JP4962944B2 - 液搬送装置 - Google Patents

液搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4962944B2
JP4962944B2 JP2006195072A JP2006195072A JP4962944B2 JP 4962944 B2 JP4962944 B2 JP 4962944B2 JP 2006195072 A JP2006195072 A JP 2006195072A JP 2006195072 A JP2006195072 A JP 2006195072A JP 4962944 B2 JP4962944 B2 JP 4962944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
liquid
pump
feeder
pump casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006195072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008024376A (ja
Inventor
武 河村
太作 西村
大輔 豊永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heishin Ltd
Original Assignee
Heishin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heishin Ltd filed Critical Heishin Ltd
Priority to JP2006195072A priority Critical patent/JP4962944B2/ja
Publication of JP2008024376A publication Critical patent/JP2008024376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4962944B2 publication Critical patent/JP4962944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

この発明は、一軸偏心ねじポンプのポンプケーシングに、液貯留ホッパー、撹拌羽根を内装したフィーダケーシングあるいは液貯留ケーシングのいずれかを一体に備えた液搬送装置、例えば、公共の上下水の水処理、屎尿処理あるいは一般の工場の排水処理過程で生成される汚泥の脱水ケーキのほか、同程度の粘性を有する移送液を、フィーダ部(フィーダケーシング)内で撹拌しながら、一軸偏心ねじポンプにより配管移送するための、一軸偏心ねじポンプを備えた移送液搬送装置に関するもので、貯留ホッパー、貯留ケーシングあるいはフィーダケーシング内の移送液を計量したり移送液の有無を検出したりする機構を備えた液搬送装置に関する。
従来、脱水ケーキなどの移送液が投入され、撹拌羽根で撹拌されるフィーダケーシングとこのフィーダケーシングの下方に配置され、フィーダケーシングから押し出される移送液を前方の一軸偏心ねじポンプ本体に送り出すスクリューロッドを備えたポンプ部(ポンプケーシング)とを分離したタイプの液搬送装置の場合には、ポンプケーシングの設置ベースと別個に設けたロードセル架台上の四隅にロードセルをそれぞれ設置し、4点のロードセル上にフィーダケーシングの架台を載置する、ロードセル架台受け方式と、フィーダケーシングの上端四隅をチェーンや支持具で吊り下げ、フィーダケーシングの各支持部にロードセルを介設する、ロードセル吊り下げ方式とがある。
上記2つの方式の場合、フィーダケーシング内の汚泥のレベルが変化する、いいかえれば移送液の質量の増減によるロードセル荷重受け部の上下動を吸収するために、フィーダ部とポンプ部とを伸縮継手を用いて接続する必要がある。しかも、4点のロードセルで支持するため、高価なロードセルを4台必要とし、またバランスを取るための調整に手間がかかる。さらに、4台のロードセル個々の計測データを合計するための演算器が必要で、計装が複雑である。加えて、フィーダ架台が大きく、部品点数が多く、構造が複雑になり、装置大型化を招く。
一方、フィーダケーシングとポンプケーシングが一体的に連結された上記ポンプ・フィーダ一体型構造では、以下の理由によりロードセルの設置が困難であり、これまでは、静電容量式のレベルセンサーをフィーダケーシング内に設置し、投入される移送液のレベルを検出している。
