JP4958731B2 - 掃除装置及びごみの除去方法 - Google Patents
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Description
そこで、粉塵吸引装置の吸引部を解体箇所に近づけて、解体時に発生する粉塵を吸引することが行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
前記真空ホースの中間部には通気する気流の風速を落として前記異物を沈降させて捕集する回収部を備えた異物捕集手段が設けられ、該異物捕集手段は該回収部内に水を注入する水注入部と、水の注入で加圧された該回収部内の空気を外部に放出する空気放出部とを有している。
ここで、前記フィルターは、水で湿潤されていることが好ましい。
前記ごみの除去中には、前記真空ホースの中間部に設けられた異物捕集手段で前記異物を捕集し該異物捕集手段に設けられた回収部に収容して該異物による前記真空ホースの閉塞を防止して前記掃除装置の吸引能力を長時間維持し、
前記ごみの除去終了後には、前記異物捕集手段に設けられた水注入部から水を前記回収部内に注入して該回収部内の前記異物表面及び該回収部内面を濡らして、該異物及び該回収部内面に付着した前記ごみ中の微細物の飛散を防止すると共に、水の注入で加圧された前記回収部内の空気を空気放出部から水で濡れたフィルターを介して外部に放出する。
また、ごみの除去終了後には、異物捕集手段の水注入部から回収部内に水を注入するので、回収部内の異物及び回収部内面を水で濡らすことができ、回収部から異物を取出す際に回収部内の異物及び回収部内面に付着したごみ中の微細物の飛散を防止することができる。そして、水注入部から回収部内への水の注入で加圧された回収部内の空気は、空気放出部から放出させることができるので、回収部を開放した際に異物、回収部内の空気、及び水の噴き出しを防止できる。
請求項3記載の掃除装置においては、フィルターは水で湿潤されているので、ごみ中の微細物をフィルターで確実に捕捉することが可能になる。
請求項6記載の掃除装置においては、回収部に収納された異物の量を容易に確認することができる。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る掃除装置の説明図、図2は同掃除装置の異物捕集手段の側断面図、図3(A)は同掃除装置の異物捕集手段に設けられた空気放出部の側断面図、(B)は(A)のA−A矢視断面図、図4は同掃除装置を使用したごみの除去方法の説明図である。
パイプ15は、例えば、プラスチック製であって、その長さは延長パイプの取り付けによって調整する。そして、パイプ15の先部には、石綿スレート板11の撤去作業において、石綿ダストの発生箇所を覆うダスト飛散防止カバー19が取り付けられている。
ダスト飛散防止カバー19は、膜状の透明部材(例えば、ポリプロピレン、塩化ビニルなど)で形成されたドーム状のフード22を有しており、フード22の一部(側部)には、開口部20が設けられて、上部にパイプ15の先部を挿通させ挿入したパイプ15の側面に密接するパイプ挿入部21が形成されている。また、ダスト飛散防止カバー19は、フード22の下部周縁及び開口部20の縁に取り付けられ弾力性部材(例えば、ゴム、スポンジなど)から形成された補強部23を有している。更に、ダスト飛散防止カバー19には、フード22の内面側に当接してフード22をドーム状に保持する、例えば、針金などの形状保持部材(図示せず)が設けられている。
このような構成とすることにより、ごみを巻き込んだ気流が吸込み部29から回収部26内に流入すると、気流の風速が急激に低下して釘12が回収部26の底に沈降し、釘12が除去された後のごみを巻き込んだ気流が分離板39と回収部26の内面との隙間を通過して吐出部30内に流入する。そして、分離板39が存在することで、回収部26の底に沈降した釘12が気流で舞い上げられて、吐出部30に流入するのが防止される。
図1、図3に示すように、屋根板24に釘止めされている石綿スレート板11の撤去作業では、釘抜き具25で釘12を取り除く際に、石綿ダストが発生する。そこで、釘12の周囲を、パイプ15の先部に取り付けられたダスト飛散防止カバー19で覆い、石綿スレート板11を固定している釘12にパイプ15の先部の吸引口14を近接配置する。そして、載置台64上に配置した掃除機本体17を運転して吸引口14からダスト飛散防止カバー19内の空気を吸引しながら、開口部20から釘抜き具25を差し込んで、釘12を引き抜く。このとき、発生する石綿ダストは、掃除機本体17で捕集することができ、石綿ダストの外部への飛散が防止できる。なお、掃除機本体17は高所に配置するので、掃除機本体17は図示しない固定部材で載置台64に固定されている。
