JP4959348B2 - 平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用ケーブルアッセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用ケーブルアッセンブリに係り、特に、ケーブルと機器との間で信号を平衡伝送する平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用ケーブルアッセンブリに関する。
パーソナルコンピュータと周辺機器間を接続するのには、ケーブルの両端にコネクタを有するケーブル付きコネクタが使用される。ケーブルの端のコネクタをパーソナルコンピュータ及び周辺機器に接続することによって、パーソナルコンピュータと周辺機器との間で、データが伝送される。
データの伝送の方式としては、データごとに一本の電線を使用する通常の伝送方式と、データごとに対をなす二本の電線を使用して、伝送すべき+信号とこの+信号とは大きさが等しく逆向きの−信号とを同時に伝送すると平衡伝送方式がある。平衡伝送方式は、通常の伝送方式に比べてノイズの影響を受けにくいという利点を有しており、多く採用されつつある。
近年のパーソナルコンピュータやそのネットワークの発達に伴い、各システムは特に動画像の大量のデータを伝送することが求められている。動画像の大量のデータを伝送するためには、データを1Gbit/秒以上の高速度で伝送する必要がある。
データの高速伝送を行うためには、伝送特性を向上させる必要があった。
図11は従来の平衡伝送用コネクタの分解斜視図を示す。
従来の平衡伝送用コネクタ10は、平衡伝送用プラグ本体11、中継基板12、シールドケース13、カバー14から構成されている。平衡伝送用プラグ本体11は、平衡伝送用ソケットコネクタに装着されて、平衡伝送用ソケットコネクタとの接続を行う。
中継基板12は、矢印Y1方向側の端辺に平衡伝送用ケーブル21の信号線が半田付けされ、矢印Y2方向の端辺に平衡伝送用プラグ本体12が半田付けされ、平衡伝送用プラグ本体12と平衡伝送用ケーブル21とを中継し、接続する。
シールドケース13及びカバー14は、平衡伝送用プラグ本体11、中継基板12、平衡伝送用ケーブル21の端部をシールドしつつ、収容する。
従来の平衡伝送用コネクタ10は、平衡伝送用ケーブル21のうち一対の平衡伝送信号線22を構成する第1の信号線22aと第2の信号線22bとを中継基板12の表裏に分けて配線し、中継基板12に半田付けする構成であった。
図12は中継基板12の構成図を示す。
中継基板12は、誘電体基板31の矢印Z1方向側の面にプラグ本体側第1信号線接続パッド41、ケーブル側第1信号線接続パッド42、接地接続パッド43、44、第1信号配線パターン45が形成され、誘電体基板31の矢印Z2方向側の面にプラグ本体側第2信号線接続パッド51、ケーブル側第2信号線接続パッド52、接地接続パッド53、54、第2信号配線パターン55が形成された構成とされている。
プラグ本体側第1信号線接続パッド41には、平衡伝送用プラグ本体11の第1信号端子が接続される。ケーブル側第1信号線接続パッド42には、平衡伝送用ケーブル21の平衡伝送信号線22を構成する第1の信号線22aが接続される。
接地接続パッド43には、平衡伝送用プラグ本体11の接地板が接続される。接地パッド44には、平衡伝送用ケーブル21の平衡伝送信号線22において第1の信号線22a及び第2の信号線22bと対をなすドイレインワイヤ22cが接続される。
第1信号配線パターン45は、プラグ本体側第1信号線接続パッド41とケーブル側第1信号線接続パッド42とを接続する配線パターンである。
プラグ本体側第2信号線接続パッド51には、平衡伝送用プラグ本体11の第2信号端子が接続される。ケーブル側第2信号線接続パッド52には、平衡伝送用ケーブル21の平衡伝送信号線22を構成する第2の信号線22bが接続される。
接地接続パッド53には、平衡伝送用プラグ本体11の接地板が接続される。
接地接続パッド54には、平衡伝送用ケーブル21の平衡伝送信号線22において第1の信号線22a及び第2の信号線22bと対をなすドイレインワイヤ22cが接続される。
第2信号配線パターン55は、プラグ本体側第2信号線接続パッド51とケーブル側第2信号線接続パッド52とを接続する配線パターンである。
このように、従来の中継基板12は、一方の面に第1の信号を伝送する伝送路が形成され、他方の面に第1の信号と対をなす第2の信号の伝送路が形成されていた。