1) 一体型では、フィーダケーシング内の撹拌羽根(フィーダ羽根)による汚泥の搬送効率向上を狙ってフィーダ羽根とスクリューロッドのスクリューを極力近づける必要がある。したがって、フィーダ部とポンプ部を分割し、伸縮継手を分割部に挿入するのは困難である。また、ロードセルにてフィーダケーシング内の移送液の質量を計測するには、フィーダ部の出口にある程度の絞りを設け、移送液の質量がフィーダ部に作用するようにしなければならないが、一体的構造では絞りを設けることが困難な上、一体型としての性能を損なうおそれがある。
2) また、フィーダケーシングとポンプケーシングの共通ベースの下にロードセルを設置し、装置全体の荷重を計測する方法がある。しかしながら、ポンプの吐出側に吐出圧力が発生するので、この吐出圧力によって装置全体が吐出側とは逆方向に大きな力を受ける。ところが、ロードセルはその水平荷重を常時受けるようになっていない。さらに、上記荷重を吐出側から見て後方に設置したヒンジで回転可能に支持する方法があるが、この方法の場合、荷重の作用の仕方によっては装置全体が浮き上がるおそれがあるため、不安定な上に調整に熟練を要する。
3) 装置全体を受ける場合、振れ止め装置付きのロードセルを設置する方法があるが、上記のポンプ吐出圧力による水平荷重により、振れ止め装置同士が接触し、上下運動を拘束するために、精度の高い計測ができない。
なお、ポンプ・フィーダ一体型構造の脱水ケーキ圧送装置に関する先行技術として、フィーダケーシングと下部のポンプケーシングとを一体化して共通のケーシングに形成するとともに、フィーダケーシング内に配置する撹拌羽根を、側方から見て一方の板状羽根が他方の板状羽根に比べて長くし且つフィーダケーシング内の寸法に近く、両板状羽根を連結板にて連結して略「コ」の字形に形成し、前記撹拌羽根の連結板の長さ方向の中間部を、駆動軸の端部に一体回転可能に装着した構造の脱水ケーキ圧送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-128261号公報(段落0007・0008・0017〜0023および図1)
ところで、上記したポンプ・フィーダ一体型構造において、レベルセンサーを設置した装置の場合にも、次のような課題がある。すなわち、
脱水ケーキのうちでも付着性が高いものは、フィーダケーシング内に設置されたレベルセンサーの測定用端子に絡みついて誤動作を起こすおそれがあるほか、脱水ケーキの導電率や含水率の違いによって検出が不安定になる。また、フィーダケーシング内に設置するため、撹拌羽根との干渉を避ける必要があり、ケーシングの形状など設計上の制約を受ける。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、従来の静電容量式レベルセンサーに比べて誤作動が少なく、最小限(1台)のロードセル又はこれに代わる荷重センサーにてフィーダケーシング内の脱水ケーキの有無を検出可能で、小型軽量化を図れ、コストパフォーマンスに優れた液搬送装置を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために本発明に係る液搬送装置は、一軸偏心ねじポンプのポンプケーシングに、液貯留ホッパー、撹拌羽根を内装したフィーダケーシングあるいは液貯留ケーシングのいずれかを一体に備えた液搬送装置において、前記ポンプケーシングとこれの前方の、雌ねじ形ステータ内に雄ねじ形ロータを回転可能に嵌挿して偏心回転する構造からなる一軸偏心ねじポンプ本体の前記ステータ入り口部とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位あるいはワンタッチジョイントにより分離可能に接続するとともに、前記ポンプケーシングとこれの後方の、前記ロータを駆動させる駆動軸が回転可能に支持される軸受けケーシング部分とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位可能に接続し、前記貯留ホッパー、前記貯留ケーシングあるいは前記フィーダケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングとこれらに貯留された移送液の質量を、ロードセルで計量あるいは荷重センサーで検出することを可能に構成したことを特徴とする。
上記構成を有する本発明に係る液搬送装置によれば、貯留ホッパーもしくは貯留ケーシングあるいは撹拌羽根を内装したフィーダケーシング(以下、単にフィーダケーシングという)を一体に備えた一軸偏心ねじポンプのポンプケーシング(以下、ポンプ・フィーダ一体型ケーシングという)は、一軸偏心ねじポンプのロータとステータの部分および軸受け部分とは弾性体またはベローズで接続され、いわゆる剛体接続ではないため、ポンプ・フィーダ一体型ケーシングだけが上下方向に相対変位可能である。したがって、そのポンプ・フィーダ一体型ケーシングの下方あるいは脚部にロードセルまたはこれに代わる荷重センサを設置することにより、ポンプ・フィーダ一体型ケーシングおよび内部の移送液の質量を合わせて計量できる。そして、あらかじめポンプ・フィーダ一体型ケーシングの質量を計量しておき、その計量値を前記移送液の質量を合わせたその計量値から差し引くことにより、移送液の質量を求めたり、移送液の有無を検出したりすることができる。
