JP4959658B2 - スケジュール情報生成装置、スケジュール情報生成方法、コンテンツ処理装置、コンテンツ処理方法、スケジュール情報生成プログラム、コンテンツ処理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

スケジュール情報生成装置、スケジュール情報生成方法、コンテンツ処理装置、コンテンツ処理方法、スケジュール情報生成プログラム、コンテンツ処理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツに対する処理スケジュールを生成するスケジュール情報処理装置およびスケジュール情報処理方法に関する。また、スケジュール情報に基づいてコンテンツを処理するコンテンツ処理装置およびコンテンツ処理方法にも関する。
近年、地上デジタル放送およびデジタル衛星放送などに代表されるデジタル放送システムが運用されている。
このようなデジタル放送システムでは、多数のチャンネルを利用して番組を放送することが可能であり、特定のジャンル(例えば、映画、ドラマ、スポーツ、ニュース、アニメなど)の番組を専門に放送する専門チャンネルも数多く設定されている。
そのため、デジタル放送システムでは、ユーザーが放送内容を確認し、所望の番組を選択しやすくするために、電子番組ガイド(EPG;Electronic Program Guide、登録商標)がよく利用されている。しかし、番組を放送するチャンネルが多数になると、テレビなどの放送を再生する装置において、EPG全体を一画面で表示することができない場合がある。このような場合、ユーザーは、表示されているEPGを順次切り替えるなどして、自分の好みのチャンネルを探さなければならない。また、自分の好みのチャンネル同士がEPG上で離れた位置に配置されている場合には、表示されているEPGを頻繁に切り替えなければならず、煩わしさを感じることが多い。
特許文献1には、電子番組表におけるチャンネルの表示位置をユーザーの好みに合わせて変更することができる技術が開示されている。しかし、特許文献1に記載の技術は、単に、電子番組表における表示を変更するのみであり、表示されるコンテンツ(番組)の順序は、放送局の設定したものである。
従来、コンテンツの再生順序をユーザーの所望する順序として設定することができる技術として、再生するコンテンツとそれらのコンテンツの再生順序とを関連付ける機能、いわゆるプレイリスト機能が存在する。
特開2007−295016号公報(平成19年11月8日公開)
しかし、従来のいわゆるプレイリスト機能では、単にコンテンツを再生する順序を設定するのみであり、コンテンツをどのように処理するのかまでは設定することはできないという問題を有している。そのため、いわゆるプレイリスト機能では、先のコンテンツの再生が終了するまで次のコンテンツは再生されない。
また、コンテンツの再生開始時刻を設定する、いわゆる再生予約技術を利用した場合であっても、ユーザーは、各コンテンツの再生が開始される時刻が重複しないように注意して再生予約を設定しなければならない。例えば、あるコンテンツ後に生放送されるコンテンツを再生したい場合、生放送されるコンテンツの再生開始時刻は変更することはできないため、生放送されるコンテンツの再生開始時刻までに前のコンテンツの再生が終了しているようにしなければならない。そのため、再生予約の技術を利用したとしても、その設定動作が非常に煩雑となり、ユーザーに対して負荷を強いることになるという問題を有している。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、ユーザーに対して煩雑な操作を強いることなく、各コンテンツに対する処理スケジュールを生成することができるスケジュール情報生成装置を実現することにある。
本発明に係るスケジュール情報生成装置は、上記課題を解決するために、
複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理装置が処理スケジュールを決定するために参照するスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成装置であって、
上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連づけて記録したスケジュール情報を生成する生成手段を備えていることを特徴としている。
本発明に係るスケジュール情報生成装置では、コンテンツの処理時間が重なった場合におけるコンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報が処理開始時刻に関連付けられて記録されているスケジュール情報を生成する。
これによって、コンテンツを処理するコンテンツ処理情報では、コンテンツの処理時間が重複するようにスケジュール情報が設定されていた場合であっても、本発明に係るスケジュール情報生成装置において生成したスケジュール情報におけるモード情報に基づいてコンテンツを処理することができる。
したがって、本発明に係るコンテンツ処理装置では、ユーザーがコンテンツの処理開始時刻を設定する際に、各コンテンツの処理時間が重複しないようにコンテンツの処理開始時刻を設定しなければならないという煩雑さを回避することができる効果を奏する。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、さらに、上記モード情報は、処理中の他のコンテンツに対する処理を停止して当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか、または処理中の他のコンテンツに対する処理が完了するまで当該コンテンツに対する処理を開始する時刻を遅延するかのいずれかであることが好ましい。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、さらに、上記スケジュール情報において、あるコンテンツの処理終了時刻と当該あるコンテンツの次のコンテンツの処理開始時刻との間に空き時間が生じている場合に、当該空き時間がなくなるように、上記生成手段において生成したスケジュール情報を変更するスケジュール情報編集手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、スケジュール情報において空き時間が生じている場合であっても、空き時間を0にするように動的にスケジュール情報が変更される。
これによって、本発明に係るコンテンツ処理装置において何のコンテンツも処理されていない時間(すなわち、空き時間)が生じてしまうことを防止することができる効果を奏する。
また、ユーザーは、コンテンツの処理開始時刻を設定する際、または、生成したスケジュール情報を修正する際に、スケジュール情報において何もコンテンツが処理されていない時間が生じないようにしなければならないという煩雑さを回避することができる効果も併せて奏する。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、さらに、上記スケジュール情報編集手段は、あるコンテンツの処理終了時刻を処理開始時刻とするコンテンツを上記スケジュール情報にさらに登録することにより、上記スケジュール情報を変更することが好ましい。
上記の構成によれば、既に設定されているコンテンツの処理開始時刻を何ら変更することなく、空き時間が生じることを防止することができる効果を奏する。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、さらに、上記スケジュール情報編集手段は、上記次のコンテンツの処理開始時刻を当該空き時間分だけ早めることにより、上記スケジュール情報を変更することが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザーの設定したコンテンツ以外のコンテンツを新たに追加することなく、空き時間が生じることを防止することができる効果を奏する。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、さらに、上記記スケジュール情報編集手段は、上記次のコンテンツの処理開始時刻以降に処理開始時刻の設定されている各コンテンツの処理開始時刻を一様に上記空き時間分だけ早めることが好ましい。
上記の構成によれば、空き時間が生じることを防止するためにスケジュール情報を変更する際に要する時間を短縮することができる効果を奏する。
本発明に係るコンテンツ処理装置は、上記課題を解決するために、