なお、信号の伝送に関して、関連した技術として、高速伝送路を構成するペア信号を伝達される接続パッドをプリント配線板の片側に形成した構造としたカードエッジコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、外層に部品実装用接続パッドを設け、内層に信号ラインを設け、スルーホールを介して外層の部品実装用接続パッドと内層の信号ラインとを接続する構造とした多層プリント配線板が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−26020号公報 特開平4−261097号公報
しかるに、従来の平衡伝送用コネクタ10は、平衡伝送用ケーブル21のうち一対の平衡伝送信号線22を構成する第1の信号線22aと第2の信号線22bとを中継基板12の表裏に分けて配線し、中継基板12に半田付けする構成であったため、一対の平衡伝送信号線22を第1の信号線22aと第2の信号線22bとに分けて、中継基板12の表裏に分配して配置する必要があり、半田付けに手間がかかっていた。
また、プラグ側の配線パターン45とケーブル側の配線パターン55とが中継基板12の表面に形成されており、一対の平衡伝送路が中継基板12の表裏に形成されることになるので、中継基板12の厚さの影響を受ける。中継基板は厚さにばらつきがあるので、伝送特性が一定しないなどの問題点があった。
本願発明は上記の点に鑑みてなされたもので、配線を容易とするとともに、伝送特性を向上することができる平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用ケーブルアッセンブリを提供することを目的とする。
本発明は、プラグ本体とケーブルとを中継する中継基板を有する平衡伝送用コネクタにおいて、ケーブルを中継基板に接続する接続パッドのうち対をなす平衡伝送信号が供給される接続パッドを、中継基板の一方の面に隣接して配置したことを特徴とする。
また、中継基板は多層プリント配線板から構成されており、プラグ本体とケーブルとを接続する配線パターンは中継基板の中間層に配線されていることを特徴とする。
さらに、配線パターンと接続パッドとは、スルーホールによって接続されていることを特徴とする。
また、配線パターンは、プラグ本体とケーブルとの間が等長に形成されていることを特。
プラグ本体を中継基板に接続する接続パッドのうち対をなす平衡信号が供給される接続パッドは、中継基板の一方の面と他方の面とに分かれて配置されていることを特徴とする。
配線パターンのうち対をなす平衡伝送信号が伝送される配線パターンは、接地パターンにより囲まれていることを特徴とする。
また、本発明は、プラグ本体とケーブルとを中継する中継基板を有する平衡伝送用コネクタにおいて、中継基板は多層プリント配線板から構成され、プラグ本体とケーブルとを接続する配線パターンは中継基板の表面から中間層を通ってプラグ本体とケーブルとに接続されることを特徴とする。
ケーブルを前記中継基板に接続する接続パッドのうち対をなす平衡伝送信号が供給される接続パッドは、中継基板の一方の面に隣接して配置されていることを特徴とする。
プラグ本体を中継基板に接続する接続パッドのうち対をなす平衡信号が供給される接続パッドは、中継基板の一方の面と他方の面とに分かれて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ケーブルを中継基板に接続する接続パッドのうち対をなす平衡伝送信号が供給される接続パッドを、中継基板の一方の面に隣接して配置することにより、ケーブルの中継基板への接続を容易に行える。
また、本発明によれば、中継基板を多層プリント配線板で構成し、プラグ本体とケーブルとを接続する配線パターンを中継基板の表面から中間層を通ってプラグ本体とケーブルとを接続する構成とすることにより、中継基板の厚さの影響を受けないので、伝送特性を向上させることができる。
〔システム構成〕
図1は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例のシステム100は、電子機器101と電子機器102とが平衡伝送用ケーブルアッセンブリ103によって接続された構成とされている。
図2は平衡伝送用ケーブルアッセンブリ103の構成図を示す。
平衡伝送用ケーブルアッセンブリ103は、平衡伝送用ケーブル111の両端に平衡伝送用コネクタ112が接続された構成とされている。平衡伝送用コネクタ112は、一方が電子機器101の平衡伝送用ソケットコネクタ104及び他方が電子機器102の平衡伝送用ソケットコネクタ105に接続される。