請求項2に記載のように、前記ポンプケーシングのポンプ吐出側から見て左右両側に設けた支持脚のうちの、左右一側方の支持脚を前後方向のピンまたは支軸にて回転可能な中心支点とし左右他側方の支持脚を上下方向に転回可能とした、前記左右他側方の支持脚側において、前記ポンプケーシング底面に対し当接可能に前記ロードセルあるいは前記荷重センサーを設置し、前記移送液を含む前記ケーシングの質量を前記ロードセルで計量または前記移送液の有無を前記荷重センサーで検出可能に構成することができる。
このように構成した液搬送装置によれば、ポンプケーシング上部のフィーダケーシング、貯留ホッパーあるいは貯留ケーシング(以下、単にフィーダケーシングという)に移送液が投入されると、前記支点を中心とした回転モーメントが発生し、荷重センサーまたはロードセルにより回転モーメントに基づいて質量を計測あるいは検出できる。また、回転中心としての支点からポンプケーシングの重心までの距離と、支点から荷重センサーまたはロードセルまでの距離によりフィーダケーシング内の移送液の質量を計測できる。
請求項3に記載の液搬送装置は、一軸偏心ねじポンプのポンプケーシングに、液貯留ホッパー、撹拌羽根を内装したフィーダケーシングあるいは液貯留ケーシングのいずれかを一体に備えた液搬送装置において、前記ポンプケーシングとこれの前方の、雌ねじ形ステータ内に雄ねじ形ロータを回転可能に嵌挿して偏心回転する構造からなる一軸偏心ねじポンプ本体の前記ステータ入り口部とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位あるいはワンタッチジョイントにより分離可能に接続するとともに、前記ポンプケーシングとこれの後方の、前記ロータを駆動させる駆動軸が回転可能に支持される軸受けケーシング部分とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位可能に接続し、荷重センサーと、この荷重センサーが取り付けられる下側プレートと、この下側プレートに対し上下方向に間隔を開け水平状態を保って接近離間可能に配置され、前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシングあるいは前記液貯留ケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングを支持する上側プレートと、前記上下のプレート間に介装され、前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシングあるいは前記液貯留ケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングを含む前記上側プレートの質量を打ち消すスプリングと、前記下側プレートの荷重センサーに対向させ前記上側プレートから下向きに設けられる操作具とを備え、移送液が前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシング,前記液貯留ケーシングあるいは前記ポンプケーシングに存在すると、前記スプリングのバネ力に抗して前記上側プレートが下降することにより、前記操作具が前記荷重センサーに接触して前記移送液の搬入を検出する一方、前記移送液が前記ポンプケーシングから搬出されると、前記スプリングのバネ力によって前記上側プレートが上昇し、前記操作具が前記荷重センサーから離間し、前記移送液の搬出を検出する構成としたことを特徴とする
このような構成の荷重センサーを備えた液搬送装置によれば、フィーダケーシング内の脱水ケーキ容量が所定量を満たしていたり、新たに脱水ケーキ(所定量)がフィーダケーシング内に投入されたりすると、脱水ケーキの重量により上側プレートが下降してスプリングが圧縮され、操作具が検出器に接触または接近し検出器の作動部を押し下げる。この結果、検出器が作動し、所定量以上の脱水ケーキはフィーダケーシング内に存在することが検出される。しかも、荷重センサーがロードセルに比べて安価で、構造が簡単であり、取り扱いが容易である。
本発明に係る液搬送装置には、以下のような優れた効果がある。すなわち、
1) ポンプ・フィーダ一体型構造の液搬送装置においても、ロードセルの設置が可能になり、従来の静電容量式レベルセンサーに比べてフィーダケーシング内の脱水ケーキの液位を精度良く計測できる。
2) 従来のロードセル4点設置から1点設置も可能になり、製造コストが低減され、また複数のロードセルによる計測値を合計するための演算器が不要になり、計装を簡略化できる。
3) フィーダ架台やロードセル架台などが不要になり、装置の軽量コンパクト化を図れる。