複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および当該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連付けて記録したスケジュール情報に基づいて、上記複数のコンテンツの各々に対する処理を実行するタイミングを決定する処理タイミング決定手段と、上記処理タイミング決定手段により決定された処理に基づいて、上記複数のコンテンツに対する処理を実行する処理実行手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係るコンテンツ処理装置では、スケジュール情報に基づいて、当該コンテンツに対する処理を実行するタイミングを決定する処理タイミング決定手段と、決定された処理に基づいてコンテンツに対する処理を実行する処理実行手段とを備えている。
これによって、コンテンツの処理時間が重複するようにスケジュール情報が設定されていた場合であってもモード情報に基づいて、コンテンツに対して実行する処理を実行することができる。
したがって、本発明に係るコンテンツ処理装置では、ユーザーがコンテンツの処理開始時刻を設定する際に、各コンテンツの処理時間が重複しないようにコンテンツの処理開始時刻を設定しなければならないという煩雑さを回避することができる効果を奏する。
また、本発明に係るコンテンツ処理装置では、さらに、放送を介して伝送される放送コンテンツの放送順序を示す放送情報を取得する取得手段と、上記スケジュール情報を、上記取得手段において取得した放送情報に合する合成手段と、をさらに備えており、上記処理実行手段は、上記放送情報および上記スケジュール情報を時系列に沿って表示装置に表示させるように、コンテンツと共に表示装置に対して出力することが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザーは、放送情報を表示した際に、自らが設定したスケジュール情報を確認することができる。これによって、自らが設定したスケジュール情報を確認するために、他の操作を行うという煩雑な操作を不要にすることができる効果を奏する。
また、従来の表示装置を改造することなく、本発明に係るコンテンツ処理装置を接続するのみで、自らが設定したスケジュール情報を表示装置に表示させることができる効果も併せて奏する。
また、本発明に係るコンテンツ処理装置では、さらに、上記コンテンツを記録する記録部をさらに備えており、上記処理実行手段は、上記スケジュール情報を参照して、上記記録部から処理を実行するコンテンツを取得することが好ましい。
また、本発明に係るコンテンツ処理装置では、さらに、上記コンテンツは、動画像データ、静止画像データ、音データ、表示可能なスクリプトデータおよび実行可能なプログラムデータの少なくともいずれかであることが好ましい。
本発明に係るスケジュール情報生成方法は、上記課題を解決するために、
上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連づけて記録したスケジュール情報を生成する生成ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るスケジュール情報生成装置と同様の作用効果を奏する。
本発明に係るコンテンツ処理方法は、上記課題を解決するために、
複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理方法であって、上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および当該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連付けて記録したスケジュール情報に基づいて、上記複数のコンテンツの各々に対する処理を実行するタイミングを決定する処理タイミング決定ステップと、上記処理タイミング決定ステップにより決定された処理に基づいて、上記複数のコンテンツに対する処理を実行する処理実行ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るコンテンツ処理装置と同様の作用効果を奏する。
また、本発明に係るスケジュール情報生成装置を動作させるためのプログラムまたはコンテンツ処理装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として駆動させることを特徴とするプログラムおよびそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
以上のように、本発明に係るスケジュール情報生成装置では、コンテンツの処理時間が重なった場合におけるコンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報が処理開始時刻に関連付けられて記録されているスケジュール情報を生成することができる。
これによって、本発明に係るコンテンツ処理装置では、ユーザーがコンテンツの処理開始時刻を設定する際に、各コンテンツの処理時間が重複しないようにコンテンツの処理開始時刻を設定しなければならないという煩雑さを回避することができる効果を奏する。
本発明に係るコンテンツ処理装置の一実施形態について、図1〜21を参照しつつ以下に説明する。
(コンテンツ処理システムの概要)
本実施形態では、コンテンツ処理装置の詳細な説明に先立って、本発明に係るコンテンツ処理装置を含めたコンテンツ処理システムの概要について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、コンテンツ処理システムを模式的に示す模式図である。
図2に示すように、放送局110は、放送またはネットワーク150を介してコンテンツ処理装置100(セットトップボックス;STB)に対してコンテンツを送信する。コンテンツを受信したコンテンツ処理装置100は、受信したコンテンツを、表示装置130(テレビ)を用いて再生するか、または録画機140に保存する。なお、コンテンツ処理装置100は、ネットワーク上においてコンテンツを記録するサーバ装置120から、ネットワーク150を介してコンテンツを取得するようにしてもよい。
ユーザーは、コンテンツ処理装置100、表示装置130または録画機140をリモコン190を用いて操作し、制御すればよい。リモコン190としては、赤外線または無線を利用する専用端末であってもよいし、携帯電話またはPDAなどの汎用的な携帯型情報端末であってもよい。
また、ネットワーク150としては、コンテンツを提供可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網または衛星通信網などを挙げることができる。
なお、図2では、コンテンツ処理装置100が表示装置130および録画機140と別体の装置である場合を示しているが、もちろんこれに限定されるものではなく、コンテンツ処理装置100は表示装置130または録画機140に内蔵されていてもよい。
また、本実施形態におけるコンテンツとしては、動画像データ、静止画像データ、テキストデータ、HTMLコンテンツなどの表示装置130において表示可能なスクリプトデータ、またはJava(登録商標)Scriptなどのコンテンツ処理装置100において実行可能なプログラムデータを挙げることができる。本実施形態では、コンテンツが放送またはネットワーク150を介して伝送される動画像データ(以下、番組と称する場合もある)である場合を例に挙げて説明する。
(コンテンツ処理装置100の構成)
次に、コンテンツ処理装置100の構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、コンテンツ処理装置100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、コンテンツ処理装置100は、RF受信部10、データ復調部11、通信部12、操作入力部13、再生制御部14、処理制御部15、コンテンツデータベース50およびスケジュール管理部51を備えている。なお、表示装置130については、コンテンツ処理装置100の構成に含まれるものではないが、便宜上、図1に図示している。これらの部材について、以下に説明する。
(RF受信部10、データ復調部11)
RF受信部10は、放送局から送出される放送波を受信する。データ復調部11は、RF受信部10において受信するデータを、放送波に変調される前の放送形式のデータに復調する。なお、データ復調部11は、ISDB−TおよびDBV−Hなど各国において利用されている様々な形式のデータのいずれを復調できるものでもよい。
(通信部12)