〔平衡伝送用コネクタ110〕
図3は平衡伝送用コネクタ112の分解斜視図、図4は平衡伝送用コネクタ112の断面図を示す。
本実施例の平衡伝送用コネクタ110は、平衡伝送用プラグ本体121、中継基板122、シールドケース123、カバー124から構成されている。平衡伝送用プラグ本体121は、平衡伝送用ソケットコネクタ105に装着されて、平衡伝送用ソケットコネクタ105との接続を行う。
中継基板122は、矢印Y1方向側の端辺に平衡伝送用ケーブル111の信号線が半田付けされ、矢印Y2方向の端辺に平衡伝送用プラグ本体121が半田付けされ、平衡伝送用プラグ本体121と平衡伝送用ケーブル111とを接続する。
シールドケース123及びカバー124は、平衡伝送用プラグ本体121、中継基板122、平衡伝送用ケーブル111の端部をシールドしつつ、収容する。
〔平衡伝送用ケーブル111〕
次に、平衡伝送用ケーブル111について説明する。
図5は平衡伝送用ケーブル111の横断面図を示す。
平衡伝送用ケーブル111は、外被覆部191及び電線群用遮蔽網線192により複数の平衡伝送路線193を包囲した構成とされている。各平衡伝送路線193は、平衡信号伝送用の対をなす第1の信号線194−1、及び、第2の信号線194−2並びに、ドイレインワイヤ195を有する構成とされている。
〔平衡伝送用プラグ本体121〕
先ず、平衡伝送用プラグ本体121について説明する。
図6は平衡伝送用プラグ本体121の要部の分解斜視図を示す。
平衡伝送用プラグ本体121は、ブロック体131,第1の信号コンタクト132,第2の信号コンタクト133、グランドコンタクト134から構成されている。
ブロック体131は、電気絶縁性を有する合成樹脂製のモールド部品であり、第1の信号コンタクト132,第2の信号コンタクト133、グランドコンタクト134が矢印X1、X2方向に交互に埋設された構造とされている。ブロック体131は、第1、第2の信号コンタクト132、133、グランドコンタクト134を相互に電気的に絶縁させると共に所定のピッチで保持する。
ブロック体131は、ベース部141、突出部142を有する。突出部142は、板状をなし、ベース部141から矢印2方向に突き出している板状の突き出した構造とされている。突出部142が、平衡伝送用ソケットコネクタ105と係合して、第1、第2の信号コンタクト132、133、グランドコンタクト134との接触が行われる。
第1の信号コンタクト132は、コンタクト本体132a、端子部132b、132cから構成されている。コンタクト本体132aは、ブロック体131に埋設される。端子部132bは、コンタクト本体132aから矢印Y2方向に延出しており、突出部142の矢印Z1方向側に表出し、平衡伝送用ソケットコネクタ105との接続を行う。端子部132cは、コンタクト本体132aから矢印Y1方向に延出しており、ブロック体131から矢印Y1方向に延出され、中継基板122の矢印Z1方向側の面で半田付けされ、中継基板122との接続を行う。
第2の信号コンタクト133は、コンタクト本体133a、端子部133b、133cから構成されている。コンタクト本体133aは、ブロック体131に埋設される。端子部133bは、コンタクト本体133aから矢印Y2方向に延出しており、突出部142の矢印Z2方向側に表出し、平衡伝送用ソケットコネクタ105との接続を行う。端子部133cは、コンタクト本体133aから矢印Y1方向に延出しており、ブロック体131から矢印Y1方向に延出され、中継基板122の矢印Z2方向側の面で半田付けされ、中継基板122との接続を行う。
第1の信号コンタクト132と第2の信号コンタクト133とは、矢印Z1、Z2方向に併設され、1対の平衡伝送路を構成している。
グランドコンタクト134は、コンタクト本体134a、端子部134b、134c、134dから構成されている。コンタクト本体134aは、ブロック体131に埋設される。端子部134bは、コンタクト本体134aから矢印Y2方向に延出しており、突出部142の矢印Z1、Z2方向側に表出し、平衡伝送用ソケットコネクタ105との接続を行う。端子部134cは、コンタクト本体133aの矢印Z1方向側から矢印Y1方向に延出しており、ブロック体131から矢印Y1方向に延出され、中継基板122の矢印Z1方向側の面で半田付けされ、中継基板122との接続を行う。端子部134dは、コンタクト本体134aの矢印Z2方向側から矢印Y1方向に延出しており、ブロック体131から矢印Y1方向に延出され、中継基板122の矢印Z2方向側の面で半田付けされ、中継基板122との接続を行う。