4) ロードセルに代えて簡易型の荷重センサーを用いれば、製造コストをさらに削減できる。
以下、この発明に係る液搬送装置について実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は液搬送装置の実施例としての脱水ケーキ圧送装置を示す全体の正面より見た中央縦断面図、図2は図1の側方視断面図でプレートバルブの開放状態を表し、図3はプレートバルブの閉鎖状態を表す図2と同様の側方視断面図である。
図1に示すように、液搬送装置としての脱水ケーキ圧送装置1は、フィーダ部2、ポンプ部5および一軸偏心ねじポンプ本体8から構成され、ポンプ部5上にフィーダ部2が、またポンプ部5の前面に一軸偏心ねじポンプ本体8がそれぞれ一体に連設されている。
フィーダ部2はフィーダケーシング21を備えており、このフィーダケーシング21は上端を開放した箱形で、上端から下端まで長さが同一で、図2のように幅は長さに比べてやや狭く、底部22の一方22bが幅が下端中心位置へ向け漸次狭くなるように傾斜し、全体的に正面より見て逆向きの略五角形に形成されている。
フィーダケーシング21内の長手方向に沿って両側壁23の中心位置を貫通して回転駆動軸24を配置し、その両端を軸受け25によりそれぞれ回転可能に支持し、回転駆動軸24の一端に減速機(図示せず)を介して電動モータ26を接続している。
ポンプ部5は、図2のように断面略六角形のポンプケーシング51を備えており、このポンプケーシング51はフィーダケーシング21の底部22に連設され、両ケーシング51・21の連設部(境界部)は開口され押し込み口30に形成されている。図1(a)に示すようにポンプケーシング51の前部52(その前方の前端部53を含む)はフィーダケーシング21の前端(側壁23)から前方へ突出しており、この突出した前部52の前端部53とこれより後方のポンプケーシング本体部分51Aとが前後方向に分割されている。そして、前端部53はポンプケーシング本体部分51Aに対して、ワンタッチジョイントであるヴィクトリックジョイント(登録商標)54により分離可能に連結している。
ポンプケーシング51内には、その中心軸部に長手方向に沿ってスクリューロッド55が配置されている。このスクリューロッド55は、中空の円筒状ロッド55aの周囲にスクリュー55bが一体回転可能に装着され、一方が駆動軸61に、他方が一軸偏心ねじポンプ本体8のロータ82に、それぞれ自在継手62・63を介して接続されている。駆動軸61はポンプケーシング51の後面に連設された軸受けケーシング64内に回転可能に支持され、駆動軸61の一端には図示を省略した電動モータが減速機を介して接続される。駆動軸61の他端は、上記したとおり自在継手63を介してスクリューロッド55に接続されるが、自在継手63の周囲のセフティースリーブ(スリーブ状カバー)63aの外周面には、スクリュー63bが一体回転可能に装着されている。また、スクリューロッド55の他端とロータ82との間に介在する自在継手62についても、周囲のセフティースリーブ(スリーブ状カバー)62aの外周面には、スクリュー62bが一体回転可能に装着されている。
軸受けケーシング64とポンプケーシング51とは、図1(b)にそれらの連結箇所(B部)を拡大して示すように、ポンプケーシング51側の外輪部51aと軸受けケーシング64側の内輪部64aとの間に上下方向にわずかに(例えば±数mm)相対変位可能な隙間tを設け、外輪部51aと内輪部64aで構成される環状空間部51bに2つのゴム製シールリング56・57を前後に並べて介装している。
図1〜図3に示すように、フィーダ部2内の撹拌羽根27の先端撹拌部28は、ポンプ部5のスクリューロッド55のスクリュー55bの外周縁とかなり接近して配置されている。また、左右(前後)の撹拌部28は長く延び、両者でフィーダケーシング21内の長手方向のほぼ全長に至っている。そして、両回転体28・55の境界位置には、図2・図3のように長手方向に直交する方向に、ポンプケーシング51の水平な底面22a上に沿ってプレートバルブ7を配設している。プレートバルブ7は、バルブ本体71が水平な底面22a上に沿って出入り可能に配設され、ハンドル73を介してネジ杆74を回転させることによりネジ杆74と螺合するナット部75を備えたバルブ本体71が水平な底面22aに沿って出入りし開閉される。ナット部75はパイプ状カバー76内の基端部に固定され、パイプ状カバー76がバルブ本体71上に一体に固着されている。図2のように、バルブ本体71が開放された状態で、バルブ本体71の先端部71aが押し込み口30内へわずかに突出し、押し込み口30の一部を覆う。バルブ本体71の先端突出部分71aが撹拌羽根27の回転方向側に位置しているから、フィーダ部2内で撹拌される移送液としての脱水ケーキがポンプケーシング51に押し込まれたのち、フィーダケーシング21側へ漏れ出すのを防止している。プレートバルブ7のバルブ本体71の開閉は、フィーダケーシング21の側面に配置される手動式ハンドル73を回転させて行われる。プレートバルブ7はポンプ部5の点検や分解・組立時以外は、開放しておく。
