第2実施形態に係る飲料用容器の半縦断正面図 従来例の飲料用容器を示す部分拡大半縦断正面図
符号の説明
1 内胴部材
2 外胴部材
3 底部材
4 排気口封止部分
5、24 底カバー
5a 凹部
5b 内周部
6 容器口
7 首部外面
8 肩部外面
9 容器蓋
10 飲み口部材
11 大径部
12 小径部
13 筒状カバー
13a 下端部
13b 落ち止め部
13c 凸部
14 カバーストッパ
14a 受け部
14b 螺合部
15 空間
16 柄表示部材
17、21、22、23 パッキン

Claims (5)

  1. 首部より外径を拡げた肩部が形成された真空二重容器を備え、この真空二重容器の上記肩部より下側の部分が把持される飲料用容器において、上記真空二重容器の外胴部材のうち、上記肩部外面より下側の部分に、外径側に膨出する大径部と、この大径部より下側に連続する小径部とを形成し
    上記真空二重容器の下から上記大径部まで通す筒状カバーと、上記筒状カバーの上端部が上記大径部に突き当てられた状態で上記真空二重容器の底カバーに着脱自在のカバーストッパとを備え、上記筒状カバーと上記小径部との間に空間を空け、上記筒状カバーを、上記空間内を透視可能なものとし、上記大径部と上記底カバーに装着された上記カバーストッパの受け部とで上記筒状カバーを上下に挟んで位置決めするようにし
    上記カバーストッパに、上記底カバーの内周部に上下軸回りで螺着脱自在の螺合部を設け、上記底カバーの外周部と上記筒状カバーの内周部とに上下軸回りの回転方向に係合する凹凸部を形成し、上記筒状カバーを上記大径部に突き当てることで上記凹凸部が回転規制位置になるようにし、上記カバーストッパの受け部を、上記筒状カバーの下端部に対して上下軸回りに相対回転自在に設けたことを特徴とする飲料用容器。
  2. 上記筒状カバーを非透水部材とし、上記筒状カバーと上記外胴部材との間に、上記空間の上方に位置するパッキンを介在させた請求項1に記載の飲料用容器。
  3. 上記カバーストッパを、上記筒状カバーとインロー嵌合された状態で上記底カバーを下から覆い隠す非透水部材とし、上記筒状カバーの下端部と上記受け部とをインロー嵌合とし、互いの嵌合面を、上記カバーストッパの装着により径方向に押し合う円すい状とした請求項1又は2に記載の飲料用容器。
  4. 上記外胴部材の上記大径部で上記筒状カバーの上端部を上及び内径側に位置決めし、上記カバーストッパの上記受け部で上記筒状カバーの下端部を下及び外径側に位置決めした請求項1から3のいずれか1項に記載の飲料用容器。
  5. 上記筒状カバーの内面側に、該筒状カバーに全周に亘って沿わせた柄表示部材を載せる落ち止め部を設けた請求項1から4のいずれか1項に記載の飲料用容器。
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