グランドコンタクト134は、第1の信号コンタクト132及び第2の信号コンタクト133と矢印X1、X2方向に交互に配置されており、隣接する平衡伝送路の間をシールドしている。
〔中継基板122〕
次に、中継基板122について説明する。
図7は平衡伝送用プラグ本体121及び中継基板122の要部の斜視図、図8は中継基板122の構成図、図9は中継基板122の要部の断面図、図10は中継基板122の要部の平面図を示す。
中継基板122は、多層プリント配線板から構成されている。中継基板122の矢印Z1方向側の面には、プラグ本体側第1信号接続パッド151−1〜151−n、プラグ本体側グランド接続パッド152、ケーブル側第1信号接続パッド153−1〜153−m、ケーブル側第2信号接続パッド154−1〜154−m、ケーブル側グランド接続パッド155が形成されている。なお、m=(n/2)である。
また、中継基板122の矢印Z2方向側の面にはプラグ本体側第2信号接続パッド161−1〜161−n、プラグ本体側グランド接続パッド162、ケーブル側第1信号接続パッド163−1〜163−m、ケーブル側第2信号接続パッド164−1〜164−m、ケーブル側グランド接続パッド165が形成されている。
プラグ本体側第1信号接続パッド151−1には、第1の信号コンタクト132の端子部132cが半田付けされる。プラグ本体側第1信号接続パッド151−1は、スルーホール171を通して中間層に形成された配線パターン181の一端に接続されている。
配線パターン181は中継基板122の中間層に形成されており、一端がスルーホール171に接続され、他端がスルーホール172に接続されている。スルーホール172は中継基板122を矢印Z1方向側表面に表出するように形成されており、ケーブル側第1信号接続パッド153−1に接続されている。これにより、プラグ本体側第1信号接続パッド151−1とケーブル側第1信号接続パッド153−1とが配線パターン181を介して接続される。
なお、同様にして、プラグ本体側第1信号接続パッド151−3とケーブル側第1信号接続パッド153−2、・・・、プラグ本体側第1信号接続パッド151−n−1とケーブル側第1信号接続パッド153−mとが配線パターン181を介して接続される。
また、プラグ本体側グランド接続パッド152には、グランドコンタクト134の端子部134cが半田付けされる。プラグ本体側グランド接続パッド152は、グランドパターン182に接続される。
なお、ケーブル側第1信号接続パッド153−1には、平衡伝送用ケーブル111のうちの一対の平衡伝送路を構成する第1信号線が半田付けされる。
また、ケーブル側第2信号接続パッド154−1には、平衡伝送用ケーブル111のうちのケーブル側第1信号接続パッド153−1に接続される第1信号線と対をなす第2信号線が半田付けされる。ケーブル側第2信号接続パッド154−1には、スルーホール174が接続されている。
さらに、ケーブル側グランド接続パッド155は、平衡伝送用ケーブル111のうちのケーブル側第1信号接続パッド153及びケーブル側第2信号接続パッド154に接続される第1信号線及び第2信号線と対をなす接地線が半田付けされる。
プラグ本体側第2信号接続パッド161−1には、第2の信号コンタクト133の端子部133cが半田付けされる。プラグ本体側第2信号接続パッド161は、スルーホール173を通して中間層に形成された配線パターン183の一端に接続されている。
配線パターン183は中継基板122の中間層に形成されており、一端がスルーホール173に接続され、他端がスルーホール174に接続されている。スルーホール173は中継基板122の矢印Z2方向側表面に表出するように形成されており、プラグ本体側第2信号接続パッド161−1に接続されている。
また、スルーホール174は、中継基板122の矢印Z1方向側表面に表出するように形成されており、ケーブル側第2信号接続パッド154−1に接続されている。これによって、プラグ本体側第2信号接続パッド161−1とケーブル側第2信号接続パッド154−1とは配線パターン183を介して接続される。
同様にして、プラグ本体側第2信号接続パッド161−3とケーブル側第2信号接続パッド154−2、・・・、プラグ本体側第2信号接続パッド161−n−1とケーブル側第2信号接続パッド154−mとが配線パターン183を介して接続される。
なお、プラグ本体側グランド接続パッド162には、グランドコンタクト134の端子部134dが半田付けされ、接地電位とされる。