一軸偏心ねじポンプ本体8は、弾性体からなる雌ねじ形ステータ81内に回転可能に雄ねじ形ロータ82を嵌挿して偏心回転させることにより、ステータ81の長円形孔内で断面円形のロータ82が軸直角方向に往復移動して搬送する構造からなり、ステータ81の外周に金属製外筒83が被装され、前端の吐出口84aにエンドスタッド84が複数本の連結ロッド85を介して連設されている。連結ロッド85は、一軸偏心ねじポンプ本体8をステータ81などとともにポンプケーシング51に連結する役目もしている。
以上のようにして本例の脱水ケーキ圧送装置1が構成されるが、本例の脱水ケーキ圧送装置1では、ワンタッチジョイント54によりポンプケーシング51の本体部分51aを前端部53および一軸偏心ねじポンプ本体8に対し分離することによって、ポンプ・フィーダ一体型の圧送装置本体部1’の重量を、ポンプ駆動装置と切り離してロードセルなどで計測可能な状態になる。
図4は上記構成からなる圧送装置本体部1’を、1つのロードセルあるいは1つの荷重センサーで検出するための実施例を概略的に示す斜視図であり、図5は図4の圧送装置本体部1’の構造を概略的に示す平面視説明図である。
図4に示すように、圧送装置本体部1’は長軸方向の両側に、上下(フィーダケーシング21・ポンプケーシング51)共通のケーシング90の一部を構成する支持板91を備えており、この支持板91の下端側隅角部において短軸方向の一側方両側を枢支具92にて、他側方が上下方向に回転できるように枢支し、他側方両側を上下方向に変位可能に枢支具93にて支持する。下部ポンプケーシング51の底面傾斜部の、枢支具93寄りに、四角柱状の支持柱94を下向きに延設し、支持柱94の下端に荷重センサー95(又はロードセル)を取り付け、荷重センサー95(又はロードセル)の下面を接地する。
図5において、圧送装置本体部1’の一側方の両側に一対の枢支具92を備え、他側方の長手方向中間位置に荷重センサー95(又はロードセル)が配置され、両側の枢支具92を結ぶ直線の中間位置から圧送装置本体部1’の重心Gまでの距離をLとし、前記直線の中間位置から荷重センサー95(又はロードセル)までの距離を2Lとする。上部のフィーダケーシング21が空の状態で荷重センサー95(又はロードセル)にて質量を計測できると仮定し、その計測値がw1とすると、圧送装置本体部1’の質量はw1×2になる。次に、フィーダケーシング21内に脱水ケーキを投入した状態で、荷重センサー95(又はロードセル)にて計測した質量値がw2とすると、(圧送装置本体部1'+脱水ケーキ)の質量はw2×2になるから、脱水ケーキ質量は(w2−w1)×2になる。このようにして、荷重センサー95(又はロードセル)1点で脱水ケーキ質量を計測できる。
図6は荷重センサーの一例を示すもので、同図に示すように、荷重センサー95は一対の正方形金属板96・97と円形金属板98とを備える。上部の正方形金属板96の中心部を貫通させ、ボルト状操作具99の先端部を下方へ突出させる。上部正方形金属板96は六角ボルト101にて前記支持柱94の下面に固定する。一方、接地する下部正方形金属板97から円周方向に等間隔に配置した4本のねじ杆103を上向きに延設し、各ねじ杆103を円形金属板98の4つの貫通孔98aに遊嵌する。円形金属板98を挟んで各ねじ杆103の上下にナット103a・103bを螺合し、上下のナット103a・103bを締め付けて円形金属板98を4本のねじ杆103に支持し固定する。上部正方形金属板96から円周方向に90°ずつ間隔をあけて配置した3本のねじ杆102を下向きに延設し、各ねじ杆102に対し、円形金属板98のU字状切欠き孔98bを遊嵌する。円形金属板98を挟んで各ねじ杆102の上下にナット102a・102bを螺合し、下側ナット102b上に円形金属板98を支持する。この状態で、上側ナット102aは円形金属板98との間にわずかに隙間が生じるように離間させる。また、円形金属板98の中心孔98cの下側からセンサー100を上向きに貫通させ、上方へ突出させる。この状態で、センサー100の下部にナット100aを螺合し、取り付ける。また、上部正方形金属板96と円形金属板98との間において、操作具99とセンサー100の周囲にコイルスプリング104を介装する。このコイルスプリング104のバネ強さ(力)を前記圧送装置本体部1’の質量と同一にし、脱水ケーキがフィーダケーシング21に投入された状態で、コイルスプリング104のバネ力に抗して上部正方形金属板96が下降することにより、操作具99の下端がセンサー100の上端(作動部)に接触してセンサー100を作動する。この結果、フィーダケーシング21内の脱水ケーキの存在が検出される。