JP5791136B1 - 操作システム(ビジュアルインターフェイス)、操作プログラム(マッサージ機アプリ)及びマッサージシステム - Google Patents
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Abstract
Description
このマッサージ機は、前記操作部が、被施療者の選択可能な前記本体部による施療内容を表す所定の表示を実行する表示手段と、当該表示手段の表示に基づく被施療者からの操作入力を受付ける入力手段と、施療内容に係るデータを格納する記憶手段と、前記入力手段で受付けた操作に対応する施療内容での施療実行を指示する信号を前記本体部に送出する操作制御手段と、所定の携帯通信端末から送信された施療内容に係るデータを受信する通信接続手段とを少なくとも備え、前記携帯通信端末から送信される施療内容に係るデータは、携帯通信端末で作成、編集、及び/又は外部ネットワークを経てダウンロードされたデータであり、前記操作制御手段が、前記記憶手段に既に格納されているデータより前記通信接続手段で受信したデータが新しい場合には、記憶手段のデータを通信接続手段で受取ったデータに置換えて更新すると共に、前記表示手段の施療内容を表す表示では、記憶手段の更新されたデータに基づく表示を表示手段に実行させ、また、記憶手段の更新されたデータを、当該データに対応する施療内容での施療実行を指示する信号が送出される際、又はより以前の時点で、前記本体部に送信する。
又、特許文献1のマッサージ機では、各種の施療内容に係るデータの編集は出来るものの、それら各種の施療内容の関係性を直観的に把握できないため、被施療者等が意図した通りに編集できず、適切な施療を受けられるようにするのは困難となる。
つまり、マッサージ動作Dが複数種であるか、1種類でも複数個であるかを問わず、被施療者H等にとって、編集の変化が視覚的に理解し易く、複数種等のマッサージ動作D全体を直観的に編集・表示できる。
これと同時に、マッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eを編集する際には、種類ごとに各マッサージ動作Dを並べた所定方向Tにおける位置Pで各マッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eを表示することで、マッサージ動作Dが複数種、複数個であっても、その種類や個々を跨いで、各種・各個のマッサージ動作Dの関係性を把握し易く、被施療者Hを含めた使用者H’等が意図した通りに編集でき(「被施療者H等の操作性の向上」)、適切な施療を受け易くなる。
尚、複数種のマッサージ動作Dを同時編集している場面であれば、あるマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eに対する、他のマッサージ動作Dの相対的な開始時間K及び相対的な終了時間Eも編集することとなり、更に「被施療者H等の操作性の向上」を発揮する。
本発明の操作システム1は、マッサージ装置Mに対する視覚的な操作を可能とすることから、「ビジュアルインターフェイス」であると言える。
本発明における「操作システム1」とは、被施療者Hをマッサージするマッサージ装置Mを操作するものであれば、何れの構成であっても良く、マッサージ装置Mを操作する操作装置C(例えば、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話等や、マッサージ装置M専用のコントローラなど)そのものであったり、マッサージ装置M自体に内蔵されていたり、ネットワークWを介して操作するものであっても構わない。
又、本発明の操作システム1には、操作対象であるマッサージ装置Mは含まれておらず、当該操作システム1とマッサージ装置Mを含むシステムは、別途、本発明に係るマッサージシステム100とする。
よって、入力機器が、キーボードのようにボタンの多いものではなく、タッチパネルやマウス、カーソル等のように、入力ボタンが少ない(つまり、被施療者H等に操作負担が少ない)ポインティングデバイスである場合でも、指定した指定マッサージ動作Dを、移動(スライド)させたり、マッサージ施療時間を拡大・縮小(拡縮)する編集も可能となり、更なる操作性の向上と同時に、操作の幅が広がる。
尚、本発明における非指定マッサージ動作Dhと「異なる状態」とは、指定マッサージ動作Dsが、非指定マッサージ動作Dhとの間で被施療者H等が違いを認識(視認等)できるのであれば、何れの構成であっても良く、例えば、指定マッサージ動作Dsだけを枠で囲んだり(編集対象を枠の有無で異なったり)、指定マッサージ動作Dsだけを、非指定マッサージ動作Dhと異なる色や大きさとする(色や大きさが異なる)など、何れであっても良い。
よって、被施療者H等が意図した編集を出来、更に高度な「被施療者H等の操作性の向上」が図られる。
尚、本発明における非指定マッサージ動作Dhを「隠さない」とは、表示部3が既に表示している非指定マッサージ動作Dhを、被施療者H等が認識(視認等)できるのであれば、何れの構成であっても良いが、例えば、別ウインドウ(別の小さい画面等)を新たに開かなかったり、表示部3が表示する全体(画面全体)を切り替えないことなど、何れであっても良い。
尚、本発明の操作プログラムSも、複数種のマッサージ動作Dを同時編集している場面であれば、あるマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eに対する、他のマッサージ動作Dの相対的な開始時間K及び相対的な終了時間Eも編集することとなる。
本発明の操作プログラムSは、マッサージ装置Mを操作するプログラム(アプリケーション)であることから、「マッサージ機(マッサージ装置)アプリ」であると言える。
尚、本発明の動作編集システムも、複数種の動作D’を同時編集している場面であれば、ある動作D’の開始時間K’及び終了時間E’に対する、他の動作D’の相対的な開始時間K’及び相対的な終了時間E’も編集することとなる。
<操作システム1及びマッサージシステム100の全体構成>
図1、9〜24、26、27には、本発明に係る操作システム1及びマッサージシステム100が示されている。
このうち、操作システム1は、被施療者Hをマッサージするマッサージ装置Mを操作するものであって、当該操作システム1への操作入力Nに基づいてマッサージ装置Mにおけるマッサージ動作Dを編集可能な編集部2と、マッサージ動作Dを表示可能な表示部3を有している。
又、操作システム1には、マッサージ装置M自体は含まれておらず、上述したように、当該操作システム1とマッサージ装置Mを含むシステムは、別途、本発明に係るマッサージシステム100とする。
以下は、まず、操作システム1の操作対象であるマッサージ装置Mの例について述べ、そのマッサージ装置Mでマッサージ動作Dを施す施療体Bと、マッサージ動作情報J、施療コースR、そして、マッサージ装置Mと別筐体である操作装置Cについても例示する。
図1〜8に示されたように、マッサージ装置Mは、被施療者Hにマッサージ動作Dを施す(マッサージする)装置であって、マッサージ動作Dを施す施療体Bを有している。
尚、施療体Bで被施療者Hをマッサージ(施療)できるのであれば、椅子型、マットレス型、ベッド型の他、何れの構成であっても構わないが、ここでは、リクライニング可能な椅子型のマッサージ装置Mとして、実施例1〜3を以下で説明する。
図2〜4には、マッサージ装置Mの実施例1が示されており、このマッサージ装置Mは、被施療者Hが着座する座部M1と、この座部M1を下方から支持する基台部M2と、座部M1の後端部から立設し且つ被施療者Hを背後から支える背凭れ部M3と、座部M1の左右端部から立設し且つ被施療者Hを左右から支える肘掛け部M4・M4と、座部M1の前端部に設けられ且つ被施療者Hの下腿を支えるオットマン(脚載せ部)M5を備えている。
尚、マッサージ装置Mにおける背凭れ部M3は、座部M1に対して後傾可能である。
肘掛け部M4は、被施療者Hが、肘から前腕、手にかけてを載せられる腕載せM4aが形成されており、この腕載せM4aは、肘掛け部M4の左右方向内側から外側方向に向けて凹んでいる。
オットマンM5は、基台部M2の内部にオットマンM5が収納されるように構成されていても構わない。
マッサージ装置Mにおける施療体Bは、上述の背凭れ部M3、左右の肘掛け部M4・M4、オットマンM5、座部M1などに設けられている。
以下に、施療体Bについて、詳解する。
尚、揉み玉B1は、背凭れ部M3内で上下に延びた昇降レールM6に沿って昇降自在なマッサージユニットM7に設けられている。
この揉み玉保持枠M9に、左右一対の揉み玉B1・B1が、同じく左右一対の揺動アームM10・M10を介して、上下左右揺動自在に設けられている。
尚、背凭れ部M3における施療体Bとして、後述するエアバッグB2が、背凭れ部M3前面の左右端部や上端部に設けられていても良い。
肘掛け部M4のエアバッグB2は、当該肘掛け部M4(腕載せM4a)との間で密閉された空間を被うシート状の前腕用カバー(図示せず)と、この前腕用カバー内を空気孔(図示せず)を介して吸気・排気するエアポンプM11を備えている。
