JP4958026B1 - 繰出容器開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】嵌合体一1及び嵌合体二17のそれぞれは上下方向に嵌合保持し周方向において互いに逆方向に回転自在で、筒体内部には回転に連動して上下移動するスライド体一Aを有し該スライド体一Aは口紅類等を嵌合保持し、スライド体一Aの上方にロッド7、8を設け嵌合体一Aの内部上方には回動自在なシャッター5、6を設け該シャッター5、6と前記ロッド7、8が連動し該シャッター5.6は戻しバネ4a、4bにより弾発付勢され通常は先端開口を閉塞していて、スライド体一Aが上昇するとロッド下端7bとスライド体一Aの上端が当接し戻しバネ4a、4bの弾発に対抗してシャッター5、6が開き口紅類の突出繰出し調整できる。
【選択図】図1
Description
上記キャップ着脱の不便さを解消するための考案が特開2010−178917に掲載されている、該掲載の考案は繰出容器開閉装置で容器の上下それぞれを摘んで相対回転させることで、はすば歯車に連動するラックの上部に付設した蓋の上下移動に対し被使用物が上下逆移動する共に口紅類等の出没する開孔部を蓋部で開閉する機構になっている。
更に前記掲載の考案で蓋の材質によるが被使用物が出没する開孔部の内側面に蓋が折り曲がって接触しながら移動するために摺動抵抗が大きくなり結果として容器を掴んで相対回転させる為により大きな力を要することになる。
更に上記摺動抵抗が大きいために上記開口部の形状は斜になって形状的に制約がある。
以上の問題も鑑み解決することにある。
更に片手指のみで自動的にシャッターが開閉することでキャップ脱落の不具合、及びキャップ着脱の不便さ、及びに掴み代を相対回転させる両手使いの不便さを解消している。
更に同方向回転させることで口紅類等14は開口部1aより突出して繰出し量が最大の状態を図3に示し、相対回転方向を調整することで希望する繰出し量を決める。
更に下方向にシフトさせることで口紅類等14は開口部1aより突出して繰出し量が最大状態を図6に示し、上下にシフト調整することで希望する繰出し量を決める。
1a 開口部
1b 嵌合溝
1c 嵌合溝
1d
1e ガイド溝
1f ガイド溝
1g 嵌合部一
1h 支軸穴
1i 支軸穴
2 ガイド筒
2a 螺旋孔
3 底部
4a 戻しバネ
4b 戻しバネ
5 シャッター
5a ピニオン部
5b 支軸
5c 閉合面
5d
5e 嵌合穴
5f 端部一
5g 端部二
6 シャッター
6a ピニオン部
6b 支軸
6c 閉合面
6d
6e 嵌合穴
6f 端部一
6g 端部二
7 ロッド
7a ラック部
7b ロッド下端
8 ロッド
8a ラック部
8b ロッド下端
9 スリーブ
9a
9b 受動歯
9c スリーブ上端
9d スライドピン
9e スライドピン
10 ホルダー
11 スライド軸
12 受軸
13 アジャスター
13a
13b 駆動歯
14 口紅類等
15 内側周面
16 内側周面
17 嵌合体二
17a 嵌合部二
17b 外筒一
101 外筒二
A スライド体一
B スライド体二
Claims (10)
- 筒体の外周面が上部と下部に分かれ、それぞれを摘み代として相対回転させることで口紅類等の被使用物が前記筒体の先端開口より出没及び繰出し繰戻し自在に構成される繰出容器開閉装置において、筒体の上部を嵌合体一、筒体の下部を嵌合体二とし、嵌合体一及び嵌合体二のそれぞれは上下方向に嵌合保持し周方向において互いに逆方向に回転自在で、筒体内部には回転に連動して上下移動するスライド体一を設け該スライド体一は口紅類等を嵌合保持し、スライド体一の上方にロッドを設け嵌合体一の先端に開口部が有り該開口部の直下には回動自在なシャッターを設け該シャッターと前記ロッドが連動し該シャッターは戻しバネにより弾発付勢され通常は先端開口部を閉塞していて、スライド体一が上昇するとロッド下端とスライド体一の上端が当接し戻しバネの弾発に対抗してシャッターが開き口紅類の突出繰出し調整できることを特徴とする繰出容器開閉装置。
- 筒体の外周面は単筒体で該単筒体側部に調整体を設け該調整体のアジャスターを操作することで口紅類等の被使用物が前記単筒体の先端開口より出没及び繰出し繰戻し自在に構成される繰出容器開閉装置において、アジャスターは上下方向に回動自在で該アジャスターに連動して単筒体内を上下移動するスライド体二を設け該スライド体二は口紅類等を嵌合保持し、スライド体二の上方にロッドを設け単筒体の先端に開口部が有り該開口部の直下には回動自在なシャッターを設け該シャッターと前記ロッドが連動し該シャッターは戻しバネにより弾発付勢され通常は先端開口部を閉塞していて、スライド体二が上昇するとロッド下端とスライド体二の上端が当接し戻しバネの弾発に対抗してシャッターが開き口紅類の突出繰出し調整できることを特徴とする繰出容器開閉装置。
- 嵌合体一の外周側面が摘み代で該嵌合体一の下端に嵌合部一を有し、嵌合体一の内側には前記スライド体一を上下移動するため一対の対向した切欠状のガイド溝が上下間に設けられ、又嵌合体一の内側面にはロッドを保持するための一対の対向した切欠状の嵌合溝が上下間に設けられ、嵌合体一の開口部の内側面は球面形状を成し、軸心に直交する直線と交わる嵌合体一の上部側面にはシャッターの回転を支持する一対の対向した支軸穴を設けていることを特徴とする請求項1記載の繰出容器開閉装置。
- 嵌合体二が外筒一と該外筒一の内側にガイド筒を設けた同心円筒の二重筒で各筒の下方は平坦な底部で繋がっていて外筒一の長さはガイド筒の長さに対し3分の1程で上部内側にフランジ状の嵌合部二があり該嵌合部二は嵌合部一と嵌合し、外筒一の外周は摘み代になっていて、前記ガイド筒は上下間に一対の螺旋孔を有し、一対の該螺旋孔はガイド筒の円周上に於いて対向していて同形状を成していることを特徴とする請求項3記載の繰出容器開閉装置。