一方、フィーダケーシング内21の脱水ケーキがポンプケーシング51を通じて搬出され、空になると、コイルスプリング104のバネ力によって上部正方形金属板96が上昇し、操作具99の下端がセンサー100の上端(作動部)から離間するので、脱水ケーキが搬出されたことが検出される。このとき、コイルスプリング104の上限ストッパ−はナット102bで止まるため、フィーダ部2の高さを制限できる。したがって、センサー100の作動と撹拌羽根27の電動モータ26および一軸偏心ねじポンプ本体8の電動モータの駆動とを連動させておけば、フィーダケーシング21内に脱水ケーキが投入されると、撹拌羽根27が回転を開始し、一軸偏心ねじポンプ本体8の運転も開始されるとともに、ポンプケーシング51から脱水ケーキが搬出されると、撹拌羽根27が回転を停止し、一軸偏心ねじポンプ本体8の運転も中止される。なお、上記各金属板96〜98の形状については、正方形や円形に限定されるものではなく、ポンプケーシング51などの形状に応じて適宜変更されるものである。
以上に、本発明に係る液搬送装置について実施例(脱水ケーキ圧送装置)を挙げて説明したが、下記のように実施することもできる。すなわち、
一体型構造の液搬送装置であれば、上記実施例の構造に限るものではないことはいうまでもない。例えば、脱水ケーキに限らず液体状食品などの移送液の貯留ホッパーや貯留ケーシングをポンプケーシングの上部に一体に備えた一軸偏心ねじポンプについても同様に実施することができる。具体的には、図7に示すように、一軸偏心ねじポンプ本体108のポンプケーシング106上方に、貯留ホッパー107を一体に備えた液搬送装置105において、ポンプケーシング106前方の一軸偏心ねじポンプ本体108のステータ109入り口部とポンプケーシング106後方の軸受け部111とを、それぞれ弾性体またはベローズ110を介在させて上下方向に相対変位可能に接続している。そして、ポンプケーシング106の下方に左右一対のロードセル112・112を配置し、ポンプケーシング106、貯留ホッパー107および貯留ホッパー107内の移送液の荷重を、ロードセル112で計量できるようにしている。本例の場合、上記実施例の圧送装置1と違って、貯留ホッパー107内には撹拌羽根等の機器は設けられていない。
また、移送液の種類や性状についても、脱水ケーキのほか粘性の高い液から低い液まで種類や性状を問わず適用される。
図1(a)は本発明に係る液搬送装置の実施例である脱水ケーキ圧送装置を示す全体の正面より見た中央縦断面図、図1(b)は連結箇所(図1(a)のB部)を拡大して示す断面図である。 図1の側方視断面図で、プレートバルブの開放状態を表している。 図3(a)はプレートバルブの閉鎖状態を表す図2と同様の側方視断面図で、図3(b)はプレートバルブの開閉構造を説明するための分解斜視図である。 圧送装置本体部1’を、1つのロードセルあるいは1つの荷重センサーで検出するための実施例を概略的に示す斜視図である。 図4の圧送装置本体部1’の構造を概略的に示す平面視説明図である。 図6(a)は荷重センサーの一例を示す正面視断面図、図6(b)は図6(a)のb−b方向矢視図である。 図7(a)は液搬送装置の他の実施例である一軸偏心ねじポンプを示す正面図、図7(b)は同右側面図である。
符号の説明
1 脱水ケーキ圧送装置(液搬送装置)
1’圧送装置本体部
2 フィーダ部
5 ポンプ部
7 プレートバルブ
8 一軸偏心ねじポンプ本体
21 フィーダケーシング
22 底部
23 両側壁
24 回転駆動軸
25 軸受け
26 電動モータ
27 撹拌羽根
28 撹拌部
29 支持部
29b 開口
30 押し込み口
51 ポンプケーシング
51Aポンプケーシング本体部分
54 ワンタッチジョイント
55 スクリューロッド
61 駆動軸
62・63 自在継手
62a・63a セフティースリーブ
62b・63b スクリュー
64 軸受けケーシング(軸受け部)
71 バルブ本体
73 手動式ハンドル
81 ステータ
82 ロータ
83 金属製外筒
84 エンドスタッド
85 連結ロッド
91 支持板
92・93 枢支具
94 支持柱
95 荷重センサー
96・97 正方形金属板
98 円形金属板
99 ボルト状操作具
100 センサー
101 六角ボルト
102・103 ねじ杆
100a・102a・102b・103a・103b ナット
104 コイルスプリング
105 液搬送装置(一軸偏心ねじポンプ)
107 貯留ホッパー
108 一軸偏心ねじポンプ本体
110 ベローズ
112 ロードセル

Claims (3)

  1. 一軸偏心ねじポンプのポンプケーシングに、液貯留ホッパー、撹拌羽根を内装したフィーダケーシングあるいは液貯留ケーシングのいずれかを一体に備えた液搬送装置において、