オットマンM5のエアバッグB2は、当該オットマンM5との間で密閉された空間を被うシート状で左右一対の下腿用カバー及び足の甲・足裏用カバー(図示せず)を備え、これらの下腿、足の甲・足裏用カバー内を空気孔(図示せず)を介して吸気・排気するのは、肘掛け部M4と同様で、上述のエアポンプM11である。
尚、マッサージ装置Mにおける板状体B3は、必ずしも設けられていなくとも良い。
ここで、マッサージ装置Mにおけるマッサージ動作Dのマッサージ動作情報Jについて述べると、マッサージ動作情報Jとは、被施療者Hに施療するマッサージ動作Dの開始時間(開始時刻)K及び終了時間(終了時刻)Eを含み(これらにより、各マッサージ動作Dの実際のマッサージ施療時間もわかる)、この他、マッサージ部位、マッサージ手技、マッサージ強度、マッサージ速度のうち少なくとも1つに関するパラメータを含むものである。
このようなマッサージ動作情報Jのうち、マッサージ部位のパラメータから、マッサージ装置Mにおける施療体Bのうち実際にマッサージ動作Dをする施療体B(背凭れ部M3の揉み玉B1か、左右の肘掛け部M4・M4やオットマンM5のエアバッグB2か、座部M1の板状体B3か)が決まる。
これらのマッサージ動作情報Jを持つマッサージ動作Dが、複数集まって順番に、施療体Bに被施療者Hをマッサージさせるものを施療コースRとする。
図5には、マッサージ装置Mの実施例2が示されている。
この実施例2において実施例1と最も異なるのは、着座した被施療者Hの肩または上腕側方をマッサージする施療体Bを備えている点である。
各施療片M12における施療体Bは、エアバッグB2で構成されており、エアバッグB2が膨張・収縮して、被施療者Hのマッサージ部位(肩、上腕側方等)を所定の強度、速度等で押圧などをすることによって、マッサージ動作Dを施療する。
施療片M12のエアバッグB2は、当該施療片M12との間で密閉された空間を被うシート状で左右一対の肩用カバー(図示せず)と、これらの肩用カバー内を空気孔(図示せず)を介して吸気・排気するのは、肘掛け部M4やオットマンM5と同様のエアポンプM11である。
そして、この振動マッサージ器B4は、肘掛け部M4の腕載せM4a内底面や、オットマンM5における被施療者Hの下腿や足裏等が当接する部分に設けられていても構わない。
その他のマッサージ装置Mの構成、作用効果及び使用態様は、実施例1と同様である。
図6、7には、マッサージ装置Mの実施例3が示されている。
この実施例3は、施療片M12を有している点は、実施例2と同様であるが、実施例2との違いは、この施療片M12の形状・大きさの他、座部M1、基台部M2等の形状・大きさである。
又、実施例3の座部M1、基台部M2は、側面視で、上述の施療片M12の側面形状に続くように丸みを帯びたデザインとなっている。
この場合、板状体B3の前面(被施療者H側の面)に凸部を形成しても良く、この凸部によって、被施療者Hの腰上部周辺のツボを刺激することが出来る。
又、図7において、一方の肘掛け部M4から立設する支持具に、有線のリモコンが取り付けられているが、操作装置Cは、このリモコンに限定されず、次に、操作装置Cについて述べる。
尚、その他のマッサージ装置Mの構成、作用効果及び使用態様は、実施例1、2と同様である。
マッサージ装置Mは、施療体Bの1つである揉み玉B1を用いたマッサージ動作Dでも、マッサージ手技の種類ごとに、そのマッサージ強度を設定できるようにしても良い。
このマッサージ強度は、被施療者Hが望む程度(soft(弱め)/moderate(中くらい)/hard(強め))に応じて、調整可能としても良い。
揉み玉B1におけるマッサージ強度は、調整が出来るのであれば何れの構成であっても良いが、例えば、揉み玉B1の被施療者H側への突出し量Lを、揉み玉B1を前後移動させる前後移動駆動機構(ステッピングモータ等)をパルスの数で制御して調整する構成であっても構わない。
このパルス数の例としては「0〜15」の数字が示されており、これも数字が大きいほど、揉み玉B1の突き出すこととなり、マッサージ強度は強くなる。
又、被施療者Hの体表面の位置は、その被施療者Hごとに異なるが、実際にマッサージが施療される前に体表面をセンシングして良く、このセンシングが出来るのであれば、何れの構成でも良いが、例えば、揉み玉B1を被施療者H側へ突き出して、初めて負荷がかかる位置を体表面としても良い。
ここまでは、施療体Bとして揉み玉B1について述べてきたが、当然、揉み玉B1以外の施療体B(エアバッグB2、レッグ&ソールのエアバッグB2’、板状体B3、振動マッサージ器B4)によるマッサージ強度を調整可能としても良い。
図8に示したように、マッサージ装置Mは、座部M1における座面に角度がついている(後傾している)場合、上述したエアバッグB2のうち、被施療者Hに対するマッサージ部が臀部のエアバッグB2−1等を、被施療者Hが立ち上がる際に膨張等をさせる(つまり、座面を膨らませる)ことによって、被施療者Hの立上りを補助する機能を有していても良い。
これによって、マッサージ装置Mが、後述する宙に浮いているかのような無重力(Zero Gravity)用であっても、高齢者等の被施療者Hにとって、より快適な施療を提供できる。
又、例示した臀部や背中下部のエアバッグB2−1、2等は、元々、マッサージ装置Mが有していれば、新たな施療体Bを追加することなく、立上り補助機能が実現できる。
図9に示したように、操作装置Cは、マッサージ装置Mを操作するものであって、構成は特に限定されず、有線・無線も問わないが、被施療者Hを含む使用者H’が普段携帯している電子機器、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、携帯電話、PDA(携帯情報端末)、ノート型PC等のユーザ端末でも構わない。
以下は、操作装置Cとして、スマートフォンを例に説明するが、本発明においては、当然、スマートフォンに限定されるものではない。
図9〜24に示されたように、スマートフォンCの表示画面C1には、後述する起動画面G1、メニュー表示画面G2、施療コース選択画面G3、施療コース開始画面G4、実行中画面G5、編集前画面G6、時間編集画面G7、情報編集画面G8等が表示される。
この他、表示画面C1に、被施療者Hの氏名、性別、身長、体重や、日付、時刻(日時)、温度(気温、室温)、湿度、天候等の被施療者Hの環境に関して、表示されていても良い。
図1、9〜24には、本発明の第1実施形態に係る操作システム1及びマッサージシステム100が示されている。
特に図1に示されたように、この第1実施形態に係る操作システム1及びマッサージシステム100は、実施例1〜3などの施療体Bを有したマッサージ装置Mを操作するものであり、上述した編集部2と表示部3が、操作装置(スマートフォン)Cに設けられている点が特徴である。
更に、第1実施形態においては、マッサージ装置Mに、スマートフォンCの操作通信部13と操作入力Nやマッサージ動作情報J等について送受信するマッサージ通信部15や、操作入力Nやマッサージ動作情報J等に基づいてマッサージ装置Mにおける施療体Bを制御して被施療者Hを施療するマッサージ制御部16が設けられていても良い。
以下は、まず編集部2と表示部3について述べる。
図1、9〜24に示されたように、編集部2は、マッサージ装置Mにおける1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に編集可能な機能(サービス)を提供するものであって、操作システム1への操作入力Nに基づいて編集を行う。
尚、本発明における「1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に編集可能」とは、1種のマッサージ動作Dを複数同時に編集することも可能であり、複数種のマッサージ動作D(各種類におけるマッサージ動作Dの個数は何れでも良い)を複数同時に編集することも可能であり、1種のマッサージ動作Dを1つだけ編集することも可能との意味である。
特に図9や図19〜21のように、複数種のマッサージ動作Dを同時編集している場面であれば、あるマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eに対する、他のマッサージ動作Dの相対的な開始時間K及び相対的な終了時間Eも編集することとなる。
従って、編集部2は、単に、1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に編集可能な機能を提供するコンピュータ(中央処理装置(CPU))又はソフトウェアだけでなく、スマートフォン(操作装置)Cの表示画面C1も、編集部2の一部を構成していると言える。
従って、編集部2は、マッサージ動作Dを複数同時に編集可能な機能を提供するコンピュータ(中央処理装置(CPU))、ソフトウェア、スマートフォン(操作装置)Cの表示画面C1だけでなく、操作システム1への操作入力Nを受け付ける入力機器(タッチパネル)C2も、編集部2の一部を構成していると言える。
