JP4957860B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
静電潜像が形成される感光体と、現像剤を収容するとともに前記装置本体に着脱可能な複数の現像剤カートリッジと、現像剤を前記感光体に送る複数の現像器と、当該複数の現像器を並べた状態で一体的に支持するとともに記装置本体に対して内側に位置する内側位置と前記装置本体に対して外側に位置する外側位置との間を前記現像器の並び方向に沿って移動可能に構成され、前記現像剤の並び方向と直交する方向に互いに対向する一対の側壁を備えた支持部材とを有するプロセスユニットとを備え、前記装置本体または前記現像剤カートリッジには、前記各現像剤カートリッジからの現像剤を前記プロセスユニットへ供給する複数の供給口が、前記プロセスユニットの移動方向と直交する方向においてずらして形成され、前記装置本体は、前記支持部材の一対の側壁を、前記移動方向に沿って案内するための案内部を有し、前記支持部材の側壁の一方には、前記移動方向と直交する方向においてずらして形成されるとともに前記各供給口に接続されて前記各供給口からの現像剤を受け入れる複数の受入口と、前記各受入口を塞ぐ第1閉塞位置と開放する第1開放位置とに移動可能な受入側シャッタとが設けられ、さらに、前記プロセスユニットが前記内側位置へ移動する過程において、前記受入側シャッタに当接して前記受入側シャッタを前記第1開放位置へ移動させる第1当接部材が設けられたことを特徴とする。
とを意味する。そのため、プロセスユニットが装置本体から完全に外れるまで脱離される場合を含む他、プロセスユニットの一部が装置本体内に残った状態で脱離される場合も含む。
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図面において、図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図であり、図2はドロアの開口部を示す断面図である。なお、以下の説明においては、まず、カラープリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体2内に、用紙Pを供給する給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部4と、画像が形成された用紙Pを外部に排出する排紙部5とを備えている。
給紙部3は、装置本体2内の下方において、装置本体2に着脱自在に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31から用紙Pを画像形成部4へ搬送する用紙供給機構32およびレジストローラ33とを備えている。用紙供給機構32は、公知の給紙ローラ、分離ローラ、分離パッドおよび紙粉取りローラ(符号略)などからなり、給紙トレイ31内の用紙Pを一枚ずつ分離して上方のレジストローラ33に供給する。レジストローラ33に供給された用紙Pは、レジストローラ33でその先端が揃えられた後、上方の画像形成部4へ搬送される。
画像形成部4は、スキャナ部6、プロセス部7、転写部8および定着部9を備えている。
スキャナ部6は、装置本体2の下部、詳しくは給紙トレイ31とプロセス部7との間に設けられており、公知のレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡(符号略)を備えている。スキャナ部6では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザが、図に2点鎖線で示す経路を通って、感光体の一例としての感光ドラム75に照射されている。
プロセス部7は、スキャナ部6の上方、詳しくはスキャナ部6と転写部8の間に配置されており、装置本体2に対して着脱可能となるプロセスユニット70と、プロセスユニット70の左側に配設されて装置本体2に対して着脱可能となる複数の現像剤カートリッジ73(図2参照)とを備えている。プロセスユニット70は、支持部材の一例としての箱状のドロア71と、ドロア71内に配設される複数の現像器72とを備えている。また、各現像剤カートリッジ73には、現像剤の一例としての異なる色のトナーがそれぞれ収容されている。以下に、プロセス部7の構成について簡単に説明し、詳細な構造は後で詳述する。
転写部8は、駆動ローラ82、従動ローラ81、中間転写ベルト83、1次転写ローラ84、2次転写ローラ85およびクリーニング部86を備えている。
により、各感光ドラム75上のトナー像が中間転写ベルト83上に転写される。
定着部9は、転写部8の下流側、詳しくは2次転写ローラ85の上方に配置され、公知の加熱ローラ91および加圧ローラ92を備えている。この定着部9では、加熱ローラ91と加圧ローラ92との間で用紙Pを挟持しつつ送り出すことで、用紙P上のトナー像を熱定着させる。
排紙部5は、複数の搬送ローラ(符号省略)を有しており、定着部9から排出された用紙Pを、装置本体2の上部に形成された排紙トレイ51へ搬送する。
次に、本発明の特徴部分の構造について詳細に説明する。参照する図面において、図3はシャッタ機構が閉じた状態を示す分解斜視図(a)と、シャッタ機構が開いた状態を示す斜視図(b)である。図4はカートリッジ側シャッタ機構が閉じた状態を示す斜視図(a)と、カートリッジ側シャッタ機構が開いた状態を示す斜視図(b)である。
り、ベース部材110の左側面が階段状に形成されている。また、最も手前側にある延出部112は、奥側の3つの延出部112と略同じ距離だけ延びるとともに、その手前側の端部に、左側へ延びて第1スプリング140を支持するフランジ部113が形成されている。
2スプリング240とを備えて構成されている。
差面215に接合される。
スライド用フランジ71Eは、ドロア71の左右両側壁の上端から左右方向外側に向けて延出するように形成されている。