    前記ポンプケーシングとこれの前方の、雌ねじ形ステータ内に雄ねじ形ロータを回転可能に嵌挿して偏心回転する構造からなる一軸偏心ねじポンプ本体の前記ステータ入り口部とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位あるいはワンタッチジョイントにより分離可能に接続するとともに、前記ポンプケーシングとこれの後方の、前記ロータを駆動させる駆動軸が回転可能に支持される軸受けケーシング部分とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位可能に接続し、
    前記貯留ホッパー、前記貯留ケーシングあるいは前記フィーダケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングとこれらに貯留された移送液の質量を、ロードセルで計量あるいは荷重センサーで検出することを可能に構成したことを特徴とする液搬送装置。
  2. 前記ポンプケーシングのポンプ吐出側から見て左右両側に設けた支持脚のうちの、左右一側方の支持脚を前後方向のピンまたは支軸にて回転可能な中心支点とし左右他側方の支持脚を上下方向に転回可能とした、前記左右他側方の支持脚側において、前記ポンプケーシング底面に対し当接可能に前記ロードセルあるいは前記荷重センサーを設置し、前記移送液を含む前記ケーシングの質量を前記ロードセルで計量または前記移送液の有無を前記荷重センサーで検出可能に構成した請求項1記載の液搬送装置。
  3. 一軸偏心ねじポンプのポンプケーシングに、液貯留ホッパー、撹拌羽根を内装したフィーダケーシングあるいは液貯留ケーシングのいずれかを一体に備えた液搬送装置において、
    前記ポンプケーシングとこれの前方の、雌ねじ形ステータ内に雄ねじ形ロータを回転可能に嵌挿して偏心回転する構造からなる一軸偏心ねじポンプ本体の前記ステータ入り口部とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位あるいはワンタッチジョイントにより分離可能に接続するとともに、前記ポンプケーシングとこれの後方の、前記ロータを駆動させる駆動軸が回転可能に支持される軸受けケーシング部分とを弾性体またはベローズを介在させて上下方向に相対変位可能に接続し、
    荷重センサーと、この荷重センサーが取り付けられる下側プレートと、この下側プレートに対し上下方向に間隔を開け水平状態を保って接近離間可能に配置され、前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシングあるいは前記液貯留ケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングを支持する上側プレートと、前記上下のプレート間に介装され、前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシングあるいは前記液貯留ケーシングのいずれかおよび前記ポンプケーシングを含む前記上側プレートの質量を打ち消すスプリングと、前記下側プレートの荷重センサーに対向させ前記上側プレートから下向きに設けられる操作具とを備え、
    移送液が前記液貯留ホッパー、前記フィーダケーシング,前記液貯留ケーシングあるいは前記ポンプケーシングに存在すると、前記スプリングのバネ力に抗して前記上側プレートが下降することにより、前記操作具が前記荷重センサーに接触して前記移送液の搬入を検出する一方、前記移送液が前記ポンプケーシングから搬出されると、前記スプリングのバネ力によって前記上側プレートが上昇し、前記操作具が前記荷重センサーから離間し、前記移送液の搬出を検出する構成としたことを特徴とする液搬送装置。
JP2006195072A 2006-07-18 2006-07-18 液搬送装置 Active JP4962944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006195072A JP4962944B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 液搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006195072A JP4962944B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 液搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008024376A JP2008024376A (ja) 2008-02-07