本発明における「ポインティングデバイス」とは、JIS−X−9303−3:2006の4.4に規定されたように、使用者(被施療者Hを含む)H’によるポインタアイコンの制御を可能にする入力機器を意味する。
本発明における「ポインタアイコン」とは、JIS−X−9303−1:2006の4.14に規定されたように、物理的な入力装置(入力機器)に、論理的に結びついているアイコンを意味し、使用者(被施療者Hを含む)H’は、他の画面構成要素と対話するためにこれを操作するものである。
図1、9〜24に示されたように、表示部3は、マッサージ装置Mにおける1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に表示可能な機器である。
尚、本発明における「1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に表示可能」とは、1種のマッサージ動作Dを複数同時に表示することも可能であり、複数種のマッサージ動作D(各種類におけるマッサージ動作Dの個数は何れでも良い)を複数同時に表示することも可能であり、1種のマッサージ動作Dを1つだけ表示することも可能との意味である。
この表示画面C1には、操作システム1でマッサージ装置Mを操作する際に用いる起動画面G1、メニュー表示画面G2、施療コース選択画面G3、施療コース開始画面G4、実行中画面G5、編集前画面G6が表示される。
一方、表示部3である表示画面C1には、操作システム1の編集部2でマッサージ動作Dを編集する際に用いる時間編集画面G7と情報編集画面G8も表示される。
そこで、これらの画面G1〜G8について、以下に詳解する。
図10には、起動画面G1とメニュー表示画面G2が示されている。
図10における起動画面G1とメニュー表示画面G2との間の矢印は、起動画面G1による起動後に、メニュー表示画面G2に移り変わることを表している。
起動画面G1は、スマートフォンCで、後述する本発明の操作プログラムSを起動させた時に表示される画面である。
尚、操作プログラムSは、マッサージ装置Mに対する視覚的な操作を可能とするプログラム(アプリケーション)であることから、「マッサージ機(マッサージ装置)アプリ」とも言える。
図10に示されたように、メニュー表示画面G2における左列の一番上には、Lohas(Lifestyles of Health and Sustainability 、健康と持続性とを重視する生活様式)を意識したオートコース(「Lohasオートコース」)が表示されている。
尚、本発明における「オートコース」とは、予め用意された施療コースRに基づいて、自動で一連のマッサージ動作Dを被施療者Hに施療するコースを意味する。
図10に示されたように、メニュー表示画面G2における右列の一番上から順に、被施療者H等が各マッサージ動作情報Jをその都度入力(操作入力)をしてマッサージ動作Dの施療を受ける「マニュアルコース」、4つの施療体Bで同時に施療するとの意味の「4D Extermely オートコース」、そして、上述の編集部2及び表示部3によって編集(個別化、customize )する「カスタマイズコース(編集)」、被施療者H等が好み(Favorite)な「お気に入りコース」が表示されている。
又、リストタブ「ダウンロード(DOWNLOAD)」を選択した場合は、ネットワークW上の何れかのサイトからスマートフォンCにダウンロードしたコース(施療コースR)が表示されるものとしても良い。
メニュー表示画面G2では、入力機器(タッチパネル)C2で、何れかのコースが選択され、この選択は、操作入力Nの一種となる。
図11には、施療コース選択画面G3と施療コース開始画面G4が示されている。
図11における施療コース選択画面G3と施療コース開始画面G4との間の矢印も、施療コース選択画面G3でいずれかの施療コースRを選択した後に、施療コース開始画面G4に移り変わることを表している。
施療コース選択画面G3は、メニュー表示画面G2における「Lohasオートコース」が選択された後に表示される画面であり、このオートコースは更に細分化されており、上から順に、被施療者Hを再び元気づける「リフレッシュ(Refresh )コース」、被施療者Hをくつろがせる「リラックス(Relax )コース」、被施療者Hを指で押したかのような「指圧(Shiatsu )コース」、被施療者Hが朝用いる「朝(Morning )コース」、被施療者Hが夜用いる「ナイト(Night )コース」、被施療者Hに伸びをさせる「ストレッチ(Stretch コース)」、被施療者Hの血行を促進する「サーキュレイティング(Circulating )コース」が表示されている。
又、細分化された施療コースRは、それぞれの簡単な説明が表示されていても良い。
施療コース選択画面G3でも、入力機器(タッチパネル)C2で、何れかの細分化された施療コースRが選択されこの選択も、操作入力Nの一種である。
この施療コース開始画面G4では、選択した細分化された施療コースRのより詳しい説明や、各マッサージ動作Dをまとめた施療コースR全体としての施療時間(Run Time)が表示されていても良い。
施療コース開始画面G4の下部には、当該施療コースRを開始させる「Course
Start(開始)ボタン」が表示され、タッチパネルC2で押したり、スライド等をすることで、当該「リフレッシュコース」に基づくマッサージ動作Dが、被施療者Hに施療される(この施療コースRの開始も、操作入力Nの一種である)。
図12には、施療コースRの実行中画面G5が示されている。
図12における3つの画面は、1つの実行中画面G5がスクロールしている様子を表している。
実行中画面G5は、施療コース開始画面G4で「リフレッシュコース」を開始させた後に表示される画面であるが、これは、「リフレッシュコース」を例とした場合に過ぎず、以下の構成に限定されるものではない。
この他、実行中画面G5の中央には、一番上の段に、「緊急停止用ボタン(これは、何れの画面G1〜G7においても同様に表示されている)」があり、上から二つめの段の左には、メカB1、エアバッグB2、レッグ&ソールのエアバッグB2’の「強さ(Intensity )/調整(Adjustment)ボタン」、右には、マッサージ装置Mの背凭れ部M3やオットマン(脚載せ部)M5の傾く(被施療者Hが倒れる)角度を調整する「リクライニング(Reclining )」が表示されている。
これらコースを示したその下の段には、被施療者Hへの「指圧ボタン(指圧をするか否かを表す)」と、「施療時間」が表示されている。
「指圧マーク」と「施療時間」の下には、人型の右で、メカB1、エアバッグB2、レッグ&ソールのエアバッグB2’の強さの目盛の上下には、当該コースの「繰り返しボタン」や、施療コースRの「選びなおしボタン」等が表示されている。
これら「下腿部押圧マーク」等の下の段には、1つ前の画面(例えば、実行中画面G5の1つ前の画面は、施療コース開始画面G4)に「戻るボタン」等が表示されている。
又、これらの「強弱ボタン」の下には、メカB1の高さを上下させるボタン(「メカ上下ボタン」)と、メカB1の幅を広くしたり、狭くさせるボタン(「メカ広狭ボタン」)と、下腿部(ふくらはぎ)の高さを上下させるボタン(「カーフ上下ボタン」)が表示されている。
この「オットマン伸縮ボタン」の下には、マッサージ装置Mの背凭れ部M3やオットマンM5の傾きを調整して被施療者Hに重力を感じ難くする「無重力(Zero Gravity)マーク(重力を感じ難いか否かを表す)」が表示されている。
実行中画面G5において、上述してきた各ボタンを、タッチパネルC2でスライド(ス素早く動かしたり、弾く「フリック」など)や押す等することで、施療コースRの施療中にも、各施療体Bの強度等を調整できる(この施療コースRの調整も、操作入力Nの一種である)。
図13には、編集前画面G6が示されている。
この編集前画面G6は、メニュー表示画面G2における「カスタマイズコース」が選択された後で、既に編集していた施療コースR(編集済の施療コースR)や、新たに編集を開始する施療コースR(新規の施療コースR)の中から何れか(図13では、「my course(私のコース)」が選択された後に表示される画面である。
尚、新規の施療コースRに対しては、その名称(名前)を、被施療者H等が自由に決めることが出来る(例えば、図9における「ありがとう」等)。
編集前画面G6で選択された「my course」は、当然、例示であって、上記に限定されるものではない。
施療時間の左下には、選択した施療コースRを削除する「Del(削除)ボタン」、右下には、選択した施療コースRを編集する「Edit(編集)ボタン」、これら「Delボタン」、「Editボタン」の下には、選択した施療コースRを開始させる「Course Start(開始)ボタン」が表示されている。
これら3つのボタンを、タッチパネルC2で押す等をすることで、選択した施療コースRを、削除したり、編集したり、選択した施療コースRに基づくマッサージ動作Dを被施療者Hに施したりする(これらの施療コースRの削除・編集・開始も、操作入力Nの一種である)。
図14〜21には、時間編集画面G7が示されている。