通信部12は、ネットワークを介してコンテンツ処理装置100に接続されている外部装置との間でデータの送受信を行う。より具体的には、通信部12は、外部装置からコンテンツを受信し、コンテンツデータベース50に記録したり、コンテンツデータベース50に記録されているコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツを外部装置へと送信したりする。
(操作入力部13)
操作入力部13は、コンテンツ処理装置100に対する指示をユーザーから受け付けるインターフェースである。操作入力部13は、キーボートのようなキー入力によるインターフェースであってもよし、マウスのように表示装置130上に表示されるポインタを動作するインターフェースであってもよい。また、表示装置130をタッチすることにより入力が可能なタッチパネルであってもよい。
また、本実施形態では、操作入力部13がコンテンツ処理装置100に備えられている場合について図示しているが、これに限定されるものではなく、操作入力部13は、例えばリモコンのように、コンテンツ処理装置100から分離しているものであってもよい。
(再生制御部14)
再生制御部14は、処理制御部15からの指示を受けて、コンテンツの再生処理全般を制御する。より具体的には、再生制御部14は、再生するコンテンツをコンテンツデータベース50から読み出すと共に、読み出したデータを適切な映像形式に変換する。例えば、表示装置130がテレビである場合には、デジタル放送形式のMPEG2-TSフォーマットまたはビデオ信号などに変換する。また、表示装置130がPC(パーソナルコンピュータ)である場合には、WMVフォーマットまたはQuickTimeフォーマットに変換すればよい。そして、変換したデータを表示装置130に対して出力する。
なお、図1ではコンテンツデータベース50に記録されているコンテンツを読み出して再生する場合について図示しているが、もちろんこれに限定されるものではなく、データ復調部11において復調したコンテンツ、または通信部12において受信したコンテンツを、コンテンツデータベース50に記録することなく、そのまま再生するようにしてもよい。
なお、本実施形態において、「再生」とは、上述したように、コンテンツを表示装置毎に適したフォーマットに変換した後に、各表示装置に対して出力することを意味している。
(処理制御部15)
処理制御部15は、コンテンツ処理装置100における処理全般を制御するものであり、図1に示すように、取得部20、生成部21、変換部22、合成部23および編集部24を備えている。これらの各部材について以下に説明する。
(取得部20)
取得部20は、データ復調部11において復調されたデータから当該データに含まれる電子番組表データを取得する。なお、電子番組表データとは、放送を介して伝送される放送コンテンツの放送順序を示す番組表のデータである。
(生成部21)
生成部21は、スケジュール情報を生成する。スケジュール情報には、コンテンツと、当該コンテンツの処理開始時刻と、当該コンテンツに対して実行する処理と、コンテンツの処理時間の重複する場合におけるコンテンツの処理モード情報とが関連付けて設定されている。生成部21におけるスケジュール情報の生成については下記に詳述する。
なお、本実施形態における処理モード情報とは、処理中の他のコンテンツに対する処理を停止して処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するモードか、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するモードか、または処理中の他のコンテンツに対する処理が完了するまで当該コンテンツに対する処理を開始する時刻を遅延するモードかのいずれかを指すものとする。
(変換部22)
変換部22は、生成部21において生成したスケジュール情報のデータ形式を、取得部20において取得した電子番組表データのデータ形式と同一のデータ形式に変換する。
(合成部23)
合成部23は、変換部22において変換したスケジュール情報を、取得部20において取得した電子番組表データに合して1つのデータとする。
(編集部24)
編集部24は、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報を変更する。編集部24におけるスケジュール情報の変更については、下記に詳述する。
(コンテンツデータベース50、スケジュール管理部51)
コンテンツデータベース50は、データ復調部11において復調されたコンテンツまたは通信部12においてネットワークを介して受信したコンテンツを記録する。また、スケジュール管理部51は、生成部21において生成したスケジュール情報を記録する。
なお、図1では、コンテンツデータベース50がコンテンツ処理装置100に内蔵されている場合を図示しているが、もちろんこれに限定されるものではない。例えば、図1に示す録画機140のように、コンテンツデータベース50が外部メモリとしてコンテンツ処理装置100の外部に備えられていてもよい。
なお、コンテンツデータベース50およびスケジュール管理部51としては、ハードディスクを用いることが好ましい。ハードディスク以外であっても、例えば、光ディスクであったり、フラッシュメモリなどの半導体メモリなどを用いることができる。
(コンテンツ処理装置100の処理動作)
次に、コンテンツ処理装置100の処理動作について、図3を参照しつつ以下に説明する。図3は、コンテンツ処理装置100の処理動作を示すフローチャートである。
まず、RF受信部10が放送を介してコンテンツを含むデータを受信すると(ステップS1)、データ復調部11が受信したデータを復調する(ステップS2)。データ復調部11は、復調したデータにおけるコンテンツデータをコンテンツデータベース50に記録する(ステップS3)。また、取得部20は、復調したデータから電子番組表データを取得する(ステップS4)。なお、RF受信部10においてデータを受信する代わりに、通信部12がネットワークを介して伝送されるコンテンツを受信し、コンテンツデータベース50に記録するようにしてもよい。
次に、ユーザーが選択したコンテンツデータベース50に記録されているコンテンツまたは電子番組表データにおけるコンテンツと、選択したコンテンツにおける処理開始時刻と、選択したコンテンツに対して実行する処理と、選択したコンテンツの処理モード情報とを設定すると(ステップS5)、生成部21は、ユーザーの設定した各情報に基づいてスケジュール情報を生成し、生成したスケジュール情報をスケジュール管理部51に登録する(ステップS6)。
コンテンツに対する処理を実行するとき、処理制御部15は、スケジュール情報に基づいて、処理開始時刻になったコンテンツに対して実行する処理を決定する。すなわち、処理制御部15は、再生制御部14または通信部12に対して実行する処理を指示する(ステップS7)。
(スケジュール情報の生成動作)
次に、コンテンツ処理装置100におけるスケジュール情報の生成動作について、図4を参照しつつ以下に説明する。図4はスケジュール情報を生成する生成動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザーがスケジュール情報を生成するコンテンツをコンテンツデータベース50または電子番組表データから選択する(ステップS11)。続いて、ユーザーは、選択したコンテンツの処理開始時刻を設定する(ステップS12)。このとき、電子番組表データからコンテンツを選択した場合電子番組表データにおける放送開始時刻よりも早い時刻を、処理開始時刻として設定することはできない。
ユーザーによりスケジュールを設定するコンテンツおよび当該コンテンツの処理開始時刻が設定されると、コンテンツ処理装置100は、ユーザーの選択したコンテンツの再生所要時間(放送時間)を取得する(ステップS13)。そして、生成部21は、ユーザーの設定したコンテンツの処理開始時刻および取得したコンテンツの再生所要時間に基づいて、コンテンツの処理終了時刻を設定する(ステップS14)。なお、コンテンツの再生所要時間は、例えば、コンテンツのヘッダ情報から取得するようにしてもよいし、ネットワーク上におけるコンテンツデータベースなどから該当するコンテンツの再生所要時間情報のみを取得するようにしてもよい。
次に、ユーザーは、選択したコンテンツに対して実行する処理および選択したコンテンツの処理モード情報を設定する(ステップS15)。生成部21は、ユーザーにより設定された情報に基づいてスケジュール情報を生成し、スケジュール管理部51に保存する(ステップS16)。