ここで、吸引口14に設けられたブラシ13によって引き抜かれた釘12が吸引されるのが防止できるが、吸引口14を釘12に近接させているため、釘12が石綿ダストと共に吸引されることがある。釘12が吸引口14から吸引された場合、石綿ダストと異物である釘12が混じった状態のごみが、真空ホース16内を移送される。
このように、釘12が回収部26で分離除去されることにより、図4に示すように、屋根板24の石綿スレート板11の撤去作業を行なっていて、撤去作業場所が掃除機本体17に近づいて長尺の真空ホース16の一部が、例えば、屋根から垂れ下がってたるみ部65が形成されている状態で、吸引中に吸引口14が石綿スレート板11などに密着して吸込み風量が一気に減少しても、あるいは、掃除機本体17内に徐々にごみがたまって吸込み風量が低下してきても、たるみ部65に釘12が集まって真空ホース16を閉塞させて一気に吸引不能になる事態が防止できる。
例えば、実施の形態では、回収部を透明部材で構成したが、半透明部材で構成してもよい。分離板の外周部に分離用メッシュ部材を突設させたが、分離用メッシュ部材は、その一端側を分離板の外周部に、他端側を蓋部の内側にそれぞれ取り付けるように設置しても、吐出部の入口に直接取り付けてもよい。
更に、異物捕集手段を床載置型として屋根上に載置して使用したが、肩に掛けて使用するようにしてもよい。異物捕集手段を肩に掛けて使用することで、ハンドリング用のパイプの操作が容易になって、ごみの吸引除去の作業を効率的に行なうことができる。
また、異物として釘が含まれたごみについて説明したが、ねじ、砂、砂利、金属片、セラミック片を含むごみであってもよい。
Claims (7)
- 吸引口を先部に備えるハンドリング用のパイプと、該パイプに真空ホースを介して接続される掃除機本体とを有し、釘、ねじ、その他の金属片、及びセラミック片の1又は2以上を含む異物が混じっているごみを吸引除去しながら該異物を回収する掃除装置であって、
前記真空ホースの中間部には通気する気流の風速を落として前記異物を沈降させて捕集する回収部を備えた異物捕集手段が設けられ、該異物捕集手段は該回収部内に水を注入する水注入部と、水の注入で加圧された該回収部内の空気を外部に放出する空気放出部とを有していることを特徴とする掃除装置。 - 請求項1記載の掃除装置において、前記空気放出部は、該空気放出部の放出口から前記回収部内に空気が流入するのを防止する逆止弁と、該逆止弁と該放出口の間に設けられたフィルターとを有していることを特徴とする掃除装置。
- 請求項2記載の掃除装置において、前記フィルターは、水で湿潤されていることを特徴とする掃除装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の掃除装置において、前記異物捕集手段は、前記回収部の開口を塞ぐ蓋部を有し、該蓋部には前記真空ホースの上流側と接続し前記回収部に連通する吸込み部と、前記回収部と連通し前記真空ホースの下流側と接続する吐出部が設けられ、前記回収部の流路断面積は前記吸込み部の流路断面積に対して急拡大していることを特徴とする掃除装置。
- 請求項4記載の掃除装置において、前記蓋部の内側には、前記回収部の内面と隙間を有して分離板が設けられ、しかも、前記吸込み部のみが該分離板を貫通していることを特徴とする掃除装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の掃除装置において、前記回収部の全部又は一部が、透明部材又は半透明部材で構成されていることを特徴とする掃除装置。
- 掃除装置に設けられた真空ホースを用いて、釘、ねじ、その他の金属片、及びセラミック片の1又は2以上を含む異物が混じっているごみを吸引除去しながら該異物を回収するごみの除去方法において、
前記ごみの除去中には、前記真空ホースの中間部に設けられた異物捕集手段で前記異物を捕集し該異物捕集手段に設けられた回収部に収容して該異物による前記真空ホースの閉塞を防止して前記掃除装置の吸引能力を長時間維持し、
前記ごみの除去終了後には、前記異物捕集手段に設けられた水注入部から水を前記回収部内に注入して該回収部内の前記異物表面及び該回収部内面を濡らして、該異物及び該回収部内面に付着した前記ごみ中の微細物の飛散を防止すると共に、水の注入で加圧された前記回収部内の空気を空気放出部から水で濡れたフィルターを介して外部に放出することを特徴とするごみの除去方法。
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