ケーブル側第1信号接続パッド163−1には、配線パターン184の一端が接続されている。配線パターン184は、中継基板122の矢印Z2方向側の面に形成されており、他端がスルーホール175に接続されている。スルーホール175は、配線パターン184を中継基板122の中間層に形成された配線パターン185の一端に接続する。配線パターン185は、中継基板122の中間層に形成されており、一端がスルーホール175に接続され、他端がスルーホール176に接続されている。スルーホール176は、中継基板122の中間層と矢印Z1方向側の表面とを接続しており、配線パターン185の他端をプラグ本体側第1信号接続パッド151−2に接続する。
以上により、ケーブル側第1信号接続パッド163−1とプラグ本体側第1信号接続パターン151−2とが接続される。
同様に、ケーブル側第1信号接続パッド163−2とプラグ本体側第1信号接続パターン151−4、・・・、ケーブル側第1信号接続パッド163−mとプラグ本体側第1信号接続パターン151−nとが接続される。
ケーブル側第2信号接続パッド164−1には、配線パターン186の一端が接続されている。配線パターン186は、中継基板122の矢印Z2方向側の面に形成されており、他端がスルーホール177に接続されている。スルーホール177は、配線パターン186を中継基板122の中間層に形成された配線パターン187の一端に接続する。配線パターン185は、中継基板122の中間層に形成されており、一端がスルーホール175に接続され、他端がスルーホール177に接続されている。スルーホール177は、中継基板122の中間層と矢印Z2方向側の表面とを接続しており、配線パターン187の他端をプラグ本体側第2信号接続パッド161−2に接続する。
以上により、ケーブル側第2信号接続パッド164−1とプラグ本体側第2信号接続パターン161−2とが接続される。
同様に、ケーブル側第2信号接続パッド164−2とプラグ本体側第2信号接続パターン161−4、・・・、ケーブル側第2信号接続パッド164−mとプラグ本体側第2信号接続パターン161−nとが接続される。
なお、ケーブル側グランド接続パッド165は、平衡伝送用ケーブル111のうちのケーブル側第1信号接続パッド153−1及びケーブル側第2信号接続パッド154−1に接続される第1信号線及び第2信号線と対をなす接地線が半田付けされる。
なお、配線パターン181と配線パターン183、及び、配線パターン184、185と配線パターン186、187とは、例えば、図7に示すようにプラグ本体側第1信号接続パッド151−1〜151−n及びプラグ本体側第2信号接続パッド161−1〜161−nとケーブル側第1信号接続パッド153−1〜153−m、163−1〜163−m及びケーブル側第2信号接続パッド154−1〜154−m、164−1〜164−mとの間で等長となるように中継基板122に配線されている。
また、中継基板122により中継基板122の矢印Z1方向側の面と矢印Z2方向側の面とに分かれていた1対の平衡伝送路を中継基板122の矢印Z1方向側の面、又は、矢印Z2方向側のいずれか一方の面から出力させることができる。
本実施例によれば、平衡伝送用ケーブル111の各平衡伝送路線193の第1の信号線194−1、及び、第2の信号線194−2、並びに、ドレインワイヤ195を中継基板122の一方の面で半田付けすることができるため、半田付けを容易に行える。
また、配線パターン181、183、配線パターン185、187を中継基板122の中間層に形成することにより伝送特性の劣化を防止できる。さらに、配線パターン181、183、配線パターン184,185、186、187を等長とすることにより更に伝送特性の劣化を防止できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例のシステム構成図である。 平衡伝送用ケーブルアッセンブリ103の構成図である。 平衡伝送用コネクタ112の分解斜視図である。 平衡伝送用コネクタ112の断面図である。 平衡伝送用ケーブル111の横断面図である。 平衡伝送用プラグ本体121の要部の分解斜視図である。 平衡伝送用プラグ本体121及び中継基板122の要部の斜視図である。 中継基板122の構成図である。 中継基板122の要部の断面図である。 中継基板122の要部の平面図である。 従来の平衡伝送用コネクタの一例の分解斜視図である。 中継基板12の構成図である。
符号の説明
100 システム、101、102 電子機器