なお、本実施形態では、コンテンツの処理開始時刻が設定された後に、コンテンツの再生所要時間を取得する場合を例に挙げているが、もちろんこれに限定されるものではなく、コンテンツの再生所要時間を予め取得しておき、コンテンツと共に当該コンテンツの再生所要時間を表示するようにしてもよい。
(スケジュール情報の一例)
次に、生成部21において生成され、スケジュール管理部51に登録されているスケジュール情報の一例について、図5を参照しつつ以下に説明する。図5は、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報の一例を示す図である。
図5に示すスケジュール情報では、管理項目として、ID、コンテンツ名、処理開始時刻、処理終了時刻および実行処理条件が記録されている。もちろん、スケジュール情報の形式はこれに限定されるものではなく、他に管理項目が設定されていてもよいし、表記が異なっていてもよい。例えば、処理終了時刻の項目の代わりに、コンテンツの再生所要時間の項目が設定されていてもよい。
図5における「ID」は、コンテンツ毎に設定されているユニークなIDであり、スケジュール情報の管理に用いる。「コンテンツ名」は、スケジュール情報におけるコンテンツの名称を示すものである。コンテンツ名は、電子番組表データから取得するようにしてもよいし、ネットワークを介して外部装置から取得するようにしてもよい。また、IDに基づいて、他の管理テーブルから取得するようにしてもよい。
「処理開始時刻」は、ユーザーの設定したコンテンツに対する処理の実行を開始する時刻であり、「処理終了時刻」は、ユーザーの設定した処理開始時刻およびコンテンツの再生所要時間から設定されるコンテンツに対する処理の終了する時刻である。なお、図5では時刻のみを表示しているが、年月日を併せて表示するようにしてもよい。
「実行処理条件」は、各コンテンツに対して実行する処理およびコンテンツの処理モード情報を示している。実行処理条件の詳細については、図6に示す。図6は、各コンテンツに対する実行処理条件の一覧を示す図である。なお、図5に示す実行処理条件の項目における値と、図6における各実行処理条件の値とは一致している。
(コンテンツの処理実行動作)
ここで、コンテンツ処理装置100におけるコンテンツに対する処理実行動作について、図7を参照しつつ以下に説明する。図7は、コンテンツ処理装置100におけるコンテンツに対する処理実行動作を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ処理装置100におけるタイマー(図示しない)の時刻が、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報におけるコンテンツの処理開始時刻になった場合(ステップS21においてYes)、処理制御部15は、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報に基づいて、処理を開始するコンテンツに関連付けられている処理実行条件を取得する(ステップS22)。そして、処理制御部15は、取得した処理実行条件に基づいて、処理開始時刻になったコンテンツの処理を決定する(ステップS23)。すなわち、処理制御部15は、再生制御部14または通信部12に対して、各部材において実行する処理を指示する。
ここで、ステップS23における処理制御部15の動作について、具体例を挙げて説明する。まず、例えば、図5における「番組2」の場合を例に挙げて説明する。番組2の処理開始時刻は10:00であり、番組1の処理終了時刻は11:00である。すなわち、番組1と番組2とは、処理時間が1時間重複している。ここで、番組2の実行処理条件は、「1」であり、再生中の番組が終了してから番組を再生する処理条件である。すなわち、番組2よりも番組1の方が処理優先度が高く設定されており、番組1の再生が優先される。
そのため、処理制御部15は、再生制御部14に対して、現在再生されている番組1が終了次第、番組2を再生するように指示する。再生制御部14は、処理制御部15からの指示を受けて、番組1の再生が終了する11:00になると、コンテンツデータベース50から番組2を読み出し、番組2の再生を開始する。したがって、番組2は、番組の開始1時間後から再生されることになる。
続いて、図5における「番組3」の場合を例に挙げて説明する。番組2の処理開始時刻は10:00であり、番組1の処理終了時刻は11:00である。すなわち、番組2と番組3とは、処理時間が30分間重複している。ここで、番組3の実行処理条件は、「2」であり、再生中の番組を終了させて、次の番組を再生する処理条件である。すなわち、番組2よりも番組3の方が処理優先度が高く設定されており、番組3の再生が優先される。
そのため、処理制御部15は、再生制御部14に対して、現在再生されている番組2の再生を終了し、番組3を再生するように指示する。再生制御部14は、処理制御部15からの指示を受けて、番組2の再生を終了し、コンテンツデータベース50から番組3を読み出し、番組3の再生を開始する。したがって、番組2は、番組の終了30分前であるが再生が終了され、番組3は、番組の冒頭から再生が開始される。
次に、図5における「番組4」の場合を例に挙げて説明する。番組4の処理開始時刻が15:00であり、番組3の処理終了時刻は16:00である。すなわち、番組3と番組4とは、処理時間が1時間重複している。ここで、番組4の実行処理条件は、「3」であり、再生中の番組と同時に番組を再生する処理条件である。すなわち、番組3と番組4とは処理優先度は同じである。
そのため、処理制御部15は、再生制御部14に対して、現在再生されている番組3と共に、番組4を再生するように指示する。再生制御部14は、処理制御部15からの指示を受けて、番組3の再生を継続しつつ、コンテンツデータベース50から番組4を読み出し、番組4の再生を開始する。したがって、番組4は、番組3の開始2時間後から再生されることになる。
2つの番組を同時に再生する場合の表示装置130における表示例を図8(a)および(b)に示す。2つの番組を同時に再生する場合の表示としては、図8(a)に示すように、すでに再生していた番組3を大きい画面で表示しつつ、新たに再生を開始した番組4を小さい画面で表示する表示例を挙げることができる。もちろん、逆もまた然りであり、番組4を大きな画面で表示しつつ、番組3を小さい画面で表示するようにしてもよい。また、他の例としては、図8(b)に示すように、同じ大きさの画面で表示するようにしてもよい。
なお、図8(a)および(b)では、2つの番組を同時に再生する場合の表示例について説明しているが、3つ以上の番組を同時に再生する場合も同様にして表示すればよい。また、3つ以上の番組を同時に再生する場合には、小さい画面の中にさらに小さい画面を表示するようにしてもよい。
次に、図5における「番組M」の場合を例に挙げて説明する。番組Mの実行処理条件は「4」である。すなわち、番組Mの実行処理条件は、コンテンツ処理装置100に接続されている装置に対するコンテンツの送信指示である。
そのため、処理制御部15は、通信部12に対して、番組Mをネットワークを介して自装置に接続されている装置に対して送信するように指示する。通信部12は、処理制御部15からの指示を受けて、番組Mをコンテンツデータベース50から読み出し、ネットワークを介して、接続されている装置(例えば、ハードディスク内蔵録画機、またはPCなど)に対して番組Mを送信する。なお、実行処理条件「4」では、さらに出力先の装置を設定できるようにしてもよい。
最後に、図5における「番組N」の場合を例に挙げて説明する。番組Nの実行処理条件は「5」である。すなわち、番組Nの実行処理条件は、コンテンツのデータフォーマットの変換指示である。そのため、処理制御部15は、コンテンツデータベース50から番組Mを読み出し、番組Mのデータフォーマットを変換し、再度コンテンツデータベース50に記録する。なお、実行処理条件「5」では、さらに出力先の装置を設定できるようにしてもよい。この場合、データフォーマットを変換したコンテンツデータを所定の装置(例えば、携帯電話、携帯型音楽プレイヤーまたは携帯型ゲーム機など)に対して送信する。また、実行処理条件「5」では、さらに変換するデータフォーマットの形式を設定できるようにしてもよい。
(スケジュール情報の生成時における表示例)
スケジュール情報を生成する際の表示装置130における表示例について、図9(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図9(a)〜(c)は、スケジュール情報の生成時における表示装置130の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の生成前の状態であり、(b)は番組2をスケジュール情報に設定する際の動作を示しており、(c)は番組2を設定した後の状態である。
