JP4960776B2 - 有機金属気相成長法、有機金属気相成長装置、プログラム、記録媒体及び半導体レーザ製造方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の半導体レーザ製造方法の一実施形態として、780nm帯の面発光型半導体レーザの製造方法について図1〜図13(B)を用いて説明する。
次に、本発明の画像形成装置の一実施形態を説明する。図23には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
図27には、本発明の一実施形態に係る光伝送システム2000の概略構成が示されている。この光伝送システム2000は、光送信モジュール2001と光受信モジュール2005が光ファイバケーブル2004で接続されており、光送信モジュール2001から光受信モジュール2005への一方向の光通信が可能となっている。
Claims (12)
- 組成が均一な均一層と、該均一層上に積層され、厚さ方向に関して組成が徐々に変化する不均一層とを含む複数の層を積層する有機金属気相成長法であって、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを修正しつつ前記不均一層の積層時間を算出する工程と;
前記均一層を形成する工程と;
前記均一層上に、前記算出された積層時間に基づいて、前記不均一層を積層する工程と;を含む有機金属気相成長法。 - 前記算出する工程では、前記不均一層における計算上の組成プロファイルを修正しつつ前記複数の層を積層する際の所定波長の光の反射光の強度変化を更に算出し、
前記均一層を形成する工程では、形成中に、前記所定波長の光を照射して、その反射光の強度変化を測定し、該測定結果と前記算出された反射光の強度変化に基づいて、前記均一層の形成終了タイミングを求めることを特徴とする請求項1に記載の有機金属気相成長法。 - 前記算出する工程は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記均一層と前記不均一層を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出する予備計算工程と;
前記所定波長の光を照射して反射光強度を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記均一層及び前記不均一層を評価用に積層する評価積層工程と;
前記反射光強度の計測結果から得られる反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正する修正工程と;
前記修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層を積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ計算する実計算工程と;を含むことを特徴とする請求項2に記載の有機金属気相成長法。 - 前記複数の層は、前記均一層と前記不均一層の組を複数組含み、
前記算出する工程は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記複数組のうちの少なくとも1組を含む前記複数の層の一部を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出する予備計算工程と;
前記所定波長の光を照射して反射光強度を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記複数の層の一部を積層する部分積層工程と;
前記反射光強度の計測結果から得られる反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正する修正工程と;
前記修正された組成プロファイルを用いて、前記複数の層の残りを積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出する実計算工程と;を含むことを特徴とする請求項2に記載の有機金属気相成長法。 - 前記複数の層は、前記均一層と前記不均一層の組を複数組含み、
前記算出する工程は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記複数組のうちの少なくとも1組を含む前記複数の層の一部を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出する予備計算工程と;
前記所定波長の光を照射して反射光強度を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記複数の層の一部を積層する部分積層工程と;
前記反射光強度の計測結果から得られる反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正する第1修正工程と;
前記部分積層工程で積層された前記複数の層の一部の反射スペクトルを計測する工程と;
前記修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層の一部の反射スペクトルを算出する工程と;
前記計測された反射スペクトルと前記算出された反射スペクトルとのずれが小さくなるように、前記修正された計算上の組成プロファイルを再度修正する第2修正工程と;
前記再度修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層の残りを積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出する実計算工程と;を含むことを特徴とする請求項2に記載の有機金属気相成長法。 - 組成が均一な均一層と、該均一層上に積層され、厚さ方向に関して組成が徐々に変化する不均一層とを含む複数の層を基板上に積層する有機金属気相成長装置であって、
所定波長の光を照射し、反射光の強度変化を計測する光モニタ装置と;
前記基板が収容される反応室と;
前記反応室への複数の原料の供給を調整する複数の調整器と;
前記複数の調整器を個別に制御して前記基板上に前記複数の層を積層する制御装置と;を備え、
前記制御装置は、前記不均一層における計算上の組成プロファイルを修正しつつ、前記複数の層を積層する際の、前記所定波長の光の反射光の強度変化及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出し、前記均一層の積層中に、前記光モニタ装置の計測結果と前記算出された反射光の強度変化に基づいて、前記均一層の積層終了タイミングを求めるとともに、前記積層終了タイミングに応じて前記均一層の積層を終了すると、前記算出された積層時間に基づいて、前記不均一層を積層することを特徴とする有機金属気相成長装置。 - 前記制御装置は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記均一層と前記不均一層を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出し、
前記光モニタ装置を介して反射光の強度変化を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記均一層及び前記不均一層を評価用に積層し、
前記計測された反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正し、
前記修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層を積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ計算することを特徴とする請求項6に記載の有機金属気相成長装置。 - 前記複数の層は、前記均一層と前記不均一層の組を複数組含み、
前記制御装置は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記複数組のうちの少なくとも1組を含む前記複数の層の一部を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出し、
前記光モニタ装置を介して反射光の強度変化を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記複数の層の一部を積層し、
前記計測された反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正し、
前記修正された組成プロファイルを用いて、前記複数の層の残りを積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出することを特徴とする請求項6に記載の有機金属気相成長装置。 - 前記複数の層は、前記均一層と前記不均一層の組を複数組含み、
前記制御装置は、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを仮定し、目標膜厚及び目標組成に応じて、前記複数組のうちの少なくとも1組を含む前記複数の層の一部を積層する際の各積層時間及び前記所定波長の光の反射光の強度変化をそれぞれ算出し、
前記光モニタ装置を介して反射光の強度変化を計測しつつ、前記算出された各積層時間に応じて、前記複数の層の一部を積層し、
前記計測された反射光の強度変化と前記算出された反射光の強度変化とのずれが小さくなるように、前記仮定した計算上の組成プロファイルを修正し、
前記積層された前記複数の層の一部の反射スペクトルを前記光モニタ装置を介して計測し、
前記修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層の一部の反射スペクトルを算出し、
前記計測された反射スペクトルと前記算出された反射スペクトルとのずれが小さくなるように、前記修正された計算上の組成プロファイルを再度修正し、
前記再度修正された計算上の組成プロファイルを用いて、前記複数の層の残りを積層する際の前記所定波長の光の反射光の強度変化、及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出することを特徴とする請求項6に記載の有機金属気相成長装置。 - 所定波長の光を照射し、反射光の強度変化を計測する光モニタ装置を備え、組成が均一な均一層と、該均一層上に積層され、厚さ方向に関して組成が徐々に変化する不均一層とを含む複数の層を基板上に積層する有機金属気相成長装置に用いられるプログラムであって、
前記不均一層における計算上の組成プロファイルを修正しつつ、前記複数の層を積層する際の、前記所定波長の光の反射光の強度変化及び前記不均一層の積層時間をそれぞれ算出する手順と;
前記均一層の積層中に、前記光モニタ装置の計測結果と前記算出された反射光の強度変化に基づいて、前記均一層の積層終了タイミングを求める手順と;
前記積層終了タイミングに応じて前記均一層の積層を終了すると、前記算出された積層時間に基づいて、前記不均一層を積層する手順と;を前記有機金属気相成長装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項10に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 面発光レーザを製造する半導体レーザ製造方法であって、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の有機金属気相成長法によって、基板上に複数の半導体層が積層された積層体を作成する工程と;
前記積層体における発光部となる領域の周囲を、前記基板と反対側の面である積層体表面から前記複数の半導体層の途中までエッチングする工程と;を含む半導体レーザ製造方法。
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