103 平衡伝送用ケーブルアッセンブリ
104、105 平衡伝送用ソケットコネクタ
111 平衡伝送用ケーブル
112 平衡伝送用コネクタ
121 平衡伝送用プラグ本体、122 中継基板、123 シールドケース
124 カバー
131 ブロック体、132 第1の信号コンタクト133 第2の信号コンタクト
134 グランドコンタクト
132a コンタクト本体、132b、132c 端子部
133a コンタクト本体、133b、133c 端子部
151−1〜151−n プラグ本体側第1信号接続パッド
152 プラグ本体側グランド接続パッド
153−1〜153−m ケーブル側第1信号接続パッド
154−1〜154−m ケーブル側第2信号接続パッド
155 ケーブル側グランド接続パッド
161−1〜161−n プラグ本体側第2信号接続パッド
162 プラグ本体側グランド接続パッド、
163−1〜163−m ケーブル側第1信号接続パッド
164−1〜164−m ケーブル側第2信号接続パッド
165 ケーブル側グランド接続パッド
171〜178 スルーホール、181、183、184〜187 配線パターン
182 接地パターン
191 外被覆部、192 電線群用遮蔽網線 193 平衡伝送路線
194−1 第1の信号線、194−2 第2の信号線、195 ドイレインワイヤ

Claims (5)

  1. プラグ本体とケーブルとを中継する中継基板を有する平衡伝送用コネクタにおいて、
    前記中継基板の前記プラグ本体側の表面および裏面に対向して所定ピッチで設けられた、複数のプラグ本体側第1信号接続パッドと、当該複数のプラグ本体側第1信号接続パッドそれぞれに対応する当該複数のプラグ本体側第2信号接続パッドと、
    前記中継基板の前記ケーブル側の表面および裏面に交互に所定ピッチで設けられた、前記複数のケーブル側第1信号接続パッドと、当該複数のケーブル側第1信号接続パッドそれぞれに対応する当該複数のケーブル側第2信号接続パッドと、
    前記中継基板の前記プラグ本体側の表面に設けられた前記プラグ本体側第1信号接続パッドと、前記中継基板の前記ケーブル側の表面に設けられた前記ケーブル側第1信号接続パッドと、を接続する第1配線パターンと、
    前記中継基板の前記プラグ本体側の裏面に設けられた、当該プラグ本体側第1信号接続パッドと対応する前記プラグ本体側第2信号接続パッドと、前記中継基板の前記ケーブル側の表面に設けられた前記ケーブル側第1信号接続パッドに対応する前記ケーブル側第2信号接続パッドと、を接続する第2配線パターンと、
    前記中継基板の前記プラグ本体側の表面に設けられた前記プラグ本体側第1信号接続パッドと隣接する前記プラグ本体側第1信号接続パッドと、前記中継基板の前記ケーブル側の裏面に設けられた前記ケーブル側第1信号接続パッドと、を接続する第3配線パターンと、
    前記中継基板の前記プラグ本体側の裏面に設けられた、前記隣接するプラグ本体側第1信号接続パッドと対応する前記プラグ本体側第2信号接続パッドと、前記中継基板の前記ケーブル側の裏面に設けられた前記ケーブル側第1信号接続パッドと対応する前記ケーブル側第2信号接続パッドと、を接続する第4配線パターンと、を有し、
    前記第1配線パターンと、前記第2配線パターンと、前記第3配線パターンと、前記第4配線パターンと、は全て同じ長さであることを特徴とする平衡伝送用コネクタ。
  2. 前記中継基板は、多層プリント配線板から構成されており、
    前記第1配線パターンと、前記第2配線パターンと、前記第3配線パターンと、前記第4配線パターンとは、前記中継基板の中間層に配線されていることを特徴とする請求項1記載の平衡伝送用コネクタ。
  3. 前記第1配線パターンと、前記第2配線パターンと、前記第3配線パターンと、前記第4配線パターンと、はそれぞれスルーホールによって接続されていることを特徴とする請求項2記載の平衡伝送用コネクタ。
  4. 前記第1配線パターンと、前記第2配線パターンと、前記第3配線パターンと、前記第4配線パターンとは、接地パターンにより囲まれていることを特徴とする請求項2記載の平衡伝送用コネクタ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の平衡伝送用コネクタと、
    前記平衡伝送用コネクタに接続された平衡伝送用ケーブルとを有することを特徴とする平衡伝送用ケーブルアッセンブリ。
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