この時間編集画面G7は、編集前画面G6における「Editボタン」が押された後に表示される画面である。
図14に主に示されたように、施療コースRを編集する際には、時間編集画面G7において、まずアクションメニューバーG71が、時間編集画面G7の上段に表示される。
このアクションメニューバーG71では、左から、編集している施療コースRの名称、編集している施療コースRを前の状態(1つ前の状態や、複数前の状態)に戻す「UNDOボタンG71−1(図14において○で囲まれた符号1)」、施療コースRの編集している状態を上書き保存したり、全く新規に施療コースRを編集する際にはその名称(名前)を付けて保存する「SaveボタンG71−2(図14において○で囲まれた符号2)」、編集している施療コースRに基づいて実際にマッサージ動作Dを被施療者Hに施療する「PlayボタンG71−3(図14において○で囲まれた符号3)」が表示されている。
尚、全く新規に、施療コースRを編集する場合には、そのコースの名称は「New Course」となっている(図14参照)。
このアクションバーメニューG71における施療コースRの名称等の下には、各施療体B(ここでは、左から順に揉み玉(Mecha )B1、エアバッグ(Air )B2、レッグ&ソール(Leg & sole) のエアバッグB2’が、それぞれの施療体Bによる各マッサージ動作Dを縦方向Tに沿って並べられる(略帯状の)スペース(マッサージ動作編集スペースG7’)が複数表示されている(図14〜21参照)。
これら複数のマッサージ動作編集スペースG7’の更に左には、同じく縦方向Tに沿って並べられた「1」、「2」、「3」・・・等の数字(マッサージ動作編集時刻バーG7”)が表示されており、これが所定単位時間(例えば、1分ごと等)で何番目の時刻かを示している。
つまり、マッサージ動作Dが複数種であるか、1種類でも複数個であるかを問わず、被施療者H等にとって、編集の変化が視覚的に理解し易く、複数種等のマッサージ動作D全体を直観的に編集・表示できる。
これによって、マッサージ動作Dが複数種、複数個であっても、その種類や個々を跨いで、各種・各個のマッサージ動作Dの関係性を把握し易く、被施療者Hを含めた使用者H’等が意図した通りに編集でき(「被施療者H等の操作性の向上」)、適切な施療を受け易くなる。
特に、複数種のマッサージ動作Dを同時編集している場面であれば、あるマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eに対する、他のマッサージ動作Dの相対的な開始時間K及び相対的な終了時間Eも編集することとなり、更に「被施療者H等の操作性の向上」を発揮する。
上述のアクションメニューバーG71と、複数のマッサージ動作編集スペースG7’と、マッサージ動作編集時刻バーG7”は、このあと述べる時間編集画面G7のメニューバーG72〜G74や、マッサージ動作Dの移動、マッサージ施療時間の拡縮等を行う際にも、常に表示される(図14〜21参照)。
尚、横方向Tに沿って、マッサージ動作Dや数字が並べられるのであれば、各マッサージ動作編集「行」スペースG7’や、マッサージ動作編集時刻「行」バーG7”とも言える。
図15に主に示されたマッサージ動作追加メニューバーG72は、いずれかのマッサージ動作編集スペースG7’(又は、その動作セルG7’−1)を、タッチパネルC2で押す(所定時間以上に押し続けたり(長押ししたり)、所定時間より短い時間押すだけであったり、何れの押し方も含む)等をすることで、マッサージ動作編集スペースG7’及びマッサージ動作編集時刻バーG7”の下方に表示される。
このマッサージ動作追加メニューバーG72では、左から、各マッサージ動作Dのマッサージ動作情報Jを編集する後述する情報編集画面G8に移行する「Add(追加)ボタンG72−1(図15において○で囲まれた符号1)」、事前に複写しておいた(クリップボードにコピーしておいた)マッサージ動作Dを貼り付ける「Paste(貼付)ボタンG72−2(図15において○で囲まれた符号2)」が表示されている。
尚、上述の「AddボタンG72−1」を押して情報編集画面G8に移行して、所定のマッサージ部位やマッサージ手技を選択し終えると再び時間編集画面G7に戻るが、その際、マッサージ動作Dを追加した施療体Bのマッサージ動作編集スペースG7’には、選択したマッサージ部位やマッサージ手技に相当するマークを持ち、最初に指定した動作セルG7’−1を開始時刻Kとして、マッサージ施療時間分だけ縦方向Tに沿った位置にある動作セルG7’−1を終了時刻Eとするマッサージ動作矩形Qが表示される(図16等参照)。
このマッサージ矩形Qは、その矩形内部で、選択したマッサージ部位やマッサージ手技に相当するマークが表示可能であれば、不透過(塗りつぶし)であったり、所定の透過率を持つ半透明であっても構わない。
又、マッサージ動作Dの貼付の際には、事前にコピーしておいたマッサージ動作Dのマッサージ施療時間通りに、貼り付けなくとも良く、例えば、一律に、マッサージ施療時間を1分(所定単位時間1つ分)として貼り付ける構成にしても良い。
図16に主に示されたマッサージ動作編集メニューバーG73は、マッサージ動作編集スペースG7’に表示されている編集対象であるマッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)のうちの1つを、例えば、当該マッサージ動作矩形Qを長押し等して指定した後に、指を離す等をすることで、マッサージ動作編集スペースG7’及びマッサージ動作編集時刻バーG7”の下方に表示される。
ここで、マッサージ動作Dを指定するには、例えば、上述したタッチパネルC2で、指定したいマッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)を長押しした他、指定したいマッサージ動作Dを複数回素早く押す(例えば、2度押し等)など、タッチパネルC2を介して、指定したいマッサージ動作Dだけを特定できる操作入力Nであれば、何れのタッチパネル等の入力機器C2の操作の仕方に、マッサージ動作Dの指定を割り当てても構わない。
尚、本発明における指定マッサージ動作Ds(指定マッサージ動作矩形Qs)が非指定マッサージ動作Dh(非指定マッサージ動作矩形Qh)と「異なる状態」とは、指定マッサージ動作矩形Qsが、非指定マッサージ動作矩形Qhとの間で被施療者H等が違いを認識(視認等)できるのであれば、何れの構成であっても良いが、例えば、図16に示されたように、指定マッサージ動作Dsだけを枠(指定枠F)で囲んだり(編集対象を枠の有無で異なったり)、指定マッサージ動作矩形Qsだけを、非指定マッサージ動作矩形Qhと異なる色や大きさとする(色や大きさが異なる)など、何れであっても良い。
よって、入力機器が、入力ボタンが少ないタッチパネルC2等(つまり、被施療者H等に操作負担が少ない)ポインティングデバイスである場合でも、指定した指定マッサージ動作Dを、移動(スライド)させたり、マッサージ施療時間を拡大・縮小(拡縮)する編集も可能となり、更なる操作性の向上と同時に、操作の幅が広がる。
これら2つのボタンG73−1、2を、タッチパネルC2で押す等をすることで、編集中の施療コースRにおける各マッサージ動作Dを複写したり、削除したりする(これらのマッサージ動作Dの複写、削除も、操作入力Nの一種である)。
図17には、時間編集画面G7において、マッサージ動作Dを移動させる様子が示されている。
このマッサージ動作Dの移動は、例えば、タッチパネルC2で、マッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)を長押し等して指定した後に、指を離さずに動かす(ドラッグ)等をすることで、マッサージ施療時間はそのままで、被施療者H等が、指定マッサージ動作Dsの開始時間(開始時刻)K及び終了時間(時刻)Eを、また別の開始時間(開始時刻)K及び終了時間(時刻)Eに変更できる。
この指定枠Fは、タッチパネルC2から指を離さずに動かす(ドラッグ)等して、マッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)の移動が開始された際には、タッチパネルC2で動かす指に沿って、マッサージ動作矩形Q自体の移動と共に、この指定枠Fも移動する。
このとき、指定枠Fは、動かす指に沿って移動するマッサージ動作矩形Qから所定の距離・角度(例えば、図17中であれば、左やや斜め下等)の近傍において、最も近い動作セルG7’−1の縁に沿った位置に表示される。
尚、指定枠Fは、当然、その枠で囲まれた内部が認識(視認)等可能であるため、指定枠Fの移動中でも、非指定マッサージ動作Dhを隠すことはないと共に、指定枠Fが示すマッサージ動作Dの開始時刻K及び終了時間Eを変更していることとなる。
又、図17で示したように、揉み玉動作D1に相当するマッサージ動作矩形Q1は、移動中、エアバッグ動作D2や、レッグ&ソールのエアバッグ動作D2’の各マッサージ動作編集(列)スペースG7’に跨った位置で移動しており、当然、各動作D2、D2’に相当するマッサージ動作矩形Q2、Q2’が全部隠れることはない。