スケジュール情報の生成時、表示装置130には、図9(a)に示すように、スケジュール情報を設定可能なコンテンツおよび当該コンテンツの再生所要時間(放送時間)が表示されている一覧表が表示されている。ユーザーは、操作入力部13を介した操作により、マイCh.に配置するコンテンツ(ここでは、番組2)を選択する。ユーザーは操作入力部13を介して番組2を選択し、それをマイCh.部分に移動させる動作を行う(図9(b))。すなわち、番組2をマイCh.における所望の位置(時刻)にドラッグ&ドロップする。なお、図9(a)〜(c)では便宜上示していないが、マイCh.には、時刻が表記されていることが好ましい。
ユーザーが操作入力部13を介した操作により番組2をドラッグ&ドロップすると、番組2は、マイCh.においてユーザーが所望する位置に配置される(図9(c))。生成部21は、番組2の配置された時刻に応じて、図5に示す処理開始時刻を設定し、番組2の処理開始時刻および番組2の再生所要時間に基づいて、番組2の処理終了時刻を設定する。また、ユーザーが操作入力部13を介した操作により、マイCh.上において番組2の位置を左右にずらすことにより、適宜処理開始時刻を変更することもできる。この場合には、編集部24が図5に示す処理開始時刻および処理終了時刻を適宜修正する。なお、スケジュール情報の編集動作については、下記にて詳しく説明するため、ここではその具体的な説明を省略する。
ユーザーが操作入力部13を介して、所望する番組をマイCh.上に配置する操作を繰り返すことにより、図5に示すようなスケジュール情報を生成することができる。
また、図5における実行処理条件は、例えば、マイCh.上に配置した番組2をクリックするなどして選択することにより、実行処理可能な項目を示すメニューを表示し、ユーザーが操作入力部13を介してメニュー表示されている項目を選択することにより設定するようにすればよい。
なお、マイCh.における番組2の表示は、番組2の再生所要時間に応じた長さにより表示されていることが好ましい。すなわち、再生所要時間が長いほどマイCh.における占有領域を大きくするようにし、再生所要時間が短いほどマイCh.における占有領域を小さくするようにすることが好ましい。
ここで、図5に示すスケジュール情報を生成した場合の表示装置130におけるマイCh.の表示例を図10に示す。
図5に示すスケジュール情報では、番組1と番組2とが10:00から11:00において再生が重複しているが、上述したように、番組1が番組2よりも優先して再生される。そのため、図10では、番組1が番組2を覆うように表示されている。これは、番組2と番組3との場合も同様である。
また、図5に示すスケジュール情報では、番組3と番組4とが15:00から15:30において再生が重複しているが、上述したように、番組3と番組4とは同時に再生される。そのため、図10では、15:00から15:30においては、番組3が番組4を覆うことなく、また番組4が番組3を覆うことなく、いずれもが表示されている。
このように、各コンテンツの処理開始時刻と共に、実行処理条件をユーザーが一目瞭然に表示することにより、スケジュール情報の登録動作が容易となるだけでなく、登録処理における設定ミスを低減することができる。
(コンテンツ処理装置100の利点)
以上説明したように、コンテンツ処理装置100は、コンテンツと、コンテンツの処理開始時刻と、コンテンツに対して実行する処理と、コンテンツの処理時間が重複する場合における処理モード情報とを関連付けたスケジュール情報を生成する生成部21と、コンテンツに対して処理を実行する際に、スケジュール情報を参照して、各コンテンツに対する処理を決定する処理制御部15とを備えている。
これによって、処理制御部15は、コンテンツの処理時間が重複するようにスケジュール情報が設定されていた場合であっても処理モード情報に基づいて、優先的に実行する処理を決定することができる。したがって、本発明に係るコンテンツ処理装置100では、ユーザーがコンテンツの処理開始時刻を設定する際に、各コンテンツの処理時間が重複しないように設定しなければならないという煩雑さを回避することができる。
また、スケジュール情報における処理モード情報の設定に応じて、複数のコンテンツを同時に再生することもできる。
さらに、処理実行条件に応じて、表示装置130に対するコンテンツの再生だけでなく、例えば外部装置に対するコンテンツの送信、またはコンテンツのフォーマット形式の変換などを実行することもできる。
(スケジュール情報と電子番組表データとの合成動作)
次に、スケジュール情報を電子番組表データに合成して表示装置130に表示する処理動作について、図11を参照しつつ以下に説明する。図11は、スケジュール情報を電子番組表データに合成して表示装置130に表示する動作を示すフローチャートである。
まず、変換部22は、電子番組表データに合成するスケジュール情報をスケジュール管理部51から読み出し、読み出したスケジュール情報のデータ形式を、合成する電子番組表データのデータ形式と同一のデータ形式に変換する(ステップS31)。すなわち、取得部20において取得した電子番組表データにおける空きチャンネルにスケジュール情報を設定する。続いて、合成部23は、取得部20において取得した電子番組表データに形式を変換したスケジュール情報を合成する(ステップS32)。
次に、再生制御部14は、コンテンツを再生する際に、映像形式を変換したコンテンツと合成部23において合成された電子番組表データとを再合成する(ステップS33)。そして、再生制御部14は、再合成したデータを表示装置130に対して出力する(ステップS34)。
なお、電子番組表データにおける空きチャンネルの判定は、RF受信部10において受信した放送に基づいて判定してもよいし、ネットワークを介して空きチャンネルの情報を取得するようにしてもよい。ネットワークを介して空きチャンネル情報を取得する場合、予め設定された現在位置情報に基づいて取得してもよいし、ネットワークのIPアドレスに基づいて取得するようにしてもよい。また、コンテンツ処理装置100がGPS(Global Positioning System)を備えている場合には、GPSにより取得された位置情報(緯度経度情報)に基づいて取得するようにしてもよい。
また、データの再合成(Remux)としては、表示装置130がテレビである場合には、例えばARIBのISDB-TS規格に沿った形でデータの再合成を行えばよい。なお、データの再合成は、従来公知の技術であるため、ARIB TR-B14に準拠した共通運用SIを多重すればよい。
(スケジュール情報の表示例)
ここで、スケジュール情報を合成した電子番組表データに示される電子番組表を表示装置130に表示した場合における表示例について、図12および13を参照しつつ以下に説明する。図12は、スケジュール情報を合成した電子番組表データに示される電子番組表の表示例を示す図である。
図12における放送A〜放送Gは、放送局から送信される電子番組表データにおける放送スケジュールであり、マイCh.は、ユーザーの設定したスケジュール情報に基づいた放送スケジュールである。すなわち、マイCh.により示されている番組1〜4の順序は、スケジュール情報をスケジュール管理部51に登録する際にユーザーが設定した順序である。
また、ユーザーが操作入力部13を介して、電子番組表におけるマイCh.の番組を選択した場合、図13に示すように、電子番組表の下部に小さい画面を表示し、選択された番組を再生するようにしてもよい。
各コンテンツにおける再生の優先度が設定されている場合には、電子番組表データに示される電子番組表を表示する際に、この優先度についても併せて表示するようにすることが好ましい。すなわち、電子番組表データに示される電子番組表を表示する際においても、図10に示すような実行処理条件における各コンテンツの優先度を考慮した表示としてもよい。
なお、電子番組表は、表示装置130を操作する操作装置(例えば、リモコン)において電子番組表を表示するためのボタンを押下することにより表示可能であればよい。
(スケジュール情報を電子番組表データに合する利点)
以上説明したように、スケジュール情報を電子番組表データに合することにより、ユーザーは、電子番組表を表示した際に、自らが設定したスケジュール情報を確認することができる。これによって、自らが設定したスケジュール情報を確認するために、他の操作を行うという煩雑な操作を不要にすることができる。