よび(b)に簡略して図示するように、ドロア71の各受入側シャッタ130が装置本体2のベース部材210の各段差面215と当接することで、各受入側シャッタ130がドロア71に対して手前側に相対的に移動する。また、このとき、ドロア71のベース部材110の各段差面114(詳しくはシャッタ支持壁120の奥側の端部も含む)が装置本体2の各供給側シャッタ230と当接することで、各供給側シャッタ230が奥側に移動する。
各開口部121,221が左右方向においてずらして配置されることにより、ドロア71の装着時に複数の受入側シャッタ130および供給側シャッタ230を各ベース部材110,210に当接させて開放することができるので、各開口部121,221を容易に接続することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係るカラープリンタ1の一部の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。参照する図面において、図9は第2の実施形態に係るカラープリンタを示す断面図であり、図10は装置本体からプロセスユニットを取り外した状態を示す断面図である。図11は、現像剤カートリッジを示す斜視図(a)と、シャッタ機構を示す斜視図(b)である。また、図12はフロントパネルを開いた状態を示す断面図であり、図13はカートリッジ用カバーを開いた状態を示す断面図である。
給装置300を備えて構成されている。
330に接続される。なお、図11(b)においては、シャッタ機構330に現像器72’のシャッタ支持部402が接続された状態を図示している。
前記第1の実施形態では、プロセスユニット70(具体的にはプロセスユニット70の一部として設けられるシャッタ機構100)に形成される開口部121と、装置本体2の開口部221とを接続させたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像剤カートリッジに形成される開口部(供給口および接続口)と、プロセスユニットの開口部とを直接接続させてもよい。
前記各実施形態では、開口部121,221等を左右方向においてずらして配置したが、本発明はこれに限定されず、着脱方向に直交する方向であればどの方向にずらしてもよく、例えば上下方向にずらしてもよい。
前記実施形態では、感光体として感光ドラム75を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体を採用してもよい。
2 装置本体
70 プロセスユニット
71 ドロア
72 現像器
73 現像剤カートリッジ
74 現像ケース
74A 開口部
75 感光ドラム
100 シャッタ機構
110 ベース部材
114 段差面
120 シャッタ支持壁
121 開口部
122 受入口
123 戻し口
130 受入側シャッタ
140 第1スプリング
200 カートリッジ側シャッタ機構
210 ベース部材
215 段差面
221 開口部
222 供給口
223 接続口
230 供給側シャッタ
240 第2スプリング
Claims (6)
- 装置本体と、
静電潜像が形成される感光体と、
現像剤を収容するとともに前記装置本体に着脱可能な複数の現像剤カートリッジと、
現像剤を前記感光体に送る複数の現像器と、当該複数の現像器を並べた状態で一体的に支持するとともに記装置本体に対して内側に位置する内側位置と前記装置本体に対して外側に位置する外側位置との間を前記現像器の並び方向に沿って移動可能に構成され、前記現像剤の並び方向と直交する方向に互いに対向する一対の側壁を備えた支持部材とを有するプロセスユニットとを備え、
前記装置本体または前記現像剤カートリッジには、前記各現像剤カートリッジからの現像剤を前記プロセスユニットへ供給する複数の供給口が、前記プロセスユニットの移動方向と直交する方向においてずらして形成され、
前記装置本体は、前記支持部材の一対の側壁を、前記移動方向に沿って案内するための案内部を有し、
前記支持部材の側壁の一方には、前記移動方向と直交する方向においてずらして形成されるとともに前記各供給口に接続されて前記各供給口からの現像剤を受け入れる複数の受入口と、前記各受入口を塞ぐ第1閉塞位置と開放する第1開放位置とに移動可能な受入側シャッタとが設けられ、
さらに、前記プロセスユニットが前記内側位置へ移動する過程において、前記受入側シャッタに当接して前記受入側シャッタを前記第1開放位置へ移動させる第1当接部材が設けられたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記各供給口を塞ぐ第2閉塞位置と開放する第2開放位置とに移動可能な供給側シャッタを備え、
前記プロセスユニットには、前記プロセスユニットが前記内側位置へ移動する過程において、前記供給側シャッタに当接して、前記供給側シャッタを第2開放位置へ移動させる第2当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記受入側シャッタを第1閉塞位置に付勢する第1付勢部材と、
前記供給側シャッタを第2閉塞位置へ付勢する第2付勢部材とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記各受入側シャッタが、前記移動方向に延びる板状に形成されるとともに、
前記各受入口が、前記受入側シャッタの板厚方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記複数の現像剤カートリッジと前記プロセスユニットが、水平方向に並んでいること
を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記プロセスユニットは、前記各現像器から前記各現像剤カートリッジへ現像剤を戻すための複数の戻し口をさらに有し、
前記装置本体または前記現像剤カートリッジは、前記各戻し口に接続されて前記各戻し口からの現像剤を受け入れる接続口をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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