本発明では、このように、既に表示されている非指定マッサージ動作Dhの全て隠す訳でなければ(一部でも認識(視認)等可能であれば)、マッサージ動作矩形Qは、その移動中でも、非指定マッサージ動作Dh隠すことはないとする。
マッサージ動作矩形Qの移動が、マッサージ動作Dの開始時刻K及び終了時間Eを変更していることとなる点は、指定枠Fと同様である。
これによって、マッサージ動作Dが複数種又は複数個であっても、編集しない他の非指定マッサージ動作D全てを確認できる状態で指定マッサージ動作Dを編集可能なため、被施療者H等にとって、編集の変化や、各種・各個のマッサージ動作Dの関係性が更に視覚的に理解し易く、複数種等のマッサージ動作D全体を、編集の最中であっても、より直観的に編集・表示できる。
従って、被施療者H等が意図した編集を出来、更に高度な「被施療者H等の操作性の向上」が図られる。
又、マッサージ動作Dは、既に別のマッサージ動作D(非指定マッサージ動作矩形Qh)が存在する場所には移動することが出来ない設定(例えば、1分(1つの動作セルG7’−1)しか空いていない場所に、マッサージ施療時間が2分のマッサージ動作矩形Qを移動させようとしても、マッサージ動作矩形Qと同時に移動するはずの指定枠Fが消えて、その場所を指定できない(その場所へ移動できない)設定等)としても良い。
これによって、次に述べる繰下げ等により、他の種類のマッサージ動作Dとの相対的な時間(時刻)やバランスを考えて編集してきた施療コースRを、不意に崩すことがない。
勿論、既に別のマッサージ動作Dが存在する場所にも、既に存在する別のマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eを繰り下げたり(例えば、1分しか空いていない場所に、マッサージ施療時間が2分のマッサージ動作矩形Qを移動させた際に、その場所以降のマッサージ動作Dが1分ずつ繰り下げたり)、移動させたい指定マッサージ動作Dsのマッサージ施療時間を縮小しても(例えば、1分しか空いていない場所に、マッサージ施療時間が2分のマッサージ動作矩形Qを移動させた際に、その指定マッサージ動作Dsのマッサージ施療時間を1分としても)良い。
このようなマッサージ動作Dの移動も、当然、操作入力Nの一種である。
尚、ここまでは、マッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)の移動時に、マッサージ動作矩形Qと指定枠Fが同時に移動する例を述べたが、当然、マッサージ動作Dの移動時に、マッサージ動作矩形Qだけが移動したり、指定枠Fだけが移動する構成であっても良い。
更には、指定マッサージ動作Dsの当初存在していた場所を示す指定枠Fを所定の色(何れの色でも良いが、例えば、黄色)とし、移動先を表す指定枠Fの色を別の色(先ほどの例で言えば、黄色以外であれば何れの色でも良く、例えば、赤色)とすることで、マッサージ動作Dの移動を表現しても良い。
図18には、時間編集画面G7において、各マッサージ動作Dのマッサージ施療時間を拡縮(拡大・縮小)させる様子が示されている。
このマッサージ動作Dの拡縮は、例えば、タッチパネルC2で、マッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)を長押し等して指定した(指定枠Fが表示された)後に、タッチパネルC2から一旦指を離し、再び指で当該マッサージ動作Dを縦方向Tに沿ってドラッグする(押しつつ動かす)等をすることで、被施療者H等が、指定マッサージ動作Dsのマッサージ施療時間を拡縮できる。
マッサージ動作Dの縮小も詳解すると、マッサージ動作Dにおける開始時刻Kをより遅い時刻にすること及び/又は終了時刻Eをより早い時刻にすることであって、マッサージ施療時間そのものが縮小することを意味する。
当然、開始時刻Kを終了時刻Eより遅くしたり、終了時刻Eを開始時刻Kより早くすることは出来ない。
指定枠Fは、タッチパネルC2でドラッグする等して、マッサージ動作Dの拡縮が開始された際には、タッチパネルC2で動かす指に沿って、指定枠F及びマッサージ動作矩形Qも拡縮する。
マッサージ動作Dの拡縮も、既に別のマッサージ動作D(非指定マッサージ動作矩形Qh)が存在する場所にまでは拡大・縮小移動することが出来ない。
このようなマッサージ動作Dの拡縮も、当然、操作入力Nの一種である。
図19〜21に示された複数種編集メニューバーG74は、複数のマッサージ動作編集スペースG7’に表示されている編集対象であるマッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)を、その種類を跨いで、一括して編集するためのものである。
複数種編集メニューバーG74は、マッサージ動作編集時刻バーG7”における何れかの時刻セルG7”−1をタッチパネルC2で長押し等をして、複数種のマッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)に跨る行を指定することで、マッサージ動作編集スペースG7’及びマッサージ動作編集時刻バーG7”の下方に表示される。
これら4つのボタンG74−1〜4を、タッチパネルC2で押す等をすることで、編集中の施療コースRにおいて複数種に跨る各マッサージ動作Dの行を複写したり、貼付したり、挿入したり、削除したりする(これらのマッサージ動作Dの行の複写、貼付、挿入、削除も、操作入力Nの一種である)。
尚、時刻セルG7”−1を長押し等して指定すると、当該時刻セルG7”−1に相当する時刻おける複数種に跨るマッサージ動作D(マッサージ動作矩形Q)をまとめて囲む指定枠Fが表示される。
又、このように、複数種に跨って各マッサージ動作D相互の相対的な時間(時刻)やバランスを考えて編集したマッサージ動作群(行)ごとを、その相対的な時間やバランスを保持したまま、別の場所へ、複写・貼付や挿入・削除(つまりは、マッサージ動作郡の移動・拡縮)を行うことが可能となる。
図19には、時間編集画面G7において、複数種編集メニューバーG74を用いて、複数種のマッサージ動作Dに跨った行を複写・貼付させる様子が示されている。
図19における2つの画面の間の矢印は、複数種のマッサージ動作Dに跨った行を複写した後に、その行を別の場所へ貼り付けたことを表している。
これによって、開始から7分後から8分後の1分間における「メカB1」、「エアバッグB2」、「レッグ&ソールのエアバッグB2’」の複数種のマッサージ動作Dに跨る横方向Tに沿って並んだ行(マッサージ動作D1に相当するマッサージ動作矩形Q1、マッサージ動作D2に相当するマッサージ動作矩形Q2、マッサージ動作D2’に相当するマッサージ動作矩形Q2’のうち少なくとも1つにおける一部をまとめて)が指定されている(上から7番目の行を囲む指定枠Fが表示されている)。
その後、「行CopyボタンG74−1(図19において○で囲まれた符号1)」をタッチパネルC2で押して、複写(クリップボードにコピー)している。
その後、「行PasteボタンG74−2(図19において○で囲まれた符号2)」をタッチパネルC2で押すことで、指定枠Fがある上から12番目の行の位置に、事前に複写した上から7番目にある行を貼り付けている。
図20には、時間編集画面G7において、複数種編集メニューバーG74を用いて、何れの種類のマッサージ動作Dもない一行(一行スペース)を挿入させる様子が示されている。
図20における2つの画面の間の矢印は、複数種のマッサージ動作Dに跨った行を指定した後に、その指定された位置に一行スペースを挿入したことを表している。
これによって、開始から7分後から8分後の1分間における「メカB1」等の複数種のマッサージ動作Dに跨る行が指定されている(同じく、上から7番目の行を囲む指定枠Fが表示されている)。
尚、図20で示した如く、指定した行に、既にマッサージ動作矩形Qが表示されている場合には、各マッサージ動作矩形Q1〜G3が、その挿入した行で分割され、挿入された行より下の部分(マッサージ動作矩形Q1、マッサージ動作矩形Q2、マッサージ動作矩形Q2’のうち少なくとも1つにおける下の部分)がまとめて、一行下にずれる。
図21には、時間編集画面G7において、複数種編集メニューバーG74を用いて、複数種のマッサージ動作Dに跨る一行を削除させる様子が示されている。
図21における2つの画面の間の矢印も、複数種のマッサージ動作Dに跨った行を指定した後に、その指定された位置の行を削除したことを表している。
これによって、開始から10分後から1後の1分間における「メカB1」等の複数種のマッサージ動作Dに跨る行が指定されている(上から10番目の行を囲む指定枠Fが表示されている)。
尚、図21で示した如く、削除した行より下に、マッサージ動作矩形Q1、マッサージ動作矩形Q2、マッサージ動作矩形Q2’のうち少なくとも1つにおける一部が存在すれば、それらはまとめて、一行上にずれる。
図22〜24には、情報編集画面G8が示されている。
この情報編集画面G8は、時間編集画面G7のマッサージ動作追加メニューバーG72における「AddボタンG72−1」を押された後に表示される画面であって、指定したマッサージ動作D(指定マッサージ動作Ds)のマッサージ動作情報Jを編集する画面である。