また、表示装置130を改造することなく、コンテンツ処理装置100を接続するのみで、自らが設定したスケジュール情報を表示装置130に表示させることができる。
(ユーザーによるスケジュール情報の編集動作)
編集部24は、操作入力部13を介したユーザーの処理に基づいて、生成部21において生成したスケジュール情報を編集する。図14(a)〜(d)は、スケジュール情報の編集時におけるマイCh.の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の編集前の状態であり、(b)は番組1を選択した状態であり、(c)は番組1を番組3の位置に動かした状態であり、(d)は番組1の位置と番組3の位置とが変更された状態である。
スケジュール情報の編集時、表示装置130には、図14(a)に示すように、生成部21において生成されたスケジュール情報が表示される。ユーザーは、操作入力部13を介した操作により、処理開始時刻を変更するコンテンツ(ここでは、番組1)を選択する(図14(b))。そしてユーザーは操作入力部13を介した操作により、選択した番組1をマイCh.における所望する位置(時刻)に移動させる(図14(c))。すなわち、番組1をマイCh.における所望の位置(ここでは、番組3の位置)にドラッグ&ドロップする。なお、図14(a)〜(d)では示していないが、マイCh.には時刻が表記されていることが好ましい。
ユーザーが操作入力部13を介した操作により番組1を番組3の位置にドラッグ&ドロップすると、番組1は、マイCh.において番組3の位置に変更され、番組3は番組1の位置に変更される。(図14(d))。
すなわち、編集部24は、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報において、「番組1」と設定されていたコンテンツ名を「番組3」に修正すると共に、「番組3」と設定されていたコンテンツ名を「番組1」に修正する。
また、編集部24は、スケジュール情報において処理時間の重複するコンテンツに処理モード情報が設定されている場合も同様にしてスケジュール情報を編集することができる。ただし、この場合には、図15(a)〜(d)に示すように、マイCh.における番組1の位置と番組3の位置とを変更した場合であっても、それぞれの処理モード情報については変更しない。すなわち、図15(d)に示すように、番組3と位置を入れ換えた番組1は、番組4よりも処理優先度が低いままであり、番組1と位置を入れ換えた番組3は、番組2よりも処理優先度が高いままである。なお、図15(a)〜(d)は、処理モード情報が設定されているスケジュール情報の編集時におけるマイCh.の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の編集前の状態を示し、(b)は番組1を選択した状態を示し、(c)は番組1を番組3の位置に動かした状態を示し、(d)は番組1の位置と番組3の位置とが変更された状態を示している。
(スケジュール情報の動的な編集動作)
上述したスケジュール情報の編集動作は、ユーザーが操作入力部13を介してスケジュール情報の変更を指示することによりスケジュール情報を編集する場合を示しているが、編集部24は、動的にスケジュール情報を編集することもできる。本項では、編集部24におけるスケジュール情報の動的な編集動作について説明する。
まず、スケジュール情報の動的な編集動作について、図16を参照しつつ以下に説明する。図16は、スケジュール情報の動的な編集動作を示すフローチャートである。
まず、編集部24は、スケジュール管理部51に記録されているスケジュール情報において、番組nの処理終了時刻と番組n+1の処理開始時刻との間に空きがあるか否かを判定する(ステップS41)。番組nの処理終了時刻と番組n+1の処理開始時刻との間に空きがある場合、すなわち番組nと番組n+1と間に空き時間がある場合(ステップS41においてYes)、編集部24は、空き時間が0となるように番組n+1の処理開始時刻をずらすか否かを判定する(ステップS42)。
空き時間が0となるように番組n+1の処理開始時刻をずらす場合(ステップS42においてYes)、編集部24は、空き時間が0となるように、番組n+1の処理開始時刻を修正する(ステップS43)。一方、空き時間が0となるように番組n+1の処理開始時刻をずらさない場合(ステップS42においてNo)、編集部24は、空き時間に挿入するための新たな番組を設定する(ステップS44)。すなわち、編集部24は、番組nの処理終了時刻を処理開始時刻として新たな番組をスケジュール情報に設定し、スケジュール情報を変更する(ステップS43)。
次に、編集部24は、空き時間が全てなくなっているか否かを判定する(ステップS45)。空き時間がなくなっている場合には(ステップS45においてYes)、コンテンツ処理装置100は、ユーザーに対してスケジュール情報を更新したことを通知し(ステップS46)、スケジュール情報の編集動作を終了する。一方、空き時間が依然として存在する場合には(ステップS45においてNo)、コンテンツ処理装置100は、ステップS42からの処理を再度繰り返す。
なお、編集部24における、ステップS42において空き時間が0となるように番組n+1の処理開始時刻をずらすか否かの判断は、空き時間の長さに応じて判定するようにすればよい。すなわち、空き時間の長さが所定の時間よりも短い場合には、スケジュール情報の変更が大きくなりにくいため、空き時間が0になるように、番組n+1の処理開始時間をずらすようにすればよいし、空き時間の長さが所定の時間よりも長い場合には、空き時間を埋めるように新たな番組を挿入するようにすればよい。
(スケジュール情報の編集による利点)
以上説明したように、コンテンツ処理装置100は、スケジュール情報において空き時間が生じている場合であっても、空き時間を0にするように動的にスケジュール情報が変更される。これによって、コンテンツ処理装置100において何のコンテンツも処理されていない時間(すなわち、空き時間)が生じてしまうことを防止することができる。
また、ユーザーは、コンテンツの処理開始時刻を設定する際、または、生成したスケジュール情報を修正する際に、スケジュール情報において何もコンテンツが処理されていない時間が生じないようにしなければならないという煩雑さを回避することができる。
(空き時間を0にするように処理開始時刻をずらす場合)
ここで、編集部24におけるスケジュール情報の変更の詳細について説明する。まず、空き時間を0にするように、次のコンテンツの処理開始時刻をずらす場合について、図17(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。図17(a)および(b)は、空き時間を0にするように、番組n+1の処理開始時刻をずらす場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は変更後の状態を示している。
図17(a)に示すように、番組nの処理終了時刻(Tn_end)と番組n+1の処理開始時刻(T(n+1)_start)との間に、空き時間がN分間生じている場合、編集部24は、空き時間が0になるように、番組n+1の処理開始時刻(T(n+1)_start)をN分間前に進める。
このとき、番組n+1の処理終了時刻(T(n+1)_end)もN分間前に進むことになる。そのため、今度は、番組n+1の処理終了時刻(T(n+1)_end)と番組n+2の処理開始時刻(T(n+2)_start)との間に、空き時間がN分間生じることになる。したがって、編集部24は、空き時間が0になるように、番組n+2の処理開始時刻(T(n+2)_start)をN分間前に進める。
このとき、番組n+2の処理終了時刻(T(n+2)_end)もN分間前に進むことになる。しかし、番組n+2と番組n+3とは、元々N分間以上処理が重複していたため、番組n+2の処理終了時刻(T(n+2)_end)と番組n+3の処理開始時刻(T(n+3)_start)との間には空き時間が生じない。したがって、編集部24は、図17(b)に示すように、番組n+3の処理開始時刻(T(n+3)_start)を変更することなく、スケジュール情報の変更動作を終了する。
これによって、ユーザーの設定した番組以外の番組を新たに追加することなく、空き時間が生じることを防止することができる。