- 単筒体が外筒二と該外筒二の内側にガイド筒を設けた同心円筒の二重筒で各筒の下方は平坦な底部で繋がっていて、外筒二の内側にはロッドを保持するための一対の対向した切欠状の嵌合溝が上下間に設けられ、外筒二の開口部の内側面は球面形部を有し、軸心に直交する直線と交わる外筒二の上部側面にはシャッターの回転を支持する一対の対向した支軸穴を設けていて、前記ガイド筒は上下間に一対の螺旋孔を有し、該一対の螺旋孔はガイド筒の円周上に於いて対向していて同形状を成していることを特徴とする請求項2記載の繰出容器開閉装置。
- 外筒二の中央側面に調整体を設けるための刳抜き穴を有し、調整体は刳抜き穴の上下に亘る左右間に受軸或は受板を備え該受軸或は受板の外周面を上下周方に巻付く輪ベルト状のアジャスターで構成され該アジャスターの内周面は滑らかで該受軸或は受板の外周面に摺動しアジャスターの表面ははす歯状の駆動歯を有し上下回動自在な柔軟且つ摺動摩擦抵抗が小さいことを特徴とする請求項5記載の繰出容器開閉装置。
- 戻しバネが一対の同形状の渦巻き形状で、シャッターの嵌合穴を戻しバネの中心として双方の戻しバネの一端が双方のシャッター面に嵌合係止され双方の戻しバネの他の一端が嵌合体一内側面或は外筒二内側面の双方支軸穴に接近した位置に嵌合係止され双方のシャッターは支軸を支点として戻しバネに弾発付勢されて上方に回動してシャッター前面の閉合面が互いに閉合し、又シャッターの外周面が開口部内側面に摺動して双方のシャッターが嵌合体一或は外筒二の開口部を開閉することを特徴とする請求項3又は請求項5のいずれか一つに記載の繰出容器開閉装置。
- スライド体一は嵌合体二のガイド筒の内側に円筒状のホルダーが挿入され外側には円筒状のスリーブが挿入され前記ホルダーと前記スリーブは同心円筒で、ガイド筒の軸心に直交する直線上でホルダーの外周面とスリーブの内周面を連結するスライド軸があり該スライド軸はガイド筒の螺旋孔を貫通していて前記スライド軸の外延長上のスリーブ外周面の双方に突出したスライドピンを有していて該スライドピンは嵌合体一のガイド溝に嵌り該嵌合体一及び嵌合体二の相対回転によりスライド体一が上下移動してホルダーに嵌合保持する口紅類等の被使用物が繰出し繰戻しされることを特徴とする請求項7記載の繰出容器開閉装置。
- スライド体二は単筒体のガイド筒の内側に円筒状のホルダーが挿入され外側には円筒状のスリーブが挿入され前記ホルダーと前記スリーブは同心円筒で、ガイド筒の軸心に直交する直線上でホルダーの外周面とスリーブの内周面を連結するスライド軸があって、該スライド軸はガイド筒の螺旋孔を貫通していて、スリーブの外周面にはすば歯状の受動歯を設けていて該受動歯は調整体のアジャスターの駆動歯と噛合っていてアジャスターの上下回動によりスライド体二は上下移動してホルダーに嵌合保持する口紅類等の被使用物が繰出し繰戻しされることを特徴とする請求項7記載の繰出容器開閉装置。
- ロッドが一対の対向する上下に長い角棒状で該ロッドの上部側方にラック部を設け嵌合体一或は外筒二の嵌合溝に該ロッドの上半分が嵌り該ラック部とシャッターのピニオン部が噛合っていて戻しバネの弾発によりロッドは下方に付勢され前記スライド体一或はスライド体二の上昇によりスリーブ上端がロッド下端に当接してロッドは上昇し戻しバネの弾発に対抗してシャッターが開きロッド下端が嵌合溝の下端まで上昇するとロッド下端はスリーブ上端から外れてロッドは完全に嵌合溝に嵌りロッドの内側面はスリーブの外周面に接してロッド下端は嵌合溝の下端に付勢係止されてシャッターは開放状態を保持することを特徴とする請求項8又は請求項9のいずれか一つに記載の繰出容器開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011111861A JP4958026B1 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 繰出容器開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011111861A JP4958026B1 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 繰出容器開閉装置 |
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JP2012228496A JP2012228496A (ja) | 2012-11-22 |
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Family Applications (1)
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JP2011111861A Active JP4958026B1 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 繰出容器開閉装置 |
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2011
- 2011-04-26 JP JP2011111861A patent/JP4958026B1/ja active Active
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