このうち、後述する「Technique」のリストタブ内には「Not Select(未選択)」、「Feeling&Time」のリストタブ内には「Moderate(中くらい)、1min(1分)」と、仮に表示されている。
図22に示されたように、マッサージ動作情報Jを編集する際には、情報編集画面G8における「Position」のリストタブから、まずマッサージ部位設定ウインドウG81が開かれている。
このマッサージ部位設定ウインドウG81内には、指定したマッサージ動作Dを施療する被施療者Hのマッサージ部位を示したアイコンが複数個(図22では6つ)示されている。
これらのアイコンを含むマッサージ部位設定ウインドウG81の下には、左から、ウインドウG81内のアイコンのうち選択したマッサージ部位を試しに施療する「Test(お試し)ボタン」、ウインドウG81内のアイコンのうち選択したマッサージ部位をマッサージ動作情報Jとして入力する「Enter(入力)ボタン」が表示されている。
マッサージ部位設定ウインドウG81でマッサージ部位を選択した後には、マッサージ手技設定ウインドウG82で、詳しいマッサージ手技を選択する。
図23に示されたように、情報編集画面G8における「Technique」のリストタブ(この内部には、「Wave Knead」と表示されている)から、マッサージ手技設定ウインドウG82が開かれている。
このマッサージ手技設定ウインドウG82内の上段には、存在するマッサージ手技のカテゴリーアイコン等が複数個(図23では5つ)表示される(図23において○で囲まれた符号1)。
尚、「履歴アイコン」を選択した場合には、これまでに選択してきたマッサージ手技の履歴のリストが表示される。
図23では、「揉み」アイコンを選択した際のマッサージ手技のリストが表示されており、このリスト内には、上から順に、4つの施療体Bで同時に揉み上げる「4D Knead Up」、同じく4つの施療体Bで同時に揉み下げる「4D Knead Down」、図23の波のように蛇行して揉む「Wave Knead」、周期的に揉む「Intermittent Knead」、ゆっくり揉む「Slow Knead」の詳細なマッサージ手技が表示されている。
尚、この詳細図は、図23のように、イメージ図でも良いが、その他、動画等であっても構わない。
マッサージ手技設定ウインドウG82でマッサージ手技を選択した後には、最後にマッサージ強度・施療時間設定ウインドウG83で、マッサージ強度、マッサージ施療時間を設定する。
図24に示されたように、情報編集画面G8における「Feeling&Time」のリストタブ(この内部には、「Hard 3min」と表示されている)から、マッサージ強度・施療時間設定ウインドウG83が開かれている。
このマッサージ強度・施療時間設定ウインドウG83内の上段には、マッサージ程度と更に詳しいマッサージ強度を設定する略半円状の強度メータが表示される。
この強度メータにおける針を、タッチパネルC2でドラッグ等して、3つの程度「soft/moderate/hard」、更には、それぞれの程度における5段階に分けたマッサージ強度(つまり、soft1〜5、moderate1〜5、hard1〜5)のうち、何れかを選択する。
この長短ボタンをタッチパネルC2で押す等をしたり、上述した強度メータの針をタッチパネルC2でドラッグ等をすることで、指定したマッサージ動作Dのマッサージ動作情報Jにおけるマッサージ強度・マッサージ施療時間を設定する(この設定も、操作入力Nの一種である)。
そこで、次に、本発明の操作システム1における入力部11について言及する。
図1、8〜23、25、26に示されたように、入力部11は、被施療者H自身を含めた使用者H’からの操作入力Nを受け付ける入力機器であり、操作装置Cがスマートフォンであれば、タッチパネルC2等である。
上述したように、タッチパネルC2は、編集部2の一部を構成しているとも言えることから、入力部11も、当然、編集部2の一部を構成していると言える。
入力部11が受け付ける操作入力Nは、上述したように、編集部2での編集に対する操作だけではなく、実際に施療コースRに基づいてマッサージ動作Dを被施療者Hに施療するもの等も含まれる。
図1に示されたように、記憶部12とは、施療コースRを記憶できるのであれば、何れの構成であっても良く、例えば、レジスタ、キャッシュメモリ、メインメモリ、ハードディスク、USB等のフラッシュメモリ、CD−ROM、DVD−ROM、MO、FD等のディスク媒体などがある。
記憶部12は、スマートフォン等の操作装置C内に設けられていても良い。
図1に示されたように、操作通信部13は、スマートフォン等のように、操作装置Cとマッサージ装置Mが別体であって、操作装置C外部と無線を介して通信するものである場合に、操作装置C側に設けられてマッサージ装置Mと通信するための通信機器である。
従って、この操作通信部13を有している場合、その操作通信部13は、当然、スマートフォン等の操作装置C内に設けられている。
図1に示されたように、操作制御部14は、上述した編集部2、表示部3、入力部11、記憶部12、操作通信部13を、後述する操作プログラムSに基づいて制御する機能(サービス)を提供するコンピュータ(又は、ソフトウェア)である。
操作制御部14は、スマートフォン等の操作装置C内に設けられていても良い。
図1に示されたように、マッサージ通信部15も、スマートフォン等のように、操作装置Cが、マッサージ装置M専用のリモコン等ではなく別体であって、マッサージ装置M外部にある操作装置Cと無線を介して通信するものである場合に、マッサージ装置M側に設けられて操作装置Cと通信するための通信機器である。
従って、このマッサージ通信部15を有している場合、そのマッサージ通信部15は、当然、マッサージ装置M内に設けられている。
図1に示すように、マッサージ制御部16は、マッサージ通信部15を介して、マッサージ装置Mにおける施療体Bに、操作入力N、編集部2によって新たに編集(作成)された施療コースR、記憶部12に記憶された施療コースRに基づいて、被施療者Hにマッサージ動作Dを施療させる機能(サービス)を提供するコンピュータ(又は、ソフトウェア)である。
マッサージ制御部16は、マッサージ装置M内に設けられていても良い。
図25には、本発明に係る操作プログラムSのフローチャート図が示されている。
本発明の操作プログラムSを実行する操作システム1によって、操作入力N、施療コースRに基づくマッサージ装置Mのマッサージ動作Dを被施療者Hに施療させる。
以下に、操作プログラムSのフローを述べる(ステップS1〜S8、S4’、S5’、S4”、S5”)。
操作システム1(操作制御部14)により操作プログラムSを起動させると、起動画面G1が表示部3(表示画面C1)に表示される(ステップS1)。
操作システム1(操作制御部14)が表示させるメニュー表示画面G2、施療コース選択画面G3、施療コース開始画面G4、編集前画面G6において、被施療者H等は、編集部2等に施療コースRを「編集」させるか、それとも、マッサージ装置Mに施療コースRを「実行」させるかを選択する(ステップS2)。
このとき、施療コースRを「編集」させることを選択すれば、後述のステップS3に移る。逆に、施療コースRを「実行」させることを選択すれば、後述のステップS4”に移る。
操作システム1(操作制御部14)において、被施療者H等は、編集部2等に、施療コースR(各マッサージ動作Dのマッサージ動作情報J)における「時間」を編集させるか、それとも、施療コースR(各マッサージ動作Dのマッサージ動作情報J)における時間以外の「情報(マッサージ部位、マッサージ手技の種類、マッサージ強度、施療時間)」を編集させるかを選択する(ステップS3)。
このとき、「時間」を編集させることを選択すれば、後述のステップS4に移る。逆に、時間以外の「情報」を編集させることを選択すれば、後述のステップS4’に移る。
操作システム1(操作制御部14)が表示させる時間編集画面G7において、被施療者H等は、編集部2及び表示部3等で、施療コースR(各マッサージ動作Dのマッサージ動作情報J)における「時間」を編集する(ステップS4)。
このステップS4では、マッサージ装置Mにおける1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に編集可能な編集ステップS−Eと、1種又は複数種のマッサージ動作Dを複数同時に表示可能な表示ステップS−Dを、同時に操作システム1(操作制御部14)に実行させる。
つまり、ステップS4は、編集ステップS−Eと表示ステップS−Dを同時に実行させるステップである。
これによって、マッサージ動作Dの種類や数を問わず、被施療者H等にとって、一見して、マッサージ動作Dにおけるマッサージ動作情報Jやその編集状態が常に確認可能となって、編集の変化や各種・各個のマッサージ動作Dの関係性が視覚的に理解し易く、複数種等のマッサージ動作D全体を直観的に編集・表示でき(「被施療者H等の操作性の向上」)、適切な施療を受け易くなる。