なお、上述したように、各コンテンツ毎の処理終了時刻と処理開始時刻との空きを算出し、空き時間がある場合には空き時間を0にするようにスケジュール情報を編集する以外にも、図18(a)および(b)に示すように、番組nとの間に空き時間が生じている番組n+1以降の番組の処理開始時刻を一様にN分進めるようにスケジュール情報を変更するようにしてもよい。この場合、番組n+3の処理開始時刻(T(n+3)_start)もN分間前にずれるため、スケジュール情報の変更は大きくなるものの、より迅速にスケジュール情報の変更が可能になる。なお、図18(a)および(b)は、空き時間を0にするように、各コンテンツの処理開始時刻を一様にずらす場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は変更後の状態を示している。
この場合には、空き時間が生じることを防止するためにスケジュール情報を変更する際に要する時間を短縮することができる。
(空き時間を埋めるようにコンテンツを新たに設定する場合)
次に、空き時間を埋めるように、空き時間に新たなコンテンツを挿入する場合について、図19(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。図19(a)および(b)は、空き時間を埋めるように、新たなコンテンツを挿入する場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は挿入したコンテンツの再生所要時間が空き時間よりも長い場合の変更後の状態を示し、(c)は挿入したコンテンツの再生所要時間が空き時間よりも短い場合の変更後の状態を示している。
図19(a)に示すように、番組nの処理終了時刻(Tn_end)と番組n+1の処理開始時刻(T(n+1)_start)との間に、空き時間がN分間生じている場合、編集部24は、空き時間(N分間)を埋めるような新たな番組を取得する。このとき、空き時間(N分間)を埋めるための新たな番組は、コンテンツデータベース50から取得するようにしてもよいし、通信部12がネットワークを介して外部装置から取得するようにしてもよい。
また、新たな番組の再生所要時間は、空き時間(N分間)とちょうど一致することが最も好ましいが、もちろんそれに限定されるものではなく、空き時間(N分間)に近い再生所要時間であれば、長くてもよいし、短くてもよい。
図19(b)には、新たに挿入した番組n+4が空き時間(N分間)よりも長い場合のスケジュール情報の設定を示している。新たに挿入した番組n+4の再生所要時間が空き時間(N分間)よりも長い場合、番組n+1の実行処理条件は「2」に修正する。これは、番組n+1は、ユーザーが視聴を所望する番組であり、番組n+4よりも処理優先度を高くすることが好ましいためである。
図19(c)には、新たに挿入した番組n+4が空き時間(N分間)よりも短い場合のスケジュール情報の設定を示している。このとき、番組n+4の処理終了時刻を処理開始時刻とする番組n+5をさらに挿入するようにすればよい。この場合も、さらに挿入した番組n+5の再生所要時間が空き時間よりも長い場合、番組n+1の実行処理条件は「2」に修正する。
これによって、既に設定されている番組の処理開始時刻を何ら変更することなく、空き時間が生じることを防止することができる。
なお、番組n+4を空き時間に挿入した後の空き時間が、所定の値よりも小さい場合、新たに番組n+5を挿入せず、図20(a)および(b)に示すように、番組n+1以降の番組の処理開始時刻をずらすようにしてもよい。この場合も、図20(a)に示すように、番組n+1以降の全ての番組における処理開始時刻を一様に早めるようにしてもよいし、図20(b)に示すように、各番組毎の処理終了時刻と処理開始時刻とから空き時間を算出し、空き時間がある場合には空き時間を0にするようにスケジュール情報を変更するようにしてもよい。
このように、空き時間に対する新たな番組の挿入および空き時間を0にするような処理開始時刻の変更を合わせることにより、最も効果的に生じた空き時間を0にすることができる。
なお、本実施形態では空き時間の単位が「分」である場合を例に挙げて説明したが、もちろんこれに限定されるものではなく、「時間」単位であってもよいし、「秒」単位であってもよい。
(スケジュール情報更新の通知例)
上述したように、編集部24が動的にスケジュール情報を変更した場合には、スケジュール情報が変更されたことをユーザーに対して通知することが好ましい。例えば、図21(a)に示すように、スケジュール情報を更新した旨の通知メッセージを現在再生している番組に重畳して表示するようにすればよい。また、図21(b)に示すように、変更した後のスケジュール情報を電子番組表として表示するようにしてもよい。
(付記事項)
なお、本実施形態では、生成したスケジュール情報に基づいて、コンテンツを処理するコンテンツ処理装置100を説明しているが、再生制御部14に関する機能を別体の装置としたスケジュール情報生成装置としてもよい。この場合であっても、ユーザーがコンテンツの処理開始時刻を設定する際に、各コンテンツの処理時間が重複しないようにコンテンツの処理開始時刻を設定しなければならないという煩雑さを回避することができる。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、コンテンツ処理装置100に含まれている処理制御部15は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、処理制御部15は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、処理制御部15のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をコンテンツ処理装置100に供給し、コンテンツ処理装置100が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、処理制御部15(またはコンテンツ処理装置100)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して処理制御部15に供給する。この通信ネットワークは処理制御部15にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るコンテンツ処理装置は、テレビに対して出力するコンテンツを制御するセットトップボックスとして好適に利用することができる。また、本発明に係るコンテンツ処理装置の機能を有するテレビとしても好適に利用することができる。
本発明に係るコンテンツ処理装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係るコンテンツ処理装置を含むコンテンツ処理システムを模式的に示す図である。 コンテンツ処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 スケジュール情報を生成する生成動作を示すフローチャートである。 スケジュール管理部に記録されているスケジュール情報の一例を示す図である。 各コンテンツに対する実行処理条件の一覧を示す図である。 本発明に係るコンテンツ処理装置におけるコンテンツの処理実行動作を示すフローチャートである。 2つの番組を同時に再生する場合の表示装置における表示例を示す図であり、(a)はそれぞれの番組の表示画面の大きさを変えて表示する例であり、(b)はそれぞれの番組の表示画面を同じ大きさで表示する例である。 スケジュール情報の生成時におけるマイCh.の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の生成前の状態であり、(b)は番組2をスケジュール情報に設定する際の動作を示しており、(c)は番組2を設定した後の状態である。 図5に示すスケジュール情報を生成した場合の表示装置におけるマイCh.の表示例を示す図である。 スケジュール情報を電子番組表データに合成して表示装置に表示する動作を示すフローチャートである。 スケジュール情報を合成した電子番組表データの表示例を示す図である。 スケジュール情報を合成した電子番組表データの表示例の他の例を示す図である。 スケジュール情報の編集時におけるマイCh.の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の編集前の状態を示し、(b)は番組1を選択した状態を示し、(c)は番組1を番組3の位置に動かした状態を示し、(d)は番組1の位置と番組3の位置とが変更された状態を示している。 処理モード情報が設定されているスケジュール情報の編集時におけるマイCh.の表示例を示す図であり、(a)はスケジュール情報の編集前の状態を示し、(b)は番組1を選択した状態を示し、(c)は番組1を番組3の位置に動かした状態を示し、(d)は番組1の位置と番組3の位置とが変更された状態を示している。 