JP4962944B2 true JP4962944B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=39115429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006195072A Active JP4962944B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 液搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4962944B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333363Y2 (ja) * 1985-09-09 1991-07-16
JPH07157083A (ja) * 1993-12-13 1995-06-20 Toyo Seimaiki Seisakusho:Kk 移動式米穀配達装置とそれを用いた米穀配達受入れ装置
JPH10185663A (ja) * 1996-12-27 1998-07-14 Sekisui Chem Co Ltd スクリューフィーダ
JPH10197322A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Sekisui Chem Co Ltd スクリューフィーダ
JPH11945A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Sekisui Chem Co Ltd 押出成形機に対する原料供給量の制御方法
JP2003075213A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Furukawa Co Ltd 低流動性液輸送ポンプの流量測定装置
JP2003128261A (ja) * 2001-10-30 2003-05-08 Heishin Engineering & Equipment Co Ltd 一軸偏心ねじポンプを備えた脱水ケーキ用フィーダ
JP3801540B2 (ja) * 2002-07-17 2006-07-26 三菱重工業株式会社 粉粒体供給装置
JP2006035013A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Kansai Paint Co Ltd 廃棄物処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008024376A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102062130B (zh) 促动器
US20210040987A1 (en) Load sensing bearing with integrated sensor module
CN102748295A (zh) 旋转式压缩机以及旋转机械
CN107461409A (zh) 具有感测探头的回转滚子轴承
JP4962944B2 (ja) 液搬送装置
RU2012127623A (ru) Реактор, включающий ротор
US11131596B2 (en) Vibration detection device, and unbalance detection device including the vibration detection device
US6109478A (en) Conveying of materials
RU2619240C1 (ru) Верхний кожух гирационной дробилки
CN202520555U (zh) 旋转式机械
CN202296216U (zh) 一种大倾角管式螺旋输送机
CN202091205U (zh) 旋转式压缩机以及旋转机械
CN208990998U (zh) 一种卧式螺旋筛网离心机的轴密封结构
CN201545498U (zh) 用于自动计量散料的料斗装置
CN207336781U (zh) 一种干溶洞内部形态的内视装置
KR20110096395A (ko) 버킷 엘리베이터의 잔량방지 자동 조절장치
CN206327843U (zh) 输送称重装置
KR102276539B1 (ko) 스크류 컨베이어의 역류방지장치
CN208037375U (zh) 一种带吊挂轴承的螺旋输送机
JP5380640B2 (ja) 計量装置
CN109046798A (zh) 一种卧式螺旋筛网离心机的轴密封结构
CN214471219U (zh) 一种颗粒物星型流量计
KR20160138673A (ko) 베어링 시험 장치
CN219216166U (zh) 一种平底破拱出料装置
CN220101003U (zh) 铰链及开合设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4962944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250