この編集ステップS−Eと表示ステップS−Dを同時に実行するステップS4によって、本発明の操作プログラムSでも、複数種のマッサージ動作Dを同時編集している場面であれば、あるマッサージ動作Dの開始時間K及び終了時間Eに対する、他のマッサージ動作Dの相対的な開始時間K及び相対的な終了時間Eも編集することとなる。
施療コースRにおける「時間」の編集を終了するのであれば、後述のステップS6へ移り、「時間」の編集を終了しないのであれば、再びステップS4に戻る(ステップS5)。
施療コースRにおける「時間」だけでなく、時間以外の「情報」も含めて編集を終了するのであれば、後述のステップS7へ移り、施療コースRにおける「時間」と「情報」の少なくとも一方でも編集を終了しないのであれば、再びステップS3に戻る(ステップS6)。
施療コースRの「編集」だけでなく、施療コースRの「実行」も含めて操作プログラムSを終了するのであれば、終了を意味するステップS8へ移り、施療コースRの「編集」と「実行」の少なくとも一方でも終了しないのであれば、再びステップS2に戻る(ステップS7、S8)。
上述したステップS3で、時間以外の「情報」を編集させることが選択されていれば、操作システム1(操作制御部14)が表示させる情報編集画面G8において、被施療者H等は、施療コースR(各マッサージ動作Dのマッサージ動作情報J)における時間以外の「情報(マッサージ部位、マッサージ手技の種類、マッサージ強度、施療時間)」を編集する(ステップS4’)。
このステップS4’でも、マッサージ装置Mにおけるマッサージ動作Dを編集可能な編集ステップS−E’と、マッサージ動作Dを表示可能な表示ステップS−D’を、操作システム1(操作制御部14)に実行させている。
尚、これら編集ステップS−E’と表示ステップS−D’は、上述したS4のように、同時に実行させても良いが、図25のように、先に表示ステップS−D’を実行し(ステップS4’−1)、その後に、編集ステップS−E’を実行し(ステップS4’−2)ても良い。
施療コースRにおける時間以外の「情報」の編集を終了するのであれば、上述したステップS6へ移り、「情報」の編集を終了しないのであれば、再びステップS4’に戻る(ステップS5’)。
上述したステップS2で、施療コースRを「実行」させることが選択されていれば、操作システム1(操作制御部14)は情報編集画面G8を表示し、マッサージ制御部16はマッサージ装置Mに、当該施療コースRや操作入力Nに基づいてマッサージ装置Mにおける施療体Bを制御して被施療者Hを施療する(ステップS4”)。
施療コースRの「実行」を終了するのであれば、上述したステップS7へ移り、施療コースRの「実行」を終了しないのであれば、再びステップS4”に戻る(ステップS5”)。
尚、第1実施形態に係る操作システム1及びマッサージシステム100は、操作装置Cとマッサージ装置Mの間を有線で接続していても良く、その場合には、上述した操作通信部13、マッサージ通信部15が設けられていなくても良い。
この変形例における操作装置Cは、第1実施形態のように、スマートフォン等の携帯端末等を、マッサージ装置MとUSBケーブル等で接続してものでも良い。この他、変形例における操作装置Cは、マッサージ装置M専用の有線リモコンであっても良い(図7参照)。
その他の操作システム1及びマッサージシステム100の構成、作用効果及び使用態様は、第1実施形態と同様である。
図26には、本発明の第2実施形態に係る操作システム1及びマッサージシステム100が示されている。
この第2実施形態において第1実施形態と最も異なるのは、操作装置Cとマッサージ装置Mが、ネットワークWを介して通信する点である。
本発明における「ローカルエリアネットワーク(LAN)」とは、JIS−X−0009:1997で規定された「利用者の構内に設置され、地理的に限られた範囲のコンピュータネットワーク」を言い、クローズドネットワークであるとも言える。
本発明における「メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)」も、JIS−X−0009:1997で規定された「同じ都市内のローカルエリアネットワークを接続するための網」を言い、本発明における「ワイドエリアネットワーク(WAN)」は、JIS−X−0009:1997の規定による「ローカルエリアネットワーク又はメトロポリタンネットワークよりも広域に通信サービスを提供するネットワーク」を言う。
又、本発明においては、Wi−Fi(登録商標の少なくとも一部)や、Bluetooth(登録商標)などの無線通信手法も含め「LAN」として扱う。
又、上述した記憶部12は、ネットワークW上に設けられていても良い。
尚、本発明における「サーバ」とは、JIS−X−0009:1997で規定された「データ網を介して、ワークステーション、その他の機能装置に共有サービスを提供する機能装置」を言う。
従って、被施療者H等は、場所・時間を問わず、スマートフォン等の操作装置Cの電波が届く圏内であれば、実行する施療コースRを選択することが出来、被施療者H等は、より操作負担をかけずに適切なマッサージの施療を受けられる。
尚、本発明における「クラウドコンピューティング」システムとは、米国国立標準技術研究所(NIST)による定義から、「共用の構成可能なコンピューティングリソース(ネットワーク、サーバ、ストレージ、アプリケーション、サービス)の集積に、どこからでも、簡便に、必要に応じて、ネットワーク経由でアクセスすることを可能とするモデルであり、最小限の利用手続きまたはサービスプロバイダとのやりとりで速やかに割当てられ提供される(翻訳は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA))」システムを言う。
その他の操作システム1及びマッサージシステム100の構成、作用効果及び使用態様は、第1実施形態と同様である。
図27には、本発明の第3実施形態に係る操作システム1及びマッサージシステム100が示されている。
この第3実施形態において第1、2実施形態と最も異なるのは、操作システム1がマッサージ装置Mに内蔵されている点である。
従って、操作装置Cにおける操作通信部13や、マッサージ装置Mにおけるマッサージ通信部15は、当然、設けられていない。
その他の操作システム1及びマッサージシステム100の構成、作用効果及び使用態様は、第1、2実施形態と同様である。
図28には、動作編集システム1’が実行する動作編集プログラムS’のフローチャート図が示されている。
この動作編集システム1’も、当該動作編集システムへの入力N’に基づいて1種又は複数種の動作D’を複数同時に編集可能な編集部2’と、1種又は複数種の動作D’を複数同時に表示可能な表示部3’を有している。
尚、動作編集システム1’が編集対象とする動作D’は、マッサージ装置Mによるマッサージ動作Dをはじめ、その他、仕事・勉強等のスケジュール予定表の編集などでも良く、動作D’は、その開始時間K’及び終了時間E’を少なくとも動作情報J’として含んでいる。
よって、上述した第1〜3実施形態の操作システム1は、動作編集システム1’の1種であると言える。
図28に示したように、動作編集プログラムS’を実行する動作編集システム1’によって、操作入力Nに基づく動作D’の編集を実現できる。
以下に、動作編集プログラムS’のフローを述べる(ステップS’1〜S’8、S’4’、S’5)。
動作編集システム1’により動作編集プログラムS’を起動させる(ステップS’1)。
動作編集システム1’において、その使用者H’は、編集部2’等に、動作D’の動作情報J’における「時間」を編集させるか、それとも、動作D’の動作情報J’における時間以外の「情報」を編集させるかを選択する(ステップS’3)。
このとき、「時間」を編集させることを選択すれば、後述のステップS’4に移る。逆に、時間以外の「情報」を編集させることを選択すれば、後述のステップS’4’に移る。
動作編集システム1’において、使用者H’は、編集部2’及び表示部3’等で、動作D’の動作情報J’における「時間」を編集する(ステップS’4)。
このステップS’4では、1種又は複数種の動作D’を複数同時に編集可能な編集ステップS’−Eと、1種又は複数種の動作D’を複数同時に表示可能な表示ステップS’−Dを、同時に動作編集システム1’に実行させる。
つまり、ステップS’4は、編集ステップS’−Eと表示ステップS’−Dを同時に実行させるステップである。
これによって、動作D’の種類や数を問わず、使用者H’にとって、一見して、動作D’における動作情報J’やその編集状態が常に確認可能となって、編集の変化や各種・各個の動作D’の関係性が視覚的に理解し易く、複数種等の動作D’全体を直観的に編集・表示できる(「使用者H’の編集操作性の向上」)。
この編集ステップS’−Eと表示ステップS’−Dを同時に実行するステップS’4によって、動作編集プログラムS’でも、複数種の動作D’を同時編集している場面であれば、ある動作D’の開始時間K’及び終了時間E’に対する、他の動作D’の相対的な開始時間K’及び相対的な終了時間E’も編集することとなる。