スケジュール情報の動的な編集動作を示すフローチャートである。 空き時間を0にするように、次のコンテンツの処理開始時刻をずらす場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は変更後の状態を示している。 空き時間を0にするように、各コンテンツの処理開始時刻を一様にずらす場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は変更後の状態を示している。 空き時間を埋めるように、新たなコンテンツを挿入する場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は変更前の状態を示し、(b)は挿入したコンテンツの再生所要時間が空き時間よりも長い場合の変更後の状態を示し、(c)は挿入したコンテンツの再生所要時間が空き時間よりも短い場合の変更後の状態を示している。 空き時間を埋めるように挿入したコンテンツの再生所要時間が空き時間よりも短いとき、空き時間を0にするようにコンテンツの処理開始時刻をずらす場合のスケジュール情報の変更を模式的に示す図であり、(a)は各コンテンツの処理開始時刻を一様にずらす場合を示し、(b)は各コンテンツ毎の処理終了時刻と処理開始時刻とから空き時間を算出し、空き時間がある場合には空き時間を0にするようにコンテンツの処理開始時刻をずらす場合を示している。 スケジュール情報の更新をユーザーに通知する際の表示例を示す図であり、(a)は通知メッセージをコンテンツに重畳して表示する場合を示し、(b)は更新したスケジュール情報を電子番組表として表示する場合を示している。
符号の説明
10 RF受信部
11 データ復調部
12 通信部
13 操作入力部
14 再生制御部(処理実行手段)
15 処理制御部(処理タイミング決定手段)
20 取得部
21 生成部
22 変換部
23 合成部
24 編集部(スケジュール情報編集手段)
50 コンテンツデータベース(記録部)
51 スケジュール管理部
100 コンテンツ処理装置
130 表示装置

Claims (14)

  1. 複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理装置が処理スケジュールを決定するために参照するスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成装置であって、
    上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連づけて記録したスケジュール情報を生成する生成手段を備え、
    上記モード情報は、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか否かを示す情報であることを特徴とするスケジュール情報生成装置。
  2. 上記スケジュール情報において、あるコンテンツの処理終了時刻と当該あるコンテンツの次のコンテンツの処理開始時刻との間に空き時間が生じている場合に、当該空き時間がなくなるように、上記生成手段において生成したスケジュール情報を変更するスケジュール情報編集手段をさらに備えていることを特徴とする請求項に記載のスケジュール情報生成装置。
  3. 上記スケジュール情報編集手段は、あるコンテンツの処理終了時刻を処理開始時刻とするコンテンツを上記スケジュール情報にさらに登録することにより、上記スケジュール情報を変更することを特徴とする請求項に記載のスケジュール情報生成装置。
  4. 上記スケジュール情報編集手段は、上記次のコンテンツの処理開始時刻を当該空き時間分だけ早めることにより、上記スケジュール情報を変更することを特徴とする請求項に記載のスケジュール情報生成装置。
  5. 上記スケジュール情報編集手段は、上記次のコンテンツの処理開始時刻以降に処理開始時刻の設定されている各コンテンツの処理開始時刻を一様に上記空き時間分だけ早めることを特徴とする請求項に記載のスケジュール情報生成装置。
  6. 複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理装置であって、
    上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行うかを指定するモード情報とを関連付けて記録したスケジュール情報に基づいて、上記複数のコンテンツの各々に対する処理を実行するタイミングを決定する処理タイミング決定手段と、
    上記処理タイミング決定手段により決定された処理に基づいて、上記複数のコンテンツに対する処理を実行する処理実行手段とを備え、
    上記モード情報は、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか否かを示す情報であることを特徴とするコンテンツ処理装置。
  7. 放送を介して伝送される放送コンテンツの放送順序を示す放送情報を取得する取得手段と、
    上記スケジュール情報を、上記取得手段において取得した放送情報に合する合成手段と、をさらに備えており、
    上記処理実行手段は、上記放送情報および上記スケジュール情報を時系列に沿って表示装置に表示させるように、コンテンツと共に表示装置に対して出力することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ処理装置。
  8. 上記コンテンツを記録する記録部をさらに備えており、
    上記処理実行手段は、上記スケジュール情報を参照して、上記記録部から処理を実行するコンテンツを取得することを特徴とする請求項6または7に記載のコンテンツ処理装置。
  9. 上記コンテンツは、動画像データ、静止画像データ、音データ、表示可能なスクリプトデータおよび実行可能なプログラムデータの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のコンテンツ処理装置。
  10. 複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理装置が処理スケジュールを決定するために参照するスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成方法であって、
    上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連づけて記録したスケジュール情報を生成する生成ステップを含み、
    上記モード情報は、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか否かを示す情報であることを特徴とするスケジュール情報生成方法。
  11. 複数のコンテンツを処理するコンテンツ処理方法であって、
    上記複数のコンテンツの各々について、当該コンテンツに対する処理を開始すべき処理開始時刻と、当該コンテンツに対する処理および当該処理開始時刻において処理中の他のコンテンツに対する処理のいずれを優先して行なうかを指定するモード情報とを関連付けて記録したスケジュール情報に基づいて、上記複数のコンテンツの各々に対する処理を実行するタイミングを決定する処理タイミング決定ステップと、
    上記処理タイミング決定ステップにより決定された処理に基づいて、上記複数のコンテンツに対する処理を実行する処理実行ステップとを含み、
    上記モード情報は、処理中の他のコンテンツに対する処理を継続しつつ、当該処理開始時刻に当該コンテンツに対する処理を開始するか否かを示す情報であることを特徴とするコンテンツ処理方法。
  12. 請求項1から5のいずれか1項に記載のスケジュール情報生成装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、上記コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. 請求項6から9のいずれか1項に記載のコンテンツ処理装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、上記コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項12または13に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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