動作D’の動作情報J’における「時間」の編集を終了するのであれば、後述のステップS’6へ移り、「時間」の編集を終了しないのであれば、再びステップS’4に戻る(ステップS’5)。
動作D’の動作情報J’における「時間」だけでなく、時間以外の「情報」も含めて編集を終了するのであれば、終了を意味するステップS’8へ移り、動作D’の動作情報J’における「時間」と「情報」の少なくとも一方でも編集を終了しないのであれば、再びステップS’3に戻る(ステップS’6、S’8)。
上述したステップS’3で、時間以外の「情報」を編集させることが選択されていれば、動作編集システム1’において、使用者H’は、動作D’の動作情報J’における時間以外の「情報」を編集する(ステップS’4’)。
このステップS’4’でも、動作D’を編集可能な編集ステップS’−E’と、動作D’を表示可能な表示ステップS’−D’を、動作編集システム1’に実行させている。
尚、これら編集ステップS’−E’と表示ステップS’−D’は、上述したS’4のように、同時に実行させても良いが、図28のように、先に表示ステップS’−D’を実行し(ステップS’4’−1)、その後に、編集ステップS’−E’を実行し(ステップS’4’−2)ても良い。
動作D’の動作情報J’における時間以外の「情報」の編集を終了するのであれば、上述したステップS’6へ移り、「情報」の編集を終了しないのであれば、再びステップS’4’に戻る(ステップS’5’)。
その他の動作編集システム1’の構成、作用効果及び使用態様は、第1〜3実施形態に係る操作システム1及び操作プログラムSと同様である。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。操作システム1、操作プログラムS、及びマッサージシステム100等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することが出来る。動作編集システム1’の各構成又は全体の構造、形状、寸法なども、適宜変更することが出来る。
マッサージ装置Mにおける施療体Bは、上述した揉み玉B1、エアバッグB2、板状体B3、振動マッサージ器B4の他、被施療者Hをマッサージできるのであれば、ロール体等であっても良い。
操作装置Cは、被施療者Hの携帯機器以外に、例えば、デスクトップ型PC等でも良く、この場合、1台のデスクトップ型PCから構成される場合だけでなく、複数のデスクトップ型PCや、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話、PDA、ノート型PC等から成るLANを構成しても良い。
又、本発明に係る操作システム、操作プログラム及びマッサージシステムは、ハンディ型のマッサージ装置や、小型マッサージ機の他、マッサージ装置ではなく、美容機器に対して用いても良い。
更に、動作編集システムは、マッサージ装置、美容機器などに対してだけでなく、仕事・勉強等のスケジュール予定表の編集や、PC上での動作の編集に対してなど何れの動作にも利用可能である。
2、2’ 編集部
3、3’ 表示部
100 マッサージシステム
H 被施療者
M マッサージ装置
N 操作入力
D マッサージ動作
Ds 指定マッサージ動作
Dh 非指定マッサージ動作
K マッサージ動作の開始時間
E マッサージ動作の終了時間
J マッサージ動作情報
P、P’ 所定方向における位置
S 操作プログラム
S−E 編集ステップ
S−D 表示ステップ
N’ 入力
D’ 動作
K’ 動作の開始時間
E’ 動作の終了時間
J’ 動作情報
Claims (5)
- 被施療者(H)を複数種の施療体(B)でマッサージするマッサージ装置(M)を操作する操作システムであって、
当該操作システムへの操作入力(N)に基づいて前記マッサージ装置(M)に実行させる施療コース(R)における複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を1つだけ又は複数同時に編集可能な編集部(2)と、前記施療コース(R)における複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を複数同時に表示可能な表示部(3)を有し、
前記マッサージ動作(D)は、前記施療コース(R)の実行が開始されてから当該マッサージ動作(D)の施療を開始する開始時刻(K)及び当該マッサージ動作(D)の施療を終了する終了時刻(E)を少なくともマッサージ動作情報(J)として含み、
前記編集部(2)が前記マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を編集する際には、前記表示部(3)は、前記施療体(B)の種類ごとに各マッサージ動作(D)を所定方向に沿って並べて、前記所定方向における位置(P)で各マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を表示していることを特徴とする操作システム。 - 前記編集部(2)は、前記施療体(B)の種類を跨いで、複数のマッサージ動作(D)を一括して編集することを特徴とする請求項1に記載の操作システム。
- 被施療者(H)を1種又は複数種の施療体(B)でマッサージするマッサージ装置(M)を操作する操作システムであって、
当該操作システムへの操作入力(N)に基づいて前記マッサージ装置(M)に実行させる施療コース(R)における1種又は複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を1つだけ又は複数同時に編集可能な編集部(2)と、前記施療コース(R)における1種又は複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を1つだけ又は複数同時に表示可能な表示部(3)を有し、
前記マッサージ動作(D)は、前記施療コース(R)の実行が開始されてから当該マッサージ動作(D)の施療を開始する開始時刻(K)及び当該マッサージ動作(D)の施療を終了する終了時刻(E)を少なくともマッサージ動作情報(J)として含み、
前記編集部(2)が前記マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を編集する際には、前記表示部(3)は、前記施療体(B)の種類ごとに各マッサージ動作(D)を所定方向に沿って並べて、前記所定方向における位置(P)で各マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を表示すると共に、
前記編集部(2)は、あるマッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を表示する位置(P)を、別のマッサージ動作(D)が存在する位置(P)へ移動させられないことを特徴とする操作システム。 - 被施療者(H)を1種又は複数種の施療体(B)でマッサージするマッサージ装置(M)を操作システム(1)で操作する操作プログラムであって、
前記操作システム(1)に、
当該操作システム(1)への操作入力(N)に基づいて前記マッサージ装置(M)に実行させる施療コース(R)における1種又は複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を1つだけ又は複数同時に編集可能な編集ステップ(S−E)と、前記施療コース(R)における1種又は複数種の施療体(B)によるマッサージ動作(D)を1つだけ又は複数同時に表示可能な表示ステップ(S−D)を実行させ、
前記マッサージ動作(D)は、前記施療コース(R)の実行が開始されてから当該マッサージ動作(D)の施療を開始する開始時刻(K)及び当該マッサージ動作(D)の施療を終了する終了時刻(E)を少なくともマッサージ動作情報(J)として含み、
前記マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を編集する際には、前記編集ステップ(S−E)と表示ステップ(S−D)を同時に実行させることによって、
前記施療体(B)の種類ごとに各マッサージ動作(D)を並べた所定方向における位置(P)で各マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を表示して、前記所定方向における位置(P)の変更を、前記マッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)の編集とすると共に、
この編集の際には、あるマッサージ動作(D)の開始時刻(K)及び終了時刻(E)を表示する位置(P)を、別のマッサージ動作(D)が存在する位置(P)へ変更させられないことを特徴とする操作プログラム。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の操作システム(1)と、
この操作システム(1)で操作され且つ前記被施療者(H)に施療するマッサージ動作(D)のマッサージ強度を調整可能なマッサージ装置(M)を有していることを特徴とするマッサージシステム。
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